JP2022020289A - 加工装置 - Google Patents

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貴裕 山中
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【課題】加工装置において、大きな加工屑を排水口から排水管に流し入れないようにし、かつ、大きな加工屑によって排水口からの排水が妨げられないようにする。【解決手段】被加工物90を保持する保持手段30と、被加工物90を加工する加工手段7と、被加工物90に加工水を供給する加工水供給部6と、加工手段7で被加工物90を加工した加工屑を含んだ廃液を受け止めるウォーターケース4と、ウォーターケース4に形成される排水口406と、を備え、排水口406を覆いウォーターケース4に配置される網カゴ2と、網カゴ2の下方から網カゴ2に向かってエアを噴射するエア噴射部42と、を備えた加工装置1。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体ウェーハ等の被加工物を加工する加工装置に関する。
チャックテーブルに保持されたウェーハを研削砥石で研削する研削装置は、チャックテーブルと研削砥石とを収容する加工室内で被加工物に加工水を供給しながら研削している。また、加工室の下方に位置しており使用済みの加工水(廃液)を受け止めるウォーターケースは、側板と、側板の下端を連結させた底板と、側板の上端を連結した天板と、底板と側板とが連結した部分に形成され加工屑を含んだ廃液を装置外に排出させる排水口とを備えている。
研削加工をしている際に、研削砥石が欠けたり、ウェーハが欠けたりすることがある。この欠けた研削砥石や欠けたウェーハ等の大きな屑が排水口を通り排水管を詰まらせることがないように、例えば特許文献1に開示されているろ過装置のように排水口に網カゴを設けている。
特開2015-039759号公報
しかし、この網カゴに欠けた研削砥石や、欠けたウェーハが引っかかることで排水口からの廃液の流れが妨げられ、廃液をウォーターケースから漏水させるという問題がある。
したがって、研削装置などの加工装置においては、欠けた研削砥石や、欠けたウェーハ等の大きな屑を排水口から排水管に流し入れないようにするとともに、大きな屑によって該排水口からの排水の流れが妨げられないようするという課題がある。
上記課題を解決するための本発明は、被加工物を保持する保持手段と、被加工物を加工する加工手段と、被加工物に加工水を供給する加工水供給部と、該加工手段で被加工物を加工した加工屑を含んだ廃液を受け止めるウォーターケースと、該ウォーターケースに形成される排水口と、を備える加工装置であって、該排水口を覆い該ウォーターケースに配置される網カゴと、該網カゴの下方から該網カゴに向かってエアを噴射するエア噴射部と、を備えた加工装置である。
本発明に係る加工装置は、排水口を覆いウォーターケースに配置される網カゴと、網カゴの下方から網カゴに向かってエアを噴射するエア噴射部と、を備えていることで、網カゴに例えば排水口をふさぐようにして大きな屑が引っかかったとしても、エア噴射部から噴射したエアによって大きな屑が上昇して網カゴ内上方で大きな屑が浮きながら踊るように動かされるので、排水口からの廃液の流れが大きな屑によって妨げられることが無い。
加工装置の一例を示す斜視図である。 ウォーターケース、網カゴ、及びエア噴射部を説明する斜視図である。 エア噴射部から噴射したエアによって網カゴ内上方で大きな屑が浮きながら踊るように動かされることで、排水口からの廃液の流れが大きな屑によって妨げられることが無いようになる状態を説明する斜視図である。
図1に示す加工装置1は、保持手段30上に保持された被加工物90を加工手段7によって研削加工する装置であり、加工装置1の長手方向がY軸方向であるベース10上の前方(-Y方向側)は、保持手段30に対して被加工物90の着脱が行われる領域であり、ベース10上の後方(+Y方向側)は、加工手段7によって保持手段30上に保持された被加工物90の研削が行われる領域である。該研削が行われる領域には、加工手段7及び保持手段30の出入りが可能な図示しない加工室が形成されている。
なお、本発明に係る加工装置は、加工装置1のような加工手段7が1軸の研削装置に限定されるものではなく、粗研削手段と仕上げ研削手段とを備え、回転するターンテーブルで被加工物90を粗研削手段又は仕上げ研削手段の下方に位置づけ可能な2軸の研削装置等であってもよい。また、加工装置は、回転する切削ブレードで被加工物をチップに切り分ける切削装置であってもよい。
被加工物90は、例えば、シリコン母材等からなる円形の半導体ウェーハである。なお、被加工物90はシリコン以外にガリウムヒ素、サファイア、窒化ガリウム、セラミックス、樹脂、又はシリコンカーバイド等で構成されていてもよいし、矩形のパッケージ基板等であってもよい。また、被加工物90はデバイスが形成されていてもよいし、インゴットから切り出されデバイスが形成されていないウェーハであってもよい。
また、外周部分を一方の面側から所定の深さでエッジトリミングした半導体ウェーハであってもよい。
被加工物90を保持する図1に示す保持手段30は、例えば、その外形が円形状であり、ポーラス部材等からなり被加工物90を吸着する吸着部300と、吸着部300を支持する枠体301とを備える。吸着部300は図示しない吸引源に連通し、吸着部300の露出面である保持面302上で被加工物90を吸引保持する。なお、保持面302は、例えば、保持手段30の回転中心を頂点とする極めて緩やかな円錐斜面となっている。
図1に示すように、保持手段30は、カバー39によって囲繞されていると共に、その下方に配設された図示しないテーブル回転手段によってZ軸方向の回転軸を軸に回転可能である。また、保持手段30は、図1に示すカバー39及びカバー39に連結された蛇腹カバー390の下方に配設された図示しないY軸移動手段によってY軸方向に往復移動可能となっている。
図1に示すベース10上の研削領域には、コラム11が立設されており、コラム11の前面には加工手段7を保持手段30に対して離間又は接近するZ軸方向(鉛直方向)に研削送りする研削送り手段5が配設されている。研削送り手段5は、鉛直方向の軸心を有するボールネジ50と、ボールネジ50と平行に配設された一対のガイドレール51と、ボールネジ50の上端に連結しボールネジ50を回動させるモータ52と、内部のナットがボールネジ50に螺合し側部がガイドレール51に摺接する昇降板53とを備えており、モータ52がボールネジ50を回動させると、これに伴い昇降板53がガイドレール51にガイドされてZ軸方向に往復移動し、昇降板53に固定されている加工手段7がZ軸方向に研削送りされる。
保持手段30に保持された被加工物90を研削する加工手段7は、軸方向がZ軸方向であるスピンドル70と、スピンドル70を回転可能に支持するハウジング71と、スピンドル70を回転駆動するモータ72と、スピンドル70の下端に連結された円板状のマウント73と、マウント73の下面に着脱可能に装着された研削ホイール74と、ハウジング71を支持し研削送り手段5の昇降板53にその側面が固定されたホルダ75とを備える。
研削ホイール74は、平面視円環状のホイール基台741と、ホイール基台741の下面に環状に配置された略直方体形状の複数の研削砥石740とを備える。研削砥石740は、適宜のバインダー(接着剤)でダイヤモンド砥粒等が固着されて成形されており、主にその下面が研削面となる。
スピンドル70の内部には、純粋等を蓄えた加工水供給源60に連通し加工水の通り道となる図示しない流路が、スピンドル70の軸方向に貫通して設けられており、該図示しない流路は、さらにマウント73を通り、ホイール基台741の底面において研削砥石740に向かって加工水を噴出できるように開口している。該流路及び加工水供給源60によって、被加工物90に加工水を供給する加工水供給部6が構成される。
なお、研削時に、研削ホイール74は、保持手段30から水平方向に一部がはみ出すように位置づけられているため、そのはみ出した部分の研削ホイール74の内側に配設した加工水噴射ノズルを加工水供給部としてもよい。
加工装置1は、上記のように説明した加工装置1の各構成要素を制御可能な制御手段19を備えている。CPU及びメモリ等の記憶素子等で構成される制御手段19は、例えば、研削送り手段5、加工手段7、及び図示しないY軸移動手段等に電気的に接続されており、制御手段19の制御の下で、研削送り手段5による加工手段7の研削送り動作、加工手段7における研削ホイール74の回転動作、及びY軸移動手段による保持手段30の研削ホイール74に対する位置付け動作等が制御される。
保持手段30の移動経路両脇には、加工手段7で被加工物90を加工することで発生する加工屑を含んだ加工水(廃液)を受け止めるウォーターケース4の廃液流入口43が形成されている。ベース10内部に配設されたウォーターケース4は、平面視では矩形の桶状に形成されており、中央部に矩形状の図示しない開口を備えており、壁板で区切られた該開口内に保持手段30をY軸方向に往復移動させるボールネジ機構等の図示しないY軸移動手段が配設されている。
図1、2に示すように、ウォーターケース4の一領域には、例えば、網カゴ2を収容するための直方体状の空間であるカゴ収容部40が設けられている。そして、カゴ収容部40の図2における+Y方向側の側壁400と底板420との連結部分には、排水口406が貫通形成されており、排水口406には金属パイプやドレーンホース等からなる排水管407が連通している。例えば、排水管407は、図1に示すように、ベース10内部をY軸方向に延びてベース10の背面から外部に通じている。
ウォーターケース4内には、水を噴射させて、ウォーターケース4で受け止めた加工屑である、細かな研削屑、研削砥石740の欠けた破片、又は被加工物90の欠けた破片等を含む廃液を、ウォーターケース4内で排水口406に向かって流動させる図示しない流動ノズルが複数又は1つ配設されている。
加工装置1は、その側壁が排水口406を覆いウォーターケース4のカゴ収容部40に配置される例えば金属製の網カゴ2を備えている。網カゴ2のメッシュサイズは、研削中に欠けた研削砥石740や欠けた被加工物90等の大きな加工屑を通過させない大きさに設定されている。網カゴ2は、例えば、排水口406に対面する後壁20と、後壁20に一体的に連結されX軸方向において対向する一対の側壁21、側壁22と、後壁20の下端及び一対の側壁21、22の下端に連結された底部23とを備えており、後壁20にY軸方向において対向するカゴ開口24から、図示しない流動ノズルが生み出す流れに乗って流れてきた研削砥石740の破片、又は被加工物90の破片等が網カゴ2内に収容される。
カゴ収容部40の底板420は、カゴ収容部40に収容された網カゴ2の底部23下方から網カゴ2に向かってエアを噴射するエア噴射部42を構成する。底板420には、複数のエア噴射口423が例えば均等間隔を空けて開口している。なお、エア噴射口423の外形は図2に示す円形に限定されるものではなく、スリット状等になっていてもよい。
各エア噴射口423には、底板420内部で一本に合流して底板420の下面側に開口するエア供給路424がそれぞれ連通している。エア供給路424に連通する配管425には、コンプレッサー等で構成されるエア源429が連通している。例えば、配管425には、ソレノイドバルブ等の開閉バルブ426が配設されており、開閉バルブ426によってエア源429とエア噴射口423との連通状態と非連通状態とを切り換えることが可能となっている。例えば、開閉バルブ426は制御手段19に電気的に接続されており、制御手段19によって開閉動作が制御されている。
本実施形態においては、加工装置1は、ウォーターケース4内の水位の上昇を検知する図2に示すセンサ80を備えている。例えば、ウォーターケース4の天板44には、図2に示す浮き444をZ軸方向に昇降可能に支持する支持棒85が配設されている。支持棒85が挿通されウォーターケース4内に一部が挿入された浮き444は、例えばウォーターケース4内の水位が所定の高さよりも低く保たれており、ウォーターケース4内の廃液によって浮いていない状態においては、センサ80の検知領域よりも下方にはずれた位置に位置付けられた状態になっている。そして、例えば、網カゴ2の排水口406に対向する後壁20等に欠けた研削砥石740の破片や、欠けた被加工物90の破片が引っかかることで排水口406からの廃液の流れが妨げられて、ウォーターケース4内の水位が所定の高さを超えてくると、浮き444が廃液により浮き上がっていき、センサ80によって検知される。
センサ80は、例えば、検知光を投光する投光部と浮き上がった浮き444からの反射光を受光する受光部とが一体化された反射型の光電センサ、投光部と受光部とを浮き上がった浮き444を挟むように配設して、浮き444により受光部の受光量の減少することで浮き444を検知する透過型光電センサ、又は浮き444のセンサ80に対する接近を検知する静電容量型や磁気型の近接センサ等である。センサ80は、浮き444の検知に基づいて、ウォーターケース4内の水位が許容高さを超え始めている旨の情報を制御手段19に送信することができる。
以下に、図1に示す加工装置1において、保持手段30に保持された被加工物90を研削する場合の加工装置1の動作について説明する。
着脱領域内において、被加工物90が保持手段30の保持面302上に互いの中心を略合致させた状態で載置される。そして、図示しない吸引源により生み出される吸引力が保持面302に伝達され、保持手段30が保持面302上で被加工物90を吸引保持する。
次いで、被加工物90を吸引保持した保持手段30が、着脱領域から加工領域内の加工手段7の下まで+Y方向へ移動し、加工手段7の研削砥石740の回転中心が被加工物90の回転中心に対して所定距離だけ水平方向にずれ、研削砥石740の回転軌跡が被加工物90の回転中心を通るように保持手段30が位置づけされる。
そして、加工手段7が研削送り手段5により-Z方向へと送られ、回転する研削砥石740が被加工物90の上面に当接することで研削が行われる。研削中は、保持手段30が所定の回転速度で回転されるのに伴って、保持面302上に保持された被加工物90も回転するので、研削砥石740が被加工物90の上面の全面の研削加工を行う。
研削加工中には、加工水供給部6からスピンドル70を通して、加工水が研削砥石740と被加工物90の上面との接触部位に供給されて、接触部位が冷却・洗浄される。研削により発生した粉状の加工屑、欠けた研削砥石740の大きな破片、又は欠けた被加工物90の大きな破片を含んだ使用済みの加工水(廃液)は、保持面302上、及びカバー39上を流れていき、カバー39の両脇の廃液流入口43からウォーターケース4内に流下する。
図示しない流動ノズルが生み出す水流によって、図3に示す研削により発生した粉状の加工屑、欠けた研削砥石740の大きな破片7401、又は欠けた被加工物90の大きな破片901を含んだ廃液が排水口406に向かい、網カゴ2内にカゴ開口24から入る。細かな加工屑は、排水口406から排水管407を通り、加工装置1から出て図示しない廃液処理装置に回収される。廃液処理装置は、例えば、加工廃液を溜める液槽に陽極板と陰極板とを所定の間隔をあけて水没させ、陰極板と陽極板とに直流電力を供給し、プラスに帯電させた陽極板にマイナスに帯電する加工屑を付着させ、加工屑が取り除かれた浄水を再び加工装置1に循環させる。加工屑は非常に細かいため、排水管407をつまらせることはない。
排水管407をつまらせるおそれのある欠けた研削砥石740の大きな破片7401、又は欠けた被加工物90の大きな破片901は、網カゴ2に留まる。網カゴ2上に受け止められた研削砥石740の大きな破片7401、又は欠けた被加工物90の大きな破片901の量が所定量となった場合や予定された複数枚の被加工物90についての研削加工が終了した場合に、一度、図1に示す加工装置1の動作を停止させた後、オペレータがウォーターケース4の底部を攫う等の行為を行わなくとも、網カゴ2から欠けた研削砥石740の大きな破片7401、又は欠けた被加工物90の大きな破片901を除去し廃棄することが可能となる。または、欠けた研削砥石740の大きな破片7401、又は欠けた被加工物90の大きな破片901が貯められた網カゴ2を取り外して、中身を廃棄してもよい。
網カゴ2上に受け止められた研削砥石740の大きな破片7401、又は欠けた被加工物90の大きな破片901の量が所定量となるよりも前や複数枚の被加工物90についての研削加工の終了前に、主に排水口406に対面する後壁20等に研削砥石740の大きな破片7401、又は欠けた被加工物90の大きな破片901が集まってしまい、排水口406がふさがってしまうことで、排水口406から排水管407への排水ができなくなってしまう場合がある。その結果、桶状のウォーターケース4からベース10内部等に廃液が漏水してしまう事態が生じる場合がある。このような、事態を発生させないようにするために、加工装置1は図3に示すエア噴射部42を備えている。
例えば、加工装置1による被加工物90の研削加工が開始されると、制御手段19による制御の下で、開閉バルブ426が開かれ、エア源429が圧縮したエア4290を送り出す。該エア4290は、配管425、及びエア供給路424を通り複数のエア噴射口423からウォーターケース4のカゴ収容部40内に噴射される。さらに、該エア4290はカゴ収容部40内に収容された網カゴ2の底部23を通過して、網カゴ2内の研削砥石740の大きな破片7401、又は欠けた被加工物90の大きな破片901を網カゴ2のカゴ収容部40内の例えば水面付近まで持ち上げていき、踊るように動かし続けるため、排水口406に対面する後壁20等に研削砥石740の大きな破片7401、又は欠けた被加工物90の大きな破片901が集まって水の流れで取りついてしまい排水口406がふさがれてしまうといった事態を発生させないようにすることができる。そのため、研削砥石740の大きな破片7401、又は欠けた被加工物90の大きな破片901等の大きな加工屑を、排水口406から排水管407に網カゴ2で捕集し流し入れないようにするとともに、排水口406から排水管407への排水の流れが妨げられることもない。
エア噴射部42から網カゴ2内へのエア4290の噴射は、加工装置1において被加工物90の研削加工が行われている間常時行われてもよいし、以下に説明するように研削加工中の適宜のタイミングにおいてのみ実施してもよい。
例えば、排水口406に対面する後壁20等に研削砥石740の大きな破片7401、又は欠けた被加工物90の大きな破片901が集まってしまい排水口406がふさがってしまうことで、排水口406から排水管407への排水が滞り、ウォーターケース4内の廃液の水位が上昇することで許容水位を超えてくると、浮き444が廃液によって浮き上がっていき、センサ80によって検知される。そして、センサ80から検知信号が制御手段19に送信され、該検知信号を受けた制御手段19が開閉バルブ426を開く制御を行うことで、エア噴射部42が網カゴ2内へエア4290の噴射を開始させる。そして、排水口406が、網カゴ2の主に後壁20等に集まった研削砥石740の大きな破片7401、又は欠けた被加工物90の大きな破片901等によってふさがれている状態を解消するようにしてもよい。
本発明に係る加工装置1は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の効果を発揮できる範囲内で適宜変更可能である。
90:被加工物
1:加工装置 10:ベース 19:制御手段
30:保持手段 302:保持面 39:カバー 390:蛇腹カバー
11:コラム 5:研削送り手段 7:加工手段 74:研削ホイール 740:研削砥石
6:加工水供給部 60:加工水供給源
4:ウォーターケース 40:カゴ収容部 400:カゴ収容部の側壁 44:ウォーターケースの天板 444:浮き
406:排水口 407:排水管
42:エア噴射部 420:底板 423:エア噴射口 424:エア供給路 425:配管 426:開閉バルブ 429:エア源
43:廃液流入口
2:網カゴ 20:後壁 21、22:側壁 23:底部 24:カゴ開口
80:センサ 85:支持棒

Claims (1)

  1. 被加工物を保持する保持手段と、被加工物を加工する加工手段と、被加工物に加工水を供給する加工水供給部と、該加工手段で被加工物を加工した加工屑を含んだ廃液を受け止めるウォーターケースと、該ウォーターケースに形成される排水口と、を備える加工装置であって、
    該排水口を覆い該ウォーターケースに配置される網カゴと、該網カゴの下方から該網カゴに向かってエアを噴射するエア噴射部と、を備えた加工装置。
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