JP2021508285A - 固化した低温ガスの形態の粉砕媒体を用いた低温粉砕のための装置及び方法 - Google Patents

固化した低温ガスの形態の粉砕媒体を用いた低温粉砕のための装置及び方法 Download PDF

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Abstract

本発明の主な主題は、粉末(P)の低温粉砕のための装置(1)であって、粉砕される粉末(P)の充填物、固化した低温ガスの形態の粉砕媒体(Bo)、及び、液化ガス(GL)を含む、加圧断熱粉砕容器(2)と、前記粉砕容器(2)を回転させるためのドライブシャフト(30)と、バックライト装置(4)に関連付けられたレーザー粒径分析装置(3)と、粉末/液化ガスの懸濁液を生成及び供給するためのシステム(5)と、データを処理し、粉砕装置(1)を制御するためのシステム(6)であって、レーザー粒径分析装置(3)が、処理及び制御システム(6)に接続されている、システム(6)と、低温ガスから固化した低温ガスの形態の粉砕媒体を生成するための装置(8)と、を備えることを特徴とする、粉末(P)の低温粉砕のための装置(1)である。

Description

本発明は、粉砕及び/乾式混合によって得られた顆粒状媒体と比較して向上した均一性を有して、制御された粒径分布を有する粉末、及び/又は、制御された粒径分布の混合物を得るために、特に酸化ウラン(UO)粉末及び/又は酸化プルトニウム(PuO)粉末を含む、特にアクチニド粉末の低温粉砕の分野に関する。
本発明は、好ましくは、セラミック核部品の製造、すなわち核燃料、特に核燃料ペレットの製造に適用される。
本発明はまた、固化した低温ガスの形態の粉砕媒体を含む、粉末の低温粉砕のための装置、並びに、関連する粉砕方法を提案する。
粉砕作業は、業界や多くの分野で比較的一般的である。用途に応じて、例えば、カッティングミル、フレイルミル、ハンマーミル、ローラーミル、ボールミル、及び、ジェットミルなど、粉砕する充填物とそれらの粉砕能力に応じて、非常に多様なミルを使用することができる。
これらの様々な装置は、粉砕される充填物を構成する粒子のサイズを小さくするために充填物の粉砕を誘発する4つの主要なメカニズム、すなわち、衝突、剪断、圧縮及び摩滅を利用する。
核燃料などのセラミック部品を製造する場合、従来、ボールミルは、ウラン及びプルトニウムの酸化物の粉末を共粉砕するために工業的に使用される。モノグラフ“Process engineering of size reduction: ball milling”, Austin L.G. et al., AIME, 1984、英国特許出願公開第189626501号明細書、米国特許第6473336号明細書、米国特許第2235985号明細書、及び、米国特許第2041287号明細書等の文献には、このタイプの用途に使用することができるこれらのボールミルの複数のバージョンが記載されている。
それにもかかわらず、これらの装置には多くの欠点があり、特に以下のような欠点がある:
ボール及び粉砕容器によって引き起こされる摩耗による充填物の汚染(ウランボールは、この効果を最小化するために、アクチニド粉末を使用する用途のために原子力産業で任意に使用される);
過粉砕又は再凝集などの現象を回避するために、粉砕プロセスを連続的に制御することの困難さ;
粉砕された充填物が、十分に均質で、及び/又は、粉砕されないかもしれない制限付きの操作時間(核燃料での操作の場合、数百グラムから数十キログラムの処理に数時間の粉砕が必要)の使用につながる比較的長い粉砕速度;
特に流動性が悪い場合に、固体充填物の蓄積及び詰まりのリスクなしに連続運転することの困難さであり、これは、ウラン及びプルトニウム酸化物粉末の場合によく見られる。
従って、液相粉砕を実施する、特に米国特許第4715547号明細書を含む開発が提案されている。想定される液体が、危険性(臨界、放射線分解など)を生成する水相又は有機相であり、粉砕される特定の充填物のための非常に制限された流出物(水又は特定の有機化合物等と反応する核分裂性物質の粉末)であるため、このタイプの装置は、提示された問題に対応しないことに留意頂きたい。
粉砕中に使用されるエネルギーを最小限に抑えるために、材料を比較的低い温度(具体的には−50℃未満)に冷却することによって材料を脆くすることも可能であることを知って、国際公開第2008/110517号に記載されているように、特定の既知の粉砕装置は、充填物を処理するために、粉砕される充填物の低温冷却を使用する。しかしながら、このタイプの低温ミルは、液体アプローチによって得られるような迅速な粉砕を可能にしないことに留意すべきである。米国特許第3734412号明細書、欧州特許第2535114号明細書、英国特許第1508941号明細書、又は、欧州特許第1405927号明細書に記載されているような他の装置は、液化ガスと粉砕される充填物とからなる懸濁液を使用し、粉砕及び混合の効率を高める。それにもかかわらず、これらの装置は、増大した汚染のリスクを引き起こす粉砕媒体を使用し、又は、それらの制御の最適化を可能にし、真に連続した動作を保証する要素が組み込まれていない粉砕媒体を使用する。最後に、粉砕される充填物の単位あたりに使用される液体窒素の量は大量に見えるため、コスト及びリスクのレベルが上昇する。
英国特許出願公開第189626501号明細書 米国特許第6473336号明細書 米国特許第2235985号明細書 米国特許第2041287号明細書 米国特許第4715547号明細書 国際公開第2008/110517号 米国特許第3734412号明細書 欧州特許第2535114号明細書 英国特許第1508941号明細書 欧州特許第1405927号明細書
結果的に、従って、粉末、特にアクチニド粉末を低温粉砕するための新しいタイプの装置及び方法を提案する必要がある。特に、粉砕される、又は、粉砕及び混合される粒状充填物の懸濁、又は、少なくとも(乾式アプローチで達成可能なものと比較して)増加した撹拌又は流動化を可能にする液化ガス相を含む粉砕装置を提供する必要がある。
充填物の粒径の減少に加えて、付随的に次のことができるようにする必要もある:
−この操作に適用される粉砕エネルギーを最小限に抑え、
−粉砕される粉末の混合物の均一性を向上させ、
−使用される液化ガスの量を最小限に抑え、
−粉砕される粉末の汚染を制限し、
−粉末の加熱を制限し、
−液体排出物(水性又は有機性)の発生を避け、
−核分裂性物質の使用中の臨界のリスクを制限し、
−粉砕速度を上げ、
−充填物の粉砕の継続的かつ制御された操作を保証する。
本発明の目的は、少なくとも部分的に、上記の必要性及び先行技術の実施形態、特に上記に引用されたものに関連する欠点を改善することである。
本発明の目的は、その態様の1つによれば、粉末、特にアクチニド粉末を低温粉砕するための装置であって、
−粉砕される粉末の充填物、固化した低温ガスの形態の粉砕媒体及び液化ガスを含む、特に1から40バールの絶対圧力で加圧された断熱粉砕容器と、
−粉砕容器を回転させるためのドライブシャフトと、
−バックライト装置に関連付けられたレーザー粒径分析装置と、
−粉末/液化ガスの懸濁液を生成及び供給するためのシステムと、
−データを処理し、粉砕装置を制御するためのシステムであって、レーザー粒径分析装置が、処理及び制御システムに接続されている、システムと、
−固化した低温ガスから粉砕媒体を生成するための装置と、
−液化ガス及び炭酸ガスを取り込むための装置と、
を含むことを特徴とする装置である。
有利には、本発明は、粉砕装置のいくつかの要素に依存することができる。すなわち、以下のものである:
加圧された断熱粉砕容器、圧力の上昇を制限するための装置;
粉砕される充填物の汚染を回避するために、粉砕される充填物の一部を含むか含まないドライアイスで任意に作られた粉砕媒体(ビーズ、ボール、ローラーなど);
容器に導入される液化ガス及び固体充填物を計量するための装置;
液化ガス/固体懸濁液のレベルセンサーの測定;
ミルを制御するシステム及びミルに接続された供給及び排出のための装置;
加圧された二酸化炭素(CO)の供給に接続された粉砕容器のペレット化ノズル;
粉砕される粉末で満たされたボールを生成するための装置。
本発明で有利に利用される技術的効果には、それ自体が粉砕される前に粉末を含むか含まない固化した低温ガスで形成されたボール、ビーズ又は関連形状の形態の粉砕媒体を用いた粉砕構成を使用することによる粉末の汚染なしの粉砕が含まれる。ドライアイスなどの固化ガスを使用しても、その後の固化ガス、例えばCOの昇華は、通常の温度及び圧力の条件下では急速かつ完全であるため、有害な汚染効果はない。このドライアイスに粉砕される粉末を組み込むことは、任意に、必要に応じて粉砕媒体の密度を高めるために主に使用され、必要に応じて、より大きな効率を粉砕に与える。
粉砕媒体を構成する液化ガスの固相は、懸濁液を形成する液相よりも密度が高くなるように選択される。これは、例えば、COであり、その固相は、密度が約0.8である液体窒素よりも約2倍高く、密度が約1.5である固体COよりもかなり密度が高い。ドライアイス媒体に充填物を組み込むと、さらに、以下に説明する図9に示すように、この差を大きくすることができる。
ここで、通常の方法では、低温流体は、低温において液体状態で貯蔵される液化ガスを指すことに留意されたい。この液化ガスは、混合される粉末に対して、本発明の実施条件下で化学的に不活性である。
本発明による粉砕装置はまた、単独で又は任意の技術的に可能な組み合わせで、以下の特徴のうちの1つ以上を含み得る。
粉砕容器は、それが配置される水平面に対して垂直に向けることができ、又は、粉砕される媒体に与えられるエネルギーに応じて、例えば、ロッカーによって傾けることができる。
粉砕容器は、有利にはスクリーンからなることができる。
粉砕媒体は、固化した低温ガス及び粉砕される充填物で構成されることができる。
特に、粉砕媒体は、特に、ボール、ビーズ及び/又はローラーからなることができる。
ドライブシャフトの回転速度は、毎分数十回転から毎分数百回転の間で変動する可能性がある。
粉砕装置のデータ処理及び制御のためのシステムは、特に以下に由来するデータを処理することができる:
粉砕容器内に優勢な圧力の測定;
固体充填物及び液化ガスの計量装置によって導入された材料の量の測定;
懸濁液に配され、動作中に粉砕される充填物の粒径分布の測定。
粉砕装置のデータ処理及び制御のためのシステムは、特に、監視及び制御アクションによって、
液体ガスの量と固体充填物との間の比率の不変性;
上記の指示及び観察された測定値の関数として、回転速度及び研削時間、又は、傾斜などの粉砕パラメータの調整;
を確保することができる。
低温ガスの形態の粉砕媒体は、有利には、粉末に汚染を導入することなくボールの密度を任意に増加させるために、粉砕される材料が装填されているか、又は装填されていないドライアイスのボールである。
粉砕媒体を生成するための装置は、液体又は気体の二酸化炭素(CO)の膨張、及び、圧縮システム内での二酸化炭素雪の圧縮による二酸化炭素雪発生器を含み、粉砕媒体の所望の形態を与える。
圧縮システムは、特に、圧縮圧力を加えることができるローラープレス装置からなることができる。さらに、固体充填物の一部をボール内に組み込むために、粉砕される粉末は、膨張される前に、液体二酸化炭素(CO)を含む懸濁液中に置かれなければならない。
粉砕容器は、以下に記載される図4Bによって示されるように、容器の内壁にドライアイスの層を形成するために、二酸化炭素(CO)の取り込みを含むことができる。これは、液体及び/又は気体であり、ドライアイスを生成するか、又は操作の最後にそれを昇華させるために、異なる温度で導入することができる。
以下に説明する図2に示すように、例えば、液体窒素よりも低温の液化ガスを導入して冷却した後、壁に付着しているドライアイスの層を形成し、それによって容器の保護層を形成するために粉砕前に導入できる液体二酸化炭素CO及び充填物の濡れを増加させるために、容器の摩耗によって粉砕される充填物の汚染を回避するために、また、微細粒子の粉末がスクリーンのメッシュを通るのを避けるために、粉砕容器は、スクリーンバスケットを備えることができる。スクリーンバスケットのメッシュを遮蔽する固相の低温ガスの昇華/蒸発後、目的の粒径分率を排出することができる。その後、別のサイクルを実行することができる。
粉砕装置はまた、粉砕容器内の圧力を制限するための安全弁を含み得る。
さらに、粉末/液化ガスの懸濁液を生成及び供給するためのシステムは、以下を含み得る:
−粉末及び液化ガスの計量装置、
−懸濁液を粉砕容器に再注入することを可能にする再循環バルブ及びポンプによって、粉砕容器に導入した後に懸濁液を再循環させるためのループ。
粉砕装置はまた、粉砕される粉末の帯電装置を含み得る。
粉砕装置はまた、必要に応じて、機械的及び/又は音響的振動を加えるための圧電装置及び/又はソノトロードを含んでもよい。
さらに、本発明は、別の態様によれば、上記で定義された装置によって実施されることを特徴とする、粉末の低温粉砕の方法を提案する問題にも対処する。
この方法は、特に粉末のバルク容積の40〜50%程度の、粉砕される粉末床の細孔容積と、粉末床のバルク容積との間の液化ガスの容積を使用することができる。
この方法は、アクチニド粉末に適用することができる。
この方法には、以下の段階が含まれる場合がある:
−任意に、容器の摩耗による、粉砕される充填物の汚染を制限するために(これにはペレット化と同様の段階が含まれる)、ドライアイスの層を形成するために粉砕容器に加圧又は液化された二酸化炭素を導入する段階、
−粉砕容器にドライアイスのボールの形態の粉砕媒体を導入する段階、
−粉砕される粉末の充填物を計量する段階、
−粉砕され、計量された粉末の充填物を粉砕容器に導入する段階、
−攪拌の増加(乾式粉砕と比較して)又は粉砕される固体充填物の流動化さえも保証するために、特定量の液化ガスを粉砕容器に導入する段階、
−粉砕容器を回転させ、任意に所定のサイクルに従って粉砕容器を傾ける段階、
−粉砕パラメータ、特に回転速度、傾斜の度合い、液体及び固体の量の調整、懸濁液中の充填物の粒径分布、並びに、監視及び制御モジュールによるこれらのパラメータの制御を監視する段階、
−1つ以上の目的パラメータの閾値、特に懸濁液中の固体充填物の粒径分布を超えると、粉砕を停止する段階、
−液化ガス相を蒸発させるために、粉砕容器を周囲温度にする段階、
−例えば、選別又は昇華により、粉砕ボール及び粉砕された充填物を分離する段階。
粉砕ボールの密度を増加させる必要がある場合、粉砕媒体をドライアイスのボールの形態で粉砕容器に導入する段階は、以下の段階を含み得る:
−粉砕される充填物の特定の部分を計量する段階、
−計量した充填物を所定量の液体二酸化炭素と混合する段階、
−特定の固形分が充填された二酸化炭素雪を形成するために、充填物/二酸化炭素懸濁液を膨張チャンバーに導入する段階、
−このようにして装填された二酸化炭素雪を、ローラープレスを使用して球状のインプリント又は金型に押し付ける段階、
−このようにして得られたドライアイスの装填されたボールを粉砕容器に導入する段階。
本発明による粉砕装置及び方法は、詳細な説明に開示された特徴の何れかを、単独で、又は他の特徴との技術的に可能な全ての組み合わせで含むことができる。
本発明は、非限定的で例示的な実施形態の以下の詳細な説明を読むことによって、並びに、添付の図面の概略図及び部分図を調べることによって、よりよく理解することができる。
本発明による粉砕装置の例を概略的に示す。 図1等の、本発明による粉砕装置のための粉砕容器の例を概略的に示す。 粉砕容器においてU<1、U=1、及び、U>1の場合のパラメータUの変化、つまり、粉砕される充填物のバルク容積と、粉砕媒体のバルク容積との間の比を示す。 スクリーンを備えた容器の場合及び中実の容器の場合に、本発明による方法によって得ることができるドライアイスを用いた2つのタイプのペレット化を示す。 スクリーンを備えた容器の場合及び中実の容器の場合に、本発明による方法によって得ることができるドライアイスを用いた2つのタイプのペレット化を示す。 本発明による装置及び方法のための粉砕容器の回転軸の向きによる粉砕装置の様々な構成を概略的に示す。 本発明による装置及び方法のための粉砕容器の回転軸の向きによる粉砕装置の様々な構成を概略的に示す。 粉砕される粉末のサイズ/粒径分布の関数としてのエネルギープロファイルを示す。 粉砕操作中にボールに加えられる遠心力及び重力を表す。 ボール内の固体(酸化プルトニウムの場合)の体積分率の関数として、ドライアイスのボールの密度の変化を表す。 ボールミルでの粉砕時間の関数としての粉末の粒径分布の典型的な変化、つまり、検討される粉末の粒子のサイズに対する体積百分率の変化を正確に表す。 本発明の実施例の1つで使用されるUO粉末の視覚化の2つのスケールで走査型電子顕微鏡(SEM)によって撮られた2つの写真を示す。 本発明の実施例の1つで使用されるUO粉末の視覚化の2つのスケールで走査型電子顕微鏡(SEM)によって撮られた2つの写真を示す。 本発明の実施例の1つにおいて使用される第2のPuO粉末の視覚化の2つのスケールでSEMによって撮られた2つの写真を示す。 本発明の実施例の1つにおいて使用される第2のPuO粉末の視覚化の2つのスケールでSEMによって撮られた2つの写真を示す。 最小の粉砕エネルギー(ほとんど単純な混合)で、熱緻密化段階を実行した後(図15を参照)の本発明による製造方法によって製造されたUPuO燃料の微細構造を示す。 最小の粉砕エネルギー(ほとんど単純な混合)で、熱緻密化段階を実行した後(図15を参照)の本発明による製造方法によって製造されたUPuO燃料の微細構造を示す。 本発明による方法によって生成されたUPuOのペレットに適用された焼結サイクルを表す。 粉砕アプローチ(タービュレーターにおける単純な混合の参照アプローチ)、乾式ボールミル、及び、本発明によるLNミルの比較を可能にする図である。 粉砕される充填物の比表面積及びその粒径分布に対する、上記のような他の参照アプローチと比較した本発明の粉砕の影響を示す。
これらの図の全てにおいて、同一の参照符号は、同じ又は同等の要素を指定することができる。
さらに、図をより読みやすくするために、図に示されている様々な部分は、必ずしも一定の縮尺ではない。
以下に説明する例示的な実施形態では、考慮される粉末は、核燃料ペレットの製造を可能にするアクチニド粉末であることに留意されたい。さらに、ここで考慮される低温流体は、液体窒素である。しかしながら、本発明は、これらの選択に限定されない。
図1は、本発明による粉砕装置1の例を示し、図2は、この装置1の粉砕容器2の拡大図を示す。
従って、粉砕装置1は、図2のような単純な容器2’からなる粉砕容器2、又は、任意に4Aのようなスクリーンバスケット2’を含み、これは、加圧され、断熱され、粉砕される粉末充填物P、ドライアイスのボールの形態の粉砕媒体Bo及び液化ガスGLを含む。ボールの床Bo/粉末充填物Pもまた、液化ガスGLで形成される。
さらに、装置1は、粉砕容器2’を回転させるためのドライブシャフト30と、バックライト装置4に関連するレーザー粒径分析装置3とを含む。ドライブシャフト30は、バックライト装置4の通過を可能にするために、ここではレーザー粒径分析装置3に接続された光ファイバーの形態でくり抜かれている。
さらに、粉砕装置1は、粉末/液化ガスの懸濁液を生成及び供給するためのシステム5と、データを処理し、粉砕装置1を制御するためのシステム6とを含み、レーザー粒径分析装置3は、この処理及び制御システム6に接続される。
より具体的には、粉末/液化ガスの懸濁液を生成及び供給するためのシステム5は、粉末P及び液化ガスGLの計量装置20、及び、再循環バルブ11及びポンプ26、又はサーキュレータによって粉砕容器2に導入した後の懸濁液を再循環させて、懸濁液を粉砕容器2に再注入することができるようにするループ24を含む。
さらに、図1では、参照符号CPは、圧力センサを示し、参照符号10は、安全弁を示す。
さらに、装置1は、固化した低温ガスの形態の粉砕媒体8を生成するための装置を含む。粉砕媒体8を生成するためのこの装置は、好ましくは液体の二酸化炭素の膨張、及び、圧縮システム32内での二酸化炭素雪の圧縮による二酸化炭素雪発生器31を含み、粉砕媒体Boの所望の形態を与える。これは、粉末Pと液体二酸化炭素LCOとの混合器35によって行われ、その後、好ましくはローラープレス装置からなる、分配ノズル34及び圧縮システム32に送られる。次に、ボールBoは、ボールIBOの入口を用いて容器2に導入される。
さらに、粉砕容器2は、必要に応じて、粉砕容器2の内壁にドライアイスの層を形成するための二酸化炭素取り入れ口(AD)を含む。
さらに、図2において、参照符号40がローラーを示し、参照符号41が断熱材を示し、参照符号42がバルブ11に接続された再循環ラインを示すことに留意されたい。
さらに、その体積の粉砕媒体Boを組み込むことにより、粉砕容器2内に存在する液化ガスGLは、粉砕される充填物の床の出現をちょうど超える体積に制限された量で有利に存在することができる。従って、粉砕される充填物のバルク体積と粉砕媒体のバルク体積との間の比率は、パラメータUによって与えられ得る。図3は、パラメータUの変化、つまり、粉砕容器においてU<1、U=1、及び、U>1の場合の、粉砕される充填物のバルク体積と粉砕媒体のバルク体積との比率を示す。最適化された操作では、このパラメータUの値は、0.6から1.2の間で変動する可能性がある。
図4Aおよび図4Bはそれぞれ、スクリーンを備えた容器の場合及び中実の容器の場合において、本発明による方法によって得ることができるドライアイスを用いた2つのタイプのペレット化を示す。
従って、図4Aでは、左側部分の拡大部分に見える容器2の壁で、二酸化炭素の液膜FLCO2がスクリーン部分Tamの間に現れ、それは、サイクルの整数Ncの終わりに二酸化炭素CCO2の層に変換される(CO及び液化ガスの交互の取り込み)。
図4Bでは、ペレット化後に容器2の壁に形成された二酸化炭素CCO2の層も見ることができる。
図5及び図6は、本発明による2つのタイプの粉砕装置1を示す。従って、粉砕装置1は、垂直回転面を有する図5に示されるようなボールミルの形態、又は、水平面回転を有する図6に示されるような遊星ミルの形態であり得、これらは、それにもかかわらず、液化ガスを含むことができるように設計されている。
これを行うために、それらは、有利には、断熱されており、場合によっては、作動圧力を調整するための安全弁10を備えている。さらに、任意に、粉砕される粉末Pの汚染を制限するために、粉砕媒体Boは、固化ガスGS、例えば二酸化炭素COからなり、その密度は、ミルに使用される液化ガスGLの密度よりも大きい。
図5及び図6で、Rは、回転方向を表し、Boは、ドライアイスのボールであり、粉砕/凝集される粉末Pの一部を含むことができ、GSは、固化ガスを表し、GLは、液化ガスを表し、GL+Pは、液化ガス浴GL及び粉末の層Pを含む懸濁液又は低温スラリーを表し、gPは、粉末の粒子を表す。
(例示的な実施形態)
一般的に、液化ガスGLの蒸発を制限するために、この装置、例えば粉砕装置1は、断熱性(デュワーフラスコ、特定の断熱材など)を考慮して設計され、粉砕される粉末Pは、液体窒素と接触させる前に有利に冷却することができる。さらに、膜沸騰現象を回避するために、これを行うこともできる。これを行うには、“Gouttes inertielles: de la calefaction a l’etalement” [Inertial drops: from film boiling to spreading], A.L. HIMBERT BIANCE, Doctoral thesis of Paris VI, 2004で説明されるように、粉末Pの温度を理想的には、使用する液化ガスのライデンフロスト温度未満、つまり液体窒素では−73℃程度に下げる。
さらに、粉砕容器2の容積の大きさを決定するために、粉砕媒体Boを表す容積と、粉砕される粉末Pの容積と、粉末床Pの細孔容積との間の等分配を有利に求めることができる。次のパラメータ:ローラーの充填率(J)、粉末の充填率(fc)、及び、粉末ボールの充填係数(U)を導入することにより、以下の範囲を実現することができる:Jは、10%から60%、fcは、10%から50%、及び、Uは、0.6から1.4である。
ボールミルのサイズを決定するために、平均直径D1から平均直径D2に移動するために、粉砕される充填物に適用される力を表すボンドの法則を使用することができる:
W=W1(√(100/D2)−√(100/D1)、
ここで、
W1は、仕事指数(kWh/t)を表し、
D1は、粉砕前の直径を表し、
D2は、粉砕後の直径を表す。
従来、W1は、4から40の範囲で変化し(粉砕される材料によって異なるが、多少砕けやすい/硬い場合がある)。
より一般的には、粉砕エネルギー及び粉砕される材料のサイズ縮小を繋げるために使用される法則は、材料の性質だけでなく、粉砕される粒子の範囲(粉砕操作の開始及び終了の平均直径)にも依存する。
図7は、μm単位のサイズの粉砕される粒子の大きさの関数としてkWh/t単位のエネルギーEのプロファイルを示し、特定の法則を関連付けるたびに、その一般的な形状は、dE=−K・dx/xであり、指数nは、それぞれキック(III)、ボンド(II)及びフォンリッティンガー(I)の法則の値1、3/2、2を取る。
ボールミル1の動作パラメータを制御するために、ミルの回転速度は、従来、臨界速度(Vc)の60から80%の間で、この速度の90%未満に制御された。この速度Vcは、遠心力FcとボールBに加えられる重力を示す図8に示すように、粉砕ボールに加えられる遠心力と重力の平衡に対応する。
具体的には、この速度は、次の式で与えられる。
ここで、
Di:ミル1の内径。
粉砕媒体として使用される液化ガスと比較して相対密度を高めるために、粉砕される固体を含むドライアイスを含む媒体を組み込んだミルの場合、ボールの密度ρは、固体εの含有程度に直接関連づけられる:
図9は、ボール内の固体ε(酸化プルトニウムの場合)の体積分率の関数として、ドライアイスのボールBの密度プロファイルρを表す。
一般的に、液相での粉砕は、粉末Pの解凝集を促進し、微粒子を懸濁状態に保つことができるため、乾式粉砕よりも効率的であると見なすことができ、大きな粒子の目的と粉砕をもたらす。さらに、本発明の場合、液化ガスGLを使用すると、(強い冷却が課せられるため)粉砕される材料が機械的にもろくなり、粉砕作業がさらに効率的になる。
実際に、懸濁液が乱流を生成し、ミルに伝達された特定のエネルギーに対して乾式相で得られるものよりも大きな混合エントロピーを生成することを知っているため、液相で必要な粉砕時間は、乾式相で適用する必要があるものより短い。
ボールミル又は遊星ミルを使用した粉砕の文脈では、ボールミルを使用して粉砕する場合、粒径分布の変化の曲線は、ボールミルでの粉砕時間の関数としての粉末の粒径分布の変化、つまり、サイズTaに対する体積百分率(%vol)の変化を正確に示す図10で与えることができ、曲線t1、t2及びt3は、それぞれ時間t=10・xh、時間t=xh、及び、時間t=0を表す。
液相では、粉砕される充填物に伝達されるエネルギーは、乾燥相で伝達されるエネルギーよりも大きいことに注意すべきである。省エネは、ほぼ30%である場合もある。
(実施例1)
これら全ての考慮事項を考慮して、表1に示す以下の粉砕条件をUO/CeO粉末の粉砕に使用した。
最初と粉砕後の粉末の特性を図16に示し、これにより、粉砕アプローチ(参照として単純な混合、乾式相ボールミル、及び、本発明によるLNミル)をそれぞれ比較でき、図17において、比表面積及び粒径分布における変化を示し、他の参照アプローチと比較した、粉砕される充填物の比表面積及びその粒径分布に対する、本発明の粉砕の影響を示す。
粉砕は、30分間行われ、これは、固相で行われる粉砕段階又はタービュレーターによる単純な混合と比較された。
(実施例2)
別の実施形態は、UO及びPuO粉末を用いて行われた。この用途では、準単純混合の効果を推定するために、適用される粉砕エネルギーは、0に近くなる。
図13及び図14は、本発明による製造方法によって製造されたUPuO燃料の微細構造、すなわち、本発明による方法である、核燃料の製造に使用されるPuO及びUOの粉末に加えられる最小エネルギーに対して50%の質量による充填物含有量で1分間の穏やかな粉砕による低温アプローチから製造された最終材料の微細構造を示す。
焼結は、本発明による方法によって生成されたUPuOのペレットに適用される焼結サイクルを表す図15に関連する以下の条件下で実施され、Tは、温度を℃で示し、tは、時刻を時間で示す。
適用される圧力は、加圧鋳造/成形ではなく、一軸プレスによって保証されている。加えられた圧力は、200から300MPaの間であった。粉末に対する液体窒素の質量比率は、約50質量%であった。
この製造には、次の粉末が使用された:
ウラン源:乾式法と呼ばれる合成法によるUO粉末と8質量%の粗製U(比表面積1.8m−1)。図11A及び図11Bは、この粉末の視覚化の2つのスケールで走査型電子顕微鏡(SEM)によって撮られた2つの写真を示す。
プルトニウム源:酸化プルトニウム粉末、特性:比表面積5.7m/g。図11A及び図12Bは、この粉末の2つのスケールの視覚化でSEMによって撮影された2つの写真を示す。
勿論、本発明は、たった今説明された実施形態に限定されない。当業者は様々な変更を加えることができる。
1 低温粉砕装置
2 加圧断熱粉砕容器
2’ 容器
3 レーザー粒径分析装置
4 バックライト装置
5 生成供給システム
6 制御システム
8 粉砕媒体生成装置
10 安全弁
11 バルブ
20 計量装置
24 ループ
26 ポンプ
30 ドライブシャフト
31 二酸化炭素雪発生器
32 圧縮システム
34 分配ノズル
35 混合器
40 ローラー
41 断熱材
42 再循環ライン
AD 二酸化炭素取り入れ口
B ボール
Bo 粉砕媒体
CP 圧力センサ
GL 液化ガス
GS 固化ガス
gP 粉末粒子
IBo ボール
P 粉末
R 回転

Claims (13)

  1. 粉末(P)を低温粉砕するための装置(1)であって、
    粉砕される粉末(P)の充填物、固化した低温ガスの形態の粉砕媒体(Bo)、及び、液化ガス(GL)を含む、加圧断熱粉砕容器(2)と、
    前記粉砕容器(2)を回転させるためのドライブシャフト(30)と、
    バックライト装置(4)に関連付けられたレーザー粒径分析装置(3)と、
    粉末/液化ガスの懸濁液を生成及び供給するためのシステム(5)と、
    データを処理し、前記粉砕装置(1)を制御するためのシステム(6)であって、前記レーザー粒径分析装置(3)が、前記処理及び制御システム(6)に接続されている、システム(6)と、
    固化した低温ガスから粉砕媒体を製造するための装置(8)と、
    液化ガス及び炭酸ガスを取り込むための装置と、
    を含む、粉末(P)を低温粉砕するための装置(1)。
  2. 前記粉砕容器(2)が、スクリーンからなることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 前記粉砕媒体(Bo)が、固化した低温ガス及び粉砕される前記充填物からなることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  4. 安全弁(10)をさらに含むことを特徴とする、請求項1から3の何れか一項に記載の装置。
  5. 粉末/液化ガスの懸濁液を生成及び供給するための前記システム(5)が、
    粉末(P)及び液化ガス(GL)の計量装置(20)と、
    前記粉砕容器(2)に前記懸濁液を再注入することを可能にする再循環バルブ(11)及びポンプ(26)によって、前記粉砕容器(2)に導入した後に懸濁液を再循環させるループ(24)と、
    を含む、請求項1から4の何れか一項に記載の装置。
  6. 前記低温ガスの形態の粉砕媒体(Bo)が、ドライアイスのボールであることを特徴とする、請求項1から5の何れか一項に記載の装置。
  7. 粉砕媒体を製造するための前記装置(8)が、液体又は気体の二酸化炭素の膨張、及び、前記望ましい形態の粉砕媒体(Bo)を与える圧縮システム(32)内での二酸化炭素雪の圧縮による二酸化炭素雪発生器(31)を含むことを特徴とする、請求項6に記載の装置。
  8. 前記圧縮システム(32)が、ローラープレス装置からなることを特徴とする、請求項7に記載の装置。
  9. 前記粉砕容器(2)が、前記粉砕容器(2)の内壁にドライアイスの層を形成するための二酸化炭素取り入れ口(AD)を含むことを特徴とする、請求項1から8の何れか一項に記載の装置。
  10. 請求項1から9の何れか一項に記載の装置によって実施されることを特徴とする、粉末(P)の低温粉砕方法。
  11. 粉砕される前記粉末の床の細孔容積、特に前記粉末のバルク容積の40から50%程度の粉末の細孔容積と、前記粉末床のバルク容積との間にある、ある量の液化ガス(GL)を使用することを特徴とする、請求項9に記載の粉砕方法。
  12. アクチニド粉末に適用されることを特徴とする、請求項9に記載の粉砕方法。
  13. 請求項5から8の何れか一項に記載の装置によって実施され、
    任意に、ドライアイスの層を形成するために、加圧又は液化された二酸化炭素を前記粉砕容器(2)に導入する段階と、
    ドライアイスのボールの形態の粉砕媒体(Bo)を前記粉砕容器(2)に導入する段階と、
    粉砕される粉末(P)の前記充填物を計量する段階と、
    粉砕される粉末(P)の計量された前記充填物を前記粉砕容器(2)に導入する段階と、
    指定量の液化ガス(GL)を前記粉砕容器(2)に導入する段階と、
    前記粉砕容器(2)を回転させ、任意に所定のサイクルに従って前記粉砕容器(2)を傾ける段階と、
    前記粉砕装置(1)のパラメータを監視し、監視及び制御モジュールを使用してこれらのパラメータを制御する段階と、
    1つ以上の目標パラメータの閾値を超えたときに前記粉砕を停止する段階と、
    前記液化ガス(GL)相を蒸発させるために、前記粉砕容器(2)を周囲温度にする段階と、
    前記粉砕ボール(Bo)及び前記粉砕された充填物を分離又は昇華させる段階と、
    を含むことを特徴とする、請求項9に記載の粉砕方法。
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