JP2022021628A - 情報印字帳票 - Google Patents

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Kohei Yamada
城司 藤林
Joji Fujibayashi
洋二 伊藤
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Abstract

【課題】配送伝票に適用されることによって、明細情報を秘匿できると共に、発送作業の作業性を向上し得る情報印字帳票を提案する。【解決手段】情報印字部31を囲繞する易切断線34を介して該情報印字部31と剥脱部32とが連成された第二紙基材21を有する第二シート3が、第一シート2と貼り合わされてなるものであって、該第二紙基材21の内面に、該第一シート2と該剥脱部32とに剥離可能かつ該情報印字部31と剥離不能な貼着層25が設けられると共に、前記易切断線34が、前記第二紙基材21の外面から内方へ切り込まれて該第二紙基材21を貫通し且つ貼着層25を部分的に切断する連続線である構成とした。【選択図】図4

Description

本発明は、配送用の伝票などに適用できる情報印字帳票に関するものである。
商品等の配送に使用される配送伝票としては、例えば特許文献1の構成が知られている。この従来構成の配送伝票101は、図8に示すように、送付票111と受領票112とがハーフカット線114を介して連成された表面基材102と、非剥離片118と該非剥離片118を囲む剥離片117とがハーフカット線119を介して連成された裏面基材103とを備え、該裏面基材103が、該表面基材102に貼着された接着剤層122の裏面に粘着剤層121を介して貼着されたものであり、前記送付票111と受領票112とが剥離剤層123を介して前記接着剤層122に疑似接着され且つ前記剥離片117が剥離剤層124を介して前記粘着剤層121に貼り合わされてなる。ここで、表面基材102のハーフカット線114は、該表面基材102の表面から接着剤層122の表面に到達する深さで切り込み形成され、裏面基材103のハーフカット線119は、該裏面基材103の裏面から粘着剤層121の裏面に到達する深さで切り込み形成されている。
こうした配送伝票101は、送付票111と受領票112とに、送り先や発送者の情報、配送する商品の商品番号、および伝票番号などの所定情報が印字される。この印字後に、配送伝票101の剥離片117が剥がし取られることで該配送伝票101の裏面に露出された粘着剤層121が、配送する商品を梱包した梱包箱に貼り付けられることにより、該配送伝票101が梱包箱に貼付される。このように配送伝票101が貼付された商品(梱包箱)は、配送業者によって、該配送伝票101の送付票111に印字された送り先に配達される。配送業者は、前記商品を配達した際に、受領票112に受領印またはサインをもらって、該受領票112を配送伝票101から剥がして持ち帰る。そして、受領票112を剥がすと、非剥離片118の表面が露出することから、該非剥離片118の表面に印刷された宣伝や広告などを視認可能となる。
尚、従来構成の配送伝票101は、送付票111を剥がすことも可能であることから、該送付票111を梱包箱と別に廃棄できる。一方、非剥離片118は、粘着材層121によって梱包箱に剥離不能に接着されていることから、梱包箱と共に廃棄される。
特許第5700775号公報
ところで、商品の配送には、一般的に、商品明細が記載された明細票が添付される。こうした明細票は、商品明細の秘匿性を保つために、商品と一緒に梱包箱に収容されたり、樹脂フィルム等に被覆された封筒に収容されて、前記した配送伝票と別に梱包箱の外表面に貼着されたりする。
このように配送伝票と別に明細書を添付する場合には、該配送伝票と明細書とを梱包箱に添付する際に、梱包箱に収容した商品と、配送伝票に印字された送り先や該商品番号などと、明細書に記載された商品明細とを確認するマッチング作業が必要となる。ところが、マッチング作業は、作業者の手作業で行われることから、作業負担が大きいと共に、マッチングミスが発生する可能性がある。そのため、商品の発送作業でマッチング作業を軽減することが希求されていた。
前述した配送伝票のように商品配送用の梱包箱などの貼付対象物に貼り付けて用いられる帳票は、一般的に、貼付された状態で視認可能な情報が記載される情報印字部を備える。しかし、従来の前記帳票は、情報印字部を誰でも視認できることから、特定の者(例えば、貼付対象物の所有者など)のみ確認できる情報(秘匿情報)を記載できず、前記秘匿情報を前記帳票の他に連絡する手段が必要となっていた。こうしたことから、前記した配送伝票と同様に、特定の者(例えば、貼付対象物の所有者など)のみが確認できる秘匿情報を記載可能とするものが求められていた。
本発明は、特定の者のみに確認され得る秘匿情報を記載でき、該秘匿情報を連絡する他の手段を要しないものであり、さらに、前記配送伝票に適用することによって、商品の発送にかかる作業の作業性を向上し得る情報印字帳票を提案するものである。
本発明は、外面に所定情報を印字可能な第一紙基材を有する第一シートと、外面に所定情報を印字可能な情報印字部と該情報印字部を囲む剥脱部とが該情報印字部を囲繞する易切断線を介して連成されてなる第二紙基材を有する第二シートとを備え、前記第一シートと第二シートとの互いに対向する夫々の内面が貼り合わされて一体化されてなるものであって、前記第二シートは、前記第二紙基材の剥脱部の内面に設けられた剥離層と、前記剥離層の内面と情報印字部の内面とに、該剥離層と剥離可能かつ該情報印字部と剥離不能に設けられ、前記第一シートの内面に剥離可能に接着される貼着層とを備え、前記情報印字部を囲繞する易切断線が、前記第二紙基材の外面から内方に切り込まれて、該第二紙基材を内外方向に貫通し且つ前記貼着層を内外方向に部分的に切断する連続線であることを特徴とする情報印字帳票である。
ここで、情報印字部を囲繞する易切断線は、その内外方向(厚み方向)の深長が、第二紙基材の厚みよりも長く、且つ該第二紙基材の厚みと貼着層の厚みとを加算した総厚よりも短い長さとなるように形成されており、貼着層の内面に達していない。
かかる構成にあっては、第二シートの剥脱部を剥がすことで貼着層を露出できることから、所定の貼付対象物に貼り付けることができる。この貼り付けられた状態では、第二シートの情報印字部に印字された情報を隠蔽できると共に、第一シートを剥がし取ることが可能である。そして、第一シートが剥がし取られることによって貼着層が露出されれば、第二シートの情報印字部を容易に取り外すことができる。これは、情報印字部を囲繞する易切断線が、第二紙基材を貫通し且つ貼着層を部分的に切断していることに因る。また、本構成は、貼着層が前記易切断線により内外方向に部分的に切断されたものであることから、第一シートが剥がし取られた状態であっても、該貼着層によって情報印字部が貼付対象物に貼り付けられた状態で保持できる。そのため、情報印字部の内面に印字された情報を隠蔽する効果に優れる。さらに、第一紙片部が剥がし取られた状態では、情報印字部が貼着層によって被覆されていることから、該情報印字部を保護できると共に、該情報印字部と貼着対象物との間に水や埃が侵入することを抑制できるという利点もある。
本発明の構成は、情報印字部の外面が貼付対象物に対向して貼り付けられることから、この貼り付けられた状態で、情報印字部の外面に印字された情報が視認できない。そして、情報印字部の外面に印字された情報を視認するには、前述したように、第一シートを剥がし且つ情報印字部を取り外さなければならないことから、不正に該情報が視られれば、その痕跡が残る。
したがって、本構成によれば、情報印字部の内面に印字された情報を隠蔽する効果に優れると共に、特定の者が情報印字部を比較的容易に取り外して確認できる。
また、第一シートの第一紙基材と第二シートの情報印字部とに夫々に印字する情報を、プリンタなどにより両面印刷することが可能である。これにより、第一紙基材と情報印字部とに、相互に関係付けられた所望の情報を正確かつ容易に印字でき、一方に誤情報を記載する等の不具合の発生を抑制できる。
さらに、第一シートが剥がし取られた状態では、前述したように、貼付対象物との間に水や埃が侵入すること抑制できることから、こうした水等の侵入によって情報印字部に印字された情報が見難くなってしまうことを抑制するという優れた利点もある。
こうした本発明の情報印字帳票は配送伝票に適用できる。具体的には、前記送付票と受領表とを第一紙基材により構成し、前記明細書を情報印字部により構成する。かかる配送伝票(本発明の情報印字帳票)によれば、裏紙片部の裏面に商品明細を印字できることから、商品を梱包した梱包箱(前記の貼付対象物)に貼り付けられた状態で、該商品明細を隠蔽することができる。そして、送り先で受領票や送付票(第一シート)が取り外されれば、明細書(情報印字部)を比較的容易に取り外すことができる。このように明細書に記載された商品情報を送り先まで秘匿できると共に、該送り先で明細書を容易に確認できる。
さらに、プリンタ等による両面印刷によって、送付票と受領票との表面(第一紙基材の外面)と明細書(情報印字部)の外面とに夫々所望の情報を印字できることから、前述した従来構成のように送付票や受領票と明細書とのマッチング作業を要せず、配送作業に要する負担を軽減できると共に、マッチングミスの発生を抑制できる。
前述した本発明の情報印字帳票にあって、第二シートの貼着層は、第二紙基材の剥脱部に設けられた剥離層の内面と情報印字部の内面とに設けられ、該剥離層と剥離可能かつ情報印字部と剥離不能な粘着層と、該粘着層の内面に設けられ、第一シートの内面に剥離可能に接着される接着層とが内外方向に積層されたものである構成が提案される。
かかる構成にあっては、貼着層の接着層と粘着層とが、夫々所望の接着力を有するものとして適用できる。すなわち、接着層が、第一シートに剥離可能に疑似接着できる疑似接着剤により形成でき、粘着層が、第二シートの剥脱部と剥離可能かつ情報印字部と剥離不能に接着できる粘着剤により形成できる。したがって、剥脱部を剥がすことで露出する粘着層によって、貼付対象物に比較的強固に貼り付けることができる一方、第一シートを比較的容易に剥がし取ることができる。
前述した本発明の情報印字帳票にあって、第二シートの、情報印字部を囲繞する易切断線は、その一部に、第二紙基材と貼着層とを内外方向に貫通する貫通部を備えている構成が提案される。
かかる構成にあっては、情報印字部を囲繞する易切断線の貫通部を起点として、当該易切断線を比較的容易に切断することができるため、第一シートが剥がし取られた後に、情報印字部を一層容易に取り外すことができる。
本発明の情報印字帳票は、貼付対象物に貼付されることによって、第二シートの情報印字部に印字された情報を隠蔽する効果に優れる。そして、情報印字部を容易に取り外せることから、該取り外すことによって、該情報印字部に印字された情報を確認できる。
さらに、配送伝票に適用すれば、第一シートの外面と情報印字部とに配送情報(送り先の情報や明細情報)を両面プリントできることから、配送作業の負担を軽減できると共に、マッチングミスの発生を抑制できる。
本発明の情報印字帳票を適用した配送伝票1を示す、(A)表面図と(B)裏面図である。 配送伝票1の、表側からの分解斜視図である。 配送伝票1の、裏側からの分解斜視図である。 配送伝票1の断面図である。 配送伝票1を梱包箱51に貼付する使用過程を示す説明図である。 梱包箱51に貼付された配送伝票1から、送付票部15と受領票部17と剥がし取る過程を示す説明図である。 図6から続く、明細票部31を剥がし取る過程を示す説明図である。 従来構成の配送伝票101を示す、(A)表面図と、(B)裏面図と、(C)断面図である。
本発明にかかる実施形態を、以下の実施例に従って説明する。
図1~4に、本発明の情報印字帳票を適用した配送伝票1を示す。ここで、本実施例では、配送伝票1を構成する第一シート2の外面を表面、該配送伝票1を構成する第二シート3の外面を裏面として、表裏方向を規定して説明する。これにより、実施例における第一シート2の表面が、本発明にかかる第一シートの外面に相当し、本実施例における第二シート3の裏面が、本発明にかかる第二シートの外面に相当する。そして、第一シート2の裏面が、本発明にかかる第一シートの内面に相当し、第二シート3の表面が、本発明にかかる第二シートの内面に相当する。すなわち、本実施例の表方が、本発明の第一シートにおける外方と第二シートにおける内方とに相当し、本実施例の裏方が、本発明の第一シートにおける内方と第二シートにおける外方とに相当する。このように本実施例では、表裏方向(厚み方向)によって本発明の内外方向を説明している。
配送伝票1は、矩形状の第一シート2と第二シート3とを備え、該第一シート2の裏面(第二シート3の表面に対向する面)と第二シート3の表面(第一シート2の裏面に対向する面)とが貼り合わされて、該第一シート2と第二シート3とが一体化されてなるものである。尚、前述したように第一シート2側が表であり、第二シート3側が裏である。
前記第一シート2は、図2,3に示すように、感熱発色するサーマル紙により構成される矩形状の第一紙基材11と、該第一紙基材11の表面全域に設けられた保護層12(図4参照)と、該第一紙基材11の裏面全域に設けられた離型層13とを備える。ここで、保護層12は、可視光を透過する透明な樹脂塗料(OPニスなど)が第一紙基材11の表面全域に均等な厚みで塗工されることによって形成される。前記離型層13は、第一紙基材11の裏面全域に、所定の剥離剤が一定間隔をおいて点状に塗工されることによって形成される。この剥離剤には、アクリル系樹脂を主成分とする混合樹脂が適用される。
第一シート2には、第一紙基材11を左右に区画するハーフカット線14が形成され、該ハーフカット線14によって該第一紙基材11が送付票部15と受領票部17とに分けられている。そして、送付票部15と受領票部17との各表面には、送り先の情報、発送者の情報、配送する商品の商品番号、および伝票番号などの所定情報が印字される配送情報印字欄16,18が夫々設けられている。このハーフカット線14は、図4に示すように、第一紙基材11の表面から裏方に向かって切り込まれて、該第一紙基材11と離型層13との境界まで形成されており、該第一紙基材11を表裏方向に貫通している。
前記第二シート3は、図2,3に示すように、感熱発色するサーマル紙により構成される矩形状の第二紙基材21と、該第二紙基材21の裏面全域に設けられた保護層22(図4参照)とを備える。そして、第二紙基材21は、その四辺に沿う剥脱部32と、該剥脱部32に囲まれた明細票部31とが、該明細票部31を囲繞するハーフカット線34を介して連成されている。こうした第二紙基材21には、剥脱部32の表面全域に所定の剥離剤が塗工された剥離層24が形成されている。さらに、剥脱部32の剥離層24と明細票部31との表面全域に、該剥離層24と剥離可能かつ該明細票部31と剥離不能な粘着層26が設けられ、さらに該粘着層26の表面全域に、前記第一シート2の離型層13と剥離可能に疑似接着される接着層27が設けられている(図4参照)。尚、明細票部31が、本発明にかかる情報印字部に相当すると共に、粘着層26と接着層27とによって、本発明にかかる貼着層25が構成されている。
第二紙基材21の裏面に設けられた保護層22は、可視光を透過する透明な樹脂塗料(OPニスなど)が第二紙基材21の裏面全域に均等な厚みで塗工されることによって形成される。剥脱部32の内面に設けられた剥離層24は、該剥脱部32の内面全域に、シリコン樹脂を均等な厚みで印刷することによって形成される。
また、前記粘着層26は、サーマルプリンタによる加熱に対して熱耐性を有し且つ可視光を透過する透明な粘着剤が塗工されることにより形成され、前記接着層27は、サーマルプリンタによる加熱に対して熱耐性を有し且つ可視光を透過する透明な疑似接着剤が塗工されることにより形成される。こうした粘着層26と接着層27とから構成される貼着層25は、可視光を透過する透明に形成され、かつサーマルプリンタの加熱に対する熱耐性を有する。そして、この熱耐性により、サーマルプリンタにより表裏一方からの加熱によって他方のサーマル紙が熱発色することを抑制できる。
ここで、粘着層26を形成する前記粘着剤は、剥離性を有しない対象物に剥離不能に接着される性能と、剥離性を有する対象物に剥離可能に接着された場合に、剥離後に再接着可能な性能とを有するものである。この粘着層26は、後述するように、剥脱部32(剥離層24)と剥離された後に、梱包箱(段ボール箱)51に剥離不能に再接着できる。一方、接着層27を形成する前記擬似接着剤は、剥離性を有する対象物に剥離可能に接着された場合に、剥離後に再接着不能な性能を有するものである。この接着層27は、後述するように、第一シート2が剥離された後に、再接着する接着力を有しない。こうした粘着剤と擬似接着剤とには、当業者が一般的に用いるもの適用できることから、詳細な説明を省略する。
本実施例にあって、前記粘着剤には、ゴム系ホットメルト粘着剤を用い、前記疑似接着剤には、オレフィン系ホットメルト接着剤を用いている。尚、これら粘着剤と疑似接着剤との各溶融温度は、約180℃であり、一般的なサーマルプリンタによる加熱温度(約100℃)よりも高い。
第二紙基材21の明細票部31は、その裏面に、配送する商品名、数量、商品番号などの明細が印字される明細情報印字欄36が設けられている。さらに、明細票部31の表面には、宣伝や広告が印刷されている(図2参照)。このため、明細票部31の表面に宣伝や広告が印刷された後に、前記貼着層25が設けられる。ここで、前述したように貼着層25は可視光を透過する透明であることから、貼着層25の表方から、明細票部31の表面に印刷された宣伝や広告を視認可能である。
本実施例の配送伝票1は、こうした第一シート2と第二シート3とが表裏方向に重ね合わされたものである。すなわち、配送伝票1は、第一シート2の離型層13と、第二シート3を構成する前記貼着層25の接着層27とが剥離可能に疑似接着されてなる。尚、本実施例にあって、第二シート3の第二紙基材21を構成する明細票部31は、第一シート2の第一紙基材11を構成する送付票部15と受領票部17との両方と、表裏方向に重なり合うように設けられている。そのため、送付票部15と受領票部17との一方のみが剥がされた状態では、明細票部31の一部が貼着層25を介して上方から視認可能となるため、該明細票部31の表面に印刷された宣伝や広告の一部のみが該貼着層25を介して視認できる。そして、送付票部15と受領票部17との両方が剥がされると、明細票部31の表面全域が上方から視認可能となる。
尚、本実施例にあって、第一紙基材11の厚みが約75μm、第二紙基材21の厚みが約75μm、貼着層25の粘着層26の厚みが約20μm、接着層27の厚みが約40μmである。
次に、前記した第二シート3の明細票部31を囲繞するハーフカット線34について、詳述する。このハーフカット線34は、明細票部31を周回する連続線であり、本発明にかかる易切断線に相当する。
このハーフカット線34は、図2,3に示すように、当該ハーフカット線34の一部に設けられた貫通部34bと、該貫通部34bを除く主線部34aとからなる。ハーフカット線34の主線部34aは、図4に示すように、第二紙基材21の裏面から表方へ向けて切り込まれて、該第二紙基材21を表裏方向(厚み方向)に貫通し且つ貼着層25を表裏方向(厚み方向)に部分的に切断するように形成されており、該貼着層25と第一シート2との境界に未達である。すなわち、ハーフカット線34の主線部34aは、その表裏方向の長さ(深長)が、第二紙基材21の厚みよりも長く、かつ該第二紙基材21の厚みと貼着層25の厚みとを加算した総厚よりも短い長さで形成されている。かかるハーフカット線34の主線部34aは、貼着層25を表裏方向に貫通していない。
一方、ハーフカット線34の貫通部34bは、貼着層25と第一シート2との境界まで達する深長で形成されており、第二紙基材21と貼着層25との両方を貫通している。すなわち、貫通部34bの深長は、第二紙基材21と貼着層25とを加算した総厚と同じである。ここで、本実施例にあって、貫通部34bは、第一シート2の受領票部17と対向する部位に設けられている。これにより、後述のように配送伝票1が梱包箱51に貼付された状態で、受領票部17が剥がし取られることによって露出する。
尚ここで、貼着層25は、前記ハーフカット線34を境界として、明細票部31に剥離不能に接着された明細接着部25aと、剥脱部32に剥離可能に接着された囲繞部25bとに区画される。
こうしたハーフカット線34が設けられた第二シート3は、剥脱部32を、明細票部31と分離させて貼着層25から容易に剥がしとることができると共に、該剥脱部32を除去した後の貼着層25を、明細票部31に接着された明細接着部25aと囲繞部25bとが連成された状態で保つことができる。さらに、前記のように剥脱部32が除去された状態で、明細票部31と貼着層25の前記明細接着部25aとを、前記ハーフカット線34によって該貼着層25の囲繞部25bから比較的容易に分離できる。
尚、図4では、ハーフカット線34の主線部34aが、貼着層25の粘着層26を貫通して接着層27を部分的に切断するように描かれているが、これに限られず、粘着層26のみを貫通する構成、又は該粘着層26を部分的に切断する構成であっても良い。これは、貼着層25が極めて薄厚であることから、貼着層25の全体で部分的に切断される構成であれば、本発明の作用効果が発揮されることに因る。
次に、本実施例の配送伝票1を使用する態様について説明する。
例えば商品の注文が入ると、パソコン等に記憶されたデータに従って、サーマルプリンタにより配送伝票1の表裏両面に所定の必要情報が印字される。具体的には、配送伝票1の送付票部15と受領票部17との各配送情報印字欄16,18に、送り先の情報、発送者の情報、配送する商品の商品番号、および伝票番号などの所定情報が印字される。そして、配送伝票1の明細票部31の明細情報印字欄36に、配送する商品名、数量、商品番号などの明細が印字される。これにより、配送伝票1の表面と裏面とに夫々印字された情報を突き合わせるマッチング作業を必要としない。
ここで、配送伝票1を構成する貼着層25は、前述したように溶融温度が、サーマルプリンタによる加熱温度よりも高いことから、サーマルプリンタによる印字工程で該貼着層25が溶融するという不具合を生じない。さらに、配送伝票1は、送付票部15と受領票部17とからなる第一紙基材(サーマル紙)11と、明細票部31を有する第二紙基材(サーマル紙)21との間に、前記貼着層25が介在するものであることから、前記印字工程で、表裏一方から加わる熱によって他方のサーマル紙が熱発色することを抑制できる。これにより、裏面の明細票部31に印字される明細情報が表面の送付票部15や受領票部17に表出するという不具合の発生を防止できるため、該明細情報の秘匿性を安定して保つことができる。
前述のように表裏両面に必要情報が印字された配送伝票1は、商品を梱包した梱包箱51に貼り付けられる。すなわち、図5(A)に示すように裏面の剥脱部32が貼着層25の粘着層26から剥がされ且つハーフカット線34で明細票部31と切り離されることによって、取り除かれる。これにより、図5(B)に示すように、配送伝票1では、前記粘着層26の、剥脱部32により被覆されていた部位(囲繞部25bに相当)が、裏面に露出する。ここで、明細票部31は、ハーフカット線34により剥脱部32と完全に分離され、かつ該ハーフカット線34で部分的に切断されているのみの貼着層25に剥離不能に接着されていることから、該貼着層25によって第一シート2と一体化された状態(配送伝票1)で保持される。このように裏面に粘着層26が露出された配送伝票1が、図5(C)に示すように、該粘着層26によって前記梱包箱51の表面に貼り付けられる。ここで、粘着層26は、前述したように梱包箱51に剥離不能に接着される。
このように梱包箱51に貼り付けられた配送伝票1は、送付票部15と受領票部17とが露出する一方、明細票部31が隠蔽される。これにより、送付票部15と受領票部17とに印字された情報は、容易に視認できるものの、明細票部31に印字された情報は、視認不能である。こうして配送伝票1が貼付された梱包箱51(商品)は、配送業者によって、該配送伝票1の送付票部15(および受領票部17)に印字されている送り先へ配送される。
前記商品を梱包した梱包箱51が送り先に届けられると、配送伝票1の受領票部17の所定箇所に受領印またはサインを受けて、図6(A)に示すように配送業者によって該受領票部17がハーフカット線14で切り取られる。こうして受領票部17が切り取られた配送伝票1では、図6(B)に示すように、貼着層25の接着層27の一部が露出するため、この露出した貼着層25を介して、明細票部31の表面に印刷された宣伝や広告の一部を視認可能となる(図示せず)。このように受領票部17が切り取られた状態では、明細票部31の一部が露出するものの、貼着層25により被覆されていることから、該明細票部31が、梱包箱51の表面に貼り合われた状態で保持される。詳述すると、貼着層25は、前記ハーフカット線34により裏面側から部分的に切断されているが、該ハーフカット線34が該貼着層25の表面(露出した面)まで到達していないことから、露出した状態でも明細票部31を梱包箱51の表面に貼り合わせた状態で保つことができる。そして、明細票部31の裏面に印字された明細情報の秘匿状態を保持し得る。尚、貼着層25の露出面は、前記接着層27の表面であることから、配送業者や受け取った者(以下、受取人という)が触れてもくっ付いてしまうことが無いため、接触によって明細票部31を引き剥がしてしまうという不具合の発生を抑制できる。
前記受取人が、図6(C)に示すように配送伝票1の送付票部15を剥がし取ると、貼着層25の表面全域が露出されて、該貼着層25を介して明細票部31の表面に印刷された宣伝や広告を全て視認可能となる(図7(A)参照)。ここで、送付票部15と前記受領票部17とが剥がし取られた状態であっても、前述したように、明細票部31が、貼着層25により被覆されていることから、梱包箱51の表面に貼り合わされた状態で保持される。
このように送付票部15が剥がし取られた状態で、図7(A)に示すように、前記受取人が貼着層25の表面に露出した貫通部34bから明細票部31を引き剥がすことによって、前記ハーフカット線34で貼着層25を容易に切断することができ、該明細票部31を梱包箱51から取り外すことができる。そして、図7(B)に示すように明細票部31が前記梱包箱51から取り外されることによって、該明細票部31の裏面に印字された明細情報を、前記受取人が確認できる。尚、明細票部31には貼着層25の明細接着部25aが剥離不能に接着されていることから、該明細接着部25aが明細票部31と一緒に取り外された後には、該貼着層25の囲繞部25bのみが梱包箱51に貼り付けられた状態で残る。このように囲繞部25bが残っても、該囲繞部25bが透明であることから目立たない。
前述した本実施例の配送伝票1は、以下の作用効果を奏する。
(1)明細票部31と剥脱部32とを区画するハーフカット線34が、第二紙基材21の裏面から切り込まれて、該第二紙基材21を表裏方向に貫通し且つ貼着層25を表裏方向に部分的に切断するように設けていることから、剥脱部32を容易に剥がし取ることができると共に、梱包箱51に貼付され且つ送付票部15と受領票部17とが剥脱された状態で、前記ハーフカット線34で明細票部31を比較的容易に引き剥がすことができる。特に、本実施例では、ハーカット線34の一部に貼着層25を貫通する貫通部34bを備えることから、該貫通部34bから明細票部31を一層容易に引き剥がすことができる。
(2)前述のように貼着層25はハーフカット線34により表裏方向に部分的に切断されていることから、梱包箱51に貼付され且つ送付票部15と受領票部17とが剥脱された状態で、該貼着層25によって、明細票部31を該梱包箱51に貼り付けたままで保持できる。そして、この状態で、明細票部31が貼着層25により被覆されていることから、該明細票部31を保護することができると共に、該明細票部31と梱包箱51との間に雨水や埃が侵入することを抑制できる。さらに、明細票部31は、貼着層25(明細接着部25a)が剥離不能に接着されていることから、該明細接着部25aにより補強された状態で前記梱包箱51から取り外される。これにより、取り外した明細票部31は、耐久性に優れ、比較的長期に亘って保管できる。そのため、例えば、ファイリング等による保管性に優れるという優れた利点を有する。
(3)配送伝票1は、明細票部31を梱包箱51に対向して貼付されるものであるから、該貼付された状態で、明細票部31に印字された明細情報を隠蔽できる。そして、商品の受取人以外の者が明細情報を視るためには、送付票部15と受領票部17とを剥がし且つ明細票部31を取り外す必要があるから、該明細情報が不正に視られた場合にはその痕跡が残る。したがって、本構成によれば、明細情報を確実かつ安定して秘匿することができる。
(4)配送伝票1は、表側に、送り先や発送者の情報等が印字される送付票部15と受領票部17とを備え、かつ裏側に、商品の明細情報が印字される明細票部31を備えた構成であるから、商品配達に必要な情報を表裏に印字できる。そのため、従来構成のように、明細書を別途添付する必要がなく、別途貼付する明細書とのマッチング作業を削減できるため、総じて配送作業の作業性を向上できる。さらに、このマッチング作業でのマッチングミスの発生も抑制できることから、該マッチングミスによる誤品出荷という不具合の発生を抑制できる。また、従来構成のように明細書を別途貼付する場合には、該明細書を収容する封筒等のデリバリーパックを要するが、本構成によれば、該デリバリーパックが不要となるため、該デリバリーパックに要するコストを削減できると共に、該デリバリーパックの廃棄不要によって環境保護にも寄与できる。
(5)送付票部15および受領票部17を備えた第一紙基材11と、明細票部31を備えた第二紙基材21との間に、サーマルプリンタによる加熱温度よりも溶融温度の高い貼着層25が配設されていることから、サーマルプリンタによる印字工程で貼着層25が溶融するという不具合を生じず、前述した本実施例の作用効果が安定して発揮される。さらに、この貼着層25によって、前記印字工程で配送伝票1の表裏一方に印字するための熱によって他方が発色してしまうことを抑制できるため、明細情報が送付票部15や受領票部17に表出すること抑制でき、明細情報の秘匿性を保持する効果に優れる。
(6)配送伝票1は、貼着層25が透明(可視光を透過可能)であることから、送付票部15、受領票部17、および明細票部31を取り外した後に、該貼着層25の透明な囲繞部25bが残存するのみとなる。これにより、配送後に明細票部31を取り外した後の梱包箱51では、残存する前記囲繞部25bが目立たない。そのため、例えば、梱包箱51を再利用し易いという利点もある。
本発明にあっては、前述した実施例に限定されるものではなく、該実施例以外の構成についても本発明の趣旨の範囲内で適宜変更して実施可能である。
前述の実施例では、第二シート3のハーフカット線34が、主線部34aと貫通部34bとから構成されるものとしたが、これに限らず、該ハーフカット線の全てが、第二紙基材を表裏方向に貫通し且つ貼着層を表裏方向に部分的に切断する構成であっても良い。
前述の実施例では、貼着層25を粘着層26と接着層27とによる二層構造としたが、これに限らず、一層構造であっても良いし、三層構造等の多層構造であっても良い。
前述の実施例では、貼着層25が、約20μmの粘着層26と約40μmの接着層27とにより構成されたものであるが、これら各層26,27の層厚は適宜変更することが可能である。すなわち、配送伝票として使用可能であり且つ粘着層と接着層としての機能を発揮できる範囲に設定できる。具体的には、各層の層厚は、夫々10~50μmの範囲が好適であり、さらには、粘着層26の層厚が15~25μm、接着層27の層厚が30~50μmが好ましい。尚ここで、層厚が10μmより薄くすると、均一に塗工することが難しく且つ所望の接着力が発揮し難くなる傾向が強くなる。一方、50μmより厚くすると、プリンタでの印刷時に通紙性が低減し且つ過剰な接着力により剥がし難くなる傾向が強くなる。
同様に、第一紙基材11と第二紙基材21とについても、異なる厚みのものを適用することが可能である。すなわち、配送伝票として使用可能且つプリンタで印字可能な範囲のものを適用できる。具体的には、第一紙基材11と第二紙基材21とは、帳票全体としての厚みが160~260μmとなるように、夫々50~100μmの範囲の厚みのものが好適である。尚ここで、第一紙基材11と第二紙基材21の各厚みが50μmより薄いと、紙のコシが弱くいために、プリンタに通紙した際に、折れるなどの不具合が発生する可能性が高くなる。一方、100μmより厚いと、折り曲げて貼付する際に、紙のコシに接着力が負けて剥がれてしまう不具合が発生する可能性が高くなる。
1 配送伝票(情報印字帳票)
2 第一シート
3 第二シート
11 第一紙基材
21 第二紙基材
24 剥離層
25 貼着層
26 粘着層
27 接着層
31 明細票部(情報印字部)
32 剥脱部
34 ハーフカット線(易切断線)
34b 貫通部

Claims (3)

  1. 外面に所定情報を印字可能な第一紙基材を有する第一シートと、
    外面に所定情報を印字可能な情報印字部と該情報印字部を囲む剥脱部とが該情報印字部を囲繞する易切断線を介して連成されてなる第二紙基材を有する第二シートと
    を備え、
    前記第一シートと第二シートとの互いに対向する夫々の内面が貼り合わされて一体化されてなるものであって、
    前記第二シートは、
    前記第二紙基材の剥脱部の内面に設けられた剥離層と、
    前記剥離層の内面と情報印字部の内面とに、該剥離層と剥離可能かつ該情報印字部と剥離不能に設けられ、前記第一シートの内面に剥離可能に接着される貼着層と
    を備え、
    前記情報印字部を囲繞する易切断線が、前記第二紙基材の外面から内方に切り込まれて、該第二紙基材を内外方向に貫通し且つ前記貼着層を内外方向に部分的に切断する連続線であることを特徴とする情報印字帳票。
  2. 第二シートの貼着層は、
    第二紙基材の剥脱部に設けられた剥離層の内面と情報印字部の内面とに設けられ、該剥離層と剥離可能かつ情報印字部と剥離不能な粘着層と、
    該粘着層の内面に設けられ、第一シートの内面に剥離可能に接着される接着層と
    が内外方向に積層されたものであることを特徴とする請求項1に記載の情報印字帳票。
  3. 第二シートの、情報印字部を囲繞する易切断線は、その一部に、第二紙基材と貼着層とを内外方向に貫通する貫通部を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報印字帳票。
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