JP2022025200A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】分岐フレームを有する画像形成装置においても定着器の着脱を容易にする【解決手段】画像形成装置1は、両面印刷が可能であり、本体筐体2と、第1開口部2Aを開閉可能な第1カバー21と、定着器8を含む画像形成部4と、第1経路91と、第2経路92と、第3経路93と、分岐フレーム90とを備える。第1経路91は、シートSを画像形成部4から本体筐体2外に向けて案内する。第2経路92は、第1経路91から分岐して画像形成部4から搬送されるシートSを案内する。第3経路93は、シートSを再び画像形成部4に向けて案内する。分岐フレーム90は、少なくとも一部が定着器8と第1カバー21の間に設けられ、第1経路91を構成する第1案内面90Aと、第2経路92を構成する第2案内面90Bとを有する。第1カバー21および分岐フレーム90を本体筐体2から取り外した状態において、定着器8は第1開口部2Aを通して着脱可能である。【選択図】図3

Description

本発明は、シートの表裏を反転して両面印刷を行うことが可能な画像形成装置に関する。
従来、シートの表裏を反転して両面印刷を行うことが可能な画像形成装置が知られている(特許文献1参照)。この画像形成装置では、シートを装置外へ排出する排出経路と、シートを反転させるための反転経路とを分岐するための分岐フレームを備えている。
また、定着器の交換を容易にするために、シート搬送経路を構成するインナーシュートとサブシュートを着脱可能にした画像形成装置が知られている(特許文献2参照)。この画像形成装置では、サブシュートがトップカバーに組み付けられており、サブシュートを取り外せば、インナーシュートを容易に着脱することができるようになっている。
特開2015-107871号公報 特開2009-063749号公報
ところで、分岐フレームを有する画像形成装置においては、分岐フレームが邪魔となり、定着器を容易に着脱することができないという問題点があった。
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、分岐フレームを有する画像形成装置においても、定着器の着脱を容易にすることを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、シートの表裏を反転して両面印刷を行うことが可能であり、本体筐体と、第1カバーと、画像形成部と、第1経路と、第2経路と、第3経路と、分岐フレームと、を備える。
本体筐体は、第1開口部と、装着部と、を有する。第1カバーは、本体筐体に対して着脱可能であり、第1開口部を覆う閉位置と、第1開口部を開放する開位置と、の間で回動可能である。画像形成部は、シートに画像を形成し、装着部に対して第1開口部を通して着脱可能な定着器を含む。第1経路は、画像形成部から搬送されるシートを本体筐体外に向けて案内する。第2経路は、第1経路から分岐して画像形成部から搬送されるシートを案内する。第3経路は、第1経路および第2経路に接続され、シートを再び画像形成部に向けて案内する。分岐フレームは、少なくとも一部が定着器と第1カバーの間に設けられ、本体筐体に対して着脱可能であり、第1経路を構成する第1案内面と、第2経路を構成する第2案内面と、を有する。
第1カバーが開位置に位置する状態において、第1カバーの少なくとも一部は、定着器を装着部から取り外すときに通る空間に位置し、定着器は第1開口部を通して装着部に対して着脱できず、分岐フレームが本体筐体に取り付けられた状態において、分岐フレームの少なくとも一部は定着部を装着部から取り外すときに通る空間に位置し、定着器は第1開口部を通して、装着部に対して着脱できず、第1カバーおよび分岐フレームを本体筐体から取り外した状態において、定着器は第1開口部を通して装着部に対して着脱可能である。
このような構成によれば、分岐フレームを有する画像形成装置においても、第1カバーおよび分岐フレームを本体筐体から取り外すことで、定着器を着脱可能となるので、定着器の着脱作業性を向上できる。
また、前記した構成において、第1カバーは、閉位置に位置する状態において、第2経路を構成する第3案内面を有し、第3案内面は、第1カバーが開位置にある状態において、定着器から搬送されたシートを積載可能である構成としてもよい。
また、前記した構成において、第1カバーは、閉位置および開位置と異なるリリース位置にさらに回動可能であり、第1カバーがリリース位置に位置する場合に、本体筐体から取り外し可能である構成としてもよい。
これによれば、第1カバーをリリース位置にしなければ第1カバーが本体筐体から取り外せないので、意図せずに第1カバーが外れてしまうのを抑制できる。
また、前記した構成において、第1カバーは、第1カバーがリリース位置に回動しないように規制する第1回動規制部材をさらに有する構成としてもよい。
これによれば、第1回動規制部材によって、第1カバーが不必要にリリース位置に回動することを抑制できる。
また、前記した構成において、分岐フレームは、通常位置と、通常位置より第1経路を開放する開放位置に回動可能である構成としてもよい。
これによれば、分岐フレームを開放位置にすることにより、ユーザは、第1経路に滞留したシートを取り除きやすい。
また、前記した構成において、分岐フレームは、通常位置および開放位置と異なるリリース位置にさらに回動可能であり、分岐フレームがリリース位置に位置する場合に、本体筐体から取り外し可能である構成としてもよい。
これによれば、分岐フレームをリリース位置にしなければ分岐フレームが本体筐体から取り外せないので、意図せずに分岐フレームが外れてしまうのを抑制できる。
また、前記した構成において、分岐フレームは、分岐フレームがリリース位置に回動しないように規制する第2回動規制部材をさらに有する構成としてもよい。
これによれば、第2回動規制部材によって、分岐フレームが不必要にリリース位置に回動することを抑制できる。
また、前記した構成において、定着器は、第1シャフトと、第2シャフトと、を有し、本体筐体は、第1シャフトがスライド移動可能な第1溝と、第2シャフトがスライド移動可能な第2溝と、を有し、定着器が本体筐体に取り付けられた状態において、第1溝は、底部に第1シャフトが当接して第1シャフトの位置を規定し、第2溝は、第2シャフトと係合して、定着器の向きを規定する構成としてもよい。
また、前記した構成において、第1溝に沿った方向から見て、開位置にある第1カバーと定着器は重なる構成としてもよい。
また、前記した構成において、分岐フレームは、通常位置と、通常位置より第1経路を開放する開放位置に回動可能であり、第1溝に沿った方向から見て、開放位置にある分岐フレームと定着器は重なっている構成としてもよい。
また、前記した構成において、分岐フレームは、画像形成部から搬送されるシートを第1経路に案内する第1位置と、画像形成部から搬送されるシートを第2経路に案内する第2位置との間で移動可能な案内部材を有し、画像形成装置は、案内部材を第1位置と第2位置との間で移動可能な駆動機構を備え、駆動機構は、本体筐体に取り付けられている構成としてもよい。
本発明によれば、分岐フレームを有する画像形成装置においても、定着器の着脱を容易できる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置を示す図である。 第1カバーと第2カバーの位置を説明する図である。 開位置にある状態の第1カバー示す図(a)と、第1回動規制部材の一端部の拡大図(b)である。 定着器を後側から見た斜視図(a)と、定着器が本体筐体に位置決めされる作用を説明する図である。 第1カバーの内側面の斜視図(a)と、(a)のA-A断面図(b)と、閉位置にある第1カバーの軸受けの拡大図(c)と、リリース位置にある第1カバーの軸受けの拡大図(d)である。 本体筐体から定着器を取り外した状態を示す図である。 第1位置にある第2フラッパを示す図(a)と、第2位置にある第2フラッパを示す図(b)である。 分岐フレームを開放位置にした状態を示す図である。 分岐フレームを後側から見た斜視図(a)と、分岐フレームの第2突起を軸方向から見た図(b)である。 作業者が定着器を本体筐体から外す手順を説明する図である。 開位置にある第1カバーから第1回動規制部材を外した状態を説明する図(a)と、第1カバーをリリース位置に回動して本体筐体から外す状態を説明する図(b)である。 通常位置にある分岐フレームを示す図(a)と、開放位置にある分岐フレームを示す図(b)と、リリース位置にある分岐フレームを示す図(c)と、本体筐体から取り外した状態の分岐フレームを示す図(d)である。
以下、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。以下の説明において、方向は、画像形成装置1の使用時のユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1において、紙面に向かって左側を「前側」、紙面に向かって右側を「後側」とする。また、感光ドラム61の軸方向を「軸方向」という。
図1に示すように、画像形成装置1は、カラープリンタであり、シートSの表裏を反転して両面印刷を行うことが可能に構成されている。画像形成装置1は、本体筐体2と、当該本体筐体2の内部に配置された供給部3、画像形成部4および搬送部9とを備えている。画像形成部4は、定着器8を含む。
図2に示すように、本体筐体2は、第1開口部2Aと、第2開口部2Bと、第1カバー21と、第2カバー22と、排出トレイ23と、装着部24とを有している。
第1カバー21は、本体筐体2の後側に設けられている。第1カバー21は、第1開口部2Aを覆う閉位置(図1参照)と、第1開口部2Aを開放する開位置(図2参照)と、の間で回動可能である。また、詳細を後述するように、第1カバー21は、本体筐体2に対して着脱可能である。
図3(a)に示すように、第1カバー21は、第3案内面21Aを有する。第3案内面21Aは、第1カバー21が閉位置にある状態では前を向いており(図1参照)、第1カバー21が開位置にある状態では上を向いている。第1カバー21が開位置にある状態において、第3案内面21Aは、定着器8から搬送されたシートSを積載可能である。また、第1カバー21を開位置に移動した場合、画像形成装置1の制御部(図示省略)は、後述する第2フラッパFL2を第2位置(図3(a)に実線で示した位置)に位置させる。これにより、定着器8を通過したシートSは、第2フラッパFL2と干渉せずに、第3案内面21Aに載るようになっている。
図2に示すように、第2カバー22は、本体筐体2の前側に設けられている。すなわち、第2カバー22は、本体筐体2の第1カバー21とは反対側の面に設けられている。第2カバー22は、第2開口部2Bを覆う閉位置(図1参照)と、第2開口部2Bを開放する開位置(図2参照)と、の間で回動可能である。第2カバー22を開位置にすると、ユーザは、第2開口部2Bを通して、後述するプロセスユニット6を着脱することができる。
排出トレイ23は、本体筐体2の上面に設けられている。排出トレイ23は、本体筐体2の外に排出されたシートSを支持する。
装着部24は、定着器8が装着される空間であり、第2開口部2Bより第1開口部2Aの近くに位置する。定着器8は、装着部24に対して第1開口部2Aを通して着脱可能である。
図1に示すように、供給部3は、本体筐体2内の下部に設けられ、シートSを収容する供給トレイ31と、供給トレイ31内のシートSや、後述する第3経路93内を案内されてきたシートSを画像形成部4に供給する供給機構32とを備えている。
画像形成部4は、シートSにトナー像を転写して画像を形成する機能を有し、露光装置5と、4つのプロセスユニット6と、転写ユニット7と、定着器8とを備えている。
露光装置5は、本体筐体2内の上部に配置され、図示しない光源やポリゴンミラーなどを備えている。露光装置5は、一点鎖線で示す光ビームを感光ドラム61の表面で高速走査することで、感光ドラム61の表面を露光する。
プロセスユニット6は、露光装置5と供給トレイ31との間に配置され、感光ドラム61と、帯電器62と、現像ローラ63とを備えている。4つのプロセスユニット6内には、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナーが収容されている。
転写ユニット7は、プロセスユニット6と供給トレイ31との間に配置され、駆動ローラ71と、従動ローラ72と、搬送ベルト73と、4つの転写ローラ74とを備えている。搬送ベルト73は、無端状のベルトであり、駆動ローラ71と従動ローラ72との間に張設されている。搬送ベルト73の内側には、転写ローラ74が対応する感光ドラム61との間で搬送ベルト73を挟持するように配置されている。
帯電器62は、感光ドラム61の表面を帯電させる。その後、露光装置5は、感光ドラム61の表面を露光して、感光ドラム61の表面に画像データに基づく静電潜像を形成する。現像ローラ63は、感光ドラム61上に形成された静電潜像にトナーを供給する。これにより、感光ドラム61上にトナー像が形成される。その後、搬送ベルト73によってシートSが、感光ドラム61と転写ローラ74の間に搬送されると、感光ドラム61上のトナー像がシートSに転写される。
定着器8は、シートSにトナー像を熱定着させる装置である。定着器8は、プロセスユニット6および転写ユニット7の後方に配置され、加熱ローラ81と、加熱ローラ81との間でシートSを挟む加圧部材82と、第1フラッパFL1とを備えている。
第1フラッパFL1は、2点鎖線で示す第3位置と、実線で示す第4位置との間で揺動可能となっている。第1フラッパFL1は、第3位置に位置するときに、画像形成部4から搬送されるシートSを搬送部9に向けて案内する。第1フラッパFL1は、第4位置に位置するときに、搬送部9に送られたシートSが定着器8に戻るのを規制する。
第1フラッパFL1は、図示せぬバネにより第4位置に付勢されている。そして、画像形成部4から搬送されるシートSが第1フラッパFL1をバネの付勢力に抗して押すことで、第1フラッパFL1が第4位置から第3位置に揺動し、シートSの後端が第1フラッパFL1から外れると、バネの付勢力によって第1フラッパFL1が第3位置から第4位置に揺動する。
図4(a)に示すように、定着器8は、定着サイドフレーム83と、第1シャフト84と、第2シャフト85と、シュート86とをさらに有する。定着サイドフレーム83は、定着器8の軸方向の両端にそれぞれ設けられている。第1シャフト84および第2シャフト85も、定着器8の左右両側に互いに左右対称に設けられている。第1シャフト84および第2シャフト85は、定着サイドフレーム83から外側に向けて軸方向に突出している。シュート86は、定着器8の後部に位置し、上側に向かって延びている。シュート86は、定着器8から送り出されたシートSを第2フラッパFL2に向けて案内する。定着器8のシュート86は、分岐フレーム90の回動軸となる第1突起90Cおよび第2突起90Dより上側まで延びている(図8参照)。
第2シャフト85は、第1シャフト84より下で、かつ、後に位置している。また、第2シャフト85の突出量は、第1シャフト84の突出量より小さい。
図4(b)に示すように、本体筐体2は、第1シャフト84がスライド移動可能な第1溝G1と、第2シャフト85がスライド移動可能な第2溝G2と、を有する。第1溝G1と第2溝G2は、前後方向に直線的に延び、互いに平行である。そして、定着器8が本体筐体2に取り付けられた状態において、第1溝G1は、底部Tに第1シャフト84が当接することで第1シャフト84の位置を規定し、第2溝G2が、第2シャフト85と係合して、定着器8の向きを規定する。このようにして、定着器8は、第1溝G1および第1シャフト84によって、前後方向の位置決めがされ、第1溝G1、第2溝G2、第1シャフト84および第2シャフト85によって、上下方向の位置決めがされるようになっている。また、定着器8は、第1シャフト84が第1溝G1に対してスライド移動可能であるとともに第2シャフト85が第2溝G2に対してスライド移動可能であることで、本体筐体2に対して第1溝G1に沿った方向D1に沿って着脱可能である。
図1に示すように、第1溝G1に沿った方向D1から見て、閉位置にある第1カバー21と定着器8は重なっている。図3、図6に示すように、第1溝G1に沿った方向D1から見て、開位置にある第1カバー21と定着器8は重なっている。また、第1カバー21が開位置に位置する状態において、第1カバー21の少なくとも一部は、定着器8を装着部24から取り外すときに通る空間24Kに位置する。このため、第1カバー21が開位置に位置する状態において、定着器8は第1開口部2Aを通して装着部24に対して着脱できない。すなわち、画像形成装置1では、第1カバー21が閉位置であっても、開位置であっても、第1カバー21を取り外さない限りは、第1開口部2Aを通して定着器8を着脱することができない。
図3、図6に示すように、第1溝G1に沿った方向D1から見て、通常位置にある分岐フレーム90と定着器8は重なっている。図8に示すように、第1溝G1に沿った方向D1から見て、開放位置にある分岐フレーム90と定着器8は重なっている。また、分岐フレーム90が本体筐体2に取り付けられた状態において、分岐フレーム90の少なくとも一部は定着器8を装着部24から取り外すときに通る空間24Kに位置する。このため、画像形成装置1では、分岐フレーム90が通常位置であっても、開放位置であっても、分岐フレーム90を本体筐体2から取り外さない限りは、定着器8は第1開口部2Aを通して、装着部24に対して着脱できない。定着器8を取り外すためには、分岐フレーム90を取り外して、シュート86が通る空間24Kを開ける必要がある。
一方、図6に示すように、第1カバー21および分岐フレーム90を本体筐体2から取り外した状態においては、定着器8は第1開口部2Aを通して装着部24に対して着脱可能である。
搬送部9は、画像形成部4から搬送されるシートSを本体筐体2の外または再び画像形成部4に向けて搬送するように構成されている。搬送部9は、分岐フレーム90と、第1経路91と、第2経路92と、第3経路93と、第1搬送ローラ94と、第2搬送ローラ95と、第1スイッチバックローラSR1と、複数の再搬送ローラ96とを備えている。
分岐フレーム90は、本体筐体2の後部であって、定着器8の上方に設けられている。分岐フレーム90は、詳細を後述するように、本体筐体2に対して着脱可能である。また、分岐フレーム90は、少なくとも一部が定着器8と第1カバー21の間に設けられている。分岐フレーム90は、第1経路91および第2経路92を分岐するためのフレームである。具体的には、分岐フレーム90は、第1経路91を構成する第1案内面90Aと、第2経路92を構成する第2案内面90Bと、を有する。分岐フレーム90は、第2スイッチバックローラSR2と、案内部材の一例としての第2フラッパFL2とを有している。第2スイッチバックローラSR2は、分岐フレーム90の上部であって、第2案内面90B側に位置している。別の言い方をすれば、第2スイッチバックローラSR2は、第2経路92に位置している。
第2フラッパFL2は、分岐フレーム90の下部に設けられている。第2フラッパFL2は、画像形成部4から搬送されるシートSを第1経路91または第2経路92に案内する部材である。具体的には、第2フラッパFL2は、画像形成部4から搬送されるシートSを第1経路91に案内する第1位置(図1に実線で示している。)と、画像形成部4から搬送されるシートSを第2経路92に案内する第2位置(図1に2点鎖線で示している。)との間で移動可能である。
画像形成装置1は、第2フラッパFL2を第1位置と第2位置との間で移動可能な駆動機構100を備えている。図6に示すように、駆動機構100は、本体筐体2に取り付けられている。
図7に示すように、駆動機構100は、第2フラッパFL2を移動させる部材である駆動レバー110と、駆動レバー110を動かす電磁ソレノイド120とを有している。また、第2フラッパFL2は、軸部210と、シートSを案内するフラッパ本体220と、操作レバー230とを有している。
駆動レバー110は、本体筐体2に対して回動可能に支持される軸部111と、軸部111から上に延びる第1アーム112と、第1アーム112の先端から後に延びる第2アーム113とを有している。駆動レバー110は、軸部111を中心として、図7(a)に示す第5位置と、図7(b)に示す第6位置との間で揺動可能である。
電磁ソレノイド120は、プランジャ121を有している。プランジャ121の先端部は、第1アーム112に接続されている。
電磁ソレノイド120は、図7(b)に示すように、通電されてONとなることで、プランジャ121が第1アーム112を引いて駆動レバー110を第5位置から第6位置に揺動させる。これにより、第2フラッパFL2の操作レバー230が、第2アーム113に押されて、第2フラッパFL2は、第1位置から第2位置へ移動する。
一方、電磁ソレノイド120は、図7(a)に示すように、通電が停止されてOFFとなることで、プランジャ121が第2アーム113を押して駆動レバー110を第6位置から第5位置に揺動させる。これにより、第2フラッパFL2の操作レバー230は、第2アーム113に押されなくなるので、第2フラッパFL2は、重力によって、第1位置から第2位置へ移動する。
図1に示すように、第1経路91は、画像形成部4から搬送されるシートSを本体筐体2の外の排出トレイ23に向けて案内する経路である。第1経路91は、第1搬送ローラ94付近から上方に延びた後、前方に湾曲し、本体筐体2の外の排出トレイ23に向けて延びている。上述したように、第1経路91の一部は、分岐フレーム90の第1案内面90Aによって形成されている。
第2経路92は、第1経路91から分岐して画像形成部4から搬送されるシートSを、第1経路91とは異なるルートで排出トレイ23に向けて案内する経路である。第2経路92は、第2フラッパFL2付近で第1経路91から分岐して、第1経路91の後方を通って上方に延びた後、前方に湾曲し、第1経路91の上方を通って排出トレイ23に向けて延びている。第2経路92は、第1経路91よりも本体筐体2の外に近い位置に設けられている。上述したように、第2経路92の一部は、分岐フレーム90の第2案内面90Bによって形成されている。また、第1カバー21の第3案内面21Aは、第1カバー21が閉位置に位置する状態において、第2経路92を構成する。すなわち、第2経路92の一部は、第1カバー21の第3案内面21Aによって形成されている。
第3経路93は、後述する第1スイッチバックローラSR1などにより本体筐体2内に引き込まれたシートSを、再び画像形成部4に向けて案内する経路であり、第1経路91および第2経路92に接続されている。詳しくは、第3経路93は、シートSを、画像形成部4の上流側の供給機構32に案内する。第3経路93は、第2フラッパFL2付近から下方に延びた後、前方に湾曲し、その後、供給トレイ31の下を通って前方に延び、供給トレイ31の前部で上方に湾曲して供給機構32に向けて延びている。
第1搬送ローラ94は、定着器8に設けられている。第1搬送ローラ94は、トナー像が熱定着されたシートSを、第2フラッパFL2に向けて搬送する。
第2搬送ローラ95および第1スイッチバックローラSR1は、第1経路91に設けられている。第1スイッチバックローラSR1は、第1経路91上において、第2搬送ローラ95よりも排出トレイ23の近くに配置されている。
第2搬送ローラ95および第1スイッチバックローラSR1は、第1経路91に案内されたシートSを本体筐体2の外に向けて搬送するとともに、両面印刷時にシートSの表裏を反転するためシートSを第3経路93に搬送する。第2スイッチバックローラSR2は、第2経路92に案内されたシートSを搬送するとともに、両面印刷時にシートSの表裏を反転するためシートSを第3経路93に搬送する。
詳しくは、第2搬送ローラ95、第1スイッチバックローラSR1および第2スイッチバックローラSR2は、正逆回転可能なローラである。第2搬送ローラ95および第1スイッチバックローラSR1は、正回転時に第1経路91に案内されたシートSを本体筐体2の外、具体的には、排出トレイ23に向けて搬送し、逆回転時にシートSを本体筐体2内に引き込んで第3経路93に搬送する。また、第2スイッチバックローラSR2は、正回転時に第2経路92に案内されたシートSを排出トレイ23に向けて搬送し、逆回転時にシートSを本体筐体2内に引き込んで第3経路93に搬送する。
再搬送ローラ96は、第3経路93に設けられている。再搬送ローラ96は、第3経路93内のシートSを供給機構32に向けて搬送する。
次に、定着器8を本体筐体2から着脱するための構成について説明する。
上述したように、本実施形態の画像形成装置1は、定着器8を本体筐体2から着脱するために、第1カバー21を本体筐体2から外すとともに分岐フレーム90を本体筐体2から外す必要がある。そこで、まず、第1カバー21を本体筐体2に対して回動可能かつ着脱可能にする構成について説明する。
第1カバー21は、下端部が軸支機構によって支持されている。軸支機構は、本体筐体2に回動可能であり、かつ、工具を使用せずに着脱可能である。具体的には、図5(a),(b)に示すように、第1カバー21は、軸部21Bと、軸受け21Cを有している。軸部21Bおよび軸受け21Cが本体筐体2と連結することで、第1カバー21が本体筐体2に回動可能に支持される。
軸部21Bおよび軸受け21Cは、第1カバー21の軸方向の両端部から軸方向に突出するように設けられている。軸部21Bおよび軸受け21Cは、第1カバー21が閉位置にある状態において、第1カバー21の下端に位置する。
具体的に、軸部21Bは、第1カバー21から軸方向に突出する円柱形状を有してている。軸部21Bは、本体筐体2の図示せぬ穴に入り込む。
図5(c)に示すように、軸受け21Cは、開口21Kを有するC字形状を有している。開口21Kは、第1カバー21が閉位置にある状態において、下向きに開いている。軸受け21Cは、本体筐体2に形成されている軸部2Tと係合する。軸部2Tは、円柱が平行な2つの平面部2Lで二面取りされた二面取り軸の形状を有している。軸受け21Cは、図5(c)に示すように、軸部2Tの長手方向(軸方向から見た平面部2Lに沿った方向)が開口21Kと異なる方向を向いている場合には、軸部2Tから外れずに第1カバー21を軸支する。一方、図5(d)に示すように、軸部2Tの長手方向が開口21Kを向いている場合には、軸部2Tの長手方向に沿って軸部2Tから軸受け21Cを外すことができるようになっている。開口21Kの向きが軸部2Tの長手方向を向いている場合の第1カバー21の位置をリリース位置という。すなわち、第1カバー21は、リリース位置に位置する場合に、本体筐体2から取り外し可能となる。
なお、第1カバー21の下端部を本体筐体2に対して着脱可能に連結する軸支機構は、本体筐体2が開口を有する軸受けを有し、第1カバー21が軸受けに着脱可能に連結する軸部を有していてもよい。
また、第1カバー21は、開位置よりもさらに下に回動しないように規制する第1回動規制部材25を2つ有する。詳しくは、第1回動規制部材25は、第1カバー21がリリース位置に回動しないように規制する。
図5(a)に示すように、2つの第1回動規制部材25は、第1カバー21の軸方向における両端部にそれぞれ設けられている。
第1カバー21は、2つの第1回動規制部材25に対応して、軸方向における両端部に、第1回動規制部材25が回動可能かつスライド移動可能に連結されるスライド連結部21Dを有している。スライド連結部21Dは、第3案内面21Aの両脇に位置している。スライド連結部21Dは、リブ状に突出し、それぞれ、軸方向に貫通する長穴21Hを有している。長穴21Hは、第1カバー21が閉位置にある状態において、上下方向に長い穴である。
第1回動規制部材25は、上端部が、本体筐体2に対して工具を使用せずに着脱可能な連結部によって連結されている。具体的には、図3(b)に示すように、第1回動規制部材25は、上端部に軸支部25Aとロック部25Bを有し、下端部に係合部25Cを有している(図3(a)参照)。
軸支部25Aは、本体筐体2に設けられた軸部J1を受ける凹みを有している。ロック部25Bは、軸支部25Aの凹みと対向して配置されている。ロック部25Bは、第1回動規制部材25の本体から細長いアーム25Eによって繋がっている。ロック部25Bは、アーム25Eが撓むことによって軸支部25Aに対して移動可能である。本体筐体2の軸部J1は、軸支部25Aとロック部25Bによって挟持されることで、第1回動規制部材25と連結され、第1回動規制部材25を回動可能に支持する。
係合部25Cは、軸方向に突出する軸を有している。図3(a)に示すように、係合部25Cは、第1カバー21の長穴21Hと係合している。これにより、係合部25Cは、長穴21Hに沿って第1カバー21に対して回動可能かつスライド移動可能に連結される。第1回動規制部材25は、適度な弾性を有する材料によって構成されることで、第1カバー21の開閉時における衝撃を吸収するダンパとしても機能する。
なお、第1回動規制部材25の上端部を本体筐体2に対して着脱可能に連結する連結部は、本体筐体2が軸支部を有し、第1回動規制部材25が軸支部に着脱可能に連結する軸部を有していてもよい。
次に、分岐フレーム90を本体筐体2から着脱可能とするための構成について説明する。
図8に示すように、第1カバー21を開位置にした状態において、分岐フレーム90は、通常位置(図3参照)と、通常位置より第1経路91を開放する開放位置(図8参照)に回動可能である。開放位置は、第1経路91に紙が詰まった場合のジャム処理をするときに使用される。分岐フレーム90は、下端部において、軸支機構によって支持されている。軸支機構は、本体筐体2に対して回動可能であり、かつ、工具を使用せずに着脱可能である。
具体的には、図9に示すように、分岐フレーム90は、第1突起90Cと、第2突起90Dと、第3突起90Eとを有している。
第1突起90Cおよび第2突起90Dは、分岐フレーム90が通常位置にある状態において、分岐フレーム90の下部であって軸方向の両端に位置する。
第1突起90Cは、軸方向に突出している。第1突起90Cは、円柱が平行な2つの平面部90Lで二面取りされた二面取り軸の形状を有している。分岐フレーム90が通常位置にある状態において、第1突起90Cは、上下方向に長い。
第1突起90Cは、図12(d)に示すような、本体筐体2に形成されている軸受け2Yと係合する。軸受け2Yは、開口2Kを有するC字形状を有している。図12(a)、(b)に示すように、第1突起90Cの長手方向(軸方向から見た平面部90Lに沿った方向)が開口2Kと異なる方向を向いている場合には、第1突起90Cから外れずに分岐フレーム90は、90を軸支し、図12(c)、(d)に示すように、第1突起90Cの長手方向が開口21Kを向いている場合には、第1突起90Cの長手方向に沿って第1突起90Cを軸受け2Yから外すことができるようになっている。第1突起90Cの長手方向が開口2Kを向いている場合の分岐フレーム90の位置をリリース位置という。すなわち、分岐フレーム90は、リリース位置に位置する場合に、本体筐体2から取り外し可能である。
なお、分岐フレーム90の下端部を本体筐体2に対して着脱可能に連結する軸支機構は、分岐フレーム90が開口を有する軸受けを有し、本体筐体2が軸受けに着脱可能に連結する軸部を有していてもよい。
第2突起90Dは、分岐フレーム90から第1突起90Cとは反対側に突出する円柱形状の突起である。第2突起90Dは、本体筐体2の図示せぬ穴に入り込み、軸支される。
第3突起90Eは、軸方向に突出した軸である。第3突起90Eは、先端に、軸方向に直交する方向に延びる抜止め部90Fを有する。
分岐フレーム90は、開放位置よりもさらに下に回動しないように規制する第2回動規制部材97を有する。詳しくは、第2回動規制部材97は、分岐フレーム90がリリース位置に回動しないように規制する。第2回動規制部材97は、分岐フレーム90の軸方向における片側の端部に設けられている。
第2回動規制部材97は、上端部が、本体筐体2に対して工具を使用せずに着脱可能な連結部によって連結されている。具体的には、第2回動規制部材97は、穴部97Aと、長穴部97Bとを有する。穴部97Aは、本体筐体2のサイドフレームに、左右内側に突出するように設けられた軸部J2に係合している。第2回動規制部材97は、上端部を軸方向の内側に移動させることによって、穴部97Aが軸部J2から外すことができるようになっている。
長穴部97Bは、第2回動規制部材97の長手方向に沿って設けられている。長穴部97Bは、第3突起90Eと係合し、第3突起90Eによって、回動可能かつスライド移動可能に支持される。なお、抜止め部90Fが第2回動規制部材97の軸方向外側に位置することで、第3突起90Eが第2回動規制部材97から容易に外れないようになっている。第2回動規制部材97は、適度な弾性を有する材料によって構成されることで、分岐フレーム90の開閉時における衝撃を吸収するダンパとしても機能する。
次に、図10~12を参照して、作業者が定着器8を本体筐体2から取り外す手順について説明する。
作業者が定着器8を取り外す場合には、まず、第1カバー21を開位置にする(S1、図11(a)の2点鎖線)。第1カバー21を開位置にすると、第1カバー21の両端部に設けられている第1回動規制部材25が露出するので、第1回動規制部材25を上に引っ張り上げる。すると、アーム25Eが撓むことでロック部25Bが移動し、軸部J1が軸支部25Aから外れる(S2、図11(a)の実線)。第1回動規制部材25が本体筐体2から外れると、第1カバー21は、リリース位置まで回動可能となる。
次に、作業者が第1カバー21をリリース位置に移動させると、図11(b)の実線に示すように、軸受け21Cの開口21Kの向きと軸部2Tの長手方向が揃うと、軸受け21Cを軸部2Tから簡単に外すことができる。軸受け21Cを軸部2Tから取り外せば、軸受け21Cの反対側に位置する軸部21Bも本体筐体2の図示せぬ穴から簡単に抜けるようになる。このようにして、作業者は、第1カバー21を本体筐体2から取り外すことができる(S3)。
次に、作業者は、分岐フレーム90を図12(a)に示す閉位置から、図12(b)に示す開放位置にする(S4)。そして、第2回動規制部材97の上端部を軸方向内側に移動させることによって、第2回動規制部材97の穴部97Aを本体筐体2の軸部J2から外す(S5、図12(b)の2点鎖線)。図12(c)に示すように、第2回動規制部材97の穴部97Aが本体筐体2の軸部J2から外れると、分岐フレーム90は、通常位置および開放位置と異なる位置であるリリース位置まで回動可能となる。
分岐フレーム90をリリース位置に移動させると、図12(c)に示すように、分岐フレーム90の第1突起90Cの長手方向と、軸受け2Yの開口2Kの向きが揃うので、第1突起90Cを軸受け2Yから簡単に外すことができる。第1突起90Cが軸受け2Yから外れると、第1突起90Cの反対側に位置する第2突起90Dも本体筐体2の図示せぬ穴から簡単に抜けるようになる。このようにして、図12(d)に示すように、作業者は、分岐フレーム90を本体筐体2から取り外すことができる(S6)。
第1カバー21および分岐フレーム90を本体筐体2から取り外した後、作業者は、定着器8を取り外すことができる(S7、図6)。なお、作業者は、第1カバー21を本体筐体2から取り外す前に、分岐フレーム90を取り外してもよい。この場合には、ステップS4~S6の手順がステップS2~S3の手順より先になる。また、定着器8を本体筐体2に取り付ける場合には、ステップS1~S7の逆の手順を行えばよい。
以上によれば、本実施形態において次のような作用および効果を得ることができる。
以上説明した画像形成装置1によれば、第1カバー21が開位置に位置する状態において、定着器8は第1開口部2Aを通して装着部24に対して着脱できず、分岐フレーム90が本体筐体2に取り付けられた状態において、定着器8は第1開口部2Aを通して、装着部24に対して着脱できず、第1カバー21および分岐フレーム90を本体筐体2から取り外した状態において、定着器8は第1開口部2Aを通して装着部24に対して着脱可能である。このため、分岐フレーム90を有する画像形成装置1においても、第1カバー21および分岐フレーム90を本体筐体2から取り外すことで、定着器8を着脱可能となるので、定着器8の着脱作業性を向上できる。
また、第1カバー21は、閉位置および開位置と異なるリリース位置にさらに回動可能であり、第1カバー21がリリース位置に位置する場合に、本体筐体2から取り外し可能である。このため、第1カバー21をリリース位置にしなければ第1カバー21が本体筐体2から取り外せないので、意図せずに第1カバー21が外れてしまうのを抑制できる。
また、第1カバー21は、第1カバー21がリリース位置に回動しないように規制する第1回動規制部材25をさらに有する。このため、第1回動規制部材25によって、第1カバー21が不必要にリリース位置に回動することを抑制できる。
また、分岐フレーム90は、通常位置と、通常位置より第1経路91を開放する開放位置に回動可能である。このため、分岐フレーム90を開放位置にすることにより、ユーザは、第1経路91に滞留したシートSを取り除きやすい。
また、分岐フレーム90は、通常位置および開放位置と異なるリリース位置にさらに回動可能であり、分岐フレーム90がリリース位置に位置する場合に、本体筐体2から取り外し可能である。このため、分岐フレーム90をリリース位置にしなければ分岐フレーム90が本体筐体2から取り外せないので、意図せずに分岐フレーム90が外れてしまうのを抑制できる。
また、分岐フレーム90は、分岐フレーム90がリリース位置に回動しないように規制する第2回動規制部材97をさらに有する。このため、第2回動規制部材97によって、分岐フレーム90が不必要にリリース位置に回動することを抑制できる。
以上に発明の一実施形態について説明したが、本発明は、前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように適宜変形して実施することができる。
また、前記実施形態では、第2フラッパFL2を移動させる部材として駆動レバー110を例示したが、これに限定されず、例えば、第2フラッパを移動させる部材は、電磁ソレノイドであってもよい。すなわち、第2フラッパは、前記実施形態の駆動レバー110のような部材を介さずに、電磁ソレノイドによって直接動かされる構成であってもよい。
また、前記実施形態では、第2フラッパFL2が重力によって第2位置から初期位置である第1位置へ揺動する構成であったが、これに限定されず、例えば、バネの付勢力によって第2位置から第1位置へ揺動する構成であってもよい。
また、前記実施形態では、案内部材として、第1位置と第2位置との間で揺動可能に支持された第2フラッパFL2を例示したが、これに限定されず、例えば、案内部材は、第1位置と第2位置との間で前後や上下にスライド移動可能に支持されていてもよい。
また、前記実施形態で説明した画像形成部4の構成は一例である。例えば、画像形成部は、露光装置5の代わりに複数のLEDによって感光ドラムを露光する露光ユニットを備える構成であってもよい。また、プロセスユニットは、4つではなく、2つや3つ、5つ以上であってもよいし、1つであってもよい。また、例えば、プロセスユニットが1つの場合、搬送ベルト73を有する転写ユニット7を備えず、プロセスユニットが転写ローラを備える構成であってもよい。また、定着器8は、加熱ローラ81に代わりに無端状のベルトを備える加熱部材であってもよいし、加圧部材82の代わりに加圧ローラを備える構成であってもよい。
また、画像形成装置は、カラープリンタに限られず、モノクロプリンタ、複合機、コピー機などのいずれであってもよい。また、前記実施形態では、電子写真方式の画像形成装置を例示したが、これに限定されず、例えば、インクジェット方式の画像形成装置などであってもよい。
また、前記した実施形態および変形例で説明した各要素は、適宜組み合わせて実施することが可能である。
1 画像形成装置
2 本体筐体
2A 第1開口部
4 画像形成部
8 定着器
9 搬送部
21 第1カバー
21A 第3案内面
24 装着部
24K 空間
25 第1回動規制部材
90 分岐フレーム
90A 第1案内面
90B 第2案内面
91 第1経路
92 第2経路
93 第3経路
FL2 第2フラッパ
G1 第1溝
G2 第2溝

Claims (12)

  1. シートの表裏を反転して両面印刷を行うことが可能な画像形成装置であって、
    第1開口部と、装着部と、を有する本体筐体と、
    前記本体筐体に対して着脱可能な第1カバーであって、前記第1開口部を覆う閉位置と、前記第1開口部を開放する開位置と、の間で回動可能な第1カバーと、
    シートに画像を形成する画像形成部であって、前記装着部に対して前記第1開口部を通して着脱可能な定着器を含む画像形成部と、
    前記画像形成部から搬送されるシートを前記本体筐体外に向けて案内する第1経路と、
    前記第1経路から分岐して前記画像形成部から搬送されるシートを案内する第2経路と、
    前記第1経路および前記第2経路に接続され、シートを再び前記画像形成部に向けて案内する第3経路と、
    少なくとも一部が前記定着器と前記第1カバーの間に設けられ、前記本体筐体に対して着脱可能な分岐フレームであって、前記第1経路を構成する第1案内面と、前記第2経路を構成する第2案内面と、を有する分岐フレームと、を備え、
    前記第1カバーが開位置に位置する状態において、前記第1カバーの少なくとも一部は、前記定着器を前記装着部から取り外すときに通る空間に位置し、前記定着器は前記第1開口部を通して前記装着部に対して着脱できず、
    前記分岐フレームが前記本体筐体に取り付けられた状態において、前記分岐フレームの少なくとも一部は前記定着部を前記装着部から取り外すときに通る空間に位置し、前記定着器は前記第1開口部を通して、前記装着部に対して着脱できず、
    前記第1カバーおよび前記分岐フレームを前記本体筐体から取り外した状態において、前記定着器は前記第1開口部を通して前記装着部に対して着脱可能であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1カバーは、前記閉位置に位置する状態において、前記第2経路を構成する第3案内面を有し、
    前記第3案内面は、前記第1カバーが開位置にある状態において、前記定着器から搬送されたシートを積載可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1カバーは、
    前記閉位置および前記開位置と異なるリリース位置にさらに回動可能であり、
    前記第1カバーが前記リリース位置に位置する場合に、前記本体筐体から取り外し可能であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1カバーは、前記第1カバーが前記リリース位置に回動しないように規制する第1回動規制部材をさらに有することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記分岐フレームは、通常位置と、前記通常位置より前記第1経路を開放する開放位置に回動可能であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記分岐フレームは、
    前記通常位置および前記開放位置と異なるリリース位置にさらに回動可能であり、
    前記分岐フレームが前記リリース位置に位置する場合に、前記本体筐体から取り外し可能であることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記分岐フレームは、前記分岐フレームが前記リリース位置に回動しないように規制する第2回動規制部材をさらに有することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記定着器は、第1シャフトと、第2シャフトと、を有し、
    本体筐体は、前記第1シャフトがスライド移動可能な第1溝と、前記第2シャフトがスライド移動可能な第2溝と、を有し、
    前記定着器が前記本体筐体に取り付けられた状態において、
    前記第1溝は、底部に前記第1シャフトが当接して第1シャフトの位置を規定し、
    前記第2溝は、前記第2シャフトと係合して、前記定着器の向きを規定することを特徴とする、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記第1溝に沿った方向から見て、前記開位置にある前記第1カバーと前記定着器は重なることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記分岐フレームは、通常位置と、前記通常位置より前記第1経路を開放する開放位置に回動可能であり、
    前記第1溝に沿った方向から見て、前記開放位置にある前記分岐フレームと前記定着器は重なっていることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記分岐フレームは、前記画像形成部から搬送されるシートを前記第1経路に案内する第1位置と、前記画像形成部から搬送されるシートを前記第2経路に案内する第2位置との間で移動可能な案内部材を有し、
    前記画像形成装置は、前記案内部材を前記第1位置と前記第2位置との間で移動可能な駆動機構を備え、
    前記駆動機構は、前記本体筐体に取り付けられていることを特徴とする、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 本体筐体は、上面に前記第1経路から搬送されたシートを積載可能な排出トレイを有することを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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