JP2022025693A - 画像投影システム及び画像投影方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ペッパーズ・ゴーストを利用した設備を設置する場所に関する制限を緩和する、新たな画像投影システムを提供することを目的とする。【解決手段】画像投影設備と、該画像投影設備を載置して移動する移動体とを有する、ペッパーズ・ゴーストを利用した画像投影システム。【選択図】 図1

Description

本発明は、画像投影システム及び画像投影方法に関する。
従来、投影機から投影される画像をスクリーン等に投影して観客の錯視を利用して画像を楽しませる、ペッパーズ・ゴースト(Pepper‘s Ghost)という照明技法がある。ペッパーズ・ゴーストを利用した映像を観客に楽しませる劇場もある。
劇場等において、ペッパーズ・ゴーストを利用した設備には大がかりなものが多く、設置する場所を入念に選定する必要があった。
本発明の少なくとも1つの実施の形態の目的は、ペッパーズ・ゴーストを利用した設備の設置場所に関する制限を緩和する、新たな画像投影システムを提供することである。
非限定的な観点によると、本発明に係る画像投影システムは、画像投影設備と、該画像投影設備を載置して移動する移動体とを有する画像投影システムであって、画像投影設備が、画像を構成する光を照射する照射部と、照射部が照射した光により画像を投影する投影板とを備え、前記投影板が、投影板に対して照射部が照射した光の入射角が所定の角度となるように傾設される、画像投影システムである。
非限定的な観点によると、本発明に係る画像投影方法は、画像投影設備と、該画像投影設備を載置して移動する移動体とを有する画像投影システムにおいて実行する画像投影方法であって、画像投影設備が、画像を構成する光を照射し、照射した光により画像を投影する工程を有し、前記投影板が、投影板に対して照射部が照射した光の入射角が所定の角度となるように傾設される、画像投影方法である。
本発明の各実施形態により1または2以上の不足が解決される。
本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、画像投影システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、画像投影システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、画像投影システムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、投影された画像を説明する図である。 本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、投影された画像の視認可能な範囲の制御に関する説明をする図である。 本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、投影板の格納に関する説明をする図である。 本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、投影板の落下防止に関する説明の図である。 本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、複数の移動体を用いた画像投影システムを説明する図である。 本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、画像を視認可能な範囲に関する案内を説明する図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。以下、効果に関する記載は、本発明の実施の形態の効果の一側面であり、ここに記載するものに限定されない。また、以下で説明するフローチャートを構成する各処理の順序は、処理内容に矛盾や不整合が生じない範囲で順不同である。
[第一の実施の形態]
本発明の第一の実施の形態の概要について説明をする。以下では、第一の実施の形態として、画像投影設備と、該画像投影設備を載置して移動する移動体とを有する画像投影システムを例示して説明する。
図1は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、画像投影システムの構成を示すブロック図である。画像投影システム1は、移動体11及び画像投影設備12を少なくとも備える。画像投影設備12は、照射部21及び投影板22を少なくとも備える。
移動体11は、画像投影設備12を載置して移動する機能を有する。画像投影設備12は、画像を投影する機能を有する。
照射部21は、画像を構成する光を照射する機能を有する。投影板22は、照射部21が照射した光により画像を投影する機能を有する。
投影板に対して、照射部21が照射した光の入射角が所定の角度となるように、投影板22が傾設されることが好ましい。
第一の実施の形態の一側面として、ペッパーズ・ゴーストを利用した設備を設置する場所に関する制限を緩和する、新たな画像投影システムを提供することができる。
第一の実施の形態において、「画像投影設備」とは、例えば、ペッパーズ・ゴーストを利用して画像を投影可能な設備をいう。「画像」とは、例えば、光が結像して視認可能となる像であり、静止画であっても動画であってもよい。「載置」とは、例えば、設備を載せて置くことをいい、載せられた設備は固定されているか否かを問わない。「移動体」とは、例えば、設備を載置して移動する物体をいい、コンピュータ等により制御され自走してもよいし、人間の操作により操縦されて移動するものであってもよい。
「画像を構成する光」とは、例えば、投影板に照射されて結像した場合に、所定の画像として視認可能な光をいう。「投影板」とは、例えば、光を投影するための板状の物体であって、光を反射するものをいう。「傾設」とは、例えば、所定の面に対して所定の角度を有するように傾けて設置されることをいう。
[第二の実施の形態]
次に、本発明の第二の実施の形態の概要について説明をする。以下では、第二の実施の形態として、画像投影設備と、該画像投影設備を載置して移動する移動体とを有する画像投影システムを例示して説明する。
図3は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、画像投影システムの構成を示すブロック図である。画像投影システム1は、移動体31及び画像投影設備32を少なくとも備える。画像投影設備32は、照射部111、投影板112、及び視認可能範囲制御部113を少なくとも備える。
移動体31は、画像投影設備32を載置して移動する機能を有する。画像投影設備32は、画像を投影する機能を有する。
照射部111は、画像を構成する光を照射する機能を有する。投影板112は、照射部111が照射した光により画像を投影する機能を有する。視認可能範囲制御部113は、投影板112に投影された画像を視認可能な範囲を制御する機能を有する。
投影板112に対して、照射部111が照射した光の入射角が所定の角度となるように、投影板112が傾設されることが好ましい。
第二の実施の形態の一側面として、ペッパーズ・ゴーストを利用した設備を設置する場所に関する制限を緩和する、新たな画像投影システムを提供することができる。
第二の実施の形態の一側面として、視認可能範囲制御部を備えることで、閲覧者(以下、ユーザともいう)が画像を視認可能な範囲を能動的に定めることができる。
第二の実施の形態において、「画像投影設備」、「画像」、「載置」、「移動体」、「画像を構成する光」、「投影板」、及び「傾設」は、それぞれ第一の実施の形態において記載した内容を必要な範囲で採用できる。
第二の実施の形態において、「視認可能な範囲」とは、例えば、ユーザが画像を視認できる範囲をいい、三次元空間を指す。
[第三の実施の形態]
次に、本発明の第三の実施の形態の概要について説明をする。以下では、第三の実施の形態として、画像投影設備と、該画像投影設備を載置して移動する移動体とを有する画像投影システムを例示して説明をする。
図3は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、画像投影システムの構成を示す図である。図3(A)は、画像投影システムの一例であって、移動体として一般的なトラックを使用した場合を示した図である。図示するように、画像投影システム1は、移動体11に画像投影設備2を載置したシステムである。画像投影設備2には、画像を構成する光を照射する照射装置3と、照射した光を投影する投影板4とが含まれる。
図3(B)は、トラック後部から見た場合における、画像投影設備2の断面図である。画像投影設備2の床面には、照射装置3と、舞台5とが存在し得る。照射装置3は、例えば、光を照射可能な装置であって、より具体的には、プロジェクタやLEDディスプレイ等が挙げられる。
投影板4は、光学的に等方性を有する素材により形成された板状の物体であることが好ましい。投影板4は、図示するように、照射装置3から照射された光を反射可能に傾設され得る。より具体的には、照射装置3から鉛直方向に発せられた光が、投影板4に対して入射角θで進行すると、ユーザの目に画像として視認され得る。この場合に、水平面に対する投影板4の傾きは、180-(90+θ)度(または90-θ度)である。
投影板4は、ユーザの目から見て、投影板4の背後の様子を視認可能であることが好ましい。すなわち、投影板4は、光を透過させることが好ましい。投影板4は、ユーザが、投影板4を挟んだ反対側を視認可能に傾設されることが好ましい。
図3(B)にて示すように、例えば、舞台5の上に、着ぐるみのキャラクタ101が存在する場合に、投影板4を介した場合であっても、ユーザが視認できることが好ましい。このように、照射装置3からの光を反射しつつ、背後の様子も確認できることで、より臨場感のある画像をユーザに提供することができる。
投影板4の上端は、画像投影設備2の天井部又は側壁部に接し得る。投影板4の下端は、一例として、照射装置3と舞台5とに挟まれて設置され得る。照射装置3又は舞台5に固定するための器具を用いて固定してもよい。舞台5は、例えば、人間が登場する場合に用意すればよく、画像投影設備2に含まれなくてもよい。舞台5の高さは、照射装置3の高さよりも高いことが好ましい。このようにすることで、投影板4に投影した画像に臨場感を持たせる場合に、調整がしやすいという利点がある。
照射装置3の照射面には、光を安定して照射するための光学フィルタ6が貼られていてもよい。このようにすることで、照射装置3以外の光の映り込みを緩和しつつ、照射装置3の表面を保護することが可能となる。
次に、図4を用いて、ペッパーズ・ゴーストを利用した画像の投影について説明する。図4は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、投影された画像を説明する図である。画像100は、ユーザが視認した画像を表す。
図4(A)は、投影板4を透過した光を視認した場合の図である。ユーザは、舞台5上に立つキャラクタ101を視認可能である。図4(B)は、照射装置3から照射された光を投影板4に投影し、投影板4が反射した光を視認した場合の図である。ユーザは、投影板4に投影された画像102を視認可能である。図4(C)は、投影板4を透過した光、及び、照射装置3から照射された光を投影板4が反射した光を視認した場合の図である。ユーザは、実体のあるキャラクタ101と、投影された画像102とが、同じ場所に存在するかのように認識する。ペッパーズ・ゴーストは、人間の錯視を利用した手法である。
投影される画像102は、静止画であっても動画であってもよい。コンピュータ装置の制御部(CPU、第一制御部ともいう)により表示態様を制御された映像を投影してもよい。
[視認可能範囲の制御]
画像投影システム1は、投影された画像を視認可能な範囲を制御することが好ましい。図5は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、投影された画像の視認可能な範囲の制御に関する説明をする図である。
画像投影システム1は、画像投影設備2において、ユーザが画像を視認する面に、視野角を制御するための視認可能範囲制御部50である、例えば、フィルタ(以下、視野角制御フィルタという)を設置し得る。図5(A)は、画像投影設備2に視野角制御フィルタを設置した図を表す。視野角制御フィルタを透過した光の波長を制御することで、ユーザが視認可能な範囲を能動的に制御可能である。
図5(B)は、図5(A)を鉛直下向き(Z軸)方向から見た図である。視認可能範囲制御部50を通過した光は、角度βまでを視認可能な範囲として制御され得る。
図5(C)は、図5(A)を水平(Y軸)方向から見た図である。視認可能範囲制御部50を通過した光は、角度αまでを視認可能な範囲として制御され得る。
このように、視認可能範囲制御部50が制御した光は、所定の三次元空間内における、ユーザの視認可能な範囲を定義し得る。また、能動的にユーザの視認可能な範囲を定義することで、視認する画像の品質を担保することができ、サービス提供者にとって有用である。
ここで、ペッパーズ・ゴーストを用いた画像投影設備2を複数設置してもよい。このようにすることで、視野角を広げることができる。
また、視認可能範囲制御部50を電気的に制御してもよい。例えば、所定の電圧を加えることで視認可能な範囲が変化する素材を用いることで、画像を提供する時間ごとに視認可能な範囲を変更してもよい。このようにすることで、画像を視認可能な範囲へユーザを誘導するゲームシステムとしてもよい。
[ユーザビリティ]
次に、画像投影設備2の取り扱いやすさ(ユーザビリティ)について説明する。図6は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、投影板の格納に関する説明をする図である。
画像投影設備2の天井に沿って、ガイドレール60を設置し得る。ガイドレール60には、投影板4の上端が設置され得る。投影板4とガイドレール60とを設置する際に、投影板4を移動可能に、例えば、ローラーやボール等、スライドさせるための機構が付いていてもよい。投影板4は、ガイドレール60に沿って移動させ、図に示すように、壁面に接するように格納し得る。
[安全性]
次に、画像投影設備2の安全性について説明する。画像投影設備2において、投影板4は、例えばガラス等の外力により破壊され得る素材で形成され得る。そのため、投影板4が落下等した場合には、投影板4の破片によりユーザを傷つけるおそれがある。そこで、投影板4には落下防止策を講じることが好ましい。
図7は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、投影板の落下防止に関する説明の図である。図7(A)のように投影板4が設置されている場合に、例えば、ガイドレール60から投影板4の上端が外れてしまった場合について説明する。ここで投影板4の下端は、照射装置3及び舞台5により固定されていると仮定する。
画像投影設備2の高さをT、照射装置3の高さをt1、画像を閲覧するユーザが存在し得る側の天井から伸びる壁面の高さをt2とする。投影板4の長さをL、投影板4の下端から照射装置3の端までの長さをr、投影板4が落下した場合に壁面と接する場合の角度をφとする。
このとき、壁面の高さt2は、t2≧T-t1-L・sinφ、または、t2≧T-t1-r・tanφであることが好ましい。このようにすることで、投影板4の転倒を防止し、ユーザの安全性を確保することができる。
図7(B)は、図7(A)とは異なる安全性の確保の方法を説明する図である。投影板4の下端は図7(A)と同様に、照射装置3及び舞台5により固定されていると仮定する。
投影板4の上端が設置され得るガイドレール60の両端を、画像投影設備2の壁面と略接触する程度まで伸ばして設置する。このようにすることで、投影板4をガイドレール60の一端まで移動させたとしても壁面と接触するため、投影板4の落下する可能性を低くすることができる。
[複数の移動体の連結]
移動体11は、複数台を連結させてもよい。図8は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、複数の移動体を用いた画像投影システムを説明する図である。
図8(A)に示すように、移動体の画像投影設備1a及び1bを連結し得る。画像投影設備1aの壁面71、及び、画像投影設備1bの壁面72をそれぞれ取り外し、床面、壁面、及び天井を付け加えることで、図8(B)に示すように、画像投影設備1a及び1bを連結することができる。このようにすることで、複数の投影板4を設置可能になり、奥行きのある画像を提供することができる。また、多くの人間が出演するような場合にも有効である。
[ガイド光・ガイド音声]
画像投影システム1は、光又は音声によって、ユーザに情報を案内し得る。図9は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、画像を視認可能な範囲に関する案内を説明する図である。
図9(A)は、画像投影設備2から投影された画像を視認可能な範囲を示すように、光(以下、ガイド光、案内光ともいう)を照射した図である。画像投影システム1は、ガイド光照射部を備え得る。図示する範囲80は、画像を視認可能な範囲を示すものである。ユーザは、案内光にしたがって移動することで、安定して画像を視認可能な位置を特定することができる。
図9(B)は、画像投影設備2から投影された画像を視認可能な範囲を示すように、指向性のある音(以下、ガイド音ともいう)を発した図である。画像投影システム1は、発音部を備え得る。図示する範囲80は、画像を視認可能な範囲を示す。ユーザは、範囲内にいる場合に、例えば「範囲内です」等の音声を聞くことができ、安定して画像を視認可能な位置を特定することができる。
図9(C)は、画像投影設備2から投影された画像を視認可能な範囲外であることを示すように、指向性のある音を発した図である。図示する範囲80は、画像を視認可能な範囲を示す。ユーザは、視認可能な範囲外にいる場合に、例えば「範囲外です」等の音声を聞くことができ、当該音を聞こえない範囲に移動することで、安定して画像を視認可能な位置を特定することができる。
ガイド光又はガイド音は、画像投影システム1に備える制御部が制御し得る。制御部は、光及び音をそれぞれ異なる制御部で制御してもよいし、同一の制御部で制御してもよい。また、照射装置3で照射する画像を制御する制御部と同一の制御部で制御してもよい。
上記の例では、移動体の例としてトラックを挙げたが、これに限定されない。移動体は、乗用車であってもよいし、ハッチバック型の車両であってもよい。また、鉄道であってもよい。
上記の例では、画像投影設備2としてトラックの荷台に積まれた設備を挙げたが、これに限定されない。例えば、トラックの運転席の天井部や、荷台下の前輪及び後輪間に設置してもよい。
上記の例では、投影された画像をトラックの荷台側面から視認する例を挙げたが、これに限定されない。例えば、トラック後部から視認するようにしてもよい。
上記の例では、画像投影設備を並列にして連結させる例を挙げたが、これに限定されない。例えば、互いの画像投影設備を通信により接続し、異なる場所に設けられた画像投影設備同士を連結してもよい。このようにすることで、多様な画像の表示形態を提供し、ユーザの趣向性をより向上させることができる。
上記の例では、ガイド光又はガイド音により、安定して画像を視認することができる範囲を示したが、これに限定されない。例えば、画像を見ながら、ガイド光またはガイド音にしたがってユーザを移動させる、アトラクションに適用してもよい。
上記の例では、ガイド光の色について限定しなかったが、例えば、視認可能な範囲内の光の色と、視認可能な範囲外の光の色を異なる色にすることで、範囲を区別できるようにしてもよい。
第三の実施の形態の一側面として、より趣向性の高い、新たなプログラムを提供することができる。
第三の実施の形態の一側面として、視認可能範囲制御部を備えることで、ユーザが画像を視認可能な範囲を能動的に定めることができる。
第三の実施の形態の一側面として、投影板に投影される画像の表示態様を制御する第一制御部を備えることで、多様な画像をユーザに提供し、より趣向性の高い画像投影システムを提供することができる。
第三の実施の形態の一側面として、複数の移動体に載置された各々の画像投影設備が互いに接続されていることで、多様な画像の表示形態を提供し、より趣向性の高い画像投影システムを提供することができる。
第三の実施の形態の一側面として、ガイド光を照射することで、ユーザに安定して画像を視認可能な位置を報知することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
第三の実施の形態の一側面として、投影板に投影された画像を視認可能な範囲に向けてガイド音を発することで、ユーザに安定して画像を視認可能な位置を報知することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
第三の実施の形態の一側面として、投影板に投影された画像を視認できない範囲に向けてガイド音を発することで、ユーザに安定して画像を視認可能な位置を報知することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
第三の実施の形態の一側面として、投影板を移動することが可能な移動機構を備えることで、移動体を移動させる場合に投影板を傷つけることなく安全に移動させることができ、利便性を高めることができる。
第三の実施の形態の一側面として、投影板を固定することが可能な固定機構を備えることで、安定した画像をユーザに提供することができる。
第三の実施の形態において、「画像投影設備」、「画像」、「載置」、「移動体」、「画像を構成する光」、「投影板」、及び「傾設」は、それぞれ第一の実施の形態において記載した内容を必要な範囲で採用できる。「視認可能な範囲」は、第二の実施の形態において記載した内容を必要な範囲で採用できる。
第三の実施の形態において、「接続」とは、例えば、通信可能につなげられていることをいい、無線方式であっても有線方式であってもよい。「ガイド光」とは、例えば、視認可能な光であって、範囲を示すものをいい、色は問わない。
第三の実施の形態において、「第一発音部」とは、例えば、画像を視認可能な範囲に向けて音を発するものをいい、音は指向性を有する。「第二発音部」とは、例えば、画像を視認できない範囲に向けて音を発するものをいい、音は指向性を有する。
[付記]
上で述べた実施の形態の説明は、下記の発明を、発明の属する分野における通常の知識を有する者がその実施をすることができるように記載した。
[1] 画像投影設備と、該画像投影設備を載置して移動する移動体とを有する画像投影システムであって、
画像投影設備が、
画像を構成する光を照射する照射部と、
照射部が照射した光により画像を投影する投影板と
を備え、
前記投影板が、投影板に対して照射部が照射した光の入射角が所定の角度となるように傾設される、
画像投影システム。
[2] 前記画像投影システムがさらに、
投影された画像を視認可能な範囲を制御する視認可能範囲制御部
を備える、[1]に記載の画像投影システム。
[3] 前記画像投影システムがさらに、
前記投影板に投影される画像の表示態様を制御する第一制御部
を備える、[1]又は[2]に記載の画像投影システム。
[4] 複数の前記移動体に載置された各々の画像投影設備が互いに接続されている、[1]~[3]のいずれかに記載の画像投影システム。
[5] 前記画像投影システムがさらに、
投影板に投影された画像を視認可能な範囲を示すガイド光を照射するガイド光照射部と、
ガイド光の照射を制御する第二制御部と
を備える、[1]~[4]のいずれかに記載の画像投影システム。
[6] 前記画像投影システムがさらに、
投影板に投影された画像を視認可能な範囲に向けて、音を発する第一発音部と、
第一発音部が発する音の方向を制御する第三制御部と
を備える、[1]~[5]のいずれかに記載の画像投影システム。
[7] 前記画像投影システムがさらに、
投影板に投影された画像を視認できない範囲に向けて、音を発する第二発音部と、
第二発音部が発する音の方向を制御する第三制御部と
を備える、[1]~[6]のいずれかに記載の画像投影システム。
[8] 前記画像投影設備がさらに、投影板を移動することが可能な移動機構を備える、[1]~[7]のいずれかに記載の画像投影システム。
[9] 前記画像投影設備が、投影板を固定することが可能な固定機構を備える、[1]~[8]のいずれかに記載の画像投影システム。
[10] 画像投影設備と、該画像投影設備を載置して移動する移動体とを有する画像投影システムにおいて実行する画像投影方法であって、
画像投影設備が、
画像を構成する光を照射し、
照射した光により画像を投影する
工程を有し、
前記投影板が、投影板に対して照射部が照射した光の入射角が所定の角度となるように傾設される、
画像投影方法。
1 画像投影システム
2 画像投影設備
3 照射装置
4 投影板
5 舞台
6 光学フィルタ

Claims (8)

  1. 画像投影設備と、該画像投影設備を載置して移動する移動体とを有する画像投影システムであって、
    画像投影設備が、
    画像を構成する光を照射する照射部と、
    照射部が照射した光により画像を投影する投影板と
    を備え、
    前記投影板が、投影板に対して照射部が照射した光の入射角が所定の角度となるように傾設される、
    画像投影システム。
  2. 前記画像投影システムがさらに、
    投影された画像を視認可能な範囲を制御する視認可能範囲制御部
    を備える、請求項1に記載の画像投影システム。
  3. 前記画像投影システムがさらに、
    前記投影板に投影される画像の表示態様を制御する第一制御部
    を備える、請求項1又は2に記載の画像投影システム。
  4. 複数の前記移動体に載置された各々の画像投影設備が互いに接続されている、請求項1~3のいずれかに記載の画像投影システム。
  5. 前記画像投影システムがさらに、
    投影板に投影された画像を視認可能な範囲を示すガイド光を照射するガイド光照射部と、
    ガイド光の照射を制御する第二制御部と
    を備える、請求項1~4のいずれかに記載の画像投影システム。
  6. 前記画像投影システムがさらに、
    投影板に投影された画像を視認可能な範囲に向けて、音を発する第一発音部と、
    第一発音部が発する音の方向を制御する第三制御部と
    を備える、請求項1~5のいずれかに記載の画像投影システム。
  7. 前記画像投影システムがさらに、
    投影板に投影された画像を視認できない範囲に向けて、音を発する第二発音部と、
    第二発音部が発する音の方向を制御する第三制御部と
    を備える、請求項1~6のいずれかに記載の画像投影システム。
  8. 画像投影設備と、該画像投影設備を載置して移動する移動体とを有する画像投影システムにおいて実行する画像投影方法であって、
    画像投影設備が、
    画像を構成する光を照射し、
    照射した光により画像を投影する
    工程を有し、
    前記投影板が、投影板に対して照射部が照射した光の入射角が所定の角度となるように傾設される、
    画像投影方法。
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