JP2021510986A - アンテナ素子およびアンテナアレイ - Google Patents

アンテナ素子およびアンテナアレイ Download PDF

Info

Publication number
JP2021510986A
JP2021510986A JP2020539805A JP2020539805A JP2021510986A JP 2021510986 A JP2021510986 A JP 2021510986A JP 2020539805 A JP2020539805 A JP 2020539805A JP 2020539805 A JP2020539805 A JP 2020539805A JP 2021510986 A JP2021510986 A JP 2021510986A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiating elements
antenna element
supply line
antenna
radiating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020539805A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7022218B2 (ja
Inventor
プールムーサビ,メーラン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Robert Bosch GmbH filed Critical Robert Bosch GmbH
Publication of JP2021510986A publication Critical patent/JP2021510986A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7022218B2 publication Critical patent/JP7022218B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q21/00Antenna arrays or systems
    • H01Q21/0006Particular feeding systems
    • H01Q21/0075Stripline fed arrays
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/27Adaptation for use in or on movable bodies
    • H01Q1/32Adaptation for use in or on road or rail vehicles
    • H01Q1/3208Adaptation for use in or on road or rail vehicles characterised by the application wherein the antenna is used
    • H01Q1/3233Adaptation for use in or on road or rail vehicles characterised by the application wherein the antenna is used particular used as part of a sensor or in a security system, e.g. for automotive radar, navigation systems
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/36Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith
    • H01Q1/38Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith formed by a conductive layer on an insulating support
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q11/00Electrically-long antennas having dimensions more than twice the shortest operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q11/12Resonant antennas
    • H01Q11/14Resonant antennas with parts bent, folded, shaped or screened or with phasing impedances, to obtain desired phase relation of radiation from selected sections of the antenna or to obtain desired polarisation effect
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q21/00Antenna arrays or systems
    • H01Q21/06Arrays of individually energised antenna units similarly polarised and spaced apart
    • H01Q21/061Two dimensional planar arrays
    • H01Q21/065Patch antenna array
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q3/00Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q9/00Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q9/04Resonant antennas
    • H01Q9/0407Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q9/00Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q9/04Resonant antennas
    • H01Q9/16Resonant antennas with feed intermediate between the extremities of the antenna, e.g. centre-fed dipole

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Waveguide Aerials (AREA)

Abstract

本発明は、電力を供給するための供給線路(2)と、供給線路(2)の第1の側に配置された第1の複数放射素子(3;5;8)と、供給線路(2)の第2の側に配置された第2の複数放射素子(4;6;9)とを備え、放射素子が供給線路(2)に直列に結合されており、供給線路(2)によって電力を供給され、電磁放射線を放射するように構成されており;第1の複数放射素子(3;5;8)における放射素子の空間寸法の分布および/または隣接する放射素子の間隔(x)の分布が、第2の複数(4;6;9)の放射素子とは異なっているアンテナ素子(1a;1b;1c)に関する。

Description

本発明は、アンテナ素子およびアンテナアレイに関する。
レーダ装置は、物体の相対速度を正確に決定することを可能にし、適切な変調方式を使用した場合には付加的に物体の間隔または角度位置を決定することを可能にする。このため、レーダ装置は、自動車分野において広く使用されている。
ギガヘルツ範囲では一般にパッチアンテナが使用される。パッチアンテナは、特に容易に高周波基板に設けることができ、安価である。レーダ放射の波長の約半分の長さを有する金属表面は、共振器として働く。
放射素子は、例えば、単一のパッチであってもよい。しかしながら、レーダビームをより良好に集束する必要がある場合が多い。すなわち、より狭いローブによる改善された指向特性が必要である。したがって、パネルアンテナでは複数のパッチが組み合わされる。このようなアンテナアレイでは、全てのパッチは、パッチに電力を供給する共通の電源に結合されている。この場合、結合は出力分配ネットワークによって並列または直列に行うことができる。
このような直列に給電されるアンテナ素子のためのアンテナ構造が米国特許出願公開第2007/279303号明細書に開示されている。放射特性を改善するために、この刊行物では、アンテナ素子間の間隔またはアンテナ素子の寸法を変化させることが提案されている。例えば、連続するアンテナ素子間の間隔が共通の供給線路の端部に向かって増大してもよい。
一般に、アンテナ素子もしくはアンテナは、主ローブもしくは放射されるレーダビームの主放射方向が基板に対して垂直に延在しているように構成されている。しかしながら、幾つかの用途ではアンテナの指向特性を適合させることが好ましい場合があり、したがって、主放射方向は基板に対して垂直に延在するのではなく、むしろ所定の角度をなす。特に、車両の後部領域またはコーナ領域に配置されたレーダ装置の場合には、指向特性をこのように適合させることが好ましい場合がある。
強力な指向効果を達成するための既知の機構は、フェーズドアレイアンテナである。フェーズドアレイアンテナは、マトリックス状に配置された多数の個別放射器を有する位相制御されたグループアンテナであり、個別放射器の位相角は適合可能である。適切な制御により、送信エネルギーは、建設的干渉によって所望の方向に増幅し、破壊的干渉によって不都合な方向に低減または消滅することができる。
しかしながら、フェーズドアレイアンテナは、それぞれの個別放射器の位相を適合させるための比較的複雑な機構を必要とする。このようなアンテナは、一般に比較的高価であり、製造が複雑である。したがって、フェーズドアレイ技術は、軍事分野で頻繁に見られるが、自動車に適用するための使用可能性はむしろ制限されている。
したがって、垂直方向とは異なる指向性効果を有する安価なアンテナが必要とされている。
米国特許出願公開第2007/279303号明細書
本発明は、請求項1の特徴を有するアンテナ素子および請求項10の特徴を有するアンテナアレイを提供する。
好ましい実施形態が、それぞれの従属請求項の対象である。
第1の態様によれば、本発明は、電力を供給するための供給線路を有するアンテナ素子に関する。さらにアンテナ素子は、供給線路の第1の側に配置された第1の複数放射素子を有する。さらにアンテナ素子は、供給線路の第2の側に配置された第2の複数放射素子を有する。放射素子は供給線路と直列に結合されており、供給線路によって電力を供給される。さらに放射素子は電気放射線を放出するように構成されている。第1の複数放射素子における放射素子の空間寸法の分布および/または隣接する放射素子間の間隔の分布が第2の複数放射素子とは異なっている。
第2の態様によれば、本発明は、一緒に給電される複数のアンテナ素子を有するアンテナアレイに関する。
空間寸法または間隔の分布が異なる放射素子を使用することによって単一のアンテナ素子に対して所望の指向効果を達成することができる。この場合、送信されたレーダ波の建設的干渉および相殺的干渉が重要である。放射素子は供給線路の両側に異なるように分布しているので、全体として基板の垂直方向からずれた主ローブが生じる。これにより、高感度なアンテナを提供することができる。
さらに、レーダビームを成形するための付加的な手段を、特に、放射された出力にネガティブな影響を及ぼすことがあるピンおよび反応素子に使用することができる。フェーズドアレイアンテナと比較して、アンテナ素子は、追加の分相器を省略できるので、小型の構成によってさらに優れている。このことは、利用可能なスペースを最適に活用する必要がある自動車分野では特に有利である。
分相器による付加的な位相制御が不要なので、所与の指向特性を有する特に安価なアンテナを提供することができる。
空間寸法は、長方形のパッチまたは放射素子の場合、対応する放射素子の幅および長さとして理解することができる。長方形ではない構成の放射素子の場合、空間寸法は、例えば、放射素子の直径または表面積として理解することができる。
空間寸法の分布は、供給線路に沿った寸法のシーケンスとして理解されるべきである。したがって、異なる分布は、好ましくは、放射素子が供給線路の2つの側で互いにずらして配置されるだけでなく、むしろ少なくとも1つの箇所では、一方の側の放射素子の間隔または寸法のシーケンスを、他方の側の放射素子の間隔または寸法の対応するシーケンスと一致させることができないことを意味する。
好ましくは、アンテナ素子は、基板に平坦に配置されたパネルアンテナである。
放射素子の寸法および間隔を適切に選択することにより、広い角度範囲で十分に高い放射出力を達成することができる。
アンテナ素子の好ましいさらなる構成によれば、寸法および/または間隔の分布は、ドルフ・チェビシェフ分布、均一分布および/または二項分布を含む。
アンテナ素子のさらなる構成によれば、第1の複数放射素子および/または第2の複数複数放射素子の放射素子は、スリット付きパッチとして構成されている。
アンテナ素子の好ましいさらなる構成によれば、放射素子は、ストリップ線路を介して供給線路に結合されている。しかしながら、さらなる実施形態によれば、放射素子は、容量結合および/またはスリット結合によって供給線路に結合することもできる。
アンテナ素子の好ましいさらなる構成によれば、アンテナ素子はダイポールアンテナ素子として構成されている。
アンテナ素子の好ましいさらなる構成によれば、供給線路および/または放射素子は、ストリップ素子として構成されている。したがって、アンテナ素子は、特にストリップ線路アンテナ素子であってもよい。
アンテナ素子の好ましいさらなる構成によれば、第1の複数放射素子は、第2の複数放射素子に対して供給線路に沿ってずらして配置されている。
アンテナ素子の一実施形態によれば、放射素子間の間隔は両側で一定であってもよいし、または同じ分布を有していてもよいが、寸法の分布は異っている。
アンテナ素子のさらなる実施形態によれば、放射素子の寸法は、両側で一定であってもよいし、または同じ分布を有していてもよいが、連続するアンテナ素子間の間隔の分布は、2つの側について、すなわち、第1の複数放射素子および第2の複数放射素子について異なっている。
アンテナ素子の好ましいさらなる構成によれば、第1の複数放射素子の少なくとも1つの放射素子の幅および/または第1の複数放射素子の隣接する放射素子との間隔が、第2の複数放射素子の全ての放射素子と異なっている。
アンテナ素子の好ましいさらなる発展形態によれば、寸法および/または間隔の分布は、放射された電磁放射線の放射最大値が垂直方向とは異なる放射方向に生じるように選択されている。
本発明の一実施形態によるアンテナ素子を示す概略平面図である。 図1に示したアンテナ素子の放射角度の関数として放射出力を示す図である。 本発明の別の実施形態によるアンテナ素子を示す概略平面図である。 本発明の一実施形態によるアンテナアレイを示す概略平面図である。 図4に示したアンテナアレイの放射角度の関数として放射出力を示す図である。
全ての図面において、同じか、もしくは機能的に同じ要素および装置には同じ参照符号が付されている。
図1は、例示的なアンテナ素子1aを示している。アンテナ素子1aは、基板(図示しない)に形成されたパネルアンテナ素子として構成されている。アンテナ素子1aは、レーダ送信装置またはレーダ受信装置として構成することができる。アンテナ素子1aは、アンテナアレイの素子であってもよい。
アンテナ素子1aは、ストリップ線路として形成された直線状に延在する供給線路2を有している。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。したがって、供給線路2は必ずしも直線状に延在していなくてもよい。
平坦に形成された供給線路2は、供給線路2の第1の側もしくは左側、および供給線路2の第2の側もしくは右側に配置された放射素子31〜36および41〜46を有する。放射素子31〜36および41〜46は、供給線路2に直接に接続または結合されたパッチとして構成されている。
しかしながら、本発明は、このような構成に限定されるものではない。したがって、例えば、放射素子31〜36および41〜46は、結合素子、例えば供給線路2に接続されたストリップ素子を介して供給線路に結合することができる。さらなる実施形態によれば、放射素子31〜36および41〜46は、容量結合および/またはスロット結合を介して供給線路2に結合することもできる。
供給線路2を介して放射素子31〜36および41〜46に電力が供給される。これにより、放射素子31〜36および41〜46が励起され、電磁波、好ましくはレーダ放射線が放射される。特に、アンテナ素子1aは、ギガヘルツ範囲のレーダ波を放射するように、特に自動車分野で一般的な77ギガヘルツの周波数帯域で動作するように構成することができる。
放射素子31〜36および41〜46は、供給線路2の左側または第1の側にある第1の複数放射素子3の放射素子31〜36と、供給線路2の右側または第2の側にある第2の複数放射素子4の放射素子41〜46とに分割することができる。第1の複数放射素子3の放射素子31〜36および第2の複数放射素子4の放射素子41〜46は、それぞれ供給線路2と直列に結合されている。
第1の複数放射素子3の放射素子31〜36は、図1に示す実施形態において、第2の複数放射素子4の放射素子41〜46とは、放射素子31〜36および41〜46の幅の分布が異なる。第1の複数放射素子3の放射素子31〜36および第2の複数放射素子4の放射素子41〜46は両方とも長方形に形成されており、供給線路2に直交して測定されるそれぞれ同一の長さzを有する。さらに、連続する放射素子31〜36と41〜46との間の間隔xはそれぞれ同一である。間隔xは、放射されたレーダ放射線の波長に対応することが好ましい。
第1の複数放射素子3の放射線素子31〜36は放射線要素31〜36の幅Dはそれぞれ固定されている。この場合、幅Dは供給線路2に平行に測定される。したがって、第1の複数放射素子3の放射線素子31から36は幅の分布が均一である。
第2の複数放射素子4の放射素子41〜46の幅D1〜D6はドルフ・チェビシェフ分布に従う。したがって、幅D1〜D6の比は、チェビシェフ多項式の比に対応する。さらなる実施形態によれば、幅D1〜D6は、任意の他の分布、例えば二項分布に従うことができる。適切な分布を選択することによってアンテナ素子1aの放射特性を設定することができる。
さらなる実施形態によれば、放射素子31〜36および41〜46の長さzは、付加的にまたは代替的に変化させることができる。好ましくは、第1の複数放射素子3の放射素子31〜36の長さzの分布は、第2の複数放射素子4の放射素子41〜46の長さzの分布とは異なる。
さらなる実施形態によれば、連続する放射素子31〜36と放射素子41〜46との間の間隔xは、付加的にまたは代替的に変化させることができる。好ましくは、第1の複数放射素子3の放射素子31〜36の間隔xの分布は、第2の複数放射素子4の放射素子41〜46の間隔xの分布とは異なる。
図2は、図1に示すアンテナ素子1aの放射出力を方位角θの関数として示す。図から分かるように、放射特性は、0度以外の角度で最大値を有する。すなわち、主放射方向は基板に対して垂直ではない。したがって、アンテナ素子1aは、自動車分野、例えば前縁部または後縁部もしくはコーナ部における用途に特に適している。
図2からわかるように、主放射方向は約25度の方位角で達成することができる。さらに、極めて安定した放射パターンを達成することができ、放射方向および放射出力は、約3ギガヘルツの帯域範囲で実質的に一定のままである。さらに照射方向を変えた後であっても、幅90度程度の広い角度範囲で高い放射出力を得ることができる。さらに仰角面において良好なサイドローブレベルを達成することができ、3ギガヘルツ幅の帯域範囲において76.5ギガヘルツの周波数の周辺で実質的に主放射方向の変化が生じない。
図3は、本発明のさらなる実施形態によるアンテナ素子1bを示す。アンテナ素子1bは、第1の複数放射素子8の放射素子81〜84を有し、放射素子81〜84の幅v1〜v4は2項分布に従う。放射素子81〜84は、それぞれスリット付きの放射素子として構成されている。アンテナ素子1bは、第2の複数放射素子9の放射素子91〜95を有し、幅u1〜u5は、ドルフ・チェビシェフ分布に従う。連続する放射素子81〜84と91〜95との間の間隔xはそれぞれ一定である。
第1の複数放射素子8の放射素子および第2の複数放射素子9の放射素子は、位相を適宜に調整するために、異なる幅に基づいて互いにわずかにずらして配置されている。
図1に示したアンテナ素子1aの第2の複数放射素子4の放射素子41から46と、図3に示したアンテナ素子1bの第2の複数放射素子9の放射素子について図示したのと同様に、好ましくは放射素子の幅はそれぞれ供給線路2の縁部の方へ減少している。
図4はアンテナアレイ7を示している。このアンテナアレイは6つのアンテナ素子1cを有し、これらのアンテナ素子は、二項分布幅d1〜d6を有する第1の複数放射素子5の放射素子51〜56と、一定幅dを有する第2の複数放射素子6の放射素子61〜65とをそれぞれ有する。
アンテナ素子1cは、それぞれ対になって第1〜第6のストリップ線路21〜26を介して第7および第8のストリップ線路27,28に接続されており、第7および第8のストリップ線路27,28は第9のストリップ線路29に接続されている。第9のストリップ線路29を介して個々のアンテナ素子1cのそれぞれのストリップ線路2に電気エネルギーを結合することができる。第1〜第6のストリップ線路21〜26の異なるように選択された長さによって個々のアンテナ素子1c間の位相差を達成することができ、これにより適切な放射特性を得ることができる。
図4に示すアンテナ素子1cの代わりに、不均一に分布した放射素子を有する任意のアンテナ素子、特に図1および図3に示すアンテナ素子1a、1bを使用することができる。
図5は、図4に示すアンテナアレイ7の放射出力を方位角θの関数として示している。放射特性は、−45度の値で最大値を有する。達成可能な最大値は、均等に分布された放射素子を有するアンテナ素子を使用した場合よりもさらに極めて顕著である。

Claims (10)

  1. アンテナ素子(1a;1b;1c)において、
    電力を供給するための供給線路(2)と、
    供給線路(2)の第1の側に配置された第1の複数放射素子(3;5;8)と、
    供給線路(2)の第2の側に配置された第2の複数放射素子(4;6;9)と、
    を有し、
    放射素子が供給線路(2)と直列に結合されており、供給線路(2)によって電力を供給され、電気放射線を放出するように構成されており、
    第1の複数放射素子(3;5;8)における放射素子の空間寸法の分布および/または隣接する放射素子間の間隔(x)の分布が第2の複数(4;6;9)の放射素子とは異なっている、
    アンテナ素子(1a;1b;1c)。
  2. 請求項1に記載のアンテナ素子(1a;1b;1c)において、
    寸法および/または間隔(s)の分布が、ドルフ・チェビシェフ分布、均一分布および/または二項分布を含む、
    アンテナ素子(1a;1b;1c)。
  3. 請求項1または2に記載のアンテナ素子(1a;1b;1c)において、
    前記第1の複数放射素子(3;5;8)および/または前記第2の複数放射素子(4;6;9)の放射素子が、スリット付きパッチとして構成されている、
    アンテナ素子(1a;1b;1c)。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のアンテナ素子(1a;1b;1c)において、
    前記放射素子が、ストリップ線路、容量結合および/またはスリット結合によって供給線路(2)に結合されている、
    アンテナ素子(1a;1b;1c)。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のアンテナ素子(1a;1b;1c)において、
    前記アンテナ素子(1a;1b;1c)がダイポールアンテナ素子(1a;1b;1c)として構成されている、
    アンテナ素子(1a;1b;1c)。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のアンテナ素子(1a;1b;1c)において、
    前記供給線路(2)および前記放射素子がストリップ素子として構成されている、
    アンテナ素子(1a;1b;1c)。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のアンテナ素子(1a;1b;1c)において、
    前記第1の複数放射素子(3;5;8)が、前記第2の複数放射素子(4;6;9)に対して前記供給線路(2)に沿ってずらして配置されている、
    アンテナ素子(1a;1b;1c)。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のアンテナ素子(1a;1b;1c)において、
    前記第1の複数放射素子(3;5;8)の少なくとも1つの放射素子の幅(D、D1〜D6;ul−u5,vl−v4;d,d1−d6)および/または第1の複数放射素子(3;5;8)の隣接する放射素子との間隔(x)が、第2の複数放射素子(4;6;9)の全ての放射素子と異なっている、
    アンテナ素子(1a;1b;1c)。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載のアンテナ素子(1a;1b;1c)において、
    寸法および/または間隔(x)の分布が、放射された電磁放射線の放射最大値が垂直方向とは異なる放射方向に生じるように選択されている、
    アンテナ素子(1a;1b;1c)。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の一緒に給電される複数のアンテナ素子(1a;1b;1c)を有するアンテナアレイ(7)。
JP2020539805A 2018-01-18 2018-11-22 アンテナ素子およびアンテナアレイ Active JP7022218B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102018200758.6 2018-01-18
DE102018200758.6A DE102018200758A1 (de) 2018-01-18 2018-01-18 Antennenelement und Antennenarray
PCT/EP2018/082296 WO2019141412A1 (de) 2018-01-18 2018-11-22 Antennenelement und antennenarray

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021510986A true JP2021510986A (ja) 2021-04-30
JP7022218B2 JP7022218B2 (ja) 2022-02-17

Family

ID=64477148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020539805A Active JP7022218B2 (ja) 2018-01-18 2018-11-22 アンテナ素子およびアンテナアレイ

Country Status (7)

Country Link
US (1) US11476589B2 (ja)
EP (1) EP3741007B1 (ja)
JP (1) JP7022218B2 (ja)
KR (1) KR102528126B1 (ja)
CN (1) CN111615776B (ja)
DE (1) DE102018200758A1 (ja)
WO (1) WO2019141412A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102018200758A1 (de) * 2018-01-18 2019-07-18 Robert Bosch Gmbh Antennenelement und Antennenarray
CN114336003B (zh) * 2020-09-30 2024-01-30 华为技术有限公司 一种天线及其制备方法、毫米波传感器和终端
TWI749987B (zh) * 2021-01-05 2021-12-11 友達光電股份有限公司 天線結構及陣列天線模組
KR20220100367A (ko) * 2021-01-08 2022-07-15 한국전자통신연구원 커패시티브 결합 콤라인 마이크로스트립 배열 안테나 및 그 제조방법
TWI765755B (zh) * 2021-06-25 2022-05-21 啟碁科技股份有限公司 天線模組與無線收發裝置
CN114709602B (zh) * 2022-04-07 2024-06-18 深圳市道通科技股份有限公司 一种天线及通讯设备
CN116722349B (zh) * 2023-08-11 2023-10-24 南京隼眼电子科技有限公司 天线结构及雷达设备

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5481757A (en) * 1977-12-13 1979-06-29 Matsumoto Tadashi Flat type slot antenna
JP2001111332A (ja) * 1999-10-08 2001-04-20 Toyota Central Res & Dev Lab Inc マイクロストリップアレーアンテナ
JP2006109425A (ja) * 2004-09-08 2006-04-20 Nagoya Institute Of Technology マイクロストリップアレーアンテナ
JP2015091108A (ja) * 2013-11-07 2015-05-11 富士通株式会社 平面アンテナ

Family Cites Families (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1529361A (en) * 1975-02-17 1978-10-18 Secr Defence Stripline antenna arrays
GB1529541A (en) * 1977-02-11 1978-10-25 Philips Electronic Associated Microwave antenna
GB1566772A (en) * 1977-09-15 1980-05-08 Standard Telephones Cables Ltd Microstrip antenna radiators
CA1133120A (en) * 1978-05-22 1982-10-05 Peter S. Hall Stripline antennae with phase-shifting slotted strip
US5309409A (en) * 1982-10-28 1994-05-03 Westinghouse Electric Corp. Target detection system
FR2667730B1 (fr) * 1990-10-03 1993-07-02 Bretagne Ctre Rgl Tra Antenne.
JP3306592B2 (ja) * 1999-05-21 2002-07-24 株式会社豊田中央研究所 マイクロストリップアレーアンテナ
KR20020019711A (ko) * 2000-09-06 2002-03-13 민경식 전자기결합 크로스 다이폴 어레이 광대역 원편파 안테나
US7705782B2 (en) * 2002-10-23 2010-04-27 Southern Methodist University Microstrip array antenna
KR100508959B1 (ko) * 2004-06-28 2005-08-17 (주)더블유엘호스트 후방신호를 억압하는 배열안테나 설계 방법과 그에 따른 배열안테나 장치
DE102004044120A1 (de) * 2004-09-13 2006-03-16 Robert Bosch Gmbh Antennenstruktur für seriengespeiste planare Antennenelemente
GB0622411D0 (en) * 2006-11-10 2006-12-20 Quintel Technology Ltd Phased array antenna system with electrical tilt control
JP5091044B2 (ja) * 2008-07-31 2012-12-05 株式会社デンソー マイクロストリップアレーアンテナ
JP4743279B2 (ja) * 2009-01-07 2011-08-10 株式会社デンソー マイクロストリップアレーアンテナ
JP2010226165A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Toyota Central R&D Labs Inc アレーアンテナ装置
JP5660857B2 (ja) * 2010-11-10 2015-01-28 富士通テン株式会社 アンテナ
KR101277894B1 (ko) * 2011-05-23 2013-06-21 주식회사 에이스테크놀로지 레이더 배열 안테나
US8502733B1 (en) * 2012-02-10 2013-08-06 CBF Networks, Inc. Transmit co-channel spectrum sharing
US9806419B2 (en) * 2012-09-20 2017-10-31 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Array antenna device
US20160056539A1 (en) * 2013-03-22 2016-02-25 Denso Corporation Antenna apparatus
JP5586755B1 (ja) * 2013-08-20 2014-09-10 株式会社フジクラ アンテナ
KR20150022067A (ko) * 2013-08-21 2015-03-04 엘지이노텍 주식회사 레이더 시스템의 안테나 장치
CN103618130B (zh) * 2013-10-18 2015-08-26 中国电子科技集团公司第十研究所 嵌入式智能蒙皮天线
KR102083185B1 (ko) * 2014-01-16 2020-03-02 엘지이노텍 주식회사 레이더 시스템의 안테나 장치
KR102063826B1 (ko) * 2014-01-23 2020-01-08 엘지이노텍 주식회사 레이더 시스템의 안테나 장치
JP6477505B2 (ja) * 2014-02-04 2019-03-06 日本電気株式会社 アンテナ装置
JP5788548B2 (ja) * 2014-03-03 2015-09-30 株式会社フジクラ マイクロストリップアンテナ
AU2015353606B2 (en) * 2014-11-25 2020-05-21 View, Inc. Window antennas
CN105914454A (zh) * 2015-02-24 2016-08-31 松下知识产权经营株式会社 阵列天线装置
KR101971548B1 (ko) * 2015-04-14 2019-04-24 엘지이노텍 주식회사 레이더 시스템의 안테나 장치
CN205248443U (zh) * 2015-11-11 2016-05-18 珠海加中通科技有限公司 一种可变定向波束双阵列合成微带阵列天线
KR101846141B1 (ko) * 2016-03-03 2018-04-05 미쓰이금속광업주식회사 동장 적층판의 제조 방법
TWI628858B (zh) * 2016-07-12 2018-07-01 中華電信股份有限公司 電子切換波束方向陣列天線
DE102018200758A1 (de) * 2018-01-18 2019-07-18 Robert Bosch Gmbh Antennenelement und Antennenarray
US11333798B2 (en) * 2018-07-06 2022-05-17 The Regents Of The University Of Michigan Compound metaoptics for amplitude and phase control of wavefronts
TWI747457B (zh) * 2020-08-24 2021-11-21 智易科技股份有限公司 用於抑制旁波瓣的增益的天線

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5481757A (en) * 1977-12-13 1979-06-29 Matsumoto Tadashi Flat type slot antenna
JP2001111332A (ja) * 1999-10-08 2001-04-20 Toyota Central Res & Dev Lab Inc マイクロストリップアレーアンテナ
JP2006109425A (ja) * 2004-09-08 2006-04-20 Nagoya Institute Of Technology マイクロストリップアレーアンテナ
JP2015091108A (ja) * 2013-11-07 2015-05-11 富士通株式会社 平面アンテナ

Also Published As

Publication number Publication date
JP7022218B2 (ja) 2022-02-17
EP3741007A1 (de) 2020-11-25
CN111615776B (zh) 2023-12-15
DE102018200758A1 (de) 2019-07-18
CN111615776A (zh) 2020-09-01
US11476589B2 (en) 2022-10-18
KR102528126B1 (ko) 2023-05-03
KR20200103842A (ko) 2020-09-02
US20210005978A1 (en) 2021-01-07
EP3741007B1 (de) 2023-02-15
WO2019141412A1 (de) 2019-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7022218B2 (ja) アンテナ素子およびアンテナアレイ
US6320544B1 (en) Method of producing desired beam widths for antennas and antenna arrays in single or dual polarization
JP4070784B2 (ja) アンテナおよびアレイアンテナ
US9912054B2 (en) Antenna array and method
JP5731745B2 (ja) アンテナ装置およびレーダ装置
JP6486734B2 (ja) アレーアンテナ装置
KR20120130612A (ko) 오픈 스터브를 이용한 레이더 배열 안테나
US11611153B2 (en) Antenna for suppressing the gain of side lobes
JP6763633B2 (ja) リフレクトアレーアンテナ
US20200321702A1 (en) Planar Multipole Antenna
JP2002330024A (ja) スロットアンテナ
JP2007060082A (ja) 多周波共用アンテナ
JP2013214862A (ja) アンテナ装置
KR101751535B1 (ko) 다중 빔 안테나 어레이 장치
JP6687304B2 (ja) アンテナ装置
WO2015159871A1 (ja) アンテナ及びセクタアンテナ
WO2021100307A1 (ja) マイクロストリップアンテナ、情報機器
JP5520989B2 (ja) アンテナおよび基地局アンテナ
KR102389174B1 (ko) 반구형 방사 패턴을 가지는 밀리미터 웨이브 배열 안테나
Herscovici Nonplanar microstrip arrays
US20230073838A1 (en) Beamforming apparatus and beam controlling method
WO2023209833A1 (ja) アンテナ装置
WO2024135327A1 (ja) 電子機器及び送受信システム
JP6599388B2 (ja) アンテナ装置
JPH07193420A (ja) 平面アンテナ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200902

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211025

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220204

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7022218

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150