JP2022017820A - 間仕切り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストかつ簡単な連結構造にて空間をゆるく仕切ることができる間仕切り装置を提供する。【解決手段】間仕切り装置1Aは、上フレーム4と、上フレーム4の両端部から垂下した一対の縦フレーム3,3と、一対の縦フレーム3,3の中途部同士を連結する横桟フレーム7とを有するフレーム構造体2と、一対の縦フレーム3,3の間に配設された可撓性を有する面材21とを備えている。面材21は、その上縁部21aが横桟フレーム7よりも上方に位置するようにフレーム構造体2に吊り下げ支持されている。面材21の下縁部21bは、縦フレーム3の下端部と横桟フレーム7との間の高さ位置で、フレーム構造体2に対して変位可能に配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、学校施設やオフィスなどの建物の室内空間を仕切る間仕切り装置に関するものである。
学校施設やオフィスでは、間仕切り装置などを使用して室内空間を区画することがよく行われている。また、自然災害発生時などに避難先として使用される避難所では、プライバシーの確保のために、カーテンを使用した間仕切り装置が使用されることがある(例えば特許文献1参照)。
特許文献1の間仕切り装置は、4本の柱フレームによって四隅が支持される矩形枠状の上フレームをカーテンレールとし、カーテンレールに横滑り可能に設けた複数のスライダーにカーテンを吊り下げることによって、カーテンを開閉可能に構成している。
特開2016-216917号公報
特許文献1の間仕切り装置は、上フレームから床面まで垂れ下がった面材(カーテン)の揺れを抑制する部材がないことから、人や物の接触や風などによる面材の揺れが大きく、面材の下縁部が床面に摺れて汚れやすいという問題があった。
また、例えば学校などの教育施設においては、室内空間の間仕切りにかかる費用を抑えながら、安全性確保や問題行動抑制の観点から、空間をゆるく仕切って死角の発生を抑制したいという要望がある。
本発明は、このような状況を背景にして成されたものであり、低コストかつ簡単な連結構造にて空間をゆるく仕切ることができる間仕切り装置を提供することを目的とする。
本発明の間仕切り装置は、上フレームと、前記上フレームの両端部から垂下した一対の縦フレームと、前記一対の縦フレームの中途部同士を連結する横桟フレームとを有するフレーム構造体と、前記一対の縦フレームの間に配設された可撓性を有する面材とを備え、前記面材は、その上縁部が前記横桟フレームよりも上方に位置するように前記フレーム構造体に吊り下げ支持されており、前記面材の下縁部は、前記縦フレームの下端部と前記横桟フレームとの間の高さ位置で、前記フレーム構造体に対して変位可能に配置されているものである。
本発明の間仕切り装置によれば、フレーム構造体に可撓性を有する面材を吊り下げ支持するともに、その面材の下縁部をフリー状態にすることで、意匠的に軽やかな印象を与え、かつ面材に力が加わっても力を逃してくれることにより、空間をゆるく仕切ることができる。また、面材の取付構造がシンプルであることから、安価な構成でフレーム構造体に面材を設けることができる。また、フレーム構造体を面材で覆い隠さずに見せる意匠を構成できる。また、面材の上下方向中途部に近接して横桟フレームを配置することで、面材の揺れを横桟フレームにて抑制して、面材の揺れ過ぎを防止できる。さらに、面材の下縁部を縦フレームの下端部よりも高い位置に配置することで、面材の下縁部の汚れを防止できるとともに、死角の発生を低減でき、例えば学校などの施設において使用者の安全性の確保や問題行動の抑制を実現できる。
本発明の間仕切り装置において、前記フレーム構造体は、前記一対の縦フレームの下端部同士を連結する下フレームを備えて枠状に構成されており、前記上フレーム及び前記下フレームの中途部が平面視で屈曲又は湾曲して自立可能に構成されているようにしてもよい。
このような態様によれば、間仕切り装置を自立可能で構造がシンプルな枠状のフレーム構造体で形成できるので、低コスト化及び軽量化を実現できるとともに、オープン性を確保しながら空間をゆるく仕切ることができる。
本発明の間仕切り装置において、前記面材は、前記上フレームに吊り下げ支持されているようにしてもよい。
このような態様によれば、間仕切り装置の上部をある程度しっかり目隠しできる。ここで、面材の上縁部と上フレームとを連結する構成は、面材の上縁部を上フレームに直接取り付けてもよいし、例えばS字フックなどの連結具を介して面材の上縁部が上フレームに吊り下げ支持されてもよい。なお、本発明の間仕切り装置は、面材の上縁部が上フレームに吊り下げ支持される構成に限定されず、例えば、フレーム構造体の一対の縦フレームに横架したフレームを上フレームと横桟フレームとの間の高さ位置に設け、横過したフレームに面材を吊り下げ支持してもよい。
本発明の間仕切り装置において、前記面材の下縁部に、棒状の錘部材が設けられているようにしてもよい。
このような態様によれば、面材の弛みを防止できるとともに、面材の揺れ過ぎを防止できる。
本発明の間仕切り装置において、前記面材は、互いに間隔をあけて配置された複数の縦長面材で構成されているようにしてもよい。
このような態様によれば、隣り合う縦長面材の間に縦方向に延びる隙間を形成でき、よりゆるい間仕切りを実現できる。
本発明の間仕切り装置において、前記横桟フレームは、使用者の臀部の位置よりも高い位置に設けられているようにしてもよい。
このような態様によれば、使用者が横桟フレームに腰掛けるのを防止できるので、フレーム構造体を細いフレームで形成でき、軽量化及び低コスト化を実現できる。ここで、使用者の臀部の位置よりも高い位置とは、例えば床面から90cm以上の高さ位置である。
本発明の間仕切り装置において、前記面材は、前記上縁部に面ファスナーを備えているようにしてもよい。
このような態様によれば、使用者の用途に応じて面材を簡単に取り外し可能になるとともに、シンプルかつ安価な構成で面材をフレーム構造体に取り付けることができる。
本発明は、低コストかつ簡単な連結構造にて空間をゆるく仕切ることができる間仕切り装置を提供できる。
第1実施形態の間仕切り装置を示す斜視図である。 同間仕切り装置のフレーム構造体を示す斜視図である。 同フレーム構造体の側面図である。 同フレーム構造体の平面図である。 同フレーム構造体の分離斜視図である。 フレーム連結具をパイプとともに示す斜視図である。 (A)は上フレームの連結箇所、(B)は横桟フレームの連結箇所、(C)は下フレームの連結箇所を一部断面で示す側面図である。 面材の一例を示す図であり、(A)は側面図及び正面図、(B)は上縁部を示す側面図である。 面材の他の例を示す図であり、(A)は側面図及び正面図、(B)は上縁部を示す側面図である。 第2実施形態の間仕切り装置を示す斜視図である。 面材のさらに他の例を示す図であり、(A)は側面図及び正面図、(B)は上縁部を示す側面図、(C)は下縁部を示す側面図である。 第3実施形態の間仕切り装置を示す斜視図である。 同間仕切り装置のフレーム構造体を示す斜視図である。 同フレーム構造体を示す図であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。 第4実施形態の間仕切り装置を示す斜視図である。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、第1実施形態の間仕切り装置1Aは、起立したフレーム構造体2と、フレーム構造体2の一対の縦フレーム3,3の間に配設された可撓性を有する面材21とを備えている。なお、本実施形態及び以下に説明する実施形態を説明するための図面において、便宜上、面材の厚みが大きく図示されている。
面材21は、その上縁部21aが横桟フレーム7よりも上方に位置するようにフレーム構造体2に吊り下げ支持されている。面材21の下縁部21bは、縦フレーム3の下端部と横桟フレーム7との間の高さ位置で、フレーム構造体2に対して変位可能に配置されている。
間仕切り装置1Aによれば、フレーム構造体2に可撓性を有する面材21を吊り下げ支持するともに、その面材21の下縁部21bをフリー状態にすることで、面材21の揺れを許容して、空間をゆるく仕切ることができる。また、面材21の上下方向中途部に近接して横桟フレーム7を配置することで、面材21の揺れを横桟フレーム7にて抑制して、面材の揺れ過ぎを防止できる。さらに、面材21の下縁部21bを縦フレーム3の下端部よりも高い位置に配置することで、面材21の下縁部21bの汚れを防止できるとともに、死角の発生を低減でき、例えば学校などの施設において使用者の安全性の確保や問題行動の抑制を実現できる。
間仕切り装置1Aの各部について説明する。まず、間仕切り装置1Aのフレーム構造体2について説明する。
図1~図4に示すように、フレーム構造体2は、一対の縦フレーム3,3と、一対の縦フレーム3,3の上端部同士を連結する上フレーム4と、一対の縦フレーム3,3の下端部同士を連結する下フレーム5とを有している。フレーム3,4,5は例えば鋼鉄製の丸パイプで形成されている。
一対の縦フレーム3,3は、互いに同じ長さを有し、略鉛直方向に延設されている。上フレーム4及び下フレーム5は、平面形状が互いに同じであるとともに、床面に対して略平行に延設されている。縦フレーム3と上フレーム4及び下フレーム5との連結部分(角部分)は丸みを帯びている。
上フレーム4及び下フレーム5の中途部は平面視で屈曲しており、フレーム構造体2は自立可能になっている。本実施形態では、上フレーム4及び下フレーム5は、長さ方向の中央部が丸みを帯びながら約90°に屈曲しており、屈曲部分の両端部から延びる2本の直線状部分は同じ長さになっている。
フレーム構造体2は、上下方向に延びて上フレーム4と下フレーム5の中途部同士を連結する1本の中央支柱フレーム6を備えている。中央支柱フレーム6は、例えば鋼鉄製の丸パイプで形成され、鉛直方向に延設されている。中央支柱フレーム6は、上端部が上フレーム4の屈曲部分の内側面に固着され、下端部は下フレーム5の屈曲部分の内側面に固着されている。これらの固着方法は、例えば溶接接合である。中央支柱フレーム6の上端部には樹脂製のキャップ部材11が着脱可能に取り付けられている。
また、フレーム構造体2は、床面と略水平方向に延びて一対の縦フレーム3,3の中途部同士を連結する横桟フレーム7を備えている。横桟フレーム7は、例えば鋼鉄製の丸パイプで形成され、上フレーム4及び下フレーム5と同じ平面形状に形成されている。すなわち、横桟フレーム7は、長さ方向の中央部が丸みを帯びながら約90°に屈曲している。横桟フレーム7の屈曲部分の内側面に、中央支柱フレーム6の中途部が固着されている。横桟フレーム7と、上フレーム4、下フレーム5及び中央支柱フレーム6との固着方法は、例えば溶接接合である。本実施形態では、フレーム3,4,5,6,7は同じ規格の丸パイプで形成されている。
フレーム構造体2の下部中央部位には、下フレーム5の屈曲の外側へ延出した平板状の安定脚8が固着されている。本実施形態では、安定脚8は、中心角が約270°の略扇形の鋼板で形成されており、安定脚8の中央部位(扇形のほぼ中心位置)が下フレーム5の屈曲部分の下方に位置し、安定脚8の2つの直線状部分が下フレーム5の直線状部分に沿うようにして、下フレーム5に固着されている。換言すれば、安定脚8は、下フレーム5の屈曲の内側に位置する部分を切り欠いた形態を有している。なお、安定脚8の2つの直線状部分は、わずかに下フレーム5の屈曲の内側にはみ出している。安定脚8の下面には、ゴム製の緩衝部材9が複数取り付けられている。
下フレーム5の両端部には、高さ調節可能なアジャスタ部材10が取り付けられている。アジャスタ部材10は、ねじ込み式のものであり、下フレーム5の両端部の下面に穴加工を施した上でナット部材16を固着し、当該ナット部材16にアジャスタ部材10のねじ部をねじ込むことで、下フレーム5の両端部にアジャスタ部材10が取り付けられる。ナット部材16へのアジャスタ部材10のねじ込み具合を調節することで、床面に対する下フレーム5の両端部の高さ位置を調節可能になっている。
図5に示すように、間仕切り装置1Aのフレーム構造体2は、3つのパーツに分離可能に構成されている。上フレーム4は、屈曲部分を構成するL字状の上コーナーパイプ4aと、上コーナーパイプ4aの両端部に連結される2本の上直線状パイプ4b,4bとに分離可能に構成されている。同様に、下フレーム5はL字状の下コーナーパイプ5aと2本の下直線状パイプ5b,5bとに分離可能に構成され、横桟フレーム7はL字状の横桟コーナーパイプ7aと2本の横桟直線状パイプ7b,7bとに分離可能に構成されている。
中央支柱フレーム6に、互いに同一形状かつ同一寸法の丸鋼管で形成されたコーナーパイプ4a,5a,7aが固着され、下コーナーパイプ5aに安定脚8が固着されて、中央フレーム構造体が形成されている。
縦フレーム3とそれに連続する上直線状パイプ4b及び下直線状パイプ5bは、コ字形に曲げ加工された一本の鋼管で形成されている。縦フレーム3の中途部に、横桟直線状パイプ7bの一端が例えば溶接接合にて固着されている。縦フレーム3と直線状パイプ4b,5b,7bとで、E字状フレーム構造体が形成されている。1台の間仕切り装置1Aには、同一形状の2つのE字状フレーム構造体が使用される。
図5~図7に示すように、上コーナーパイプ4aと上直線状パイプ4bとの連結、下コーナーパイプ5aと下直線状パイプ5bとの連結、および横桟コーナーパイプ7aと横桟直線状パイプ7bとの連結には、共通部品であるフレーム連結具13が使用される。本実施形態では、中央支柱フレーム6、コーナーパイプ4a,5a,7a及び安定脚8を有する中央フレーム構造体と、直線状パイプ4b,5b,7bの先端部のそれぞれにフレーム連結具13を固着したE字状フレーム構造体とを予め組み立てておき、間仕切り装置1Aの設置場所にて、中央フレーム構造体とE字状フレーム構造体とを連結して容易に組立可能に構成されている。
図6及び図7に示すように、フレーム連結具13は、金属製であり、直線状パイプ4b,5b,7bの内部に挿入可能な第1軸部13aと、コーナーパイプ4a,5a,7aの内部に挿入可能な第2軸部13bと、軸部13a,13bの間に設けた大径部13cとを備えている。
E字状フレーム構造体において、直線状パイプ4b,5b,7bの先端部それぞれには、フレーム連結具13が固着されている。上直線状パイプ4bとフレーム連結具13との固着について説明すると、フレーム連結具13の第1軸部13aは、上直線状パイプ4bの内径よりも少し小さい外径をもち、上直線状パイプ4bの先端部内に挿入されている。そして、上直線状パイプ4bの先端面と大径部13cとを突き合わせた状態で、上直線状パイプ4bと第1軸部13aとが例えば溶接接合にて固着されている。直線状パイプ5b,7bの先端部にも、同様にしてフレーム連結具13が固着されている。
E字状フレーム構造体の直線状パイプ4b,5b,7bの先端部に固着したフレーム連結具13を、中央フレーム構造体のコーナーパイプ4a,5a,7aの一端部に挿入して連結することで、間仕切り装置1Aが組み立てられる。
上直線状パイプ4bに固着したフレーム連結具13と上コーナーパイプ4aとの連結について説明すると、フレーム連結具13の第2軸部13bは、上コーナーパイプ4aの内径よりも少し小さい外径をもち、上コーナーパイプ4a内に挿入される。第2軸部13bの軸方向(長さ方向)の中途部には、第2軸部13bの軸方向に直交するねじ穴13dが形成されている。上コーナーパイプ4aには、上コーナーパイプ4aの端面と大径部13cとを突き合わせた状態でフレーム連結具13のねじ穴13dに重なる位置に、ねじ挿通穴15が形成されている。
フレーム連結具13のねじ穴13dに、上コーナーパイプ4aの外周側からねじ挿通穴15を介してねじ14をねじ込むことで、上コーナーパイプ4aと第2軸部13bとを固着する。これにより、上コーナーパイプ4aと上直線状パイプ4bとがフレーム連結具13を介して連結される。コーナーパイプ5a,7aと直線状パイプ5b,7bとの連結も、同様にして行われる。本実施形態では、フレーム4,5,7について、ねじ挿通穴15はコーナーパイプ4a,5a,7aの下面に形成されており、間仕切り装置1Aを起立設置したときにねじ14の頭部が目立たないようになっている。
フレーム連結具13の大径部13cの外径は、パイプ4a,4b,5a,5b,7a,7bの外径と同じ寸法で形成され、フレーム連結具13を使用してこれらのパイプを連結したときに、継ぎ目部分に段差がなく見た目が美しくなるように構成されている。なお、フレーム連結具13の軸部13a,13bの側面の一部には、軸方向に沿って切り欠いた切削面が形成されており、4a,4b,5a,5b,7a,7b内の溶接ビードに干渉しないように構成されている。
このように、フレーム構造体2は、3つのパーツに分離可能に構成されているので、組立前の保管及び運搬が容易であるとともに、設置場所にて容易かつ迅速に組み立てることができる。
次に、図1及び図8を参照しながら、面材21の構成について説明する。面材21は、可撓性を有する材料で形成され、縦フレーム3,3の間に配設されている。本実施形態では、中央支柱フレーム6を挟んで、2枚の面材21が設けられている。面材21は、例えば光透過性を有する布で形成されている。
面材21は、その上縁部21aが横桟フレーム7よりも上方に位置するようにして、フレーム構造体2に吊り下げ支持されている。本実施形態では、面材21は上フレーム4に吊り下げ支持されており、面材21が間仕切り装置1Aの上部をある程度しっかり目隠しできるように構成されている。
面材21の下縁部21bは、縦フレーム3の下端部と横桟フレーム7との間の高さ位置で、フレーム構造体2に対して変位可能に配置されている。面材21の下縁部21bは、フレーム構造体2に連結されておらず、フリー状態になっている。このように、フレーム構造体2に吊り下げ支持した面材21の下縁部21bをフリー状態にすることで、意匠的に軽やかな印象を与え、かつ面材21に力が加わっても力を逃してくれることにより、空間をゆるく仕切ることができる。また、面材21の取付構造がシンプルであることから、安価な構成でフレーム構造体2に面材21を設けることができる。また、フレーム構造体2を面材21で覆い隠さずに見せる意匠を構成できる。
また、面材21の上下方向中途部は、横桟フレーム7に近接して配置される。これにより、面材21の揺れを横桟フレーム7にて抑制して、面材21の揺れ過ぎを防止できる。
なお、本実施形態では、面材21の上下方向中途部は、平面視で屈曲した横桟フレーム7の外側に位置しているが、面材21の上下方向中途部が横桟フレーム7の屈曲の内側に位置するようにして面材21を吊り下げ支持することも可能である。このような面材21の配置の変更は、面材21の下縁部21bを持ち上げて、上フレーム4と横桟フレーム7との間を通すことで、容易に行える。これにより、使用者は、間仕切り装置1Aの配置場所や室内で生じる風の向きなどに応じて、横桟フレーム7に対する面材の配置を容易に変更でき、使い勝手が向上する。
また、面材21の下縁部21bは、縦フレーム3の下端部よりも高い位置で、下フレーム5とは隙間をあけて配置されている。これにより、面材21の下縁部21bの汚れを防止できるとともに、死角の発生を低減でき、例えば学校などの施設において使用者の安全性の確保や問題行動の抑制を実現できる。
面材21の下縁部21bには、棒状の錘部材22が取り付けられている。錘部材22は、例えば金属製の丸パイプで形成され、面材21の下縁部21bに設けられた折り返し部の袋状部分25(図8(A)参照)に挿通されることで、面材21に支持されている。錘部材22の重みで面材21の弛みが防止されるとともに、面材21の揺れ過ぎが防止されている。錘部材22の両端部には、面材21の下縁部からの錘部材22の抜けを防止する錘キャップ部材23が取り付けられている。錘キャップ部材23は、筒状の錘部材22の両端部を塞ぐ機能も有している。
図8(A)に示すように、面材21の下縁部には、縁部を折り返して縫い付けて形成した袋状部分25が形成されている。袋状部分25は、面材21の下縁部に沿って形成され、袋状部分25に棒状の錘部材22が挿通されている。
図8(A),(B)に示すように、面材21の上縁部21aには、面材21の幅方向に沿って延びる上下一対の面ファスナー27,28が上下方向に間隔をあけて設けられている。面ファスナー27,28は例えば縫い付け(接着でもよい)によって面材21に取り付けられている。一方の面ファスナー27は面材21の縁部に近接して配置されている。他方の面ファスナー28は、上フレーム4を巻き込むようにして面材21の上縁部21aを折り返したときに面ファスナー27と接合可能な位置に設けられている。
面材21の上縁部21aに、面ファスナー27,28が設けられていることで、シンプルかつ安価な構成で面材21をフレーム構造体2の上フレーム4に容易に取り付けることができる。また、使用者の用途に応じて面材21を簡単に取り外し可能になり、利便性が向上する。
図1などに示すように、本実施形態では、間仕切り装置1Aのフレーム構造体2は、自立可能な枠状のフレーム3,4,5を中央支柱フレーム6と横桟フレーム7で補強したシンプルな構造で形成されているので、低コスト化及び軽量化を実現できる。また、フレーム構造体2が横桟フレーム7を備えていることから、フレーム構造体2のシンプルな構成を維持しながら、横桟フレーム7によって縦フレーム3の水平方向の撓みを抑制でき、間仕切り装置1Aの強度を向上できる。さらに、横桟フレーム7の中途部が中央支柱フレーム6の中途部に固着されているので、間仕切り装置1Aの強度をより向上できる。
また、横桟フレーム7は、使用者の臀部の位置よりも高い位置、例えば床面から90cm以上の高さ位置に設けられている。これにより、使用者が横桟フレーム7に腰掛けるのを防止できるので、フレーム構造体2を細いフレームで形成でき、間仕切り装置1Aの軽量化及び低コスト化を実現できる。
図1などに示すように、安定脚8は、間仕切り装置1Aの設置面積(平面積)を増大させるとともに、屈曲の外側への間仕切り装置1Aの傾斜に対して支えとなる。また、間仕切り装置1Aの重心がフレーム構造体2に対して屈曲の外側になるので、間仕切り装置1Aの内側への傾斜を抑制できる。これにより、間仕切り装置1Aの転倒を防止できる。
さらに、安定脚8は、下フレーム5の屈曲の内側に位置する部分を切り欠いた形態を有しているので、フレーム構造体2の屈曲の内側の床面上に、什器(例えばテーブルや椅子)などの配置物を、安定脚8に重畳させることなく、什器等の配置物の安定性を確保しながら、間仕切り装置1Aに近接して配置できる。
図9は、面材21の他の態様を示す図である。この面材21は、遮光性の布からなり、全面に多数の模様用の穴21cを有している。面材21として、多数の模様用の穴21cを有するものを用いることで、穴21cから反対側の様子を見ることや感じることができ、ゆるく仕切ることができる。なお、面材21の上縁部21aにおいて、面ファスナー27,28それぞれは、補強用の補助布29とともに面材21に縫い付けられている。また、面材21の下縁部21bにおいて、補強用の補助布26を挟んで折返し部分を縫い付けることで、袋状部分25が形成されている。
次に、図10及び図11を参照しながら、第2実施形態の間仕切り装置1Bについて説明する。間仕切り装置1Bにおいて、第1実施形態の間仕切り装置1Aと同様の部分には同じ符号を付している。
間仕切り装置1Bでは、面材21は、互いに間隔をあけて配置された複数の縦長面材24で形成されている。これらの縦長面材24は、可撓性を有する材料で形成され、例えば布で形成されている。
これらの縦長面材24は、上縁部21aが上フレーム4に取り付けられ、下縁部21bがフレーム構造体2に連結されておらず、フリー状態になっている。また、これらの縦長面材24の下縁部21bは、1本の錘部材22を介して連結されている。これにより、複数の縦長面材24の下縁部21bは、バラバラに揺動せずに互いに連動して揺動するように構成されている。
間仕切り装置1Bでは、隣り合う縦長面材24の間に縦方向に延びる隙間を形成でき、その隙間を通じて面材21の裏側の様子を見たり感じたりすることができ、よりゆるい間仕切りを実現できる。
図11(C)に示すように、縦長面材24の下縁部21bには、袋状部分25が形成されるとともに、袋状部分25に挿通される錘部材22と、袋状部分25の内周面とが接着部材30にて接合されている。これにより、1本の錘部材22に取り付けられる複数の縦長面材24の下縁部21bの横ズレを防止でき、隣り合う縦長面材24の間隔を所定間隔に保って見栄えを維持することができる。また、間仕切り装置1Bを設置場所で組み立てる際に、1本の錘部材22に複数の縦長面材24の下縁部21bそれぞれを予め固着しておくことで、組立作業の容易化及び作業時間の短縮化が可能になる。
また、縦長面材24の上縁部21aにおいて、上下の面ファスナー27,28の間に、例えば皮材からなる滑り止め部材31が縫製又は接着にて取り付けられている。滑り止め部材31は、縦長面材24の上縁部21aを上フレーム4に取り付けたときに上フレーム4に接触して、滑り止めとして機能する。これにより、各縦長面材24について、上フレーム4に対する上縁部21aの位置ズレを防止でき、複数の縦長面材24で構成される面材21の見栄えを維持することができる。
なお、上下の面ファスナー27,28の間に滑り止め部材31を設ける構成や、錘部材22と袋状部分25の内周面とを接着部材30にて接合する構成は、図8及び図9に示した面材21にも適用可能である。
次に、図12~図14を参照しながら、第3実施形態の間仕切り装置1Cについて説明する。図12~図14において、間仕切り装置1A,1Bと同様の部分には同じ符号を付している。
間仕切り装置1Cは、フレーム構造体2が平面視で約120°に屈曲して自立可能に構成されている。フレーム構造体2の上フレーム4には、中央支柱フレーム6を挟んで両側に、互いに間隔をあけて配置された複数の縦長面材24からなる面材21が吊り下げ支持されている。
フレーム構造体2の上フレーム4、下フレーム5及び横桟フレーム7は、長さ方向の中央部が丸みを帯びながら約120°に屈曲しており、屈曲部分の両端部から延びる2本の直線状部分は同じ長さになっている。
フレーム構造体2の下部中央部位に固着した安定脚8は、中心角が約240°の略扇形の鋼板で形成されている。安定脚8は、例えば溶接接合にて下フレーム5に固着されており、安定脚8の中央部位が下フレーム5の屈曲部分の下方に位置し、かつ安定脚8の2つの直線状部分が下フレーム5の直線状部分に沿うようにして配置されている。間仕切り装置1Bの安定脚8も、間仕切り装置1Aの安定脚8と同様に、下フレーム5の屈曲の内側に位置する部分を切り欠いた形態を有している。
間仕切り装置1Cのフレーム構造体2のその他の構成は、間仕切り装置1Aのフレーム構造体2と同様である。そして、間仕切り装置1Cは、間仕切り装置1Aと同様に、フレーム構造体2を3つのパーツに分離可能に構成されている。
間仕切り装置1Cにおいて、上フレーム4は、約120°の屈曲部分を有するくの字状の上コーナーパイプ4aと、上コーナーパイプ4aの両端部に連結される2本の上直線状パイプ4b,4bとに分離可能に構成されている。同様に、下フレーム5は、くの字状の下コーナーパイプ5aと、2本の下直線状パイプ5b,5bとに分離可能に構成され、横桟フレーム7は、くの字状の横桟コーナーパイプ7aと、2本の横桟直線状パイプ7b,7bとに分離可能に構成されている。
そして、間仕切り装置1Cは、間仕切り装置1A,1Bと同様に、中央支柱フレーム6とコーナーパイプ4a,5a,7aと安定脚8とを有する中央フレーム構造体と、縦フレーム3と直線状パイプ4b,5b,7bとを有するE字状フレーム構造体とに分離可能に構成されている。間仕切り装置1Cのフレーム構造体2でも、中央フレーム構造体とE字状フレーム構造体は、フレーム連結具13を介して連結可能に構成されている。また、E字状フレーム構造体は、間仕切り装置1A,1Bと間仕切り装置1Cとで共通化されている。このように、部品を共通化することで製造コストを抑制しながら、製品のバリエーションを多様化できる。
なお、フレーム構造体2が平面視で約120°に屈曲した構成において、図8などを参照して説明した面材21や、図9などを参照して説明した模様用の穴21cを有する面材21を取り付けることも可能である。また、間仕切り装置1A,1B,1Cにおいて、中央支柱フレーム6を挟む2面で、異なる種類の面材21を取り付けてもよく、間仕切り装置1A,1B,1Cに取り付ける面材21の種類は適宜選択できる。
以上、実施形態を説明したが、本発明は、前述の実施形態に限らず、様々な態様に具体化できる。各部の構成は図示の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
例えば、面材21の上縁部と上フレーム4とを連結する構成は、例えばS字フックなどの連結具を介して面材21の上縁部21aが上フレーム4に吊り下げ支持されてもよい。
また、面材21の吊り下げ支持の構成は、上縁部21aが上フレーム4に連結される構成に限定されず、例えば、図15に示すように、フレーム構造体2の一対の縦フレーム3,3に横架した第2横桟フレーム12を上フレーム4と横桟フレーム7との間の高さ位置に設け、第2横桟フレーム12に面材21を吊り下げ支持してもよい。第2横桟フレーム12は、横桟フレーム7と同様に、コーナーフレーム12aと2本の直線状フレーム12bとが2つのフレーム連結具13(図5参照)で連結された構成を有する。なお、上フレーム4と横桟フレーム7との間の高さ位置に設ける第2横桟フレーム12の本数は2本以上であってもよく、この場合、いずれの第2横桟フレーム12に面材21を吊り下げ支持してもよい。
また、本発明の間仕切り装置において、フレーム構造体は、平面視で屈曲したものに限定されず、平面視で湾曲したものであってもよいし、直線状のものであってもよい。
また、本発明の間仕切り装置は、上フレームと、前記上フレームの両端部から垂下した一対の縦フレームと、前記一対の縦フレームの中途部同士を連結する横桟フレームとを有するフレーム構造体を備えた間仕切り装置に適用可能であり、フレーム構造体を立設させる構成は上記実施形態に限定されない。例えば、一対の縦フレームが床面上に設置される支持ベース体に立設され、それらの縦フレームの上端部同士が上フレームで連結され、中途部同士が横桟フレームで連結された構成であってもよい。このような構成において、面材は、その上縁部が前記横桟フレームよりも上方に位置するように前記フレーム構造体(例えば上フレーム)に吊り下げ支持され、前記面材の下縁部は、前記縦フレームの下端部と前記横桟フレームとの間の高さ位置で、前記フレーム構造体に対して変位可能に配置される。なお、このような構成において、上フレーム及び横桟フレームは、平面視で直線状であってもよいし、湾曲又は湾曲していてもよい。
1A、1B,1C 間仕切り装置
2 フレーム構造体
3 縦フレーム
4 上フレーム
5 下フレーム
6 中央支柱フレーム
7 横桟フレーム
21 面材
21a 上縁部
21b 下縁部
22 錘部材
24 縦長面材
25 袋状部分
27,28 面ファスナー

Claims (7)

  1. 上フレームと、前記上フレームの両端部から垂下した一対の縦フレームと、前記一対の縦フレームの中途部同士を連結する横桟フレームとを有するフレーム構造体と、
    前記一対の縦フレームの間に配設された可撓性を有する面材とを備え、
    前記面材は、その上縁部が前記横桟フレームよりも上方に位置するように前記フレーム構造体に吊り下げ支持されており、
    前記面材の下縁部は、前記縦フレームの下端部と前記横桟フレームとの間の高さ位置で、前記フレーム構造体に対して変位可能に配置されている、
    間仕切り装置。
  2. 前記フレーム構造体は、前記一対の縦フレームの下端部同士を連結する下フレームを備えて枠状に構成されており、前記上フレーム及び前記下フレームの中途部が平面視で屈曲又は湾曲して自立可能に構成されている、
    請求項1に記載の間仕切り装置。
  3. 前記面材は、前記上フレームに吊り下げ支持されている、
    請求項1又は2に記載の間仕切り装置。
  4. 前記面材の下縁部に、棒状の錘部材が設けられている、
    請求項1~3のいずれか一項に記載の間仕切り装置。
  5. 前記面材は、互いに間隔をあけて配置された複数の縦長面材で構成されている、
    請求項1~4のいずれか一項に記載の間仕切り装置。
  6. 前記横桟フレームは、使用者の臀部の位置よりも高い位置に設けられている、
    請求項1~5のいずれか一項に記載の間仕切り装置。
  7. 前記面材は、前記上縁部に面ファスナーを備えている、
    請求項1~6のいずれか一項に記載の間仕切り装置。
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