JP2022036628A - 作業車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】障害物センサの取付高さを確保しつつ、ボンネットの開閉を阻害することも防止できる作業車両を提供する。【解決手段】走行機体5と、走行機体5の前部に設けられ、エンジンルームを開閉するボンネット7と、走行機体5の前端部に前方突出状に設けられ、フロントウェイト15を支持するウェイトブラケット13と、走行機体5の前端部に設けられ、機体前方の障害物を検出するレーザーレンジファインダ51と、を備えるトラクタ1であって、ウェイトブラケット13に固定され、かつ上方に延出するセンサブラケット60をさらに備え、センサブラケット60は、側面視において、所定の間隔を介してボンネット7の前方に位置し、レーザーレンジファインダ51は、センサブラケット60の上部に取付けられる。【選択図】図3

Description

本発明は、トラクタなどの作業車両に関する。
走行機体の前端部に障害物センサを備え、機体前方の障害物を検出可能な作業車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。例えば、GPS測位システムを利用して自律走行を行う作業車両では、障害物センサの検出信号に応じて、障害物を回避するように自動操舵したり、走行を自動停止する制御が行われている。
特開2017-171253号公報
特許文献1の作業車両では、機体前端部に設けられるウェイトブラケット(具体的には、ウェイトブラケットに取付けられるウェイト部材の上面)を利用して障害物センサを取付けているため、コスト的に有利であるが、障害物センサの取付高さが制約されるという問題がある。例えば、障害物センサがレーザーレンジファインダである場合、畦などを検出しないように取付高さを設定する必要があるが、特許文献1の作業車両では、取付高さが不足する可能性がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、走行機体と、前記走行機体の前部に設けられ、エンジンルームを開閉するボンネットと、前記走行機体の前端部に前方突出状に設けられ、ウェイト部材を支持するウェイトブラケットと、前記走行機体の前端部に設けられ、機体前方の障害物を検出する障害物センサと、を備える作業車両であって、前記ウェイトブラケットに固定され、かつ上方に延出するセンサブラケットをさらに備え、前記センサブラケットは、側面視において、所定の間隔を介して前記ボンネットの前方に位置し、前記障害物センサは、前記センサブラケットの上部に取付けられることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の作業車両であって、前記走行機体の前端部に設けられ、前記エンジンルーム内に冷却風を導入する吸気部と、前記走行機体の前端部に設けられ、機体前方を照らすヘッドライトと、をさらに備え、前記センサブラケットは、前記ウェイトブラケットに固定され、かつ上方に延出する左右の縦枠部と、左右の前記縦枠部の上端部同士を連結する横枠部と、左右の前記縦枠部及び前記横枠部で囲まれる開口部と、を備える正面視冂字形状であり、前記開口部は、前記吸気部の前方に位置し、前記横枠部は、正面視で前記ヘッドライトよりも下方に位置し、前記障害物センサは、前記横枠部に角度調整可能に取付けられることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の作業車両であって、前記センサブラケットの側部には、機体側方の障害物を検出する側方用障害物センサの取付部が設けられていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ウェイトブラケットに固定され、かつ上方に延出するセンサブラケットをさらに備え、障害物センサは、センサブラケットの上部に取付けられるので、ウェイトブラケットを利用して障害物センサを取付けるものでありながら、障害物センサの取付高さを確保できる。また、センサブラケットは、側面視において、所定の間隔を介してボンネットの前方に位置するので、ボンネットの開閉を阻害することも防止できる。
請求項2の発明によれば、センサブラケットは、吸気部の前方に位置する開口部を備えるので、吸気への影響を抑制できる。また、センサブラケットの横枠部は、正面視でヘッドライトよりも下方に位置するので、ヘッドライトの照射域も確保できる。また、障害物センサは、横枠部に角度調整可能に取付けられるので、障害物センサの検出高さや検出範囲を任意に調整できる。
請求項3の発明によれば、センサブラケットの側部には、機体側方の障害物を検出する側方用障害物センサの取付部が設けられているので、側方用障害物センサのブラケットを不要にしてコストを削減できる。
本発明の一実施形態に係るトラクタの側面図である。 機体前部の斜視図である。 前方用及び側方用の超音波センサが取付けられた状態を示す機体前部の斜視図である。 機体前部の分解斜視図である。 センサブラケットの斜視図である。 センサブラケットの3面図であり、(a)はセンサブラケットの平面図、(b)はセンサブラケットの正面図、(c)はセンサブラケットの側面図である。 センサ検出範囲を示す側面図である。 センサ検出範囲を示す平面図である。 トラクタの制御構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1において、1は作業車両であるトラクタであって、該トラクタ1は、前輪2及び後輪3により支持される走行機体5を備えている。走行機体5の後部には、不図示の昇降リンク機構及び昇降シリンダを介して、ロータリ耕耘装置等の各種の作業機を昇降自在に連結可能であり、トラクタ1は、走行機体5を前進走行させながら、作業機によって耕耘作業等の各種作業を行なう。なお、例えばポテトハーベスタ等の大型の作業機は、走行機体5に対して昇降不能に取り付けられてもよい。
走行機体5は、前後方向に延びる金属製の車台6を備えており、該車台6の前部に取付けられて、不図示のエンジンルームを覆うボンネット7と、ボンネット7の後方に配置されるキャビン9と、を有している。なお、本実施の形態では、キャビン9内で着座する作業者が向く正面側を前方向とし、該前方向を基準に前後左右方向が定義される。
ボンネット7は、エンジンルームの上方側を覆うボンネットフード10と、左右のサイドカバー11と、前方を覆うフロントグリル12と、からなり、ボンネットフード10は、その後部側を支点にして開閉自在に、かつ閉じた状態で固定自在となっている。また、フロントグリル12は、エンジンルーム内に冷却風を導入する上下の吸気部41、42と、上下の吸気部41、42間に設けられ、機体前方を照らす左右のヘッドライト43と、を備える。
図1~図4に示すように、車台6の前端部6aには、ウェイトブラケット13が固定されている。ウェイトブラケット13は、図4に示すように、機体前端部に固定される固定プレート13cと、固定プレート13cの左右両端部から前方に延びる左右一対のアーム13aと、アーム13aの先端に固定され、略水平方向に延びるバー13bと、を有している。バー13bには、複数(本実施の形態では4つ)のフロントウェイト15(ウェイト部材)が選択的に取付けられる。なお、本実施形態のウェイトブラケット13は、バー13bに複数の取付孔13dを有しており、これらの取付孔13dを利用すれば、フロントウェイト15に代えて、散布機などのフロント作業機を取付けることができる。
フロントウェイト15は、バー13bに係止可能な不図示の係止爪を有しており、係止爪をバー13bに上方から係合させることで、トラクタ1の前部の荷重が増加する。フロントウェイト15は、例えば一つ20kgあり、適当な重量及び数のフロントウェイトをバー13bに係止可能である。
トラクタ1は、後部に作業機を連結するか否かで前後バランスが大きく異なり、重量の大きい作業機をトラクタ1の後部に取付けた場合には、トラクタ1の前部が浮き気味になって、走行性能や作業性能が低下する虞がある。このため、通常、トラクタ1の後部に作業機を連結した場合には、トラクタ1のバー13bに適当な重量及び数のフロントウェイト15を取り付けることで、前後の荷重バランスを良好にすることができる。
一方、トラクタ1の後部に作業機を連結しない場合にフロントウェイト15を付けたままにすると、トラクタ1の前部の荷重が後部に比して過大となって、旋回性能や燃費が低下してしまう。このため、フロントウェイト15は、作業機の脱着に応じて適宜着け外しする必要がある。
図3などに示すように、ウェイトブラケット13には、後述するセンサブラケット60を介して、障害物センサ50が取付けられている。本実施形態の障害物センサ50は、3種類の障害物センサを含み、第1の障害物センサは、機体前方の障害物をレーザー光の反射光に基づいて検出するレーザーレンジファインダ51(障害物センサ)であり、第2の障害物センサは、機体前方の障害物を超音波の反射波に基づいて検出する前方用超音波センサ52であり、第3の障害物センサは、機体側方の障害物を超音波の反射波に基づいて検出する側方用超音波センサ53(側方用障害物センサ)である。
図1に示すように、キャビン9は、フロントガラス16と、ドア17と、リアガラス19と、これらフロントガラス16、ドア17、リアガラス19で覆われた空間の上部を覆う天板20と、を有している。天板20には、不図示のアンテナを有するリモコン受信部21及びGPS22(図9参照)が取付けられている。なお、キャビン9の外部には、ホーン25L及び表示灯26(図9参照)が取り付けられている。表示灯26は、複数の色(本実施の形態では3色)及び表示方法(例えば常時点灯及び点滅)によって異なる状態を表示可能となっている。
図9に示すように、トラクタ1は、制御部27を備える。制御部27の入力側には、リモコン受信部21と、GPS22と、レーザーレンジファインダ51と、前方用超音波センサ52と、側方用超音波センサ53と、車速センサ29と、自動操作入切スイッチ30と、が接続されている。リモコン受信部21は、トラクタ1を遠隔操作可能なリモコン31からの遠隔操作信号を受信する。車速センサ29は、トラクタ1の車速を検知する。自動操作入切スイッチ30は、キャビン9に設けられており、キャビン9内の作業者に操作されることで、トラクタ1の自動走行モード及び手動走行モードを択一的に選択する。
制御部27の出力側には、クラッチバルブ32と、PTOクラッチバルブ33と、ホーン25Lと、表示灯26と、変速油圧バルブ35と、インジェクションポンプ36と、エンジン停止リレー37と、が接続されている。クラッチバルブ32は、エンジンから前輪2及び後輪3等への駆動を断接するマスタークラッチを駆動する。PTOクラッチバルブ33は、不図示のドライブシャフトからPTOシャフトへの駆動を断接するPTOクラッチを駆動する。
変速油圧バルブ35は、ミッションケース内の主変速経路を切り換えて、走行機体5を変速させる。インジェクションポンプ36は、エンジンのピストン内に噴射される燃料の噴射量を変化させて、エンジン回転数を調整する。例えば、本実施の形態では、リモコン31からの信号により、エンジン回転数を2パターンに変化させることができる。エンジン停止リレー37は、インジェクションポンプ36への燃料の供給を遮断するストップソレノイドを駆動して、エンジンを停止させることができる。
トラクタ1は、GPS22が受信するGPS衛星からの信号及び予め入力された圃場の情報に基づいて、制御部27がクラッチバルブ32、PTOクラッチバルブ33、変速油圧バルブ35及びインジェクションポンプ36を制御することで、自動走行することができる。
制御部27は、自動操作入切スイッチ30がONとなって自動走行している際に、レーザーレンジファインダ51、前方用超音波センサ52及び側方用超音波センサ53のいずれかが障害物を検知すると、ホーン25Lによって警告音を発すると共に、表示灯26によって作業者に障害物が検知されたことを報知する。そして、トラクタ1と障害物との距離が所定距離以内になると、制御部27は、エンジン停止リレー37によってエンジンを停止させて障害物とトラクタ1との衝突を回避する。
図7及び図8は、レーザーレンジファインダ51、前方用超音波センサ52及び側方用超音波センサ53の検出範囲を示す説明図である。図7及び図8に示すように、レーザーレンジファインダ51は、機体前方にレーザー光を平面状に照射するとともに、障害物に反射した反射光に基づいて障害物との距離を検出するレーザー式距離測定装置であり、その検出範囲E1の前後長は、自動運転時に走行機体5が作業速度で安全に止まることのできる距離(例えば、6000mm)に基づいて設定され、検出範囲E1の左右幅は、車幅ではなく、装着された作業機幅(例えば、3200mm)に基づいて設定される。レーザーレンジファインダ51は、圃場の畦などを検出することなく、機体前方に存在する障害物を検出するために、ある程度の取付高さを確保し、遠方ほど照射高さが低くなるように前低後高状の傾斜姿勢で取付ける必要がある。
レーザーレンジファインダ51は、直近(例えば、50mm以内)の障害物、検出範囲E1よりも下方の障害物、さらに、機体側方の障害物を検知できないため、前方用超音波センサ52及び側方用超音波センサ53が設けられる。前方用超音波センサ52の検出範囲E2は、直近の障害物や、検出範囲E1よりも下方の障害物を含むように設定され、側方用超音波センサ53の検出範囲E3は、直近の障害物や、機体側方の障害物を含むように設定される。
つぎに、本発明の要部であるセンサブラケット60について、図1~図6を参照して説明する。
センサブラケット60は、ウェイトブラケット13に固定され、かつウェイトブラケット13から上方に延出しており、図1に示すように、側面視において、所定の間隔を介してボンネットフード10の前方に位置する。また、レーザーレンジファインダ51は、センサブラケット60の上部に設けられる第1センサ取付部61に取付けられる。
このようなセンサブラケット60によれば、レーザーレンジファインダ51は、センサブラケット60の上部に取付けられるので、ウェイトブラケット13を利用してレーザーレンジファインダ51を取付けるものでありながら、レーザーレンジファインダ51の取付高さを確保できる。また、レーザーレンジファインダ51の取付高さを確保することにより、ウェイトブラケット13に取付けられるフロントウェイト15やフロント作業機の上方を介して機体前方の障害物を検出することが可能になる。また、センサブラケット60は、側面視において、所定の間隔を介してボンネットフード10の前方に位置するので、ボンネットフード10の開閉を阻害することも防止できる。
具体的に説明すると、本実施形態のセンサブラケット60は、ウェイトブラケット13の左右のアーム13aに固定され、かつ上方に延出する左右の縦枠部62と、左右の縦枠部62の上端部同士を連結する横枠部63と、左右の縦枠部62及び横枠部63で囲まれる開口部64と、を備える正面視冂字形状である。
開口部64は、下側吸気部42の前方に位置し、横枠部63は、正面視でヘッドライト43よりも下方に位置し、第1センサ取付部61は、レーザーレンジファインダ51を横枠部63に対して上下角度調整可能に取付けられる。例えば、第1センサ取付部61は、横枠部63の下面に固定される正面視冂字状の固定ブラケット61aと、固定ブラケット61aにボルト61bを介して前後回動可能に連結される正面視凵字状の回動ブラケット61cと、を備えており、回動ブラケット61cの下面部にレーザーレンジファインダ51が取付けられる。
このようなセンサブラケット60によれば、下側吸気部42の前方に位置する開口部64を備えるので、吸気への影響を抑制できる。また、センサブラケット60の横枠部63は、正面視でヘッドライト43よりも下方に位置するので、ヘッドライト43の照射域も確保できる。また、レーザーレンジファインダ51は、横枠部63に上下角度調整可能に取付けられるので、レーザーレンジファインダ51の検出高さや検出範囲を任意に調整できる。なお、開口部64は、フロントウェイト15の上方に位置しており、フロントウェイト15を着脱する際、フロントウェイト15とセンサブラケット60との干渉を回避するスペースとしても機能している。
図5及び図6に示すように、センサブラケット60の縦枠部62は、機体前方を向く前面部62aと、機体外側方を向く側面部62bと、を備える。前面部62aには、前方用超音波センサ52を取付け可能な取付孔62cが上下方向に所定間隔を存して複数形成され、側面部62bには、側方用超音波センサ53を取付け可能な取付孔62d(取付部)が前後方向に所定間隔を存して複数形成されている。例えば、本実施形態のトラクタ1では、図3に示すように、最上位置の取付孔62cに前方用超音波センサ52を取付け、最前位置の取付孔62dに側方用超音波センサ53を取付けている。
このようなセンサブラケット60によれば、その縦枠部62に前方用超音波センサ52及び側方用超音波センサ53の取付孔62c、62dが設けられているので、前方用超音波センサ52及び側方用超音波センサ53の専用ブラケットを不要にしてコストを削減できる。
叙述の如く構成された本実施形態によれば、走行機体5と、走行機体5の前部に設けられ、エンジンルームを開閉するボンネット7と、走行機体5の前端部に前方突出状に設けられ、フロントウェイト15を支持するウェイトブラケット13と、走行機体5の前端部に設けられ、機体前方の障害物を検出するレーザーレンジファインダ51と、を備えるトラクタ1であって、ウェイトブラケット13に固定され、かつ上方に延出するセンサブラケット60をさらに備え、センサブラケット60は、側面視において、所定の間隔を介してボンネット7の前方に位置し、レーザーレンジファインダ51は、センサブラケット60の上部に取付けられるので、ウェイトブラケット13を利用してレーザーレンジファインダ51を取付けるものでありながら、レーザーレンジファインダ51の取付高さを確保できる。また、センサブラケット60は、側面視において、所定の間隔を介してボンネット7の前方に位置するので、ボンネット7の開閉を阻害することも防止できる。
また、トラクタ1は、走行機体5の前端部に設けられ、エンジンルーム内に冷却風を導入する下側吸気部42と、走行機体5の前端部に設けられ、機体前方を照らすヘッドライト43と、をさらに備え、センサブラケット60は、ウェイトブラケット13に固定され、かつ上方に延出する左右の縦枠部62と、左右の縦枠部62の上端部同士を連結する横枠部63と、左右の縦枠部62及び横枠部63で囲まれる開口部64と、を備える正面視冂字形状であり、開口部64は、下側吸気部42の前方に位置し、横枠部63は、正面視でヘッドライト43よりも下方に位置し、レーザーレンジファインダ51は、横枠部63に角度調整可能に取付けられるので、センサブラケット60の吸気への影響を抑制できるだけでなく、ヘッドライト43の照射域も確保できる。また、レーザーレンジファインダ51は、横枠部63に角度調整可能に取付けられることで、その検出高さや検出範囲を任意に調整できる。
また、センサブラケット60の側部には、機体側方の障害物を検出する側方用超音波センサ53の取付孔62dが設けられているので、側方用超音波センサ53の専用ブラケットを不要にしてコストを削減できる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内で適宜変更可能である。例えば、障害物センサの検出方式は、レーザーレンジファインダや超音波センサに限定されず、それ以外の検出方式を用いる障害物センサも適用することができる。
1 トラクタ
5 走行機体
7 ボンネット
15 フロントウェイト
42 下側吸気部
43 ヘッドライト
50 障害物センサ
51 レーザーレンジファインダ
52 前方用超音波センサ
53 側方用超音波センサ
60 センサブラケット
61 第1センサ取付部
62 縦枠部
62d 取付孔
63 横枠部
64 開口部

Claims (3)

  1. 走行機体と、
    前記走行機体の前部に設けられ、エンジンルームを開閉するボンネットと、
    前記走行機体の前端部に前方突出状に設けられ、ウェイト部材を支持するウェイトブラケットと、
    前記走行機体の前端部に設けられ、機体前方の障害物を検出する障害物センサと、を備える作業車両であって、
    前記ウェイトブラケットに固定され、かつ上方に延出するセンサブラケットをさらに備え、
    前記センサブラケットは、側面視において、所定の間隔を介して前記ボンネットの前方に位置し、
    前記障害物センサは、前記センサブラケットの上部に取付けられることを特徴とする作業車両。
  2. 前記走行機体の前端部に設けられ、前記エンジンルーム内に冷却風を導入する吸気部と、
    前記走行機体の前端部に設けられ、機体前方を照らすヘッドライトと、をさらに備え、
    前記センサブラケットは、
    前記ウェイトブラケットに固定され、かつ上方に延出する左右の縦枠部と、
    左右の前記縦枠部の上端部同士を連結する横枠部と、
    左右の前記縦枠部及び前記横枠部で囲まれる開口部と、を備える正面視冂字形状であり、
    前記開口部は、前記吸気部の前方に位置し、
    前記横枠部は、正面視で前記ヘッドライトよりも下方に位置し、
    前記障害物センサは、前記横枠部に角度調整可能に取付けられることを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
  3. 前記センサブラケットの側部には、機体側方の障害物を検出する側方用障害物センサの取付部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の作業車両。
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