JP2022024218A - 焼成板洗浄装置及び洗浄方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗浄液として洗浄力が高く、残留しても食品への有害な影響がなく、洗浄する場合でも少量の洗浄水で済む電解水を使用することにより、廃液処理が不要で、洗浄作業の残渣による機械及び周辺への悪影響がない、使い勝手の良い焼成板洗浄装置及び洗浄方法を提供する。【解決手段】本発明による焼成板洗浄装置は、搬送装置の搬送方向に沿って間欠送りにより循環走行する複数の焼成板を有する食品製造装置に取り付けられる焼成板洗浄装置であって、焼成板の食品を焼成するための焼成面が下を向く戻り搬送方向の上流側に液体の噴射ノズル、下流側に拭き処理部を備え、前記噴射ノズルと前記拭き処理部とは搬送方向と直交する焼成板に沿って移動する移動手段に取り付けられ、前記噴射ノズルは焼成板の焼成面に向かって電解水を噴射し、前記拭き処理部は電解水噴射後の所定の放置時間経過後、焼成板の焼成面の電解水を拭き取ることを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、焼成板洗浄装置及び洗浄方法に関し、特に洗浄液として洗浄力が高く、残留しても食品への有害な影響がなく、洗浄する場合でも少量の洗浄水で済む電解水を使用することにより、廃液処理が不要で、洗浄作業の残渣による機械及び周辺への悪影響がない、使い勝手の良い焼成板洗浄装置及び洗浄方法に関する。
搬送装置に取り付けられて循環走行する焼成板上に食品生地を供給し、ベーク炉を通過させる間に食品生地を焼成して焼成された食品に加工する食品製造装置が様々な食品に広く採用されている。こうした食品製造装置の焼成板には一般的に熱伝導性の良い銅板や銅合金などが使用される。食品生地が供給される焼成板の焼成面は、回転ブラシによる粕取りや、油拭き装置による油供給など食品生地の付着を防止するような処理を受けながら使用されることが多いが、それでも長時間使用していると食品生地の残留成分の繰り返し加熱により、次第にカーボン汚れなどの汚れが目立つようになる。
このため、従来は定期的に焼成板を取り外して、溶剤を使って人出で洗浄する必要があり、1枚だけでも重量のある焼成板を数十枚洗浄して付け直す作業は大きな負担となっていた。
こうした作業の負担を解消するため、搬送装置に取り付けたままで焼成板を自動的に洗浄する自動洗浄装置も開発されている。
特許文献1には、ドラ焼き製造装置に使用する洗浄装置であって、洗浄するための溶剤を供給する溶剤タンクと、洗浄により排出された廃液を吸引するブロアと、ブロアにより吸引された廃液を回収する廃液タンクと、溶剤タンクから送られた溶剤を塗布ノズルで焼成板の上面に吹き付ける塗布ユニットと、溶剤の吹き付けが完了した焼成板の上面に、噴射ノズルから洗浄水を噴射してすすぎ、すすいだ廃液を吸引ノズルからブロアで吸引し、廃液タンクに送り出す水洗いユニットを備える焼成板の自動洗浄装置が開示されている。
特許文献1に記載の発明よれば、焼成板を歩進させて停止する毎に洗浄液での洗浄と洗浄水でのすすぎが行われるため、焼成板の洗浄作業に対する作業者の負担は大幅に軽減される。しかし、この発明の装置では洗浄に溶剤を使用しており、カーボン汚れに非常に有効な塩素系溶剤を使用すると、溶剤の飛散防止のためのスポンジや他の部品の耐久性に課題があり飛散防止が容易ではない。また、食品製造装置としては溶剤が残らないように十分なすすぎが必要であり、大量の洗浄水を使用する上に廃液処理も溶剤に対応した廃液処理設備が必要になるなど様々な課題を有している。
そこで、高い洗浄性を有するものの、大量の洗浄水を使用することなく、特別な廃液処理が不要で、また、洗浄作業の残渣による機械及び周辺への悪影響がない使い勝手の良い焼成板の洗浄装置の提供が望まれる。
特許第5156981号公報
本発明は、上記従来の焼成板洗浄装置における問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、洗浄液として洗浄力が高く、残留しても食品への有害な影響がなく、洗浄する場合でも少量の洗浄水で済む電解水を使用することにより、廃液処理が不要で、洗浄作業の残渣による機械及び周辺への悪影響の無い、使い勝手の良い焼成板洗浄装置及び洗浄方法を提供することにある。
上記目的を達成するためになされた本発明による焼成板洗浄装置は、搬送装置の搬送方向に沿って間欠送りにより循環走行する複数の焼成板を有する食品製造装置に取り付けられる焼成板洗浄装置であって、焼成板の食品を焼成するための焼成面が下を向く戻り搬送方向の上流側に液体の噴射ノズル、下流側に拭き処理部を備え、前記噴射ノズルと前記拭き処理部は、焼成板の搬送方向と直交する方向に沿って移動する移動手段に取り付けられ、前記噴射ノズルは焼成板の焼成面に向かって電解水を噴射し、前記拭き処理部は電解水噴射後の所定の放置時間経過後、焼成板の焼成面の電解水を拭き取ることを特徴とする。
前記噴射ノズルが噴射する電解水はPH12.5以上のアルカリ電解水であることが好ましい。
前記電解水が噴射される焼成板は、加熱されて室温より高い温度を有することが好ましい。
前記噴射ノズルは切換え弁により前記電解水又は前記電解水を洗浄する洗浄水の噴射が可能となるように構成され、電解水の噴射及び拭き取り処理の後、洗浄水を噴射し、前記拭き処理部は噴射された洗浄水を拭き取ることが好ましい。
上記目的を達成するためになされた本発明による焼成板洗浄方法は、搬送装置の搬送方向に沿って間欠送りにより循環走行する焼成板を有する食品製造装置に取り付けられる焼成板洗浄装置による焼成板の洗浄方法であって、噴射ノズルにより焼成板の食品を焼成するための焼成面に電解水を噴射する段階と、噴射した電解水を所定時間放置して焼成板の汚れを浮き上がらせる段階と、拭き処理部により浮き上がった汚れを拭き取る段階とを有することを特徴とする。
本発明による焼成板洗浄装置及び洗浄方法によれば、洗浄には電解水を使用するが、電解水の成分は99.9%が水であり、残留しても時間経過とともに次第に真水に戻るため、一般的に油汚れの洗浄に用いられる塩素系の溶剤とは異なり、加工する食品や人体への有害な影響がない。また溶剤は飛散した場合、成分が固化して異物として残り、食品への異物混入リスクを生み、機械の動作不具合に至る場合もあるため、飛散防止措置を厳重に行う必要があるが、電解水は基本的に水であり異物を残すこともなく、溶剤使用時の様な飛散防止策を施す必要がない。更に、洗浄に使用する水も少量でよく、拭き処理部で拭き取れば済む量であるため、廃液処理タンクや廃液処理設備を用意する必要がない。また洗浄水もタンクで供給可能な量であるので、洗浄水の供給用の工場配管を設置しなくても、焼成板洗浄装置を設置して稼働することが可能である。
本発明による焼成板洗浄装置及び洗浄方法によれば、洗浄に使用する電解水は洗浄効果が高く、少量でも汚れの除去に有効である上、飛散しても残存成分による問題がないことから、溶剤を使用する洗浄の場合のようなスポンジなどの飛散防止手段は特に設ける必要がない。
また、本発明による焼成板洗浄装置は、食品加工には使用しない搬送装置の戻り経路の下側に設けられるため、食品製造装置を長大化することなくインライン化が可能な焼成板洗浄装置を実現することが可能である。特に食品製造装置が、油拭き用のバフ布を着脱可能に設置する油拭き処理装置や、粕取りも兼ねた拭き処理装置を備える場合、通常の食品加工モードと焼成板洗浄モードとで運転モードを分離する必要があるが、本発明による焼成板洗浄装置の拭き処理部は、油拭き処理装置や拭き処理装置の拭き処理部と兼ねることが可能であり、よりコンパクトに焼成板洗浄装置を設置することが可能となる。更には、特許文献1に示した先行技術文献では、洗浄時は食品の焼成時間とは別のスピードで機械を動作させる必要があったが、本発明による焼成板洗浄装置では食品を焼成(生産)するスピードに合わせて洗浄動作も可能であり、洗浄に生産以外の時間を充てることなく時間の短縮も図れる上に、汚れを落とすのではなく、汚れを堆積させない使い方も可能である
本発明の実施形態による焼成板洗浄装置を備えた食品製造装置の一例を概略的に示す図である。 本発明の実施形態による焼成板洗浄装置の構成を概略的に示す図である。 本発明の実施形態による焼成板洗浄装置の構成を概略的に示す斜視図である。 本発明の実施形態による焼成板洗浄装置の洗浄効果の一例を示す図である。 本発明の実施形態による焼成板洗浄方法を説明するためのフローチャートである。
次に、本発明に係る焼成板洗浄装置及び洗浄方法を実施するための形態の具体例を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態による焼成板洗浄装置を備えた食品製造装置の一例を概略的に示す図である。
図1を参照すると、本発明の実施形態による焼成板洗浄装置100を備えた食品製造装置1は、焼成する生地を搬送する焼成板11を複数個並列するように取り付けて、間欠送りにより循環走行させる搬送装置10と、搬送装置10に取り付けられる生地充填機20、焼成装置30、中味充填機40、成形装置50、及び取り出し装置60を有する。
焼成板11は最上流の生地充填機20から最下流の取り出し装置60に至るまで水平に搬送され、搬送装置10の下流側端部に設けられたローラー部分で折り返される。続けて戻り搬送により、食品を焼成するための焼成面12が下方を向く形で上流側に搬送され、搬送装置10の上流側端部に設けられたローラー部分で折り返されて再び生地充填機20の位置に戻る。
食品製造装置1は、生地充填機20で焼成板11の焼成面12上に食品生地21を供給し、焼成装置30の中を搬送中に上部焼成部31と下部焼成部32で加熱して食品生地21を焼成する。焼成された食品生地21は中味充填機40に搬送され、クリームや餡などの中味を充填された後、成形装置50にて折りたたむなどの成形加工が施され、最終的に取り出し装置60により次の工程に向けて食品製造装置1より取り出される。
このように循環走行する複数の焼成板11を有する食品製造装置1では、一般に焼成板11の焼成面12が上を向いて搬送される間に、焼成面12に供給された食品生地21に様々な加工が施され、加工が終了した食品生地21が取り出された後は、焼成板11は折り返して、戻り搬送経路を次の食品生地21の加工に向けて戻っていく。図1に示す食品製造装置1は、本発明の実施形態による焼成板洗浄装置100を備えた食品製造装置1の1つの実施形態に過ぎない。焼成板洗浄装置100の適用対象とする食品製造装置1は、少なくとも焼成する生地を搬送する焼成板11を複数個並列するように取り付けて、間欠送りにより循環走行させる搬送装置10と、焼成板11の焼成面12に載置された食品生地21を焼成する焼成装置30を備えたものであり、必ずしも中味充填機40や成形装置50等を備えている必要はない。また焼成装置30も上部焼成部31と下部焼成部32の内の一方のみの構成であってもよい。
こうした食品製造装置1では、食品生地21を焼成する焼成工程を繰り返していると、焼成板11の焼成面12に、食品生地成分の残渣や油などが次第に炭化してカーボン汚れとしてこびりついてしまう。この状態のまま使用し続けると、焼成した食品生地21の仕上がり状況にも影響が出るようになり、そのまま放置するとカーボンが焼成板11から剥離して食品への混入リスクが発生するため、定期的に焼成板11を洗浄する必要がある。
本発明の実施形態による焼成板洗浄装置100は、食品生地21の加工に使用されることのない焼成板11の戻り経路を利用して、搬送装置10から焼成板11を取り外すことなく自動で焼成板11を洗浄する装置である。焼成板洗浄装置100は、焼成板11の戻り搬送経路の下側に設けられ、戻り搬送方向の上流側に液体の噴射ノズル110、下流側に拭き処理部120を備える。このような配置とすることで食品製造装置1の外形サイズを大型化しなくても設置することが可能である。
従来、焼成板11の洗浄には塩素系溶剤などの溶剤が使用されてきた。溶剤で洗浄した場合、洗浄後に溶剤が残らないように洗浄水で十分に水洗する必要がある。図1に示すような複数の加工を連続して行う一貫型の食品製造装置1の場合、使用する焼成板11の枚数も多く、洗浄には大量の洗浄水が必要となる。その上、溶剤を含む洗浄水はそのまま排水ができず、廃液処理を施すなどの処理が必要となり、洗浄作業は容易ではなかった。
これに対し、本発明の実施形態による焼成板洗浄装置100は、噴射ノズル110によって噴射して洗浄に使用するのは電解水であり、溶剤は一切使用しない。ここで使用する電解水は、銅や銅合金を主成分とする焼成板11を洗浄するため、生成時に塩化物(NaClなど)を電解質に利用せず腐食の原因となる塩素イオン(Cl)が残存しない、例えば炭化カリウムなどを使用して生成した電解水が望ましい。またこびりついたカーボン汚れを落とすために、洗浄力の高いものが有効であり、PH12.5以上の強アルカリ性の電解水であることが望ましい。
こうした電解水は、浸透性が高く、浸透した電解水中のイオン成分がカーボン汚れを取り囲んで焼成面12から浮き上がらせることで洗浄効果を発揮する。本発明の実施形態による焼成板洗浄装置100にて使用する電解水は、主成分が水であり、残存しても焼成板11に腐食等の有害な成分を含まないことから、洗浄のための洗浄水は少量でよく、また洗浄に使用した後の洗浄水は特に廃液処理を行う必要もない。
電解水は、温度が高い方が洗浄力は高くなるため、一般的な洗浄用途では汚れがひどい場合、電解水は加熱して使用されることがある。しかし、焼成板11は熱容量が非常に大きいので、加熱した電解水を噴射してもすぐに冷えてしまい、加熱の効果は期待できない。そこで本発明の実施形態による焼成板洗浄装置100は、焼成板洗浄装置100が取り付けられる食品製造装置1の焼成装置30により予め加熱された焼成板11の焼成面12に対して電解水を噴射する。焼成板11の温度は高い方が洗浄効果は期待できるが、あまり焼成板11の温度が高くなると、カーボン汚れに浸透して汚れを浮き上がらせる前に電解水が蒸発してしまうため、焼成板11の温度は80~120℃の温度範囲が好ましい。
図2は、本発明の実施形態による焼成板洗浄装置の構成を概略的に示す図である。
図2を参照すると、本発明の実施形態による焼成板洗浄装置100は、焼成板11の戻り搬送方向と直交する方向に延在して設けられた2本のガイド軸131に支持され、駆動モータ128の回転に伴い回転するチェーン129によってガイド軸131に沿って往復移動する移動手段126を備える。移動手段126には焼成板11の戻り搬送方向と逆方向、即ち上流側に向かって延在するノズル取付軸112と、ノズル取付軸112の先端近傍に取り付けられる噴射ノズル110が設けられる。
噴射ノズル110は、下を向いて搬送される焼成面12に下方から対向するように、上を向いて設置される。噴射ノズル110に噴射する液体を供給する配管チューブは、少なくとも電解水70を噴射するよう電解水70が充填された供給タンクに連結される。一実施形態では、電解水70による焼成面12の洗浄が1回又は複数回繰り返されて一通り終了した段階で、洗浄水80により最終洗浄を行う。そのため噴射する液体を供給する配管チューブは途中で切換え弁111を介して2つに分岐し、一方は電解水70を充填した供給タンクに連結され、他方は洗浄水80の供給元に連結される。洗浄水80の供給元は、水道或は工場の給水配管でもよいが、前述のように焼成板洗浄装置100で使用する洗浄水80は少量で済むため、図2に示すように洗浄水80も供給タンクに充填した洗浄水80を供給するように連結してもよい。
噴射ノズル110から電解水70又は洗浄水80を噴射するためには電解水70又は洗浄水80を増圧して噴射ノズル110に供給する必要があるが、そのためのポンプなどは特別なものは必要なく、市販のものが使用可能であり、これについての詳細な説明は省略する。
切換え弁111は図示しない焼成板洗浄装置100の制御部により、その切換えが制御される。そこで、例えば食品製造装置1に取り付ける焼成板11の枚数を予め制御部に登録するようにしておき、制御部は指定した繰返し洗浄回数だけ全ての焼成板11の洗浄が終了すると切換え弁111を電解水70側から洗浄水80側に切換えるように構成してもよい。
噴射ノズル110から噴射する電解水70は、ノズルの開口の形状により様々な噴射形態があり得るが、電解水70は少量でも高い洗浄効果が得られ、焼成面12が電解水70で覆われる程度の量でよいことから、実施形態では電解水70は噴霧状に噴射される。また洗浄水80も同様に噴霧状に噴射される。
噴射ノズル110から噴射する電解水70は、円錐状に広がりながら焼成面12に到達する。そこで戻り搬送方向と直交する方向に長い焼成板11の焼成面12に、噴射する電解水70や洗浄水80が行き渡るように、噴射ノズル110は移動手段126により移動しながら電解水70や洗浄水80の噴射を行う。電解水70を噴射する場合、噴射する電解水70の量は、焼成面12の全体に電解水70が濡れ広がり、焼成面12が電解水70で覆われるものの垂れ落ちてこない程度の量であることが望ましく、実施形態では電解水70の噴射量は450~500ml/mである。洗浄水80を噴射する場合も電解水70の噴射量と同程度の噴射量で構わない。
食品製造装置1で同じ製品を大量に生産する場合、焼成板11に供給される食品生地21の位置や形状は固定される。そのため、このような場合は焼成板11のカーボン汚れは供給される食品生地21の位置や形状とほぼ同じ形態で生ずる。そこで一実施形態では焼成板洗浄装置100の制御部に、電解水70を噴射する位置を入力して指定できるようにし、噴射ノズル110が移動手段126により移動する際、指定した位置に移動する毎に電解水70を噴射するようにしてもよい。このような構成にすることにより、使用する電解水70の量を必要最低限に節減することが可能である。
また他の実施形態では、焼成板洗浄装置100は焼成面12の画像を撮影するカメラと、焼成面12の汚れ状態を認識する画像認識部とをさらに備え、焼成板洗浄装置100の制御部は画像認識部の認識データに基づき、所定レベルのカーボン汚れが認識されるエリアに向けて電解水70を噴射するように制御するようにしてもよい。このような構成とすることにより、一周分の焼成板11の認識データが所定レベルのカーボン汚れを検知しなかったときに焼成板11の洗浄完了を通知する焼成板洗浄装置100とすることも可能となる。
焼成板洗浄装置100の移動手段126の上部には、拭き処理部120が取り付けられる。
拭き処理部120は、焼成面12に噴射された電解水70の効果によって浮き上がったカーボン汚れを、残った電解水70ごと拭き取るものである。このため拭き処理部120は、最上部に備えられた拭き取り部121を、焼成面12に当接させながら移動手段126の移動に伴い焼成板11の長手方向に沿って焼成面12の拭き取りを行う。
図3は、本発明の実施形態による焼成板洗浄装置の構成を概略的に示す斜視図である。
図3は図2に対応した斜視図であるが、駆動モータ128や、電解水70及び洗浄水80の供給タンクなどは省略してある。
図3を参照すると、戻り搬送経路において、焼成板11は焼成面12を下にして矢印Aの方向に向かって間欠的に搬送され、焼成板11の下側に、焼成面12に対向するように噴射ノズル110と拭き処理部120を有する焼成板洗浄装置100が設けられている。焼成板洗浄装置100は、2本のガイド軸131に個別に嵌め合わされる軸受け127を備えてガイド軸131に沿って焼成板11の長手方向に移動可能に取り付けられた移動手段126を有する。
移動手段126は図示しない駆動モータ128により駆動されるチェーン用スプロケット130の回転により周回動作を行うチェーン129に連動して移動し、移動手段126に取り付けられる噴射ノズル110と拭き処理部120は、移動手段126の移動に従い矢印Bの方向に沿って往復動作する。
拭き処理部120は焼成板11の焼成面12に対向する最上部に2つの拭き取り部121を備え、2つの拭き取り部121は、それぞれ独立する2組の弾性手段122により個別に焼成面12に付勢されて当接するようになっている。またそれぞれの拭き取り部121はラッチ開閉手段123とバフ押さえレバー124を備え、拭き取り部121を上から覆うように取付けられるバフ布125を付け外し可能に固定する。バフ布125を交換するときは、ラッチ開閉手段123をスライドさせてラッチを外し、図中で右側の拭き取り部121のようにバフ押さえレバー124を開く。この状態で使用済みのバフ布125を外して新しいバフ布125を取り付けることができる。バフ布125を交換後はバフ押さえレバー124を閉じて、ラッチ開閉手段123を戻すことで固定が完了する。
2つの拭き取り部121のピッチは、搬送装置10に取り付けられる焼成板11のピッチに等しく、またこれは搬送装置10が焼成板11を間欠送りするピッチに等しい。このような位置関係で、拭き取り部121を2つ備えることにより、上流側の拭き取り部121で、電解水70により浮き上がったカーボン汚れを拭き取り、下流側の拭き取り部121で、仕上げ拭きをするというような使い分けができる。
また、噴射ノズル110と拭き取り部121の位置についても、搬送装置10に取り付けられる焼成板11のピッチであり且つ搬送装置10が焼成板11を間欠送りするピッチに等しいか、又はこのピッチの整数倍に等しくなるように設置する。図2、3に示す焼成板洗浄装置100の噴射ノズル110と噴射ノズル110側の拭き取り部121との間の距離は、搬送装置10に取り付けられる焼成板11のピッチの2倍の距離となるように設置されている。
焼成板11は、間欠送りにより噴射ノズル110に対向する位置に停止したときに電解水70の噴射が行われ、焼成面12は電解水70で覆われる。次の間欠送りで焼成板11は、1ピッチ分送られるが、この位置には拭き取り部121が対向していないため、この位置ではそのまま放置される。この間、焼成面12に噴射された電解水70のカーボン汚れに対する浸透と汚れの浮き上がりが進行する。さらに次の間欠送りで焼成板11は、1ピッチ分送られると拭き取り部121の対向位置となるため、拭き取り部121により汚れの拭き取りが行われる。
図2、3で示した焼成板洗浄装置100は一実施例であって、その構成は様々な変形が可能である。例えば図2、3では拭き取り部121を2つ備える構成を示したが、拭き取り部121は2つに限らず1つでも3つ以上であっても構わない。また噴射ノズル110と噴射ノズル110側の拭き取り部121との間は、搬送装置10に取り付けられる焼成板11のピッチの2ピッチ分に限らず1ピッチ分でも3ピッチ以上離れていても構わない。ただし、いずれの場合も噴射ノズル110と噴射ノズル110側の拭き取り部121との間の距離は、搬送装置10に取り付けられる焼成板11のピッチの整数倍となるように設置する。また、拭き取り部121が複数の場合、隣接する拭き取り部121の間も同様に焼成板11のピッチの整数倍となるように設置する。
効率よく洗浄するためには、焼成面12に電解水70を噴射してからカーボン汚れが浮き上がってくるまでの所定の放置時間が必要であるが、噴射ノズル110と噴射ノズル110側の拭き取り部121との間の距離を、搬送装置10に取り付けられる焼成板11の1ピッチ分とする場合は間欠送り後の停止時間を調節し、所定の放置時間がたってから拭き取り部121の移動を開始するように設定する。
尚、搬送装置10と、焼成装置30とを備えた食品製造装置1には、焼成板11の焼成面12の粕を機械的にとる粕取り装置や、焼成面12に油を供給する油拭き装置を備えるものが有る。焼成板洗浄装置100の拭き処理部120はこうした粕取り装置や油拭き装置の拭き処理部と兼用することが可能である。即ち図2、3で示したような拭き取り部121を2つ備える拭き処理部120の場合、通常の食品生地21の加工処理では、上流側の拭き取り部121を粕取りとして使用し、下流側の拭き取り部121の待機場所には油供給ユニットを取り付けて油拭き装置として使用し、食品生地21の加工処理が終了した段階で2つの拭き取り部121のバフ布125を交換して噴射ノズル110を噴射できる状態に切り替え、焼成板11の洗浄サイクルを行うという使い方が可能となる。ここで待機場所は、焼成板11の搬送中に焼成板11との干渉を避けるため、拭き処理部120が焼成板11の外側に退避しておく位置のことである。
拭き取り部121が1つしか備えていない場合でも、拭き処理部120は油拭き装置と焼成板11の洗浄における拭き取り部121とを切り替えて使用するような使い方が可能である。
図4は、本発明の実施形態による焼成板洗浄装置の洗浄効果の一例を示す図である。図4(a)は焼成板11の焼成面12にカーボン汚れ13が付着した洗浄前の状態を示す図であり、図4(b)は電解水70による洗浄を行った後の焼成面12の状態を示す図である。
図4(a)を参照すると、焼成面12には一定距離離隔した円形状の黒いカーボン汚れ13が付着している。これは同じ製品を大量に生産する場合、食品生地21の供給場所と形状が固定されるため、焼成面12のカーボン汚れ13が生じている位置に同じ円形状の食品生地21を供給して焼成することを繰り返した結果である。
図4(b)は図4(a)の焼成板11を、PH12.5以上の電解水70を噴射して所定時間放置後拭き取る処理を6回繰り返した後の焼成面12の状態であるが、こびりついていたカーボン汚れ13がきれいに除去できていることが認められる。
ここで電解水70の噴射及び拭き取りを6回繰り返すという処理を行っているが、仮に1回の洗浄を上記のように6回の電解水70の噴射と拭き取りを繰り返し、またこれに対する洗浄水80による水洗を3回行うとして、この場合の電解水70と洗浄水80の使用量、及び洗浄時間を、特許文献1に記載の洗浄方法で使用する溶剤と洗浄水の使用量、及び洗浄時間と対比してみると、以下のようになる。
特許文献1に記載の発明では、焼成板11は40枚で構成され、焼成板11の1枚当たりの洗浄時間は30秒で、この間に1周目では溶剤の塗布と水洗を行い、2周目では水洗のみを行う。このため洗浄時間は、
洗浄時間=40枚×30秒×2回=40(分)
また溶剤及び洗浄水の使用量は、
溶剤の使用量=700(ml)
洗浄水の使用量=60(l)
となっている。
これに対し、本発明の一実施形態では、焼成板11の1枚当たりの洗浄時間は4.5秒でよく、電解水70の洗浄6回と洗浄水80による水洗3回との計9回の処理を行ったとしても、その洗浄時間は
洗浄時間=40枚×4.5秒×9回=27(分)
また電解水70及び洗浄水80の使用量は、前述の450~500ml/mに基づくと、一実施形態では焼成板11の1枚当たり約0.05(l)となるので、トータルでは
電解水70の使用量=0.05l×40枚×6回=12(l)
洗浄水80の使用量=0.05l×40枚×3回=6(l)
となる。
このように、洗浄時間は特許文献1に記載の従来技術に比べ、洗浄に使う電解水70は溶剤に比べ増加するものの、洗浄時間は約3/4、洗浄水80は1/10の量であり、しかも処理後の洗浄水は排水処理が不要であるという点で非常に大きな効果が得られる。
図5は、本発明の実施形態による焼成板洗浄方法を説明するためのフローチャートである。
図5を参照すると、段階S500にて焼成板11の温度を確認し、温度が所定の温度より低い場合は。焼成板洗浄装置100が取り付けられる食品製造装置1の焼成装置30により焼成板11の加熱を行う(段階S510)。所定の温度は例えば前述の80~120℃の温度範囲である。ここで例えば焼成板11の洗浄を食品生地21の加工終了後に行う場合、焼成板11の温度が所定温度以上の時は、段階S510は加熱ではなく、放置または送風等の冷却により所定温度まで冷えるのを待つようにする。焼成板11の洗浄頻度が高く、カーボン汚れ13の程度が軽度な状況で洗浄する場合は、上記の所定温度まで加熱する必要がなく、場合によっては段階S500と段階S510は省略してもよい。
また、焼成板洗浄装置100の温度を確認するため、焼成板洗浄装置100に焼成板11の温度を検知する温度センサを備え、焼成板洗浄装置100の制御部が温度センサからのデータを受信してモニタに表示したり、温度センサからのデータを基に噴射の制御を行ったりするようにしてもよい。
次に段階S520にて、焼成板洗浄装置100は、噴射ノズル110から電解水70を焼成面12に向けて噴射する。電解水70の噴射は焼成板11の間欠送り後の停止時間中に焼成板11の長手方向に沿って移動しながら行う。
電解水70を噴射した焼成板11は、カーボン汚れ13を浮き上がらせるために所定時間放置する(段階S530)。この放置は間欠送りの間の停止時間を調節して確保するようにしてもよいし、噴射ノズル110の位置と拭き取り部121の位置との間に無処理の位置を挟み、数ピッチ分の間欠送りの間に放置時間を確保するようにしてもよい。
段階S540にて拭き処理部120の拭き取り部121により、焼成面12の浮き上がったカーボン汚れ13を拭き取り、続けて段階S550にて電解水70の洗浄が終了したか否かを確認する。
図4(a)に示すような強いカーボン汚れ13の場合、1回の洗浄処理では十分にきれいにならないことが有り、このような場合は段階S520~段階S540の処理を繰り返す。このときの繰り返し回数は、1回ごとに焼成板洗浄装置100のオペレータが洗浄状態を確認して、洗浄が十分でない場合は逐次追加するようにしてもよいし、予め焼成板洗浄装置100の制御部に洗浄回数を入力するようにしてもよいし、焼成板洗浄装置100がカメラと、焼成面12の汚れ状態を認識する画像認識部とを備える場合は、認識データに基づき、焼成板洗浄装置100の制御部が洗浄の終了を判断するまで繰り返すようにしてもよい。
段階S550にてオペレータ又は焼成板洗浄装置100の制御部が電解水70による洗浄が終了したと判断すると、段階S560にて焼成板11の焼成面12に洗浄水80を噴射し、最終的に拭き処理部120にて焼成面12の洗浄水80を拭き取り焼成板11の洗浄を終了する(段階S570)。
電解水70は残存しても焼成板11に有害な成分は含まず、また時間がたつと中性の水に戻っていくため、例えば焼成板11の洗浄を食品生地21の加工終了後に行い、次の加工まで時間が空く場合などは、洗浄水80による洗浄を追加しなくてもよい。このような場合は、図5のフローチャートは段階S560と段階S570を省略し、段階S550の終了をもって焼成板11の洗浄を終了する。
以上、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲から逸脱しない範囲内で多様に変更することが可能である。
1 食品製造装置
10 搬送装置
11 焼成板
12 焼成面
13 カーボン汚れ
20 生地充填機
30 焼成装置
40 中味充填機
50 成形装置
60 取り出し装置
70 電解水
80 洗浄水
100 焼成板洗浄装置
110 噴射ノズル
111 切換え弁
112 ノズル取付軸
120 拭き処理部
121 拭き取り部
122 弾性手段
123 ラッチ開閉手段
124 バフ押さえレバー
125 バフ布
126 移動手段
127 軸受け
128 駆動モータ
129 チェーン
130 チェーン用スプロケット
131 ガイド軸

Claims (5)

  1. 搬送装置の搬送方向に沿って間欠送りにより循環走行する複数の焼成板を有する食品製造装置に取り付けられる焼成板洗浄装置であって、
    焼成板の食品を焼成するための焼成面が下を向く戻り搬送方向の上流側に液体の噴射ノズル、下流側に拭き処理部を備え、
    前記噴射ノズルと前記拭き処理部は、焼成板の搬送方向と直交する方向に沿って移動する移動手段に取り付けられ、
    前記噴射ノズルは焼成板の焼成面に向かって電解水を噴射し、前記拭き処理部は電解水噴射後の所定の放置時間経過後、焼成板の焼成面の電解水を拭き取ることを特徴とする焼成板洗浄装置。
  2. 前記噴射ノズルが噴射する電解水はPH12.5以上のアルカリ電解水であることを特徴とする請求項1に記載の焼成板洗浄装置。
  3. 前記電解水が噴射される焼成板は、加熱されて室温より高い温度を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の焼成板洗浄装置。
  4. 前記噴射ノズルは切換え弁により前記電解水又は前記電解水を洗浄する洗浄水の噴射が可能となるように構成され、電解水の噴射及び拭き取り処理の後、洗浄水を噴射し、
    前記拭き処理部は噴射された洗浄水を拭き取ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の焼成板洗浄装置。
  5. 搬送装置の搬送方向に沿って間欠送りにより循環走行する焼成板を有する食品製造装置に取り付けられる焼成板洗浄装置による焼成板の洗浄方法であって、
    噴射ノズルにより焼成板の食品を焼成するための焼成面に電解水を噴射する段階と、
    噴射した電解水を所定時間放置して焼成板の汚れを浮き上がらせる段階と、
    拭き処理部により浮き上がった汚れを拭き取る段階とを有することを特徴とする焼成板の洗浄方法。
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