JP2022031143A - 感光性樹脂組成物及び感光性樹脂組成物を塗布したプリント配線板 - Google Patents
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Abstract
Description
[1](A)感光性樹脂と、(B)エラストマーと、(C)光重合開始剤と、(D)反応性希釈剤と、(E)エポキシ化合物と、(F)シリカと、を含有し、
前記(F)シリカが、(F1)主表面及び端面を持つ鱗片状シリカ及び/または(F2)球状シリカである感光性樹脂組成物。
[2]前記(F1)鱗片状シリカの、一次粒子における前記主表面の面径が1.0μm以上10μm以下、一次粒子における前記端面の厚さが0.20μm以下である[1]に記載の感光性樹脂組成物。
[3]前記(F2)球状シリカが、一次粒子の集合体である[1]または[2]に記載の感光性樹脂組成物。
[4]前記(F2)球状シリカの平均粒子径が、2.0μm以上4.0μm以下である[1]乃至[3]のいずれか1つに記載の感光性樹脂組成物。
[5]前記(F2)球状シリカの比表面積が、200m2/g以上1000m2/g以下である[1]乃至[4]のいずれか1つに記載の感光性樹脂組成物。
[6]前記(A)感光性樹脂100質量部に対して、前記(F)シリカを10質量部以上50質量部以下含有する[1]乃至[5]のいずれか1つに記載の感光性樹脂組成物。
[7]前記(B)エラストマー100質量部に対して、前記(F)シリカを50質量部以上200質量部以下含有する[1]乃至[6]のいずれか1つに記載の感光性樹脂組成物。
[8]前記(B)エラストマーが、(b)テレケリックポリマーを含有する[1]乃至[7]のいずれか1つに記載の感光性樹脂組成物。
[9]さらに、(G)無機フィラーを含有する[1]乃至[8]のいずれか1つに記載の感光性樹脂組成物。
[10]さらに、(H)マット化剤を含有する[1]乃至[9]のいずれか1つに記載の感光性樹脂組成物。
[11]前記マット化剤の平均粒子径が、1.0μm以上10.0μm以下である[10]に記載の感光性樹脂組成物。
[12]プリント配線板のソルダーレジスト用である[1]乃至[11]のいずれか1つに記載の感光性樹脂組成物。
[13][1]乃至[12]のいずれか1つに記載の感光性樹脂組成物の光硬化物。
[14][1]乃至[12]のいずれか1つに記載の感光性樹脂組成物を塗布したプリント配線板。
感光性樹脂としては、例えば、カルボキシル基含有感光性樹脂が挙げられる。カルボキシル基含有感光性樹脂の化学構造は、特に限定されず、例えば、遊離のカルボキシル基を有し、感光性の不飽和二重結合を1個以上有する樹脂が挙げられる。カルボキシル基含有感光性樹脂として、例えば、1分子中にエポキシ基を2個以上有する多官能エポキシ樹脂のエポキシ基の少なくとも一部に、アクリル酸やメタクリル酸(以下、「(メタ)アクリル酸」ということがある。)等のラジカル重合性不飽和モノカルボン酸を反応させて、エポキシ(メタ)アクリレート(以下、アクリレートやメタクリレートを「(メタ)アクリレート」ということがある。)等のラジカル重合性不飽和モノカルボン酸化エポキシ樹脂を得て、該樹脂に生成した水酸基に多塩基酸及び/または多塩基酸無水物を反応させて得られる、多塩基酸変性エポキシ(メタ)アクリレート等の多塩基酸変性ラジカル重合性不飽和モノカルボン酸化エポキシ樹脂を挙げることができる。
エラストマーを含有することにより、感光性樹脂組成物の光硬化物の弾性を低減して、熱衝撃耐性の向上に寄与する。(B)エラストマーとしては、例えば、(b)テレケリックポリマーが挙げられる。エラストマーとしてテレケリックポリマーを含有することにより、アルカリ現像性、塗膜外観等の基本諸特性を損なうことなく、はんだ耐熱性を得つつ、熱衝撃耐性に優れた光硬化物を形成することに寄与できる。テレケリックポリマーは、感光性樹脂組成物の光硬化物の弾性を適度に低減できることから、光硬化物が低温雰囲気と高温雰囲気に繰り返し曝されても、光硬化物への熱応力を低減することに寄与する。従って、熱衝撃サイクルの環境下でも、光硬化物にクラックが発生することを防止することに寄与する。また、(b)テレケリックポリマーは、感光性樹脂組成物の樹脂成分と反応可能であることから、はんだ耐熱性を得ることに寄与する。
(CH2-C(COOR1)R2)n (1)
(式中、R1は水素原子または炭素数1~10のアルキル基、R2は水素原子またはメチル基、nは1~300の整数を表す。)で表される(メタ)アクリル酸エステルの重合体の構造が挙げられる。
光重合開始剤は、一般的に使用されるものであれば特に限定されず、例えば、1,2-オクタンジオン,1-〔4-(フェニルチオ)-2-(O-ベンゾイルオキシム)〕、エタノン1-〔9-エチル-6-(2-メチルベンゾイル)-9H-カルバゾール-3-イル]-1-(0-アセチルオキシム)、2-(アセチルオキシイミノメチル)チオキサンテン-9-オン、1,8-オクタンジオン,1,8-ビス[9-エチル-6-ニトロ-9H-カルバゾール-3-イル]-,1,8-ビス(O-アセチルオキシム)、1,8-オクタンジオン,1,8-ビス[9-(2-エチルヘキシル)-6-ニトロ-9H-カルバゾール-3-イル]-,1,8-ビス(O-アセチルオキシム)、(Z) -(9-エチル-6-ニトロ-9H-カルバゾール-3-イル)(4-((1-メトキシプロパン-2-イル)オキシ) -2-メチルフェニル)メタノン O-アセチルオキシム等のオキシムエステル系光重合開始剤、2-ベンジル-2-(N,N-ジメチルアミノ)-1-(4-モルフォリノフェニル)ブタン-1-オン、2-メチル-1-[4-(メチルチオ)フェニル]-2-モルフォリノプロパン-1-オン等のα―アミノアルキリフェノン系光重合開始剤等が挙げられる。また、オキシムエステル系光重合開始剤及びα―アミノアルキリフェノン系光重合開始剤以外の光重合開始剤としては、例えば、2,4,6-トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキシド、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾイン-n-ブチルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、アセトフェノン、ジメチルアミノアセトフェノン、2,2-ジメトキシ-2-フェニルアセトフェノン、2,2-ジエトキシ-2-フェニルアセトフェノン、2-ヒドロキシ-2-メチル-1-フェニルプロパン-1-オン、1-ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、4-(2-ヒドロキシエトキシ)フェニル-2-(ヒドロキシ-2-プロピル)ケトン、ベンゾフェノン、p-フェニルベンゾフェノン、4,4′-ジエチルアミノベンゾフェノン、ジクロルベンゾフェノン、2-メチルアントラキノン、2-エチルアントラキノン、2-ターシャリーブチルアントラキノン、2-アミノアントラキノン、2-メチルチオキサントン、2-エチルチオキサントン、2-クロルチオキサントン、2,4-ジメチルチオキサントン、2,4-ジエチルチオキサントン、ベンジルジメチルケタール、アセトフェノンジメチルケタール、P‐ジメチルアミノ安息香酸エチルエステル等が挙げられる。これらの光重合開始剤は、単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
反応性希釈剤とは、例えば、光重合性モノマーであり、1分子当たり少なくとも1つ、好ましくは1分子当たり少なくとも2つの重合性二重結合を有する化合物である。反応性希釈剤は、感光性樹脂組成物の光硬化を十分にして機械的強度を光硬化物に付与し、耐酸性、耐アルカリ性などを有する光硬化物を得るために配合する。
エポキシ化合物は、光硬化物の架橋密度を上げて十分な強度の光硬化物を得るためのものである。エポキシ化合物としては、例えば、エポキシ樹脂が挙げられる。エポキシ樹脂としては、例えば、ビフェニル型エポキシ樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂(フェノールノボラック型エポキシ樹脂、o-クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、p-tert-ブチルフェノールノボラック型など)、ビスフェノールFやビスフェノールSにエピクロルヒドリンを反応させて得られたビスフェノールF型エポキシ樹脂やビスフェノールS型エポキシ樹脂、シクロヘキセンオキシド基、トリシクロデカンオキシド基、シクロペンテンオキシド基などを有する脂環式エポキシ樹脂、トリス(2,3-エポキシプロピル)イソシアヌレート、トリグリシジルトリス(2-ヒドロキシエチル)イソシアヌレート等のトリアジン環を有するトリグリシジルイソシアヌレート、ジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂、アダマンタン型エポキシ樹脂、グリシジルエステル型エポキシ樹脂(例えば、ダイマー酸のエピクロルヒドリンによるグリシジルエステル化エポキシ樹脂等)等を挙げることができる。これらの化合物は、単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明の感光性樹脂組成物では、(F)シリカとして、(F1)主表面及び端面を持つ鱗片状シリカ及び(F2)球状シリカからなる群から選択された少なくとも1つのシリカが配合される。(F1)主表面及び端面を持つ鱗片状シリカ及び(F2)球状シリカからなる群から選択された少なくとも1つのシリカが配合されることで、アルカリ現像性、塗膜外観等の基本諸特性を損なうことなく、はんだ耐熱性と熱衝撃耐性に優れた光硬化物を形成することができる。
主表面及び端面を持つ鱗片状シリカは、大粒子のシリカを粉砕して形成した不定形シリカ粉末とは異なり、薄片状のシリカである。また、複数の鱗片状シリカが、相互に連結された、薄膜状の連結集合体となっている。すなわち、一次粒子である鱗片状シリカが、複数連結されて、薄膜状の連結集合体が形成されている。
球状シリカは、大粒子のシリカを粉砕して形成した不定形シリカ粉末とは異なり、外観形状が球状(例えば、真球状)となっている。球状シリカは、例えば、一次粒子の集合体である。
本発明の感光性樹脂組成物では、無機フィラーを含有することにより、はんだ耐熱性をより確実に向上させることができる。無機フィラーには、上記した(F1)主表面及び端面を持つ鱗片状シリカ及び(F2)球状シリカは含まれない。無機フィラーとしては、例えば、タルク、硫酸バリウム、アルミナ、水酸化アルミニウム、マイカ、(F1)主表面及び端面を持つ鱗片状シリカ及び(F2)球状シリカ以外のシリカ等を挙げることができる。
本発明の感光性樹脂組成物では、マット化剤を含有することにより、アルカリ現像性、塗膜外観等の基本諸特性を損なうことなく、光沢度を低減させつつ、はんだ耐熱性と熱衝撃耐性に優れた光硬化物を形成することができる。マット化剤を配合することにより、塗膜の表面形状が凸凹となって粗面化(マット化)されることで、光沢度が低下し、艶消し外観を得ることができる。
下記表1に示す各成分を下記表1に示す配合割合にて配合し、3本ロールを用いて室温にて混合分散させて、実施例1~9、比較例1~2にて使用する感光性樹脂組成物を調製した。そして、調製した感光性樹脂組成物を以下のように塗工して試験サンプルを作製した。下記表1中の配合量の数字は、特に断りの無い限り質量部を示す。また、下記表1中の空欄は配合なしを意味する。
(A)感光性樹脂
・リポキシSP-4621:クレゾールノボラック型エポキシ樹脂のエポキシ基の少なくとも一部に、アクリル酸を反応させて、エポキシアクリレートを得、生成した水酸基に多塩基酸を反応させて得られる化学構造である、多塩基酸変性エポキシアクリレート。固形分65質量%、昭和電工株式会社。
・XMAP RC100C:[a]-[b]-[a]構造のテレケリックポリマー(式中、[a]はアクリロイル基、[b]は(CH2-CH(COOR1))n)、数平均分子量(Mn)5000以上40000以下、23℃で液状、23℃における粘度160Pa・s、株式会社カネカ。
・Ominrad 369:IGM Resins B.V.社。
・SPEEDCURE TPO:日本シイベルヘグナー社。
・KAYACURE DETX:日本化薬株式会社。
(D)反応性希釈剤
・KAYARAD DPCA-60:日本化薬株式会社。
・DPHA:東亞合成株式会社。
(E)エポキシ化合物
・EPICRON N-695:DIC社。
・jER871:三菱化学株式会社。
・YX-4000HK:三菱化学株式会社。
・サンラブリー:鱗片状シリカ、一次粒子における主表面の面径が3μm以上5μm以下、一次粒子における端面の厚さが0.1μm以下、AGCエスアイテック株式会社。
・サンスフェアH-31:真球状シリカ、一次粒子の集合体、平均粒子径3μm、比表面積700m2/g~800m2/g、AGCエスアイテック株式会社。
・サンスフェアL-31:真球状シリカ、一次粒子の集合体、平均粒子径3μm、比表面積300m2/g、AGCエスアイテック株式会社。
・硫酸バリウムB-34:堺化学工業株式会社。
・FH105:富士タルク株式会社。
(H)マット化剤
・ACEMATT OK-607:ワックスで表面処理された球状シリカ(ワックス処理シリカ)、平均粒子径4.4μm、エボニックインダストリーズ社。
・EXP8018-1:ワックスで表面処理された球状シリカ(ワックス処理シリカ)、平均粒子径3.9μm、エボニックインダストリーズ社。
・サイロホービック200:有機ケイ素化合物で表面処理された球状シリカ(有機ケイ素処理シリカ)、平均粒子径3.9μm、富士シリシア化学株式会社。
・サイロホービック100:有機ケイ素化合物で表面処理された球状シリカ(有機ケイ素処理シリカ)、平均粒子径2.7μm、富士シリシア化学株式会社。
・サイリシア350:親水性の多孔性球状シリカ(多孔性シリカ)、平均粒子径3.9μm、富士シリシア化学株式会社。
・LIONOL GREEN :トーヨーカラー株式会社。
添加剤
・メラミン:日産化学工業株式会社。
・DICY-7:ジャパンエポキシレジン社。
・アンテージMB:川口化学工業株式会社。
・2-メルカプトベンズオキサゾール:東京化成工業株式会社。
非反応性希釈剤
・EDGAC:三洋化成品株式会社。
不定形シリカ
・MINUSIL 5:シリカを粉砕して形成した不定形シリカ粉末、エア・ブラウン社。
基板:プリント配線基板(ガラスエポキシ基板「FR-4」、板厚1.6mm、導体(Cu箔)厚50μm)
基板表面処理:バフ研磨
塗工:スクリーン印刷
DRY膜厚:20~25μm
予備乾燥:80℃、20分
露光:感光性樹脂組成物上300mJ/cm2(株式会社オーク製作所「HMW-680GW」)
アルカリ現像:1質量%Na2CO3、液温30℃、スプレー圧0.2MPa、現像時間60秒熱硬化処理(ポストキュア):150℃、60分
(1)熱衝撃耐性
上記試験サンプル作製工程にて作製した試験サンプル100枚について、熱衝撃試験機(日立アプライアンス株式会社製、日立ヒートショック試験装置「ES-76LMS」)にて、-40℃/15分~160℃/15分を1サイクルとして1000サイクルの試験を行った。その後、顕微鏡(×200)にてプリント配線基板の塗膜を観察して、塗膜のクラック発生率を以下の基準にて評価した。塗膜の観察位置は、露出したCu箔(2.0mm角パット)の周りを囲むように正方形状(2.4mm角)にアルカリ現像された塗膜の各角部とした。また、○評価以上を合格とした。
◎:クラック発生率が10%以下
○:クラック発生率が11~30%
×:クラック発生率が31%以上
上記試験サンプル作製工程にて作製した試験サンプルの硬化塗膜を、JIS C-6481の試験方法に準拠して、260℃のはんだ槽に30秒間浸せき後、セロハン粘着テープによるピーリング試験(剥離試験)を1サイクルとし、これを1~3回繰り返した後の塗膜状態を目視により観察し、以下の基準にて評価した。また、○評価以上を合格とした。
◎:3サイクル繰り返し後も塗膜に変化が認められない
○:3サイクル繰り返し後に塗膜に変化が認められる
△:2サイクル繰り返し後に塗膜に変化が認められる
×:1サイクルにて塗膜に変化が認められる
上記試験サンプル作製工程の予備乾燥後の塗膜を、0.2MPaのスプレー圧にて現像(30℃、1質量%の炭酸ナトリウム現像液を使用)するのに必要な時間をブレークポイントとし、該時間を測定し、以下の基準にて評価した。
○:ブレークポイント30秒未満
△:ブレークポイント30秒以上60秒未満
×:ブレークポイント60秒以上
上記試験サンプル作製工程にて作製した試験サンプルの硬化塗膜を、マイクロトリグロス(ビック・ケミー・ジャパン株式会社製)を用い、60度光沢度(グロス値)を測定した。なお、60度光沢度は、平均値の少数点以下1桁目を四捨五入して整数で表示した。
上記試験サンプル作製工程にて作製した試験サンプルの塗膜状態を目視により観察し、以下の基準に従って評価した。
○:塗膜に異常なし
△:塗膜に若干白化あり
×:塗膜表面が失沢
Claims (14)
- (A)感光性樹脂と、(B)エラストマーと、(C)光重合開始剤と、(D)反応性希釈剤と、(E)エポキシ化合物と、(F)シリカと、を含有し、
前記(F)シリカが、(F1)主表面及び端面を持つ鱗片状シリカ及び/または(F2)球状シリカである感光性樹脂組成物。 - 前記(F1)鱗片状シリカの、一次粒子における前記主表面の面径が1.0μm以上10μm以下、一次粒子における前記端面の厚さが0.20μm以下である請求項1に記載の感光性樹脂組成物。
- 前記(F2)球状シリカが、一次粒子の集合体である請求項1または2に記載の感光性樹脂組成物。
- 前記(F2)球状シリカの平均粒子径が、2.0μm以上4.0μm以下である請求項1乃至3のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物。
- 前記(F2)球状シリカの比表面積が、200m2/g以上1000m2/g以下である請求項1乃至4のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物。
- 前記(A)感光性樹脂100質量部に対して、前記(F)シリカを10質量部以上50質量部以下含有する請求項1乃至5のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物。
- 前記(B)エラストマー100質量部に対して、前記(F)シリカを50質量部以上200質量部以下含有する請求項1乃至6のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物。
- 前記(B)エラストマーが、(b)テレケリックポリマーを含有する請求項1乃至7のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物。
- さらに、(G)無機フィラーを含有する請求項1乃至8のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物。
- さらに、(H)マット化剤を含有する請求項1乃至9のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物。
- 前記マット化剤の平均粒子径が、1.0μm以上10.0μm以下である請求項10に記載の感光性樹脂組成物。
- プリント配線板のソルダーレジスト用である請求項1乃至11のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物。
- 請求項1乃至12のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物の光硬化物。
- 請求項1乃至12のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物を塗布したプリント配線板
。
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