JP2003012154A - 在庫管理装置及び在庫管理方法 - Google Patents

在庫管理装置及び在庫管理方法

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JP2003012154A
JP2003012154A JP2001201124A JP2001201124A JP2003012154A JP 2003012154 A JP2003012154 A JP 2003012154A JP 2001201124 A JP2001201124 A JP 2001201124A JP 2001201124 A JP2001201124 A JP 2001201124A JP 2003012154 A JP2003012154 A JP 2003012154A
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JP
Japan
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inventory
warehouse
goods
owner
management device
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JP2001201124A
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Shoichi Yoshimura
祥一 吉村
Shuichi Fukahori
秀一 深堀
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 近隣の倉庫に保管されている製品の在庫数が
製品の出荷台数を上回る場合でも、製品の出荷台数が出
荷依頼を受けた代理店とメーカーの合計在庫数を上回る
場合には、他の倉庫又は工場から製品を近隣の倉庫に搬
送しなければ、製品の引当処理を実施することができ
ず、効率的に製品の引当処理を実施することができない
課題があった。 【解決手段】 品物の出荷依頼を受けると、その製品の
出荷台数と倉庫在庫及び勘定在庫とを比較して、出荷す
る製品の引当処理を実施するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の倉庫に分
散されて保管されている品物の引当処理を実施する在庫
管理装置及び在庫管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】会社の規模により異なるが、同一の製品
を複数の倉庫に分散して保管する場合がある。図8の例
では、X倉庫とY倉庫とZ倉庫が同一製品を保管してい
る。ただし、各倉庫に保管されている製品の所有者が一
人であるとは限らず、複数人の所有者が存在する場合が
ある。例えば、X倉庫においては、メーカーが40台所
有し、A代理店が10台所有し、B代理店が30台所有
している。
【0003】ここで、顧客の注文により製品の出荷依頼
を受けると、近隣の倉庫より製品を引き当てて出荷する
が、例えば、X倉庫が近隣の倉庫である場合において、
A代理店が出荷依頼を受けた場合、製品の出荷台数が1
0台までであれば、X倉庫に保管されているA代理店所
有の製品を引き当てて出荷処理を実施する。しかし、製
品の出荷台数が10台を越えると、A代理店所有の製品
だけでは賄うことができないので、メーカーに対して製
品の補給オーダーを発行することにより、X倉庫に保管
されているメーカー所有の製品の卸しを依頼する。これ
により、製品の出荷台数を賄うことができれば、A代理
店所有の製品(A代理店所有の製品の中には、メーカー
から卸した製品を含む)を引き当てて出荷処理を実施す
る。
【0004】図8の例では、X倉庫に保管されているメ
ーカー所有の製品が40台であるので、出荷台数が50
台までであれば、X倉庫以外の他の倉庫から製品を補給
することなく、製品の出荷処理を実施することができ
る。しかし、製品の出荷台数が50台を越えると、X倉
庫におけるA代理店所有の製品とメーカー所有の製品だ
けでは賄うことができない。この場合、X倉庫以外の他
の倉庫であるY倉庫やZ倉庫に保管されているメーカー
所有の製品をX倉庫に搬送して、A代理店が当該製品を
仕入れるようにする。図9は従来の在庫管理方法を示す
フローチャートであり、上述した処理の詳細を記述して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の在庫管理方法は
以上のように構成されているので、近隣の倉庫に保管さ
れている製品の在庫数が製品の出荷台数を上回る場合で
も、製品の出荷台数が出荷依頼を受けた代理店とメーカ
ーの合計在庫数を上回る場合には、他の倉庫又は工場か
ら製品を近隣の倉庫に搬送しなければ、製品の引当処理
を実施することができず、効率的に製品の引当処理を実
施することができない課題があった。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、効率的に製品の引当処理を実施す
ることができる在庫管理装置及び在庫管理方法を得るこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る在庫管理
装置は、品物の出荷依頼を受けると、その品物の出荷台
数と在庫管理手段に管理されている倉庫毎及び所有者毎
の在庫数とを比較して、出荷する品物の引当処理を実施
するようにしたものである。
【0008】この発明に係る在庫管理装置は、出荷依頼
に係る所有者の在庫数が品物の出荷台数を下回らない場
合において、所定の倉庫の在庫数が品物の出荷台数を下
回らない場合、その倉庫に保管されている品物を引き当
てるようにしたものである。
【0009】この発明に係る在庫管理装置は、出荷依頼
に係る所有者の在庫数が品物の出荷台数を下回らない場
合において、所定の倉庫の在庫数が品物の出荷台数を下
回る場合、他の倉庫又は工場から不足分の品物を所定の
倉庫に補充してから、その倉庫に保管されている品物を
引き当てるようにしたものである。
【0010】この発明に係る在庫管理装置は、出荷依頼
に係る所有者の在庫数が品物の出荷台数を下回る場合に
おいて、所定の倉庫の在庫数が品物の出荷台数を下回ら
ない場合、その倉庫におけるメーカー在庫から当該所有
者の在庫を補給してから、その倉庫に保管されている品
物を引き当てるようにしたものである。
【0011】この発明に係る在庫管理装置は、出荷依頼
に係る所有者の在庫数が品物の出荷台数を下回る場合に
おいて、所定の倉庫の在庫数が品物の出荷台数を下回る
場合、他の倉庫又は工場から不足分の品物を所定の倉庫
に補充してから、その倉庫に保管されている品物を引き
当てるようにしたものである。
【0012】この発明に係る在庫管理装置は、各倉庫の
在庫数が在庫下限数を下回ると、品物の補充処理を実施
するようにしたものである。
【0013】この発明に係る在庫管理装置は、各所有者
の在庫数が在庫下限数を下回ると、品物の補充処理を実
施するようにしたものである。
【0014】この発明に係る在庫管理装置は、各倉庫の
在庫数の合計と各所有者の在庫数の合計を比較し、両者
が一致しない場合、メーカーの在庫数を調整するように
したものである。
【0015】この発明に係る在庫管理装置は、倉庫の在
庫数と棚卸数を比較し、その棚卸数が倉庫の在庫数より
少ない場合、メーカーの在庫数から差損数を引き落とす
ようにしたものである。
【0016】この発明に係る在庫管理装置は、倉庫の在
庫数と棚卸数を比較し、その棚卸数が倉庫の在庫数より
少ない場合、各所有者の在庫数の比率で差損数を按分
し、各所有者の在庫数から当該差損数の按分結果を引き
落とすようにしたものである。
【0017】この発明に係る在庫管理方法は、品物の出
荷依頼を受けると、その品物の出荷台数と倉庫毎及び所
有者毎の在庫数とを比較して、出荷する品物の引当処理
を実施するようにしたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による在
庫管理装置を示す構成図であり、図において、1は代理
店が製品(品物)の仕入れ等を行う際に操作する代理店
クライアントPC、2はメーカーがメーカー在庫の補給
等を行う際に操作するメーカークライアントPC、3は
倉庫クライアントPC、4は在庫管理装置、5はインタ
ーネットである。
【0019】11は在庫管理装置4のWWWアプリケー
ションサーバ、12は在庫管理装置4のデータベースサ
ーバ、21は複数の倉庫に分散されて保管されている製
品の倉庫毎の在庫数を管理するとともに、その製品の所
有者毎の在庫数を管理する在庫データ処理部(在庫管理
手段)、22は製品の出荷依頼を受けると、その製品の
出荷台数と在庫データ処理部21に管理されている倉庫
毎及び所有者毎の在庫数とを比較して、出荷する製品の
引当処理を実施するオーダー処理部(引当手段)、23
は各倉庫の在庫数や各所有者の在庫数が在庫下限数を下
回ると、製品の補充処理を実施する発注量データ処理部
(補充手段)、24は各種マスタ(例えば、在庫、商
品、客先、発注点、発注量)を管理するマスタ処理部で
ある(図2を参照)。
【0020】31はオーダーの内容を格納するオーダー
DB(図3(6)を参照)、32は所有者毎の在庫数で
ある勘定在庫を格納する勘定在庫DB(図3(4)を参
照)、33は倉庫毎の在庫数である倉庫在庫を格納する
倉庫在庫DB(図3(5)を参照)、34は製品の補充
台数である発注量や、在庫下限数である発注点を格納す
る発注量DB(図3(1),(2)を参照)、35は顧
客に関する情報を格納する顧客DB、36は商品に関す
る情報を格納する商品DB、39は製品の補給配分を格
納する補給配分DB(図3(3)を参照)である。図4
及び図5はこの発明の実施の形態1による在庫管理方法
を示すフローチャートである。
【0021】次に動作について説明する。ここでは、説
明の便宜上、図6に示すように、X倉庫の倉庫在庫が8
0台、Y倉庫の倉庫在庫が200台、Z倉庫の倉庫在庫
が190台であるとし、また、メーカーの勘定在庫が3
20台、A代理店の勘定在庫が70台、B代理店の勘定
在庫が80台であるとする。
【0022】例えば、A代理店が顧客の注文を受けるこ
とにより、A代理店の代理店クライアントPC1を操作
して製品の出荷オーダー(出荷オーダーには製品の出荷
台数の情報が含まれる)を入力すると、代理店クライア
ントPC1が製品の出荷オーダーをインターネット5を
介して在庫管理装置4に送信する(ステップST1)。
【0023】在庫管理装置4のオーダー処理部22は、
代理店クライアントPC1から製品の出荷オーダーを受
けると、勘定在庫DB32を参照して、A代理店の勘定
在庫を検索する(ステップST2)。そして、オーダー
処理部22は、A代理店の勘定在庫と製品の出荷台数を
比較して、自己所有の製品だけで出荷を賄うことができ
るか否かを判断する(ステップST3)。図6の例で
は、A代理店の勘定在庫が70台であるので、製品の出
荷台数が70台以下であれば、自己所有の製品だけで出
荷を賄うことができると判断する。
【0024】ここでは、説明の便宜上、製品の出荷台数
が70台以下であるものとして説明を続ける。オーダー
処理部22は、倉庫在庫DB33を参照して、X倉庫の
倉庫在庫を検索する(ステップST4)。そして、オー
ダー処理部22は、X倉庫の倉庫在庫と製品の出荷台数
を比較して、X倉庫に保管されている製品だけで出荷を
賄うことができるか否かを判断する(ステップST
5)。図6の例では、X倉庫の倉庫在庫が80台である
ので、製品の出荷台数が80台以下であれば、X倉庫に
保管されている製品だけで出荷を賄うことができると判
断する。
【0025】この例では、上述したように、製品の出荷
台数が70台以下であるものとしているので、X倉庫に
保管されている製品だけで出荷を賄うことができると判
断される。しかし、出荷台数が60台でも、仮に、X倉
庫の倉庫在庫が50台であれば、X倉庫に保管されてい
る製品だけで出荷を賄うことができないので、他の倉庫
であるY,Z倉庫又は工場から不足分の製品をX倉庫に
補充する補給オーダーを作成する(ステップST6)。
即ち、10台だけ不足するので、例えば、Y倉庫に保管
されている製品のうち、10台分の製品をX倉庫に搬送
する。この際、在庫データ処理部21は、X倉庫の倉庫
在庫を10台増やし、Y倉庫の倉庫在庫を10台減らす
処理を実施する。また、A代理店の勘定在庫を10台増
やし、メーカーの勘定在庫を10台減らす処理を実施す
る。
【0026】オーダー処理部22は、X倉庫に保管され
ている製品から出荷台数分だけ引き当てる出荷オーダー
を作成して、製品の出荷を実施する(ステップST
7)。この際、在庫データ処理部21は、X倉庫の倉庫
在庫を出荷台数分減らし、A代理店の勘定在庫を出荷台
数分減らす処理を実施する。
【0027】次に、製品の出荷台数が70台を上回る場
合について説明する。オーダー処理部22は、倉庫在庫
DB33を参照して、X倉庫の倉庫在庫を検索する(ス
テップST8)。そして、オーダー処理部22は、X倉
庫の倉庫在庫と製品の出荷台数を比較して、X倉庫に保
管されている製品だけで出荷を賄うことができるか否か
を判断する(ステップST9)。図6の例では、X倉庫
の倉庫在庫が80台であるので、製品の出荷台数が80
台以下であれば、X倉庫に保管されている製品だけで出
荷を賄うことができると判断する。
【0028】したがって、製品の出荷台数が80台以下
であれば、X倉庫に保管されている製品だけで出荷を賄
うことができると判断されるが、仮に、出荷台数が10
0台であれば、X倉庫に保管されている製品だけで出荷
を賄うことができないので、他の倉庫であるY,Z倉庫
又は工場から不足分の製品をX倉庫に補充する補給オー
ダーを作成する(ステップST10)。即ち、20台だ
け不足するので、例えば、Y倉庫に保管されている製品
のうち、20台分の製品をX倉庫に搬送する。この際、
在庫データ処理部21は、X倉庫の倉庫在庫を20台増
やし、Y倉庫の倉庫在庫を20台減らす処理を実施す
る。
【0029】オーダー処理部22は、X倉庫に保管され
ている製品から出荷台数分だけ引き当てる出荷オーダー
を作成して、製品の出荷を実施する(ステップST1
1)。この際、在庫データ処理部21は、X倉庫の倉庫
在庫を出荷台数分減らすとともに、A代理店の勘定在庫
を零にして、メーカーの勘定在庫を不足台数分減らす処
理を実施する。
【0030】これにより、製品の出荷処理が完了する
が、製品の出荷によって倉庫在庫や勘定在庫が予め設定
した数量を下回ることがある。この実施の形態1では、
倉庫在庫や勘定在庫が予め設定した数量を下回ると、次
のようにして自動的に製品を補充するようにしている。
【0031】発注量データ処理部23は、倉庫在庫DB
33を参照して、例えば、X倉庫の倉庫在庫を検索する
とともに、発注量DB34を参照して、予め設定された
在庫下限数である発注点を検索する(ステップST1
2)。そして、発注量データ処理部23は、X倉庫の倉
庫在庫と発注点を比較する(ステップST13)。
【0032】発注量データ処理部23は、X倉庫の倉庫
在庫が発注点を下回っている場合、X倉庫の倉庫在庫を
補充するため、メーカーに対する補給オーダーを作成す
る(ステップST14)。これにより、メーカーの工場
から製品が搬送されてX倉庫に入ると、X倉庫の倉庫在
庫を補充台数分増やし、メーカーの勘定在庫を補充台数
分増やす処理を実施する。
【0033】次に、発注量データ処理部23は、勘定在
庫DB32を参照して、メーカーや代理店の勘定在庫を
検索するとともに、発注量DB34を参照して、予め設
定された在庫下限数である発注点を検索する(ステップ
ST15)。そして、発注量データ処理部23は、メー
カーや代理店の勘定在庫と発注点を比較する(ステップ
ST16)。
【0034】発注量データ処理部23は、例えば、A代
理店の勘定在庫が発注点を下回っている場合、A代理店
の勘定在庫を補充するため、メーカーに対する補給オー
ダーを作成する(ステップST17)。これにより、A
代理店の勘定在庫を補充台数分増やし、メーカーの勘定
在庫を補充台数分減らす処理を実施する。
【0035】以上で明らかなように、この実施の形態1
によれば、製品の出荷依頼を受けると、その製品の出荷
台数と倉庫在庫及び勘定在庫とを比較して、出荷する製
品の引当処理を実施するように構成したので、近隣の倉
庫の倉庫在庫が製品の出荷台数を上回る限りは、他の倉
庫や工場から製品を近隣の倉庫に搬送することなく、製
品の引当処理を実施することができる。したがって、効
率的に製品の引当処理を実施することができる効果を奏
する。
【0036】実施の形態2.上記実施の形態1では、特
に言及していないが、各倉庫在庫の合計と、各勘定在庫
の合計とに不一致が生じる場合がある。そこで、この実
施の形態2では、在庫データ処理部21が定期的に各倉
庫在庫の合計と各勘定在庫の合計とを比較し(例えば、
毎日、午前8時に比較する)、両者が一致しない場合、
メーカーの勘定在庫を調整して、両者の一致を図るよう
にする。これにより、在庫管理の適正化を図ることがで
きる効果を奏する。
【0037】実施の形態3.上記実施の形態1では、特
に言及していないが、在庫データ処理部21により管理
されている倉庫在庫が実際の在庫数と一致しない場合が
ある。そこで、この実施の形態3では、各倉庫の管理者
が倉庫に保管されている実際の在庫数(以下、棚卸数と
いう)を数えて、その棚卸数を棚卸結果DB37に格納
し、在庫データ処理部21が次のような処理を実施す
る。
【0038】即ち、在庫データ処理部21は、図7に示
すように、倉庫在庫DB33に格納されている倉庫在庫
と棚卸結果DB37に格納されている棚卸数を比較して
(ステップST21)、各倉庫の倉庫在庫と棚卸数が一
致しているか否かを判断する(ステップST22)。
【0039】そして、在庫データ処理部21は、棚卸数
が倉庫在庫より少ない場合、当該倉庫の倉庫在庫から差
損数を引き落とし(ステップST23)、また、メーカ
ーの勘定在庫から差損数を引き落とす処理を実施する
(ステップST24)。ここで、メーカーの勘定在庫に
は、差損数吸収用のバッファ勘定在庫が設定されている
(バッファ勘定在庫は引当勘定マスタ38に管理されて
いる)。
【0040】これにより、各倉庫の倉庫在庫と棚卸数の
一致を図ることができるが、その差損数がメーカーの勘
定在庫に設定されているバッファ勘定在庫を上回ってい
る場合、ステップST24の引き落とし処理だけでは、
差損数を吸収することができない。そこで、この場合に
は、各所有者の勘定在庫の比率で差損数(ステップST
24の引き落とし処理だけでは吸収されなかった残りの
差損数)を按分し、各所有者の勘定在庫から当該差損数
の按分結果を引き落とす処理を実施する(ステップST
25,ST26)。以上により、在庫管理の適正化を図
ることができる効果を奏する。
【0041】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、品物
の出荷依頼を受けると、その品物の出荷台数と在庫管理
手段に管理されている倉庫毎及び所有者毎の在庫数とを
比較して、出荷する品物の引当処理を実施するように構
成したので、効率的に品物の引当処理を実施することが
できる効果がある。
【0042】この発明によれば、出荷依頼に係る所有者
の在庫数が品物の出荷台数を下回らない場合において、
所定の倉庫の在庫数が品物の出荷台数を下回らない場
合、その倉庫に保管されている品物を引き当てるように
構成したので、直ちに品物の引当処理を実施することが
できる効果がある。
【0043】この発明によれば、出荷依頼に係る所有者
の在庫数が品物の出荷台数を下回らない場合において、
所定の倉庫の在庫数が品物の出荷台数を下回る場合、他
の倉庫又は工場から不足分の品物を所定の倉庫に補充し
てから、その倉庫に保管されている品物を引き当てるよ
うに構成したので、所定の倉庫の在庫数が品物の出荷台
数を下回る場合でも、品物の引当処理を実施することが
できる効果がある。
【0044】この発明によれば、出荷依頼に係る所有者
の在庫数が品物の出荷台数を下回る場合において、所定
の倉庫の在庫数が品物の出荷台数を下回らない場合、そ
の倉庫におけるメーカー在庫から当該所有者の在庫を補
給してから、その倉庫に保管されている品物を引き当て
るように構成したので、他の倉庫又は工場から不足分の
品物を所定の倉庫に搬送することなく、品物の引当処理
を実施することができる効果がある。
【0045】この発明によれば、出荷依頼に係る所有者
の在庫数が品物の出荷台数を下回る場合おいて、所定の
倉庫の在庫数が品物の出荷台数を下回る場合、他の倉庫
又は工場から不足分の品物を所定の倉庫に補充してか
ら、その倉庫に保管されている品物を引き当てるように
構成したので、所定の倉庫の在庫数が品物の出荷台数を
下回る場合でも、品物の引当処理を実施することができ
る効果がある。
【0046】この発明によれば、各倉庫の在庫数が在庫
下限数を下回ると、品物の補充処理を実施するように構
成したので、必要最小限の在庫数を確保することができ
る効果がある。
【0047】この発明によれば、各所有者の在庫数が在
庫下限数を下回ると、品物の補充処理を実施するように
構成したので、必要最小限の在庫数を確保することがで
きる効果がある。
【0048】この発明によれば、各倉庫の在庫数の合計
と各所有者の在庫数の合計を比較し、両者が一致しない
場合、メーカーの在庫数を調整するように構成したの
で、在庫管理の適正化を図ることができる効果がある。
【0049】この発明によれば、倉庫の在庫数と棚卸数
を比較し、その棚卸数が倉庫の在庫数より少ない場合、
メーカーの在庫数から差損数を引き落とすように構成し
たので、在庫管理の適正化を図ることができる効果があ
る。
【0050】この発明によれば、倉庫の在庫数と棚卸数
を比較し、その棚卸数が倉庫の在庫数より少ない場合、
各所有者の在庫数の比率で差損数を按分し、各所有者の
在庫数から当該差損数の按分結果を引き落とすように構
成したので、在庫管理の適正化を図ることができる効果
がある。
【0051】この発明によれば、品物の出荷依頼を受け
ると、その品物の出荷台数と倉庫毎及び所有者毎の在庫
数とを比較して、出荷する品物の引当処理を実施するよ
うに構成したので、効率的に品物の引当処理を実施する
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による在庫管理装置
を示す構成図である。
【図2】 各種マスタを示す説明図である。
【図3】 各種DBの格納内容を示す説明図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による在庫管理方法
を示すフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態1による在庫管理方法
を示すフローチャートである。
【図6】 倉庫在庫及び勘定在庫を示す説明図である。
【図7】 この発明の実施の形態3による在庫管理方法
を示すフローチャートである。
【図8】 各倉庫の在庫状況を示す説明図である。
【図9】 従来の在庫管理方法を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 代理店クライアントPC、2 メーカークライアン
トPC、3 倉庫クライアントPC、4 在庫管理装
置、5 インターネット、11 WWWアプリケーショ
ンサーバ、12 データベースサーバ、21 在庫デー
タ処理部(在庫管理手段)、22 オーダー処理部(引
当手段)、23 発注量データ処理部(補充手段)、2
4 マスタ処理部、31 オーダーDB、32 勘定在
庫DB、33 倉庫在庫DB、34 発注量DB、35
顧客DB、36 商品DB、37棚卸結果DB、38
引当勘定マスタ、39 補給配分DB。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の倉庫に分散されて保管されている
    品物の倉庫毎の在庫数を管理するとともに、その品物の
    所有者毎の在庫数を管理する在庫管理手段と、その品物
    の出荷依頼を受けると、その品物の出荷台数と上記在庫
    管理手段に管理されている倉庫毎及び所有者毎の在庫数
    とを比較して、出荷する品物の引当処理を実施する引当
    手段とを備えた在庫管理装置。
  2. 【請求項2】 引当手段は、出荷依頼に係る所有者の在
    庫数が品物の出荷台数を下回らない場合において、所定
    の倉庫の在庫数が品物の出荷台数を下回らない場合、そ
    の倉庫に保管されている品物を引き当てることを特徴と
    する請求項1記載の在庫管理装置。
  3. 【請求項3】 引当手段は、出荷依頼に係る所有者の在
    庫数が品物の出荷台数を下回らない場合において、所定
    の倉庫の在庫数が品物の出荷台数を下回る場合、他の倉
    庫又は工場から不足分の品物を所定の倉庫に補充してか
    ら、その倉庫に保管されている品物を引き当てることを
    特徴とする請求項1記載の在庫管理装置。
  4. 【請求項4】 引当手段は、出荷依頼に係る所有者の在
    庫数が品物の出荷台数を下回る場合において、所定の倉
    庫の在庫数が品物の出荷台数を下回らない場合、その倉
    庫におけるメーカー在庫から当該所有者の在庫を補給し
    てから、その倉庫に保管されている品物を引き当てるこ
    とを特徴とする請求項1記載の在庫管理装置。
  5. 【請求項5】 引当手段は、出荷依頼に係る所有者の在
    庫数が品物の出荷台数を下回る場合において、所定の倉
    庫の在庫数が品物の出荷台数を下回る場合、他の倉庫又
    は工場から不足分の品物を所定の倉庫に補充してから、
    その倉庫に保管されている品物を引き当てることを特徴
    とする請求項1記載の在庫管理装置。
  6. 【請求項6】 各倉庫の在庫数が在庫下限数を下回る
    と、品物の補充処理を実施する補充手段を設けたことを
    特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項
    記載の在庫管理装置。
  7. 【請求項7】 各所有者の在庫数が在庫下限数を下回る
    と、品物の補充処理を実施する補充手段を設けたことを
    特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項
    記載の在庫管理装置。
  8. 【請求項8】 在庫管理手段は、各倉庫の在庫数の合計
    と各所有者の在庫数の合計を比較し、両者が一致しない
    場合、メーカーの在庫数を調整することを特徴とする請
    求項1から請求項7のうちのいずれか1項記載の在庫管
    理装置。
  9. 【請求項9】 在庫管理手段は、倉庫の在庫数と棚卸数
    を比較し、その棚卸数が倉庫の在庫数より少ない場合、
    メーカーの在庫数から差損数を引き落とすことを特徴と
    する請求項1から請求項8のうちのいずれか1項記載の
    在庫管理装置。
  10. 【請求項10】 在庫管理手段は、倉庫の在庫数と棚卸
    数を比較し、その棚卸数が倉庫の在庫数より少ない場
    合、各所有者の在庫数の比率で差損数を按分し、各所有
    者の在庫数から当該差損数の按分結果を引き落とすこと
    を特徴とする請求項1から請求項8のうちのいずれか1
    項記載の在庫管理装置。
  11. 【請求項11】 複数の倉庫に分散されて保管されてい
    る品物の倉庫毎の在庫数を管理するとともに、その品物
    の所有者毎の在庫数を管理し、その品物の出荷依頼を受
    けると、その品物の出荷台数と倉庫毎及び所有者毎の在
    庫数とを比較して、出荷する品物の引当処理を実施する
    在庫管理方法。
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