JP2021517774A - 電磁波信号伝送のための導波管 - Google Patents

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Abstract

本発明の一態様によると、電磁波信号伝送のための導波管(waveguide)であって、誘電体を含む第1誘電体部、前記第1誘電体部の一部を覆う導体部、および前記第1誘電体部および前記導体部を囲む第2誘電体部を含む導波管が提供される。

Description

本発明は電磁波信号伝送のための導波管に関する。
データトラフィックが急激に増加するにつれて、集積回路(IC)を連結する入力/出力バス(I/O bus)のデータ送受信速度も急速に増加している。過去数十年の間、費用効率性および電力効率性に優れている導体基盤のインターコネクト(interconnect)(例えば、銅線など)が有線通信システムで広く適用されてきた。しかし、導体基盤のインターコネクトは、電磁誘導による表皮効果(skin effect)によって、チャネル帯域幅(channel bandwidth)に根本的な限界を有している。
一方、導体基盤のインターコネクトに対する代案として、データ送受信速度が速い光(optical)基盤のインターコネクトが紹介されて広く使われているが、光基盤のインターコネクトは設置およびメンテナンス費用が非常に大きいため導体基盤のインターコネクトを完璧には代替し難いという限界が存在する。
最近、誘電体からなる導波管で構成される新しいインターコネクトが紹介されたことがある。このような新しいインターコネクト(別名、イーチューブ(E−TUBE))は金属と誘電体の長所をともに有しているインターコネクトであって、費用および電力の側面での効率性が高く、短い範囲で速い速度のデータ通信を可能とする長所を有しているため、チップ−対−チップ(chip−to−chip)通信に活用され得るインターコネクトとして脚光を浴びている。
しかし、従来に紹介された誘電体導波管を使う場合にも、非線形的な位相応答(non−linear phase response)によって発生する群遅延(group delay)の変化または偏差(variation)が大きく表れる問題点やデータ伝送速度(または帯域幅)を増加させるにつれてビットエラーが発生する問題点が存在する。
そこで、本発明者は、位相応答の非線形性を改善し、高速データ通信環境においてビットエラーが発生することを防止できる新規かつ進歩した導波管に関する技術を提案するところである。
本発明は前述した問題点をすべて解決することをその目的とする。
また、本発明は、第1誘電体部、導体部および第2誘電体部を含む導波管において、導体部が第1誘電体部の一部のみを覆うようにし、第2誘電体部は第1誘電体部および導体部をすべて囲むようにすることによって、導波管を通じて伝送される信号に適用される境界条件(boundary condition)として誘電体および導体の間の境界条件と誘電体および誘電体の間の境界条件がすべて存在するようにすることを他の目的とする。
前記目的を達成するための本発明の代表的な構成は次の通りである。
本発明の一態様によると、電磁波信号伝送のための導波管(waveguide)であって、誘電体を含む第1誘電体部、前記第1誘電体部の一部を覆う導体部、および前記第1誘電体部および前記導体部を囲む第2誘電体部を含む導波管が提供される。
この他にも、本発明を具現するための他の導波管がさらに提供される。
本発明によると、導波管を通じて伝送される信号に適用される境界条件(boundary condition)として誘電体および導体の間の境界条件と誘電体および誘電体の間の境界条件がすべて存在するようにすることができるため、導波管を通じて伝送される信号に示される位相応答の線形性を高めることができるようになる効果が達成される。
また、本発明によると、導波管を利用した通信で位相応答の非線形性を改善することができるため、周波数により群遅延が変わる程度を低減できる効果が達成される。
また、本発明によると、導波管を通じての信号伝送チャネルを非分散的(non−dispersive)に作ることができるため、符号間の干渉(ISI)を減らすことができるようになり、さらにデータ伝送速度が増加するにつれてビットエラー(bit error)が発生する頻度も画期的に低減できる効果が達成される。
従来技術に係る導波管の構成を例示的に示す図面。 本発明の一実施例に係る導波管の構成を例示的に示す図面。 本発明の他の実施例に係る導波管の構成を例示的に示す図面。 従来技術に係る導波管に表れ得る群遅延と本発明の一実施例に係る導波管に表れ得る群遅延を推定する過程を示す図面。 従来技術に係る導波管に表れ得る群遅延と本発明の一実施例に係る導波管に表れ得る群遅延を推定する過程を示す図面。 本発明に係る導波管を利用して信号を送受信する場合と従来技術に係る導波管を利用して信号を送受信する場合のそれぞれに対して群遅延(group delay)を測定した実験を遂行した結果を示す図面。 本発明のさらに他の実施例に係る導波管の構成を例示的に示す図面。
後述する本発明についての詳細な説明は、本発明が実施され得る特定の実施例を例示として図示する添付図面を参照する。これらの実施例は当業者が本発明を十分に実施できるように詳細に説明される。本発明の多様な実施例は互いに異なるが、相互に排他的である必要はないことが理解されるべきである。例えば、ここに記載されている特定の形状、構造および特性は一実施例に関連して本発明の精神および範囲を逸脱することなく他の実施例で具現され得る。また、それぞれの開示された実施例内の個別構成要素の位置または配置は本発明の精神および範囲を逸脱することなく変更され得ることが理解されるべきである。したがって、後述する詳細な説明は限定的な意味で行われるものではなく、本発明の範囲は、適切に説明されるのであれば、その請求項が主張するものと均等なすべての範囲とともに、添付された請求項によってのみ限定される。図面で類似する参照符号は多様な側面にわたって同一または類似する機能を指し示す。
以下では、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が本発明を容易に実施できるようにするために、本発明の好ましい実施例について添付された図面を参照して詳細に説明する。
導波管の構成
以下では、本発明の具現のために重要な機能を遂行する導波管100の内部構成および各構成要素の機能について詳察する。
図1は、従来技術に係る導波管の構成を例示的に示す図面である。
図1を参照すると、従来技術に係る導波管10は誘電体コア(dielectric core)11および誘電体コア11を囲む導体クラッディング(metal cladding)12を含むことができる。
従来技術に係る導波管を利用して信号を伝送する場合には、非線形的な位相応答(non−linear phase response)によって群遅延(group delay)の変化または偏差(variation)が大きく表れる問題点が発生し得、実際の通信環境でデータ伝送速度が早くなるにつれてビットエラーが発生する頻度が高くなる問題点も発生し得る。
図2は、本発明の一実施例に係る導波管の構成を例示的に示す図面である。
図2を参照すると、本発明の一実施例に係る導波管100は、誘電体を含む第1誘電体部110、第1誘電体部110の一部を覆う導体部120および第1誘電体部110および導体部120を囲む第2誘電体部130を含むことができる。ここで、本発明の一実施例によると、第1誘電体部110に含まれる誘電体の誘電率と第2誘電体部130に含まれる誘電体の誘電率は互いに異なり得る。
具体的には、本発明の一実施例によると、導体部120は第1誘電体部110の複数の外面のうち一部の外面を覆う構造で形成され得る。
より具体的には、本発明の一実施例によると、第1誘電体部110の中心軸、導体部120の中心軸および第2誘電体部130の中心軸は互いに一致し得る。
例えば、図2に図示された通り、本発明の一実施例に係る導波管100をその長さに対して垂直な方向に切った断面から見た時、第1誘電体部110は四角形コア(core)の形状を有することができ、導体部120は前記のように四角形コアの形状を有する第1誘電体部110の4つの面のうち2つの面(上側面および下側面)を覆うクラッディング(cladding)の形状を有することができ、第2誘電体部130は第1誘電体部110および導体部120をすべて囲む四角形ジャケット(jacket)の形状を有することができる。
ただし、本発明に係る導波管100の内部構成または形状は必ずしも前記で列挙されたものに限定されず、本発明の目的を達成できる範囲内でいくらでも変更され得ることを明らかにしておく。
図3は、本発明の他の実施例に係る導波管の構成を例示的に示す図面である。
まず、図3の(a)を参照すると、本発明の他の実施例に係る導波管200では、第1誘電体部210が四角形コア(core)の形状を有することができ、導体部220は前記のように四角形コアの形状を有する第1誘電体部210の4つの面のうち3つの面(上側面、下側面および左側面)を覆うクラッディング(cladding)の形状を有することができ、第2誘電体部230は第1誘電体部210および導体部220をすべて囲む四角形ジャケット(jacket)の形状を有することができる。
次に、図3の(b)を参照すると、本発明の他の実施例に係る導波管300の場合、第1誘電体部310が円形コア(core)の形状を有することができ、導体部320は前記のように円形コアの形状を有する第1誘電体部310の外面のうち、中心軸を基準とする時に所定の角度に該当する一部を覆うクラッディング(cladding)の形状を有することができ、第2誘電体部330は第1誘電体部310および導体部320をすべて囲む環状ジャケット(jacket)の形状を有することができる。
一方、本発明のさらに他の実施例によると、一つのケーブル内に複数の導波管が含まれる場合を仮定することができるが、このような場合にも誘電体−誘電体の境界条件および誘電体−導体の境界条件がすべて存在する導波管が形成され得る。
図7は、本発明のさらに他の実施例に係る導波管の構成を例示的に示す図面である。
まず、図7の(a)を参照すると、本発明のさらに他の実施例に係る導波管700では、第1誘電体部710が四角形コア(core)の形状を有することができ、導体部720は前記のように四角形コアの形状を有する第1誘電体部710の4つの面のうち3つの面(上側面、下側面および左側面)を覆うクラッディング(cladding)の形状を有することができ、第1誘電体部710および導体部720で構成される導波管ユニットが2個互いに隣接して配置され得、第2誘電体部730は第1誘電体部710および導体部720で構成される導波管ユニット2個をすべて囲む四角形ジャケット(jacket)の形状を有することができる。
次に、図7の(b)を参照すると、本発明のさらに他の実施例に係る導波管800では、第1誘電体部810が四角形コア(core)の形状を有することができ、導体部820は前記のように四角形コアの形状を有する第1誘電体部810の4つの面のうち3つの面(上側面、下側面および左側面)を覆うクラッディング(cladding)の形状を有することができ、第1誘電体部810および導体部820で構成される複数の導波管ユニットが所定の配列に沿って配置され得、第2誘電体部830は第1誘電体部810および導体部820で構成される複数の導波管ユニットをすべて囲む四角形ジャケット(jacket)の形状を有することができる。
すなわち、図7に図示された通り、本発明のさらに他の実施例に係る導波管では、一つのケーブルジャケット内に複数の導波管ユニットが含まれながらも、複数の導波管ユニットそれぞれで誘電体−誘電体の境界条件および誘電体−導体の境界条件が存在できることになる。
一方、本発明の一実施例によると、導体部120は電気伝導性を有する物質からなり得る。例えば、本発明の一実施例に係る導体部120は、伝統的に広く使われる銅(Cu)のような金属性物質からなるかグラフェン(graphene)のような非金属性物質からなり得る。
一方、本発明の一実施例によると、第1誘電体部110の誘電率(permittivity)は第2誘電体部130の誘電率より大きくてもよく小さくてもよい。例えば、第1誘電体部110は誘電定数(dielectric constant)が約2.0のテフロン(登録商標)(teflon)からなり得、第2誘電体部130は誘電定数が約1.2のポリエチレン(polyethylene)からなり得る。また、他の例として、第1誘電体部110は誘電定数が約1.0の空気からなり得、第2誘電体部130は誘電定数が約2.0のテフロンからなり得る。その反対に、第1誘電体部110はテフロンからなってもよく、第2誘電体部130は空気からなってもよい。
したがって、本発明の一実施例によると、導波管100を通じて伝送される信号(すなわち、電磁波)は、第1誘電体部110および導体部120の間の境界(boundary)に沿ってガイドされ得るだけでなく、誘電率が互いに異なる第1誘電体部110および第2誘電体部130の間の境界に沿ってガイドされ得る。すなわち、本発明の一実施例に係る導波管100によると、誘電体−導体の境界条件と誘電体−誘電体の境界条件がすべて存在することができるため、導波管を通じての信号伝送チャネルに表れる位相応答の線形性を画期的に高めることができ、これに伴い、周波数が変化するにつれて群遅延が変化する(または分散する)程度を画期的に低減させることができる。また、本発明の一実施例に係る導波管100によると、信号伝送チャネルを非分散的(non−dispersive)に作ることができるため、符号間の干渉(ISI)を減らすことができるようになり、さらにデータ伝送速度を増加させてもビットエラー(bit error)が発生しないようにすることができる。群遅延に関する詳しい説明は後述することにする。
図4および図5は、従来技術に係る導波管に表れ得る群遅延と本発明の一実施例に係る導波管に表れ得る群遅延を推定する過程を示す図面である。
まず、図4を参照すると、従来技術に係る導波管(すなわち、誘電体コア11および誘電体コア11をすべて囲む導体クラッディング12で構成される導波管)の場合に群遅延が周波数ωの変化から影響を受けるものと(すなわち、周波数が変わるにつれて群遅延も変わるものと)推定することができる。
次に、図5を参照すると、本発明の一実施例に係る導波管(すなわち、第1誘電体部110、第1誘電体部110の一部のみを覆う導体部120および第1誘電体部110と導体部120をすべて囲む第2誘電体部130で構成される導波管)の場合に群遅延が周波数ωの変化から影響を受けないものと(すなわち、周波数が変わっても群遅延がほとんど変わらないものと)推定することができる。
図6は、本発明に係る導波管を利用して信号を送受信する場合と従来技術に係る導波管を利用して信号を送受信する場合のそれぞれに対して群遅延(group delay)を測定した実験を遂行した結果を示す図面である。
まず、図6の(a)に図示されたS21グラフを参照すると、本発明の一実施例に係る導波管(すなわち、第1誘電体部110、第1誘電体部110の一部のみを覆う導体部120および第1導体部110と導体部120をすべて囲む第2誘電体部130で構成される導波管;より具体的には、図3の(a)に図示されたような構造を有する導波管)610と従来技術に係る導波管(すなわち、誘電体コア11および誘電体コア11をすべて囲む導体クラッディング12で構成される導波管)620は、アッパーコーナー周波数(upper corner frequency)またはアッパーカットオフ周波数(upper cutoff frequency)が相互間に実質的に同一に表れることを確認することができる。
次に、図6の(b)に図示された群遅延(Group delay)グラフを参照すると、従来技術に係る導波管を使う場合に、非線形的な位相応答(non−linear phase response)が表れ得、これによって導波管を通じての信号伝送チャネルで周波数の変化による群遅延の変化の程度が大きく表れ得る。実際に、図6の(b)を参照すると、従来技術に係る導波管に対する実験結果620でグラフ内の周波数帯域で周波数が変わるにつれて群遅延が変わる程度が相対的に大きく表れることを確認することができる。
引き続き、図6の(b)に図示された群遅延(Group delay)グラフを参照すると、本発明に係る導波管を使う場合に、位相応答の非線形性を減らし、それによって導波管を通じての信号伝送チャネルに表れ得る周波数の変化による群遅延の変化の程度も画期的に減らすことができる。実際に、図6の(b)を参照すると、本発明に係る導波管に対する実験結果610で、グラフ内の周波数帯域で周波数が変わるにつれて群遅延が変わる程度が顕著に小さく表れることを確認することができる。
したがって、前記のような実験結果から、本発明に係る導波管100を使用すれば、周波数の変化により表れ得る伝送信号の群遅延の変化(または偏差)が画期的に低くなり得ることを確認することができる。
以上、本発明に係る導波管に含まれる構成要素に関する細部の仕様またはパラメータについて具体的に説明されたが、本発明に係る導波管の構成は必ずしも前記に列挙されたものに限定されず、本発明の目的または効果を達成できる範囲内でいくらでも変更され得ることを明らかにしておく。
以上、本発明が具体的な構成要素などのような特定の事項と限定された実施例および図面によって説明されたが、これは本発明のより全般的な理解を助けるために提供されたものに過ぎず、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者であればこのような記載から多様な修正および変形を図ることができる。
したがって、本発明の思想は前記説明された実施例に限定されて定められてはならず、後述する特許請求の範囲だけでなくこの特許請求の範囲と均等にまたは等価的に変形された全てのものは本発明の思想の範疇に属するものと言える。
10 従来技術に係る導波管
11 従来技術に係る導波管の誘電体コア
12 従来技術に係る導波管の導体クラッディング
100 本発明の一実施例に係る導波管
110 第1誘電体部
120 導体部
130 第2誘電体部

Claims (6)

  1. 電磁波信号伝送のための導波管(waveguide)であって、
    誘電体を含む第1誘電体部、
    前記第1誘電体部の一部を覆う導体部、および
    前記第1誘電体部および前記導体部を囲む第2誘電体部を含む、導波管。
  2. 前記導体部は前記第1誘電体部の複数の外面のうち一部の外面を覆う、請求項1に記載の導波管。
  3. 前記第1誘電体部の中心軸、前記導体部の中心軸および前記第2誘電体部の中心軸は互いに一致する、請求項2に記載の導波管。
  4. 前記第1誘電体部に含まれる誘電体の誘電率と前記第2誘電体部に含まれる誘電体の誘電率は互いに異なる、請求項1に記載の導波管。
  5. 前記導波管を通じて伝送される信号は、前記第1誘電体部および前記導体部の間の境界(boundary)と前記第1誘電体部および前記第2誘電体部の間の境界に沿ってガイドされる(guided)、請求項1に記載の導波管。
  6. 前記導波管を通じての信号伝送チャネルで周波数の変化により表れる群遅延(group delay)の変化の程度が既設定された水準以下である、請求項1に記載の導波管。
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