JP2022007248A - ヒューズプラー収容構造及び電気接続箱 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022007248000001
【課題】異音の発生を抑えることができるヒューズプラー収容構造、及び、そのようなヒューズプラー収容構造を備えた電気接続箱を提供する。
【解決手段】ヒューズプラー収容構造10が、プラー本体111と、プラー収容部121と、プラー収容部121の内部に設けられた収容側突起と、プラー本体111に設けられて収容側突起に係止するプラー側突起と、プラー収容部121の底121bに設けられ、当該プラー収容部121に収容されたプラー本体111における挿入方向D11の先端部111bを、当該挿入方向D12とは反対向きの押上げ方向D14に付勢することで、プラー側突起を収容側突起に押し付ける押上げ部123と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図7

Description

本発明は、ヒューズ脱着治具であるヒューズプラーが収容されたヒューズプラー収容構造、及び、そのようなヒューズプラー収容構造を備えた電気接続箱に関するものである。
従来、メンテナンス等の際に、ヒューズを取付け箇所に脱着するための治具としてヒューズプラーが知られている。そして、ヒューズの取付け箇所を有する電気接続箱の中には、ヒューズプラーが収容された状態で常備されたヒューズプラー収容構造を有するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この特許文献1に記載のヒューズプラー収容構造では、ヒューズプラーにおいて、ヒューズの脱着時にヒューズを挟んで保持するプラー本体に係止用のプラー側突起が設けられ、プラー収容部に収容側突起が設けられている。ヒューズプラーの非使用時には、プラー側突起が収容側突起に係止した状態でプラー本体がプラー収容部に収容されている。そして、メンテナンス等の際に、作業者がプラー本体、つまりはヒューズプラーをプラー収容部から取り出してヒューズの脱着を行うように構成されている。
特開平11-208377号公報
ここで、プラー側突起が収容側突起に係止した状態でプラー本体がプラー収容部に収容されるヒューズプラー収容構造では、収容状態においてプラー側突起と収容側突起との間に間隙が生じる。そして、この間隙に起因して、プラー本体とプラー収容部との間にガタつきが生じて異音が発生する可能性がある。
従って、本発明は、上記のような問題に着目し、異音の発生を抑えることができるヒューズプラー収容構造、及び、そのようなヒューズプラー収容構造を備えた電気接続箱を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、ヒューズプラー収容構造は、ヒューズの脱着時に当該ヒューズを保持するプラー本体と、非使用時の前記プラー本体が挿入されて収容される有底筒状のプラー収容部と、前記プラー収容部の内部に設けられた収容側突起と、前記プラー本体に設けられ、前記プラー本体が前記プラー収容部に挿入される際に、前記プラー本体の挿入方向に前記収容側突起を乗り越えて係止するプラー側突起と、前記プラー収容部の底に設けられ、当該プラー収容部に収容された前記プラー本体における前記挿入方向の先端部を、当該挿入方向とは反対向きの押上げ方向に付勢することで、前記プラー側突起を前記収容側突起に押し付ける押上げ部と、を備えたことを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、電気接続箱は、上述のヒューズプラー収容構造と、前記プラー本体を用いて前記ヒューズが着脱される箱本体部と、を備えたことを特徴とする。
上記のヒューズプラー収容構造及び電気接続箱によれば、プラー収容部へのプラー本体の収容時には、収容側突起を乗り越えて係止したプラー側突起が、押上げ部によるプラー本体の先端部に対する付勢によって収容側突起に押し付けられる。この押付けにより、収容時におけるプラー側突起と収容側突起との間の間隙が無くなり、この間隙に起因したプラー本体とプラー収容部との間のガタつきが解消される。そして、このガタつき解消により、異音の発生を抑えることができる。
一実施形態のヒューズプラー収容構造を備えた電気接続箱の外観斜視図である。 図1に示されているヒューズプラーの拡大斜視図である。 図1に示されている収容部材を電気接続箱から取り出して2方向から見た拡大斜視図である。 図3に示されている収容部材を、ヒューズプラーの挿入方向から見た平面図である。 ヒューズプラーが収容部材に挿入されて保持されたヒューズプラー収容構造を、ヒューズプラーの挿入方向から見た平面図である。 図5中のV11-V11線に沿ったヒューズプラー収容構造の断面図である。 図5中のV12-V12線に沿ったヒューズプラー収容構造の断面図である。 図1~図7に示されている実施形態のヒューズプラー収容構造に対する比較例のヒューズプラー収容構造を、図6と同様の断面で示す図である。
以下、ヒューズプラー収容構造、及び、そのようなヒューズプラー収容構造を備えた電気接続箱の一実施形態について説明する。
図1は、一実施形態のヒューズプラー収容構造を備えた電気接続箱の外観斜視図である。
本実施形態の電気接続箱1は、不図示のヒューズが、メンテナンス等の際に、着脱のための治具であるヒューズプラー110を用いて箱本体部1aに着脱されるように構成されている。そして、この箱本体部1aの一角には、ヒューズプラー110と、その収容部材120と、を備えるヒューズプラー収容構造10が設けられている。収容部材120が電気接続箱1に固定され、ヒューズプラー110は、その収容部材120に挿入方向D11に挿入されて収容された状態で電気接続箱1に常備される。メンテナンス等の際には、作業者が電気接続箱1の収容部材120からヒューズプラー110を取り外してヒューズの脱着を行う。
図2は、図1に示されているヒューズプラーの拡大斜視図であり、図3は、図1に示されている収容部材を電気接続箱から取り出して2方向から見た拡大斜視図である。また、図4は、図3に示されている収容部材を、ヒューズプラーの挿入方向から見た平面図である。
ヒューズプラー110は、ヒューズの着脱のための樹脂製の治具であり、プラー本体111と、プラー側突起112と、を備えている。
プラー本体111は、矩形筒状に形成されてヒューズの脱着時に当該ヒューズを保持する部材であり、周壁のうち対向一対の側壁が挿入方向D11に延出してヒューズを挟んで保持する対向一対の把持片111aとなっている。プラー本体111における挿入方向D11の先端部111bの側にはヒューズに係止する把持爪111a-1が、各把持片111aにつき2つずつ合計で4つ設けられている。
プラー側突起112は、プラー本体111、つまりはヒューズプラー110が収容部材120に収容されるときに、この収容部材120における収容側突起122に係止する部位である。プラー側突起112の収容側突起122への係止により、ヒューズプラー110が収容部材120に保持される。本実施形態では、プラー側突起112は、対向一対の把持片111aそれぞれの外側面に設けられた突起となっている。各プラー側突起112は、各把持片111aの外側面における先端部111bの側に、幅方向についての中央に位置するように設けられている。
収容部材120は、電気接続箱1にヒューズプラー110を常備するために箱本体部1aに取り付けられる樹脂製の部材であり、プラー収容部121と、収容側突起122と、押上げ部123と、を備えている。
プラー収容部121は、非使用時のプラー本体111が挿入されて収容される有底筒状(具体的には、有底矩形筒状)の部位である。このプラー収容部121は、プラー本体111の収容時に、対向一対の把持片111aの外側面に対面する対向一対の内壁面121aを有しており、各内壁面121aに、プラー側突起112が係止する収容側突起122が設けられている。
収容側突起122は、プラー収容部121の内部に設けられ、プラー本体111の収容時にプラー側突起112が係止する部位である。本実施形態では、プラー収容部121の対向一対の内壁面121aそれぞれにおける、プラー本体111の挿入方向D11の中央で、且つ幅方向の中央となる位置に収容側突起122が1つずつ設けられている。
押上げ部123は、プラー収容部121の底121bに設けられ、当該プラー収容部121に収容されたプラー本体111における挿入方向D11の先端部111bを、当該挿入方向D11とは反対向きの押上げ方向D14に付勢する部位である。この押上げ部123は、一端が固定端123aで他端が自由端123bとなったカンチレバーとなっている。また、押上げ部123としてのカンチレバーは、プラー収容部121の底121bに形成されたC字状のスリット121b-1で切り出された部位である。そして、本実施形態では、押上げ部123としてのカンチレバーは、一方の固定端123a側が他方の自由端123b側に位置する互い違いの状態で互いに平行に延在するように一対が設けられている。
図5は、ヒューズプラーが収容部材に挿入されて保持されたヒューズプラー収容構造を、ヒューズプラーの挿入方向から見た平面図である。また、図6は、図5中のV11-V11線に沿ったヒューズプラー収容構造の断面図であり、図7は、図5中のV12-V12線に沿ったヒューズプラー収容構造の断面図である。
まず、ヒューズプラー110が収容部材120に挿入される際、即ち、プラー本体111がプラー収容部121に挿入される際には、プラー側突起112がプラー本体111の挿入方向D11に収容側突起122を次のように乗り越えて係止する。この際には、プラー側突起112が収容側突起122と干渉し、プラー本体111における対向一対の把持片111aを互いに近づける撓み方向D13(図6)に撓ませる。そして、把持片111aをこのように撓ませることでプラー側突起112が収容側突起122を乗り越え、乗り越え切ったところで把持片111aが復位してプラー側突起112が収容側突起122に係止する。
更に、このときには、プラー収容部121の底121bに設けられた押上げ部123が、プラー本体111において把持爪111a-1が設けられた先端部111bを押上げ方向D14(図7)に付勢する。また、上述したようにカンチレバーとなった押上げ部123の自由端123bは、プラー収容部121の内側に向かって突出した突出形状に形成されている。このため、プラー収容部121にプラー本体111が挿入されると、自由端123bが突出分だけ押し下げられるように押上げ部123が挿入方向D11に撓められる。そして、押上げ部123は、この撓みの復元力によって自由端123bでプラー本体111の先端部111bを押上げ方向D14に付勢することとなる。この押上げ方向D14の付勢によって、プラー側突起112が収容側突起122に押上げ方向D14に押し付けられる。
また、本実施形態では、押上げ部123としてのカンチレバーが、図4に示されているように互い違いの状態で互いに平行に延在するように一対が設けられている。そして、一方の押上げ部123の自由端123bが、プラー本体111における対向一対の把持片111aのうちの一方における先端部111bを押上げ、他方の押上げ部123の自由端123bが他方の把持片111aにおける先端部111bを押上げる。
また、本実施形態では、押上げ部123が、プラー収容部121の底123に、当該底に沿うとともに挿入方向D11と交差する、内壁面121aやプラー本体111の把持片111aの幅方向に一致する配列方向D12に並べられて一対が設けられている。そして、収容側突起122及びプラー側突起112は、互いに係止した状態で配列方向D12について一対の押上げ部123の相互間に位置するように設けられている。
以上に説明した実施形態のヒューズプラー収容構造10や電気接続箱1によれば、後述する効果を得ることができるが、ここでは、この効果の説明に先立って、上述の実施形態のヒューズプラー収容構造10に対する比較例について説明する。
図8は、図1~図7に示されている実施形態のヒューズプラー収容構造に対する比較例のヒューズプラー収容構造を、図6と同様の断面で示す図である。尚、この図8では、図6に示されている構成要素と同等な構成要素には図6と同じ符号が付されており、以下では、それら同等な構成要素についての重複説明を割愛する。
この図8に示されている比較例のヒューズプラー収容構造50では、ヒューズプラー110のプラー本体111が収容される、収容部材520におけるプラー収容部521に図6の押上げ部123に相当する構成要素が設けられていない。このため、プラー本体111がプラー収容部521に収容され、プラー側突起112が収容側突起522を乗り越えて係止すると、収容側突起522へのプラー側突起112の押付けがないので両者間に間隙d51が生じることとなる。そして、比較例のヒューズプラー収容構造50では、この間隙d51に起因して、プラー本体111とプラー収容部521との間にガタつきが生じて異音が発生する可能性がある。
以上に説明した比較例のヒューズプラー収容構造50に対し、上述の実施形態のヒューズプラー収容構造10や、このヒューズプラー収容構造10を備えた電気接続箱1によれば、以下に説明するように異音の発生を抑えることができる。
本実施形態によれば、プラー収容部121へのプラー本体111の収容時には、収容側突起122を乗り越えて係止したプラー側突起112が、押上げ部123によるプラー本体111の先端部111bに対する付勢によって収容側突起122に押し付けられる。この押付けにより、収容時におけるプラー側突起112と収容側突起122との間の間隙が無くなり、この間隙に起因したプラー本体111とプラー収容部121との間のガタつきが解消される。そして、このガタつき解消により異音の発生を抑えることができる。
ここで、本実施形態では、プラー本体111における各把持片111aの外側面に設けられた一対のプラー側突起112が、各把持片111aを撓ませつつプラー収容部121の内壁面121aに設けられた一対の収容側突起122を乗り越えて係止する。この構成によれば、プラー本体111に設けられた一対のプラー側突起112を、プラー収容部121に設けられた一対の収容側突起122に係止させることで、プラー本体111をプラー収容部121に強固に保持させることができるので好適である。
また、本実施形態では、押上げ部123がカンチレバーであり、プラー本体111の収容時には撓められて復元力によって自由端123bでプラー本体111の先端部111bを押上げ方向D14に付勢する。この構成によれば、カンチレバーという、板バネ状で高い付勢力を発揮する押上げ部123によって収容時のプラー本体111が押し上げられる。このような押上げによってプラー側突起112が収容側突起122に強固に押し付けられるので、異音の発生を一層抑えることができる。
また、本実施形態では、押上げ部123としてのカンチレバーが、プラー収容部121の底121bに形成されたC字状のスリット121b-1で切り出された部位となっている。この構成によれば、プラー収容部121の底121bの一部が押上げ部123としてのカンチレバーに利用されるので部品点数を抑えることができる。
また、本実施形態では、押上げ部123としてのカンチレバーは、一方の固定端123a側が他方の自由端123b側に位置する互い違いの状態で互いに平行に延在するように一対が設けられている。この構成によれば、互い違いに設けられた一対のカンチレバーで収容時のプラー本体111の先端部111bが押し上げられる。このような押上げによってプラー側突起112を収容側突起122に強固且つバランス良く押し付けることができるので、異音の発生を一層抑えることができる。
また、本実施形態では、収容側突起122及びプラー側突起112が、互いに係止した状態で、押上げ部123の配列方向D12について一対の押上げ部123の相互間に位置するように設けられている。本実施係形態によれば、このような構成の点においても、プラー側突起112を収容側突起122に強固且つバランス良く押し付けることができるので、異音の発生を一層抑えることができる。
尚、以上に説明した実施形態はヒューズプラー収容構造及び電気接続箱の代表的な形態を示したに過ぎず、ヒューズプラー収容構造及び電気接続箱は、これに限定されるものではなく種々変形して実施することができる。
例えば、上述の実施形態では、プラー本体及びプラー収容部の各一例として、それぞれ矩形筒状に形成された樹脂製のプラー本体111及びプラー収容部121が例示されている。しかしながら、プラー本体及びプラー収容部はこれに限るものではなく、各々の具体的な形状や材質は適宜に設定し得るものである。
また、上述の実施形態では、プラー収容部の一例として、電気接続箱1の箱本体部1aとは別部材の収容部材120の一部となったプラー収容部121が例示されている。しかしながら、プラー収容部はこれに限るものではなく、電気接続箱の箱本体部の一部位として一体に形成されたもの等であってもよい。
また、上述の実施形態では、プラー側突起及び収容側突起の各一例として、プラー本体111の把持片111aに設けられた一対のプラー側突起112と、プラー収容部121の内壁面121aに設けられた一対の収容側突起122と、が例示されている。しかしながら、プラー側突起及び収容側突起はこれに限るものではなく、プラー本体及びプラー収容部における各突起の形成位置や形成数は任意に設定し得るものである。ただし、プラー本体111の把持片111aに一対のプラー側突起112を設け、プラー収容部121の内壁面121aに一対の収容側突起122を設けることで、プラー本体111をプラー収容部121に強固に保持させることができる点は上述した通りである。
また、上述の実施形態では、押上げ部の一例として、カンチレバーとして形成された押上げ部123が例示されている。しかしながら、押上げ部はこれに限るものではなく、プラー収容部に収容されたプラー本体の先端部を付勢可能であれば、例えばコイルバネや弾性ゴム等、任意の部材を採用し得る。ただし、押上げ部123としてカンチレバーを採用することで、プラー側突起112を収容側突起122に強固に押し付けて異音の発生を一層抑えることができる点も上述した通りである。
また、上述の実施形態では、押上げ部の一例として、プラー収容部121の底121bに形成されたスリット121b-1でカンチレバーとして切り出された押上げ部123が例示されている。しかしながら、カンチレバーとして押上げ部を形成するにしても、その具体的な形成態様を問うものではなく、例えばプラー収容部の内壁面に別部品として形成された押上げ部を取り付けることとしてもよい。ただし、プラー収容部121の底121bに形成されたスリット121b-1で押上げ部123を切り出す構成とすることで、部品点数を抑えることができる点も上述した通りである。
また、上述の実施形態では、押上げ部の一例として、互い違いの状態で互いに平行に延在するカンチレバーとして一対が設けられた押上げ部123が例示されている。しかしながら、カンチレバーとしての押上げ部を一対設けるにしても、その配置は、互い違いの状態で互いに平行に延在する形態に限るものではない。カンチレバーとしての一対の押上げ部の配置は、例えば自由端どうし、固定端どうし、を互いに揃えた状態で互いに平行に延在するように配置してもよい。ただし、上述のようにカンチレバーとしての一対の押上げ部123を互い違いに平行に延在させて配置することで、異音の発生を一層抑えることができる点も上述した通りである。
また、上述の実施形態では、収容側突起、プラー側突起、及び押上げ部の配置の一例として、互いに係止した収容側突起122及びプラー側突起112を一対の押上げ部123の相互間に位置させた配置が例示されている。しかしながら、収容側突起、プラー側突起、及び押上げ部の配置はこれに限るものではなく、例えば収容側突起及びプラー側突起を一対の押上げ部の相互間からは離れた位置に配置することとしてもよい。ただし、収容側突起122及びプラー側突起112を一対の押上げ部123の相互間に配置することで、異音の発生を一層抑えることができることも上述した通りである。
1 電気接続箱
1a 箱本体部
10 ヒューズプラー収容構造
110 ヒューズプラー
111 プラー本体
111a 把持片
111a-1 把持爪
111b 先端部
112 プラー側突起
120 収容部材
121 プラー収容部
121a 内壁面
121b 底
121b-1 スリット
122 収容側突起
123 押上げ部
123a 固定端
123b 自由端
D11 挿入方向
D12 配列方向
D13 撓み方向
D14 押上げ方向

Claims (7)

  1. ヒューズの脱着時に当該ヒューズを保持するプラー本体と、
    非使用時の前記プラー本体が挿入されて収容される有底筒状のプラー収容部と、
    前記プラー収容部の内部に設けられた収容側突起と、
    前記プラー本体に設けられ、前記プラー本体が前記プラー収容部に挿入される際に、前記プラー本体の挿入方向に前記収容側突起を乗り越えて係止するプラー側突起と、
    前記プラー収容部の底に設けられ、当該プラー収容部に収容された前記プラー本体における前記挿入方向の先端部を、当該挿入方向とは反対向きの押上げ方向に付勢することで、前記プラー側突起を前記収容側突起に押し付ける押上げ部と、
    を備えたことを特徴とするヒューズプラー収容構造。
  2. 前記プラー本体が、前記ヒューズを挟んで保持する対向一対の把持片を有し、
    前記プラー収容部が、前記プラー本体の収容時に、前記対向一対の把持片の外側面に対面する対向一対の内壁面を有しており、
    前記収容側突起が、前記プラー収容部における前記対向一対の内壁面それぞれに設けられ、
    前記プラー側突起が、前記対向一対の把持片それぞれの外側面に設けられた突起であって、前記プラー本体が前記プラー収容部に挿入される際に、前記対向一対の把持片を互いに近づける撓み方向に撓ませつつ前記収容側突起を乗り越えて係止することを特徴とする請求項1に記載のヒューズプラー収容構造。
  3. 前記押上げ部が、一端が固定端で他端が自由端となったカンチレバーであり、前記プラー本体の収容時には、前記プラー本体の前記先端部によって前記自由端が前記挿入方向に押し下げられて撓められ、復元力によって前記自由端で前記先端部を前記押上げ方向に付勢することを特徴とする請求項1又は2に記載のヒューズプラー収容構造。
  4. 前記押上げ部としての前記カンチレバーが、前記プラー収容部の底に形成されたC字状のスリットで切り出された部位であることを特徴とする請求項3に記載のヒューズプラー収容構造。
  5. 前記押上げ部としての前記カンチレバーは、一方の固定端側が他方の自由端側に位置する互い違いの状態で互いに平行に延在するように一対が設けられていることを特徴とする請求項3又は4に記載のヒューズプラー収容構造。
  6. 前記押上げ部が、前記プラー収容部の前記底に、当該底に沿うとともに前記挿入方向と交差する配列方向に並べられて一対が設けられており、
    前記収容側突起及び前記プラー側突起が、互いに係止した状態で前記配列方向について一対の前記押上げ部の相互間に位置するように設けられていることを特徴とする請求項1~5のうち何れか一項に記載のヒューズプラー収容構造。
  7. 請求項1~6のうち何れか一項に記載のヒューズプラー収容構造と、
    前記プラー本体を用いて前記ヒューズが着脱される箱本体部と、
    を備えたことを特徴とする電気接続箱。
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