JP2022032790A - 在庫管理システム及び在庫管理方法 - Google Patents
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
Description
商品を一意に特定するための商品コードを用いて、複数の拠点に保有する商品の在庫数を一元管理する在庫管理システムであって、各装置の動作を制御し、且つ、データベースにアクセスし、その内容を書き換え制御可能な制御装置と、受注データの入力を受け付ける入力受付装置と、を備え、前記入力受付装置が前記受注データの入力を受け付けると、前記制御装置は、前記受注データの情報から、必要に応じてデータベースを参照して、商品コードと、商品の受注数と、受注拠点情報と、を取得し、前記データベースに記憶された当該受注拠点の当該商品の在庫数を前記受注数分減少するように制御し、且つ、前記制御装置が、減少後の当該拠点での当該商品の在庫数が、前記データベースに記憶された当該拠点での当該商品についての発注点を下回ったと判定した場合には、当該商品について、前記データベースに記憶された当該拠点での発注数量分、発注装置に発注させるように制御する、在庫管理システム。
制御装置と入力受付装置とを備える在庫管理システムで実行される在庫管理方法であって、前記入力受付装置が、少なくとも商品コードを一意に特定可能な情報と、当該商品の受注数と、受注拠点を一意に特定可能な情報と、が含まれる受注データの入力を受け付ける入力受付ステップと前記入力受付ステップの後、前記制御装置が、データベースに記憶された当該受注拠点の当該商品の在庫数を前記受注数分減少制御する在庫数減少ステップと、前記在庫数減少ステップの後前記制御装置が、減少制御後の当該商品の在庫数とデータベースに記憶された発注点とを対比し、発注点を下回っているかを判定する在庫数判定ステップと、発注点を下回っている場合には、前記在庫数判定ステップの後、当該商品を前記発注数量分、発注装置に発注させるように前記制御装置が発注の制御をする発注ステップと、を備える在庫管理方法。
以下に、本発明を実施するための形態を、図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係る在庫管理システムのブロック図である。
データベース103は、商品コードとその商品内容、各拠点における在庫数などを様々に関連付けして記憶するものである。このほか、従業員情報や取得資格に関する情報、取引業者、配送業者やその従業員、取得資格に関する情報、配送会社の配送エリアや許認可に関する情報など、さまざまなデータが関連付けて記憶されているものとすることができる。そのハードウェア構成などは公知のデータベースと同様でよい。
発注装置104は、発注先への発注を行うものである。そのハードウェア構成は特に限定されず、制御装置と同様のものであってもよく、例えば制御装置が発注装置を兼ねるものであってもよい。また、発注系のシステムから構成されていてもよい。
POS端末105やEC-POS106は、入力受付装置101に、入力データを送信するものであり、少なくとも商品コードを特定するための情報、当該商品の受注数と、受注拠点を特定するための情報などが含まれた入力データを送信できるものであればどのようなものであってもよい。例えば通常のPOSレジ、EC対応のPOSシステムなど、公知のものを用いることができる。POS端末等は、データベースにアクセス可能であると、その場で在庫確認ができるために便利である。
データベース103には、商品を一意に特定するための商品コード、拠点を一意に特定するための拠点コード、などが記憶される。
商品コードとしては、商品を一意に特定できるコードであればどのようなものであってもよく、JAN(Japanese Article Number)コードを用いることができる。このような世界共通のコードの他に、自社商品コードを別途付与してもよい。
JANコードは、GS1事業者コードと、商品アイテムコードと、チェックデジットと、から構成されるが、自社商品コードを用いる場合には、取引事業者数がJANコードに比べて極めて少なくなるために事業者に関するコード部分を短くできる。このため、例えば商品分類(例えば大分類、中分類、小分類など)に関するコード、サイズに関するコード、色に関するコード、チェックデジットなど、独自に付与できるようになる。このようなコードは、店員などがコード記載から商品内容を容易に判断できるようにもなる。
拠点コードは、自社商品コードと同様に、独自に設定すればよい。例えば都道府県や市町村に関するコード、店舗、DCなどの種別に関するコードを含んだものを付与すればよい。
商品コード(あるいはこれを一意に特定できる情報)と、数量と、受注拠点(あるいはこれを一意に特定できる情報)と、の情報を含んだ受注データを、入力受付装置101が受け付ける。これによりフローが開始する。商品コードを一意に特定できる情報、受注拠点これを一意に特定できる情報が入力された場合には、データベースと照合して、商品コード、拠点コードを得る。
制御装置102が、受注データの商品コード、拠点コードを用いてデータベース103に記憶された在庫テーブルの受注拠点の受注商品の在庫数情報にアクセスし、発注にかかる数だけ減少処理する。
制御装置102が、減少後の在庫数が、データベース103に記憶された発注点未満か否かを判定する。発注点未満の場合にはS104、発注点以上の場合に終了に進む。
制御装置102がデータベース103にアクセスして発注数情報を読み出し、発注商品とその数量(データベースの発注数)を指定して、発注装置104に発注させるように制御する。
本実施の形態は、実施の形態1で示した自動発注の間隔情報を用いて、設定した発注点などの値が適正でない可能性を自動検知するものである。これより、在庫数のさらなる適正化を図れる。
制御装置102が、データベース103にアクセスし、今回の発注日情報を追記するとともに、データベース103に記憶された前回発注日と今回発注日との情報から、発注間隔を決定する。
制御装置102がデータベース103にアクセスし、ステップS205で決定した発注間隔が、データベース103に記憶された第2の発注間隔未満かどうかを判定する。第2の発注間隔未満の場合にはS208、以上の場合にS207に進む。
制御装置102がデータベース103にアクセスし、ステップS205で決定した発注間隔が、データベース103に記憶された第1の発注間隔以上かどうかを判定する。第1の発注間隔よりも長い場合にはS208、以上の場合に終了に進む。
在庫管理システムの制御装置102は、システム利用者に、商品の発注間隔が異常(長すぎ、あるいは短すぎ)であることを異常報告する。この報告方法はどのようなものであってもよく、権限を有する者のメールアドレスに送信、PC画面に表示、POS端末に表示などの公知の方法から、1つ以上を採用すればよい。
たとえば、毎日決まった時間に、在庫管理システムの処理が開始する。この時間は、例えば営業終了後の時間とすることにより、通常の在庫数減少処理や発注とバッティングすることが防止できる。
制御装置102が、データベース103にアクセスし、ある商品について所定期間(例えば当日)、発注があったか否かを判定する。発注した場合にはS306、発注していない場合にS303に進む。
制御装置102が、データベース103にアクセスし、ある商品についての前回発注日の情報と本日の情報とから、発注なし日数を決定してS304に進む。
制御装置102が、発注なし日数とデータベースの第1の発注間隔とを比較する。発注なし日数が第1の発注間隔より長い場合にはS305、第1の発注間隔以下の場合にS306に進む。
システム利用者に、商品の発注間隔が長すぎることを異常報告して、ステップS307に進む。この報告方法は異常報告ステップS207と同様の方法を採用できる。
制御手段が発注日数の判定が行われていない商品があるか否かを判定する。ある場合には、発注日数の判定が行われていない商品がゼロになるまで、ステップS302~306が繰り返される。発注なし商品判定ステップS302が行われていない商品がゼロになると、この日の処理は終了する。
本実施の形態では、店舗受け取りの情報を用いて、在庫数を減少させる拠点を決定するものである。これにより、適切な拠点での在庫数減少処理が可能となり、在庫管理の正確性が高まる。
商品コードと、数量と、配送の有無関する情報と、を含んだ受注データをECサイトで受け付ける。
制御装置102が、受注データから店舗受け取りか否かを判定する。店舗受け取りの場合にはS404、店舗受け取りでない(配送の)場合にはS403に進む。
S102と同様に、制御装置102が、配送倉庫の在庫数を減少処理する。
S102と同様に、制御装置102が、店舗の在庫数を減少処理する。
本実施の形態では、配送があるのか否かの情報を用いて、在庫数を減少させる拠点を決定するものである。この形態は、配送商品の場合には、店舗とは異なる拠点から発送する場合に、適切な拠点での在庫数減少処理が可能となり、在庫管理の正確性が高まる。
商品コードと、数量と、配送の有無関する情報と、を含んだ受注データを受け付ける。
制御装置102が、受注データから発送の有無を判定する。ある場合にはS503、ない場合にはS504に進む。
制御装置102が、データベースの受注拠点の当該商品の配送商品情報にアクセスし、当該受注拠点から配送される商品か、違うのか(配送倉庫からの配送か)を判定する。配送倉庫である場合にはS505、当該拠点である場合にはS504に進む。
S102と同様に、制御装置102が、データベースの店舗の在庫数を減少処理する。
制御装置102が、データベースの配送倉庫(店舗ではない)の在庫数を減少処理する。
本実施の形態では、商品の配送がある場合に、受注データから配送業者の抽出までを自動的に行うものである。これにより、配送業者決定が簡便化されるので、作業人員の作業量を減らして余裕を持たせることができる。
商品コードと、数量と、付加的な用件の有無とその内容に関する情報と、を含んだ受注データを受け付ける。
制御装置102が、受注データから発送の有無を判定する。ある(要の)場合にはS603、ない場合には終了に移行する。
制御装置102が、受注データの配送先住所及び配送希望日時に関する情報と、データベースに記憶された配送業者情報と、配送業者ごとの配送エリア及び配送スケジュールと、を照合して、発送先住所を配送エリアに含み、配送希望日時のスケジュールに空きのある配送業者を抽出する。このとき、配送エリアは、データベースのエリアコード(配送エリアに関するコード)と配送先住所(郵便番号)の対比によって行うものとすることができる。
本実施の形態では、商品の配送と同時に付加的な用件(回収や設置工事、冷蔵冷凍輸送など)を行うことで、配送業者の効率性と業者抽出の正確性を高めるものである。
商品コードと、数量と、付加的な用件の有無とその内容に関する情報と、を含んだ受注データを受け付ける。
実施の形態4のステップS602同様に制御装置102が、受注データから発送の有無を判定する。ある場合にはS703、ない場合には終了に進む。
制御装置102が、受注データから付加的な用件の有無を判定する。ある場合にはS704、ない場合にはS706に進む。
制御装置102が、付加的な用件の内容の情報を用いて、データベース103に記憶された付加的な用件の条件と照合し、付加的な用件を行う配送業者に特別な条件が必要か否かを判定する
制御装置102が、受注データの配送先住所及び配送希望日時に関する情報、及び必要とする付加用件コードと、データベースに記憶された配送業者情報、配送業者ごとの配送エリア及び配送スケジュール、及び配送業者の可能な付加用件コードと、を照合して、発送先住所を配送エリアに含み、配送希望日時のスケジュールに空きがあり、付加的な用件を満たす配送業者を抽出する。配送業者の可能な付加用件コードは、配送業者が保有する許認可やハードウェア情報、雇用する人員が保有する免許情報などによって決定される。
制御装置102が、受注データの配送先住所及び配送希望日時に関する情報、データベースに記憶された配送業者情報及び配送業者ごとの配送エリア及び配送スケジュール、を照合して、発送先住所を配送エリアに含み、配送希望日時のスケジュールに空きがある配送業者を抽出する。この時、条件等を全く有していない業者を優先的に抽出してもよい。
今までの実施の形態では、在庫数は計算による理論的な値であり、万引き、商品の取り違えなどによって実際の倉庫在庫数とは違う値となっている可能性がある。また、賞味期限や販売期限がある商品では、定期的に期限切れの商品を在庫から除いて管理する必要がある。したがって、定期的に棚卸を行い、実数を把握しておくことが適正な運営上好ましい。この場合のデータベースの在庫数の取り扱いは、次のようになる。棚卸の間隔は業種、在庫の種類などによって適宜設定すればよい。
倉庫作業用のハンディターミナルなどによる、在庫の実数(出荷先が確定した在庫は除く)の入力を受け付ける。
制御装置102が、入力された実数とデータベースの在庫数とに差異があるかを判定する。ある場合にはS803、ない場合には終了する。
制御装置102が、データベースの在庫数を実数と一致するように書き換える。
本実施の形態では、受注がキャンセルになった場合の在庫数の処理について説明する。多量のキャンセルがあった場合など、変更後の在庫数が過剰となっている場合には、速やかに以上の報告を行う必要がある。
入力受付装置が、受注データを特定可能な情報を含んだキャンセル処理情報の入力を受け付ける。
制御装置102が、キャンセルとなった商品が、通常在庫として使用可能かを判定する。通常在庫のものはステップS903、通常在庫ではないものはステップS906に移行する。たとえば、倉庫から出庫することなくキャンセルとなった商品は、通常在庫として使用可能と判定し、開封済みとなった商品や、一度でも顧客のもとに渡った商品などは、品質を確保できないおそれがあるために通常在庫としては組み入れないようにする。この通常在庫にするか否かの判断基準は、商品の特性、包装の状態などによって適宜設定できる。
制御装置102が、キャンセルとなった受注データの商品コード、拠点コードを用いてデータベース103に記憶された在庫テーブルの受注拠点の受注商品の在庫数情報にアクセスし、キャンセルにかかる数だけ増加処理する。
制御装置102が、増化後の在庫数が適正かどうかを、発注点+発注数+αとの大小関係で判定する。発注点+発注数が、適正な在庫数の上限であり、商品ごとにαの数値(許容できる上限在庫越えの数値)を設定しておく。キャンセル後の在庫のほうが多い場合には、S904に移行し、キャンセル後の在庫のほうが同等以下の場合には、増化後の在庫数に問題はないと判断して終了する。なお、極端に多量のキャンセルが起きた場合を除いて、異常報告を行わない構成とすることができる。
異常報告ステップS207と同様にして、在庫数の異常を報告する。
制御装置102が、キャンセルとなった受注データの商品コード、拠点コードを用いて、当該拠点の通常外在庫数をキャンセルにかかる数だけ増加処理する。
異常報告ステップS207と同様にして、通常外在庫の発生を異常として報告する。この報告を受けた担当者は、通常外在庫となった商品について、例えばメーカーへの返品、廃棄、見切り品や中古品などとして取り扱う、などの処理を行う。
101 入力受付装置
102 制御装置
103 データベース
104 発注装置
105 POS端末
106 EC-POS
商品を一意に特定するための商品コードを用いて、複数の拠点に保有する商品の在庫数を一元管理する在庫管理システムであって、各装置の動作を制御し、且つ、データベースにアクセスし、その内容を書き換え制御可能な制御装置と、受注データの入力を受け付ける入力受付装置と、を備え、前記在庫管理システムは、前記入力受付装置に入力された受注データが商品コードを特定可能な情報と、商品の受注数と、受注拠点を特定可能な情報と、の全てを含むか否かを判定し、全てを含んでいると判定できない場合には、入力の受付を拒否するように処理し、前記制御装置は、前記入力受付装置による上記の3つの情報全てを含んだ前記受注データの入力の受け付けを検知すると、前記受注データの情報から、必要に応じてデータベースを参照して、商品コードと、受注拠点情報と、を取得し、前記商品コードと、前記商品の受注数と、前記受注拠点情報と、の情報を用いて、前記データベースに記憶された当該受注拠点の前記商品コードに対応する商品の在庫数を前記受注数分減少させ、且つ、減少後の当該拠点での前記商品コードに対応する商品の在庫数が、前記データベースに記憶された当該拠点での当該商品についての発注点を下回ったと判定した場合には、当該商品について、前記データベースに記憶された当該拠点での発注数量分、発注装置に発注させる、在庫管理システム。
制御装置と入力受付装置とを備える在庫管理システムで実行される在庫管理方法であって、前記在庫管理システムが、前記入力受付装置に入力された受注データが、少なくとも商品コードを一意に特定可能な情報と、当該商品の受注数と、受注拠点を一意に特定可能な情報と、の全ての情報を含むかどうかを判別し、いずれかが含まれない場合には入力の受付を拒否する情報判別ステップと、前記入力受付装置が、上記の3つの情報全てを含んだ受注データの入力を受け付ける入力受付ステップと、入力の受付を検知した前記制御装置が、前記受注データの情報から、必要に応じてデータベースを参照して、商品コードと、受注拠点情報と、を取得し、前記商品コードと、前記商品の受注数と、前記受注拠点情報と、の情報を用いて、データベースに記憶された当該受注拠点の前記商品コードに対応する商品の在庫数を前記受注数分減少制御する在庫数減少ステップと、前記在庫数減少ステップの後、前記制御装置が、減少制御後の前記商品コードに対応する商品の在庫数とデータベースに記憶された発注点とを対比し、発注点を下回っているかを判定する在庫数判定ステップと、発注点を下回っている場合には、前記制御装置が、前記在庫数判定ステップの後、当該商品を前記発注数量分、発注装置に発注させる発注ステップと、を備える在庫管理方法。
商品コード(あるいはこれを一意に特定できる情報)と、数量と、受注拠点(あるいはこれを一意に特定できる情報)と、の情報を含んだ受注データを、入力受付装置101が受け付ける。これによりフローが開始する。商品コードを一意に特定できる情報、受注拠点を一意に特定できる情報が入力された場合には、データベースと照合して、商品コード、拠点コードを得る。
Claims (10)
- 商品を一意に特定するための商品コードを用いて、複数の拠点に保有する商品の在庫数を一元管理する在庫管理システムであって、
各装置の動作を制御し、且つ、データベースにアクセスし、その内容を書き換え制御可能な制御装置と、
受注データの入力を受け付ける入力受付装置と、を備え、
前記入力受付装置が前記受注データの入力を受け付けると、前記制御装置は、前記受注データの情報から、必要に応じてデータベースを参照して、商品コードと、商品の受注数と、受注拠点情報と、を取得し、
前記データベースに記憶された当該受注拠点の当該商品の在庫数を前記受注数分減少するように制御し、且つ、
前記制御装置が、減少後の当該拠点での当該商品の在庫数が、前記データベースに記憶された当該拠点での当該商品についての発注点を下回ったと判定した場合には、当該商品について、前記データベースに記憶された当該拠点での発注数量分、発注装置に発注させるように制御する、在庫管理システム。 - 請求項1に記載の在庫管理システムにおいて、
前記制御装置は、前記データベースに記憶された、商品及び拠点の両方に関連付けられた、前回発注日、第1の発注間隔、及び前記第1の発注間隔よりも短い第2の発注間隔の情報を取得し、且つ、
前回発注日から第1の発注間隔を経過した後においても発注が行われないか、又は前回発注日から第2の発注間隔を経過する前に発注が行われたかを判別し、これらの場合には異常報告を行う、在庫管理システム。 - 請求項1に記載の在庫管理システムにおいて、
前記制御装置は、前記受注データから配送が要であると判定すると、
前記データベースに記憶された受注拠点及び商品の両方に関連付けられた配送元拠点情報を参照し、
配送元拠点が受注拠点と異なっている場合には、前記受注拠点に代えて配送元拠点を在庫数の減少を行う対象の拠点として決定し、在庫数の減少の制御を行う、在庫管理システム。 - 請求項3に記載の在庫管理システムにおいて、
前記制御装置は、前記受注データの発送先住所と前記データベースに記憶された配送業者の配送エリア、前記受注データの前記配送希望日時と前記データベースに記憶された配送業者の配送スケジュールとを照合して、前記発送先住所を配送エリアに含み、前記配送希望日時のスケジュールに空きのある配送業者を抽出する、在庫管理システム。 - 請求項4に記載の在庫管理システムにおいて、
前記制御手段は、前記受注データから配送に追加で求められる付加的な用件の有無とその内容とを判定し、且つ、
付加的な用件が有る場合に、前記制御手段は、付加的な用件の内容と、前記データベースに記憶された前記付加的な用件に必要な条件に関する情報、及び配送業者ごとのに保有する条件に関する情報と、をさらに参照して、付加的な用件と配送の両方を行うことのできる配送業者を抽出する、在庫管理システム。 - 制御装置と入力受付装置とを備える在庫管理システムで実行される在庫管理方法であって、
前記入力受付装置が、少なくとも商品コードを一意に特定可能な情報と、当該商品の受注数と、受注拠点を一意に特定可能な情報と、が含まれる受注データの入力を受け付ける入力受付ステップと
前記入力受付ステップの後、前記制御装置が、データベースに記憶された当該受注拠点の当該商品の在庫数を前記受注数分減少制御する在庫数減少ステップと、
前記在庫数減少ステップの後前記制御装置が、減少制御後の当該商品の在庫数とデータベースに記憶された発注点とを対比し、発注点を下回っているかを判定する在庫数判定ステップと、
発注点を下回っている場合には、前記在庫数判定ステップの後、当該商品を前記発注数量分、発注装置に発注させるように前記制御装置が発注の制御をする発注ステップと、
を備える在庫管理方法。 - 請求項6に記載の在庫管理方法において、
前記発注ステップの後に、前記データベースに記憶された前記商品についての前回発注日に関する情報を読み出して、前記制御装置が前回発注日と今回発注日との発注間隔を決定する発注間隔決定ステップと、
前記発注間隔決定ステップの後、前記発注間隔と、前記データベースに記憶された第1の発注間隔及び第2の発注間隔のそれぞれと、を対比する発注間隔対比ステップと、
前記制御装置が、前記発注間隔対比ステップにおいて前記発注間隔が前記第1の発注間隔よりも長い、又は前回発注間隔が前記第2の発注間隔よりも短いと判定した場合に、ユーザに異常報告する異常報告ステップと、をさらに備える、在庫管理方法。 - 請求項6に記載の在庫管理方法において、
前記入力受付ステップの後、前記受注データの配送の要否情報から前記制御装置が配送の要否を判定する配送要否判定ステップと、
配送要である場合に、前記在庫数減少ステップの前に、前記制御装置は、前記データベースに記憶された拠点及び商品それぞれに関連付けられた配送元拠点情報を参照して、前記在庫数減少ステップで在庫数の減少を行う対象の拠点を決定する在庫数減少拠点決定ステップと、をさらに備え、
前記在庫数減少ステップは、前記在庫数減少拠点決定ステップで決定された拠点が前記受注拠点と異なる場合には、前記受注拠点に代えて当該異なる拠点での当該商品の在庫数を前記受注数分減少制御するステップである、在庫管理方法。 - 請求項8に記載の在庫管理方法において、
前記配送要否判定ステップの後、前記制御装置が配送要であると判定した場合に、前記制御装置は、受注データの配送先住所及び配送希望日時に関する情報と、前記データベースに記憶された配送業者情報と、配送業者ごとの配送エリア及び配送スケジュールと、を照合して、前記発送先住所を配送エリアに含み、前記配送希望日時のスケジュールに空きのある配送業者を抽出する配送業者抽出ステップをさらに備える、在庫管理方法。 - 請求項8に記載の在庫管理方法において、
前記制御装置が、受注データの内容から、付加的な用件があるか否かを判定する付加的な用件有無判定ステップと、
前記配送要否判定ステップ及びの前記付加的な用件有無判定ステップ後、前記制御装置が配送要且つ付加的な用件要であると判定した場合に、前記制御装置は受注データの配送先住所及び配送希望日時に関する情報、及び付加的な用件に必要な条件に関する情報と、前記データベースに記憶された配送業者情報、配送業者ごとの配送エリア及び配送スケジュール、及び配送業者ごとの条件に関する情報と、を照合して、前記発送先住所を配送エリアに含み、前記配送希望日時のスケジュールに空きがあり、付加的な用件が可能な配送業者を抽出する配送業者抽出ステップをさらに備える、在庫管理方法。
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