JP2021531200A - 力制限装置及び分離装置を有するベルトリトラクタ - Google Patents

力制限装置及び分離装置を有するベルトリトラクタ Download PDF

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Abstract

本発明は、ハウジングフレーム(1)に回転可能に装着されたベルトシャフト(2)と、ハウジングフレーム(1)に対して係止され得る付形ヘッド(3)と、力制限装置(4)と、を備え、力制限装置(4)が、一方では付形ヘッド(3)に、他方ではベルトシャフト(2)に結合されており、力制限装置(4)が、能動的に解放可能な分離装置(5)によって特徴付けられる、係止された付形ヘッド(3)に対するベルトシャフト(2)の力制限された回転を可能にする、モータ車両のシートベルトのベルトリトラクタに関する。【選択図】図1

Description

本発明は、モータ車両のシートベルトのベルトリトラクタに関し、ハウジングフレーム内に回転可能に装着されたベルトシャフトと、ハウジングフレームに対して係止され得る付形ヘッドと、多段階の第1の力制限装置と、を備え、第1の力制限装置が、付形ヘッドに、かつ第2にベルトシャフトに結合され、多段階の第1の力制限装置は、係止された付形ヘッドに対するベルトシャフトの力制限された回転を可能にする。
前述の機能を有するベルトリトラクタは、例えば、独国特許公開第197 80 583 C1号から既知である。力制限されたベルトウェビングの伸長は、切り替え装置によって2つの段階の間で切り替えることができる。現在、力制限されたベルトウェビングの伸長が第2の段階の終端に到達した後、ベルトリトラクタに力が導入されて、特定の状況下では、ベルトウェビングが非制御下で更に伸長することが見出されている。
したがって、本発明の目的は、従来技術を参照して記載された欠点を排除し、特に、ベルトリトラクタを規定することであり、これにより、力制限されたベルトウェビングの伸長が第2の段階の終端に到達した後でも、ベルトウェビングが制御下で更に伸長することが可能になる。
この目的は、独立請求項の特徴を有するベルトリトラクタによって達成される。ベルトリトラクタの有利な展開は、従属請求項及び明細書に規定されており、有利な展開の個別の特徴は、技術的に合理的な様態において互いに組み合わせることができる。
この目的は、特に、冒頭で述べた特徴を有するベルトリトラクタによって達成され、このベルトリトラクタは、ベルトシャフトが多段階、好ましくは正確には2段階の第1の力制限装置の力制限から結合解除され得る、能動的に起動可能な分離装置を有している。
単純な実施形態では、ベルトシャフトは、分離後に、係止された付形ヘッドに自由に回転可能に装着することができる。しかしながら、分離した後、更なる力制限されたベルトの伸長が生じ、それに伴うエネルギーは、分離された第1の力制限装置の力制限要素によって生じる実質的なエネルギー吸収を伴わずに、第2の力制限装置の力制限要素によって吸収されることが好ましい。
したがって、本発明の基本概念は、機械的装置が形成されることを提供し、これにより、例えば、超標準的な制御で、ベルトシャフトを第1の力制限装置から、よって、特に、必要な場合に、付形ヘッドから分離することができる。このようにして、第1の力制限装置によって力制限されたベルトウェビングの伸長の1つの終端に到達した後に、ベルトリトラクタの要素が損傷することを防止することができ、それによって非制御の更なるベルト巻き取り動作を起動する。この目的のために、分離装置は、特に、少なくとも1つの機械的に移動可能な要素を含み、この要素は、数ミリ秒以内に、電子的又は電気的に起動可能な駆動要素、例えば、火工型ガス生成器又は電磁石の形で、ベルトシャフトが自由に回転することができるように、又は係止された付形ヘッドに対して第2の力制限装置によって力制限するように、電子的又は電気的に起動可能な駆動要素によって少なくとも間接的に作動させることができる。
第1の力制限装置は、例えば電磁石又は火工型ガス生成器によって能動的に起動され得る切り替え装置を備え、これにより、ベルトシャフトの力制限された相対回転を第1の段階から第2の段階に切り替えることができる。切り替え装置は、好ましくは、駆動要素によって駆動され得る少なくとも1つの機械的に移動可能な構成要素を備える。したがって、分離装置によってベルトシャフトが第1の力制限装置から結合解除される前に、第1の2つの異なるレベルの力制限されたベルトの伸長を行うことができる。
この目的のために、第1の力制限装置の切り替え装置は、好ましくは少なくとも1つの爪及び1つのシャフトリングを備え、この爪は、ベルトシャフトを第1の力制限要素に結合する位置において、シャフトリングによって初期状態に保持される。初期状態では、好ましくは、自己開放傾向で枢動可能に又は直線的に移動可能に装着される爪により、例えば、ベルトシャフトが、特に、ベルトシャフトの内側に配置された少なくとも1つの第1の伝達管に回転不能に確実に接続される。この場合、第1の力制限装置の第1の力制限要素が、第1の側の伝達管に結合され、第2の側で、付形ヘッドに回転不能に結合されることが特に、好ましい。この初期状態では、付形ヘッドが、それ自体公知のベルトウェビング感応性係止装置又はモータ車両感応型係止装置でハウジングフレームに係止されると、好ましくはトーションバーとして構成された第1の力制限要素が、係止された付形ヘッドに対するベルトシャフトの結果的な相対回転の間のベルトウェビングの伸長によって導入されるエネルギーを吸収する。
切り替え装置は、好ましくは能動的に起動可能な切り替え駆動部を備え、切り替え駆動部が起動された後、シャフトリングは、少なくとも1つの爪が解放されるように、切り替え駆動部によって移動され、そのため、ベルトシャフトは、第1の力制限装置の第2の力制限要素に結合される。例えば、切り替え駆動部を作動させることにより、ベルトシャフトの第1の伝達管への以前に存在する回転不能な接続が解除されるので、ベルトシャフトが第1の伝達管に対して回転可能となる。
特に、この目的のための切り替え駆動部は、調整リングと、例えば、火工型ガス生成器として設計された駆動要素と、を備え、駆動要素によって駆動される調整リングは、切り替え駆動が起動された後にシャフトリングを軸方向に変位させる。この目的のために、例えば、調整リングが、駆動要素によって最初に駆動されて、ハウジング内で回転運動させられ、調整リングは、ハウジング内に形成された開始角度に基づいて、回転運動に加えて軸方向(ベルトシャフトに対して)の直線変位運動を行うことができる。
第1の力制限装置の切り替え装置が起動された後、ベルトシャフトは、好ましくは、分離装置の結合要素を介して、好ましくは、第2のトーションバーの形態で第1の力制限装置の第2の力制限要素に結合されるので、その後のベルト伸長運動中に第2の力制限要素の変形によって力制限が生じる。例えば、第2のトーションバーは、同様に、少なくとも部分的に少なくとも1つの伝達管内に配置でき、その一方の側が第1のトーションバーに回転不能に接続される一方、第2のトーションバーの他方の端部は、分離装置の要素によってベルトシャフトに結合される。
分離装置は、特に、少なくとも1つの結合要素と1つのシャフトリングとを備え、少なくとも1つの結合要素は、結合位置においてシャフトリングによって初期状態に保持される。したがって、特に、開放傾向を伴って枢動可能に又は半径方向に移動可能に装着されている結合要素は、シャフトリングによってその結合位置に最初に保持され、ベルトシャフトは、力制限されたベルトウェビングの伸長のために、第1の力制限装置の力制限要素に結合される。
分離装置は、特に、能動的に起動可能な分離駆動装置を備え、少なくとも1つの結合要素が解放されるように、分離駆動装置が起動された後、分離駆動装置によってシャフトリングが移動される。この目的のために、特に、分離駆動装置が、調整リング及び駆動要素を備え、駆動要素によって駆動される調整リングが、分離駆動装置が起動された後にシャフトリングを軸方向に変位させることができることが提供され得る。例えば、電磁石又は火工型ガス生成器として形成された駆動要素は、調整リングをハウジング内で回転運動に駆動することができ、調整リングは、その回転運動に加えて、シャフトリングの方向への軸線方向の移動を実行し、それによってシャフトリングは、結合要素を保持するその位置から変位される。結合要素がシャフトリングを変位させることによって解放された後、それらは、ベルトシャフトを第1の力制限装置に結合するそれらの位置から引き出すことができる。この目的のために、少なくとも1つの結合要素は、好ましくは楔形であり、半径方向外側に予め張力をかけられるように装着されており、初期状態では、結合要素は、第1の力制限装置の力制限要素、特に、第1の力制限装置の第2のトーションバーの端部に確動的に係合する。少なくとも1つの結合要素は、好ましくは、ベルトシャフト内の対応する凹部に配置され、力制限要素との確動的な接続は、結合要素の半径方向内向きに配置された側面上で行われる。
好ましい実施形態では、分離装置は、少なくとも部分的に、特に、結合要素、シャフトリング、及び調整リングと共に、ベルトシャフト(及び/又はベルトシャフト上に巻き取られたベルトウェビング上)と、軸方向に装着されたハウジングキャップとの間に配置される。この接続では、第1の力制限装置の切り替え装置は、少なくとも部分的に、特に、爪、シャフトリング、及び切り替えリングと共にベルトシャフト(及び/又はベルトシャフト上に巻き取られたベルトウェビング)と分離装置との間に配置されることが更に好ましい。
分離装置は、特に、第1の多段階の力制限装置の切り替え装置と直列に接続され、そのため、ベルトシャフトは、切り替え装置の切り替え状態とは独立して、第1の力制限装置から分離することができる。
一実施形態では、特に、火工型ガス生成器として形成された分離装置の駆動部と、同様に、好ましくは火工型ガス生成器として設計された多段階の第1の力制限装置の切り替え装置の駆動部とが、共通のハウジング内に配置され、そのため、ベルトリトラクタがコンパクトになる。
この接続では、駆動部が互いに半径方向にオフセットして配置され、特に、共通のハウジング内の駆動部の受容開口部が軸方向に互いに重なり合う場合に、特に好ましい。したがって、駆動部の受容開口部は、半径方向において一方の真上に配置することができるが、受容開口部が、突起部が半径方向に依然として重なり合う程度に、受容開口部を軸方向にオフセットさせることも可能であり、その結果、更にコンパクトな構成が可能である。
共通のハウジングは、好ましくは、付形ヘッドから離れる方向に面するベルトシャフトの端部上に配置される。
第1の力制限装置をベルトシャフトから分離した後、特に、より低い力レベルで、更なる力制限されたベルトウェビングの伸長が依然として可能であるため、第2の力制限装置を提供することができ、これにより、同様に、係止された付形ヘッドに対するベルトシャフトの力制限された相対回転を可能にする。この目的のために、第2の力制限装置は、好ましくは、一方では付形ヘッドに、他方ではベルトシャフトに結合されるか、又は結合され得る。
第1の力制限装置の、2段階力制限装置としての実施形態では、第2の力制限装置は、力制限されたベルトウェビングの伸長運動の第3の段階を提供することができる。
この場合、第2の力制限装置の力制限要素は、既に、力制限されたベルトウェビングの伸長の間に、第1の力制限装置によってエネルギーを受け取っており、第1の力制限装置を結合解除した後にのみエネルギーを受け取るようにして提供することができる。したがって、第2の力制限装置は、多段階の第1の力制限装置の力制限からベルトシャフトを分離する前及び後の両方で、付形ヘッド及びベルトシャフトに結合される。
代替的に、後続のベルトウェビング伸長中に、第2の力制限装置の力制限要素が、第1の力制限装置がベルトシャフトから結合解除された後にのみ、ベルトシャフトからのエネルギーを受けるようにして提供することができる。
第2の力制限装置は、第2の力制限装置の力制限要素が、能動的なままであるか、又は更なる動作なしに第1の力制限装置が結合解除された後に有効になるように設計及び/若しくは配置することができる。しかしながら、第2の力制限装置の力制限要素は、対応する駆動部によってベルトシャフトに結合するために能動的に作動させることができるようにして提供することもできる。
第2の力制限装置の力制限要素は、例えば、力制限の間に変形するバンドとして形成することができる。この目的のために、バンドは、例えば、その一方の端部が付形ヘッドに、他方の端部がベルトシャフトに接続されるため、ベルトシャフトが付形ヘッドに対して回転するときにバンドが変形する。この場合、バンドはまた、摺動縁部を通して案内され得るので、バンドを変形させるために必要なエネルギーが増加する。バンドは、特に、らせん状に及び/又は多層化された様態において配置される。
第2の力制限装置の力制限要素はまた、捩りのために歯車を介して駆動されるトーションバーによって形成することもできる。この目的のために、トーションバーは、一方の端部において、第2の歯車と噛み合う第1の歯車に回転不能に接続される。第2の歯車は、例えば、付形ヘッドに対して同軸上に配置することができ、一方、トーションバーは、ベルトシャフト上に回転可能に装着されて配置される。ベルトシャフトが付形ヘッドに対して回転するとき、トーションバーは、第1の歯車によって捻られる。代替的に、歯車に結合されたトーションバーがベルトシャフトの外側に配置され、第2の歯車はベルトシャフトに結合され、そのため、静止しているが、回転可能な様態で装着されたトーションバーが、ベルトシャフトの回転中に捻られるようにして提供することができる。この接続では、特に、必要に応じて第1の歯車と第2の歯車とを係合する、提供される切り替え機構を提供することができる。
しかしながら、特に、半径方向の突起部を有し、好ましくは環状であるディスク配置は、第2の力制限装置の力制限要素として提供され、それらの相対回転中に、ベルトシャフトと付形ヘッドとの間に配置される。ディスク配置は、特に、互いに同軸に配置された2つの環状ディスク要素を有し、一方の、好ましくは外側ディスク要素は、特に、好適な形状適合設計によって、ベルトシャフトに回転不能に結合され、他方の、好ましくは内側ディスク要素は、特に、好適な形状適合設計によって、付形ヘッドに回転不能に結合される。付形ヘッドに対するベルトシャフトの回転の場合、2枚のディスクは互いに対して移動され、それによってエネルギーは、特に、一方又は両方のディスク要素の摩擦、弾性、及び/又は塑性変形によって吸収される。この目的のために、内側ディスク要素は、その外周上に突起設計を有することができ、その内周上のディスク外側要素は、突起設計に相補的であり、初期状態で互いに係合し、摩擦を生成し、及び/又は相対回転中に変形される凹部設計を有する。
しかしながら、第2の力制限装置の力制限要素はまた、トーションバーによって形成され得、トーションバーは、他方の後方に直接配置され、かつ/又は、好ましくはトーションバーとして具体化される、多段階の第1の力制限装置の力制限要素と直列に配置される。ここで、特に、第2の力制限装置のトーションバーの第1の端部が、第2の力制限要素として作用する第1の力制限装置のトーションバーに直接回転不能に結合され、第2に、特に、ベルトシャフトに直接回転不能に結合されるように提供され得る。
この接続では、第1の力制限装置は、第1の力制限装置の第2の力制限要素に回転不能に結合され、他方では、分離装置によってベルトシャフトに最初に結合される、第2の伝達管を有するように提供される。第2の伝達管は、第1の伝達管内に少なくとも部分的に配置することができ、第1の力制限装置の第1の力制限要素に回転不能に結合され、他方では、第1の力制限装置の切り替え装置を介して、ベルトシャフトに回転不能に結合される。
より具体的には、第1の力制限要素として形成された第1のトーションバーの力レベルが、第1の力制限装置の第2の力制限要素として形成されたトーションバーの力レベルよりも大きく、第2の力制限装置のトーションバーの力のレベルは、第1の力制限装置の力制限要素よりも低くなるように提供される。
したがって、初期状態では、ベルトシャフトは、第1の伝達管に、切り替え装置を介して接続され、かつ、第2の伝達管に、分離装置を介して回転不能に接続される一方、第2の力制限装置のトーションバーは、同様に、ベルトシャフトに回転不能に接続される。付形ヘッドが今や係止されている場合、力制限の第1の段階では、第1のトーションバーの捩りのみが行われる。
切り替え装置を作動させることにより、ベルトシャフトと第1の伝達管との間の回転不能な接続は切断されるため、第2の伝達管は、付形ヘッドに対してベルトシャフトと共に回転するので、この段階では、第2のトーションバーは、第1のトーションバーよりも低い力のレベルにより、捻られる。
分離装置を作動させることによって、ベルトシャフトの第2の伝達管への回転不能な接続も解放され、それにより、更なるベルトウェビングの伸長中に、第1及び第2の伝達管に対するベルトシャフトの回転が可能である。しかしながら、第2の力制限装置のトーションバーは、ベルトシャフトに回転不能に結合されているため、このトーションバーは、第1の力制限装置のトーションバーより力制限レベルが低いので、第2の力制限装置のトーションバーは、更なるベルトウェビングの伸長の際に捻られる。したがって、単純な3段階の力制限されたベルトウェビングの伸長が可能である。
本発明及び技術的環境は、図を参照して、例として以下に説明される。図は、概略的なものである。
初期状態のベルトリトラクタを通る長手方向の断面図である。 ベルトリトラクタによって提供される図1の断面(BB)である。 ベルトローラを通る、図1の更なる断面(CC)である。 図1によるベルトリトラクタの構成要素である。 初期状態の図1に含まれるベルトリトラクタの更なる構成要素である。 力制限レベルを変化させた切り替え装置を作動させた後のベルトリトラクタである。 力制限レベルを変化させた切り替え装置を作動させた後のベルトリトラクタである。 力制限レベルを変化させた切り替え装置を作動させた後のベルトリトラクタである。 力制限レベルを変化させた切り替え装置を作動させた後のベルトリトラクタである。 分離状態で分離装置を作動させた後の力リトラクタである。 分離状態で分離装置を作動させた後の力リトラクタである。 分離状態で分離装置を作動させた後の力リトラクタである。 分離状態で分離装置を作動させた後の力リトラクタである。 歯車によって駆動可能な第2の力制限装置のトーションバーを有するベルトリトラクタの第2の実施形態の部分分解図である。 図14の実施形態の断面図である。 第2の力制限装置の力制限要素としてディスク配置を有する、第3の実施形態の部分分解図である。 図16aからのディスク配置を示す平面図である。 実施形態による図16の断面図である。 第2の力制限装置の力制限要素としての変形可能バンドを有する、第4の実施形態の平面図である。 初期状態のバンドの領域における図18の実施形態の断面図である。 図19の、力制限の終了時の図である。 第1の力制限装置の力制限要素と直列に接続された、第2の力制限装置のトーションバーを有する、第5の実施形態の部分分解図である。 図21による実施形態の断面図である。 3つの力レベルを有する力プロファイルを表した図である。 力制限要素の接続の例である。 設置スペースが低減された力制限要素の接続の別の例である。 設置スペースが低減された力制限要素の接続の別の例である。
図1〜図13に示されるベルトリトラクタは、ベルトシャフト2が回転可能に装着されたハウジングフレーム1を備える。
ベルトリトラクタは、2段階の第1の力制限装置4を備え、これを介して、ベルトシャフト2は、第1の力制限段階において、及び第2の力制限段階において、付形ヘッド3に結合される。
この目的のために、第1の力制限装置4は、2つの爪14、シャフトリング15、調整リング16、及びガス生成器の形態の駆動要素17を有する、切り替え装置13を備える。図1〜5に示される初期状態では、自己開放傾向で枢動可能に装着された爪14は、シャフトリング15によって、ベルトシャフト2が伝達管20に回転不能に結合される結合位置に保持される。
トーションバーの形態の第1の力制限要素11、及び更なるトーションバーの形態の第2の力制限要素12が、伝達管20の内側に配置される。第1の力制限要素11は、一方では付形ヘッド3に回転不能に結合され、他方では、伝達管20の内部に回転不能に接続される。一方では、第2の力制限要素12は、第1の力制限要素11に回転不能に接続され、他方では、図1〜5に示される初期状態では、分離装置5の結合要素6を介して、ベルトシャフト2に回転不能に接続される。
分離装置5はシャフトリング7を更に備え、シャフトリング7は、初期状態において、結合位置において、半径方向に外向きに予め張力をかけられた結合要素6を保持する。分離装置5は、ガス生成器の形態の駆動要素9によって駆動され得る調整リング8を更に備える。
分離装置5の駆動要素9及び切り替え装置13の駆動要素17は、共通のハウジング18、内に配置されており、各ケースのハウジング18は、駆動要素9、17のための受容開口部19を有する。受容開口部19は、特に、図1から分かるように、ベルトシャフト2に対して半径方向に互いに対してオフセットされるが、軸方向に重なり合う。
図4から分かるように、駆動要素9によって回転運動へと駆動され得る調整リング8、及び駆動要素17によって回転運動へと駆動され得る調整リング16が見られ、その各々は駆動要素9、17によって生じる調整リング8、16の回転運動が、ベルトシャフト2の軸方向への変位運動をもたらすように、開始角度21に対して静止する。
分離装置5は、少なくとも部分的に切り替え装置13とハウジングキャップ10との間に配置される。
図1〜5に示される初期状態では、ベルトシャフト2は、爪14、伝達管20、及び第1の力制限要素11を介して、付形ヘッド3に回転不能に接続されており、そのため、ベルトシャフト2及び付形ヘッド3は、一緒に回転運動を行うことができる。ここで、付形ヘッド3が、図示されていないがそれ自体既知である係止装置によってハウジングフレーム1に係止される場合、ベルトシャフト2の力制限ベルト伸長回転が可能であり、第1の力制限要素11は、伝達管20及び爪14を介して存在する結合により、ベルトシャフト2と捩れ、よってエネルギー(第1の力制限レベル)を吸収する。
力制限されたベルトウェビングの伸長運動の第2の段階が、特殊化可能な時間に到達した後に開始されるか、又は特殊化された力制限ベルトウェビング伸長運動に到達した後に開始される場合、駆動要素17は、火工型ガス生成器の形態で点火され、それによってピストンが調整リング16を駆動する。ハウジング18上の開始角度21により、調整リング16は、図6に示すように軸方向に変位される。調整リング16の軸方向変位により、シャフトリング15も軸方向に変位される(図7及び8を参照)ことにより、爪14が解放される。したがって、爪14は、ベルトシャフト2が伝達管20に対して回転可能となるように、ベルトシャフト2と伝達管20との間の回転不能な結合を解除する。しかしながら、力制限されたベルトウェビングの伸長運動のこの第2の段階では、結合要素6によってベルトシャフト2と第2の力伝達要素12との間の回転不能な接続が引き続き存在する。第2の力制限要素12は、第1の力制限要素11よりも力制限レベルが低いので、第2の力制限要素12の捻れが生じる。
最大限力制限されたベルトウェビングの伸長がここで達成される場合、ベルトシャフト2は、付形ヘッド3から結合解除することができる。この目的のために、分離装置5の駆動要素9は点火され、これにより、調整リング8が駆動され、開始角度21を考慮して、軸方向に調整リング8を変位させる回転運動を引き起こす(図10及び図12参照)。調整リング8の軸方向の変位により、分離装置5のシャフトリング7も軸方向に直線的に変位し(図11参照)、その結果、楔形結合要素6が解放され、半径方向外側に延在する。特に、図13から分かるように、この状態では、ベルトシャフト2を第2の力制限要素12に結合することは、ベルトシャフト2が係止された付形ヘッド3にもはや接続されておらず、自由に回転することができる。
図14及び図15に示されるベルトリトラクタは、歯車24が付形ヘッド3に回転不能に結合されている点、及び同様に、その端部において、組み立てられた状態で歯付きホイール24と噛合する歯車を有するトーションバー25aが提供されるという点で、上述のベルトリトラクタとは異なる。したがって、ベルトシャフト2が付形ヘッド3に対して回転すると、トーションバー25aは捩れている。よって、トーションバー25aは、分離装置5が作動された後も付形ヘッド3に結合されているので、分離装置5が作動された後であっても、ベルトの力制限されたベルトウェビングの伸長が可能である。既に上述した多段階の第1の力制限装置4に加えて、第2の力制限装置22がこのように形成される。
図16及び図17に示す実施形態では、第2の力制限装置22は、半径方向の凹部を有するディスク配置24によって形成される。ディスク配置24は、外側ディスク要素27b及び内側ディスク要素27aを含む。外側ディスク要素27bは、好適な形状適合設計によってベルトシャフト2に回転不能に結合される。内側ディスク要素27aは、好適な形状適合設計によって、付形ヘッド3の伸長に回転不能に結合される。内側ディスク要素27aは、その外周上に突起設計を有し、その内周上の外側ディスク要素27bは、突起設計に相補的な凹部設計を有する。凸部設計及び凹部設計は、初期状態において互いに係合する。付形ヘッド3に対するベルトシャフト2の相対回転の間、戻り設計及び/又は突起設計は、弾性的及び/又は塑性的に変形され、それによってエネルギーが吸収される。
図18〜図20、に示す実施形態では、第2の力制限装置22は、バンド23によって形成される。バンド23は、一方の手でベルトシャフト2に、他方では付形ヘッド3に接続されている。ベルトシャフト2と付形ヘッド3との間で相対回転が生じる場合、ベルトは、図19に示される状態から図21に示される状態へと変形され、その結果、ベルトウェビングの伸長が力制限される。
図21及び図22に示す実施形態では、第2の力制限装置22は、第1の力制限要素11及び第1の力制限装置4の第2の力制限要素12と直列に配置されたトーションバー25bによって形成される。この実施形態では、組み立てられた状態において、少なくとも部分的に相互係止される第1の伝達管20a及び第2の伝達管20bが提供される。特に、図22から分かるように、第1の力制限要素11は、右側において付形ヘッド3に回転不能に接続され、その左端において第1の伝達管20aに回転不能に接続される。第2の力制限要素12は、その右側において第1の力制限要素11に回転不能に接続され、その反対側の端部で第2の伝達管20bに回転不能に接続される。一方、トーションバー25bは、その右側端部で第2の力制限要素12に回転不能に接続され、その左側端部でベルトシャフト2に回転可能に固定される。
力制限要素(25b、11、12)の互いへの接続、又は伝達管(20a、20b)への接続は、例えば、内部及び固定された歯として設計される、対応する内側及び外側輪郭によって達成することができる。この場合、これらは、互いに挿入され、そのため、設置スペースが削減される。これは、図22の例として示される。
代替的に、部品は、摩擦溶接、接着剤結合、又ははんだ付けによって一緒に接合されてもよい。図24は、どのようにして力制限要素が互いに接続され得るかの様々な可能性を示す。図24aは、力制限要素(25b、11、12)の接続、例えば、摩擦溶接を示し、力制限要素は、それらの端面において互いに接続されている。図24bに示すように、それぞれの要素の端部は、より薄くすることができ、又は、図24cに示すように、捻られる力制限要素(25b、11、12)の部分は、力制限要素(25b、11、12)の端面に直接溶接することができる。図24b及び図24cの両実施形態では、より小さい設置スペースに力制限要素を配置することができる。
初期状態では、ベルトシャフト2は、爪14を介して第1の伝達管20aに回転不能に接続され、結合要素6を介して第2の伝達管20bに回転不能に接続される。ここで、付形ヘッド3のロック後にベルトシャフト2の相対回転が生じた場合まず、第1の力制限要素11のみが、爪14及び第1の伝達管20a(第1の力制限レベル)を介した結合により、ベルトシャフト2と共に捩れる。切り替え装置が爪14を第1の伝達管20aと係合させるとすぐに、第2の力制限要素12の捻れが第2の力制限値の範囲内で生じ、それは、これらが結合要素6を介して第1の伝達管20aに対して回転する回転ベルトシャフト2に接続されるためである。第2の力制限要素12の力制限レベルは、第1の力制限要素11の力制限レベルよりも小さいので、第2の力制限要素12のみが捻れる。
分離装置5が作動されると、第2の伝達管20bからベルトシャフト2への回転不能な接続も解放され、これにより、第2伝達管20bに対するベルトシャフト2の回転が可能となる。これにより、トーションバー25bが捻れ、それは、その力レベルが、第2の力制限要素12及び第1の力制限要素11の力レベルよりも小さいからである。したがって、ベルトウェビングの伸長は、第3の力レベルで達成される。
3つの力レベルを有する3段階のベルトウェビングの伸長の時間プロファイルを図23に示す。付形ヘッド3が係止された後、例えば、4〜5kNの第1の力レベルでのベルトウェビング伸長が最初に行われる。切り替え装置13、の作動後、ベルトウェビングの伸長は、例えば、2〜3kNの第2の力レベルで達成される。分離装置5の作動後、ベルトウェビングの伸長は、例えば1〜2kNの第3の力レベルで達成される。
参照記号の一覧
Figure 2021531200

Claims (18)

  1. モータ車両のシートベルトのためのベルトリトラクタであって、
    ハウジングフレーム(1)に回転可能に装着されたベルトシャフト(2)と、
    前記ハウジングフレーム(1)に対して係止され得る付形ヘッド(3)と、
    多段階の第1の力制限装置(4)であって、前記多段階の第1の力制限装置(4)が、一方で前記付形ヘッド(3)に結合されており、他方で前記ベルトシャフト(2)に結合されており、前記多段階の第1の力制限装置(4)が、前記係止された付形ヘッド(3)に対する前記ベルトシャフト(2)の力制限された回転を可能にする、多段階の第1の力制限装置(4)と、を備え、
    能動的に起動可能な分離装置(5)が形成され、これにより、前記ベルトシャフト(2)が、前記多段階の第1の力制限装置(4)の前記力制限器から結合解除さる得ることを特徴とする、ベルトリトラクタ。
  2. 第2の力制限装置(22)が提供され、前記第2の力制限装置(22)が、前記係止された付形ヘッド(3)に対する前記ベルトシャフト(2)の力制限された回転を可能にすることを特徴とする、請求項1に記載のベルトリトラクタ。
  3. 前記第2の力制限装置(22)が、前記多段階の第1の力制限装置(4)の前記力制限から前記ベルトシャフト(2)を分離させる前及び後の両方において、前記付形ヘッド(3)及び前記ベルトシャフト(2)に結合される、請求項2に記載のベルトリトラクタ。
  4. 前記第2の力制限装置(22)が、以下の群:
    前記力制限の間に変形するバンド(23)と、
    歯車(24)を介した捩りのために駆動されるトーションバー(25a)と、
    特に、2つのディスク要素(27a、b)を備えるディスク配置(26)と、
    前記多段階の第1の力制限装置(4)の前記力制限要素(11、12)と直接直列に配置されたトーションバー(25b)と、の少なくとも1つの力制限要素を備える、請求項2又は3に記載のベルトリトラクタ。
  5. 前記分離装置(5)が、少なくとも1つの結合要素(6)及び1つのシャフトリング(7)を備え、前記結合要素(6)が、結合位置において、前記シャフトリング(7)によって初期状態に保持される、請求項1〜4のいずれか一項に記載のベルトリトラクタ。
  6. 前記分離装置(5)は、能動的に起動可能な分離駆動部を備え、前記分離駆動装置が起動された後、前記シャフトリング(7)は、前記少なくとも1つの結合要素(6)が解放されるように、前記分離駆動装置によって移動される、請求項5に記載のベルトリトラクタ。
  7. 前記分離駆動部が、調整リング(8)及び駆動要素(9)を備え、前記駆動要素(9)によって駆動される前記調整リング(8)は、前記分離駆動装置が起動された後に、前記シャフトリング(7)を軸方向に変位させる、請求項6に記載のベルトリトラクタ。
  8. 前記少なくとも1つの結合要素(6)が、楔形であり、半径方向外側に予め張力をかけられるように装着されており、前記第1の力制限装置(4)の力制限要素(12)において、確動的に係止する様態において、前記結合位置に係合する、請求項5〜7のいずれか一項に記載のベルトリトラクタ。
  9. 前記分離装置(5)が、前記ベルトシャフト(2)に巻き付けられたベルトウェビングと、軸方向に装着されたハウジングキャップ(10)との間で、少なくとも部分的に前記軸方向に配置されている、請求項1〜8のいずれか一項に記載のベルトリトラクタ。
  10. 前記多段階の第1の力制限装置(4)は、前記ベルトシャフト(2)の前記力制限された相対回転が、第1の段階から第2の段階に切り替えられ得る、能動的に起動可能な切り替え装置(13)を備える、請求項1〜9のいずれか一項に記載のベルトリトラクタ。
  11. 前記切り替え装置(13)は、少なくとも1つの爪(14)及び1つのシャフトリング(15)を備え、前記爪(14)は、前記第1の力制限装置(4)の第1の力制限要素(11)に前記ベルトシャフト(2)を結合する位置において、前記シャフトリング(15)によって初期状態に保持される、請求項10に記載のベルトリトラクタ。
  12. 前記切り替え装置(13)が、能動的に起動可能な切り替え駆動部を備え、前記切り替え駆動部が起動された後、前記シャフトリング(15)は、前記少なくとも1つの爪(14)が解放されるように、前記切り替え駆動部によって移動され、そのため、前記ベルトシャフト(2)は、前記第1の力制限装置(4)の第2の力制限要素(12)に結合される、請求項11に記載のベルトリトラクタ。
  13. 前記切り替え駆動部が、調整リング(16)及び駆動要素(17)を備え、前記駆動要素(17)によって駆動される前記調整リング(16)は、前記切り替え駆動部が起動された後に、前記シャフトリング(15)を軸方向に変位させる、請求項12に記載のベルトリトラクタ。
  14. 前記分離装置(5)が、前記多段階の第1の力制限装置(4)の切り替え装置(13)と直列に接続されている、請求項1〜13のいずれか一項に記載のベルトリトラクタ。
  15. 前記分離装置(5)の特に火工型の駆動部、及び前記多段階の第1の力制限装置(4)の切り替え装置(13)の特に火工型の駆動部が、共通のハウジング(18)に配置されていることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか一項に記載のベルトリトラクタ。
  16. 前記駆動部が、互いに半径方向にオフセットして配置されている、請求項15に記載のベルトリトラクタ。
  17. 前記共通のハウジング(18)内の前記駆動部のための受容開口部(13)が、前記軸方向に重なり合う、請求項16に記載のベルトリトラクタ。
  18. 前記共通のハウジング(18)が、前記付形ヘッド(3)から離れる方向を向く前記ベルトシャフト(2)の端部に配置されている、請求項15〜17のいずれか一項に記載のベルトリトラクタ。
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