JP2022021491A - 織物およびその製造方法 - Google Patents

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Shinya Kawahara
康二郎 稲田
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Abstract

【課題】ダウンプルーフ性および耐水性に優れ、かつ柔らかな風合いを持つ織物を提供すること。【解決手段】同方向に配列した織糸YAと織糸YBを含む織物であって、織糸YAのクリンプ率Aは織糸YBのクリンプ率Bの1.2倍以上であり、かつ少なくとも経糸緯糸のいずれかに弾性糸を含む織物。中でもクリンプ率Aが15%以上であることが好ましく、また、クリンプ率Aの織糸YAとクリンプ率Bの織糸YBの本数比が4:6~6:4であることが好ましく、少なくとも織り糸YBまたは、織り糸YBと垂直方向の織り糸YCのどちらか一方に弾性糸を用いることが好ましい。【選択図】なし

Description

本発明は、耐水性やダウンプルーフ性に優れ、かつ柔らかな風合いを持つ織物およびその製造方法に関する。
従来から、耐水性やダウンプルーフ性(ダウンの吹き出しを低減する効果)の織物は、高密度織物によって作られ、スポーツ用途を中心に幅広い衣料分野で使用されている。織物に耐水性を付与するには一般に、織物の経糸及び緯糸の使用本数を多くし、織物組織を高密度化することが行われている。
しかしこれらの高密度織物は、組織が硬直化していて伸長性に乏しく、風合いが硬くなる。そのため衣料にした場合は、ごわごわしてドレープ性に欠ける、着心地が悪くなる、さらには仕立て映えが良くない、というような問題を有していた。極細繊維を用いることで風合いは柔軟化するが、伸長性がないため着心地は悪く、ドレープ性や仕立て映えにも劣るものであった。
伸長性の付与には、例えば物性の異なる原料を接合したコンジュゲート型構造複合繊維を使用して製織することが検討されているが、高密度織物の場合には、染色加工中に充分な捲縮が発現しないため、期待する伸長性が得られていない。
そこで、特許文献1に示すように、顕在性の高捲縮加工糸を用いて染色加工前に捲縮を発現させ、それを保持した状態で高密度に製織することで、耐水性と伸長性を両立する技術が開示されている。
特開2003-20541号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の織物は防水性と伸長性は得られるものの、製織時にトラブルが発生しやすい課題があった。また、3次元的に糸束が絡まりやすく、伸長回復性が低下してワライなどの欠点が発生し、衣料としての実用性が十分ではなかった。
かかる課題を解決するため本発明は、次の構成を有する。
(1)同方向に配列した織糸YAと織糸YBを含む織物であって、織糸YAのクリンプ率Aは織糸YBのクリンプ率Bの1.2倍以上であり、かつ少なくとも経糸緯糸のいずれかに弾性糸を含む織物。
(2)前記織糸YAのクリンプ率Aが15%以上である(1)に記載の織物。
(3)前記織糸YAと前記織糸YBとの本数比が4:6~6:4である(1)または(2)に記載の織物。
(4)前記弾性糸が前記織糸YBに含まれる、(1)~(3)のいずれかに記載の織物。
(5)前記弾性糸を含む織糸YCが、前記織糸YAおよび前記織糸YBと垂直の関係にある、(1)~(4)のいずれかに記載の織物。
(6)少なくとも経方向または緯方向のいずれかの伸長率が3.0%以上である(1)~(5)のいずれかに記載の織物。
(7)カバーファクターが2000~4000である(1)~(6)のいずれかに記載の織物。
(8)通気度が3.0cm/cm・sec以下である(1)~(7)のいずれかに記載の織物。
(9)GB T 12705.1-2009紡織品テキスタイルダウン抜け試験方法 第一部: 摩擦法によるダウン抜けが30本以下である(1)~(8)のいずれかに記載の織物。
(10)耐水圧が250mmHO以上である(1)~(9)のいずれかに記載の織物。
(11)前記織物が平組織またはリップストップ組織である(1)~(10)のいずれかに記載の織物。
(12)(1)~(11)のいずれかに記載の織物において、同方向に少なくとも2種の織糸を異なる張力で配列して製織することを特徴とする織物の製造方法。
本発明によれば、耐水性やダウンプルーフ性と伸長性とを両立する織物およびその製造方法を提供することができる。
実施例1で得られた平織物の表面SEM写真である。
本発明による織物は、同方向に配列した織糸YAと織糸YBを含む織物であって、織糸YAのクリンプ率Aは織糸YBのクリンプ率Bの1.2倍以上である。
本発明でいう、同方向に配列した織糸を含む織物とは、織物を構成する経糸方向および/または緯糸方向の織糸が、あるクリンプ率を有するとき、そのクリンプ率とは異なるクリンプ率を有する織糸が少なくとも1種類以上、同方向に配列して存在していることを意味する。そして、同方向に配列した2種類以上のクリンプ率を有する織糸において、最大のものを織糸YA、最小のものを織糸YBとし、織糸YAのクリンプ率(以下、クリンプ率Aと称する場合がある)は織糸YBのクリンプ率(以下、クリンプ率Bと称する場合がある)の1.2倍以上である。12倍以上が好ましく、50倍以上であることがより好ましい。クリンプ率Aの上限としては、クリンプ率Bの500倍以下であることが好ましい。織糸YA、織糸YBのクリンプ率を本発明の範囲とすることで、極めて高密度の織物とすることができる。
また、クリンプ率Bは、10%未満であることが好ましく、4%以下であることがより好ましい。下限としては0.2%以上であることが好ましい。
クリンプ率Aは、15%以上であることが好ましく、25%以上であることがより好ましく、50%以上であることがさらに好ましい。上限としては300%以下であることが好ましい。
クリンプ率A、Bの関係に加えて、さらに上記の範囲とすることで、耐水性やダウンプルーフ性を向上させることが可能となる。特にクリンプ率Aを本発明の範囲とすることが、その効果がより顕著となる点で好ましい。
本発明の織物は、クリンプ率Aの織糸YAとクリンプ率Bの織糸YBとの本数比を4:6~6:4とすると、織物の高密度化に加えて、寸法安定性や耐久性が向上する効果を奏する点で好ましい。より好ましくは5:5である。ここで織糸の本数は、経糸または緯糸が緯糸又は経糸と交錯する本数であり、マルチフィラメント糸の場合は単糸本数ではなくマルチフィラメント糸の本数である。また、同口で複数本入れる場合には1本と数える。数えた本数の比は整数1桁に丸め、少数は四捨五入する。1本交互もしくは2本交互に配列すると、その効果が向上するのでさらに好ましい。
また、本発明の織物を構成する織糸YA、織糸YBは、マルチフィラメント糸であることが柔軟性に優れる点で好ましい。マルチフィラメント糸を形成する繊維としては例えば、ポリアミド系繊維、ポリエステル系繊維、アラミド系繊維、レーヨン系繊維、ポリサルホン系繊維、超高分子量ポリエチレン系繊維、ポリオレフィン系繊維等を用いることができる。なかでも、大量生産性や経済性に優れたポリアミド系繊維やポリエステル系繊維が好ましい。
ポリアミド系繊維としては例えば、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン12、ナイロン46、ナイロン610や、ナイロン6とナイロン66との共重合ポリアミド、ナイロン6にポリアルキレングリコール、ジカルボン酸、アミン等を共重合させた共重合ポリアミド等からなる繊維を挙げることができる。ナイロン6繊維、ナイロン66繊維は耐衝撃性に特に優れており、好ましい。
ポリエステル系繊維としては例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等からなる繊維を挙げることができる。ポリエチレンテレフタレートやポリプロピレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートに酸成分としてイソフタル酸、5-ナトリウムスルホイソフタル酸や、アジピン酸等の脂肪族ジカルボン酸を共重合させた共重合ポリエステルからなる繊維であってもよい。
マルチフィラメント糸を構成する繊維は、熱安定剤、酸化防止剤、光安定剤、平滑剤、帯電防止剤、可塑剤、増粘剤、顔料および難燃剤などを含有していることも好ましい。
なお、織物を構成する繊維の材質は、同じであっても、異なっていてもよいが、後加工や染色を考慮すると同じ材質とすることが好ましい。
本発明の織物に好ましく用いられるマルチフィラメント糸は、総繊度を10~220dtexとすることが好ましく、20~167dtexであることがより柔軟化できる点で好ましい。マルチフィラメント糸の総繊度を前記範囲とすることで薄地の織物として実用に十分な強度を得られやすく、軽い織物が得られやすい。
マルチフィラメント糸の単繊維繊度は、織物柔軟性の点から、0.01~6dtexであることが好ましく、0.02~0.6dtexであることが柔軟性をより向上できる点で好ましい。また、織物を構成するマルチフィラメント糸の製造方法は特に限定されず、例えば直接紡糸や複合繊維を脱海処理して得る等してもよい。
本発明の織物は、少なくとも経糸、緯糸のいずれかに弾性糸を含む。弾性糸としてはポリウレタン系、ポリエーテルエステル系等の弾性糸を用いることができ、弾性糸を含む織糸は、弾性糸と非弾性糸からなるマルチフィラメント糸との複合糸であることが好ましい。複合形態は特に限定されないが、ポリウレタン系弾性糸の場合ACYなどのエアー交絡やカバリングヤーンなどが挙げられる。
本発明の織物は、上述したように、織糸YAのクリンプ率Aが織糸YBのクリンプ率Bの1.2倍以上である。そのため、織糸YBが弾性糸を含むと、織糸YAよりも屈曲が小さく織り込まれた織糸YBが直線的に伸長できる構造となる。この構造により、伸長による織構造変化が小さく、伸長時にも高い耐水圧やダウンプルーフ性を維持しつつ、ワライが発生しにくい織物となるため、本発明において好ましい態様の1つである。
また、本発明の織物は、クリンプ率の異なる織糸が同方向に配列しているため、それと垂直の関係にある織糸が織物の表裏に極めて緻密に配列する構造を有している。従って、織糸YAと織糸YBを一方向にのみ配し、それと垂直の関係にある織糸として織糸YA、織糸YBとは別に弾性糸を含む織糸(以下、織糸YCと称する場合がある)を配した構造であると、生地が伸長した際も弾性糸を含む織糸YCが織糸YBに対して厚み方向に重なった構造となる。これにより、高い伸長性を得つつ、伸長時において高い耐水性やダウンプルーフ性を得ることができ、本発明における好ましい態様の1つである。ここで垂直方向とは、例えば織糸YA、織糸YBを経糸として用いる織物であれば、緯方向を意味する。
本発明においては、伸長性を重視して経糸および緯糸に弾性糸を含む態様であっても良いが、耐水性やダウンプルーフ性とバランスよく両立できる点で、弾性糸を含まない織糸YA、織糸YBと、弾性糸を含む織糸YCとが垂直の関係にある態様が好ましい。一般に高密度織物は弾性糸を含んでいても伸長し難い傾向にあるが、本発明の織物構造であれば伸長性を発現することができ、高い耐水性やダウンプルーフ性と伸長性とを両立することが可能となる。特に、上述したような弾性糸の好ましい使用態様であれば、その効果をさらに向上させることができる。
本発明の織物は、少なくとも縦方向または緯方向のいずれかの伸長率が3.0%以上であることが好ましく、5.0%以上がさらに好ましい。伸長率は弾性糸を含む方向の伸長率であり、弾性糸の高混率化や織物の低織密度化により向上できる。弾性糸を含むことで伸長性を付与することができ、衣服に適した風合いを得ることができる。伸長率はJIS L 1096:2010 8.16.1 B法によって測定した値である。なお、本発明の効果を損なわない範囲で上限は特に限定されないが、耐水性やダウンプルーフ性との両立の観点から、20.0%以下が実用上好ましい範囲である。
本発明の織物は、カバーファクターが2000以上であることが好ましく、更に好ましくは2400以上、より好ましくは2500以上である。また4000以下が好ましく、3500以下がより好ましい。
なお、カバーファクター(Cf)は、以下の式により求められる。
Cf=N×(D1/2+N×(D1/2
:経糸織密度(本/2.54cm)
:緯糸織密度(本/2.54cm)
:経糸総繊度(dtex)
:緯糸総繊度(dtex)。
カバーファクターを上記の範囲とすることで、耐水性と伸長性を両立する織物が得られやすい。織物のカバーファクターが2000以上とすることで、ノンコーティングタイプでも耐水性を有する織物とすることが容易となる。また、4000以下とすることで、伸長性を有する織物とすることが容易となる。
また、本発明の織物の好ましい態様においては、耐水性と伸長性の両立により、柔軟な風合いを有しながら織密度等を制御して、通気度を抑制することができる。通気度は3.0cm/cm・sec以下が好ましく、2.0cm/cm・sec以下がより好ましく、1.0cm/cm・sec以下がさらに好ましい。なお、伸長性が低下するため、現実的には0.4cm/cm・sec以上程度である。通気度を上記の範囲とすることで、例えばダウンジャケットとした場合に中綿やダウンが抜けるのをさらに抑制することができる。
そのため、本発明の織物の好ましい態様においては、GB T 12705.1-2009紡織品テキスタイルダウン抜け試験方法 第一部: 摩擦法によるダウン抜けが30本以下であることが好ましく、10本以下がより好ましく、5本以下であることがさらに好ましい。下限は0本である。
また、本発明の織物は伸長性を有しているため、柔軟な風合いを有しながら織密度等の制御により、高い耐水圧を得ることができる。本発明の織物の好ましい態様においては、耐水圧が250mmHO以上であることが好ましく、400mmHO以上であることがより好ましく、550mmHO以上であることがさらに好ましい。また、耐水圧は高いほど好ましいが、一方で伸長性が低下するため、上限としては2000mmHO以下であることが好ましい。250mmHO以上とすることで、例えばウインドブレーカーとした場合に、風雨に対して耐水性があり、衣服内に雨がしみこんでくるのを防ぐことができる。
本発明の織物は、例えば、以下のようにして製造することができる。
同方向に配列した糸にクリンプ率差を付ける方法として、製織時に同方向に配列される織糸YA、織糸YBの原糸を異なる張力で製織する方法等を挙げることができる。
例えば、以下のような方法が挙げられる。
織糸YA、織糸YBが経糸方向に配列する場合、製織時において、クリンプ率Bを有するよう制御する経糸(以下、クリンプ率Bの経糸と称する場合もある)は張力を高くするとともに、クリンプ率Aを有するよう制御する経糸(以下、クリンプ率Aの経糸と称する場合もある)は開口に支障のない範囲で張力を低くして製織することが好ましい。このようにして、同方向に少なくとも2種の織糸を異なる張力で配列して製織できる。本発明のクリンプ率の範囲とするために、製織時の張力を制御することが容易性の点で好ましい。高密度化の観点から、織糸YBの原糸の張力が織糸YAの原糸の張力の2倍以上とすることが好ましく、2.5倍以上とすることがより好ましい。クリンプ率Bに対しクリンプ率Aを大きくしたい場合にはクリンプ率Bの経糸張力に対し、クリンプ率Aの経糸張力を小さくすればよく、所望クリンプ率A、Bが得られるよう適宜調整できる。なお、原糸強度に懸念がある場合には、張力の比を小さく制御する。
一般に、高密度の織物で、経糸のクリンプ率を大きくするため、製織時に経糸の張力を低くすると、バンピング(緯糸打戻)が起こるため、緯糸密度を高くすることが難しい。しかしながら、上記の実施形態によれば、クリンプ率Bの経糸を支点にしてクリンプ率Aの経糸で緯糸を拘束することができ、バンピングを抑制することができる。そのため、クリンプ率Aの経糸のクリンプ率を大きくすることができる。
経糸張力を上記範囲内に調整する具体的方法としては、織機の経糸送り出し速度を調整する他、緯糸の打ち込み速度を調整する方法が上げられる。経糸張力が製織中に実際に上記範囲になっているかどうかは、例えば織機稼働中に経糸ビームとバックローラーとの中間において、経糸一本当たりに加わる張力を張力測定器で測ることで確認することができる。
また、織糸YA、織糸YBが緯糸である場合、緯糸を経糸開口間に挿入するときの張力を調整すればよい。
前記織物の織組織は平組織であるが、経糸と緯糸を交互に浮き沈みさせることにより、交錯させて製織されるものであり、経糸と緯糸を1本ずつ交錯させて製織される平織物の他、応用組織として緯糸を同口で数本入れるタテ拡大組織、隣り合う経糸数本を同開口にしたヨコ拡大組織でも良く、バスケット織のようにタテヨコ共に数本ずつ並べて組織する織物でも良く、引裂強力を向上させるためにリップストップ組織も適用される。中でも、耐水性とダウンプルーフ性を有し、かつ、伸長性を有する衣料とした際の軽量性やコンパクト性の観点から、織物厚みが薄い平組織またはリップストップ組織が好ましい。
また、前記織物の製造に使用する織機も特に限定されず、ウォータージェット織機やエアージェット織機、レピア織機を使用することができる。
製織した織物は、一般的な加工機械を使って、精練、リラックス、プリセット、染色、仕上げ加工してもよい。
本発明の織物は、カレンダー加工が施されていると、クリンプ率の大きい糸が圧縮されて押し広げられるため織物交錯点を覆い、薄地で低通気度の織物を得る等の効果によって、より高い耐水圧を達成し得るため好ましい。カレンダー加工前より相対的に平滑な面を織物の片面のみとすることもでき、また両面に施されても良い。カレンダー加工の回数は特に限定されない。
カレンダー加工の温度は特に限定されないが、使用素材のガラス転移温度より80℃以上高いことが好ましく、120℃以上高いことがより好ましく、使用素材の融点より20℃以上低いことが好ましく、30℃以上低いことがより好ましい。カレンダー加工の温度を前記範囲にすることにより、低通気度と高引裂き強力を両方維持できる織物が得られる。一方、前記カレンダー加工の温度が使用素材のガラス転移温度+80℃以上であることで、適度な圧縮度合が得られ、耐水性を有する織物を得ることができる。また、使用素材の融点-20℃以上低いことで、適度な圧縮度合が得られ、織物の引裂き強力に優れる。
例えば、ポリアミドを素材とする場合、カレンダー加工の温度は、120℃~200℃であることが好ましく、130℃~190℃であることがより好ましい。また、ポリエステルを素材とする場合、カレンダー加工の温度は160℃~240℃であることが好ましい。織物の片面のみを平滑とする場合には、カレンダーロールのいずれか一方のみをこれらの温度とする等により実施することができる。
カレンダー加工の圧力は、0.98MPa(10kgf/cm)以上であることが好ましく、1.96MPa(20kgf/cm)以上であることがより好ましい。また、5.88MPa(60kgf/cm)以下であることが好ましく、4.90MPa(50kgf/cm)以下であることがより好ましい。カレンダー加工の圧力を前記範囲にすることにより、低通気度と引裂き強力をバランスできる織物が得られる。一方、カレンダー加工の圧力が0.98MPa(10kgf/cm)以上であることで、適度な圧縮度合が得られ、優れた耐水性を有する織物が得られる。また、5.88MPa(60kgf/cm)以下とすることで、適度に圧縮されて、織物の引裂き強力が優れるものとなる。
カレンダーロールの材質は特に限定されないが、少なくとも一方のロールが金属製であることが好ましい。金属ロールはそれ自身の温度を調節することができ、かつ生地表面を均一に圧縮することができる。もう一方のロールは特に限定されないが、金属製または樹脂製が好ましく、樹脂製の場合はナイロン製が好ましい。片方のロールが金属製で、もう一方のロールが樹脂製であれば、容易に織物の片面を優先的に平滑とすることができる。
本発明の織物は、撥水加工が施されていることが好ましく、各種機能加工や、風合いや織物の強力を調整するための柔軟仕上げを併用することができる。
撥水剤としては一般的な繊維用撥水加工剤でよく、例えば、シリコーン系撥水剤、パーフルオロアルキル基を有するポリマーからなるフッ素系撥水剤、パラフィン系撥水剤が好適に用いられる。なかでも、フッ素系撥水剤を用いると、被膜の屈折率を低く抑えることができ、さらに、繊維表面における光の反射を低減できるため、特に好ましい。撥水加工の方法は、パディング法、スプレー法、プリント法、コーティング法、グラビア法など一般的な方法を用いることができる。
柔軟剤としては、アミノ変性シリコーンやポリエチレン系、ポリエステル系、パラフィン系柔軟剤等を用いることができる。
このようにして得られた織物は、耐水性やダウンプルーフ性と柔軟性に優れた織物となり、ダウンウエア、ダウンジャケット、スポーツ衣料、ふとん、寝袋、傘地、医療用基材等に好適に使用することができる。
以下、本発明の実施例を比較例と共に説明する。なお、本実施例で用いる各種特性の測定方法は、以下のとおりである。
(1)総繊度、フィラメント数
総繊度は、JIS L 1013:2010 8.3.1 (A法)(正量繊度)に基づき測定した。またフィラメント数は、JIS L 1013:2010 8.4に基づき測定した。
(2)織密度
織密度は、JIS L 1096:2010 8.6.1(A法)に基づき測定した。試料を平らな台上に置き、不自然なしわや張力を除いて、異なる5カ所について0.5cm間のタテ糸およびヨコ糸の本数を数え、それぞれの平均値を算出し、2.54cm当たりの本数に換算した。
(3)クリンプ率
クリンプ率は、JIS L 1096:2010 8.7(B法)に準じ、一部以下のように変更して測定した。試料を平らな台上に置き、不自然なしわや張力を除いて、クリンプ率の異なる糸A、糸Bが配置された方向において、異なる3カ所で200mmの距離に印をつけ、この印内の糸各10本を解いて分解糸とし、JIS L 1013の5.1に規定された初荷重の下で真っすぐに張った長さをそれぞれ測定して変化長を計算した。得られたクリンプ率のうち、上位3点の平均値をクリンプ率A、下位3点の平均値をクリンプ率Bとした。
(4)カバーファクター
カバーファクター(Cf)は、以下の式により求めた。
Cf=N×(D1/2+N×(D1/2
:経糸織密度(本/2.54cm)
:緯糸織密度(本/2.54cm)
:経糸総繊度(dtex)
:緯糸総繊度(dtex)。
(5)通気度
通気度は、JIS L 1096:2010 8.26.1(A法)(フラジール法)に基づき測定した。
(6)耐水圧
耐水圧は、JIS L 1092:2009 7.1.1(A法)(低水圧法)に基づき測定した。
(7)ダウンプルーフ性
ダウンプルーフ性は、GB T 12705.1-2009紡織品テキスタイルダウン抜け試験方法 第一部: 摩擦法に基づき測定した。
(8)伸長率
伸長率は、JIS L 1096:2010 8.16.1(B法)(織物の定荷重法)に基づき織物の縦方向および横方向を測定し、値の大きいものを伸長性として採用した。
(9)ワライ
伸長性はJIS L 1096:2010 8.14.2(B法)(グラブ法)の要領で、生地に3kg/cmの荷重を与えて1時間保持し、その後除荷して1時間静置した際のタルミの程度を以下の基準で判定した。
〇:タルミ無し~ややあり
×:タルミ著しい。
[実施例1]
クリンプ率Aの織糸YAの原糸(A1)およびクリンプ率Bの織糸YBの原糸(B1)として、22dtex、20フィラメントのナイロン6繊維を経糸に用いた。また、織糸YCとして、22dtex、1フィラメントのポリウレタン弾性糸を3倍に延伸し、22dtex、20フィラメントのナイロン6繊維でカバリングした弾性複合糸(29dtex、21フィラメント)を緯糸に用いた。
そして、製織時において、原糸A1と原糸B1を5:5の本数比で一本ずつ交互に配置し、原糸A1の張力の2.5倍を糸B1の張力として、経密度を275本/2.54cmに、緯密度を190本/2.54cmに設定し、経糸、緯糸とも1本ずつ交錯させた平織組織にて製織して、平織物を得た。得られた平織物を、通常のナイロン6繊維織物の加工方法に基づき、精練・リラックス処理・乾燥・熱セット・染色・乾燥を行い、次いで撥水加工を実施した後、カレンダー加工(加工条件:シリンダー加工、温度170℃、圧力2.45MPa(25kgf/cm、速度20m/min)を織物の片面に1回施して、経糸密度が320本/2.54cm、緯糸密度が200本/2.54cm、カバーファクターが2578である平織物を得た。得られた平織物について各種評価を行った。
得られた平織物の特性を表1に示す。また、得られた平織物の表面SEM写真を図1に示した。
[実施例2]
クリンプ率Aの織糸YAの原糸(A2)として、22dtex、20フィラメントのナイロン繊維を、クリンプ率Bの織糸YBの原糸(B2)として22dtex、1フィラメントのポリウレタン弾性糸を3倍に延伸し、22dtex、20フィラメントのナイロン6繊維でカバリングした弾性複合糸(29dtex、21フィラメント)を経糸に用いた。また、織糸YCとして、22dtex、1フィラメントのポリウレタン弾性糸を3倍に延伸し、22dtex、20フィラメントのナイロン6繊維でカバリングした弾性複合糸(29dtex、21フィラメント)を緯糸に用いた。
そして、製織時において、原糸A2と原糸B2を5:5の本数比で一本ずつ交互に配置し、原糸A2の2.5倍の張力を原糸B2の張力として、経密度を275本/2.54cmに、緯密度を190本/2.54cmに設定し、経糸、緯糸とも1本ずつ交錯させた平織組織にて製織して、平織物を得た。得られた平織物を、通常のナイロン6繊維織物の加工方法に基づき、精練・リラックス処理・乾燥・熱セット・染色・乾燥を行い、次いで撥水加工を実施した後、カレンダー加工(加工条件:シリンダー加工、温度170℃、圧力2.45MPa(25kgf/cm、速度20m/min)を織物の片面に1回施して、経糸密度が320本/2.54cm、緯糸密度が200本/2.54cm、カバーファクターが2578である平織物を得た。得られた平織物について各種評価を行った。特性を表1に示す。
[実施例3]
クリンプ率Aの織糸YAの原糸(A3)およびクリンプ率Bの織糸YBの原糸(B3)として、56dtex、144フィラメントのポリエチレンテレフタレート繊維を経糸に用いた。また、織糸YCとして、33dtex、1フィラメントのポリウレタン弾性糸を3倍に延伸し、56dtex、144フィラメントのポリエチレンテレフタレート繊維でカバリングした弾性複合糸(67dtex、145フィラメント)を緯糸に用いた。
そして、製織時において、原糸A3と原糸B3を5:5の本数比で一本ずつ交互に配置し、原糸A3の2.5倍の張力を原糸B3の張力として、経密度を190本/2.54cmに、緯密度を200本/2.54cmに設定し、経糸、緯糸とも1本ずつ交錯させた平織組織にて製織して、平織物を得た。得られた平織物を、通常のポリエステル繊維織物の加工方法に基づき、精練・リラックス処理・乾燥・熱セット・染色・乾燥を行い、次いで撥水加工を実施した後、カレンダー加工(加工条件:シリンダー加工、温度170℃、圧力2.45MPa(25kgf/cm、速度20m/min)を織物の片面に1回施して、経糸密度が205本/2.54cm、緯糸密度が220本/2.54cm、カバーファクターが3335である平織物を得た。得られた平織物について各種評価を行った。特性を表1に示す。
[比較例1]
56dtex、36フィラメントのポリエチレンテレフタレート繊維を経糸と緯糸に用いた。
そして、製織時において経糸に張力差を付けず、経密度を152本/2.54cmに、緯密度を96本/2.54cmに設定し、経糸、緯糸とも1本ずつ交錯させた平織組織にて製織して、平織物を得た。得られた平織物を、通常のポリエステル繊維織物の加工方法に基づき、精練・リラックス処理・乾燥・熱セット・染色・乾燥を行い、次いで撥水加工を実施した後、カレンダー加工(加工条件:シリンダー加工、温度170℃、圧力2.45MPa(25kgf/cm、速度20m/min)を織物の片面に1回施して、経糸密度が180本/2.54cm、緯糸密度が107本/2.54cm、カバーファクターが2148である平織物を得た。得られた平織物について各種評価を行った。特性を表1に示す。伸長率が低く風合いが硬い織物であった。
[比較例2]
クリンプ率Aの織糸YAの原糸(A4)およびクリンプ率Bの織糸YBの原糸(B4)として、22dtex、20フィラメント、のナイロン6繊維を経糸に用いた。また、28dtex、48フィラメントのポリアミド繊維を緯糸に用いた。
そして、製織時において、原糸A4と原糸B4を5:5の本数比で一本ずつ交互に配置し、原糸A4の2.5倍の張力を糸B1の張力として、経密度を290本/2.54cmに、緯密度を190本/2.54cmに設定し、経糸、緯糸とも1本ずつ交錯させた平織組織にて製織して、平織物を得た。得られた平織物を、通常のナイロン6繊維織物の加工方法に基づき、精練・リラックス処理・乾燥・熱セット・染色・乾燥を行い、次いで撥水加工を実施した後、カレンダー加工(加工条件:シリンダー加工、温度170℃、圧力2.45MPa(25kgf/cm、速度20m/min)を織物の片面に1回施して、経糸密度が324本/2.54cm、緯糸密度が210本/2.54cm、カバーファクターが2631である平織物を得た。得られた平織物について、得られた平織物について各種評価を行った。特性を表1に示す。伸長率が低く風合いが硬い織物であった。
[比較例3]
経糸用として、56dtex、144フィラメントのポリエチレンテレフタレート加工糸を用いた。一方、緯糸用として、56dtex、24フィラメントの顕在性高捲縮ポリエチレンテレフタレート加工糸を用いた。
そして、製織時において経糸に張力差を付けず、経密度を238本/2.54cmに、緯密度を250本/2.54cmに設定し、経糸、緯糸とも1本ずつ交錯させた二重組織の平織物を製織した。得られた織物を、通常のポリエステル繊維織物の加工方法に基づき、精練・リラックス処理・乾燥・熱セット・染色・乾燥を行い、次いで撥水加工を実施した後、カレンダー加工(加工条件:シリンダー加工、温度170℃、圧力2.45MPa(25kgf/cm、速度20m/min)を織物の片面に1回施して、経糸密度が260本/2.54cm、緯糸密度が275本/2.54cm、カバーファクターが4004である平織物を得た。得られた平織物について各種評価を行った。特性を表1に示す。ワライが発生しやすく衣料に向かない織物であった。
[比較例4]
56dtex、36フィラメントのポリエチレンテレフタレート繊維を経糸に用い、33dtex、1フィラメントのポリウレタン弾性糸を3倍に延伸し、56dtex、144フィラメントのポリエチレンテレフタレート繊維でカバリングした弾性複合糸(67dtex、145フィラメント)を緯糸に用いた。
そして、製織時において経糸に張力差を付けず、経密度を152本/2.54cmに、緯密度を88本/2.54cmに設定し、経糸、緯糸とも1本ずつ交錯させた平織組織にて製織して、平織物を得た。得られた平織物を、通常のポリエステル繊維織物の加工方法に基づき、精練・リラックス処理・乾燥・熱セット・染色・乾燥を行い、次いで撥水加工を実施した後、カレンダー加工(加工条件:シリンダー加工、温度170℃、圧力2.45MPa(25kgf/cm、速度20m/min)を織物の片面に1回施して、経糸密度が180本/2.54cm、緯糸密度が98本/2.54cm、カバーファクターが2149である平織物を得た。得られた平織物について各種評価を行った。特性を表1に示す。耐水性およびダウンプルーフ性に劣る織物であった。
[比較例5]
56dtex、36フィラメントのポリエチレンテレフタレート繊維を経糸に用い、33dtex、1フィラメントのポリウレタン弾性糸を3倍に延伸し、56dtex、144フィラメントのポリエチレンテレフタレート繊維でカバリングした弾性複合糸(67dtex、145フィラメント)を緯糸に用いた。
そして、製織時において経糸に張力差を付けず、経密度を195本/2.54cmに、緯密度を100本/2.54cmに設定し、経糸、緯糸とも1本ずつ交錯させた平織組織にて製織して、平織物を得た。得られた平織物を、通常のポリエステル繊維織物の加工方法に基づき、精練・リラックス処理・乾燥・熱セット・染色・乾燥を行い、次いで撥水加工を実施した後、カレンダー加工(加工条件:シリンダー加工、温度170℃、圧力2.45MPa(25kgf/cm2、速度20m/min)を織物の片面に1回施して、経糸密度が205本/2.54cm、緯糸密度が110本/2.54cm、カバーファクターが2434である平織物を得た。得られた平織物について各種評価を行った。特性を表1に示す。伸長率が低く風合いが硬い織物であった。
Figure 2022021491000001
1.クリンプ率Aの経糸
2.クリンプ率Bの経糸
3.緯糸

Claims (12)

  1. 同方向に配列した織糸YAと織糸YBを含む織物であって、織糸YAのクリンプ率Aは織糸YBのクリンプ率Bの1.2倍以上であり、かつ少なくとも経糸緯糸のいずれかに弾性糸を含む織物。
  2. 前記織糸YAのクリンプ率Aが15%以上である請求項1に記載の織物。
  3. 前記織糸YAと前記織糸YBとの本数比が4:6~6:4である請求項1または2に記載の織物。
  4. 前記弾性糸が前記織糸YBに含まれる、請求項1~3のいずれかに記載の織物。
  5. 前記弾性糸を含む織糸YCが、前記織糸YAおよび前記織糸YBと垂直の関係にある、請求項1~4のいずれかに記載の織物。
  6. 少なくとも経方向または緯方向のいずれかの伸長率が3.0%以上である請求項1~5のいずれかに記載の織物。
  7. カバーファクターが2000~4000である請求項1~6のいずれかに記載の織物。
  8. 通気度が3.0cm/cm・sec以下である請求項1~7のいずれかに記載の織物。
  9. GB T 12705.1-2009紡織品テキスタイルダウン抜け試験方法 第一部: 摩擦法によるダウン抜けが30本以下である請求項1~8のいずれかに記載の織物。
  10. 耐水圧が250mmHO以上である請求項1~9のいずれかに記載の織物。
  11. 前記織物が平組織またはリップストップ組織である請求項1~10のいずれかに記載の織物。
  12. 請求項1~11のいずれかに記載の織物において、同方向に少なくとも2種の織糸を異なる張力で配列して製織することを特徴とする織物の製造方法。
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