JP2021534026A - 車両のステアリングアセンブリ - Google Patents

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Abstract

本発明は、車両(10)のステアリングアセンブリ(12)に関する。ステアリングアセンブリ(12)は、第1のステアリングアクチュエータ(14)及び第2のステアリングアクチュエータ(16)を備えている。第1のステアリングアクチュエータ(14)は、モーション制御システム(18)から出力された少なくとも1つの信号に応じて動作し、車両(10)の少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材(20,22)の操舵角を制御し、これによって、車両(10)の操舵を制御するように適合されている。第1のステアリングアクチュエータ(14)は、少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材(20,22)について、操舵角、操舵角速度及び操舵トルクの少なくとも1つの少なくとも1つの限界を定義する、第1の公称操舵能力に関連付けられている。第2のステアリングアクチュエータ(16)は、モーション制御システム(18)から出力された少なくとも1つの信号に応じて動作し、車両(10)の少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材(20,22)の操舵角を制御し、これによって、車両(10)の操舵を制御するように適合されている。第2のステアリングアクチュエータ(16)は、少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材(20,22)について、操舵角、操舵角速度及び操舵トルクの少なくとも1つの少なくとも1つの限界を定義する、第2の公称操舵能力に関連付けられている。モーション制御システム(18)は、第1のステアリングアクチュエータ(14)に関連付けられた故障が検出されたとき、第2の公称操舵能力に代えて、第2のステアリングアクチュエータ(16)を第2の強化操舵能力に関連付けるように適合されている。第2の強化操舵能力は、第2の公称操舵能力と異なっている。【選択図】図1

Description

本発明は、車両のステアリングアセンブリに関する。また、本発明は、ステアリングアセンブリを備えた車両に関する。さらに、本発明は、車両を操舵する方法に関する。さらにまた、本発明は、コンピュータプログラム、コンピュータ可読媒体、及び制御ユニットに関する。
本発明は、トラック、バス及び建設機械などの大型車両に適用することができる。トラックについて本発明を説明するが、本発明は、この特定車両に限らず、バス、作業機械又は乗用車などの他の車両にも使用することができる。
現代の車両には、一般的に、車両を操舵するステアリングアセンブリが備えられている。また、車両の操舵は、例えば、安全性の観点から重要であるため、様々な試みがなされて操舵機能の高信頼性を保証してきた。
例えば、国際公開第03/047949号パンフレットは、2つの油圧作動式アクチュエータを有する、二重回路のステアバイワイヤステアリングシステムを説明している。しかしながら、ステアリングアセンブリの適応性及び信頼性を更に向上させることが望まれている。
本発明の目的は、信頼性のある操舵を妥当なコストで得ることができる、車両のステアリングアセンブリを提供することである。
この目的は、請求項1に記載のステアリングアセンブリによって達成される。
従って、本発明は、車両のステアリングアセンブリに関する。このステアリングアセンブリは、第1のステアリングアクチュエータ及び第2のステアリングアクチュエータを備えている。
第1のステアリングアクチュエータは、モーション制御システムから出力された少なくとも1つの信号に応じて動作し、車両の少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材(ground engaging member)の操舵角を制御し、これによって、車両の操舵を制御するように適合されている。第1のステアリングアクチュエータは、第1の公称操舵能力(a first nominal steering capability)に関連付けられている。第1の公称操舵能力は、少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材について、操舵角、操舵角速度及び操舵トルクの少なくとも1つの少なくとも1つの限界(limitation)を定義している。
第2のステアリングアクチュエータは、モーション制御システムから出力された少なくとも1つの信号に応じて動作し、車両の少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材の操舵角を制御し、これによって、車両の操舵を制御するように適合されている。第2のステアリングアクチュエータは、第2の公称操舵能力(a second nominal steering capability)に関連付けられている。第2の公称操舵能力は、少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材について、操舵角、操舵角速度及び操舵トルクの少なくとも1つの少なくとも1つの限界を定義している。
本発明によれば、モーション制御システムは、第1のステアリングアクチュエータに関連付けられた故障が検出されたとき、第2の公称操舵能力に代えて、第2のステアリングアクチュエータを第2の強化操舵能力(a second enhanced steering capability)に関連付けるように適合されている。この第2の強化操舵能力は、第2の公称操舵能力と異なっている。
本明細書で使用される場合、「第1のステアリングアクチュエータに関連付けられた故障」という表現は、第1のステアリングアクチュエータ自体の故障に限定されない。その代わりに、上記用語は、第1のステアリングアクチュエータが正常に動作することを妨げる故障、例えば、第1のステアリングアクチュエータが少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材の操舵角を制御することを妨げる故障が発生したと解釈すべきである。従って、「第1のステアリングアクチュエータに関連付けられた故障」という用語は、第1のステアリングアクチュエータと少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材との間に動作可能に連結された1つ以上の構成部品の故障も含んでいる。
上記のステアリングアセンブリのおかげで、第1及び第2のステアリングアクチュエータのそれぞれは、例えば、それらが対応する公称操舵能力の範囲内で、長期間の動作を行うことができるようになっている。しかしながら、必要に応じて、第2のステアリングアクチュエータは、その代わりに、第2の強化操舵能力に関連付けられて、その結果として第2の強化操舵能力の限度内で動作することができる。例えば、第2の強化操舵能力は、第2のステアリングアクチュエータの最大短期能力(maximum short-term capabilities)に基づいて決定することができる。
上記のことから、第1及び第2のステアリングアクチュエータがそれらの公称操舵能力の範囲内で長期間の使用に耐えることのみが必要であるため、ステアリングアセンブリのコストを比較的低く保つことができるが、第1のステアリングアクチュエータが期待通りに機能していなくてもおそらく限られた期間、第2の強化操舵能力への切り替えによって適切な操舵が行われるため、ステアリングアセンブリの操舵機能の信頼性を適切に向上させることができる。
オプションとして、第2の公称操舵能力は、第2の公称最大操舵角(a second nominal maximum steering angle)を含み、第2の強化操舵能力は、第2の強化最大操舵角(a second enhanced maximum steering angle)を含んでいる。第2の強化最大操舵角は、第2の公称最大操舵角よりも大きい。第2の強化最大操舵角と第2の公称最大操舵角との比率は、好ましくは少なくとも2、より好ましくは少なくとも4である。従って、第1のステアリングアクチュエータに関連付けられた故障が検出されたとき、第2のステアリングアクチュエータは、少なくとも限られた期間内に、車両の少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材の操舵角を制御して、第2のステアリングアクチュエータが第2の公称操舵能力に関連付けられたときに得られる角度よりも大きい操舵角を得るように適合させることができる。
オプションとして、第1の公称操舵能力は、第2の公称操舵能力と異なっている。従って、第1及び第2のステアリングアクチュエータは、異なる操舵操作を実行するように適合させることができる。
オプションとして、第1の公称操舵能力は、第1の公称最大操舵角(a first nominal maximum steering angle)を含んでいる。第1の公称最大操舵角は、第2の公称最大操舵角よりも大きい。従って、名目上、第1のステアリングアクチュエータは、第2のステアリングアクチュエータよりも大きな操舵角を達成するように適合させることができる。その結果、一例ではあるが、第1のステアリングアクチュエータは、庭仕事中の操舵など、比較的大きな操舵角を必要とする操舵動作中に使用されるように適合させることができる一方、第2のステアリングアクチュエータは、高速道路での操舵など、より小さい操舵角を必要とする操舵動作中に使用されるように適合させることができる。
オプションとして、第2の公称操舵能力は、第2のステアリングアクチュエータが第2の公称操舵能力に関連付けられたときに生成することができる第2の公称最大作動負荷(a second nominal maximum actuation load)を含み、第2の強化操舵能力は、第2のステアリングアクチュエータが第2の強化操舵能力に関連付けられたときに生成することができる第2の強化最大作動負荷(a second enhanced maximum actuation load)を含んでいる。第2の強化最大作動負荷と第2の公称最大作動負荷との比率は、少なくとも1.5、より好ましくは少なくとも2である。最大許容作動負荷を変えることは、操舵角、操舵角速度及び操舵トルクの少なくとも1つの限界を変える単純な方法である。例えば、最大許容作動負荷を変えることは、操舵角の限界を変える単純な方法である。
オプションとして、ステアリングアセンブリは、少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材に連結するように適合された油圧ステアリングギアを含んでいる。第1及び第2のステアリングアクチュエータのそれぞれは、油圧ステアリングギアの動作状態を制御するように適合されている。これは、コンパクトなステアリングアセンブリを含んでいるが、それでも適切なレベルの冗長性に関連付けられる。
オプションとして、ステアリングアセンブリは、少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材に連結されるように適合された第1の油圧ステアリングギアを含んでいる。第1のステアリングアクチュエータは、第1の油圧ステアリングギアの動作状態を制御するように適合されている。ステアリングアセンブリは、少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材に連結されるように適合された第2の油圧ステアリングギアを更に含んでいる。第2のステアリングアクチュエータは、第2の油圧ステアリングギアの動作状態を制御するように適合されている。ステアリングアセンブリが2つの油圧ステアリングギアを含むという事実のおかげで、第1の油圧ステアリングギアが期待通りに機能しなくても第2の油圧ステアリングギアを使用することができるので、冗長性のレベルを向上させることができる。
オプションとして、第1のステアリングアクチュエータは、第1の公称操舵能力に関連付けられたときに第1の公称最大作動負荷(a first nominal maximum actuation load)を生成するように適合され、第2のステアリングアクチュエータは、第2の公称操舵能力に関連付けられたときに第2の公称最大作動負荷を生成するように適合されている。第1の公称最大作動負荷は、第2の公称最大作動負荷よりも大きく、第1の公称最大作動負荷と第2の公称最大作動負荷との比率は、好ましくは少なくとも2、より好ましくは少なくとも4である。
オプションとして、モーション制御システムは、第1の車両モーション管理コントローラ、及び第2の車両モーション管理コントローラを含んでいる。第1及び第2の車両モーション管理コントローラはそれぞれ、車両の操舵を制御するための少なくとも1つの信号を出力するように適合されている。第1及び第2の車両モーション管理コントローラは、第1及び第2のステアリングアクチュエータの制御の冗長的なアセンブリを含んでいる。
オプションとして、第1及び第2の車両モーション管理コントローラのそれぞれは、第1及び第2のステアリングアクチュエータのそれぞれに、少なくとも1つの制御信号を出力するように適合されている。
オプションとして、第1の車両モーション管理コントローラは、第2のステアリングアクチュエータではなく、第1のステアリングアクチュエータに少なくとも1つの制御信号を出力するように適合され、第2の車両モーション管理コントローラは、第1のステアリングアクチュエータではなく、第2のステアリングアクチュエータに少なくとも1つの制御信号を出力するように適合されている。
オプションとして、モーション制御システムは、車両が故障中にたどることを意図した経路であるブラインドストップ経路を決定するように適合され、モーション制御システムは、第2の強化操舵能力に関連付けられたときに第2のステアリングアクチュエータを使用して車両を操舵する場合、車両がブラインドストップ経路をたどることができるか否かを決定するように更に適合されている。車両がブラインドストップ経路をたどることができるか否かの決定は、車両の安全性を向上させることを含んでいる。例えば、上述した条件下で、車両がブラインドストップ経路をたどることができないと決定されると、更新されたブラインドストップ経路が決定され、これによって、第1のステアリングアクチュエータに関連付けられた故障の場合にも、車両がブラインドストップ経路をたどることを保証することができる。従って、純粋な一例ではあるが、更新されたブラインドステップ経路は、第2の強化操舵能力の限界を考慮して決定することができ、これによって、第1のステアリングアクチュエータに関連付けられた故障の場合にも、車両が更新されたブラインドストップ経路をたどることを保証することができる。
オプションとして、モーション制御システムは、第1のステアリングアクチュエータに関連付けられた故障が検出されたとき、所定の強化操舵時間(a predetermined enhanced steering time)だけ、第2の公称操舵能力に代えて、第2のステアリングアクチュエータを第2の強化操舵能力に関連付けるように適合されている。強化操舵時間は、2〜600秒の範囲内、好ましくは5〜30秒の範囲内にある。上記のことは、第2のステアリングアクチュエータが限られた時間だけ第2の強化操舵能力に関連付けられ、これによって、第2のステアリングアクチュエータが長時間大きな負荷を受けないことを保証することを含んでいる。
オプションとして、モーション制御システムは、第1のステアリングアクチュエータに関連付けられた故障が検出されないとき、現在作動すべき、第1の公称操舵能力に関連付けられた第1のステアリングアクチュエータ、及び第2の公称操舵能力に関連付けられた第2のステアリングアクチュエータのいずれかを選択して、少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材の操舵角を制御するとともに、このように選択されたステアリングアクチュエータに少なくとも1つの信号を出力する。好ましくは、モーション制御システムは、所望の操舵角、所望の操舵角速度及び所望の操舵トルクの少なくとも1つに基づいて選択するように適合されている。
オプションとして、モーション制御システムは、第1のステアリングアクチュエータに関連付けられた故障が検出されたとき、第2のステアリングアクチュエータに少なくとも1つの信号を出力し、車両の少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材の操舵角を制御し、これによって、車両の操舵を制御するように適合されているとともに、好ましくは、第1のステアリングアクチュエータに関連付けられた故障が検出されたとき、車両の操舵を制御するための少なくとも1つの信号を第1のステアリングアクチュエータに出力しないように適合されている。
本発明の第2の形態は、本発明の第1の形態によるステアリングアセンブリを備えた車両に関する。
本発明の第3の形態は、第1のステアリングアクチュエータ及び第2のステアリングアクチュエータを有するステアリングアセンブリを備えた車両を操舵する方法に関する。第1のステアリングアクチュエータは、モーション制御システムから出力された少なくとも1つの信号に応じて動作し、車両の少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材の操舵角を制御し、これによって、車両の操舵を制御するように適合されている。第1のステアリングアクチュエータは、第1の公称操舵能力に関係付けられている。第1の公称操舵能力は、少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材について、操舵角、操舵角速度及び操舵トルクの少なくとも1つの少なくとも1つの限界を定義する。
第2のステアリングアクチュエータは、モーション制御システムから出力された少なくとも1つの信号に応じて動作し、車両の少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材の操舵角を制御し、これによって、車両の操舵を制御するように適合されている。第2のステアリングアクチュエータは、第2の公称操舵能力に関連付けられている。第2の公称操舵能力は、少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材について、操舵角、操舵角速度及び操舵トルクの少なくとも1つの少なくとも1つの限界を定義する。
本発明の第3の態様によれば、この方法は、第1のステアリングアクチュエータに関連付けられた故障が検出されたとき、第2の公称操舵能力に代えて、第2のステアリングアクチュエータを第2の公称操舵能力とは異なる第2の強化操舵能力に関連付けるステップと、第2のステアリングアクチュエータを使用して車両を操舵するステップと、を更に備えている。
オプションとして、第2の公称操舵能力は、第2の公称最大操舵角を含み、第2の強化操舵能力は、第2の強化最大操舵角を含んでいる。第2の強化最大操舵角は、第2の公称最大操舵角よりも大きい。第2の強化最大操舵角と第2の公称最大操舵角との比率は、好ましくは少なくとも2、より好ましくは少なくとも4である。
オプションとして、第1の公称操舵能力は、第2の公称操舵能力と異なっている。
オプションとして、第1の公称操舵能力は、第2の公称最大操舵角よりも大きい、第1の公称最大操舵角を含んでいる。
オプションとして、第2の公称操舵能力は、第2のステアリングアクチュエータが第2の公称操舵能力に関連付けられたときに生成することができる第2の公称最大作動負荷を含んでいる。第2の強化操舵能力は、第2のステアリングアクチュエータが第2の強化操舵能力に関連付けられたときに生成することができる第2の強化最大作動負荷を含んでいる。第2の強化最大作動負荷と第2の公称最大作動負荷との比率は、少なくとも1.5、より好ましくは少なくとも2である。
オプションとして、第2の強化操舵能力は、第2の公称最大操舵角よりも大きい、第2の強化最大操舵角を含んでいる。
オプションとして、ステアリングアセンブリは、少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材に連結されるように適合された油圧ステアリングギアを含んでいる。第1及び第2のステアリングアクチュエータのそれぞれは、油圧ステアリングギアの動作状態を制御するように適合されている。
オプションとして、ステアリングアセンブリは、少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材に連結されるように適合された第1の油圧ステアリングギアを備えている。第1のステアリングアクチュエータは、第1の油圧ステアリングギアの動作状態を制御するように適合されている。ステアリングアセンブリは、少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材に連結されるように適合された第2の油圧ステアリングギアを更に備えている。第2のステアリングアクチュエータは、第2の油圧ステアリングギアの動作状態を制御するように適合されている。
オプションとして、第1のステアリングアクチュエータは、第1の公称操舵能力に関連付けられたときに第1の公称最大作動負荷を生成するように適合され、第2のステアリングアクチュエータは、第2の公称操舵能力に関連付けられたときに第2の公称最大作動負荷を生成するように適合されている。第1の公称最大作動負荷は、第2の公称最大作動負荷よりも大きい。第1の公称最大作動負荷と第2の公称最大作動負荷との比率は、好ましくは少なくとも2、より好ましくは少なくとも4である。
オプションとして、この方法は、車両故障中に車両がたどることを意図した経路であるブラインドストップ経路を決定するステップを更に備えている。この方法は、第2の強化操舵能力に関連付けられたときに第2の操舵アクチュエータを使用して車両を操舵する場合、車両がブラインドパス経路をたどることができるか否かを決定するステップを更に備えている。
オプションとして、この方法は、第1のステアリングアクチュエータに関連付けられた故障が検出されたとき、所定の強化操舵時間だけ、第2の公称操舵能力に代えて、第2のステアリングアクチュエータを第2の強化操舵能力に関連付けるステップを更に備えている。強化操舵時間は、2〜600秒の範囲内、好ましくは5〜30秒の範囲内である。
オプションとして、この方法は、第1のステアリングアクチュエータに関連付けられた故障が検出されないとき、現在作動すべき、第1の公称操舵能力に関連付けられた第1のステアリングアクチュエータ、及び第2の公称操舵能力に関連付けられた第2のステアリングアクチュエータのいずれかを選択し、少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材の操舵角を制御するとともに、このように選択されたステアリングアクチュエータに少なくとも1つの信号を出力するステップを備えている。好ましくは、選択は、所望の操舵角、所望の操舵角速度及び所望の操舵トルクの少なくとも1つに基づいて行われる。
本発明の第4の態様は、プログラムがコンピュータで実行されるとき、本発明の第3の態様のステップを実行するプログラムコードを含んだコンピュータプログラムに関する。
本発明の第5の態様は、プログラム製品がコンピュータで実行されるとき、本発明の第3の態様のステップを実行するプログラムコードを含んだコンピュータプログラムを保持するコンピュータ可読媒体に関する。
本発明の第6の態様は、本発明の第3の態様による方法のステップを実行するように構成された、車両の操舵を制御する制御ユニットに関する。
本発明のさらなる利点及び有利な特徴は、以下の説明及び従属請求項に開示されている。
添付の図面を参照し、以下、一例として挙げられる本発明の実施形態をより詳細に説明する。
車両の概略図である。 本発明の実施形態によるステアリングアセンブリの概略図である。 本発明の別の実施形態によるステアリングアセンブリの概略図である。 本発明の他の実施形態によるステアリングアセンブリの概略図である。 本発明のさらに他の実施形態によるステアリングアセンブリの概略図である。 ブラインドストップ手順を示す概略図である。 本発明による方法を示すフローチャートである。
図1に示すトラックなどのトラック10の形態をとる車両について、本発明を以下に説明する。トラック10は、本発明によるステアリングアセンブリを備えることができる、車両の一例であると理解すべきである。
しかしながら、本発明は、複数の様々なタイプの車両に実装することができる。純粋な一例として、本発明は、トラック、トラクタ、乗用車、バス、ホイールローダや他の任意のタイプの建設機械などの作業機械に実装することができる。
図1の車両10は、図2に示すように、ステアリングアセンブリ12を備えている。図から分かるように、ステアリングアセンブリは、第1のステアリングアクチュエータ14、及び第2のステアリングアクチュエータ16を有している。純粋な一例として、第1及び第2のステアリングアクチュエータ14,16のそれぞれは、電動アクチュエータ、例えば、トルクを生成するように適合された電動モータであってもよい。
また、図2は、第1のステアリングアクチュエータ14が、モーション制御システム18から出力された少なくとも1つの信号に応じて動作し、車両の少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材20,22の操舵角を制御し、これによって、車両の操舵を制御するように適合されたことを示している。図2の実施形態において、操舵可能な地面係合部材20,22は、車輪として図示されているが、クローラ(図示せず)などの操舵可能な地面係合部材の他の実装も想定することができる。
第1のステアリングアクチュエータ14は、第1の公称操舵能力に関連付けられている。第1の公称操舵能力は、少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材20,22について、操舵角、操舵角速度及び操舵トルクの少なくとも1つの少なくとも1つの限界を定義する。
同様に、第2のステアリングアクチュエータ16は、モーション制御システム18から出力された少なくとも1つの信号に応じて動作し、車両の少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材20,22の操舵角を制御し、これによって、車両の操舵を制御するように適合されている。
第2のステアリングアクチュエータ16は、第2の公称操舵能力に関連付けられている。第2の公称操舵能力は、少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材について、操舵角、操舵角速度及び操舵トルクの少なくとも1つの少なくとも1つの限界を定義する。
従って、車両は、第1のステアリングアクチュエータ14及び第2のステアリングアクチュエータ16の一方、又は場合によっては両方を使用して操舵することができる。好ましくは、第1及び第2のステアリングアクチュエータ14,16のそれぞれは、操舵に使用されないとき、例えば、摩擦における小さな抵抗のみを生成する。
第1のステアリングアクチュエータ14及び第2のステアリングアクチュエータ16を有するステアリングアセンブリ12は、複数の様々な方法で実装することができる。例えば、図2に例示されるように、ステアリングアセンブリ12は、少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材20,22に連結されるように適合された、油圧ステアリングギア24を備えていてもよい。また、図2の実施形態において、第1及び第2のステアリングアクチュエータ14,16のそれぞれは、油圧ステアリングギア24の動作状態を制御するように適合されている。
この目的のために、ステアリングアセンブリ12は、油圧ステアリングギア24に加圧流体を供給する流体供給アセンブリ(図示せず)を備えている。純粋な一例として、流体供給アセンブリは、サーボポンプ(図示せず)及び流体リザーバ(図示せず)を備えていてもよい。非限定的な一例として、流体は、例えば、作動油などの液体であってもよい。
また、油圧ステアリングギア24は、地面係合部材20,22の少なくとも一方に機械的に連結されていてもよい。図2の実施形態において、油圧ステアリングギア24は、車両の後方から見て、例えば、ドロップアーム26を含んでドラッグリンク28に連結された伝達装置を介して、車両の左側に配置された地面係合部材20に機械的に連結されている。ドラッグリンク28は、左側の地面係合部材20に関連付けられたステアリングナックル32に連結された、ステアリングアーム30に連結されている。従って、油圧ステアリングギア24は、ドロップアーム26、ドラッグリンク28、ステアリングアーム30及びステアリングナックル32という構成部品を(この順番で)介して、左側の地面係合部材20に機械的に連結されている。
さらに、右側の地面係合部材22は、コネクティングアーム34を介して左側の地面係合部材20に連結され、右側の地面係合部材22の操舵角の変化に応じて、左側の地面係合部材20の操舵角が変化する。
さらにまた、ステアリングアセンブリ12は、操舵入力デバイス36を備えている。図2において、操舵入力デバイス36は、ステリングホイールとして例示されているが、操舵入力デバイス36の他の実装も考えられる。純粋な一例として、操舵入力デバイス36は、ジョイスティック(図示せず)やタッチスクリーン(図示せず)として実装することができる。操舵入力デバイス36の実装にかかわらず、操舵入力デバイス36は、モーション制御システム18に少なくとも1つの信号を出力するように適合されている。この少なくとも1つの信号は、車両の所望の操舵を示している。
操舵入力デバイス36は、手動の操舵入力デバイスである必要がないことに留意されたい。例えば、車両は自律車両であり、操舵入力デバイス36は所望の操舵を自動的に決定するデバイスであってもよい。例えば、操舵入力デバイス36は、モーション制御システム18の一部を形成していてもよい。また、操舵入力デバイス36は、車両の所望の操舵を自動的に決定するシステムを構成、又はその一部を形成してもよいと考えられる。この目的のために、非限定的な一例として、操舵入力デバイス36は、図4及び図5のそれぞれを参照して以下説明する、「交通状況管理」の一部を形成してもよい。
他のオプションとして、操舵入力デバイス36は、例えば、ステリングコラム(図示せず)を介して、第1及び第2のステアリングアクチュエータ14,16のそれぞれに機械的に連結されていてもよい。
図3は、ステリングアセンブリ12の別の実施形態を示している。図2の実施形態と同様に、図3に示す実施形態のステアリングアセンブリ12は、少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材20に連結されるように適合された、第1の油圧ステリングギア24を備えている。第1のステアリングアクチュエータ14は、第1の油圧ステアリングギア24の動作状態を制御するように適合されている。
しかしながら、図2の実施形態とは異なり、図3に示す実施形態のステアリングアセンブリ12は、少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材20,22に連結されるように適合された、第2の油圧ステアリングギア38を更に備えている。第2のステアリングアクチュエータ16は、第2の油圧ステアリングギア38の動作状態を制御するように適合されている。
従って、図3から分かるように、第1の油圧ステアリングギア24は、地面係合部材20,22の一方に機械的に連結されていてもよい。図3の実施形態では、第1の油圧ステアリングギア24は、車両の後方から見て、第1のドロップアーム26’、第1のドラッグリンク28’、第1のステアリングアーム30’及び第1のステアリングナックル32’という構成部品を(この順番で)介して、車両の左側に配置された地面係合部材20に機械的に連結されている。
また、図3に示すように、第2の油圧ステアリングギア38は、地面係合部材20,22の一方に機械的に連結されていてもよい。図3の実施形態では、第2の油圧ステアリングギア38は、車両の後方から見て、第2のドロップアーム26”、第2のドラッグリンク28”、第2のステアリングアーム30”及び第2のステアリングナックル32”という構成部品を(この順番で)介して、車両の右側に配置された地面係合部材22に機械的に連結されている。
さらに、図3には示されていないが、ステアリングアセンブリ12は、第1の油圧ステアリングギア24に加圧流体を供給する第1の流体供給アセンブリ(図示せず)、及び第2の油圧ステアリングギア38に加圧流体を供給する第2の流体供給アセンブリ(図示せず)を備えている。純粋な一例として、第1及び第2の流体供給アセンブリのそれぞれは、サーボポンプ(図示せず)及び流体リザーバ(図示せず)を備えていてもよい。非限定的な一例として、流体は、例えば、作動油などの作動液体(a hydraulic liquid)であってもよい。
さらにまた、純粋な一例としてではあるが、第1及び第2の流体供給アセンブリは、ステアリングアセンブリ12の冗長性を向上させるために、互いに分離していてもよい。非限定的な一例として、第1の流体供給アセンブリのサーボポンプは、車両の内燃機関(図示せず)によって駆動される一方、第2の流体供給アセンブリのサーボポンプは、電動モータ(図示せず)によって駆動されてもよい。
ステアリングアセンブリ12の実施形態、例えば、第1及び第2のステアリングアクチュエータ14,16が、同じ油圧ステアリングギア、又は異なる油圧ステアリングギアに連結されているか否かにかかわらず、本発明によれば、モーション制御システム18は、第1のステアリングアクチュエータ14に関連付けられた故障が検出されたとき、第2の公称操舵能力に代えて、第2のステアリングアクチュエータ16を第2の強化操舵能力に関連付けるように適合されている。第2の強化操舵能力は、第2の公称操舵能力と異なっている。
上記の関連付けは、複数の方法で得ることができる。純粋な一例として、モーション制御システム18は、例えば、限界に関して、第2の公称操舵能力及び第2の強化操舵能力を示す情報をそれぞれ保存するメモリを備えていてもよい。また、モーション制御システム18自体は、第2のステアリングアクチュエータ16に現在関連付けられている能力に反する方法で、そこから出力された少なくとも1つの信号が第2のステアリングアクチュエータ16を制御しないことを保証することができる。純粋な一例として、第2のステアリングアクチュエータ16が第2の公称操舵能力に現在関連付けられており、第2の公称操舵能力が少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材20,22について操舵角の限界を含んでいると仮定すると、モーション制御ユニット18は、第2のステアリングアクチュエータ16に送信することを意図した信号が操舵角速度の制限に違反することをもたらさないことを検証する、例えば、ルーチンなどの機能を備えていてもよい。
他のオプションとして、ステアリングアクチュエータの操舵機能は、ステアリングアクチュエータのメモリに保存してもよい。従って、一例にすぎないが、第2のステアリングアクチュエータ16は、第2の公称操舵能力及び第2の強化操舵能力を示す情報を持つメモリを備えていてもよい。そして、第2のステアリングアクチュエータ16がモーション制御システム18から操舵リクエストを有する信号を受信すると、第2のステアリングアクチュエータ16自体が、例えば、第2のステアリングアクチュエータ16に収容されたルーチンを使用して、現在関連付けられている能力(capacity)を考慮して操舵リクエストを許容できるか否か、又は第2のステアリングアクチュエータ16がそれを実行する前に操舵リクエストを変更する必要があるか否かを決定することができる。
操舵能力がステアリングアクチュエータのメモリに保存されている実施形態では、モーション制御システム18は、ステアリングアクチュエータに現在関連付けるべき能力を示す信号をステアリングアクチュエータに出力するように適合されていてもよい。例えば、ステアリングアクチュエータが2つの異なる能力を持つと仮定すると、モーション制御システム18は、所望の能力がステアリングアクチュエータによって使用されるように、ステアリングアクチュエータに、例えば、on/off又は0/1などのフラグを持つ制御信号を出力するように適合されていてもよい。
第1の公称操舵能力は、第2の公称操舵能力と異なっていてもよい。純粋な一例として、第1の公称操舵能力は、第1の公称最大操舵角α1,nomを含み、第2の公称操舵能力は、第2の公称最大操舵角α2,nomを含んでいてもよい。第1の公称最大操舵角α1,nomは、第2の公称最大操舵角α2,nomよりも大きくてもよい。純粋な一例として、第1の公称最大操舵角α1,nomと第2の公称最大操舵角α2,nomとの比率α1,nom/α2,nomは、少なくとも2、好ましくは少なくとも3とすることができる。比率α1,nom/α2,nomの上記の例は、本発明の任意の実施形態で使用することができる。
本明細書で使用される場合、第1の公称最大操舵角α1,nomは、第1のステアリングアクチュエータ14が第1の公称操舵能力に関連付けられたとき、車両が直進する中立操舵位置から測定される、第1のステアリングアクチュエータ14が少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材20,22を動かすことができる最大操舵角に関連している。同様に、第2の公称/強化最大操舵角α2,nom/α2,enは、第2のステアリングアクチュエータ16が第2の公称/強化最大操舵角α2,nom/α2,enに関連付けられたとき、車両が直進する中立操舵位置から測定される、第2のステアリングアクチュエータ16が少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材20,22を動かすことができる最大操舵角に関連している。
非限定的な一例として、第1の公称最大操舵角α1,nomは、第1のステアリングアクチュエータ14が、庭仕事など、比較的大きな操舵角を必要とする動作のために使用することができる。純粋な一例として、第1の公称最大操舵角α1,nomは、40〜60°の範囲内とすることができる。
従って、純粋な一例としてではあるが、モーション制御システム18は、第1のステアリングアクチュエータ14に関連付けられた故障が検出されないとき、現在動作すべき、第1の公称操舵能力に関連付けられた第1のステアリングアクチュエータ14、及び第2の公称操舵能力に関連付けられた第2のステアリングアクチュエータ16のいずれかを選択し、少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材20,22の操舵角を制御するとともに、このように選択されたステアリングアクチュエータ14,16に少なくとも1つの信号を出力するように適合されていてもよい。好ましくは、モーション制御システム18は、所望の操舵角、所望の操舵角速度及び所望の操舵トルクの少なくとも1つに基づいて、選択を行うように適合されている。
また、やはり限定的な一例として、第2の公称最大操舵角α2,nomは、第2のステアリングアクチュエータ16が、高速道路の操舵など、比較的小さな操舵角を必要とする動作のために使用することができる。純粋な一例として、第2の公称最大操舵角α2,monは、5〜15°の範囲内とすることができる。
さらに、やはり純粋な一例として、第2の強化操舵能力は、第2の強化最大操舵角α2,enを含んでいてもよい。ここで、第2の強化最大操舵角α2,enは、第2の公称最大操舵角α2,nomよりも大きい。非限定的な一例として、第2の強化最大操舵角α2,enと第2の公称最大操舵角α2,nomとの比率α2,en/α2,nomは、少なくとも2、より好ましくは少なくとも4とすることができる。
従って、第2の公称操舵能力α2,nomに代えて、第2のステアリングアクチュエータ16が第2の強化操舵能力α2,enに関連付けられると、第2のステアリングアクチュエータ16は、第2のステアリングアクチュエータ16が第2の公称最大操舵角α2,nomに関連付けられている状況と比較して、車両の少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材20,22により大きな操舵角を与えることができる。
例えば、又は上述した最大操舵角を使用する代わりに、又はその一部として、第2の公称操舵能力は、第2のステアリングアクチュエータ16が第2の公称操舵能力に関連付けられたときに生成することができる第2の公称最大作動負荷、及び第2のステアリングアクチュエータ16が第2の強化操舵能力に関連付けられたときに生成することができる第2の強化最大作動負荷M2,en,maxを含んでいてもよい。実施形態では、例えば、上記及び下記で説明される例を参照すると、第2のステアリングアクチュエータ16は、油圧ステアリングギア24,38の動作状態を制御するように適合され、最大作動負荷(即ち、第2の公称最大作動負荷及び第2の強化最大作動負荷のいずれか)は、第2のステアリングアクチュエータが対象の油圧ステアリングギア24,38に与えることができる最大負荷に対応している。また、第2の強化最大作動負荷M2,en,maxと第2の公称最大作動負荷M2,nom,maxとの比率M2,en,max/M2,nom,maxは、少なくとも1.5、より好ましくは少なくとも2とすることができる。
非限定的な一例として、第2のステアリングアクチュエータ16がトルクを生成、例えば、油圧ステアリングギア24,38にトルクを与えるように適合されていれば、第2の公称最大作動負荷M2,nom,maxは、3〜8Nmの範囲内、好ましくは4〜6Nmの範囲内とすることができ、第2の強化最大作動負荷M2,en,maxは、8〜12Nmの範囲内とすることができる。
また、第1のステアリングアクチュエータ14は、第1の公称操舵能力に関連付けられたときに、第1の公称最大作動負荷M1,nom,maxを生成するように適合され、第2のステアリングアクチュエータ16は、第2の公称操舵能力に関連付けられたときに、第2の公称最大作動負荷M2,nom,maxを生成するように適合されていてもよい。第1の公称最大作動負荷M1,nom,maxは、第2の公称最大作動負荷M2,nom,maxよりも大きくてもよい。純粋な一例として、第1の公称最大作動負荷M1,nom,maxと第2の公称最大作動負荷M2,nom.maxとの比率M1,nom,max/M2,nom,maxは、少なくとも2、より好ましくは少なくとも4とすることができる。
第2の公称操舵能力及び第2の強化操舵能力がどのように定義及び/又は使用されるかにかかわらず、モーション制御システム18は、第1のステアリングアクチュエータ14に関連付けられた故障が検出されたとき、所定の強化操舵時間だけ、第2の公称操舵能力に代えて、第2のステアリングアクチュエータ16を第2の強化操舵能力に関連付けるように適合されていてもよい。強化操舵時間は、2〜600秒の範囲内、好ましくは5〜30秒の範囲内とすることができる。
図4は、モーション制御システム18が、第1の車両モーション管理コントローラ40、及び第2の車両モーション管理コントローラ42を備えた、ステアリングアセンブリ12の一実施形態を示している。第1及び第2の車両モーション管理コントローラ40,42のそれぞれは、車両の操舵を制御するための少なくとも1つの信号を出力するように適合されている。
図4から分かるように、ステアリングアセンブリ12は、車両の自律走行システムの一部を形成してもよい。自律走行システムは、複数のレイヤL0〜L3を備えている。ベースレイヤL0は、ステアリングアクチュエータ14,16、及び1つ以上の油圧ステアリングギア24,38などの軌道制御エンティティを備えている。モーション制御システム18は、車両モーション及び出力管理レイヤL1の一部を形成している。その結果として、図4の例では、第1及び第2の車両モーション管理コントローラ40,42のそれぞれは、車両モーション及び出力管理レイヤL1の一部を形成している。
さらに、図4から分かるように、車両の自律走行システムは、2つの付加的なレイヤL2及びL3を備えている。
図4においてボックス44で示されるレイヤL2は、「交通状況管理」と呼ばれ、1つ以上の電子制御ユニット又はこれと等価のコンピュータ資源を備え、例えば、最大5〜10秒先の車両の短期軌道に関して決定する。レイヤL2では、GPS、Glonass(登録商標)、Galileo(登録商標)及び同様なソリューションなどの正確な地理位置情報手段(geolocation means)、並びに/又は車線(ビーコンなど)に対する相対位置情報手段(relative location means)を提供することができる。レイヤL2では、車両の周囲環境(immediate environment)に関するイメージの流れを伝達するカメラを提供することができる。車両の短期軌道に関する決定は、リクエストとして、下層のレイヤL1に伝達される。下層のレイヤL1は、車両の実際の挙動、及び車両モーションシステムの高レベルのステータスをレイヤL2に返送する。
図4においてボックス46で示されるレイヤL3は、「ルート管理」と呼ばれ、1つ以上の電子制御ユニット又はこれと等価なコンピュータ資源を備え、車両の中長期軌道に関する決定を行う。レイヤL3は、ナビゲーション演算、交通渋滞回避、並びに輸送任務に関する他の戦略的計画を備えていてもよい。
また、図4に示す実施形態では、第1及び第2の車両モーション管理コントローラ40,42のそれぞれは、第1及び第2のステアリングアクチュエータ14,16のそれぞれに少なくとも1つの制御信号を出力するように適合されている。
これとは対照的に、図5は、ステアリングアセンブリ12の他の実施形態を示している。第1の車両モーション管理コントローラ40は、第2のステアリングアクチュエータ16ではなく、第1のステアリングアクチュエータ14に少なくとも1つの制御信号を出力するように適合されている。第2の車両モーション管理コントローラ42は、第1のステアリングアクチュエータ24ではなく、第2のステアリングアクチュエータ16に少なくとも1つの制御信号を出力するように適合されている。
図4及び図5のそれぞれは、2つの油圧ステアリングギア24,36を備えたステアリングアセンブリ12の実施形態を示しているが、これらの実施形態のそれぞれはまた、1つの油圧ステアリングギア24のみを備え、ステアリングアクチュエータ14,16のそれぞれが、その油圧ステアリングギア24の動作状態を制御するように適合されることができることに留意されたい。
図6は、道路48を走行する車両10を示している。図6の車両10は、本発明によるステアリングアセンブリ12を備えている。例えば、図6の車両10は、ステアリングアセンブリの上述した実施形態のいずれか1つに記載のステアリングアセンブリ12備えることができる。
車両10の故障が検出されると、モーション制御システム(図6では図示せず)は、車両10がたどることを意図した経路である、ブラインドストップ経路50を決定するように適合されている。純粋な一例として、図6に示すように、ブラインドストップ経路50は、車両10が道路48の端部、例えば、図6に例示するように、道路の右端に曲がり、その後停車するものとすることができる。停止位置は、図6において破線で示されている。ブラインドストップ経路50は、例えば、車両10の所定の点がたどることを意図した経路として決定することができる。純粋な一例として、ブラインドストップ経路50は、予想される車両前方の道路の延長線、現在の道路と車輪との摩擦、及び現在の車速の1つ以上のパラメータを考慮して、例えば、毎秒以下で定期的に推定することができる。純粋な一例として、上述した1つ以上のパラメータは、「交通状況管理」、例えば、図4及び図5のいずれかのレイヤL2を使用して決定することができる。
また、モーション制御システムは、第2の強化操舵能力に関連付けられたときに第2のステアリングアクチュエータ(図6では図示せず)を使用して車両を操舵する場合、車両10がブラインドストップ経路50をたどることができるか否かを決定するように更に適合されていてもよい。従って、モーション制御システムは、第1のステアリングアクチュエータに関連付けられた故障の場合でさえ、車両10がブラインドストップ経路50をたどることができるか否かを決定するように適合されていてもよい。モーション制御システムが、第2の強化操舵能力に関連付けられたときに第2のステアリングアクチュエータを使用して、車両10がブラインドストップ経路50をたどることができないと決定した場合、モーション制御システムは、警告を出力するか、その代わりに、モーション制御システムは、第2の強化操舵能力の限界を考慮して、更新されたブラインドストップ経路50を決定するようにしてもよい。
図7は、本発明による方法を示すフローチャートである。この方法は、本発明によるステアリングアセンブリ、例えば、上述した実施形態のいずれか1つによるステリングアセンブリのために実行される。図7から分かるように、この方法は、第1のステアリングアクチュエータに関連付けられた故障が検出されたとき、第2の公称操舵能力に代えて、第2のステアリングアクチュエータを第2の公称操舵能力とは異なる第2の強化操舵能力に関連付けるステップS10と、第2のステアリングアクチュエータを使用して車両を操舵するステップS12と、を備えている。
純粋な一例として、上記の方法は、プログラムコードを含んだコンピュータプログラムによって実行することができる。一例として、そのようなコンピュータプログラムは、コンピュータ可読媒体によって保存又は保持することができる。オプションとして、上記の方法は、制御ユニットによって実行することもできる。
本発明は、上述及び図示の実施形態に限定されないことを理解されたい。むしろ、当業者であれば、添付の特許請求の範囲内で、様々な変更及び修正を行うことができることを認識するであろう。
例えば、国際公開第03/047949号パンフレットは、2つの油圧作動式アクチュエータを有する、二重回路のステアバイワイヤステアリングシステムを説明している。しかしながら、ステアリングアセンブリの適応性及び信頼性を更に向上させることが望まれている。
欧州特許出願公開第0857638号明細書の要約によれば、操舵機構に機械的に連結されていない操舵操作手段と、操舵機構の異なる位置に配設された一対のステアリングモータと、操舵操作手段の動作位置と操舵機構の実際の動作位置との偏差に基づいて得られた必要な操舵力を所定の比率で分配し、ステアリングモータの目標出力値を決定する操舵制御ユニットと、を備えた自動車の操舵装置が開示されている。
米国特許出願公開第2005/087390号明細書の要約によれば、2つのモータを有する操舵システムに補助操舵力を加える操舵装置のモータ駆動方法が開示されている。このモータ駆動方法では、2つのモータが駆動されると、2つのモータのうち第1のモータが最初に駆動され、その後、もう一方の第2のモータが駆動され、これによってスムーズな操舵が行われる。
国際公開第2017/115411号パンフレットの要約によれば、バックアップクラッチを使用せずに安全性を保障するステアバイワイヤ式電動操舵装置が開示されている。このステアバイワイヤ式電動操舵装置は、ドライバによって操作されるステアリングホイールを有する操舵入力機構と、ステアリングホイールにステアリング反力を加える反力モータと、回転力を出力する回転モータと、操舵入力機構に機械的に連結されておらず、回転モータの回転力でステアリング制御ホイールを回転させる回転機構と、回転モータ及び反力モータの駆動を制御する駆動制御装置と、を備えている。回転モータ及び/又は反力モータは、二重化された巻線を持つ二重インバータタイプの二重巻線モータ、及び二重化された巻線を個別に駆動する2つのインバータを有する、二重インバータタイプの二重巻線モータを備えている。
国際公開第2017/060042号パンフレットの要約によれば、パワーステアリングを有する自動車の操舵システムを操作する方法を開示している。パワーステアリングは、全体的なアシストトルクを導入するいくつかのアクチュエータ経路を備えている。全体的なアシストトルクは、各アクチュエータ経路で決定される。部分的なアシストトルクは、各アクチュエータ経路におけるすべてのアクチュエータ経路について決定される。作動した各アクチュエータ経路は、マスターとして作動したアクチュエータ経路から割り当てられた部分的なアシストトルクを受け取る。
図4及び図5のそれぞれは、2つの油圧ステアリングギア24,38を備えたステアリングアセンブリ12の実施形態を示しているが、これらの実施形態のそれぞれはまた、1つの油圧ステアリングギア24のみを備え、ステアリングアクチュエータ14,16のそれぞれが、その油圧ステアリングギア24の動作状態を制御するように適合されることができることに留意されたい。

Claims (30)

  1. 車両(10)のステアリングアセンブリ(12)であって、
    前記ステアリングアセンブリ(12)は、第1のステアリングアクチュエータ(14)及び第2のステアリングアクチュエータ(16)を備え、
    前記第1のステアリングアクチュエータ(14)は、モーション制御システム(18)から出力された少なくとも1つの信号に応じて動作し、前記車両(10)の少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材(20,22)の操舵角を制御し、これによって、前記車両(10)の操舵を制御するように適合され、前記第1のステアリングアクチュエータ(14)は、前記少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材(20,22)について、操舵角、操舵角速度及び操舵トルクの少なくとも1つの少なくとも1つの限界を定義する、第1の公称操舵能力に関連付けられ、
    前記第2のステアリングアクチュエータ(16)は、前記モーション制御システム(18)から出力された少なくとも1つの信号に応じて動作し、前記車両(10)の前記少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材(20,22)の操舵角を制御し、これによって、前記車両(10)の操舵を制御するように適合され、前記第2のステアリングアクチュエータ(16)は、前記少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材(20,22)について、操舵角、操舵角速度及び操舵トルクの少なくとも1つの少なくとも1つの限界を定義する、第2の公称操舵能力に関連付けられ、
    前記モーション制御システム(18)は、前記第1のステアリングアクチュエータ(14)に関連付けられた故障が検出されたとき、前記第2の公称操舵能力に代えて、前記第2のステアリングアクチュエータ(16)を前記第2の公称操舵能力とは異なる第2の強化操舵能力に関連付けるように適合されていることを特徴とする、
    ステアリングアセンブリ(12)。
  2. 前記第2の公称操舵能力は、第2の公称最大操舵角(α2,nom)を含み、前記第2の強化操舵能力は、第2の強化最大操舵角(α2,en)を含み、前記第2の強化最大操舵角は、前記第2の公称最大操舵角(α2,nom)よりも大きく、前記第2の強化最大操舵角(α2,en)と前記第2の公称最大操舵角(α2,nom)との比率(α2,en/α2,nom)は、好ましくは少なくとも2、より好ましくは少なくとも4である、
    請求項1に記載のステアリングアセンブリ(12)。
  3. 前記第1の公称操舵能力は、前記第2の公称操舵能力と異なる、
    請求項1又は2に記載のステアリングアセンブリ(12)。
  4. 前記第1の公称操舵能力は、第1の公称最大操舵角(α1,nom)を含み、前記第1の公称最大操舵角(α1,nom)は、前記第2の公称最大操舵角(α2,nom)よりも大きい、
    請求項2を引用する請求項3に記載のステアリングアセンブリ(12)。
  5. 前記第2の公称操舵能力は、前記第2のステアリングアクチュエータ(16)が前記第2の公称操舵能力に関連付けられたときに生成することができる第2の公称最大作動負荷(M2,nom,max)を含み、前記第2の強化操舵能力は、前記第2のステアリングアクチュエータ(16)が前記第2の強化操舵能力に関連付けられたときに生成することができる第2の強化最大作動負荷(M2,em,max)を含み、前記第2の強化最大作動負荷(M2,en,max)と前記第2の公称最大作動負荷(M2,nom,max)との比率(M2,en,max/M2,nom,max)は、少なくとも1.5、より好ましくは少なくとも2である、
    請求項1〜4のいずれか1つに記載のステアリングアセンブリ(12)。
  6. 前記ステアリングアセンブリ(12)は、前記少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材(20,22)に連結されるように適合された油圧ステアリングギア(24)を備え、前記第1及び第2のステアリングアクチュエータ(14,16)のそれぞれは、前記油圧ステアリングギア(24)の動作状態を制御するように適合された、
    請求項1〜5のいずれか1つに記載のステアリングアセンブリ(12)。
  7. 前記ステアリングアセンブリ(12)は、前記少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材(20,22)に連結されるように適合された第1の油圧ステアリングギア(24)を備え、前記第1のステアリングアクチュエータ(14)は、前記第1の油圧ステアリングギア(24)の動作状態を制御するように適合され、前記ステアリングアセンブリ(12)は、前記少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材(20,22)に連結されるように適合された第2の油圧ステアリングギア(38)を更に備え、前記第2のステアリングアクチュエータ(16)は、前記第2の油圧ステアリングギア(38)の動作状態を制御するように適合された、
    請求項1〜5のいずれか1つに記載のステアリングアセンブリ(12)。
  8. 前記第1のステアリングアクチュエータ(14)は、前記第1の公称操舵能力に関連付けられたときに第1の公称最大作動負荷(M1,nom,max)を生成するように適合され、前記第2のステアリングアクチュエータ(16)は、前記第2の公称操舵能力に関連付けられたときに第2の公称最大作動負荷(M2,nom,max)を生成するように適合され、前記第1の公称最大作動負荷(M1,nom,max)は、前記第2の公称最大作動負荷(M2,nom,max)よりも大きく、前記第1の公称最大作動負荷(M1,nom,max)と前記第2の公称最大作動負荷(M2,nom,max)との比率(M1,nom,max/M2,nom,max)は、好ましくは少なくとも2、より好ましくは少なくとも4である、
    請求項1〜7のいずれか1つに記載のステアリングアセンブリ(12)。
  9. 前記モーション制御システム(18)は、第1の車両モーション管理コントローラ(40)及び第2の車両モーション管理コントローラ(42)を備え、前記第1及び第2の車両モーション管理コントローラ(40,42)のそれぞれは、前記車両(10)の操舵を制御するための少なくとも1つの信号を出力するように適合された、
    請求項1〜8のいずれか1つに記載のステアリングアセンブリ(12)。
  10. 前記第1及び前記第2の車両モーション管理コントローラ(40,42)のそれぞれは、前記第1及び第2のステアリングアクチュエータ(14,16)のそれぞれに少なくとも1つの制御信号を出力するように適合された、
    請求項9に記載のステアリングアセンブリ(12)。
  11. 前記第1の車両モーション管理コントローラ(40)は、前記第2のステアリングアクチュエータ(16)ではなく、前記第1のステアリングアクチュエータ(14)に少なくとも1つの制御信号を出力するように適合され、前記第2の車両モーション管理コントローラ(42)は、前記第1のステアリングアクチュエータ(14)ではなく、前記第2のステアリングアクチュエータ(16)に少なくとも1つの制御信号を出力するように適合された、
    請求項9に記載のステアリングアセンブリ(12)。
  12. 前記モーション制御システム(18)は、前記車両(10)の故障中に、前記車両(10)がたどることを意図した経路であるブラインドストップ経路(50)を決定するように適合され、前記モーション制御システム(18)は、前記第2の強化操舵能力に関連付けられたときに前記第2のステアリングアクチュエータ(16)を使用して前記車両(10)を操舵する場合、前記車両(10)が前記ブラインドストップ経路(50)をたどることができるか否かを決定するように更に適合された、
    請求項1〜11のいずれか1つに記載のステアリングアセンブリ(12)。
  13. 前記モーション制御システム(18)は、前記第1のステアリングアクチュエータ(14)に関連付けられた故障が検出されたとき、所定の強化操舵時間だけ、前記第2の公称操舵能力に代えて、前記第2のステアリングアクチュエータ(16)を前記第2の強化操舵能力に関連付けるように適合され、前記強化操舵時間は、2〜600秒の範囲内、好ましくは5〜30秒の範囲内にある、
    請求項1〜12のいずれか1つに記載のステアリングアセンブリ(12)。
  14. 前記モーション制御システム(18)は、前記第1のステアリングアクチュエータ(14)に関連付けられた故障が検出されないとき、現在動作すべき、前記第1の公称操舵能力に関連付けられた前記第1のステアリングアクチュエータ(14)、及び前記第2の公称操舵能力に関連付けられた前記第2のステアリングアクチュエータ(16)のいずれかを選択し、前記少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材(20,22)の操舵角を制御するとともに、このように選択されたステアリングアクチュエータ(14,16)に少なくとも1つの信号を出力するように適合され、好ましくは、前記モーション制御システム(18)は、所望の操舵角、所望の操舵角速度及び所望の操舵トルクの少なくとも1つに基づいて前記選択を行うように適合された、
    請求項1〜13のいずれか1つに記載のステアリングアセンブリ(12)。
  15. 前記モーション制御システム(18)は、前記第1のステアリングアクチュエータ(14)に関連付けられた故障が検出されたとき、前記第2のステアリングアクチュエータ(16)に少なくとも1つの信号を出力し、前記車両(10)の前記少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材(20,22)の操舵角を制御し、これによって、前記車両(10)の操舵を制御するように適合され、好ましくは、前記モーション制御システム(18)は、前記第1のステアリングアクチュエータ(14)に関連付けられた故障が検出されたとき、前記第1のステアリングアクチュエータ(14)に前記車両(10)の操舵を制御するための少なくとも1つの信号を出力しないように適合された、
    請求項1〜14のいずれか1つに記載のステアリングアセンブリ(12)。
  16. 請求項1〜15のいずれか1つに記載のステアリングアセンブリ(12)を備えた車両(10)。
  17. 第1のステアリングアクチュエータ(14)及び第2のステアリングアクチュエータ(16)を有するステアリングアセンブリ(12)を備えた車両(10)を操舵する方法であって、
    前記第1のステアリングアクチュエータ(14)が、モーション制御システム(18)から出力された少なくとも1つの信号に応じて動作し、前記車両(10)の少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材(20,22)の操舵角を制御し、これによって、前記車両(10)の操舵を制御するように適合され、前記第1のステアリングアクチュエータ(14)が、前記少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材(20,22)について、操舵角、操舵角速度及び操舵トルクの少なくとも1つの少なくとも1つの限界を定義する、第1の公称操舵能力に関連付けられ、
    前記第2のステアリングアクチュエータ(16)が、前記モーション制御システム(18)から出力された少なくとも1つの信号に応じて動作し、前記車両(10)の前記少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材(20,22)の操舵角を制御し、これによって、前記車両(10)の操舵を制御するように適合され、前記第2のステアリングアクチュエータ(16)が、前記少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材(20,22)について、操舵角、操舵角速度及び操舵トルクの少なくとも1つの少なくとも1つの限界を定義する、第2の公称操舵能力に関連付けられ、
    前記第1のステアリングアクチュエータ(14)に関連付けられた故障が検出されたとき、
    前記第2の公称操舵能力に代えて、前記第2のステアリングアクチュエータ(16)を前記第2の公称操舵能力とは異なる第2の強化操舵能力に関連付けるステップと、
    前記第2のステアリングアクチュエータ(16)を使用して前記車両(10)を操舵するステップと、
    を備えたことを特徴とする方法。
  18. 前記第2の公称操舵能力が、第2の公称最大操舵角(α2,nom)を含み、前記第2の強化操舵能力が、第2の強化最大操舵角(α2,en)を含み、前記第2の強化最大操舵角が、前記第2の公称最大操舵角(α2,nom)よりも大きく、前記第2の強化最大操舵角(α2,en)と前記第2の公称最大操舵角(α2,nom)との比率(α2,en/α2,nom)が、好ましくは少なくとも2、より好ましくは少なくとも4である、
    請求項17に記載の方法。
  19. 前記第1の公称操舵能力が、前記第2の公称操舵能力と異なる、
    請求項17又は18に記載の方法。
  20. 前記第1の公称操舵能力が、第1の公称最大操舵角(α1,nom)を含み、前記第1の公称最大操舵角(α1,nom)が、前記第2の公称最大操舵角(α2,nom)よりも大きい、
    請求項18を引用する請求項19に記載の方法。
  21. 前記第2の公称操舵能力が、前記第2のステアリングアクチュエータ(16)が前記第2の公称操舵能力に関連付けられたときに生成することができる第2の公称最大作動負荷(M2,nom,max)を含み、前記第2の強化操舵能力が、前記第2のステアリングアクチュエータ(16)が前記第2の強化操舵能力に関連付けられたときに生成することができる第2の強化最大作動負荷(M2,en,max)を含み、前記第2の強化最大作動負荷(M2,en,max)と前記第2の公称最大作動負荷(M2,nom,max)との比率(M2,en,max/M2,nom,max)が、少なくとも1.5、より好ましくは少なくとも2である、
    請求項17〜20のいずれか1つに記載の方法。
  22. 前記ステアリングアセンブリ(12)が、前記少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材(20,22)に連結されるように適合された油圧ステアリングギアを備え、前記第1及び第2のステアリングアクチュエータ(14,16)のそれぞれが、前記油圧ステアリングギアの動作状態を制御するように適合された、
    請求項17〜21のいずれか1つに記載の方法。
  23. 前記ステアリングアセンブリ(12)が、前記少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材(20,22)に連結されるように適合された第1の油圧ステアリングギアを備え、前記第1のステアリングアクチュエータ(14)が、前記第1の油圧ステアリングギアの動作状態を制御するように適合され、前記ステアリングアセンブリ(12)が、前記少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材(20,22)に連結されるように適合された第2の油圧ステアリングギアを更に備え、前記第2のステアリングアクチュエータ(16)が、前記第2の油圧ステアリングギアの動作状態を制御するように適合された、
    請求項17〜22のいずれか1つに記載の方法。
  24. 前記第1のステアリングアクチュエータ(14)が、前記第1の公称操舵能力に関連付けられたときに第1の公称最大作動負荷(M1,nom,max)を生成するように適合され、前記第2のステアリングアクチュエータ(16)が、前記第2の公称操舵能力に関連付けられたときに第2の公称最大作動負荷(M2,nom,max)を生成するように適合され、前記第1の公称最大作動負荷(M1,nom,max)が、前記第2の公称最大作動負荷(M2,nom,max)よりも大きく、前記第1の公称最大作動負荷(M1,nom,max)と前記第2の公称最大作動負荷(M2,nom,max)との比率(M1,nom,max/M2,nom,max)が、好ましくは少なくとも2、より好ましくは少なくとも4である、
    請求項17〜23のいずれか1つに記載の方法。
  25. 前記車両(10)の故障中に、前記車両(10)がたどることを意図した経路であるブラインドストップ経路(50)を決定するステップと、
    前記第2の強化操舵能力に関連付けられたときに前記第2のステアリングアクチュエータ(16)を使用して前記車両(10)を操舵する場合、前記車両(10)が、前記ブラインドストップ経路(50)をたどることができるか否かを決定するステップと、
    を更に備えた、
    請求項17〜24のいずれか1つに記載の方法。
  26. 前記第1のステアリングアクチュエータ(14)に関連付けられた故障が検出されたとき、所定の強化操舵時間だけ、前記第2の公称操舵能力に代えて、前記第2のステリングアクチュエータ(16)を前記第2の強化操舵能力に関連付けるステップを更に備え、
    前記強化操舵時間が、2〜600秒の範囲内、好ましくは5〜30秒の範囲内にある、
    請求項17〜25のいずれか1つに記載の方法。
  27. 前記第1のステアリングアクチュエータ(14)に関連付けられた故障が検出されないとき、現在動作すべき、前記第1の公称操舵能力に関連付けられた前記第1のステアリングアクチュエータ(14)、及び前記第2の公称操舵能力に関連付けられた前記第2のステアリングアクチュエータ(16)のいずれかを選択し、前記少なくとも1つの操舵可能な地面係合部材(20,22)の操舵角を制御するとともに、このように選択されたステアリングアクチュエータ(14,16)に少なくとも1つの信号を出力するステップを備え、
    前記選択が、好ましくは、所望の操舵角、所望の操舵角速度及び所望の操舵トルクの少なくとも1つに基づいて行われる、
    請求項17〜26のいずれか1つに記載の方法。
  28. プログラムがコンピュータで実行されるとき、請求項17〜27のいずれか1つのステップ実行するプログラムコードを含んだコンピュータプログラム。
  29. プログラム製品がコンピュータで実行されるとき、請求項17〜27のいずれか1つのステップ実行するプログラムコードを含んだコンピュータプログラムを保持するコンピュータ可読媒体。
  30. 請求項17〜27のいずれか1つに記載の方法のステップを実行するように構成された、車両(10)の操舵を制御する制御ユニット。
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