JP2022031578A - 含水混合物 - Google Patents

含水混合物 Download PDF

Info

Publication number
JP2022031578A
JP2022031578A JP2020128291A JP2020128291A JP2022031578A JP 2022031578 A JP2022031578 A JP 2022031578A JP 2020128291 A JP2020128291 A JP 2020128291A JP 2020128291 A JP2020128291 A JP 2020128291A JP 2022031578 A JP2022031578 A JP 2022031578A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
acid
mass
present
mixture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020128291A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7017263B1 (ja
Inventor
寛一 足立
Kanichi Adachi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EXCELSIOR Inc
Original Assignee
EXCELSIOR Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EXCELSIOR Inc filed Critical EXCELSIOR Inc
Priority to JP2020128291A priority Critical patent/JP7017263B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7017263B1 publication Critical patent/JP7017263B1/ja
Publication of JP2022031578A publication Critical patent/JP2022031578A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Water Treatment By Sorption (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

【課題】使用環境の如何によらずウロストミーパウチまたは導尿バッグ等の医療器具にスムーズに導入できる、消臭効果の優れた排泄物処理剤を提供することにある。【解決手段】酸性物質と、ベントナイトと、水と、を含む、含水混合物。【選択図】なし

Description

本発明は、含水混合物に関する。
尿管皮膚瘻(urostomy,ウロストミー)のストーマ造設手術を受けた患者、あるいは、歩行が困難な患者等は、液状排泄物(尿など)の処理のため、ウロストミーパウチ等のオストミーパウチや、導尿バッグ等の医療器具の使用が必要となる。
ウロストミーパウチは、尿管系内へ通じる開口部を介して形成されると共にストーマを通して体外に方向付けた液状排泄物を収集する手段を提供する医療器具であり、例えば、特許文献1のようなものが知られている。また、導尿バッグは、膀胱に挿入された膀胱留置カテーテルに接続された液状排泄物を収集する手段を提供する医療器具であり、例えば、特許文献2のようなものが知られている。
ところで、オストミーの中でもコロストミー用途では、体内で糞便の形状がある程度形成されているため、糞便がパウチ底部までスムーズに落下せず上部に滞留し、場合によっては瘻孔部付近で固着してしまう。このような状態は、排泄を阻害し健康上の問題を引き起こすばかりでなく、パウチ着脱時の作業性を低下させ、使用者や周囲の人々が長時間、排出物の臭いにさらされることにつながる。そこで、オストミーパウチ用の潤滑消臭剤が提案されている。
一方、ウロストミー用途に関しては、排泄物は水状であるためこの問題は生じ難く、また臭いの問題もコロストミーと比較すれば小さいため、ウロストミー用途に用いることもできる排泄物処理剤の開発はなされてこなかった。しかし、ウロストミー、導尿バッグ等の医療器具に対しても、排泄物からの臭気が周囲の人々に不快感を与えることを不安に感じ、心理的負担を抱えている使用者が多い。また、ウロストミーパウチまたは導尿バッグに排泄物処理剤を導入すること自体にも困難性があった。すなわち、コロストミーパウチは、形状がある程度形成された排泄物を排泄させるため、その排出口は大きく設計されている。これに対し、ウロストミーパウチの排出口は、液状排泄物を排出するために設けられているため小さく設計されており(例えば、径:10mm程度)、患者がパウチを装着したままであると、パウチ内への排泄物処理剤の導入は困難である。また、導尿バッグにおいては、尿道と繋げるための設計の都合上、尿道へと繋がっていくチューブの開口部は細長く(例えば、径:10mm程度、長さ:50cm程度以上)、また、パウチに設けられた尿を排出するための排出口も同様に細い(例えば、径:10mm程度)。これは、導尿バッグに対して何かを導入することがそもそも検討されてこなかったことの表れでもあり、要するに、尿を入れて、尿を排出することのみを目的として設計されたからであり、つまり、導尿バッグへの排泄物処理剤の導入も困難であった。
かような問題を解決すべく、本発明者は、クエン酸と、リン酸二水素ナトリウムと、ミョウバンと、リグニンと、を含む、造粒物からなる、排泄物処理剤であって、前記排泄物処理剤を構成する成分を結着するためのバインダとして、水以外の成分を含まない、排泄物処理剤を提供した(特許文献3)。
特開2015-128584号公報 特開2008-99781号公報 特許第6685048号明細書
特許文献3の技術によれば確かに排泄物処理剤をウロストミーパウチまたは導尿バッグ等の医療器具にスムーズに導入できる。しかし、使用環境によってはスムーズな導入が抑制される場合があることを知見した。
よって、本発明が解決しようとする課題は、使用環境の如何によらずウロストミーパウチまたは導尿バッグ等の医療器具にスムーズに導入できる、消臭効果の優れた排泄物処理剤を提供することにある。
本発明者は、上記課題を解決すべく、鋭意検討を行った。その結果、酸性物質と、ベントナイトと、水と、を含む、含水混合物を提供することによって、上記課題が解決できることを見出し、本発明の完成に至った。
本発明によれば、使用環境の如何によらずウロストミーパウチまたは導尿バッグ等の医療器具にスムーズに導入できる、消臭効果の優れた排泄物処理剤を提供することができる。
本発明の一実施形態を示すウロストミーパウチの概略斜視図である。 本発明の一実施形態を示す導尿バッグの概略斜視図である。
以下、本発明を説明する。なお、本発明は、以下の実施の形態のみには限定されない。また、本明細書において、範囲を示す「X~Y」は「X以上Y以下」を意味する。また、特記しない限り、操作および物性等の測定は室温(20~25℃)/相対湿度40~50%RHの条件で測定する。
<含水混合物>
本発明の一実施形態は、酸性物質と、ベントナイトと、水と、を含む、含水混合物である。かかる実施形態によれば、使用環境の如何によらずウロストミーパウチまたは導尿バッグ等の医療器具にスムーズに導入できる、消臭効果の優れた排泄物処理剤を提供することができる。
(酸性物質)
本発明の一実施形態において、酸性物質は、含水混合物中に含まれる前は、固形物(酸性固形物質)でありうる。
酸性固形物質としては、特に制限されないが、温度-10~60℃(好ましくは、0~40℃、より好ましくは2~37℃)、圧力0.5~1.2atmの状態(好ましくは標準状態)で、固体の形態で存在できる酸性物質であることが好ましい。酸性物質としては、無機酸またはその塩、有機酸またはその塩など、従来公知のいかなるものも使用することができる。
かかる酸性物質のpHにも、酸性を示すものであれば特に制限はないが、人が肌にふれたときの腐食性を防止する観点から、含水混合物中で、pH1.5~7未満、pH2~6、pH2.2~5.5、あるいは、pH3.0~5.2である。なお、本明細書中に記載のpHは、株式会社佐藤商事社製のPHレコーダーSDカード記録計型番PH-SDを用いて測定する値を意味する。
本発明で用いることができる酸性物質は、より具体的には、酢酸、クエン酸、イソクエン酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸、グルコン酸、コハク酸、グリコール酸、シュウ酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン酸、安息香酸、ヒドロキシ安息香酸、ニトリロ三酢酸、サリチル酸、フマル酸、アジピン酸、フタル酸、テレフタル酸、イノシン酸、グアニル酸、グルタミン酸、エリソルビン酸、ソルビン酸、ポリグルタミン酸、スルホン酸、ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸、フィチン酸、リン酸、ホスホン酸およびホウ酸からなる群から選択される有機酸または無機酸が挙げられる。本発明の所期の効果を効率的に奏させる観点から有機酸が好適である。
また、クエン酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム、フマル酸一ナトリウム、5’-イノシン酸ナトリウム、5’-グアニル酸ナトリウム、5’-グアニル酸二ナトリウム、グルタミン酸ソーダ、エリソルビン酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、リン酸二水素ナトリウム、硫酸水素ナトリウム、硫酸水素カリウム、硫酸水素アンモニウム、リン酸二水素カリウム、ピロリン酸二水素二ナトリウム、酸性トリポリリン酸アルミニウム、酸性ヘキサメタリン酸ナトリウム、酸性ピロリン酸ナトリウム、ウルトラリン酸ナトリウム、フマル酸一ナトリウム、硫酸バンド、スルファミン酸、ミョウバンおよび腐植酸(フミン酸)を含む草炭(泥炭)からなる群から選択される、有機酸または無機酸の塩などであってもよい。本発明の所期の効果を効率的に奏させる観点から有機酸が好適である。
本発明の一実施形態によれば、前記酸性物質が、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、スルファミン酸およびリン酸二水素ナトリウムからなる群から選択される少なくとも1種である。本発明の一実施形態によれば、前記酸性物質が、酒石酸である。
なお、上記の酸性物質は、単独で使用してもまたは2種以上を混合して使用してもよい。
上記で列挙した具体的な酸性物質は、従来公知の方法を適宜参照し、あるいは、組み合わせて、合成してもよいし、市販品を購入して準備してもよい。市販品としては、大明化学工業株式会社の硫酸バンド、ミョウバン、磐田化学工業株式会社のクエン酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸、イタコン酸、スピクリスポール酸、築野食品工業株式会社のフィチン酸、株式会社日本触媒のコハク酸、フマル酸、無水マレイン酸、日本合成化学工業株式会社の無水酢酸、扶桑化学工業株式会社のグルコン酸、スルファミン酸、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸、コハク酸、フマル酸、フィチン酸、イタコン酸、フマル酸一ナトリウム、株式会社伏見製薬所の安息香酸、安息香酸ナトリウム、高杉製薬株式会社のシュウ酸、硝酸、丸石製薬株式会社のサリチル酸、キリン協和フーズ株式会社のイノシン酸、グルタミン酸、株式会社ダイセルのソルビン酸、日本化学工業株式会社のホスホン酸、旭化成ケミカルズ株式会社のアジピン酸、三菱化学株式会社のテレフタル酸、ナガセケムテックス株式会社のニトリロ三酢酸、上野製薬株式会社のヒドロキシ安息香酸、ミテジマ化学株式会社のリン酸二水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム、ピロリン酸二水素二ナトリウム、酸性トリポリリン酸アルミニウム、酸性ヘキサメタリン酸ナトリウム、ウルトラリン酸ナトリウム、明京商事株式会社のフミンエース、株式会社アートレイ製のモフミン(登録商標)、那須緑地株式会社製の天然腐植酸フミン酸、電気化学工業株式会社(デンカアヅミン株式会社)製のカオラン(登録商標)、アヅミン(登録商標)、アヅミン1号などがある。無論、これら以外の市販品を購入してもよい。
含水混合物に含まれる前の酸性固形物質の大きさにも特に制限はないが、平均粒子径が、100nm~3mm程度、0.01~1mm程度、100~900μm程度、200~800μm程度、あるいは、400~600μm程度であるがこれらに制限されず、左記範囲を逸脱してもよく、市販品が有している大きさのものを適宜使用することができる。本明細書中に記載の「平均粒子径」は、特記がない限り、統計学的に信頼ある数(例えば、1,000個、5,000個、あるいは10,000個)の粒子を任意に選択して、顕微鏡によって1粒ごと一番長い粒径を測定し、それらを相加平均した平均値を意味する。なお、所望の平均粒子径とするためには、適宜、篩いなどにかければよい。
本発明の一実施形態によれば、クエン酸の平均粒子径は、好ましくは100~900μm、より好ましくは200~800μm、さらに好ましくは400~600μmである。
本発明の一実施形態によれば、酒石酸の平均粒子径は、好ましくは100~900μm、より好ましくは200~800μm、さらに好ましくは400~600μmである。
本発明の一実施形態によれば、リンゴ酸の平均粒子径は、好ましくは100~900μm、より好ましくは200~800μm、さらに好ましくは400~600μmである。
本発明の一実施形態によれば、スルファミン酸の平均粒子径は、クエン酸の平均粒子径は、好ましくは100~900μm、より好ましくは200~800μm、さらに好ましくは400~600μmである。
本発明の一実施形態によれば、リン酸二水素ナトリウムの平均粒子径は、好ましくは0.1~600μm、より好ましくは10~550μm、さらに好ましくは50~500μmであり、よりさらに好ましくは100~400μmである。本発明の実施形態によれば、リン酸二水素ナトリウムは、32メッシュをオールパスした粒子からなることが好ましい。
本発明の一実施形態によれば、酸性物質の含有質量(複数種であれば、複数種の合計含有質量)は、含水混合物中の水以外の全ての成分の総質量に対して、1質量%以上100質量%未満、3~99.9質量%、5~99質量%、10~95質量%、20~90質量%、25~89質量%、30~87質量%、35~85質量%、40~80質量%、45~78質量%、50~76質量%、55~74質量%、あるいは、60~70質量%である。かような範囲であることによって、アンモニアを除去し、またはアンモニアの発生を抑制することができる。
(ベントナイト)
本発明の一実施形態の含水混合物は、ベントナイトを含む。ベントナイトは、層状のフィロケイ酸アルミニウムを多く含み、高い粘性、粘着性、吸水性や吸着性などの性質を有する。本発明の一実施形態の含水混合物において、ベントナイトは、アンモニア等の陽イオンを吸着し、アンモニアおよびその他臭気物質の発生を抑制し、吸着し、分解する。
本発明の実施形態によれば、ベントナイトは、含水混合物中の水以外の全ての成分に対して、0.01~50質量%、0.05~40質量%、1~30質量%、2~28質量%、3~26質量%、4~25質量%、あるいは、5~22質量%含まれる。かような範囲であることによって、ベントナイトの陽イオンの吸着効果を奏し、アンモニアおよびその他臭気物質の発生を抑制し、吸着し、分解する効果をさらに発揮しているのではないかと推測している。
本発明の一実施形態によれば、含水混合物に含まれる前のベントナイトの平均粒子径は、好ましくは0.05~300μm、より好ましくは0.5~200μm、さらに好ましくは10~150μmである。本発明の一実施形態によれば、含水混合物に含まれる前のベントナイトの粒子径分布測定における体積平均粒子径(D50)は、好ましくは50~300μm、より好ましくは80~200μm、さらに好ましくは100~130μmである。また、本発明の一実施形態によれば、含水混合物に含まれる前のベントナイトのモード径は、好ましくは50~300μm、より好ましくは80~200μm、さらに好ましくは100~180μmである。
ベントナイトは、市販品の中から自由に選択することが可能である。ベントナイトの市販品としては、たとえば、クニピア-F、クニミネF、モイストナイトS、モイストナイトU(以上、クニミネ工業製)や、250SA-B(以上、豊洋ベントナイト鉱業(株))等を挙げることができる。好ましくは粘性及び脱臭効果の観点でクニピア-Fである。
[添加剤]
本発明の一実施形態によれば、前記含水混合物が、ミョウバン、オキシドール、リグニン、酸化亜鉛およびカルボキシメチルセルロースからなる群から選択される少なくとも1種の添加剤を含む。かかる実施形態によれば、本発明の所期の効果を効率的に奏しうる。
本発明の一実施形態において、添加剤の含有比率(2種以上であればその合計比率)は、含水混合物中の水以外の全ての成分に対し、0.1~99質量%、1~80質量%、あるいは、3~50質量%含まれる。
(ミョウバン)
本発明の一実施形態の含水混合物は、ミョウバンを含む。ミョウバンは、R(SO・12HOの組成式で表されるAl、Feなどの3価の金属(R)と、K、Naなどの1価の金属(R)や、NH の硫酸塩の総称であると好ましい(空気中の水分を吸収して、12水和物に近づく)。具体的には、AlK(SO・12HOなどがよい。あるいは、粉末硫酸アルミニウム:Al(SO・14HO(Al=17%程度)であることも好ましい。特に、具体的には、硫酸アルミニウムカリウム、硫酸アルミニウムカリウム乾燥物(焼ミョウバン)、硫酸アルミニウムアンモニウムが好ましい。
本発明の一実施形態によれば、ミョウバンは、含水混合物中の水以外の全ての成分に対して、0.01~50質量%、0.05~40質量%、1~30質量%、5~28質量%、10~26質量%、あるいは、15~24質量%含まれる。
本発明の一実施形態によれば、含水混合物に含まれる前のミョウバンの平均粒子径は、好ましくは0.001~500μm、より好ましくは0.01~400μm、さらに好ましくは0.03~300μmであり、よりさらに好ましくは10~200μm、よりさらに好ましくは20~100μmである。かような範囲であることによって、アンモニアおよびその他臭気物質を効率よく吸着する。また、本発明の一実施形態によれば、含水混合物に含まれる前のミョウバンは、粒度250μm以下が、95.0質量%以上であることが好ましく、99.0質量%以上であることがより好ましい。上限は100質量%以下である。また、粒度149μm以下が、90.0質量%以上であることが好ましく、96.0質量%以上であることがより好ましい。上限は100質量%以下である。また、粒度105μm以下が、85.0質量%以上であることが好ましく、90.0質量%以上であることがより好ましい。上限は100質量%以下である。また、粒度74μm以下が、80.0質量%以上であることが好ましく、84.0質量%以上であることがより好ましい。上限は95質量%以下であることが好ましい。また、粒度37μm以下が、30.0質量%以上であることが好ましく、40.0質量%以上であることがより好ましい。上限は50質量%以下であることが好ましい。また、粒度25μm以下が、20.0質量%以上であることが好ましく、25.0質量%以上であることがより好ましい。上限は35質量%以下であることが好ましい。
ミョウバンは、市販品を購入してもよく、例えば、大明化学工業株式会社のタイエースK20、K20D、K20S、ミョウバン、ミョウバン粉末、焼ミョウバン(粉末)などが好ましい。
(オキシドール)
本発明の一実施形態の含水混合物は、オキシドールを含む。本発明の一実施形態の含水混合物において、オキシドールは、アンモニアを除去し、またはアンモニアの発生を抑制することができる。
本発明の一実施形態によれば、オキシドールは、含水混合物中の水以外の全ての成分に対して、有効濃度換算で、0.01~90質量%、0.02~50質量%、0.03~10質量%、0.06~5質量%、0.1~4質量%、0.4~3質量%、0.5~3質量%、あるいは、0.6~2質量%含まれる。
本発明の一実施形態によれば、オキシドールの有効濃度は、0.01~50w/v%、0.1~30w/v%、0.5~10w/v%、あるいは、1~5w/v%である。
(リグニン)
本発明の一実施形態の含水混合物は、リグニンを含む。リグニンは、高等植物の木化に関与する高分子のフェノール性化合物であり、木質素とも呼ばれる。本発明の一実施形態の含水混合物は、リグニンは、アンモニアおよびその他臭気物質の吸着および分解の作用効果を発揮しているものと推測される。
本発明の一実施形態において、前記リグニンを含む場合、前記リグニンの含有比率が、含水混合物中の水以外の全ての成分に対して20質量%以下、あるいは、15質量%以下である。かかる実施形態であることによって、含水混合物の色が優れたものとなる。本発明の一実施形態において、リグニンの含有比率は、含水混合物中の水以外の全ての成分に対し、0.001~20質量%、0.1~15質量%、あるいは、0.5~10質量%含まれる。かような範囲であることによって、アンモニアおよびその他臭気物質を効率よく吸着する。
本発明の一実施形態によれば、含水混合物に含まれる前のリグニンの平均粒子径は、好ましくは1~500μm、より好ましくは5~300μmであり、さらに好ましくは10~100μm、よりさらに好ましくは40~80μmである。かような範囲であることによって、アンモニアおよびその他臭気物質を効率よく吸着する。
リグニンとしては、市販品の中から自由に選択することが可能である。たとえば、リグニンとしては、市販品の中から自由に選択することが可能である。たとえば、サンエキス、バニレックス(以上、日本製紙社製)等が挙げられる。本発明の一実施形態によれば、リグニンは木粉(木)の形態ではない。
(酸化亜鉛)
本発明の一実施形態の含水混合物は、酸化亜鉛を含む。酸化亜鉛は、ZnOで表される亜鉛の酸化物であり、アンモニア、硫化物などの臭いの成分を吸着して消臭、脱臭する効果を有する。
本発明の一実施形態において、酸化亜鉛の含有比率は、含水混合物中の水以外の全ての成分に対し、0.01~50質量%、0.05~40質量%、1~30質量%、あるいは、5~28質量%含まれる。かような範囲であることによって、アンモニアおよびその他臭気物質を効率よく吸着する。
本発明の一実施形態によれば、酸化亜鉛の平均粒子径は、好ましくは0.1~200μmであることが好ましく、0.5μm~110μmであることがより好ましく、1μm~100μmであることがさらに好ましく、1.1~50μmであることがよりさらに好ましく、1.2~25μmであることがよりさらに好ましく、1.2~20μmであることがよりさらに好ましく、1.3~10μmであることがよりさらに好ましく、1.4~5μmであることがよりさらに好ましい。かような範囲であることによって、アンモニアおよびその他臭気物質を効率よく吸着する。
酸化亜鉛としては、市販品の中から自由に選択することが可能である。たとえば、酸化亜鉛I種(ハクスイテック株式会社製)、酸化亜鉛II種(ハクスイテック株式会社製)などが挙げられる。
(カルボキシメチルセルロース)
本発明の一実施形態の含水混合物は、カルボキシメチルセルロースを含む。本発明の一実施形態のカルボキシメチルセルロースは、水溶性カルボキシメチルセルロースである。含水混合物はカルボキシメチルセルロース(水溶性カルボキシメチルセルロース)を含むことによって、含水混合物は適度な粘度となる。
本発明の一実施形態において、カルボキシメチルセルロースの含有比率は、含水混合物中の水以外の全ての成分に対し、0.01~50質量%、0.05~40質量%、あるいは、1~30質量%含まれる。かような範囲であることによって、アンモニアおよびその他臭気物質を効率よく吸着する。また、処理剤の粘性を増す効果を有する。
本発明の一実施形態によれば、カルボキシメチルセルロースの平均粒子径は、1~150μmであり、より好ましくは1~106μmであり、さらに好ましくは20~60μmである。かような範囲であることによって本発明の所期の効果を効率的に奏することができる。また、80メッシュ(177μm)を通過するものが、好ましくは90%以上であり、より好ましくは93%以上である。
カルボキシメチルセルロースを準備する方法としては、市販品を購入してもよく、例えば、日本製紙ケミカル(株) 商品名サンローズ(登録商標)F1400MG等が挙げられる。
本発明の一実施形態によれば、含水混合物は、クエン酸と、リン酸二水素ナトリウムと、ミョウバンと、リグニンと、ベントナイトと、水と、を含む。本発明の一実施形態によれば、酸性物質(クエン酸、リン酸二水素ナトリウム)と、ミョウバンと、リグニンと、ベントナイトとの、含水混合物中の水以外の全ての成分に対する含有比率は、上記の説明が同様に妥当する。
本発明の一実施形態によれば、リン酸二水素ナトリウムの含水混合物中の水以外の全ての成分に対する含有比率は、1.5質量%未満である。
本発明の一実施形態によれば、ミョウバンの含水混合物中の水以外の全ての成分に対する含有比率は、1質量%未満である。
本発明の一実施形態によれば、リグニンの含水混合物中の水以外の全ての成分に対する含有比率は、0.01質量%未満である。
本発明の一実施形態において、含水混合物は、リン酸二水素ナトリウム、ミョウバンおよびリグニンからなる群から選択される少なくとも1種を実質的に含まない。
本発明の一実施形態において、含水混合物は、オガクズを実質的に含まない。
本発明の一実施形態において、含水混合物は、消石灰を実質的に含まない。
本発明の一実施形態において、含水混合物は、石灰石を実質的に含まない。
本発明の一実施形態において、含水混合物は、吸水性樹脂を実質的に含まない。
本発明の一実施形態において、含水混合物は、木粉を実質的に含まない。
本発明の一実施形態において、含水混合物は、リモナイトを実質的に含まない。
本発明の一実施形態において、含水混合物は、フミン酸を実質的に含まない。
本発明の一実施形態において、含水混合物は、活性炭を実質的に含まない。
本発明の一実施形態において、含水混合物は、ゼオライトを実質的に含まない。
本発明の一実施形態において、含水混合物は、リグニンを実質的に含まない。
本明細書中、「実質的に含まない」とは、全く含まない(例えば、一般的な測定機器で検出限界以下)の他、含水混合物中の水以外の全ての成分に対して、0.005質量%以下、0.001質量%以下、0.0005質量%以下を含む場合も含む。
本発明の一実施形態において、含水混合物中の水以外の全ての成分の濃度は、含水混合物の全質量に対して、0.1~60質量%、0.5~50質量%、1~40質量%、5~38質量%、7~36質量%、10~36質量%、12~36質量%、あるいは、14~34質量%である。
本発明の一実施形態によれば、含水混合物中の水以外の全ての成分の合計は100質量%である。
<含水混合物の製造方法>
本発明の一実施形態において、含水混合物の製造方法としては、例えば、酸性物質と、ベントナイトと、含水混合物を構成する任意の成分の少なくとも1種とを含む混合物に水を接触させ、攪拌する方法が好適である。かかる実施形態であることによって、含水混合物を、ウロストミーパウチまたは導尿バッグに、スムーズに導入することができる。
本発明の一実施形態において、混合物と、水とを接触、攪拌する方法にも特に制限はなく、公知の攪拌装置を適用することができる。
本発明の実施形態において、混合物と、水とを攪拌しながら接触させることが好ましい。
<含水混合物の使用方法>
続いて、含水混合物の好ましい使用方法について説明を行う。図1は、ウロストミー用パウチの一例を示す概略斜視図である。図1に示されるように、ウロストミー用パウチ10は、パウチ11(通常、容量300~750ml程度)と、瘻孔部に脱着可能なフランジ12と、排泄物が排出される排出口13と、排泄物が必要なときまで排出されないようにする封止部材14とを備える。市販のウロストミー用パウチにおける排出口13の径は、通常、内径8~12mm程度、あるいは10mm程度である。なお、図1のウロストミー用パウチは、いわゆるツーピース装具であるが、本発明の処理剤は、ワンピース装具のウロストミー用パウチにも用いることができる。無論、他の形態のウロストミー用パウチにも適用できる。また、排出口13に、チューブ型の排泄口(図示せず)がさらに設けられてもよい。ここで、ウロストミー患者の排泄物(尿)は、コロストミー患者の排泄物(大便)とは異なり、絶えず瘻孔部から流出を続ける。つまり、ウロストミー用パウチの装着を外すと、瘻孔部から絶えず排泄物(尿)が流れ出てしまうので、患者は、なるべく(外出時は特に)ウロストミー用パウチの装着を外したくない。よって、患者が、ウロストミー用パウチを装着した状態では、排泄物処理剤を導入できる箇所は、径が小さな、排泄物が排出される排出口13に制限される。本発明の好ましい実施形態である含水混合物であれば、水溶液または水分散液の形態であるので、小さな径の排出口からもスムーズに含水混合物を導入することができる。なお、具体的な使用方法としては、患者は、ウロストミー用パウチ10を装着した状態で、ウロストミー用パウチ10の排出口13を一方の手で持ち、もう一方の手で、含水混合物を漏斗から流し入れればよい。
図2は、本発明の一実施形態を示す導尿バッグの概略斜視図である。図2に示されるように、導尿バッグ20は、尿を受けるバッグ21(通常、容量1000~2000ml程度)と、尿道へと繋がっていく、開口部22を有するチューブ23と、尿を排出するための排出口24と、排泄物が必要なときまで排出されないようにする封鎖部材25とを備える。市販の導尿バッグにおける開口部22の径は、通常、8~10mm程度であり、また、長さは50cm~5mである。市販の導尿バッグにおける排出口24の径は、通常、内径で8~15mm程度、あるいは10mm程度で、長さは80~120cm程度である。本発明の好ましい実施形態である含水混合物であれば、水溶液または水分散液の形態であるので、長くて細い、開口部22を有するチューブ23や、小さな径の排出口24からもスムーズに含水混合物を導入することができる。なお、導尿バッグは、ウロストミー用パウチとは違い、看護士や、介助者等が、導尿バッグを使用する患者のために取り扱うことが多いと考えられるが、具体的な使用方法としては、ウロストミー用パウチ同様に、看護士や、介助者は、開口部22や、排出口24に漏斗を差込み、含水混合物を漏斗から流し入れればよい。
本発明の好ましい実施形態において、処理対象の排出物150gに対する含水混合物中の水以外の全ての成分の量は、好ましくは0.01~30gであり、より好ましくは0.1~20gであり、さらに好ましくは1~5gである。
以下、本発明の代表的な実施形態を示し、本発明につきさらに説明するが、無論、本発明がこれらの実施形態に限定されるものではない。なお、実施例中において特に断りのない限り、「部」は「質量部」を、「%」は「質量%」を表す。また、特記しない限り、操作および物性等の測定は室温(20~25℃)/相対湿度40~50%RHの条件で測定する。
<含水混合物の作製>
表1に示される組成となるように、各成分を混合し、含水混合物を得た。ここで、本発明者は、各成分の添加順番は制限されず、添加順番による技術的効果の差異はないことを確認している。
<消臭試験>
(検体の準備)
検体A:男性40代の採取後約3週間保管した小便150gにアンモニア水1g添加したもの。
(アンモニア濃度の測定)
実施例、比較例の含水混合物(比較例によっては水のみ)を検体に添加した。その検体をガセット形の閉鎖系のアルミ蒸着袋に入れ、60分放置させた。その後、I字コネクターにシリコンチューブを入れた先から検知管(アンモニア用ガス検知管(北川式)(光明理化学工業(株)社製))を入れアンモニア濃度を測定した。
(官能評価)
アンモニア濃度の測定後、検体から20cmに鼻を近づけて臭気の確認を行った。官能評価は、5、4、3、2、1.5、1、0.5、0で評価を行った。なお、5に近づくほど悪臭で、0(ほぼ無臭)に近づくほど臭いが弱い。
(pH)
いくつかの実施例、比較例の検体についてはpHも測定した。pHは、pHメータ(佐藤商事社製のPHレコーダーSDカード記録計 型番PH-SD)を用いて測定した。
<含水混合物のウロストミーパウチへの導入試験>
実施例で作製した含水混合物を、漏斗を用いて図1に示されるウロストミーパウチのシリコンチューブからなる排出口13(先端の内径9mm、長さ5cm)から導入した。その後、シリコンチューブの排出口13の先端を上に傾けることによってウロストミーパウチへ含水混合物を流し入れた。各含水混合物は、スムーズにウロストミーパウチへ流し入れることができた。なお、ウロストミーパウチおよびシリコンチューブの排泄物処理剤が導入される口は予め水で濡らしておいた。
なお、特許第6685048号明細書に開示されている実施例1、2で作製した排泄物処理剤を用いて同様の試験を行ったが、水で濡れているため、排泄物処理剤が水に接触した途端に処理剤がその位置で溶解してしまってスムーズに導入させることができなかった。つまり従来の排泄物処理剤は、乾燥状態のウロストミーパウチ等への導入には優れているが、水等で濡れていたりすると導入が困難であることが分かった。
Figure 2022031578000001
Figure 2022031578000002

Claims (7)

  1. 酸性物質と、
    ベントナイトと、
    水と、
    を含む、含水混合物。
  2. ミョウバン、オキシドール、リグニン、酸化亜鉛およびカルボキシメチルセルロースからなる群から選択される少なくとも1種の添加剤を含む、請求項1に記載の含水混合物。
  3. 前記酸性物質が、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、スルファミン酸およびリン酸二水素ナトリウムからなる群から選択される少なくとも1種である、請求項1または2に記載の含水混合物。
  4. 前記酸性物質が、酒石酸である、請求項1~3のいずれか1項に記載の含水混合物。
  5. オキシドールを含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の含水混合物。
  6. クエン酸と、
    リン酸二水素ナトリウムと、
    ミョウバンと、
    リグニンと、
    ベントナイトと、
    水と、
    を含む、請求項1に記載の含水混合物。
  7. ウロストミーまたは導尿バッグに用いられる、請求項1~6のいずれか1項に記載の含水混合物。
JP2020128291A 2020-07-29 2020-07-29 含水混合物 Active JP7017263B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020128291A JP7017263B1 (ja) 2020-07-29 2020-07-29 含水混合物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020128291A JP7017263B1 (ja) 2020-07-29 2020-07-29 含水混合物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP7017263B1 JP7017263B1 (ja) 2022-02-08
JP2022031578A true JP2022031578A (ja) 2022-02-21

Family

ID=80340444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020128291A Active JP7017263B1 (ja) 2020-07-29 2020-07-29 含水混合物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7017263B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10381977B2 (en) 2012-01-30 2019-08-13 Solaredge Technologies Ltd Photovoltaic panel circuitry

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013165849A (ja) * 2012-02-15 2013-08-29 Nof Corp オストミーパウチ用潤滑剤組成物
JP2018114074A (ja) * 2017-01-17 2018-07-26 株式会社エクセルシア コロストミー用排泄物処理剤
WO2018190133A1 (ja) * 2017-04-14 2018-10-18 株式会社エクセルシア 排泄物処理剤
JP2018176096A (ja) * 2017-04-17 2018-11-15 株式会社エクセルシア 排泄物処理剤

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013165849A (ja) * 2012-02-15 2013-08-29 Nof Corp オストミーパウチ用潤滑剤組成物
JP2018114074A (ja) * 2017-01-17 2018-07-26 株式会社エクセルシア コロストミー用排泄物処理剤
WO2018190133A1 (ja) * 2017-04-14 2018-10-18 株式会社エクセルシア 排泄物処理剤
JP2018176096A (ja) * 2017-04-17 2018-11-15 株式会社エクセルシア 排泄物処理剤

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10381977B2 (en) 2012-01-30 2019-08-13 Solaredge Technologies Ltd Photovoltaic panel circuitry

Also Published As

Publication number Publication date
JP7017263B1 (ja) 2022-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6226409B1 (ja) コロストミー用排泄物処理剤
US11103621B2 (en) Discharge solidifier and malodour control
AU755022B2 (en) Doped odour controlling materials
CN106413764A (zh) 用于控制气味的方法
JP7017263B1 (ja) 含水混合物
CN103583514B (zh) 一种杀菌除味防霉剂及其制备方法
JP6685048B2 (ja) 排泄物処理剤
JP4885114B2 (ja) 吸着剤基本構造体及びそれを用いた吸着剤
CN107174389A (zh) 可分体拆换防返流的造口袋
JP2020114587A (ja) 排泄物処理剤
CN205459952U (zh) 一种消化内科呕吐物收集装置
KR20200087490A (ko) 축사 바닥재를 이용한 악취제거 조성물 제조방법
WO2013038680A1 (ja) 口臭除去剤
JP2007020931A (ja) 衛生材料
TW200918468A (en) Wastewater treating agent composition
JPH02261458A (ja) 脱臭剤組成物
JPS5855042A (ja) 非晶質物質を用いた脱臭剤
JP2022155685A (ja) みょうばん-ポリフェノール複合材を含有する消臭剤および該消臭剤を用いる消臭方法ならびに該複合材の製造方法
CN110583690A (zh) 一种室内空气净化凝胶及其使用方法
CN109966904A (zh) 一种医用抑菌钙石灰及制备方法
NZ623094B2 (en) Discharge solidifier and malodour control
JPS63252158A (ja) 除臭剤
WO2006046512A1 (ja) 水性塗料
JPS62101253A (ja) 脱臭剤
JPH02164444A (ja) 脱臭剤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210419

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20210419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210629

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20210827

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211027

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7017263

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150