JPS61264804A - 2周波共用平面アンテナ - Google Patents
2周波共用平面アンテナInfo
- Publication number
- JPS61264804A JPS61264804A JP60104955A JP10495585A JPS61264804A JP S61264804 A JPS61264804 A JP S61264804A JP 60104955 A JP60104955 A JP 60104955A JP 10495585 A JP10495585 A JP 10495585A JP S61264804 A JPS61264804 A JP S61264804A
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- JP
- Japan
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- antenna
- slot
- conductor plate
- dielectric substrate
- conductor
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- Granted
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q21/00—Antenna arrays or systems
- H01Q21/06—Arrays of individually energised antenna units similarly polarised and spaced apart
- H01Q21/061—Two dimensional planar arrays
- H01Q21/064—Two dimensional planar arrays using horn or slot aerials
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q13/00—Waveguide horns or mouths; Slot antennas; Leaky-waveguide antennas; Equivalent structures causing radiation along the transmission path of a guided wave
- H01Q13/10—Resonant slot antennas
- H01Q13/106—Microstrip slot antennas
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q5/00—Arrangements for simultaneous operation of antennas on two or more different wavebands, e.g. dual-band or multi-band arrangements
- H01Q5/30—Arrangements for providing operation on different wavebands
- H01Q5/307—Individual or coupled radiating elements, each element being fed in an unspecified way
- H01Q5/342—Individual or coupled radiating elements, each element being fed in an unspecified way for different propagation modes
- H01Q5/35—Individual or coupled radiating elements, each element being fed in an unspecified way for different propagation modes using two or more simultaneously fed points
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q9/00—Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
- H01Q9/04—Resonant antennas
- H01Q9/0407—Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna
Landscapes
- Waveguide Aerials (AREA)
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、誘電体基板の表面に導体板を用いて放射素子
を設けてなる平面アンテナにおいて、2つの異なる周波
数で動作する2周波共用の平面アンテナの構造に関する
ものである。
を設けてなる平面アンテナにおいて、2つの異なる周波
数で動作する2周波共用の平面アンテナの構造に関する
ものである。
(従来の技術)
上記の如き構成の平面アンテナとしてはマイクロストリ
ップアンテナやスロットアンテナがあり、これらの平面
アンテナにおいて従来から広帯域化を目的として2周波
共用のものが提案されている。
ップアンテナやスロットアンテナがあり、これらの平面
アンテナにおいて従来から広帯域化を目的として2周波
共用のものが提案されている。
2周波共用のマイクロストリップアンテナとしては、特
開昭56−141605号公報に記載されたように、誘
電体基板の一表面に楕円形の導体板からなる放射導体素
子を設け、かつ誘電体基板の対向する面を接地導体板で
覆い、放射導体素子である楕円形の導体板の給電点をそ
の長軸および短軸からの距離が等しくなる直線上に設け
たものがあり、このような構成のアンテナでは、楕円形
の放射導体素子に独立に存在する互に異なる共振周波数
の長軸モードおよび短軸モードの双方を単一の給電点か
ら励振することができるので、2点共振形の周波数特性
が得られ、2つの異なる周波数で動作することができる
。
開昭56−141605号公報に記載されたように、誘
電体基板の一表面に楕円形の導体板からなる放射導体素
子を設け、かつ誘電体基板の対向する面を接地導体板で
覆い、放射導体素子である楕円形の導体板の給電点をそ
の長軸および短軸からの距離が等しくなる直線上に設け
たものがあり、このような構成のアンテナでは、楕円形
の放射導体素子に独立に存在する互に異なる共振周波数
の長軸モードおよび短軸モードの双方を単一の給電点か
ら励振することができるので、2点共振形の周波数特性
が得られ、2つの異なる周波数で動作することができる
。
また、2周波共有のスロットアンテナとしては、特開昭
58−54703号公報に記載されたように、誘電体基
板の一表面に被着された導体にスロットを形成し、かつ
誘電体基板の対抗する面に、前記スロットの両端近くで
このスロットとそれぞれ交差する2本のストリップ線路
と、この2本のストリップ線路に各々異なる周波数での
給電を行なための分波器とを設けたものがあり、このよ
うなアンテナでは、スロットの長さを使用する2つの周
波数のうち高い周波数の約半波長に設定し、低い周波数
に対してはこのスロットを微小スロットとして使用する
ことにより、2つの異なる周波数で動作させている。
58−54703号公報に記載されたように、誘電体基
板の一表面に被着された導体にスロットを形成し、かつ
誘電体基板の対抗する面に、前記スロットの両端近くで
このスロットとそれぞれ交差する2本のストリップ線路
と、この2本のストリップ線路に各々異なる周波数での
給電を行なための分波器とを設けたものがあり、このよ
うなアンテナでは、スロットの長さを使用する2つの周
波数のうち高い周波数の約半波長に設定し、低い周波数
に対してはこのスロットを微小スロットとして使用する
ことにより、2つの異なる周波数で動作させている。
(発明が解決しようとする問題点)
上記の2つの従来例では、いずれも単一の放射素子を2
つの異なる周波数で動作させる構造であることから、動
作させる2つの周波数を設定する際に一方の周波数に関
係なく他方を設定することができず、共振型マイクロス
トリップアンテナの例では2つの周波数は極めて近接し
た値でしか実現できず、またスロットアンテナの例では
2つの周波数のうち高い周波数を決定すれば低い周波数
が自と決定されている。さらに利得や指向性等に関して
も同様であるため、上記従来例ではアンテナ特性の設計
において自由度が極めて小さいという問題があった。
つの異なる周波数で動作させる構造であることから、動
作させる2つの周波数を設定する際に一方の周波数に関
係なく他方を設定することができず、共振型マイクロス
トリップアンテナの例では2つの周波数は極めて近接し
た値でしか実現できず、またスロットアンテナの例では
2つの周波数のうち高い周波数を決定すれば低い周波数
が自と決定されている。さらに利得や指向性等に関して
も同様であるため、上記従来例ではアンテナ特性の設計
において自由度が極めて小さいという問題があった。
そこで本発明は、小型、軽量、薄型という平面アンテナ
の利点を損なうことなく、2つの動作点を有するアンテ
ナ特性を高い自由度で設計し得る2周波共用子面アンテ
ナを提供するものである。
の利点を損なうことなく、2つの動作点を有するアンテ
ナ特性を高い自由度で設計し得る2周波共用子面アンテ
ナを提供するものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明よる2周波共用子面アンテナは、共振型アンテナ
とスロットアンテナとを互いに独立的に動作するように
同一誘電体基板に重畳的に設けたものであり、その具体
的な構造は、共振型アンテナの放射導体板とスロットア
ンテナのスロット形成ぶ体とを兼ねた正面導体板と、共
振型アンテナの接地導体とスロットアンテナの反射板と
を兼ねた背面導体とを誘電体基板を挟んで対向させ、共
振型アンテナ用の給電線を誘電体基板表面に設けるとと
もに、スロットアンテナ用の給電線を誘電体基板内に埋
設しており、スロットアンテナ用の給電線は共振型アン
テナの励振モードにおける電界が零となる軸に沿って配
置し、この給電線に沿って正面導体板にスロットを形成
したもので、以上の構成により重畳的に設けた共振型ア
ンテナとスロットアンテナとを互いに無関係に動作させ
ることが可能となるので、2周波共用アンテナとしての
設計の自由度を著しく向上させることができる。
とスロットアンテナとを互いに独立的に動作するように
同一誘電体基板に重畳的に設けたものであり、その具体
的な構造は、共振型アンテナの放射導体板とスロットア
ンテナのスロット形成ぶ体とを兼ねた正面導体板と、共
振型アンテナの接地導体とスロットアンテナの反射板と
を兼ねた背面導体とを誘電体基板を挟んで対向させ、共
振型アンテナ用の給電線を誘電体基板表面に設けるとと
もに、スロットアンテナ用の給電線を誘電体基板内に埋
設しており、スロットアンテナ用の給電線は共振型アン
テナの励振モードにおける電界が零となる軸に沿って配
置し、この給電線に沿って正面導体板にスロットを形成
したもので、以上の構成により重畳的に設けた共振型ア
ンテナとスロットアンテナとを互いに無関係に動作させ
ることが可能となるので、2周波共用アンテナとしての
設計の自由度を著しく向上させることができる。
(実施例)
以下、図面により本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は、本発明の1実施例の構成を示す図である。第
1図において、1は誘電体基板で、矩形の板状体に形成
され、両面に広い面積の第1および第2の主面を有する
。2および3は誘電体基板1の第1の主面に被着形成さ
れた正面導体板および給電線で、正面導体板2は円形に
形成され、そのほぼ中央部には複数の矩形のスロット4
が形成されており、給電線3は正面導体板2に接続され
ている。5は誘電体基板1を挟んで正面導体板2と対向
せしめて第2の主面に被着された背面導体板、6は、誘
電体基板1内に埋設された給電線で、スロット4はこの
給電線6に沿って配設されている。
1図において、1は誘電体基板で、矩形の板状体に形成
され、両面に広い面積の第1および第2の主面を有する
。2および3は誘電体基板1の第1の主面に被着形成さ
れた正面導体板および給電線で、正面導体板2は円形に
形成され、そのほぼ中央部には複数の矩形のスロット4
が形成されており、給電線3は正面導体板2に接続され
ている。5は誘電体基板1を挟んで正面導体板2と対向
せしめて第2の主面に被着された背面導体板、6は、誘
電体基板1内に埋設された給電線で、スロット4はこの
給電線6に沿って配設されている。
上記の如き本実施例では、正面導体板2および背面導体
板5を誘電体基板1を挟んで対向する円形の放射導体お
よび接地導体とし、給電線3を放射導体に給電するため
の給電線として利用することにより、第2図aに示すよ
うな共振型アンテナを構成するとともに、正面導体板2
を誘電体基板1の一生面に被着され放射素子となるスロ
ット4を具えた導体板とし、背面導体板5を反射板とし
、給電線6を誘電体基板1を介して各スロット4に給電
するための給電線として利用することにより、第3図に
示すようなスロットアンテナを構成している。ここで、
正面導体板2の形状は、円形の他に方形または円環形等
でもよく、その寸法は共振型アンテナで使用する周波数
および励振モードに対して一意に規定される。また、ス
ロット4の長軸方向の長さはスロットアンテナで使用す
る周波数に対して誘電体基板1の誘電率を考慮したほぼ
半波長に設定され、かつ各スロット4の間隔Qはスロッ
トアンテナの放射方向(ビームチルト方向)を決定すれ
ば一意に規定される。
板5を誘電体基板1を挟んで対向する円形の放射導体お
よび接地導体とし、給電線3を放射導体に給電するため
の給電線として利用することにより、第2図aに示すよ
うな共振型アンテナを構成するとともに、正面導体板2
を誘電体基板1の一生面に被着され放射素子となるスロ
ット4を具えた導体板とし、背面導体板5を反射板とし
、給電線6を誘電体基板1を介して各スロット4に給電
するための給電線として利用することにより、第3図に
示すようなスロットアンテナを構成している。ここで、
正面導体板2の形状は、円形の他に方形または円環形等
でもよく、その寸法は共振型アンテナで使用する周波数
および励振モードに対して一意に規定される。また、ス
ロット4の長軸方向の長さはスロットアンテナで使用す
る周波数に対して誘電体基板1の誘電率を考慮したほぼ
半波長に設定され、かつ各スロット4の間隔Qはスロッ
トアンテナの放射方向(ビームチルト方向)を決定すれ
ば一意に規定される。
さらに、誘電体基板1正面導体板2および背面導体板5
を共用して共振型アンテナとスロットアンテナとを重合
的に設けることから両アンテナ間の相互作用(干渉)が
問題となり、これを防止するために次のような構成が必
要となる。まずスロットアンテナ用の給電線6は、共振
型アンテナの励振時にその共振型アンテナ内の電界が零
となる軸に沿って配設する。即ち本実施例では共振型ア
ンテナの励振モードを基本モード(TM1□モード)と
し、その場合放射導体素子となる円形の正面導体板2に
は、第2図゛bにおいて矢印で示すように給電点2aか
ら正面導体板2を横断するように電流が流れ、一点鎖線
で示すように円形の正面導体板2の中心を通って縦断す
るように電界が零となる軸が位置するので、この軸に沿
って給電線6を誘電体基板1内に埋設する。またスロッ
ト4は給電線6に沿って所定の間隔で正面導体板2に配
設する。なお、共振型アンテナを他の励振モードで使用
する場合でも同様にそのモードにおいて電界が零どなる
軸に沿ってスロットアンテナを設ければよい。
を共用して共振型アンテナとスロットアンテナとを重合
的に設けることから両アンテナ間の相互作用(干渉)が
問題となり、これを防止するために次のような構成が必
要となる。まずスロットアンテナ用の給電線6は、共振
型アンテナの励振時にその共振型アンテナ内の電界が零
となる軸に沿って配設する。即ち本実施例では共振型ア
ンテナの励振モードを基本モード(TM1□モード)と
し、その場合放射導体素子となる円形の正面導体板2に
は、第2図゛bにおいて矢印で示すように給電点2aか
ら正面導体板2を横断するように電流が流れ、一点鎖線
で示すように円形の正面導体板2の中心を通って縦断す
るように電界が零となる軸が位置するので、この軸に沿
って給電線6を誘電体基板1内に埋設する。またスロッ
ト4は給電線6に沿って所定の間隔で正面導体板2に配
設する。なお、共振型アンテナを他の励振モードで使用
する場合でも同様にそのモードにおいて電界が零どなる
軸に沿ってスロットアンテナを設ければよい。
以上のように構成された本実施例において、誘電体基板
1内に埋設するスロットアンテナ用の給電線6を、共振
型アンテナの任意のモードでの励振時におけるアンテナ
内電界が零となる軸に沿って配置したことにより、この
給電線6は元来共振型アンテナ内の電界が零の場所に置
かれるため。
1内に埋設するスロットアンテナ用の給電線6を、共振
型アンテナの任意のモードでの励振時におけるアンテナ
内電界が零となる軸に沿って配置したことにより、この
給電線6は元来共振型アンテナ内の電界が零の場所に置
かれるため。
給電ls6が共振型アンテナに対してほとんど影響を及
ぼすことがないのと同時に、共振型アンテナ内の電界が
給電線6に作用することがほとんどない。このため重畳
的に一体に設けられた共振型アンテナとスロットアンテ
ナは、誘電体基板1内において両者の電界が干渉するこ
となく互いに独立的に動作することができる。また、共
振型アンテナおよびスロットアンテナの放射指向性も、
第4図および第5図にそれぞれ示すように各々単体の場
合の放射指向性とほとんど変わることがない。
ぼすことがないのと同時に、共振型アンテナ内の電界が
給電線6に作用することがほとんどない。このため重畳
的に一体に設けられた共振型アンテナとスロットアンテ
ナは、誘電体基板1内において両者の電界が干渉するこ
となく互いに独立的に動作することができる。また、共
振型アンテナおよびスロットアンテナの放射指向性も、
第4図および第5図にそれぞれ示すように各々単体の場
合の放射指向性とほとんど変わることがない。
なお本実施例においてはスロットアンテナのE面におけ
る主ビームの方向をアンテナ垂直方向から20度チルト
させている。さらに、共振型アンテナとしては放射導体
板となる円形の正面導体板2に複数のスロット4が形成
されているが、第2図Cに矢印で示すように電流はスロ
ット4の長手方向に沿って流れるので、スロット4が正
面導体板2の電流分布を乱すことはない。また他の励振
モードの場合でもスロット4の大きさは正面導体板2の
面積に比して小さいため、放射素子としての正面導体板
2の電流分布に対するスロット4の影響は少ない。
る主ビームの方向をアンテナ垂直方向から20度チルト
させている。さらに、共振型アンテナとしては放射導体
板となる円形の正面導体板2に複数のスロット4が形成
されているが、第2図Cに矢印で示すように電流はスロ
ット4の長手方向に沿って流れるので、スロット4が正
面導体板2の電流分布を乱すことはない。また他の励振
モードの場合でもスロット4の大きさは正面導体板2の
面積に比して小さいため、放射素子としての正面導体板
2の電流分布に対するスロット4の影響は少ない。
このように、一体に設けられた共振型アンテナとスロッ
トアンテナが互いに干渉することなく独立的に動作する
ため、各アンテナの動作周波数は互いに無関係に設定す
ることができ、一般に共振型アンテナは相対的に低い周
波数、スロットアンテナは相対的に高い周波数で同時に
動作することができる。従って2周波共用アンテナとし
てのアンテナ特性を非常に自由に設計することができ、
例えば共振型アンテナをvHFあるいはUHF帯で動作
させ、スロットアンテナをマイクロ波X帯(10GHz
前後)で動作させるように構成することにより、衛星通
信にも対応できる自動車用アンテナ等として利用するこ
とができる。またスロットアンテナは、通常本実施例の
ように放射素子となるスロットを複数設けてアレーアン
テナとして用いられており、素子数および素子間隔を適
当に選ぶことにより利得および主ビーム方向を任意に設
定することができるので、様々な特性のアンテナが実現
できる。
トアンテナが互いに干渉することなく独立的に動作する
ため、各アンテナの動作周波数は互いに無関係に設定す
ることができ、一般に共振型アンテナは相対的に低い周
波数、スロットアンテナは相対的に高い周波数で同時に
動作することができる。従って2周波共用アンテナとし
てのアンテナ特性を非常に自由に設計することができ、
例えば共振型アンテナをvHFあるいはUHF帯で動作
させ、スロットアンテナをマイクロ波X帯(10GHz
前後)で動作させるように構成することにより、衛星通
信にも対応できる自動車用アンテナ等として利用するこ
とができる。またスロットアンテナは、通常本実施例の
ように放射素子となるスロットを複数設けてアレーアン
テナとして用いられており、素子数および素子間隔を適
当に選ぶことにより利得および主ビーム方向を任意に設
定することができるので、様々な特性のアンテナが実現
できる。
さらに、共振型アンテナとスロットアンテナとを各々の
構造の大半を共用して一体に構成しており、単体として
の共振型アンテナやスロットアンテナの構造を大きく改
変していないので、小型、軽量、薄型というこの種の平
面アンテナの利点を損なうことがない。
構造の大半を共用して一体に構成しており、単体として
の共振型アンテナやスロットアンテナの構造を大きく改
変していないので、小型、軽量、薄型というこの種の平
面アンテナの利点を損なうことがない。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明は、誘電体基板を挟んで対
向する正面導体板および背面導体板を、共振型アンテナ
の放射導体板および接地導体として用いるとともに、ス
ロットアンテナのスロット形成導体および反射板として
用い、共振型アンテナ用の給電線を誘電体基板表面、ス
ロットアンテナ用の給電線を誘電体基板内部にそれぞれ
配設したもので、共振型アンテナの任意の励振モードに
おけるアンテナ内電界が零となる軸に沿ってスロットア
ンテナ用の給電線を配置し、この給電線に沿って正面導
体板にスロットを配設することにより、誘電体基板、正
面導体板および背面導体板を共用して一体に構成した共
振型アンテナとスロットアンテナとを互いに干渉するこ
となくそれぞれ独立に動作させることができるので、各
アンテナの動作周波数、利得、指向性等をほぼ自由に設
定することができ、2周波共用アンテナのアンテナ特性
を高い自由度で設計することが可能となるとともに、共
振型アンテナあるいはスロットアンテナの単体のものと
比較しても構造的に大きな改変がないので、小型、軽量
、薄型というこの種の平面アンテナの利点を損なうこと
がない等の効果を有するものである。
向する正面導体板および背面導体板を、共振型アンテナ
の放射導体板および接地導体として用いるとともに、ス
ロットアンテナのスロット形成導体および反射板として
用い、共振型アンテナ用の給電線を誘電体基板表面、ス
ロットアンテナ用の給電線を誘電体基板内部にそれぞれ
配設したもので、共振型アンテナの任意の励振モードに
おけるアンテナ内電界が零となる軸に沿ってスロットア
ンテナ用の給電線を配置し、この給電線に沿って正面導
体板にスロットを配設することにより、誘電体基板、正
面導体板および背面導体板を共用して一体に構成した共
振型アンテナとスロットアンテナとを互いに干渉するこ
となくそれぞれ独立に動作させることができるので、各
アンテナの動作周波数、利得、指向性等をほぼ自由に設
定することができ、2周波共用アンテナのアンテナ特性
を高い自由度で設計することが可能となるとともに、共
振型アンテナあるいはスロットアンテナの単体のものと
比較しても構造的に大きな改変がないので、小型、軽量
、薄型というこの種の平面アンテナの利点を損なうこと
がない等の効果を有するものである。
第1図は1本発明の一実施例の構成を示す斜視図、第2
図および第3図は、本発明の一実施例の動作を説明する
ための図、第4図および第5図は、本発明の一実施例の
放射特性を示す図である。 Wi 1 因 ◇ 第 2 図 第 3
図第4図 Hlf) H面
図および第3図は、本発明の一実施例の動作を説明する
ための図、第4図および第5図は、本発明の一実施例の
放射特性を示す図である。 Wi 1 因 ◇ 第 2 図 第 3
図第4図 Hlf) H面
Claims (1)
- 両面を第1の主面および第2の主面とした誘電体基板と
、前記誘電体基板の前記第1の主面に設けられ少なくと
も1つのスロットが形成された正面導体板と、前記誘電
体基板の前記第1の主面に設けられ前記正面導体板に給
電する第1の給電線と、前記第2の主面に設けられ前記
誘電体基板を挟んで前記正面導体板と対向する背面導体
板と、前記誘電体基板内に埋設され前記正面導体板のス
ロットに給電する第2の給電線とを備え、前記正面導体
板を前記第1の給電線により給電される放射導体として
、前記背面導体板を接地導体とする共振型アンテナを構
成するとともに、前記正面導体板を前記スロットが形成
された導体として、前記前記第2の給電線により給電さ
れ前記背面導体板を反射板とするスロットアンテナを構
成し、前記第2の給電線は前記共振型アンテナの使用す
る励振モードにおいて電界が零となる軸に沿って配置さ
れ、かつ前記スロットは第2の給電線に沿って配設され
たことを特徴とする2周波共用平面アンテナ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60104955A JPH0685487B2 (ja) | 1985-05-18 | 1985-05-18 | 2周波共用平面アンテナ |
US06/863,939 US4775866A (en) | 1985-05-18 | 1986-05-16 | Two-frequency slotted planar antenna |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60104955A JPH0685487B2 (ja) | 1985-05-18 | 1985-05-18 | 2周波共用平面アンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61264804A true JPS61264804A (ja) | 1986-11-22 |
JPH0685487B2 JPH0685487B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=14394514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60104955A Expired - Fee Related JPH0685487B2 (ja) | 1985-05-18 | 1985-05-18 | 2周波共用平面アンテナ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4775866A (ja) |
JP (1) | JPH0685487B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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