JP2022015995A - 回転力伝達機構及び鉄道車両用配管のボールコックの操作ユニット - Google Patents
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Abstract
Description
以下の発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項別けして説明するものである。各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、更に他の構成要素を付加したものについても、本発明の技術的範囲に含まれ得るものである。
本項に記載の回転力伝達機構は、操作プーリと伝達先プーリとが有する同一の回転対称形状の、最大径部分からそれに隣接する最小径部分を経て次の最大径部分に至るまでの形状線が、外側へ僅かに膨らんだ円弧状をなしているものである。これにより、最大径部分と最小径部分との間でプーリ径が緩やかに変化するため、操作プーリから伝達先プーリへ伝達される回転力の大きさも緩やかに変化するものとなり、回転力の急激な変化が抑制されるものである。更に、円弧状の形状線の端部同士が突き合わされる位置に相当する最大径部分も、必然的に丸みを帯びた形状になるため、同一の回転対称形状の全体が丸みを帯びた形状になる。従って、操作プーリや伝達先プーリによる線状部材の巻き取りや繰り出しが、円滑に行われるものとなる。
本項に記載の鉄道車両用配管のボールコックの操作ユニットは、約90°の回転操作で全開状態と全閉状態とが切り替えられるボールコックを操作対象とするものである。そして、操作部に具備される操作プーリは、ボールコックが全開状態或いは全閉状態にあるときに、最大径部分に相当する外周位置近傍からワイヤロープが巻き取られるように、初期の回転位置が設定されている。このとき、ボールコックのステムと一体に回転可能に設置された伝達先プーリは、操作プーリと同一の回転対称形状について45°の位相差で回転位置が同期することから、ボールコックが同じ全開状態或いは全閉状態のときに、最小径部分に相当する外周位置近傍からワイヤロープが繰り出されるような初期の回転位置にある。
本項に記載の鉄道車両用配管のボールコックの操作ユニットは、線状部材としてのワイヤロープを2本備えており、これら2本のワイヤロープの各一端が操作プーリの回転対称位置に係合され、2本のワイヤロープの各他端が伝達先プーリの回転対称位置に係合されている。これにより、操作ハンドルを介して操作プーリが、ボールコックを開閉する何れの回転方向に回転された場合でも、2本ワイヤロープのうち、そのときに操作プーリに巻き取られるように接続されているワイヤロープを介して、伝達先プーリへより確実に回転力が伝達されるものとなる。更に、2本のワイヤロープをその案内経路の途中で交差させて、操作プーリに対する各一端の位置を入れ替え、又は、伝達先プーリに対する各他端の位置を入れ替えるように係合させることにより、操作ハンドルとボールコックのステムとが、同方向又は逆方向に選択的に回転するように構成されるものである。
本項に記載の鉄道車両用配管のボールコックの操作ユニットは、ワイヤロープを保持するブラケットにより、鉄道車両の床下設置物を避けるように湾曲させることで、ワイヤロープの引き回し経路が、鉄道車両の床下機器のレイアウトに応じて適切に設定されるものである。又、ステム装着部及び操作部の各々がハウジングを有していることで、ステム装着部及び操作部の各々の構成要素がハウジングによって一体にまとめられ、各ハウジング内にワイヤロープの一端側又は他端側が案内される。これにより、ボールコックに対するステム装着部の装着が容易になると共に、作業者の操作性に優れた任意の位置への、操作部の設置も容易になるものである。
図1には、本発明の実施の形態に係る回転力伝達機構10の構造を概略的に示している。この回転力伝達機構10は、操作プーリ12から伝達先プーリ14へと回転力を伝達するものであり、操作プーリ12と伝達先プーリ14とが、図1の例ではガイド部材22、24に掛け回された線状部材20を介して接続されている。操作プーリ12及び伝達先プーリ14は、図1のような平面視で、同一の回転対称形状16を有している。
まず、図4及び図5に示すように、鉄道車両用配管のボールコックの操作ユニット30は、図1に示したような回転力伝達機構10に加えて、ボールコック80のステム82に装着され、ステム82を回転駆動するステム装着部32と、ステム装着部32を介してステム82を回転操作する操作部46とを含むものである。なお、本実施形態でのボールコック80は、ボールコック80を介して接続された2本の直管84の間を開閉するように設置されており、約90°の回転操作で全開状態と全閉状態とが切り替えられるものである。
Claims (6)
- 線状部材を介して接続された操作プーリから伝達先プーリへ回転力を伝達するための回転力伝達機構であって、
前記操作プーリ及び前記伝達先プーリは、平面視で、中心からの距離が最大となる最大径部分と中心からの距離が最小となる最小径部分とを、45°の位相間隔で交互に4つずつ備えた同一の回転対称形状を有し、
前記線状部材は、前記操作プーリの回転位置と前記伝達先プーリの回転位置とを、前記同一の回転対称形状について45°の位相差で同期させるように接続されていることを特徴とする回転力伝達機構。 - 前記同一の回転対称形状は、前記最大径部分から隣接する前記最小径部分を経て次の前記最大径部分に至るまでの形状線が、外側へ僅かに膨らんだ円弧状をなしていることを特徴とする請求項1記載の回転力伝達機構。
- 請求項1又は2記載の回転力伝達機構を含む、鉄道車両の床下配管に組み込まれたボールコックの操作ユニットであって、
前記ボールコックのステムに装着され該ステムを回転駆動するステム装着部と、該ステム装着部を介して前記ステムを回転操作する操作部とを含み、
前記ステム装着部は、前記ステムと一体に回転可能に設置された前記伝達先プーリを含み、
前記操作部は、前記ステム装着部とは離間した位置において、回転可能に配置される操作ハンドルと、該操作ハンドルと一体に回転可能に設置された前記操作プーリとを含み、
前記線状部材は、鉄道車両の床下設置物と干渉することなく、一端が前記操作プーリに連結されると共に、他端が前記伝達先プーリに連結されたワイヤロープであることを特徴とする鉄道車両用配管のボールコックの操作ユニット。 - 前記ボールコックは、約90°の回転操作で全開状態と全閉状態とが切り替えられ、
前記操作プーリは、前記ボールコックが全開状態或いは全閉状態にあるときに、前記最大径部分に相当する外周位置近傍から前記ワイヤロープが巻き取られるように、初期の回転位置が設定されていることを特徴とする請求項3記載の鉄道車両用配管のボールコックの操作ユニット。 - 前記ワイヤロープを2本備え、前記操作プーリの回転対称位置に、前記2本のワイヤロープの各一端が係合され、前記伝達先プーリの回転対称位置に、前記2本のワイヤロープの各他端が係合されていることを特徴とする請求項3又は4記載の鉄道車両用配管のボールコックの操作ユニット。
- 前記ワイヤロープを、鉄道車両の床下設置物を避けるように湾曲させて保持するブラケットを含み、
前記ステム装着部が、前記伝達先プーリを内部に収容するステム側ハウジングを備えると共に、前記操作部が、前記操作プーリを内部に収容する操作部側ハウジングを備えることを特徴とする請求項3から5のいずれか1項記載の鉄道車両用配管のボールコックの操作ユニット。
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