JP2001357270A - サプライチェーンの製品・部品・材料供給システム - Google Patents

サプライチェーンの製品・部品・材料供給システム

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JP2001357270A
JP2001357270A JP2000178570A JP2000178570A JP2001357270A JP 2001357270 A JP2001357270 A JP 2001357270A JP 2000178570 A JP2000178570 A JP 2000178570A JP 2000178570 A JP2000178570 A JP 2000178570A JP 2001357270 A JP2001357270 A JP 2001357270A
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Hiroshi Sugiyama
啓史 杉山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サプライチエーンで結ばれる企業体間で、遅
滞なく在庫情報を伝達し、共有することで、製品・部品
・材料の要求企業体の注文に低水準の在庫量で効率的に
対応する。 【解決手段】 製品・部品・材料要求企業体が製品の需
給情報などの電子データを発信するために、例えばイン
ターネットなどの開放型の通信回線に接続した通信装置
に直接つながる電子データ供給装置を介し、特定の企業
体にだけ接続を許可するセキュリティ保護機能で保護し
た上で、前記供給企業体から接続要請信号を受けるとと
もにデータ蓄積装置内の電子データに暗号化処理を行
い、専用回線もしくはインターネットなどの一般通信回
線を経由して前記供給企業体の電子データ通信装置に送
信し、さらに同供給企業体のデータ蓄積装置内に転送す
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サプライチエーン
を構成する企業体間で、サプライチェーン内の在庫の有
効活用をはかる製品・部品・材料供給システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】サプライチェーンを構成する企業同士
が、需給情報などの電子データを交換するためにはED
I(電子データ交換)規約を利用して、あらかじめ当該
企業間で定められた通信手順に基づき、固定されたデー
タ仕様で専用線を経由して通信している。通信装置には
通信用のサーバを介し、専用線あるいは特定の通信回線
を経由して特定の企業体間で決められた規則の基にデー
タの送受信を行っている。現行のEDI(電子データ交
換)は、事前に取引先との間で様々な事項を合意してお
く必要があることから、継続的な取引関係にある特定の
相手とのデータ交換に利用されている。
【0003】在庫の補充計画は製品・部品・材料の要求
企業体が通常過去の出荷実績に基づいてその傾向を分析
し、供給企業体に発注している。
【0004】この製品・部品・材料の在庫補充計画はあ
らかじめ決められた計画確定日を過ぎた後は特段の変更
が発生しない限り予定通り補充される。製品・部品・材
料の要求企業体に入庫した補充実績の品番と数量は目視
で確認し在庫管理用台帳もしくは在庫管理システムの端
末に手入力される。
【0005】前記要求企業体からの製品・部品・材料の
飛込み注文や直前の変更、あるいは取り消し注文など当
初の予定にない注文に対して供給企業体の在庫がない場
合は、他の供給企業体に対して予備在庫を電話やFAX
で問い合わせする。問合せを受けた供給企業体では自企
業体の在庫状況を調査するため在庫管理台帳で調べ、管
理台帳が不正確もしくは台帳そのものがない場合は倉庫
で実物を確認する必要があるので要求企業体に対して回
答できるまでに時間がかかる。在庫確認の結果、該当の
製品・部品・材料の在庫があればこれを前記要求企業体
に引き当て可能の回答をする。通常、前記要求企業体は
その他の供給企業体にも在庫があるかどうか確認するこ
とはなく、購入条件や受け渡し条件、支払条件などの比
較検討をすることもなく当該の供給企業体に在庫を移譲
してもらうよう要請する。もし照会した供給企業体に引
き当てできる在庫がない場合は、前記要求企業体はさら
に他の供給企業体へ照会し、引き当てできる在庫が見つ
かるまでこれを繰り返す。
【0006】前記要求企業体からの照会を受けた他の供
給企業体はその企業体の判断で在庫から引き当てて供給
する。しかし自企業体の在庫を融通した場合に自企業体
の在庫が不足し、他の要求企業体からの購入依頼に対し
て欠品を起こす懸念がある場合は当該在庫が必要に応じ
て補充されるという確信がない限り前記供給企業体は前
記要求企業体に対して在庫の引き当てを拒否する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常の
サプライチェーンでは製品・部品・材料を要求する企業
体の在庫情報に基づき、その在庫準備量に合せた生産計
画を立てることでサプライチェーン内の全体在庫を調整
し削減しようとするが、要求企業体の在庫情報に基づく
供給計画だけではその時点での在庫の不足を補給するだ
けで、今後の需給見込みを予測して対応することはでき
ず、また実際の需要と乖離が生じた場合には、補正する
手段がない。このため要求企業体は出庫実績だけでなく
過去の出庫傾向も合わせて需要を予測し、供給計画の数
量を適宜変更することが必要になる。
【0008】出庫実績情報の収集手順を簡略化するため
には、従来のEDI(電子データ交換)では電子データ
の交換をするために通信手順や通信規約など様々な項目
を通信対象の企業間で事前に取り決めておく必要がある
ため、実際に電子データの通信交換をする場合に事前合
意ができていないとデータ交換することができない。代
表的なEDI規格であるCII標準、UN/EDIFA
CT、ANSI X12で用いられているデータ仕様は
相互にほとんど流用性がないため、各規格に準拠したメ
ッセージ交換のためにはデータ交換装置が不可欠になっ
ており、取引上の重要な問題になっている。
【0009】在庫の補充計画は出庫実績数量に基づいて
算出されるが、出庫実績情報は前記要求企業体で実際に
出庫された過去のデータに過ぎず、今後どれだけ出庫で
きるだろうという予測データではない。従来在庫補充量
及び生産計画量を策定するのに難しいのは過去の出庫デ
ータから今後の出庫数量をできるだけ正確に予測するこ
とにある。
【0010】また、製品・部品・材料の供給企業体から
提示された在庫補充計画が実際の出庫要求に合わない場
合、要求企業体は遅滞なく在庫補充計画を補正し、供給
企業体はその要求に応じる必要がある。
【0011】また、在庫補充計画に合った製品・部品・
材料が計画数量どおり実際に補充されたかどうか、前記
要求企業体が入庫の都度、入庫実績を確認し、差異があ
れば供給企業体に遅滞なく連絡し、差異を解消しなけれ
ばならない。
【0012】また、前記要求企業体からの製品・部品・
材料の飛込み注文や直前の変更など当初の予定にない注
文に対して供給企業体の在庫がない場合は、他の供給企
業体に対して電話やFAXなどの通信手段を使って予備
在庫の有無を問い合わせ、照会し引き当ての不足を解消
しなければならない。
【0013】また、前記要求企業体からの在庫照会を受
けた他の供給企業体は自社の倉庫の在庫状況を在庫管理
台帳や在庫管理システムもしくは現物を目視で確認し要
求企業体に電話やFAXなどの通信手段を使って回答し
なければならない。
【0014】また、市場の需要は不測の事態により常に
変動する。納品直前になっての品番や色番の変更、数量
の変更、納期の変更など事前に想定できない注文変更に
も供給企業体は速やかに対応することを要求される。従
来はこれを供給企業体が個々に対応しているが個別対応
だけでは数量的にも納期的にも限度がある。
【0015】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、サプライチエーンを構成する企業体間
で、サプライチェーンを構成する複数の企業体の在庫の
有効活用をはかることが可能なサプライチエーンの製品
・部品・材料供給システムを提供することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1では製品・部品・材料要求企業体
が製品の需給情報などの電子データを発信するために、
例えばインターネットなどの開放型の通信回線に接続し
た通信装置に直接つながる電子データ供給装置を介し、
特定の企業体にだけ接続を許可するセキュリティ保護機
能で保護した上で、前記供給企業体から接続要請信号を
受けるとともにデータ蓄積装置内の電子データに暗号化
処理を行い、専用回線もしくはインターネットなどの一
般通信回線を経由して前記供給企業体の電子データ通信
装置に送信し、さらに同供給企業体のデータ蓄積装置内
に転送することとした。
【0017】これにより前記企業体間で送受信する出庫
先情報、出庫価格情報、予定納期情報などの売上げ付属
情報と、引き合い物件情報のような需要予測情報などの
電子データの仕様は前記要求企業体及び前記供給企業体
間であらかじめ取り決めておく必要はなく、文字及び数
字で構成された情報をファイルとして通信できるFTP
のようなファイル転送プロトコルや、SGML・XGL
といったマークアップ言語で記述されたテキストデータ
を通信できるHTTPのようなテキスト転送プロトコル
を使用し、電子データ交換の仕様について事前に取り決
めを行っていない企業体に対しても電子データの交換を
可能とし、サプライチェーンに参加する企業体の枠を広
げることが可能になる。
【0018】電子データの交換に要する通信回線は、従
来のEDIのような専用回線だけでなくインターネット
などの一般回線も利用できるため、出庫実績情報提供手
段としてはパソコンを始め携帯情報端末(PDM)や携
帯電話などの汎用的な機器及び装置を利用することが可
能となる。これらの汎用的な機器及び装置はブラウザの
ような一般的な画面表示機能を保持しているので、分か
り易い簡単な操作で必要な情報を表示させることが可能
になる。また携帯可能な機器や装置では企業体内の特定
の場所からだけではなく、例えば企業体の外の出張先や
出先からでもインターネットなどの通信手段を介して必
要な情報を得るために対象の企業体のデータ提供装置に
接続することが可能になる。
【0019】さらに、前記一般回線を利用した受発注装
置や見積装置、提案装置や各種情報提供装置があれば、
これらの装置とも電子データを交換することが可能にな
り、在庫情報や納期情報を併せた受発注や見積、提案、
情報提供が可能になる。
【0020】また、請求項2では、製品・部品・材料の
複数の要求企業体の在庫情報や出庫実績情報をインター
ネットなどの一般回線による通信手段を通じて遅滞なく
収集し、集計、分析して在庫補充計画を作成するために
は単に各々の要求企業体の出庫実績数量をそのまま補充
数量とするものではなく製品別・部品別・材料別あるい
は時間別、地域別などの特性に基づき集計及び分析し、
個別の要求企業体への供給計画を作成する。
【0021】また、請求項3では、前記供給企業体の製
品・部品・材料の補充予定品番や補充予定数量、生産計
画、予定納期などの補充計画情報を前記通信回線を介
し、前記サプライチェーンを構成する要求企業体に配信
する補充予定情報配信手段を設けた。これにより、前記
要求企業体は供給企業体からの納品予定を事前に把握す
ることができる。
【0022】また、請求項4では、在庫補充計画が実際
の必要数量にできるだけ近くなるように、前記要求企業
体は前記供給企業体からインターネットなどの一般回線
による通信手段を通じて提示された在庫補充計画をブラ
ウザなどの画面表示装置で確認し、自企業体の基準在庫
量もしくは安全在庫量を基に販売促進活動による売上げ
増加見込みなどその時点で把握できている需要変動要因
も考慮の上、在庫補充計画値を変更し、注文指示画面の
中の確認ボタンもしくは発注ボタンを押下することで供
給企業体に対する出荷指示を確定させることができる。
【0023】前記要求企業体は製品・部品・材料の在庫
補充実績を確認の目的で、在庫補充計画数量と入庫実績
数量を突き合わせるため、製品・部品・材料が入荷した
時点で数量の計数確認を行う。計数した結果は在庫補充
計画数量を表示した画面表示装置で補充実績数量として
入力する。製品・部品・材料には個別にバーコードを付
与することも可能でありその場合はバーコード読み取り
装置で読み取ることで正確な数量を入力できる。この時
点で補充計画数量と入庫実績数量に差異がある場合は、
その数量差が前記画面に自動的に表示されるのでその画
面で訂正指示ボタンを押下し、供給企業体に対してイン
ターネットなどの通信手段を通じて遅滞なく供給数量の
訂正を指示することができる。これにより要求企業体の
在庫情報に基づいた供給計画をインターネットなどの一
般通信回線による通信手段を通じて要求企業体に提示
し、要求企業体は出庫実績や出庫傾向に合わせて供給計
画の数量を適宜変更することが可能になる。
【0024】また、請求項5では、前記要求企業体はイ
ンターネットなどの通信手段を通じて自企業体の在庫情
報、特に現在引き当てられていない有効在庫情報をサプ
ライチェーンを構成する全ての企業体に対して公開する
こととした。これによりある要求企業体からの急ぎや飛
び込み注文という当初の予定になかった注文に対して供
給企業体の在庫が不足していた場合は、他の供給企業体
が持つ在庫のみならずその要求企業体と同種の企業体が
持つ在庫も合わせてインターネットなどの通信手段を通
じて遅滞なく確認することができる。
【0025】また、請求項6では、不足在庫引き当て手
段を設けるようにした。これにより、前記サプライチェ
ーンを構成する複数の企業体の在庫を同時に確認できる
ことから、購入条件や受け渡し条件、輸送距離や時間、
支払条件などを比較検討し、自企業体にとって有利な条
件の在庫を引き当てることが可能になる。在庫の引当は
あらかじめ定められた処理手順に従って自動で処理する
ことも、また手動に切り替えて個々に処理することもで
きる。このインターネットなどの通信手段を介した在庫
情報の相互共有化によって、サプライチェーンを構成す
る要求企業体同士は、各々の企業体の持つ在庫を不足在
庫引き当て手段により、自動あるいは手動で融通し合う
ことが可能になり、サプライチェーン全体の在庫量を常
に低い水準で維持することが可能になる。
【0026】前記インターネットなどの通信手段を介し
てサプライチェーンを構成する他企業体の在庫を確認す
ることはエージェント検索装置を使って自動で検索する
ことが可能になる。エージェント検索装置は前記要求企
業体の設定した要求仕様に基づき、インターネットなど
の通信手段に接続された前記サプライチェーンを構成す
るすべての企業体の在庫データ蓄積装置に同企業体の通
信装置を介して接続し、前記要求仕様に合致する在庫量
データを収集することで要求企業体の照会の手間を削減
することが可能になる。
【0027】また当該要求に一致する該当品の在庫がな
くとも、代替品や代用品、あるいは類似品の在庫情報も
同時に確認できるため、緊急の要求に間に合わせること
ができる。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の内容をより理解しやすく
するため、以下に図面を参照し、実施例を用いて説明す
る。
【0029】
【実施例】図1に示すように本発明の実施例はインター
ネットに接続されたコンピュータで構成され、データ蓄
積装置3には製品・部品・材料の要求企業体の出庫実績
ファイル5が格納されている。要求企業体と供給企業体
のコンピュータは通信装置6、通信回線7、インターネ
ット8及び通信回線9、通信装置10により接続されて
いる。供給企業体のコンピュータはデータ蓄積装置11
及びデータ変換装置12で構成され、電子データは画面
のブラウザで表示される。
【0030】最初に、要求企業体で出庫実績をコンピュ
ータからデータ蓄積装置に格納する。図1に示すように
本発明の実施例はインターネットに接続されたコンピュ
ータで構成され、データ蓄積装置3には製品・部品・材
料の要求企業体の出庫実績ファイル5が格納されてい
る。出庫実績ファイル5の中の出庫データは電子データ
として通信装置6から通信回線7に送信されインターネ
ット8を経由して供給企業体側の通信装置8により受信
される。通信装置8で受信された電子データは一旦デー
タ蓄積装置11に保管されると同時にデータ変換装置1
2で供給企業体のコンピュータに則したデータ仕様に変
換され、出庫実績ファイル13として再びデータ蓄積装
置11に保管される。
【0031】複数の要求企業体から受信されデータ蓄積
装置11に保管された複数の出庫実績ファイルは集計装
置14で集計され、製品・部品・材料別、時間別、地域
別に分類される。分類された出庫実績データは過去の出
庫実績と合わせて出庫傾向を分析され、供給企業体の供
給予定数量ファイルとしてデータ蓄積装置11に保管さ
れる。
【0032】供給企業体のデータ蓄積装置11に蓄積さ
れた供給予定数量ファイルは通信装置10から通信回線
9に送信され、インターネット8及び通信回線7を経由
して要求企業体の通信装置6で受信される。要求企業体
は通信装置6を通してデータ蓄積装置5に蓄積された供
給予定数量ファイルを、要求企業体のコンピュータのブ
ラウザ画面で供給予定数量データとして表示し、供給予
定数量を確認する。
【0033】図2は電子データ送信処理実施例の一般的
なフローチャートを示す。出庫実績データのような電子
データは電子データ要求者に送信していい数量内容かど
うか、送信者が確認し必要があればデータ内容を改廃す
る。電子データは送信者側の判断及び操作で送信される
のでなく、電子データ要求者による送信要求を受信した
時点で通信装置を通じて送信される。
【0034】電子データ送信要求者がサプライチェーン
を構成する正規の企業体であるかどうかを要求者別に事
前に登録された識別記号及び暗証番号で識別し、正規の
要求者であると識別した場合にのみデータ送信要求信号
を受け付ける。
【0035】送信されるデータはインターネットなどの
不特定多数が利用する通信回線を経由するため、サプラ
イチェーン構成者以外の第三者からの盗聴や改ざんなど
の不正行為を避けるためデータには特定のサプライチェ
ーン構成者だけが解読できる約束事に従って暗号化処理
を施して送信する。
【0036】図3はデータ蓄積装置に格納された出庫実
績ファイルの構成例を示す。出庫実績数量は日別、時間
別、商品別、地域別、客先別などの属性によって区分さ
れた数量データとしてファイルに保管される。
【0037】図3の属性別出庫実績数量データは供給企
業体で属性別に集計、分析され、製品・部品・材料の供
給数量計画の算出の基準となる。
【0038】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1では、サプライチェーンを構成する企業
体同士で、市場における製品の需給情報を遅延のない実
時間で共有することが可能になり、その出庫実績情報に
合わせた在庫補充計画及び生産計画、調達計画を立案す
ることでサプライチェーン全体の在庫量の低減を図るこ
とが可能になる。サプライチェーンを構成する企業体間
では電子データ交換手順をあらかじめ登録する必要がな
く、インターネットに接続するだけで需給情報を取得す
ることができる。
【0039】請求項2では、製品・部品・材料の複数の
要求企業体の出庫実績情報を集計し分析することで、供
給計画の精度を上げることができる。
【0040】請求項3では、供給企業体の提供した供給
計画に対して飛び込み注文などの変動要因が発生して
も、変動に合わせて都度発注量を変更することができ
る。
【0041】請求項4では、供給計画値と実際の納品実
績に差異が発生しても遅滞なく訂正し、数量を合わせる
ことができる。
【0042】請求項5では、飛び込みや変更などの緊急
の注文に他の企業体の在庫を照会することができる。
【0043】請求項6では、飛び込みや変更などの緊急
の注文に対して他の企業体の在庫を当該企業体の判断が
なくても引き当てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的システム構成を示す図
【図2】本発明の電子データ送信処理の手順を示すフロ
ーチャート図
【図3】本発明の出庫実績ファイルの構成例を示す図
【符号の説明】
1…入力装置、2…表示装置、3…データ蓄積装置、4
…データ変換処理、5…出庫実績ファイル、6…通信装
置、7…通信回線、8…インターネット、9…通信回
線、10…通信装置、11…データ蓄積装置、12…デ
ータ変換処理装置、13…出庫実績ファイル、14…需
要予測処理装置、15…供給数量計画ファイル、16…
入力装置、17…表示装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サプライチェーンを構成する製品・部品
    ・材料の要求企業体及び供給企業体において、 前記要求企業体と前記供給企業体間での電子データの通
    信を行う電子データ通信手段と、 前記電子データ通信手段を介して前記要求企業体及び/
    又は前記供給企業体の製品・部品・材料の需給情報の交
    換・保存等の共有化を行う需給情報共有化手段とを設け
    るとともに、 前記需給情報共有化手段として、開放型の通信回線に接
    続された情報蓄積・提供手段を用いることを特徴とする
    サプライチェーンの製品・部品・材料供給システム
  2. 【請求項2】 前記要求企業体が提供する製品・部品・
    材料の需要予測情報と、前記製品・部品・材料の需給情
    報とを組み合わせて需要予測を行う需要予測情報分析手
    段を設けたことを特徴とする請求項1記載サプライチェ
    ーンの製品・部品・材料供給システム。
  3. 【請求項3】 前記供給企業体の製品・部品・材料の補
    充予定情報を、前記通信回線を介し配信する補充予定情
    報配信手段を設けたことを特徴とする請求項1,2記載
    のサプライチェーンの製品・部品・材料供給システム。
  4. 【請求項4】 前記要求企業体における製品・部品・材
    料の補充実績数量情報,不足数量情報,瑕疵情報など
    を、前記通信回線を介し配信する補充実績情報配信手段
    を設けたことを特徴とする請求項1から3記載のサプラ
    イチェーンの製品・部品・材料供給システム。
  5. 【請求項5】 前記要求企業体及び前記供給企業体の引
    当されていない予備在庫の数量,価格,瑕疵等に関する
    情報を、前記通信回線を介して共有化する予備在庫情報
    共有手段を設けたことを特徴とする請求項1から4記載
    のサプライチェーンの製品・部品・材料供給システム。
  6. 【請求項6】 前記要求企業体から要求を受けた前記供
    給企業体の在庫が不足していた場合、 通信回線を介して共有化された前記予備在庫情報に基づ
    き前記サプライチェーンを構成する他の要求企業体ある
    いは他の供給企業体の引当されていない在庫を融通し引
    き当てる不足在庫引き当て手段を設けたことを特徴とす
    る請求項5記載のサプライチェーンの製品・部品・材料
    供給システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20020035460A (ko) * 2000-11-06 2002-05-11 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 부품조달·부품관리방법 및 장치
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