JP2022033585A - パルス変調光計測方法、パルス変調光計測プログラム、及び光スペクトラムアナライザ - Google Patents

パルス変調光計測方法、パルス変調光計測プログラム、及び光スペクトラムアナライザ Download PDF

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Abstract

【課題】パルス変調光を計測対象として時間軸方向の特性を含む計測を実施する場合に、光スペクトラムアナライザ以外に別途使用する機器を削減して、計測に伴うコスト低減や、測定系セットアップ作業を容易にすること。【解決手段】光スペクトラムアナライザの基本的な構成要素を制御して新たな機能を追加することにより、光スペクトラムアナライザ単独でも、パルス変調光の時間軸方向の特性を計測可能にした。光可変波長フィルタの回折格子位置を調整して0次回折光を選択し、全波長帯の処理S01を行う。また、波形から検出したパルス変調光のパルスオン時間Tonやパルス周期Tpに基づき、スペクトルの測定処理S02でサンプリングタイミングtxを決定しスペクトルを測定する。時間軸方向の波形と周波数軸方向のスペクトル波形とを同じ画面上に同時に表示する。【選択図】図2

Description

本発明は、パルス変調光計測方法、パルス変調光計測プログラム、及び光スペクトラムアナライザに関する。
従来より、測定対象(DUT:Device Under Test)である被測定光に含まれる波長成分を測定するために、例えば特許文献1に示されたような光スペクトラムアナライザが用いられている。
光スペクトラムアナライザは、波長選択性が高く且つその選択波長を可変できる光学的なフィルタを用いて、被測定光に含まれる各波長成分を選択的に受光し、波長軸方向のスペクトル分布等を計測してその結果を画面上に表示することができる。
特許文献1の光スペクトラムアナライザは、装置内の光路中にあるビームスプリッタによる光損失を回避するための技術を示している。
特許第3986031号公報
ところで、光スペクトラムアナライザの測定対象は、一般的には連続発光(CW:Continuous Wave)の光である。
しかし、レーザダイオード(LD)モジュールのような光源を用いて連続発光光を生成する場合には、例えば光源を駆動する電流を連続的に流すことにより生じる温度変化の影響により発光波長が時間の経過に伴って変動することが想定される。そこで、温度変化を抑制するために、近年では様々な分野において光源のパルス変調(発光の周期的なオンオフ)を実施してパルス状に間欠的に発光する光が用いられる傾向にある。これにより、温度変化が抑制され、発光波長が安定する。
また、パルス状の光を光源から発射する場合には、対象物で反射した反射光を計測することにより、対象物の状態を検出することが可能になる。例えば、LiDAR(Light Detection and Ranging、Laser Imaging Detection and Ranging)技術では、パルス状に発光するレーザー照射に対する散乱光を測定し、遠距離にある対象までの距離やその対象の性質を分析することができる。
したがって、連続発光光が主体であった従来の用途とは異なり、近年ではパルス発光光(パルス変調光)に対する計測のニーズが様々な分野で高まっている。特に、LiDARなどの技術は安全性に関わるものであるため、光源側の送信信号の信頼性に対する要求が高まっている。
つまり、オンオフを繰り返すパルス変調光を計測対象として、「ピークレベル」、「平均パワー」、「パルス幅」、「周期」、「波形」、「波長」、「スペクトル幅」などの各測定項目を計測しなければならない。しかしながら、光スペクトラムアナライザには一般的に、時間軸方向の光パワー変化を測定する機能がないので、パルス変調光の「パルス幅」、「周期」、および「波形」を評価する場合には、光スペクトラムアナライザ以外の計測装置を別途用意する必要がある。
代表例としては、O/Eコンバータ(光・電気変換器)の出力をオシロスコープ に接続して、測定することが想定される。オシロスコープの場合は、O/Eコンバータに入力された光の全波長が積分されたトータルパワーに対する変調特性が測定される。更に、波長ごとに分離した測定をする場合には、O/Eコンバータの前段に高価な光可変波長フィルタの設置が必要となる。そのため、測定系のセットアップが煩雑である。
パルス変調光について「ピークレベル」、「平均パワー」の各項目を測定する場合には、通常は光パワーメータか、又は光スペクトラムアナライザを使用することが想定される。また、パルス変調光の周波数が光パワーメータの受光帯域幅より高い場合には、「ピークレベル」を直接測定できないため、代わりに「平均パワー」が測定される。そして、「ピークレベル」を得るために、別途測定した「周期」、「波形」の測定値を「平均パワー」に適用させて、計算により「ピークレベル」が見積もられる。
光パワーメータでは、入力された全波長帯のトータルパワーが測定される。このため、 波長ごとに分離された光パワーを測定するには、光パワーメータの前段に高価な光可変波長フィルタの設置が必要となり、測定系のセットアップが煩雑である。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、パルス変調光を計測対象として時間軸方向の特性を含む計測を実施する場合に、光スペクトラムアナライザ以外に別途使用する機器を削減して、計測に伴うコスト低減や、測定系セットアップ作業を容易にすることが可能なパルス変調光計測方法、パルス変調光計測プログラム、及び光スペクトラムアナライザを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るパルス変調光計測方法、パルス変調光計測プログラム、及び光スペクトラムアナライザは、下記(1)~(5)を特徴としている。
(1) 光可変波長フィルタを含む光スペクトラムアナライザを用いて、測定対象のパルス変調光を計測するためのパルス変調光計測方法であって、
前記光可変波長フィルタを制御して0次回折光を選択し、
選択した前記0次回折光の信号を一定周期でサンプリングして、時間軸方向の光パワーレベル分布を表す第1データを取得し、
前記第1データに基づいて、少なくとも、測定対象のパルス変調光におけるパルスオンの時間幅およびパルス周期を取得し、
前記光可変波長フィルタを制御して0次を除く次数の回折光を選択し、
前記パルスオンの時間幅およびパルス周期に基づいて、スペクトル測定のためのサンプリングタイミングを決定し、
決定した前記サンプリングタイミングに従い、測定対象のパルス変調光におけるパルスオンの間にサンプリングを実施して、スペクトル測定を行う、
パルス変調光計測方法。
(2) 光可変波長フィルタを含む光スペクトラムアナライザを用いて、測定対象のパルス変調光の計測を制御する所定のコンピュータが実行可能なパルス変調光計測プログラムであって、
前記光可変波長フィルタを制御して0次回折光を選択する手順と、
選択した前記0次回折光の信号を一定周期でサンプリングして、時間軸方向の光パワーレベル分布を表す第1データを取得する手順と、
前記第1データに基づいて、少なくとも、測定対象のパルス変調光におけるパルスオンの時間幅およびパルス周期を取得する手順と、
前記光可変波長フィルタを制御して0次を除く次数の回折光を選択する手順と、
前記パルスオンの時間幅およびパルス周期に基づいて、スペクトル測定のためのサンプリングタイミングを決定する手順と、
決定した前記サンプリングタイミングに従い、測定対象のパルス変調光におけるパルスオンの間にサンプリングを実施して、スペクトル測定を行う手順と、
を含むパルス変調光計測プログラム。
(3) 光可変波長フィルタ、および測定対象のパルス変調光を計測するための制御部を備えた光スペクトラムアナライザであって、
前記制御部が、所定の計測モードにおいて、
前記光可変波長フィルタを制御して0次回折光を選択し、
選択した前記0次回折光の信号を一定周期でサンプリングして、時間軸方向の光パワーレベル分布を表す第1データを取得し、
前記第1データに基づいて、少なくとも、測定対象のパルス変調光におけるパルスオンの時間幅およびパルス周期を取得し、
前記光可変波長フィルタを制御して0次を除く次数の回折光を選択し、
前記パルスオンの時間幅およびパルス周期に基づいて、スペクトル測定のためのサンプリングタイミングを決定し、
決定した前記サンプリングタイミングに従い、測定対象のパルス変調光におけるパルスオンの間にサンプリングを実施して、スペクトル測定を行う、
ことを特徴とする光スペクトラムアナライザ。
(4) 前記制御部は、前記第1データに基づいた時間軸方向の光パワーレベル分布と、前記スペクトル測定の結果に基づく周波数軸方向のスペクトル分布とを同じ画面上に同時に表示する、
上記(3)に記載の光スペクトラムアナライザ。
(5) 受光器の信号レベルおよび周波数帯域に関する測定レンジが可変の場合に、前記制御部は、前記測定レンジを固定した後で、測定を実施して前記第1データを取得する、
上記(3)又は(4)に記載の光スペクトラムアナライザ。
上記(1)の構成のパルス変調光計測方法によれば、通常の光スペクトラムアナライザに標準的に備わっている光可変波長フィルタを制御することにより、最初にパルス変調光の0次回折光、すなわち全波長に亘って積分された光パワーが受光センサに入射してそのレベルが計測される。また、この信号のサンプリングを一定周期で繰り返すことにより、時間軸方向の光パワーレベル分布を表す第1データ、すなわち波形が得られる。また、測定対象のパルス変調光におけるパルスオンの時間幅(パルス幅)およびパルス周期が、第1データから得られる。続いて、光可変波長フィルタを制御することにより、0次を除く次数の回折光が選択される。その状態で、信号のサンプリングを繰り返すことにより、所望の波長毎に分離した状態で受光センサの受光レベルをそれぞれ計測できるので、パルス変調光のスペクトル分布のデータを取得できる。また、スペクトル測定を行う際には、パルス変調光の波形におけるパルスオンの時間幅およびパルス周期に基づいて決定したサンプリングタイミングを使用するので、測定対象のパルス変調光におけるパルスオンの区間のみに限定してサンプリングを実施できる。そのため、より正確な計測結果が得られる。
上記(2)の構成のパルス変調光計測プログラムを所定のコンピュータで実行し、光スペクトラムアナライザを制御することにより、上記(1)の構成のパルス変調光計測方法の場合と同様の結果が得られる。
上記(3)の構成の光スペクトラムアナライザによれば、制御部が、所定の計測モードを実行することにより、上記(1)の構成のパルス変調光計測方法の場合と同様の結果が得られる。
上記(4)の構成の光スペクトラムアナライザによれば、ユーザは同じ表示画面上で、計測対象のパルス変調光に関する時間軸方向の光パワーレベル分布を表す波形と、周波数軸方向のスペクトル分布とを同時に認識できる。したがって、測定対象のパルス変調光の特性の把握に役立つ情報、すなわち「ピークレベル」、「平均パワー」、「パルス幅」、「周期」、「波形」、「波長」、「スペクトル幅」などの各測定項目をユーザは視覚的に瞬時に把握可能になる。
上記(5)の構成の光スペクトラムアナライザによれば、計測の途中で測定レンジが切り替わらないので、固定された測定レンジの特性に合わせて各計測項目の計算を容易に実行できる。
本発明のパルス変調光計測方法、パルス変調光計測プログラム、及び光スペクトラムアナライザによれば、パルス変調光を計測対象として時間軸方向の特性を含む計測を実施する場合に、光スペクトラムアナライザ以外に別途使用する機器を削減して、計測に伴うコストを低減すると共に、測定系セットアップ作業を容易にできる。すなわち、通常の光スペクトラムアナライザに標準的に備わっている光可変波長フィルタなどを制御することにより、特別な構成要素を付加しなくても、光スペクトラムアナライザだけでパルス変調光に対応した計測を実施できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態に係る光スペクトラムアナライザの構成例を示すブロック図である。 図2は、実施形態の光スペクトラムアナライザでパルス変調光を計測する場合の動作例を示すフローチャートである。 図3は、パルス変調光の例を示すタイムチャートである。 図4は、画面表示の例を示す正面図である。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
<装置の構成例>
本発明の実施形態に係る光スペクトラムアナライザOSAの構成例を図1に示す。
図1に示した光スペクトラムアナライザOSAの基本的な構造および動作は一般的な光スペクトラムアナライザと同様であり、例えば特許文献1の図1に示されているような構成要素を有している。但し、本実施形態の光スペクトラムアナライザOSAには計測対象としてパルス変調光を計測するための特別な機能が追加されている。
本実施形態の光スペクトラムアナライザOSAが計測対象とするパルス変調光DUTは、例えば図3に示した波形のように、光パワーのオンオフが周期的に切り替わるものである。つまり、光信号がパルス状に間欠的に発生する。このようなパルス変調光DUTは、光源の発熱を抑制し、発光波長の安定化に役立つ。また、パルス変調光DUTを利用する場合には、物体からの反射光計測が可能であり、物体の状況を検出するために利用できる。
このパルス変調光DUTのパルス変調周波数については、数10KHz~数MHz程度の比較的低速な場合が想定される。すなわち、本実施形態の光スペクトラムアナライザOSAは、その動作が追従できる程度の低速な周波数でパルス変調された信号光を計測対象として扱う。
図1に示したように、本実施形態の光スペクトラムアナライザOSAは、光入射部11、光可変波長フィルタ12、光減衰器13、受光センサ14、受光回路15、制御部16、ディスプレイ17、および制御用ソフトウェア18を備えている。
光入射部11は、所定の光ファイバなどの光部品を介して外部から導入されるパルス変調光DUTを受け入れて、光信号SG1のまま光可変波長フィルタ12の入力まで導く。
光可変波長フィルタ12は、例えば光回折格子やコリメータにより構成される。コリメータは、入射した光を平行光に変換して光回折格子の入射面に導く。光回折格子は、入射光の入射角度に応じて、出射面の出射方向毎に回折光を生成する。
本実施形態の光可変波長フィルタ12は、例えば光可変波長フィルタ12の角度調整により、0次回折光、1次回折光を選択的に切り替えて受光センサ14に入射させることができる。0次回折光は、直進光でありすべての波長で直進するため全波長成分を含む光が同じ方向に出射される。1次回折光は、波長ごとに回折角が異なるので波長毎に分離して選択的に受光センサ14の方向に出射することが可能である。
光可変波長フィルタ12から出射される光信号SG2は、光減衰器13を通り、光信号SG3として受光センサ14に入射する。受光センサ14は、光-電気変換器であり、受光した光パワーに応じたレベルの電気信号SG4を生成する。
受光センサ14が生成した電気信号SG4は、受光回路15で処理されて電気信号SG5として制御部16に入力される。受光回路15は、例えば電気信号のレベルや周波数帯域幅などを調整する回路や、サンプリング回路、アナログ-デジタル変換器などを内蔵している。したがって、各時点でサンプリングされた計測値のデジタル信号が、電気信号SG5として制御部16に入力される。
制御部16は、光スペクトラムアナライザOSAの全体を制御する構成要素であり、本実施形態ではマイクロコンピュータで構成されている。また、制御部16は、ユーザの操作入力を受け付け可能な操作部(図示せず)を有している。
制御部16のマイクロコンピュータが動作するために必要な制御用ソフトウェア18は、例えば不揮発性メモリ(図示せず)に保持されている。制御用ソフトウェア18は、基本的なソフトウェア(オペレーティングシステム)と、光スペクトラムアナライザOSAの様々な機能を実現するためのアプリケーションプログラムとを備え、このアプリケーションプログラムの中には本実施形態の特別な機能を実現するプログラムが含まれている。
制御部16のマイクロコンピュータは、制御信号SG6、SG7、およびSG8を用いて光可変波長フィルタ12、光減衰器13、および受光回路15の状態を必要に応じて切り替えることができる。
ディスプレイ17は、例えば液晶パネルなどにより構成される二次元表示画面を有し、計測の操作に必要な情報や計測結果などを文字、図形、グラフ、画像イメージなどにより表示することができる。実際には、制御部16の制御によりディスプレイ17の画面表示内容が更新される。
<動作例>
本実施形態の光スペクトラムアナライザOSAがパルス変調光を計測する場合の動作例を図2に示す。すなわち、制御部16内のマイクロコンピュータが制御用ソフトウェア18に含まれる特別なプログラムを実行することにより、パルス変調光DUTの計測に適した計測処理を、図2に示した動作手順により実現する。勿論、この特別なプログラムの機能と同様の動作を専用のハードウェアで置き換えることも可能である。
ユーザがパルス変調光DUTを計測するために用意された特別な計測モードを選択すると、マイクロコンピュータは、図2の処理をステップS11から開始する。図2の処理について以下に説明する。
図2に示した処理は、全波長帯の処理S01と、スペクトル測定処理S02とで構成されている。最初のステップS11で、光スペクトラムアナライザOSAの光入射部11は、外部の光ファイバからパルス変調光DUTを入力する。また、過大な光パワーが受光センサ14等に入力されるのを避けるために、制御部16は、制御信号SG7で光減衰器13を制御して、ステップS12で減衰量を自動調整する。
制御部16は、ステップS13で制御信号SG6を制御して光可変波長フィルタ12における回折格子位置を所定の状態に調整する。すなわち、0次回折光を選択するように回折格子位置を切り替える。これにより、波長の区別無く、パルス変調光DUTの全パワーが計測対象として選択される。
本実施形態の光スペクトラムアナライザOSAにおいては、計測対象光の計測を実施する際の信号レベルおよび周波数帯域の測定レンジを複数レンジの中から選択的に切り替え可能になっている。しかし、同じ計測処理の途中で測定レンジが切り替わると、計算処理が複雑になる。そこで、本実施形態では、制御部16が、計測を開始する前にステップS14で測定レンジを固定する。
次のステップS16で、制御部16は、受光センサ14が検出するパルス変調光DUT(0次回折光)を一定周期で繰り返しサンプリングして時間毎の光パワー計測値を順次に取得する。この場合のサンプリング周波数は、例えば1MHzとする。すなわち、受光回路15内のサンプリング回路で1μsec毎に電気信号SG4のレベルをサンプリングして、そのレベルを受光回路15内のアナログ-デジタル変換器で変換したデジタル値が制御部16に入力される。したがって、例えば1μsec周期でサンプリングを1000回繰り返すことにより、時間軸方向の1000点の光パワー計測値のデータD1を制御部16が取得できる。
制御部16は、ステップS15で得られる時間毎の光パワー計測値のデータD1に基づいて、次のステップS16で以下の(1)~(4)に示す情報をそれぞれ算出する。
(1)パルス変調光のパルスオン時間:Ton
(2)パルス変調光のパルス周期:Tp
(3)全波長帯のパルス光ピークパワー:Pp
(4)全波長帯のパルス光平均パワー:Pm
すなわち、ステップS15で得られる時間毎の光パワー計測値のデータD1は、例えば図3に示したようなパルス変調光DUTの波形を表すので、この波形に基づいて、パルス変調光のパルスオン時間Ton、パルス変調光のパルス周期Tp、全波長帯のパルス光ピークパワーPp、および全波長帯のパルス光平均パワーPmを算出できる。
続いてスペクトルの測定処理S02を実施する際には、制御部16は、最初にステップS17で光可変波長フィルタ12における回折格子の位置を調整して、1次回折光を選択する。これにより、波長毎にそれぞれ分離した状態でパルス変調光DUTの計測を行うことができる。
次のステップS18では、制御部16は、S16で得られたパルス変調光のパルスオン時間Tonおよびパルス変調光のパルス周期Tpに基づいて、次の計測で使用するサンプリングタイミングtxを決定する。このサンプリングタイミングtxは、パルス変調光DUTのパルスがオンの区間のみでサンプリングをするように決定される。この場合はパルスオン時間Tonおよびパルス周期Tpが既知であるので、サンプリングタイミングtxを容易に決定できる。
制御部16は、次のステップS19で、パルス変調光DUTの波長毎に、サンプリングタイミングtxでサンプリングを行い、スペクトル測定、すなわち周波数軸方向の光パワー分布のデータを取得する。
制御部16は、S19で得られたスペクトル波形を、S20でディスプレイ17の画面に表示する。また、特定の表示モードが選択されている場合には、時間軸方向の光パワー分布の波形と、周波数軸方向の光パワー分布の波形とを同じ画面上に同時に表示する(図4参照)。
ステップS21では、制御部16は、S19におけるスペクトル測定の結果として、以下に示す(1)~(3)の各情報を取得する。
(1)波長毎の光ピークレベルPLf
(2)パルス変調光の発光波長WL
(3)パルス変調光のスペクトル幅Ws
<波形の具体例>
パルス変調光DUTの波形の例を図3に示す。
図3のように、パルス変調光DUTは間欠的且つ周期的に現れる。つまり、パルスオン時間Tonの区間だけ光パワー計測値が大きくなり、それ以外の区間では光パワー計測値がほぼ0になる。そのオンオフを繰り返す周期がパルス周期Tpである。
また、この時間軸方向の波形において、光パワー計測値の最大値が「全波長帯のパルス光ピークパワーPp」である。また、この波形を時間軸方向に平均化した光パワー計測値が「全波長帯のパルス光平均パワーPm」である。
<画面表示の例>
本実施形態の光スペクトラムアナライザOSAにおける画面表示の例を図4に示す。
図4の例では、制御部16の制御(S20)により時間軸方向の光パワー分布の波形と、波長軸(周波数軸)方向の光パワー分布の波形とが同じ画面上に同時に表示されている。
また、これらの波形の他に、パルス変調光のパルスオン時間Ton、パルス変調光のパルス周期Tp、全波長帯のパルス光ピークパワーPp、全波長帯のパルス光平均パワーPm、波長毎の光ピークレベルPLf、パルス変調光の発光波長WL、およびパルス変調光のスペクトル幅Wsのそれぞれを表す数値データを画面上に表示することもできる。
以上説明したように、本実施形態に係る光スペクトラムアナライザOSAによれば、パルス変調光DUTの計測を実施する場合に、オシロスコープや光パワーメータのような特別な計測器を使用する必要がなく、特別なO/Eコンバータなどを付加する必要もなく、OSA単独で、時間軸方向の光パワー計測値などの必要な情報を取得できる。また、時間軸方向の光パワー分布波形と、周波数軸方向のスペクトル分布の波形とを並べて同時に表示することもできる。
また、本実施形態に係るパルス変調光計測方法、又はパルス変調光計測プログラムを使用する場合には、一般的な構成の光スペクトラムアナライザを用いて、図1の光スペクトラムアナライザOSAと同様の機能を実現できる。
ここで、上述した本発明の実施形態に係るパルス変調光計測方法、パルス変調光計測プログラム、及び光スペクトラムアナライザの特徴をそれぞれ以下[1]~[5]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 光可変波長フィルタ(12)を含む光スペクトラムアナライザを用いて、測定対象のパルス変調光(DUT)を計測するためのパルス変調光計測方法であって、
前記光可変波長フィルタを制御して0次回折光を選択し(S13)、
選択した前記0次回折光の信号を一定周期でサンプリングして、時間軸方向の光パワーレベル分布を表す第1データ(D1)を取得し(S15)、
前記第1データに基づいて、少なくとも、測定対象のパルス変調光におけるパルスオンの時間幅(Ton)およびパルス周期(Tp)を取得し、
前記光可変波長フィルタを制御して0次を除く次数の回折光を選択し(S17)、
前記パルスオンの時間幅およびパルス周期に基づいて、スペクトル測定のためのサンプリングタイミング(tx)を決定し(S18)、
決定した前記サンプリングタイミングに従い、測定対象のパルス変調光におけるパルスオンの間にサンプリングを実施して、スペクトル測定を行う(S19)、
パルス変調光計測方法。
[2] 光可変波長フィルタ(12)を含む光スペクトラムアナライザ(OSA)を用いて、測定対象のパルス変調光の計測を制御する所定のコンピュータが実行可能なパルス変調光計測プログラム(制御用ソフトウェア18)であって、
前記光可変波長フィルタを制御して0次回折光を選択する手順(S13)と、
選択した前記0次回折光の信号を一定周期でサンプリングして、時間軸方向の光パワーレベル分布を表す第1データを取得する手順(S15)と、
前記第1データに基づいて、少なくとも、測定対象のパルス変調光におけるパルスオンの時間幅およびパルス周期を取得する手順(S16)と、
前記光可変波長フィルタを制御して0次を除く次数の回折光を選択する手順(S17)と、
前記パルスオンの時間幅およびパルス周期に基づいて、スペクトル測定のためのサンプリングタイミングを決定する手順(S18)と、
決定した前記サンプリングタイミングに従い、測定対象のパルス変調光におけるパルスオンの間にサンプリングを実施して、スペクトル測定を行う手順(S19)と、
を含むパルス変調光計測プログラム。
[3] 光可変波長フィルタ(12)、および測定対象のパルス変調光を計測するための制御部(16)を備えた光スペクトラムアナライザ(OSA)であって、
前記制御部が、所定の計測モードにおいて、
前記光可変波長フィルタを制御して0次回折光を選択し(S13)、
選択した前記0次回折光の信号を一定周期でサンプリングして、時間軸方向の光パワーレベル分布を表す第1データを取得し(S15)、
前記第1データに基づいて、少なくとも、測定対象のパルス変調光におけるパルスオンの時間幅およびパルス周期を取得し(S16)、
前記光可変波長フィルタを制御して0次を除く次数の回折光を選択し(S17)、
前記パルスオンの時間幅およびパルス周期に基づいて、スペクトル測定のためのサンプリングタイミングを決定し(S18)、
決定した前記サンプリングタイミングに従い、測定対象のパルス変調光におけるパルスオンの間にサンプリングを実施して、スペクトル測定を行う(S19)、
ことを特徴とする光スペクトラムアナライザ。
[4] 前記制御部は、前記第1データに基づいた時間軸方向の光パワーレベル分布と、前記スペクトル測定の結果に基づく周波数軸方向のスペクトル分布とを同じ画面上に同時に表示する(S20、図4参照)、
上記[3]に記載の光スペクトラムアナライザ。
[5] 受光器の信号レベルおよび周波数帯域に関する測定レンジが可変の場合に、前記制御部は、前記測定レンジを固定(S14)した後で、測定を実施して前記第1データを取得する(S15)、
上記[3]又は[4]に記載の光スペクトラムアナライザ。
11 光入射部
12 光可変波長フィルタ
13 光減衰器
14 受光センサ
15 受光回路
16 制御部
17 ディスプレイ
18 制御用ソフトウェア
DUT パルス変調光
OSA 光スペクトラムアナライザ
SG1,SG2,SG3 光信号
SG4,SG5 電気信号
SG6,SG7,SG8 制御信号
D1 光パワー計測値データ
Ton パルス変調光のパルスオン時間
Tp パルス変調光のパルス周期
Pp 全波長帯のパルス光ピークパワー
Pm 全波長帯のパルス光平均パワー
tx サンプリングタイミング
PLf 波長毎の光ピークレベル
WL パルス変調光の発光波長
Ws パルス変調光のスペクトル幅

Claims (5)

  1. 光可変波長フィルタを含む光スペクトラムアナライザを用いて、測定対象のパルス変調光を計測するためのパルス変調光計測方法であって、
    前記光可変波長フィルタを制御して0次回折光を選択し、
    選択した前記0次回折光の信号を一定周期でサンプリングして、時間軸方向の光パワーレベル分布を表す第1データを取得し、
    前記第1データに基づいて、少なくとも、測定対象のパルス変調光におけるパルスオンの時間幅およびパルス周期を取得し、
    前記光可変波長フィルタを制御して0次を除く次数の回折光を選択し、
    前記パルスオンの時間幅およびパルス周期に基づいて、スペクトル測定のためのサンプリングタイミングを決定し、
    決定した前記サンプリングタイミングに従い、測定対象のパルス変調光におけるパルスオンの間にサンプリングを実施して、スペクトル測定を行う、
    パルス変調光計測方法。
  2. 光可変波長フィルタを含む光スペクトラムアナライザを用いて、測定対象のパルス変調光の計測を制御する所定のコンピュータが実行可能なパルス変調光計測プログラムであって、
    前記光可変波長フィルタを制御して0次回折光を選択する手順と、
    選択した前記0次回折光の信号を一定周期でサンプリングして、時間軸方向の光パワーレベル分布を表す第1データを取得する手順と、
    前記第1データに基づいて、少なくとも、測定対象のパルス変調光におけるパルスオンの時間幅およびパルス周期を取得する手順と、
    前記光可変波長フィルタを制御して0次を除く次数の回折光を選択する手順と、
    前記パルスオンの時間幅およびパルス周期に基づいて、スペクトル測定のためのサンプリングタイミングを決定する手順と、
    決定した前記サンプリングタイミングに従い、測定対象のパルス変調光におけるパルスオンの間にサンプリングを実施して、スペクトル測定を行う手順と、
    を含むパルス変調光計測プログラム。
  3. 光可変波長フィルタ、および測定対象のパルス変調光を計測するための制御部を備えた光スペクトラムアナライザであって、
    前記制御部が、所定の計測モードにおいて、
    前記光可変波長フィルタを制御して0次回折光を選択し、
    選択した前記0次回折光の信号を一定周期でサンプリングして、時間軸方向の光パワーレベル分布を表す第1データを取得し、
    前記第1データに基づいて、少なくとも、測定対象のパルス変調光におけるパルスオンの時間幅およびパルス周期を取得し、
    前記光可変波長フィルタを制御して0次を除く次数の回折光を選択し、
    前記パルスオンの時間幅およびパルス周期に基づいて、スペクトル測定のためのサンプリングタイミングを決定し、
    決定した前記サンプリングタイミングに従い、測定対象のパルス変調光におけるパルスオンの間にサンプリングを実施して、スペクトル測定を行う、
    ことを特徴とする光スペクトラムアナライザ。
  4. 前記制御部は、前記第1データに基づいた時間軸方向の光パワーレベル分布と、前記スペクトル測定の結果に基づく周波数軸方向のスペクトル分布とを同じ画面上に同時に表示する、
    請求項3に記載の光スペクトラムアナライザ。
  5. 受光器の信号レベルおよび周波数帯域に関する測定レンジが可変の場合に、前記制御部は、前記測定レンジを固定した後で、測定を実施して前記第1データを取得する、
    請求項3又は請求項4に記載の光スペクトラムアナライザ。
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