JP2003534971A - プリテンショナドライブ装置 - Google Patents

プリテンショナドライブ装置

Info

Publication number
JP2003534971A
JP2003534971A JP2001588055A JP2001588055A JP2003534971A JP 2003534971 A JP2003534971 A JP 2003534971A JP 2001588055 A JP2001588055 A JP 2001588055A JP 2001588055 A JP2001588055 A JP 2001588055A JP 2003534971 A JP2003534971 A JP 2003534971A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pretensioner
strap
seat belt
actuator
hub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001588055A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3749183B2 (ja
JP2003534971A5 (ja
Inventor
ブルース エー. スティーブンス,
Original Assignee
オートモーティブ システムズ ラボラトリー インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オートモーティブ システムズ ラボラトリー インコーポレーテッド filed Critical オートモーティブ システムズ ラボラトリー インコーポレーテッド
Publication of JP2003534971A publication Critical patent/JP2003534971A/ja
Publication of JP2003534971A5 publication Critical patent/JP2003534971A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3749183B2 publication Critical patent/JP3749183B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/46Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up
    • B60R22/4628Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up characterised by fluid actuators, e.g. pyrotechnic gas generators
    • B60R22/4633Linear actuators, e.g. comprising a piston moving along reel axis and rotating along its own axis
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/46Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up
    • B60R2022/468Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up characterised by clutching means between actuator and belt reel

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 シートベルト12用のプリテンショナ10は、プーリー34の回りに固定され、かつ他端もハウジング18に固定されたストラップ30を使用する。プリテンショナの起動時、アクチュエータ20が、長方形通路72の端から端まで駆動されて、通路72を横断して延びるストラップ30の一部31を推進する。ストラップ30によってプーリー34の回りに生成されたトルクによって、ギア付きプーリー34が、スライドしてギア付きハブ38と回転係合する。ギア付きハブ38は、シートベルトリトラクタのスプール46と同軸に回転連動し、シートベルトリトラクタのスプールシャフト40は、ハブ38とスプール46を貫通して軸方向に延びる。プリテンショナ10を起動すると、ガス発生剤が点火され、アクチュエータ20を駆動するのに十分なガス圧が発生することによって、プーリー34、ハブ38、シャフト40およびスプール46が回転運動する。これによって、スプール46に巻回されたシートベルト12に予張力が加えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】関連特許の相互参照 本願は、2000年6月2日付申請の米国予備出願第60/209,060号の優先権を
主張するものである。本願はまた、2001年2月5日に出願の米国特許出願第
09/777,388の一部継続出願である。
【0002】発明の背景 本発明はシートベルト用プリテンショナに関し、より詳細には、複数の簡略化
したモーション倍率器を組み込むことにより、アクチュエータのストローク要件
を緩和するシートベルト用プリテンショナに関する。
【0003】 シートベルト用プリテンショナは、乗員の前方への移動を最小化するために、
衝突発生時にシートベルトの緩みを除去する。火薬式ガス発生装置を使用して、
衝突時にシートベルトの緩みを巻き上げるか、または引き込む機構を起動させる
ことは知られているが、このような公知の火薬式ガス発生装置は、一般にシート
ベルトリトラクタ内に配置されている。したがって、起動後はリトラクタの劣化
が防止できないために、プリテンショナとリトラクタの全体を取り替えなくては
ならず、車両オーナにとっては大きなコスト負担となる。また高温ガスは内部金
属表面を摩減(abrade)すると共に、灰や燃滓を発生させてリトラクタ機構を動
かなくさせる。
【0004】 公知のプリテンショナのもう一つの問題は、プリテンショナが、例えば車両エ
アバッグを起動させるのに十分な「G」力が発生する、重大事故時にのみ起動す
るように設計されていることである。安全システムの設計者は、起動後に、シー
トベルト用リトラクタとプリテンショナの全アセンブリを取り替える費用が高い
ために、そのような比較的高い閾値を選んでいる。この結果、シートベルト用プ
リテンショナは、軽度の衝突においては乗員を保護しない。
【0005】 公知のプリテンショナに関連する問題の1つに、重大事故においてのみプリテ
ンショナが起動されるとき、衝突場面において比較的遅い段階で、起動が起こる
ことである。したがって、プリテンショナはシートベルトの緩みを迅速に除去し
なくてはならず、時には乗員に傷害を与えることがある。
【0006】 本願に参照として組み入れる、米国特許第5,967,440号には、安全ベルトシス
テム用のプリテンショナおよび従来型リトラクタが記載されている。シートベル
ト用リトラクタと比較すると、プリテンショナは比較的複雑かつ大型であり、シ
ートベルトアセンブリの重量および空間要件を増大させる。 本願に参照として組み入れる、米国特許第5,899,399号には、最新技術のプリ
テンショナが記載されている。このプリテンショナは、比較的複雑であり、この
ために製造プロセスが複雑化する。 本願に参照として組み入れる、米国特許第5,944,350号には、最新技術のプリ
テンショナが記載されている。このプリテンショナも、比較的大型であり、この
ためにシートベルトアセンブリの重量および空間要件を増大させている。
【0007】 本願に参照として組み入れる、ドイツ特許第DE10010379A1では、ウェビングリ
ールのハブの回りに巻いたスチールコードを駆動するマルチピース(複数シリン
ダ)アクチェータ用の弓形パスを有し、これによって連結されたシートベルトに
予張力をかける、プリテンショナが記載されている。このプリテンショナは、マ
ルチピースアクチュエータとすること、またアクチュエータが横切るのに弓形チ
ャネルとしなくてはならないことを考えると、その製造がより複雑となる。弓形
チャネルを使用すると、チャネル幅の均一性と有効なシーリングが困難となる。
第2には、通常の車両運転中のガタガタ音を防止するために騒音低減手段を使用
するために、製造コストが増大する。さらに、スチールコードとマルチピースア
クチュエータの共用は、摩擦損失を生み、アクチュエータの最前端シリンダから
スチールコードに作用する荷重が減少する。その結果、マルチピースアクチュエ
ータを駆動することおよび、シートベルトに予張力(プリテンション)を加える
ことに、より大きな力を必要とする。記載されている1つの解決策では、弓形チ
ャネルに沿って回転要素が円滑に移動しやすくするために、中間要素「43」が
使用される。結果的に、中間要素「43」を使用しなければ、顧客の要求に応じ
たシートベルトの予張力に必要と思われる比較的大きな燃焼圧力(より多量の推
進薬によって生じる)に耐えるのに、おそらくより頑強なハウジングを必要とす
る。
【0008】 その他のプリテンショナの設計においては、連結されたシートベルトリトラク
タ軸をクラッチするために、比較的複雑なクラッチアセンブリが使用される。公
知のプリテンショナ駆動システムの多くも、比較的複雑である。参照として本願
に組み入れる、米国特許第6,042,041号、5,842,344号、5,794,876号、5,699,976
号では、公知のプリテンショナの複雑さが説明されている。したがって、製造要
件が簡略化されることを考えると、公知の設計の簡略化が望ましい。
【0009】発明の概要 本発明の好適に構成された実施態様によれば、上記の問題は、本質的に密封さ
れたハウジング内でモーション倍率器を使用し、これによってリトラクタが燃焼
ガスや燃滓に曝されるのを防止することにより、解決される。より具体的には、
本発明では、ギア付きハブと摺動可能に係合する駆動ギアを使用することによっ
て、クラッチを必要とすることなくシートベルトに予張力を加える。本発明はま
た、プレテンショナ内に収納された火薬成分が燃焼したときに形成されるガスや
固形物に、乗員が曝されるのを防止する。
【0010】 本発明の好ましい実施例においては、プリテンショナは、ハウジングと、ギア
付きハブと連動するスライド可能な一体型駆動ギアと、ギア付きハブ内に同軸で
長手方向に配置されたリトラクタシャフトと、プリテンショナの起動時に駆動ギ
アと連動するストラップと、プリテンショナの起動時にストラップと連結するピ
ストンと、ピストンを推進するガス発生剤または火薬と、例えば加速度計からの
信号を受けてガス発生剤に点火するイニシエータとを含む。ガス生成火薬に点火
時に、ピストンは略直線の経路で前方に駆動され、これによって、ストラップを
引き締め、駆動ギアを回転させ、同時に駆動ギアをスライドさせてギア付きハブ
と係合するように付勢する。こうしてウェビングリールシャフトの第1端部に固
定されたギア付きハブの回転により、リトラクタシャフトの第2端部回りに固定
されたウェビングリールに巻回されたシートベルトに、予張力が加えられる。
【0011】 使用後には、プリテンショナまたはその中の部品だけを交換すればよく、リト
ラクタまたはシートベルトリトラクタ機構の他の構成部品も取り替える費用が不
要になる。一般に、リトラクタは再使用のために保存される。 プリテンショナの起動によってかかる費用が大幅に低減されるために、軽度の
事故においても、シートベルトの予張力により乗員を保護することができる。さ
らに、軽度の衝突において起動するプリテンショナはまた、重大な衝突場面にお
いて早い段階で起動する。プリテンショナが早期に起動することによって、プリ
テンショナの起動時の衝撃を低減でき、これによってシートベルトプレテンショ
ナ自体による引き起こされる障害の可能性が低下する。
【0012】好ましい態様の説明 図を参照すると、本発明の好ましい実施態様によるプリテンショナ10は、従
来型シートベルトリトラクタ14のシートベルト12に予張力を加えるように構
成されたガス発生器16を備える。本発明のプリテンショナを応用できる、典型
的なシートベルトリトラクタは、参照として本願に組み入れる、米国特許第5,74
3,480号、5,553,803号、5,667,161号、5,451,008号、4,558,832号および4,597,5
46号に教示されている。しかし、多くの公知のリトラクタではプリテンショナ起
動時にクラッチ機構を利用しているが、本発明ではシートベルトに予張力を加え
るためのクラッチアセンブリが不要になることが強調されるべきである。したが
って本発明のプリテンショナの製造は簡略化される。
【0013】 ハウジング18は、ガス発生器16を収容する。ガス発生器16は、燃焼時に
ピストン20に流体的に作動する。ピストン20は、鋼、真鍮、アルミニウム、
プラスチック、その他の十分に剛性のある材料で製作される。ガス発生器16に
は、燃焼させてプリテンショナ10を起動させるのに使用する火薬材料22が収
容されている。ガス発生混合物22は、現在プリテンショナに使用されている公
知または最新技術の、任意の推進剤でもよく、あるいはその代わりに例えばエア
バッグに使用できる公知のガス発生剤でもよい。説明のためには、参照として組
み入れる米国特許第5,035,757号を参照されたい。別法として、図5に示すよう
に、ガス発生剤22をピストン20内に収容することによって、独立したガス発
生器16を省略してもよい。
【0014】 イニシエータ(起爆装置)26上の電気接点24は、車両衝突時にプリテンシ
ョナ10の起動信号を出す、衝突センサ(図示せず)と接続する。イニシエータ
26は、例えば加速度計から信号を受けると、火薬式ガス発生剤22に点火する
。イニシエータ容器28は、ねじ式またはその他の方法でハウジング18内に受
け入れられると共に、イニシエータ26を収容している。換言すると、衝突発生
時にプリテンショナ10を起動させ、アクチュエータ20を駆動する手段には、
ピストン20内に収納された(または独立のガス発生器16で供給される)ガス
発生剤22、電気接点24およびイニシエータ26が含まれる。
【0015】 火薬式ガス発生剤22の燃焼で生成されたガスは、次いでピストン20をスト
ラップ30の平坦部分31に押し込む。ストラップ30は第1端部で、摺動式一
体型駆動ギアまたはプーリー34の回りに、巻回かつ固定されている。ストラッ
プ30の第2端部36は、ピストン20に隣接または近傍位置で、ハウジング1
8の外部に固定されている。駆動ギア34は、ピストン20の起動時に、スライ
ドしてギア付きハブ38と係合する。車両の通常運転時で、かつプリテンショナ
の起動以前には、駆動ギア34と第2ギアまたはギア付きハブ38とは、並置さ
れるが、係合はしていない。しかし、プリテンショナ10を起動させると、スト
ラップ30が及ぼす力によってせん断ピン50を折り、ギア34がスライドして
ギア付きハブ38と係合する。リトラクタ14のウェビングリールシャフト40
は、軸に沿って長手方向に配置され、シャフト40の第1端部42の回りにハブ
38が圧入、または別の方法で固定されている。リトラクタ軸40の第2の端部
44は、ハウジング18を貫通して、リトラクタ14内へとの延びている。ウェ
ビングスプールまたはリール46は、第2端部44の回りに回転して、シートベ
ルト12を巻取り、および巻出しをする。
【0016】 図からわかるように、せん断ピン50は、プーリー34の内壁52および外壁
54を貫通して延びている。言い換えると、せん断ピン50は、プーリー34を
貫通して長手方向に延びて、プーリー34を、ハウジング12とカバー56とに
固定し、これによってギア付きプーリー34がプリテンショナ起動以前に直線お
よび回転運動を起こすことを防止している。プーリー34の軸シリンダまたはシ
リンダ(円柱)部分58には、それに固定されたストラップ30が巻きつけ、す
なわち円周方向に配置されている。プリテンショナが起動し、ピストン20が起
動すると、ストラップ30がプーリー34のシリンダ58回りにトルクを発生さ
せる。アクチュエータ20の移動に応じてトルクが増大すると、せん断ピン50
は、中央部62と比較して小さな径を持つ部分60で、せん断されることによっ
て、ギア34が直線運動し、ギア38と係合する。
【0017】 また図3に示すように、ギア付きプーリー34は、ハウジング18内に形成さ
れた第1ガイドスロット66に接続された、第1スタブシャフト64をさらに有
する。ギア34はまた、第1スタブシャフト64と同軸方向の第2スタブシャフ
ト68を有し、シャフト68はカバー56内に形成された第2ガイドスロット7
0に接続している。ストラップ30によって生成されたねじりに応じて、各スタ
ブシャフトが受入れスロットを端から端まで直線移動することによって、駆動ギ
ア34が直線移動する。駆動ギア34を案内することに加えて、スタブとそれぞ
れのスロットは、駆動ギア34とハブ38間の中心間距離を確定すると共に、摩
擦損失を最小化する支持表面を提供する。
【0018】 本発明の別の態様においては、第1の長方形チャネル72が、第1の端部74
と第2の端部76を有して、ハウジング18の長手方向に実質的に同じ長さに形
成されている。アクチュエータ20は、推進剤22の点火と、プリテンショナ1
0の起動以前は、第1端部74内に収容されている。スプリング76を用いて、
アクチュエータ20の前端を、通路72を横断するストラップ30の平坦部分3
1に対して付勢してもよい。これによって振動による騒音を抑止できる。ストラ
ップ30の第1端部32は、部分31から延びており、プーリー34の円柱部分
58の回りに巻かれている。ストラップ30の第2端部36は、ピストン20に
隣接するハウジング18の外部に固定されている。このように構成すると、スト
ラップ34は、遊星ギアなどのギア式モーション倍率器を使用したときに匹敵す
る、モーション倍率効果を提供しながらも、コストははるかに少なくてすむ。要
約すると、アクチュエータ20の直線運動は、駆動ギア34の直線および回転運
動、ギア付きハブの回転運動、およびハブ38と同軸関係のスプールの回転運動
に変わる。このようにしてシートベルト12が引き締められる。
【0019】 本発明には、要するに3つの独立した、しかも簡単なモーション倍率特性が組
み込まれる。それは1)ピストン20/ストラップ30構成、2)2つの直径を
有するスライド式一体型駆動ギア(小径の円柱58の入力直径、対、大径の内壁
52および外壁54の出力直径、ここで入力直径すなわち円柱58は、それに巻
きつけたストラップ30を有し、プリテンショナ10の起動時には、出力直径す
なわちギア付き壁52および54が、ハブギア38と噛合する)、および3)大
径の駆動ギア34の直径(ギア付き壁52および54の、出力直径)、対、小径
のハブギア38の直径、である。さらに、本発明はクラッチ機構を組み込んだ公
知のモーション倍率器の設計と製造を簡略化する。本発明によると、クラッチは
まったく必要ではない。最後に、本質的に密封されたハウジング18は、比較的
大量のガス、騒音および火焔の発生を防止する。
【0020】 プリテンショナ起動に基づくリトラクタの応答の説明には、本願に参照として
組み入れるブラウン(Brown)らの米国特許第5,899,399号を参照されたい。「プ
リテンショニング」とは、一般にシートベルトの緩みを除去する意味と定義され
る。本発明によると、ガス発生剤により生成されたガスが、ピストン20をスト
ラップ30に推し込むことによって、ハブ38を回転前進させて、シートベルト
12の緩みを引き締める。
【0021】 ハウジング18、ピストン20、駆動ギア34、ハブギア38およびイニシエ
ータ容器28は、好ましくは、プラスチック、複合材料、および/または鋼、合
金鋼、亜鉛またはアルミニウムなどの1種または2種以上の金属から、射出成型
、ダイキャストおよび/または削り出しする。ガス発生器16、ガス発生剤22
、イニシエータ26およびストラップ30はすべて、当業者には公知の方法によ
って、製造または入手する。例えばストラップ34は、鋼またはアルミニウム板
材、鋼またはアルミニウム線材、あるいは繊維(布またはゴム)ストリップなど
から形成することができる。例えば、日本のTakata Incなどの会社がガス発生器
16を供給することができる。イニシエータ26は、前記相手先ブランド供給業
者(OEM)またはスペシャルデバイスインコーポレーテッド(Special Devices I
ncorporated)のような企業が供給することができる。上記出典は、参照として
組み入れており、例として引用した。
【0022】 得られる利点には、簡略化された製造と、リトラクタの保存も含まれる。例え
ば、ブラウン(Brown)らの米国特許第5,899,399号を参照されたい。また、本願
に参照として組み入れる、ベール(Behr)の米国特許第5,397,075号を参照すれ
ば、そのリトラクタ軸を起動させるのに用いられる複雑なギア駆動機構が、本発
明によって置換できることがわかる。最後に、引用した文献に記載されているガ
ス換気ポートは不要であり(望ましい場合には設けてもよい)、製造はさらに簡
略化される。
【0023】 上記は本発明の使用について示し、説明したが、本願で開示した特定の好まし
い実施例に、本発明を制限しようとするものではない。したがって、上記の教示
、および関連技術のスキルおよび/または知識に見合う変形形態や修正形態は、
本願で説明し、添付の特許請求の範囲に述べた本発明の範囲内である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による交換可能なシートベルトプリテンショナの、起動前における、概
略立面図である。
【図2】 本発明による交換可能なシートベルトプリテンショナの、起動後における、概
略立面図である。
【図3】 図1の実施例のA−A切断線に沿った、断面図である。
【図4】 本発明のプリテンショナと、従来技術のシートベルトリトラクタとの機械的協
働を説明する、図2の実施例のB−B切断線に沿った、断面図である。
【図5】 アクチュエータ内へのガス発生混合物を配置した実施例を示す図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートベルトリトラクタのウェビングリールのウェビングリ
    ールシャフトと協働し、起動時にリールに巻回されたシートベルト用ウェビング
    に予張力を加える、プリテンショナであって、 長手方向に延びる長方形の第1通路を内部に収容し、この通路が第1の端部と
    第2の端部を有する、ハウジングと、 前記ウェビングリールシャフトに固定されて、回転連動するギア付きハブであ
    り、前記シャフトが、リールからハウジング中に、軸方向に前記第1ギアを貫通
    して延びる、前記ギア付きハブと、 プリテンショナ起動時には、前記ギア付きハブと摺動可能に係合可能であり、
    プリテンショナ起動前には係合解除されているギア付きプーリーと、 第1の端部が前記ハウジングに固定され、中間部分が前記第1端部から前記第
    1通路を横断して延びており、第2端部が前記中間部分から延びて、前記プーリ
    ーに固定かつ巻回されている、ストラップと、 プリテンショナ起動時に、前記ストラップに張力を加えるために、前記通路の
    第1端部内に配置された、アクチュエータと、 点火可能であって、プリテンショナを起動し、アクチュエータを前記第2通路
    中に放出するのに十分な力を発生する、ガス発生混合物と、 前記ハウジング内に収容され、前記ガス発生混合物を点火させるために、前記
    ガス発生混合物と点火可能に接続する、イニシエータとを備え、 前記ガス発生剤の点火、およびアクチュエータの移動によって、ストラップに
    張力が加えられ、その結果ハブ、ウェビングリールシャフト、ウェビングリール
    が回転前進して、リールが巻かれ、リール上のシートベルトウェビングに張力を
    加える、前記プリテンショナ。
  2. 【請求項2】 前記アクチュエータが、点火時にアクチュエータを推進する
    、ガス発生混合物を収納する、請求項1に記載のプリテンショナ。
  3. 【請求項3】 ガス発生混合物を収容するためのガス発生器をさらに備え、
    プリテンショナ起動時に、前記ガス発生器が、前記アクチュエータに流体的に作
    動する、請求項1に記載のプリテンショナ。
  4. 【請求項4】 シートベルトリトラクタのウェビングリールのウェビングリ
    ールシャフトと協働し、起動時にリールに巻回されたシートベルト用ウェビング
    に予張力を加える、プリテンショナであって、 長手方向に延びる長方形の第1通路を内部に具備し、この通路が第1の端部と
    第2の端部を有する、ハウジングと、 前記ウェビングリールシャフトに固定され、かつ回転連動するギア付きハブで
    あり、前記シャフトがリールからハウジング中に、軸方向に前記第1ギアを貫通
    して延びる、前記ギア付きハブと、 プリテンショナ起動時には、前記ギア付きハブと摺動可能に係合可能であり、
    プリテンショナ起動前には係合解除されているギア付きプーリーと、 第1の端部が前記ハウジングに固定され、中間部分が前記第1端部から前記第
    1通路を横断して延びており、第2端部が前記中間部分から延びて、前記プーリ
    ーに固定かつ巻回されている、ストラップと、 プリテンショナ起動時に、前記ストラップに予張力を加えるために、前記通路
    の第1端部内に配置された、アクチュエータと、 プリテンショナを起動させて、アクチュエータを通路中に放出する手段とを備
    え、 プリテンショナの起動時に、ストラップがアクチュエータの直線運動を、プー
    リー、ハブ、およびハブと同軸に連動するスプールの回転運動に変換することに
    よって、シートベルトに予張力を加える、前記プリテンショナ。
JP2001588055A 2000-06-02 2001-06-04 プリテンショナドライブ装置 Expired - Fee Related JP3749183B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US20906000P 2000-06-02 2000-06-02
US60/209,060 2000-06-02
PCT/US2001/040841 WO2001092069A1 (en) 2000-06-02 2001-06-04 Pretensioner driver

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003534971A true JP2003534971A (ja) 2003-11-25
JP2003534971A5 JP2003534971A5 (ja) 2005-11-17
JP3749183B2 JP3749183B2 (ja) 2006-02-22

Family

ID=22777156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001588055A Expired - Fee Related JP3749183B2 (ja) 2000-06-02 2001-06-04 プリテンショナドライブ装置

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP1286869A4 (ja)
JP (1) JP3749183B2 (ja)
WO (1) WO2001092069A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004002424B4 (de) * 2004-01-16 2019-08-08 Trw Automotive Gmbh Gurtaufroller

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3231509C2 (de) * 1982-08-25 1985-04-18 Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart Spannvorrichtung für ein auf eine Gurtrolle aufwickelbares Gurtende eines Sicherheitsgurtsystemes
DE3528162A1 (de) * 1985-08-06 1987-02-19 Klippan Gmbh Kupplungsvorrichtung fuer die wickelwelle eines sicherheitsgurtaufrollers mit rueckstrammvorrichtung
FR2604134B1 (fr) * 1986-09-18 1988-12-23 Peugeot Aciers Et Outillage Tendeur de rappel pour enrouleur de sangle de ceinture de securite, notamment pour vehicule automobile
EP0321960B1 (en) * 1987-12-23 1992-11-19 Nissan Motor Co., Ltd. Safety belt arrangement with pretensioning mechanism
JPH05246305A (ja) * 1991-03-12 1993-09-24 Takata Kk リトラクタ軸回転式プリテンショナ
DE4320854C2 (de) * 1993-06-23 2002-02-28 Takata Europ Gmbh Sicherheitsgurtanordnung für Kraftfahrzeuge mit Straffervorrichtung
JPH0715458U (ja) * 1993-08-30 1995-03-14 株式会社東海理化電機製作所 プリテンショナ
US5397075A (en) * 1993-09-10 1995-03-14 Automotive Systems Laboratory, Inc. Seat belt pretensioner
DE4415103A1 (de) * 1993-10-25 1995-04-27 Trw Repa Gmbh Gurtstraffer für Sicherheitsgurt-Rückhaltesysteme in Fahrzeugen
GB2315985B (en) * 1996-08-13 2000-11-22 Alliedsignal Ltd Pretensioner
DE29710325U1 (de) * 1997-06-12 1998-10-15 Trw Occupant Restraint Systems Gmbh, 73551 Alfdorf Gurtstraffer für ein Insassen-Rückhaltesystem
US5899399A (en) * 1997-06-12 1999-05-04 Trw Vehicle Safety Systems Inc. Seat belt pretensioner
US6036274A (en) * 1997-11-13 2000-03-14 Breed Automotive Technology, Inc. Drive pulley, compact buckle pretensioner
US5944350A (en) * 1997-11-14 1999-08-31 Takata Inc. Buckle pretensioner
US5906328A (en) * 1998-03-12 1999-05-25 Takata Corporation Pre-tensioner for seat belt device
DE10010379B4 (de) * 1999-03-04 2005-09-08 Autoliv Development Ab Sicherheitsgurtsystem

Also Published As

Publication number Publication date
EP1286869A4 (en) 2005-03-09
JP3749183B2 (ja) 2006-02-22
EP1286869A1 (en) 2003-03-05
WO2001092069A1 (en) 2001-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6505790B2 (en) Pretensioner device
US6419177B2 (en) Seat belt pretensioner
US5641131A (en) Combined seat belt retractor and tensioner unit
US7424986B2 (en) Belt spool retractor
JPH08503684A (ja) シートベルトのための予張力装置
US7424985B2 (en) Helical pretensioner
US6460794B1 (en) Pretensioner drive
EP1201513B1 (en) Soft-start piston actuator
US6520443B2 (en) Pretensioner drive
JP2008520415A (ja) ガス生成装置
US5489072A (en) Seat belt retractor with pre-tensioner
EP1675759B1 (en) A web spool tightener
JP3749183B2 (ja) プリテンショナドライブ装置
JP3792649B2 (ja) プリテンショナドライブ装置
JP2003534985A (ja) プリテンショナドライブ装置
KR100414604B1 (ko) 안전벨트 리트랙터의 릴역회전장치
JP2007528818A (ja) ヘリカルプリテンショナー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040331

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050308

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20050607

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20050621

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050907

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051130

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees