JPS5855042A - 非晶質物質を用いた脱臭剤 - Google Patents
非晶質物質を用いた脱臭剤Info
- Publication number
- JPS5855042A JPS5855042A JP56152782A JP15278281A JPS5855042A JP S5855042 A JPS5855042 A JP S5855042A JP 56152782 A JP56152782 A JP 56152782A JP 15278281 A JP15278281 A JP 15278281A JP S5855042 A JPS5855042 A JP S5855042A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pellets
- compds
- dried
- granules
- sulfur
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明社葬晶質物質を用いた脱臭剤、特に金属の非晶質
物質である水酸化凝集物を原料とする、金儲化金物やア
ミン化合物更にはカルボニルｙヒ金物等の悪臭除去に極
めて効果的な脱臭剤に関する０生活や作業環境には各種
悪臭の発生することが多い。特に、硫化水素や亜硫酸ガ
ス更にはメルカプタン類等の金儲化合物は健康上好まし
くなくまたその官能閾値も概して低く、例えばメチルメ
ルカプタンはその官能閾値がｐｐｂ単位以下とさえいわ
れているように、耐え難いものであシ、トリメチルアミ
ンによって代表されるアミン化合物やアセトアルデヒド
によって代表されるカルボニル化合物等も同様である。
物質である水酸化凝集物を原料とする、金儲化金物やア
ミン化合物更にはカルボニルｙヒ金物等の悪臭除去に極
めて効果的な脱臭剤に関する０生活や作業環境には各種
悪臭の発生することが多い。特に、硫化水素や亜硫酸ガ
ス更にはメルカプタン類等の金儲化合物は健康上好まし
くなくまたその官能閾値も概して低く、例えばメチルメ
ルカプタンはその官能閾値がｐｐｂ単位以下とさえいわ
れているように、耐え難いものであシ、トリメチルアミ
ンによって代表されるアミン化合物やアセトアルデヒド
によって代表されるカルボニル化合物等も同様である。
一方、これらの各種悪臭対策として従来、吸着 ゛ス
キングによる着香剤等が用いられている。そして、悪臭
除去すなわち本来の脱臭剤という観点から汎用されてい
るのは、比較的高価ではあるが使用に便利な活性炭であ
る。
キングによる着香剤等が用いられている。そして、悪臭
除去すなわち本来の脱臭剤という観点から汎用されてい
るのは、比較的高価ではあるが使用に便利な活性炭であ
る。
しかし、ヤシガラ活性炭を代表として従来市販されてい
る各種活性炭は、各々吸着特性のある相応の利点を有す
るが、前記したような化合物、特に比較的高濃度な金儲
化金物に対する脱臭効果が、 充分でないという欠点
がある０ 本発明はかかる従来欠点を解消する新たな脱臭剤を提供
するもので、その目的社前記したような化合物、特に金
儲化金物に対する脱臭効果の優れたものとする点にある
。
る各種活性炭は、各々吸着特性のある相応の利点を有す
るが、前記したような化合物、特に比較的高濃度な金儲
化金物に対する脱臭効果が、 充分でないという欠点
がある０ 本発明はかかる従来欠点を解消する新たな脱臭剤を提供
するもので、その目的社前記したような化合物、特に金
儲化金物に対する脱臭効果の優れたものとする点にある
。
本発明者等は、活性炭における使用の便利性を考慮しつ
つ、市販の活性炭や化学反応薬剤を比較対象として、前
記のような化合物の脱臭剤に関し種々の試験を重ねた結
果、この１の化合物を脱臭するには活性炭の吸着と薬剤
の化学反応とを併せ持つような特性を有することが必要
であり、これには金属イオンの水酸化凝集物を原料とし
てこれを適宜に成形及び乾燥し、更に要すればアルカリ
添着したものが好適であることを見出し、本発明を完成
するに至ったのである。
つ、市販の活性炭や化学反応薬剤を比較対象として、前
記のような化合物の脱臭剤に関し種々の試験を重ねた結
果、この１の化合物を脱臭するには活性炭の吸着と薬剤
の化学反応とを併せ持つような特性を有することが必要
であり、これには金属イオンの水酸化凝集物を原料とし
てこれを適宜に成形及び乾燥し、更に要すればアルカリ
添着したものが好適であることを見出し、本発明を完成
するに至ったのである。
すなわち、鉄、マンガン又はニッケル等の金属類を硫酸
、硝酸、塩酸又はフッ酸等の酸溶液中に溶解して金属イ
オン（金属錯イオンを含む）となし、次いでこの金属イ
オンを、要すれば若干の高分子凝集剤の補助を得て、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム又は消石灰等のアルカ
リ溶液でＰＨ調整をしつつ金属水酸化物としそ凝集させ
た後、沈澱、浮上又は濾過して分離し、更に脱水してハ
ンドリングし得る程度にする。そして、この脱水物を後
の実際使用に便利となるように、適度の大きさの粒状又
はペレット状等に成形し、最後に乾燥する。かくして得
られるものは、後述するように前記したような化合物の
脱臭剤として極めて効果的である。そして、更に要すれ
ば、アルカリ添着したもの、例えば前記のように乾燥し
たものをアルカリ溶液に浸漬して再び乾燥したもの、は
特に金儲化合物の脱臭に優れたものとなるのである。
、硝酸、塩酸又はフッ酸等の酸溶液中に溶解して金属イ
オン（金属錯イオンを含む）となし、次いでこの金属イ
オンを、要すれば若干の高分子凝集剤の補助を得て、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム又は消石灰等のアルカ
リ溶液でＰＨ調整をしつつ金属水酸化物としそ凝集させ
た後、沈澱、浮上又は濾過して分離し、更に脱水してハ
ンドリングし得る程度にする。そして、この脱水物を後
の実際使用に便利となるように、適度の大きさの粒状又
はペレット状等に成形し、最後に乾燥する。かくして得
られるものは、後述するように前記したような化合物の
脱臭剤として極めて効果的である。そして、更に要すれ
ば、アルカリ添着したもの、例えば前記のように乾燥し
たものをアルカリ溶液に浸漬して再び乾燥したもの、は
特に金儲化合物の脱臭に優れたものとなるのである。
本発明に係る脱臭剤は、叙上のように、金属の非晶質物
質を主とした水酸化凝集物を適宜に成形及び乾燥し、こ
の間要すればアルカリ添着して得られ、極めて堅牢で且
つ使用に便利であり、また活性炭における吸着容量と同
様の意味での脱臭容量も大きい。そして、本発明に係る
脱臭剤は、これを顕微鏡で拡大観察すると微粒子の集合
で多孔質になっており、Ｘ線回析測定の結果非晶質のも
のから成立っている。しかし後述するように、同様に多
孔質の活性炭に比べ、本発明に係る脱臭剤は、前記した
ような化合物、特に金儲化金物の脱臭能において著るし
く優れている。これは、本発明に係る脱臭剤が非晶質な
金属物質であり、一方では前記したような化合物を吸着
するであろうが、この吸着の他に、多孔質であることに
よる大きな表面積を利用して、前記したような化合物に
対し金属類と金儲化金物及びアルカリ物質による化学反
応が係っているものである。
質を主とした水酸化凝集物を適宜に成形及び乾燥し、こ
の間要すればアルカリ添着して得られ、極めて堅牢で且
つ使用に便利であり、また活性炭における吸着容量と同
様の意味での脱臭容量も大きい。そして、本発明に係る
脱臭剤は、これを顕微鏡で拡大観察すると微粒子の集合
で多孔質になっており、Ｘ線回析測定の結果非晶質のも
のから成立っている。しかし後述するように、同様に多
孔質の活性炭に比べ、本発明に係る脱臭剤は、前記した
ような化合物、特に金儲化金物の脱臭能において著るし
く優れている。これは、本発明に係る脱臭剤が非晶質な
金属物質であり、一方では前記したような化合物を吸着
するであろうが、この吸着の他に、多孔質であることに
よる大きな表面積を利用して、前記したような化合物に
対し金属類と金儲化金物及びアルカリ物質による化学反
応が係っているものである。
次に、本発明に係る脱臭剤の脱臭効果について具体的に
実施例を挙げ説明する。第１表は本発明の二つの実施例
と比較例とにおける５種の臭気成分に対する脱臭効果を
表示したものである。こζで用いた実施例１は、鉄を主
成分とし、これにマンガン、ニッケル、モリブデン及び
バナジウム各１−量を加え、塩酸（１＋１）及び硝酸（
１＋１）を加えて分解、溶解し、次いで水酸化ナトリウ
ム水溶液でＰＨＩＯに調整し、着雪の高分子凝集剤、を
加えて凝集沈澱させ、これを炉別して水分７０チ程度に
脱水した後、４〜６メツシユのペレット状に成形し、最
後に９０℃で静置乾燥したものであシ、実施例２はこの
実施例１を１５ ％’水酸化ナトリウム水溶液中に浸漬
した後再び９０℃で静置乾燥したものである。また比較
例は市販のヤシガラ活性炭を用いた。
実施例を挙げ説明する。第１表は本発明の二つの実施例
と比較例とにおける５種の臭気成分に対する脱臭効果を
表示したものである。こζで用いた実施例１は、鉄を主
成分とし、これにマンガン、ニッケル、モリブデン及び
バナジウム各１−量を加え、塩酸（１＋１）及び硝酸（
１＋１）を加えて分解、溶解し、次いで水酸化ナトリウ
ム水溶液でＰＨＩＯに調整し、着雪の高分子凝集剤、を
加えて凝集沈澱させ、これを炉別して水分７０チ程度に
脱水した後、４〜６メツシユのペレット状に成形し、最
後に９０℃で静置乾燥したものであシ、実施例２はこの
実施例１を１５ ％’水酸化ナトリウム水溶液中に浸漬
した後再び９０℃で静置乾燥したものである。また比較
例は市販のヤシガラ活性炭を用いた。
第１表
（柱部 表中の時間は破過（劣化）時間を示す◇これら
の破過程度の確認方法は検知管測定及び４名による官能
試験を併用した。尚、被検ガス濃度は検知管とガスクロ
マトグラフを用いて測定したこの場合の具体的手順は、
第１図に示すような装置で行った。第１図はこの場合の
試験装置の略視図である。先ず、コック１を開いて矢印
Ａから空気を流量計２で測定しつつ水蒸気飽和部３によ
り常温で水蒸気を飽和させ送入する。一方、コック４を
開いて朱印Ｂから被検ガスを流量計５で測定しつつ送入
する。空気と被検ガスは混合部６で均−混合される。予
めコック７を開いておき、矢印Ｃから混合ガスをサンプ
リングして被検ガス濃度を確認する。そして、コック８
を開き、コック７を閉じて、前記実施例又は比較例の脱
臭剤が充満されている脱臭部９内を通過させ、矢印りか
ら混合ガスをサンプリングして、評価用に供する。
の破過程度の確認方法は検知管測定及び４名による官能
試験を併用した。尚、被検ガス濃度は検知管とガスクロ
マトグラフを用いて測定したこの場合の具体的手順は、
第１図に示すような装置で行った。第１図はこの場合の
試験装置の略視図である。先ず、コック１を開いて矢印
Ａから空気を流量計２で測定しつつ水蒸気飽和部３によ
り常温で水蒸気を飽和させ送入する。一方、コック４を
開いて朱印Ｂから被検ガスを流量計５で測定しつつ送入
する。空気と被検ガスは混合部６で均−混合される。予
めコック７を開いておき、矢印Ｃから混合ガスをサンプ
リングして被検ガス濃度を確認する。そして、コック８
を開き、コック７を閉じて、前記実施例又は比較例の脱
臭剤が充満されている脱臭部９内を通過させ、矢印りか
ら混合ガスをサンプリングして、評価用に供する。
脱臭部９は直径１８．４１！１ｇで長さ１５０ｆｉのガ
ラス管であシ、混合ガス流量は毎分２．１ｊである。
ラス管であシ、混合ガス流量は毎分２．１ｊである。
前記第１表の結果からも明らかなように、本発明に係る
脱臭剤は、表中に例示したような悪臭の強い化合物、特
に硫化水素やメチルメルカプタフ更には亜硫酸ガス等の
健康上の問題にも関係する金儲化金物に対して極めて効
果的であることが知られる。
脱臭剤は、表中に例示したような悪臭の強い化合物、特
に硫化水素やメチルメルカプタフ更には亜硫酸ガス等の
健康上の問題にも関係する金儲化金物に対して極めて効
果的であることが知られる。
第１図は本発明に使用された脱臭用試験装置の略視図で
ある。 １．４．７．８・・・・コック、 ２．５・・・・流量
計１．３・・・・水蒸気飽和部（常温）、６・・・・混
合部、９・・・・脱臭部、 第１図
ある。 １．４．７．８・・・・コック、 ２．５・・・・流量
計１．３・・・・水蒸気飽和部（常温）、６・・・・混
合部、９・・・・脱臭部、 第１図
Claims (1)
- 金属の非晶質物質である水酸化凝集物を適宜に成形及び
乾燥し、この間要すればアルカリ添着して得られる非晶
質物質を用いた脱臭剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56152782A JPS5855042A (ja) | 1981-09-26 | 1981-09-26 | 非晶質物質を用いた脱臭剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56152782A JPS5855042A (ja) | 1981-09-26 | 1981-09-26 | 非晶質物質を用いた脱臭剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5855042A true JPS5855042A (ja) | 1983-04-01 |
Family
ID=15548024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56152782A Pending JPS5855042A (ja) | 1981-09-26 | 1981-09-26 | 非晶質物質を用いた脱臭剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5855042A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009045536A (ja) * | 2007-08-17 | 2009-03-05 | Cosmo Oil Co Ltd | 炭化水素用脱硫剤の製造方法 |
-
1981
- 1981-09-26 JP JP56152782A patent/JPS5855042A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009045536A (ja) * | 2007-08-17 | 2009-03-05 | Cosmo Oil Co Ltd | 炭化水素用脱硫剤の製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7736611B2 (en) | Agglomerates of precipitated silica, method for their preparation and their use as filter medium for gas filtration | |
| JP2020506049A (ja) | 吸着剤および製造方法 | |
| JPS63246167A (ja) | 白色脱臭剤及びその製造方法 | |
| JPS5855042A (ja) | 非晶質物質を用いた脱臭剤 | |
| JP2838601B2 (ja) | 悪臭ガス吸着剤 | |
| JPH0655276B2 (ja) | アンモニウムイオン選択性吸着剤の製造法 | |
| US4382913A (en) | Process and an agent for the adsorption and catalytic decomposition of foul-smelling intestinal gases | |
| JPH04290547A (ja) | 吸水性脱臭剤 | |
| JP2956112B2 (ja) | 脱臭剤 | |
| JPH06104236B2 (ja) | 脱水汚泥ケーキの消臭剤およびその製造方法 | |
| JPH01203040A (ja) | 吸着剤およびその製造方法 | |
| KR900001367B1 (ko) | 공기정화용 탈취제 | |
| JPS6150011B2 (ja) | ||
| Aratani et al. | The removal of heavy metal, phosphate, and COD substances from wastewater by the lime sulfurated solution (calcium polysulfide) process. | |
| Narayan | Studies on the chemistry of Bordeaux mixture—part I | |
| JPS60160963A (ja) | 複合脱臭剤 | |
| JP5069838B2 (ja) | 脱臭剤用活性炭の製造方法および脱臭剤用活性炭 | |
| JP2581656B2 (ja) | 脱臭剤およびその製造方法 | |
| Martin et al. | Recovery of water from wastewater by the activated carbon adsorption process | |
| JPS58199090A (ja) | 液中のリン酸を晶析する種晶材の製造法 | |
| McNamee | Filtration Tests with Elutriated and Unelutriated Digested Solids | |
| JPS6284766A (ja) | 多孔質セラミツクを主体とする脱臭剤 | |
| JPH02169027A (ja) | 両用吸着剤 | |
| JP2002191968A (ja) | 脱臭剤およびその製造方法 | |
| JPH0611292B2 (ja) | 消臭材料 |