JP2001111332A - マイクロストリップアレーアンテナ - Google Patents

マイクロストリップアレーアンテナ

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JP2001111332A
JP2001111332A JP28888899A JP28888899A JP2001111332A JP 2001111332 A JP2001111332 A JP 2001111332A JP 28888899 A JP28888899 A JP 28888899A JP 28888899 A JP28888899 A JP 28888899A JP 2001111332 A JP2001111332 A JP 2001111332A
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radiating
width
radiating antenna
strip line
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Hideo Iizuka
英男 飯塚
Kunio Sakakibara
久二男 榊原
Toshiaki Watanabe
俊明 渡辺
Kunitoshi Nishikawa
訓利 西川
Kazuo Sato
和夫 佐藤
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Toyota Central R&D Labs Inc
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Toyota Central R&D Labs Inc
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q13/00Waveguide horns or mouths; Slot antennas; Leaky-waveguide antennas; Equivalent structures causing radiation along the transmission path of a guided wave
    • H01Q13/20Non-resonant leaky-waveguide or transmission-line antennas; Equivalent structures causing radiation along the transmission path of a guided wave
    • H01Q13/206Microstrip transmission line antennas

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  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Waveguide Aerials (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】マイクロストリップアレーアンテナにおいて、
交差偏波成分を抑制し、主偏波成分の放射効率を向上さ
せる。 【解決手段】一方の面に接地導体層(接地板)11が形成
された誘電体基板12上に、直線状に延びた給電ストリ
ップ線路13と、その線路13から突出した10個の放
射アンテナ素子14a〜14jとが形成されている。短冊形状
の放射アンテナ素子14a〜14jは、14a、14f、14b、14g、
…、14e、14jの順に幅が大きくなっている。このうち、
放射アンテナ素子14d、14i、14e、14jには、各々アンテ
ナ素子の長さ方向に長く、矩形状の2箇所の切り欠きが
設けられている。放射アンテナ素子14d、14i、14e、14j
の形状は給電ストリップ線路13を左右方向に置いたと
き、「H」字になっている。これにより幅の大きい放射
アンテナ素子においても交差偏波成分を抑制し、主偏波
成分の放射効率を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に搭載する
レーダの送信及び受信アンテナに用いることができるマ
イクロストリップ導体を用いた平面アレーアンテナに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、マイクロストリップ導体を用いた
平面アレーアンテナに関して、U.S.P4063245が知られて
いる。そのアンテナは、図8に示すように、一方の面に
接地導体層2が形成された誘電体基板1上に、直線状に
平行に伸びて一端が接続され他端が開放され列状に配置
されたマイクロストリップ線路3が形成されている。各
マイクロストリップ線路3には、それに対して横方向に
枝状に突出した複数のアンテナ素子4a〜4eが接続された
直線アレーが構成されている。各直線アレーのマイクロ
ストリップ線路3は給電ストリップ線路5に接続され、
その合成信号は線路5の中心6から出力され、2次元の
アレーアンテナが構成されている。
【0003】アンテナ素子4a〜4eは設計周波数の波長λ
g(λgは設計周波数におけるマイクロストリップ線路を
伝搬する波長)の間隔で配置され、その長さ(接続点か
ら開放端までの距離)はλgの約半分すなわちλg/2に
設定されている。また、アンテナ素子4a〜4eはその幅を
変えることで各素子の励振振幅を制御することができる
ため、アンテナとして要求される指向特性、即ち、利得
やサイドローブのレベルなどを目的(仕様)に応じたも
のにすることができる。例えば本図では、アンテナ素子
4a、4e等の両端の素子ほど幅を狭くし、励振振幅を小さ
くし、アンテナ素子4cのように中央付近の素子の幅を広
くすると共に、アンテナ素子4eを開放終端7からλg
位置に配置することにより、定在波励振を実現し、各直
線アレーにおける全体の振幅分布を中央付近程大きくな
る山形とすることができる。この振幅分布により低サイ
ドローブ特性を実現できる。
【0004】図9は、他の従来例によるアレーアンテナ
の構成を示した平面図である。前記従来例同様に直線状
のマイクロストリップ線路53と、それに対して横方向
に枝状に突出した複数のアンテナ素子54a〜54tとでアレ
ーアンテナが構成されている。給電線路53の一端は入
力/出力ポート56に接続され、他端は整合終端素子5
8aに接続され進行波励振を実現している。アンテナ素
子群54a〜54jは給電線路53の一方の側辺に沿って波長
λg間隔で、直角方向に突出して給電線路53に接続さ
れている。さらにアンテナ素子群54k〜54tは、給電線路
53の他方の側辺に沿って波長λg間隔で、直角方向に
突出して給電線路53に接続されている。アンテナ素子
群54a〜54jとアンテナ素子群54k〜54tのそれぞれの給電
線路53に接続される位置はλg/2だけずれている。
【0005】以上のような構成により、一定線路長内の
アンテナ素子数を増加させることができ、比較的アレー
長の短いアンテナで進行波励振した際に効率低下の原因
となっていた終端に到達する残留電力を小さくすること
ができ、比較的アレー長の短い(図9では約10λg
場合でも効率の良いアンテナを実現できる。また、図
8、図9に示した従来例では、アンテナ素子4a〜4eや54
aから54tは主にその開放端から電波を放射し、即ち、近
似的に磁気ダイポール素子とみることができ、マイクロ
ストリップ線路3や給電線路53と直交する方向に偏波
面をもつ。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したマイクロスト
リップアレーアンテナは薄型でかつ生産性に優れている
という特徴を有しており、マイクロ波帯において多くの
システムに応用されている。また、ミリ波帯において
は、衝突防止やACC(Adaptive Cruise Control)のための
センサとしての車載レーダなどに応用される。
【0007】ところが、上述のアンテナ素子では、励振
振幅の制御を枝状に突出したアンテナ素子の幅の変化に
よって行っているため、幅が大きい放射アンテナ素子に
おいては幅方向(図8、図9において給電ストリップ線
路の長さ方向に平行な方向)に流れる高周波電流が増加
する。即ち、主偏波(放射アンテナ素子の長さ方向)と
直交する方向(放射アンテナ素子の幅方向)にも電波が
放射しやすくなるため、交差偏波レベルが上昇し、アレ
ーアンテナ全体としての放射効率が低下するという問題
点があった。
【0008】本発明は上記した課題を解決するために成
されたものであり、その目的は、マイクロストリップア
レーアンテナにおいて、放射アンテナ素子の不要な交差
偏波成分を抑制することで、主偏波の放射効率を向上さ
せることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1の発明の構成は、背面に導体の接地板が形成
された誘電体基板と、その誘電体基板上に形成されたス
トリップ導体とから形成されたマイクロストリップアレ
ーアンテナにおいて、ストリップ導体は、線状に配設さ
れた給電ストリップ線路と、給電ストリップ線路の両側
辺のうち少なくとも一方の第1側辺に沿って所定間隔
で、その側辺から接続配列された複数の放射アンテナ素
子とから成り、各放射アンテナ素子は、長さが予め設定
された動作周波数における給電ストリップ線路を伝搬す
る波長の概1/2の整数倍であり、幅が所望の指向特性
を提供するように予め設定された各放射アンテナ素子の
励振振幅の位置に関する分布に対応した幅の分布を有
し、一端が給電ストリップ線路と接続され他端が開放さ
れたストリップ導体で構成されており、放射アンテナ素
子の少なくとも1個について、その長さ方向に平行に、
少なくとも1個のスリット状の切り欠きが設けられたこ
とを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、各放射アンテナ素子
は、電界放射エッジ線が給電ストリップ線路の長さ方向
に対して0度(平行)でない角度を成すように形成され
たことを特徴とする。
【0011】請求項3の発明は、各放射アンテナ素子の
前記電界放射エッジ線は、前記給電ストリップ線路に対
して略45度をなすことを特徴とする。
【0012】請求項4の発明は、放射アンテナ素子は、
幅の分布において、放射アンテナ素子の幅を狭くする領
域では、根元部から同一幅で給電ストリップ線路に接続
され幅が長さよりも小さい短冊形状をした素子とし、放
射アンテナ素子の幅を広くする領域では、頂角付近での
み前記給電ストリップ線路に接続された矩形形状の素子
としたことを特徴とする。
【0013】
【発明の作用及び効果】複数の放射アンテナ素子を給電
ストリップ線路の両側辺のうち少なくとも一方の第1側
辺に沿って所定間隔に、放射アンテナ素子を形成し、そ
の少なくとも1個について、開放端と垂直な角度に少な
くとも1個の切り欠きが設けられているので、放射アン
テナ素子の幅方向の高周波電流を遮ることができる。こ
れにより不要な交差偏波成分を抑圧することができるの
で、エネルギーを効率良く主偏波に放射できる。よって
偏波特性の優れた、放射効率の良いアンテナを提供する
ことができる。また、放射アンテナ素子の幅を所定の励
振振幅に対応させて変化せることで、所望の指向性を持
たせることができる。
【0014】請求項2の発明では、電界放射エッジ線が
給電ストリップ線路の長さ方向に対して0度(平行)で
ない角度を成すようにその側辺に接続して配列したの
で、請求項1の発明の効果に加えて、電界放射エッジ線
に直交する向きの電界は、給電ストリップ線路に対して
直交ではなく斜めに傾斜した方向に向いた偏波を生成す
ることができる。尚、放射アンテナ素子の電界放射エッ
ジ線とは、放射アンテナ素子の輪郭線であって、動作周
波数によって決定される輪郭素辺であって放射する電界
の向きを決定する辺を言う。
【0015】請求項3の発明では、放射アンテナ素子の
電界放射エッジ線を、給電ストリップ線路に対して略4
5度をなす方向としたので、請求項1の発明の効果に加
えて、給電ストリップ線路に対して略45度の方向を向
いた偏波を生成することができる。これにより、給電ス
トリップ線路を地面に対して垂直に配置して自動車のレ
ーダのアンテナとして使用した場合において、対向車か
らの電波を受信を最も効率良く排除することができる。
【0016】請求項4の発明では、指向性を持たせるた
めに給電ストリップ線路に沿って要求される放射アンテ
ナ素子の幅が変化するが、即ち、幅は給電ストリップ線
路に沿った位置の関数で分布しているが、この要求され
る幅に応じて放射アンテナ素子の形状と給電ストリップ
線路に対する接続形状とを変化させることで、各素子で
の反射の小さなアレーアンテナが実現できる。よって、
請求項1の発明の効果に加えて、放射効率又は受信感度
の高いアレーアンテナ素子を製造することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的な実施例に
基づいて説明する。図1は主として請求項1に記載する
発明に関する望ましい実施態様(第1実施例)に係るマ
イクロストリップアレーアンテナ10の構成を示す斜視
図、図2(a)は同平面図、図2(b)は(a)のA-A断面図であ
る。一方の面に接地導体層(接地板)11が形成された誘
電体基板12上に、直線状に延びた給電ストリップ線路
13と、その線路13から突出した10個の放射アンテ
ナ素子14a〜14jとが形成されている。
【0018】給電ストリップ線路13の一方の第1側辺
131には、誘電体基板12上において短冊形状の第1
放射アンテナ素子群14a〜14eが、給電ストリップ線路1
3に垂直に突設されている。その間隔dは、例えば設計
周波数における給電ストリップ線路13を伝搬する波長
λgであり、その長さ(接続点中央pから開放端qまで
の距離)は伝搬する波長λgの約半分に設定されてい
る。突設された放射アンテナ素子群14aから14eの開放端
の1辺はすべて平行であり給電ストリップ線路13に対
して平行である。さらに給電ストリップ線路13の他方
の第2側辺132には、同様に、短冊形状の第2放射ア
ンテナ素子群14f〜14jが第1放射アンテナ素子群14a〜1
4eに平行に配設され、開放端の1辺はすべて平行であり
給電ストリップ線路13に対して平行であり、第1放射
素子群の開放端の1辺とは平行である。第1放射アンテ
ナ素子群14a〜14eのそれぞれと、第2放射アンテナ素子
群14f〜14jのそれぞれとは、例えばd/2だけずらして
配置される。
【0019】短冊形状の放射アンテナ素子14a〜14jは、
14a、14f、14b、14g、…、14e、14jの順に幅が大きくな
っている。このうち、放射アンテナ素子14d、14i、14
e、14jには、各々アンテナ素子の長さ方向に長く、矩形
状の2箇所の切り欠きが設けられている。放射アンテナ
素子14d、14i、14e、14jの形状は給電ストリップ線路1
3を左右方向に置いたとき、「H」字になっている。
【0020】入力端15から入力された電力は、その一
部が突設された放射アンテナ素子14a、14f、14b…に順
次結合して放射され、その残された電力は進行方向(図
2の右方向)に伝播し徐々に減衰し、その残留電力が終
端16に到達する。入力された電力は、その一部がアン
テナ素子14に結合し放射され、残された電力の大部分
は透過する。また、インピーダンス不整合により、その
一部の電力が反射され入力端へもどる。すなわち、アン
テナ素子からの放射量は、放射量=入力−透過量−反射
量という式で表され、放射アンテナ素子の入力に対する
透過・反射量が求まれば一意に求まる。なお、反射が放
射や透過など比べ極めて小さい場合は放射量≒入力−透
過量となり、透過量のみが求まれば放射量が一意に求ま
る。
【0021】ここで、本発明による放射アンテナ素子1
4の横幅に対する放射量は、幅を大きくするにしたがっ
て放射量が単調に増加する関係にある。即ち、幅が決定
されれば放射量が一意に決定される。図1に示したアレ
ーアンテナの設計では、予め決定された各放射アンテナ
素子の所定の励振振幅(放射量)に応じて、各々の放射
アンテナ素子の横幅を決定することにより、所望の指向
性を実現することができる。
【0022】図3には、切り欠きを設けた放射アンテナ
素子の他の例を示す。図3(a)は2列4個の切り欠きを
有する放射アンテナ素子141である。放射アンテナ素
子141は、給電ストリップ線路13に垂直に突出し
た、3本の並列する細いアンテナ素子がその中央部付近
で接続された格好である。また、図3(b)は1個の切り
欠きを有する放射アンテナ素子142である。放射アン
テナ素子142は、給電ストリップ線路13に垂直に突
出した、2本の並列する細いアンテナ素子がその開放端
付近で接続された格好であり、「ロ」字型である。ま
た、図3(c)は2個の切り欠きを有する放射アンテナ素
子143である。放射アンテナ素子143は、給電スト
リップ線路13に垂直に突出した、3本の並列する細い
アンテナ素子がその開放端付近で接続された格好であ
り、横倒しした「日」字型である。
【0023】図3(a)〜(c)に示したものの他、長さ方向
に平行な切り欠きを有する放射アンテナ素子は様々なも
のが考えられる。図3(a)〜(c)では、図上、左右対称な
ものを例示したが切り欠きの位置は左右対称でなくても
良く、また、切り欠きの長さも任意で良い。
【0024】以上のような構成により、各放射アンテナ
素子の幅を変えることで各素子の励振振幅(放射量)を
制御することができる上、交差偏波成分を抑制すること
ができるので、アンテナとして要求される指向特性、す
なわち利得やサイドローブのレベルなどを目的(仕様)
に応じたものにすることができる。尚、放射アンテナ素
子14a〜14jは主にその開放端から、給電ストリップ線路
13に対し垂直方向(図2中の矢印E方向)に偏波面をも
つ電波を放射し又は受信する。
【0025】図4(a)は主として請求項2乃至請求項4
に係る発明の望ましい実施態様(第2実施例)によるマ
イクロストリップアレーアンテナ20の構成を示す平面
図、図4(b)は(a)のB-B断面図である。給電ストリップ
線路23の一方の第1側辺231には、誘電体基板22
上において短冊あるいは矩形形状が混在する第1放射ア
ンテナ素子群24a〜24eが、略45度の向きに傾斜して突
設されている。その間隔dは、例えば設計周波数におけ
る給電ストリップ線路23を伝搬する波長λgであり、
その長さ(接続点中央pから開放端qまたは接続点p'
から開放端q'までの距離)は伝搬する波長λgの約半分
に設定されている。突設された放射素子群24aから24eの
開放端の1辺はすべて平行であり給電ストリップ線路2
3に対して略+45度をなしている。さらに給電ストリ
ップ線路23の他方の第2側辺232には、同様に、短
冊あるいは矩形形状が混在する第2放射アンテナ素子群
24f〜24jが第1放射アンテナ素子群24a〜24eに平行に配
設され、開放端の1辺はすべて平行であり給電ストリッ
プ線路23に対して略−135度をなし、第1放射素子
群の開放端の1辺とは平行である。第1放射アンテナ素
子群24a〜24eのそれぞれと、第2放射アンテナ素子群24
f〜24jのそれぞれとの間隔は、例えばd/2である。
【0026】ここで、放射アンテナ素子24a〜24jの形状
は、所望の指向特性を得るために設計された各放射アン
テナ素子の励振振幅(放射量)を満たすため、それに対
応する放射アンテナ素子の幅が決定されたとき、反射特
性が良好な素子が選択される。すなわち、幅がある一定
値以下では短冊形状の放射アンテナ素子を用い、幅があ
る一定値以上ではその1の頂角付近で給電ストリップ線
路23に接続される矩形形状の放射アンテナ素子を用い
る。たとえば、図4に示した本実施例では、C-Cがその
境界線に当たり、境界線の左側では短冊形状の放射アン
テナ素子を用い、境界線の右側では頂角付近で接続され
た矩形形状の放射アンテナ素子を用いている。
【0027】放射アンテナ素子24a〜24jは、24a、24f、
24b、24g、…、24e、24jの順に幅が大きくなっている。
矩形形状の放射アンテナ素子24c、24h、24d、24i、24
e、24jのうち、より幅の大きい24d、24i、24e、24jに
は、各々アンテナ素子の長さ方向に長く、矩形状の2箇
所の切り欠きが設けられている。放射アンテナ素子24
d、24i、24e、24jの形状は給電ストリップ線路23を左
右方向に置いたとき、時計回りに45度回転させた
「H」字になっている。
【0028】以上のような構成とすることにより、比較
的弱い結合から強い結合まで広い範囲にわたる励振振幅
(放射量)に対して反射特性の良く、交差偏波成分を抑
制した放射アンテナ素子を提供することができ、要求さ
れる様々な指向特性を達成できかつ効率の良いアレーア
ンテナを実現できる。また、この実施例のストリップア
レーアンテナは、自動車のレーダのアンテナとして使用
した場合において、対向車からの電波の受信を最も効率
良く排除することができる。
【0029】図5には、切り欠きを設けた放射アンテナ
素子の他の例を示す。図5(a)は1個の切り欠きを有す
る短冊形状の放射アンテナ素子241である。放射アン
テナ素子241は、給電ストリップ線路23から45度
方向に突出した、2本の並列する細いアンテナ素子がそ
の開放端付近で接続された格好である。また、図5(b)
は1個の切り欠きを有する矩形形状の放射アンテナ素子
242である。放射アンテナ素子242は、給電ストリ
ップ線路23から45度方向に突出した、時計回りに4
5度回転させた「ロ」字型である。
【0030】図5(a)、(b)に示したものの他、長さ方向
に平行な切り欠きを有する放射アンテナ素子は様々なも
のが考えられる。図5(a)、(b)では、図上、切り欠きの
位置が幅に対して中央付近のものを示したが、切り欠き
の位置は幅に対して中央付近でなくても良く、また、切
り欠きの長さも任意で良い。また、切り欠きの個数も図
3(a)〜(c)同様、任意で良くそれらの長さも均等に限定
されない。
【0031】図6(a)は主として請求項2乃至請求項4
に係る発明の望ましい実施態様(第3実施例)の別の例
によるマイクロストリップアレーアンテナ30の構成を
示す平面図、図6(b)は(a)のA-A断面図である。給電ス
トリップ線路33の一方の第1側辺331には、誘電体
基板32上において短冊あるいは矩形形状が接触または
非接触で混在する第1放射アンテナ素子群34a〜34eが、
略+45度の向きに傾斜して突設されている。その間隔
dは、例えば設計周波数における給電ストリップ線路3
3を伝搬する波長λgであり、その長さ(接続点中央p
から開放端qまたは接続点p'から開放端q'または両開
放端rからsまでの距離)は伝搬する波長λgの約半分
に設定されている。突設された放射素子群34aから34eの
開放端の1辺はすべて平行であり給電ストリップ線路3
3に対して略+45度をなしている。さらに給電ストリ
ップ線路33の他方の第2側辺332には、同様に、短
冊あるいは矩形形状が接触または非接触で混在する第2
放射アンテナ素子群34f〜34jが第1放射アンテナ素子群
34a〜34eに平行に配設され、開放端の1辺はすべて平行
であり給電ストリップ線路33に対して略−135度を
なし、第1放射素子群の開放端の1辺とは平行である。
第1放射アンテナ素子群34a〜34eのそれぞれと、第2放
射アンテナ素子群34f〜34jのそれぞれとの間隔は、例え
ばd/2である。
【0032】ここで、放射アンテナ素子34a〜34jは、所
望の指向特性を得るために設計された各放射アンテナ素
子の励振振幅(放射量)の範囲が第1の値未満、第1の
値以上第2の値以下、第2の値以上の3つの場合にわけ
て形状が異なったものとなっている。ここで第1の値と
しては、設計周波数の空間波長をλとして、例えば0.02
λ、第2の値としては例えば0.075λを選ぶことができ
るが、これらは一例である。幅が第1の値以上第2の値
以下では短冊形状の放射アンテナ素子を用い、幅が第2
の値以上ではその1の頂角付近で給電ストリップ線路3
3に接続される矩形形状の放射アンテナ素子を用いる。
一方、励振振幅(放射量)の範囲が第1の値未満の場合
には、放射アンテナ素子形状を矩形形状とし、給電スト
リップ線路と非接触とし所定間隔g離して配置してあ
る。前記間隔gと励振振幅(放射量)との関係は間隔g
が大きくなるほど放射量は減少する。また、前記間隔が
同一の場合では幅が大きくなるほど放射量は増加する。
この間隔と幅は、所要の励振振幅(放射量)を満足して
いれば、製造上の寸法精度の制限などの都合に応じて適
宜自由に設定することができる。たとえば、図6に示し
た本実施例では、C-C、D-Dがその境界線に当たり、境界
線C-Cの左側では非接触の放射アンテナ素子を用い、境
界線C-CとD-Dの間では短冊形状の放射アンテナ素子を用
い、境界線D-Dの右側では頂角付近で接続された矩形形
状の放射アンテナ素子を用いている。
【0033】放射アンテナ素子34a〜34jは、34a、34f、
34b、34g、…、34e、34jの順に幅が大きくなっている。
矩形形状の放射アンテナ素子34d、34i、34e、34jのう
ち、より幅の大きい34i、34e、34jには、各々アンテナ
素子の長さ方向に長く、矩形状の2箇所の切り欠きが設
けられている。放射アンテナ素子34i、34e、34jの形状
は給電ストリップ線路33を左右方向に置いたとき、時
計回りに45度回転させた「H」字になっている。
【0034】以上のような構成とすることにより、極め
て小さい励振振幅(放射量)を得ることができ、交差偏
波成分を抑制できるので、比較的素子数が多く各素子の
励振振幅が小さなアレーアンテナや、アレー両端の励振
振幅を小さく抑えた低サイドローブのアレーアンテナを
実現できる。また、この実施例のストリップアレーアン
テナは、自動車のレーダのアンテナとして使用した場合
において、対向車から放射された電波の受信を最も効率
良く排除することができる。
【0035】尚、図7(a)に示すように終端16又は2
6には、残留電力を吸収するための整合終端素子61を
設けたり、有効に電力を放射させるために、例えばマイ
クロストリップアンテナ素子62などを設けても良い。
【0036】上記3つの実施例では10個の放射アンテ
ナ素子のうち4個又は3個について切り欠きを設けた構
成としたが、切り欠きを設ける放射アンテナ素子は少な
くとも1個で良く、また、全数でも良い。また上記第2
実施例では、矩形形状の放射アンテナ素子のうち4個に
ついて切り欠きを設けた構成としたが、切り欠きを設け
る放射アンテナ素子は少なくとも1個で良く、矩形形状
のアンテナ素子全数でも良く、また、短冊形状のアンテ
ナ素子に切り欠きを設けても良い。それらのきり欠きは
同種類のものとしても良く、図3(a)〜(c)或いは図5
(a)、(b)から任意に選んでも良く、設計に応じ任意に選
択して良い。このことは第3実施例についても同様であ
る。
【0037】また、上記第2実施例では、放射アンテナ
素子を幅の小さいものは短冊形状とし、幅の大きいもの
は1の頂角付近で給電ストリップ線路と接続される矩形
形状としたが、全てを短冊形状としても良く、また、全
てを矩形形状としても良い。同様に第3実施例につい
て、非接触の放射アンテナ素子以外の放射アンテナ素子
について、幅の小さいものは短冊形状とし、幅の大きい
ものは1の頂角付近で給電ストリップ線路と接続される
矩形形状としたが、全てを短冊形状としても良く、ま
た、全てを矩形形状としても良い。
【0038】上記いずれの実施例においても、放射アン
テナ素子は給電ストリップ線路の両側に設けたが、少な
くとも一方の側に設けたものでも良い。又、放射アンテ
ナ素子の幅、長さ、間隔は、給電ストリップ線路を伝搬
する波長λgとの関係においてアンテナの特性によって
決定されるものである。上述した長さの整数倍も使用す
ることができる。又、給電ストリップ線路に接続される
放射アンテナ素子の数は任意である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るマイクロストリップ
アレーアンテナの構成を示した斜視図。
【図2】第1実施例に係るマイクロストリップアレーア
ンテナの平面図と断面図。
【図3】第1実施例に係るマイクロストリップアレーア
ンテナの他の放射アンテナ素子の例を示す平面図。
【図4】本発明の第2実施例に係るマイクロストリップ
アレーアンテナの構成を示した平面図と断面図。
【図5】第2実施例に係るマイクロストリップアレーア
ンテナの他の放射アンテナ素子の例を示す平面図。
【図6】本発明の第3実施例に係るマイクロストリップ
アレーアンテナの構成を示した平面図と断面図。
【図7】マイクロストリップアレーアンテナの給電スト
リップ線路の終端部分を示した平面図。
【図8】従来例に係るマイクロストリップアレーアンテ
ナの斜視図。
【図9】他の従来例に係るマイクロストリップアレーア
ンテナの平面図。
【符号の説明】
10、20、30…マイクロストリップアレーアンテナ 11、21、31…接地導体層(接地板) 12、22、32…誘電体基板 13、23、33…給電ストリップ線路 14a〜14j、141〜143、24a〜24j、2
41、242、34a〜34j…放射アンテナ素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 俊明 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 西川 訓利 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 佐藤 和夫 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 Fターム(参考) 5J021 AA05 AA09 AA13 AB06 DB02 DB03 FA32 GA08 HA04 HA05 HA10 JA07 5J045 AA14 AA21 AB06 DA10 FA02 HA03 MA07 NA01 5J070 AD08 AF03 AK40

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背面に導体の接地板が形成された誘電体
    基板と、その誘電体基板上に形成されたストリップ導体
    とから形成されたマイクロストリップアレーアンテナに
    おいて、 前記ストリップ導体は、線状に配設された給電ストリッ
    プ線路と、前記給電ストリップ線路の両側辺のうち少な
    くとも一方の第1側辺に沿って所定間隔で、その側辺か
    ら接続配列された複数の放射アンテナ素子とから成り、 前記各放射アンテナ素子は、長さが予め設定された動作
    周波数における前記給電ストリップ線路を伝搬する波長
    の概1/2の整数倍であり、幅が所望の指向特性を提供
    するように予め設定された各放射アンテナ素子の励振振
    幅の位置に関する分布に対応した幅の分布を有し、一端
    が前記給電ストリップ線路と接続され他端が開放された
    ストリップ導体で構成されており、 前記放射アンテナ素子の少なくとも1個について、その
    長さ方向に平行に、少なくとも1個のスリット状の切り
    欠きが設けられたことを特徴とするマイクロストリップ
    アレーアンテナ。
  2. 【請求項2】 前記各放射アンテナ素子は、電界放射エ
    ッジ線が給電ストリップ線路の長さ方向に対して0度
    (平行)でない角度を成すように形成されたことを特徴
    とする請求項1に記載のマイクロストリップアレーアン
    テナ。
  3. 【請求項3】 前記各放射アンテナ素子の前記電界放射
    エッジ線は、前記給電ストリップ線路に対して略45度
    をなすことを特徴とする請求項2に記載のマイクロスト
    リップアレーアンテナ。
  4. 【請求項4】 前記放射アンテナ素子は、前記幅の分布
    において、前記放射アンテナ素子の前記幅を狭くする領
    域では、根元部から同一幅で前記給電ストリップ線路に
    接続され前記幅が前記長さよりも小さい短冊形状をした
    素子とし、前記放射アンテナ素子の前記幅を広くする領
    域では、頂角付近でのみ前記給電ストリップ線路に接続
    された矩形形状の素子としたことを特徴とする請求項2
    又は請求項3に記載のマイクロストリップアレーアンテ
    ナ。
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