JP4310526B2 - 高密度織物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、樹脂コーティングやフィルムラミネートを施すことなく、耐水度において1000mm以上の優れた防水性能を発揮し、良好な透湿性を備え、しかも組織構造の安定な高密度織物に関する。
【0002】
【従来の技術】
スポーツ分野,アウトドア分野,医療分野等で使用される織物には、透湿性のほか、防水性を備えることが要求される場合がある。織物に防水性能を持たせる手段としては、高密度化,樹脂コーティング,防水フィルムのラミネート等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
織物に樹脂コーティングや防水フィルムのラミネートを施した場合、優れた防水性能が得られるものの、透湿性が低下して、着用時の快適性を損なうおそれがある。他方、高密度化による場合は、透湿性を確保できるものの、従来製品では初期は防水性能が高くても、反復使用や洗濯によって組織構造に乱れを来し、防水性能がJIS L1092に規定する耐水度で500〜800mm程度の値しか安定しては得られなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、従来に比して格段に優れた防水性能を発揮すると共に良好な透湿性を備え、しかも組織構造が安定である高密度織物を提供することを目的とするものである。本発明に係る高密度織物の特徴とするところは、経糸のデニール値が緯糸のデニール値の1.5倍以上であり、経糸のカバーファクターと緯糸のカバーファクターとの合計値が3000以上であり、経糸のカバーファクター値の上記カバーファクター合計値に占める割合が70%以上に設定され、撥水加工が施され、経糸と緯糸との交点の隙間が閉塞されていないことにある。
【0005】
かかる構成を採用することにより、経糸と緯糸との交点に形成される隙間の個数が少なくなると共に隙間自体の開口面積もきわめて小さくなるので、高い防水性能を発揮することができ、また組織が緻密化するので、使用や洗濯を反復しても組織構造が変化しにくくなる。しかも、樹脂コーティングやフィルムラミネートが不要となるから、透湿性も確保される。経糸と緯糸のカバーファクター合計値が3000以上でなければ、組織の高密度化が不十分となり、防水性能や組織構造の安定性を低下させるおそれがある。なお、経糸のカバーファクターの割合が70&以上でなければ、経糸と緯糸との交点の個数が多くなり、所要の防水性能が得られなくなる可能性がある。但し、上記においてカバーファクターは、糸の密度を1インチ(=2.54cm)当たりの糸の本数とすると、(糸の密度)×(糸のデニール)1/2 で与えられる。また撥水加工は、フッ素系やシリコン系等の撥水剤を用いた浸漬法によりなされるが、撥水剤は低粘度(約100cps以下)であるため、経糸と緯糸との交点の隙間や糸を構成する繊維間の隙間を閉塞しないので、織物の透湿性を損なわない。
【0006】
前記高密度織物において、好ましくは、経糸及び緯糸を合成繊維フィラメント糸より成るものとする。合成繊維フィラメント糸は強靱で表面が滑らかであるから、織物の強度が増大すると共に、経糸と緯糸との交点の隙間をより小さくできるので防水性能が向上する。また織物組織は、高密度化し易く且つ組織安定性に優れている平織り,斜子等の変化平織り,綾織り等を採用することが望ましい。さらにカレンダー加工を織物に施すことも可能である。カレンダー加工により、組織構造がより緻密化し、防水性能が高まる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明者らは、高密度織物における防水性能を高め且つ組織構造の安定性を向上させるための方策について鋭意研究を行った結果、経糸と緯糸との交点の隙間を出来るだけ小さくすると共に、織物の表面構造を経糸主体とすればよいことが分かった。そして、そのための条件として、下記項目▲1▼〜▲4▼が重要であることを見いだした。
▲1▼経糸及び緯糸の太さ(デニール)の関係
▲2▼経糸のカバーファクターと緯糸のカバーファクターとの関係
▲3▼経糸及び緯糸の種類
▲4▼織物組織
【0008】
糸の太さについては、経糸の太さ(デニール値)を緯糸のデニール値の1.5倍以上とする。これにより、経糸が交点を覆って隙間を小さくする構造となるので、高い防水性能が得られる。なお本発明では、緯糸については、経糸よりデニール値が小さく設定されるので、比較的強度が大きい材質の糸を使用することが好ましい。
【0009】
カバーファクター〔=(糸の密度)×(糸のデニール)1/2 〕については、経糸及び緯糸のカバーファクターの合計値を3000以上とすると共に、当該カバーファクター合計値に占める経糸のカバーファクターの割合を70%以上とした。従来の織物では、経糸のカバーファクターの割合が50〜60%程度であったのに対し、本発明に係る高密度織物では、経糸カバーファクターの割合を70%以上という高い値に設定したので、経糸と緯糸との交点の個数が少なくなり、それだけ透水性を低下させることができる。また従来の一般的な高密度織物の経糸・緯糸のカバーファクター合計値が1800以上であるのに対し、本発明の高密度織物ではカバーファクター合計値を3000以上と非常に大きい値に設定したので、経糸と緯糸との交点の隙間を非常に小さくできると共に、織物組織が緻密化して組織安定性が向上するので、経糸と緯糸との交点における糸ずれ等による隙間構造の変化が抑制される。すなわち、反復使用や洗濯等に対して隙間構造が変化しにくい高密度織物が得られる。なお、経糸と緯糸とのカバーファクター合計値を3000以上とするためには、織機上で高密度化操作すると共に、沸水収縮率が15%以上(好ましくは25%以上)の高収縮糸を使用することが好ましい。
【0010】
糸の材質については、経糸及び緯糸の両方を、例えばポリエステル系・ナイロン系・芳香族アラミド系などの強靱で表面の滑らかな合成繊維フィラメント糸とするのが望ましい。これにより、組織構造が緻密化すると共に、経糸と緯糸との交点の隙間が小さくなるので、防水性能を一層向上させることができる。
【0011】
織物組織については、高密度化し易く且つ組織安定性に優れた組織を採用することが望ましく、例えば斜子等の変化平織や綾織りなどが該当する。
【0012】
撥水加工は、フッ素系,シリコン系の撥水剤で低粘度(約100cps以下)のものを用い、浸漬法により含浸させたのちパディング,マングル絞り,ナイフしごき等を行う方法によりなされる。
【0013】
前記の如き要件に従って製造される織物は、高密度化されており、経糸と緯糸との交点の隙間が極小になっているため、優れた防水性能及び組織安定性を発揮する。しかも樹脂コーティングやフィルムラミネートが不要なので、経糸と緯糸との交点の隙間が閉塞されることがなく、糸を構成する繊維一本一本の間に湿気が通過し得る微細な隙間が存在するから、蒸れ感の少ない製品を提供できる。従って、必要に応じて染色加工を施せば、スポーツ用,アウトドア用,手術衣等の医療用として最適な織物を提供することができる。
【0014】
所望により、染色加工工程で通常行うカレンダー仕上げ加工を施した場合は、経糸と緯糸との交点の隙間を一層小さくできるので非常に効果的である。但し、カレンダー加工を施すと、特に合成繊維フィラメント糸で製作した織物では、表面が平滑になりやすく、織物の風合いが変化し又は損なわれるおそれがある。そこで、表面感触を調整するため、各種フィラメント糸を利用することが考えられる。例えばウーリー加工糸やタスラン加工糸を使用すると、経糸と緯糸との交点の隙間が小さくなるだけでなく、表面に微細な凹凸が形成されてスパン調の風合いが得られる、という利点が発揮される。
【0015】
【実施例】
以下、本発明に係る高密度織物の具体例を説明する。なお本実施例中、耐水度はJIS L1092に規定する低水圧法により、通気性はJIS L1096に規定するフラジール法によりそれぞれ測定した。また、カバーファクターの値は、前述の式(糸の密度)×(糸のデニール)1/2 に基づき計算により求めた。(但し、糸の密度=2.54cm当たりの糸の本数)
【0016】
経糸には、沸水収縮率25%の高収縮ポリエステル繊維30デニール12フィラメントと、普通収縮のポリエステル繊維64デニール144フィラメントとを用い、オーバフィード率を芯糸3%鞘糸6%にそれぞれ設定し、200m/分の糸速で常温で製作したタスラン加工糸(93デニール、フィラメント数156)に、メーター当たり200回の撚りを掛けたものを使用した。一方、緯糸には、高収縮ポリエステル繊維30デニール12フィラメントの糸を無撚で使用した。上記経糸及び緯糸を用い、エアー織機により、片マット組織の高密度織物を製作した。得られた織物の経糸密度は212本/2.54cm、緯糸密度は112本/2.54cmであった。前掲の数値に基づき算出した当該織物の経糸カバーファクターは2044、緯糸カバーファクターは613で、その比率は77:23であり、経糸及び緯糸のカバーファクター合計値は2657であった。
【0017】
前記織物を通常のポリエステル加工と同様の工程で精練、染色したのち、撥水加工を施し、さらにカレンダー加工を行った。本実施例で、撥水加工に用いた撥水液の組成は、フッ素系成分としてアサヒガードAG710(旭ガラス株式会社製)5%・メラミン系成分としてスミテックスレジン380K(住友化学株式会社製)0.4%・触媒としてキャタリストACX(平松油化株式会社製)0.1%であり、この撥水液を繊維重量比60%で用いて撥水加工を施した。またカレンダー加工は、温度180°C・圧力37kg/cmの条件で行った。仕上がり製品の経糸密度は258本/2.54cm、緯糸密度は143本/2.54cmであった。当該織物製品の経糸カバーファクターは2488、緯糸カバーファクターは783となり、その比率は76:24、経糸及び緯糸のカバーファクター合計値は3271であった。従って当該織物は、表面の約76%が経糸で構成されていると言うことができる。
【0018】
前述のようにして製作した本発明に係る高密度織物製品の特性について試験したところ、耐水度は1350mm、通気性は0.26cc/cm2 ・秒の値を示した。すなわち本発明に係る高密度織物製品は、きわめて高い耐水度を示すことから、優れた防水性能を発揮することが分かる。また通気性の値が小さいことから、構造が非常に緻密で組織安定性に優れていることが理解される。実際、当該織物製品は、洗濯を10回を実行した後も、1000mm以上の耐水度を保有しており、このことからも組織構造がきわめて安定であることが証明される。
【0019】
【発明の効果】
本発明に係る高密度織物は、経糸と緯糸との交点の隙間が小さく組織が緻密化されているので、耐水度で1000mm以上もの、従来製品に比して格段に優れた防水性能を発揮する。また、樹脂コーティングやフィルムラミネートが不要であるから、透湿性が確保される。それ故、着用快適性に優れた衣料製品を提供でき、またスポーツ用、アウトドア用,医療用など、防水性と同時に透湿性が要求される分野に好適な織物製品を提供することができる。しかも、経糸と緯糸との交点において糸ずれが起こりにくく、組織構造が安定であるから、反復使用や洗濯によって防水性能が低下するおそれがない。
Claims (4)
- 経糸のデニール値が緯糸のデニール値の1.5倍以上であり、経糸のカバーファクターと緯糸のカバーファクターとの合計値が3000以上であり、経糸のカバーファクター値の上記カバーファクター合計値に占める割合が70%以上に設定され、撥水加工が施され、経糸と緯糸との交点の隙間が閉塞されていないことを特徴とする高密度織物。
- 経糸及び緯糸が合成繊維フィラメント糸より成る請求項1に記載の高密度織物。
- 織物組織が平織り、斜子織り等の変化平織り、又は、綾織りである請求項1又は2に記載の高密度織物。
- カレンダー加工を施した請求項1乃至3のいずれかに記載の高密度織物。
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