JP2021505900A - 複合多重周波数超音波位相配列映像化装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、複合多重周波数超音波位相配列映像化装置に関し、被検体に位相配列超音波信号を送信し、被検体から反射される超音波信号を受信し、共振周波数が高い第1圧電素子、および前記第1圧電素子よりも共振周波数が低い第2圧電素子をそれぞれ少なくとも1つ以上ずつ含むトランスデューサと、前記トランスデューサに動作信号を印加し、前記第1圧電素子および第2圧電素子の動作を制御する制御部と、前記制御部から印加された動作信号と、前記トランスデューサが受信した超音波信号を、位相配列映像のための遅延−和(Delay−Sum)により計算し、位相配列映像として出力するポータブル映像化部と、を含むことを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、線形と非線形の複合多重周波数超音波位相配列映像化装置に関する。
非破壊検査とは、製造分野における工作物の製品完全性や表面状態を工作物の変形や破損なしに検査する方法である。非破壊検査の方式としては、浸透探傷法、磁気探傷法、音響放射法、音響衝撃法、放射線透過法、渦流探傷法、熱探傷法、およびホログラフィ技術などが挙げられ、超音波検査法も非破壊検査方法の1つである。
超音波検査法とは、被検体の内部に超音波を送信した後、被検体の内部から反射される超音波を受信し、それを映像化することで、被検体の内部を検査する方式である。初期には、通常、人体の内部を切開なしに検査するために用いられていたが、同一の方式により工作物も被検体として検査可能であるため、近年、工業分野で工作物の内部に欠陥が存在するか否か、および欠陥が存在する場合、欠陥の種類が何であるかを判断するために広く用いられている。
超音波検査法では、超音波を送受信するトランスデューサ(Transducer)という装置が必須に用いられるが、トランスデューサは、超音波の送受信のために圧電素子を含む。トランスデューサに含まれる圧電素子の配列形態に応じて、トランスデューサは、線形配列方式(Linear array transducer)、曲線形配列方式(Curvilinear array transducer)、環状配列探触子方式(Annular array transducer)、およびマトリックス配列方式(Matrix array transducer)などの種類に分けられ、位相差配列方式のトランスデューサ(Phased array transducer)は、これらを全て含む概念である。
上記の種々のトランスデューサは、それぞれの圧電素子に多様な遅延時間を制御し、位相差を有する超音波信号をトランスデューサが送信するようにすることで、測定しようとする位置に合わせて超音波信号の集中点を変更するなどの制御が可能である。そのため、映像化を含む様々な分野で用いられている。
一般に、単一の位相差配列方式のトランスデューサには、同一の1つの共振周波数を有する圧電素子が用いられているが、同一の共振周波数の圧電素子が用いられる場合、同一の分解能の映像のみを生成することができるため、被検体の内部に生じた欠陥の種類または大きさによって制限的な場合が多く、線形の位相配列映像から検出が不可能な場合が発生することがあった。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、本発明に係る複合多重周波数超音波位相配列映像化装置の目的は、種々の共振周波数を有する圧電素子を用いて、多様な分解能の線形および非線形映像を生成し、被検体の内部に生じた種々の欠陥を測定可能とする複合多重周波数超音波位相配列映像化装置を提供することにある。
上記のような問題を解決するための本発明の様々な実施形態に係る複合多重周波数超音波位相配列映像化装置は、被検体に位相配列超音波信号を送信し、被検体から反射される超音波信号を受信し、共振周波数が高い第1圧電素子、および前記第1圧電素子よりも共振周波数が低い第2圧電素子をそれぞれ少なくとも1つ以上ずつ含むトランスデューサと、前記トランスデューサに動作信号を印加し、前記第1圧電素子および第2圧電素子の動作を制御する制御部と、前記制御部から印加された動作信号と、前記トランスデューサが受信した超音波信号を、位相配列映像のための遅延−和(Delay−Sum)により計算し、位相配列映像として出力するポータブル映像化部と、を含む。
また、前記第1圧電素子および前記第2圧電素子は、複数個が所定のパターンで配列されることを特徴とする。
また、前記第1圧電素子および前記第2圧電素子は、互いに交差配列されることを特徴とする。
また、前記第1圧電素子の共振周波数が、前記第2圧電素子の共振周波数の正の整数倍であることを特徴とする。
また、前記制御部は、前記トランスデューサに動作信号を印加し、前記第1圧電素子または前記第2圧電素子のうち1つのみを用いて超音波信号を送信および受信するように制御することを特徴とする。
また、前記制御部は、前記トランスデューサに動作信号を印加し、前記第1圧電素子または第2圧電素子のうち1つが超音波信号を送信し、超音波信号を送信していない他の圧電素子が、反射される超音波信号を受信するように制御することを特徴とする。
また、前記ポータブル映像化部は、前記第1圧電素子が超音波信号を送信し、前記第2圧電素子が超音波信号を受信した場合、高調波位相配列映像を出力することを特徴とする。
また、前記ポータブル映像化部は、前記第2圧電素子が超音波信号を送信し、前記第1圧電素子が超音波信号を受信した場合、低調波位相配列映像を出力することを特徴とする。
上記のような本発明に係る複合多重周波数超音波位相配列映像化装置によると、互いに異なる共振周波数を有する第1圧電素子と第2圧電素子のうち1つのみを用いて超音波を送受信し、受信された超音波信号を用いて映像を生成するため、互いに異なる分解能を有する被検体の検査映像を出力可能であって、種々の欠陥を検査することができる効果がある。
また、本発明によると、共振周波数が高い第1圧電素子が超音波を送信し、被検体から反射された超音波を、共振周波数が低い第2圧電素子が受信し、受信された超音波信号を用いて被検体の非線形高調波検査映像を出力可能であるため、線形映像化技法により検出が不可能な種々の欠陥を検査することができる効果がある。
さらに、本発明によると、共振周波数が低い第2圧電素子が超音波を送信し、被検体から反射された超音波を、共振周波数が高い第1圧電素子が受信し、受信された超音波信号を用いて被検体の低調波検査映像を出力可能であるため、線形映像化技法により検出が不可能な種々の欠陥を検査することができる効果がある。
本発明の第1実施形態の概略図である。 発明の第1実施形態のトランスデューサの概略図である。 本発明の第1実施形態の第1動作モードの概略図である。 本発明の第1実施形態の第2動作モードの概略図である。 本発明の第1実施形態の第3動作モードの概略図である。 本発明の第1実施形態の第4動作モードの概略図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る複合多重周波数超音波位相配列映像化装置の好ましい実施形態について詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態を概略的に示した図である。
図1に示されたように、本発明の第1実施形態に係る複合多重周波数超音波位相配列映像化装置は、トランスデューサ100と、制御部(不図示)と、ポータブル映像化部200と、を含んでもよい。
図1に示されたトランスデューサ100は、被検体に位相配列超音波信号を送信し、被検体から反射される超音波信号を受信する。すなわち、トランスデューサ100は、被検体と隣接または接触する。図1において、トランスデューサ100が直方体形状であるが、本発明はこれに限定されず、トランスデューサは、被検体対象によって多様な形状を有してよい。
図2は、トランスデューサ100の内部を分解して示した図である。
図2に示されたように、トランスデューサ100は、音響レンズ110と、前面整合層120と、振動子部130と、後面層140と、を含んでもよい。
図2に示された音響レンズ110、前面整合層120、および後面層140は、従来の位相配列型トランスデューサにも含まれる構成であり、それぞれの構成について簡略に説明した後、本発明の第1実施形態の特徴である振動子部130について詳細に説明する。
音響レンズ110は、音響レンズ110を透過する超音波の損失が最小になるようにするためのものであり、種々の材質で形成されてもよい。音響レンズ110は、被検体と接触または隣接する部分であって、軟性の材質で形成され、被検体の表面の屈曲に沿って変形されて被検体の多様な形状に対応することができる。
前面整合層120は、音響レンズ110と振動子部130との間に位置し、振動子部130と被検体との間の音響インピーダンスを整合することで、振動子部130で発生した超音波を被検体に伝達するか、被検体により反射されて戻る反射信号の損失を低減させる。すなわち、前面整合層120は、振動子部130と被検体との間の音響インピーダンスの急激な変化による映像歪みなどを解決する、一種の緩衝の役割をする。前面整合層120は、振動子部130に含まれる圧電素子のそれぞれに形成されてもよい。
後面層140は、振動子部130の外側に形成されており、振動子部130との音響インピーダンスの整合を容易にし、吸音特性を有するようにすることができる。
振動子部130は、実質的に超音波の送受信が行われる部分であって、様々な方式により超音波を送受信する振動子からなるが、本発明の一実施形態では、振動子部130に含まれる振動子が、図2に示されたように、第1圧電素子131と第2圧電素子132からなることができる。すなわち、本発明の第1実施形態では振動子と圧電素子が同一の意味で用いられるが、振動子の種類が圧電素子に限定されるわけではない。
第1圧電素子131と第2圧電素子132は、それぞれの共振周波数が互いに異なる。より具体的には、第1圧電素子131の共振周波数f1が第2圧電素子132の共振周波数f2より大きく、共振周波数f1は、共振周波数f2の正の整数倍であることができる。
図2に示されたように、第1圧電素子131と第2圧電素子132は、それぞれが互いに交差配列されているが、本発明はこれに限定されず、所定のパターンが繰り返されて第1圧電素子131と第2圧電素子132が配置されることができる。第1圧電素子131と第2圧電素子132が形成されるパターンの他の例として、2つの第1圧電素子131が連続して配置され、2つの第2圧電素子132が連続して配置されるパターンが繰り返されてもよい。
第1圧電素子131と第2圧電素子132との間には保護膜133が形成されており、繰り返し変形による剥離またはクラックを防止することができる。保護膜133は、ポリマー材質で形成されてもよく、前記後面層と一体型に形成されてもよい。
図2に示されたように、第1圧電素子131と第2圧電素子132には、それぞれワイヤ134が形成される。ワイヤ134は、制御部と動作信号および超音波信号を送受信するためのものであり、制御部と物理的に連結されることができる。
図2に示されたように、第1圧電素子131と第2圧電素子132は、それぞれの共振周波数が異なり、それぞれのサイズ(図面を基準として高さ)が異なってもよい。これに対応するために、後面層140は、圧電素子側に所定の突起が突出しており、それぞれの突起の間に第1圧電素子131が挿入され、突起の突出面と第2圧電素子132の一面が当接することができる。
制御部は、トランスデューサ100に動作信号を印加し、第1圧電素子131と第2圧電素子132の動作を制御する。制御部がトランスデューサ100に印加する動作信号は、第1圧電素子131または第2圧電素子132が超音波を被検体に送信するようにするものと、第1圧電素子131または第2圧電素子132が被検体から反射された超音波を受信するようにするものであってもよい。
制御部は、後述のポータブル映像化部200の内部に設けられた埋め込みプリント回路基板(PCB、Printed Circuit Board)またはソフトウェアの形態で実現されてもよい。
ポータブル映像化部200はトランスデューサ100と連結され、制御部からトランスデューサ100に印加された動作信号と、トランスデューサ100が受信した超音波信号を受信し、位相配列映像のための遅延−和(Delay−Sum)により計算して位相配列映像として出力する。そのために、ポータブル映像化部200は、内部に位相配列映像の演算のための演算装置およびプログラムを含み、映像出力のために、ディスプレイが外面に形成されていてもよい。
以下、図面を参照して、制御部が印加する動作信号と、それによる第1圧電素子および第2圧電素子の動作によって変わる第1〜第4動作モードについて詳細に説明する。
図3から図6は、トランスデューサに含まれる第1圧電素子131および第2圧電素子132と、それぞれの圧電素子に連結される制御部を概略的に示した図である。図2では、第1圧電素子131と第2圧電素子132が互いに異なるサイズで示されているが、便宜上、図3から図6では、第1圧電素子131および第2圧電素子132が互いに同一のサイズで示されている。この際、第1圧電素子131は斜線、第2圧電素子132は垂直線で形成されたハッチングとそれぞれの符号で区分する。
[第1動作モードおよび第2動作モード]
図3に示された第1動作モードは、第1圧電素子131のみを用いて超音波を送信および受信し、線形超音波位相配列映像を生成することである。
上記の第1動作モードの動作のために、制御部300は、第1圧電素子131に動作信号を印加して加振させ、第1圧電素子131は、超音波信号を被検体10に送信する。この際、第1圧電素子131に印加される超音波信号は一定の位相差を有することができる。
第1圧電素子131から送信された超音波信号は、被検体10の内部を透過した後、被検体の境界面(被検体の端部)から反射され、反射された超音波信号は、第1圧電素子131に受信される。制御部300は、受信された超音波信号をポータブル映像化部200に送信し、ポータブル映像化部200は、受信した超音波信号と、制御部300から第1圧電素子131に印加された動作信号を参照して、位相配列映像を生成および出力する。ポータブル映像化部200で生成および出力される位相配列映像は、線形位相配列映像である。
図4に示された第2動作モードは、第1動作モードと同様に、第2圧電素子132のみを用いて超音波を送信および受信し、線形超音波位相配列映像を出力する方式である。
第1動作モードと第2動作モードでは、それぞれ異なる共振周波数を有する第1圧電素子131または第2圧電素子132のみを用いて線形超音波位相配列映像を生成することができる。第1圧電素子131の共振周波数が第2圧電素子132の共振周波数よりも高いため、第1圧電素子131を用いて生成された線形超音波位相配列映像は、第2圧電素子132を用いて生成された線形超音波位相配列映像に比べて軸方向の分解能(図3および図4を基準として垂直方向の分解能)が向上するが、伝播距離が減少するため、伝播される距離自体は短いという特性がある。
[第3動作モード]
図5に示された本発明の第3動作モードは、第1圧電素子131と第2圧電素子132の両方を用いて非線形超音波位相配列映像を生成する。
上記の第3動作モードの動作のために、制御部300は、図5の(A)に示されたように、第1圧電素子131に動作信号を印加して加振させ、第1圧電素子131は超音波信号を被検体10に送信する。この際、第1圧電素子131に印加される超音波信号は、上記の第1および第2動作モードと同様に、一定の位相差を有することができるが、これに限定されない。
第1圧電素子131から送信された超音波信号は、被検体10の内部を透過した後、被検体10の境界面(被検体の端部)から反射される。制御部300は、第2圧電素子132が、被検体10の境界面から反射された超音波信号を受信するように動作信号を印加した後、ポータブル映像化部200に送信する。第1圧電素子131の共振周波数f1は、第2圧電素子132の共振周波数f2のn倍であるため(nは正の整数)、第2圧電素子132が受信する超音波信号はn次高調波信号になる。
第2圧電素子132に受信された高調波信号はポータブル映像化部200に送信され、ポータブル映像化部200は、受信された超音波信号と、制御部300から第1圧電素子131に印加された動作信号を参照して、非線形高調波位相配列映像を出力する。高調波位相配列映像は、一般の線形位相配列映像からは検出が不可能なクラックを探知することができる効果があり、具体的には、非線形高調波位相配列映像は、構造物の内部材料が外部の力または応力によって変形された場合、このような材料の微細な変化を検知することができる。
[第4動作モード]
図6に示された本発明の第4動作モードは、第1圧電素子131と第2圧電素子132の両方を用いて非線形超音波位相配列映像を生成する。
本発明の第4動作モードは、第3動作モードと反対に、非線形低調波位相配列映像を生成する動作モードである。そのために、第3動作モードと同様に、第1圧電素子131と第2圧電素子132の両方を用いるが、この際、第3動作モードと圧電素子を反対に用いる。
具体的に、図6に示されたように、制御部300は、第2圧電素子132に動作信号を印加して超音波信号を被検体10に送信し、第1圧電素子131に動作信号を印加し、反射されて再入射される超音波信号を受信する。第1圧電素子131の共振周波数f1が、第2圧電素子132の共振周波数f2のn倍であるため、第1圧電素子131が受信する超音波信号は、共振周波数f1のn次低調波信号になる。ポータブル映像化部200は、受信したn次低調波信号に基づいて非線形低調波位相配列映像を生成および出力することができる。低調波位相配列映像も低調波位相配列映像と同様に、一般的な線形位相配列映像からは検出が不可能なクラックを探知することができる効果がある。
具体的には、被検体の内部に欠陥が生じた際に、被検体材料の弾性により閉じられる閉じ欠陥の場合、線形映像では、閉じ欠陥を超音波が透過する場合が多いが、非線形低調波位相配列映像では、閉じ欠陥から超音波信号が反射され、閉じ欠陥を探知することができる。
上述の第1動作モードおよび第2動作モードでは、線形低調波位相配列映像を得ることができるため、それぞれの圧電素子から印加される超音波信号の強度は関係ない。したがって、第1動作モードおよび第2動作モードでは、超音波信号を送信する圧電素子は、順に加振されて超音波信号を送信するか、同時に加振される並列加振により超音波信号を送信することができる。圧電素子が同時に加振される場合、より強い超音波信号を発生させることができる。
第1動作モードおよび第2動作モードと異なって、第3動作モードおよび第4動作モードでは、非線形低調波位相配列映像を得るため、より強い超音波信号を発生させる必要がある。したがって、第3動作モードおよび第4動作モードでは、交差配列された第1および第2圧電素子のうち一種類の圧電素子を同時に加振する並列加振のみを用いて信号を得た後、所望の周波数を中心周波数とするバンドパスフィルタを通過させ、時間遅延および和方式により非線形低調波位相配列映像を得ることができる。第3動作モードと第4動作モードを用いる場合、本発明は、図面には示されていないがポータブル映像化部と、第1および第2圧電素子のうち被検体の境界面から反射される超音波信号を受信する圧電素子との間に設けられるバンドパスフィルタをさらに含んでもよい。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態に係る複合多重周波数超音波位相配列映像化装置について詳細に説明する。
本発明の第2実施形態に係る複合多重周波数超音波位相配列映像化装置は、振動子部に含まれる振動子、すなわち、圧電素子の構成のみが異なって、それ以外の構成は第1実施形態と同様である。したがって、本発明の第2実施形態では、振動子部に含まれる圧電素子を中心に説明し、以下で説明しない構成は、第1実施形態及び第2実施形態が同様であるとみなす。
本発明の第2実施形態において、振動子部は、それぞれの共振周波数が異なる第1〜第3圧電素子を含む。第1圧電素子の共振周波数をf1、第2圧電素子の共振周波数をf2、第3圧電素子の共振周波数をf3としたときに、f1はf2の正の整数倍であり、f3はf2の正の整数倍であってもよく、以下、f1=2f2=4f2に設定する。
本発明の第2実施形態では、第1圧電素子、第2圧電素子、および第3圧電素子が順に繰り返して配置されるが、これは、第1圧電素子、第2圧電素子、および第3圧電素子のうち1つのみを用いて超音波信号を送信し、残りの圧電素子が、被検体から反射される超音波信号を受信することで、高調波信号と低調波信号をともに得るためである。
例えば、制御部が第2圧電素子に動作信号を入力して加振させる場合、第1圧電素子では低調波信号を、第3圧電素子では高調波信号を得て、それぞれ2次低調波映像および2次高調波映像を得ることができる。一方、第3圧電素子が超音波信号を送信し、第1および第2圧電素子が超音波信号を受信する場合、2次高調波信号と4次高調波信号を得ることができる効果がある。
本発明は、上記の実施形態に限定されず、適用範囲が多様であることはいうまでもなく、特許請求の範囲で請求する本発明の要旨を逸脱することなく様々な変形実施が可能であることはいうまでもない。
100 トランスデューサ
110 音響レンズ
120 前面整合層
130 振動子部
131 第1圧電素子
132 第2圧電素子
133 保護膜
134 ワイヤ
140 後面層
200 ポータブル映像化部
300 制御部
本発明は、線形と非線形の複合多重周波数超音波位相配列映像化装置に関する。
非破壊検査とは、製造分野における工作物の製品完全性や表面状態を工作物の変形や破損なしに検査する方法である。非破壊検査の方式としては、浸透探傷法、磁気探傷法、音響放射法、音響衝撃法、放射線透過法、渦流探傷法、熱探傷法、およびホログラフィ技術などが挙げられ、超音波検査法も非破壊検査方法の1つである。
超音波検査法とは、被検体の内部に超音波を送信した後、被検体の内部から反射される超音波を受信し、それを映像化することで、被検体の内部を検査する方式である。初期には、通常、人体の内部を切開なしに検査するために用いられていたが、同一の方式により工作物も被検体として検査可能であるため、近年、工業分野で工作物の内部に欠陥が存在するか否か、および欠陥が存在する場合、欠陥の種類が何であるかを判断するために広く用いられている。
超音波検査法では、超音波を送受信するトランスデューサ(Transducer)という装置が必須に用いられるが、トランスデューサは、超音波の送受信のために圧電素子を含む。トランスデューサに含まれる圧電素子の配列形態に応じて、トランスデューサは、線形配列方式(Linear array transducer)、曲線形配列方式(Curvilinear array transducer)、環状配列探触子方式(Annular array transducer)、およびマトリックス配列方式(Matrix array transducer)などの種類に分けられ、位相差配列方式のトランスデューサ(Phased array transducer)は、これらを全て含む概念である。
上記の種々のトランスデューサは、それぞれの圧電素子に多様な遅延時間を制御し、位相差を有する超音波信号をトランスデューサが送信するようにすることで、測定しようとする位置に合わせて超音波信号の集中点を変更するなどの制御が可能である。そのため、映像化を含む様々な分野で用いられている。
一般に、単一の位相差配列方式のトランスデューサには、同一の1つの共振周波数を有する圧電素子が用いられているが、同一の共振周波数の圧電素子が用いられる場合、同一の分解能の映像のみを生成することができるため、被検体の内部に生じた欠陥の種類または大きさによって制限的な場合が多く、線形の位相配列映像から検出が不可能な場合が発生することがあった。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、本発明に係る複合多重周波数超音波位相配列映像化装置の目的は、種々の共振周波数を有する圧電素子を用いて、多様な分解能の線形および非線形映像を生成し、被検体の内部に生じた種々の欠陥を測定可能とする複合多重周波数超音波位相配列映像化装置を提供することにある。
上記のような問題を解決するための本発明の様々な実施形態に係る複合多重周波数超音波位相配列映像化装置は、被検体に位相配列超音波信号を送信し、被検体から反射される超音波信号を受信し、共振周波数が高い第1圧電素子、および前記第1圧電素子よりも共振周波数が低い第2圧電素子をそれぞれ少なくとも1つ以上ずつ含むトランスデューサと、前記トランスデューサに動作信号を印加し、前記第1圧電素子および第2圧電素子の動作を制御する制御部と、前記制御部から印加された動作信号と、前記トランスデューサが受信した超音波信号を、位相配列映像のための遅延−和(Delay−Sum)により計算し、位相配列映像として出力するポータブル映像化部と、を含む。
また、前記第1圧電素子および前記第2圧電素子は、複数個が所定のパターンで配列されることを特徴とする。
また、前記第1圧電素子および前記第2圧電素子は、互いに交差配列されることを特徴とする。
また、前記第1圧電素子の共振周波数が、前記第2圧電素子の共振周波数の正の整数倍であることを特徴とする。
また、前記制御部は、前記トランスデューサに動作信号を印加し、前記第1圧電素子または前記第2圧電素子のうち1つのみを用いて超音波信号を送信および受信するように制御することを特徴とする。
また、前記制御部は、前記トランスデューサに動作信号を印加し、前記第1圧電素子または第2圧電素子のうち1つが超音波信号を送信し、超音波信号を送信していない他の圧電素子が、反射される超音波信号を受信するように制御することを特徴とする。
また、前記ポータブル映像化部は、前記第1圧電素子が超音波信号を送信し、前記第2圧電素子が超音波信号を受信した場合、高調波位相配列映像を出力することを特徴とする。
また、前記ポータブル映像化部は、前記第2圧電素子が超音波信号を送信し、前記第1圧電素子が超音波信号を受信した場合、低調波位相配列映像を出力することを特徴とする。
上記のような本発明に係る複合多重周波数超音波位相配列映像化装置によると、互いに異なる共振周波数を有する第1圧電素子と第2圧電素子のうち1つのみを用いて超音波を送受信し、受信された超音波信号を用いて映像を生成するため、互いに異なる分解能を有する被検体の検査映像を出力可能であって、種々の欠陥を検査することができる効果がある。
また、本発明によると、共振周波数が高い第1圧電素子が超音波を送信し、被検体から反射された超音波を、共振周波数が低い第2圧電素子が受信し、受信された超音波信号を用いて被検体の非線形調波検査映像を出力可能であるため、線形映像化技法により検出が不可能な種々の欠陥を検査することができる効果がある。
さらに、本発明によると、共振周波数が低い第2圧電素子が超音波を送信し、被検体から反射された超音波を、共振周波数が高い第1圧電素子が受信し、受信された超音波信号を用いて被検体の調波検査映像を出力可能であるため、線形映像化技法により検出が不可能な種々の欠陥を検査することができる効果がある。
本発明の第1実施形態の概略図である。 発明の第1実施形態のトランスデューサの概略図である。 本発明の第1実施形態の第1動作モードの概略図である。 本発明の第1実施形態の第2動作モードの概略図である。 本発明の第1実施形態の第3動作モードの概略図である。 本発明の第1実施形態の第4動作モードの概略図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る複合多重周波数超音波位相配列映像化装置の好ましい実施形態について詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態を概略的に示した図である。
図1に示されたように、本発明の第1実施形態に係る複合多重周波数超音波位相配列映像化装置は、トランスデューサ100と、制御部(不図示)と、ポータブル映像化部200と、を含んでもよい。
図1に示されたトランスデューサ100は、被検体に位相配列超音波信号を送信し、被検体から反射される超音波信号を受信する。すなわち、トランスデューサ100は、被検体と隣接または接触する。図1において、トランスデューサ100が直方体形状であるが、本発明はこれに限定されず、トランスデューサは、被検体対象によって多様な形状を有してよい。
図2は、トランスデューサ100の内部を分解して示した図である。
図2に示されたように、トランスデューサ100は、音響レンズ110と、前面整合層120と、振動子部130と、後面層140と、を含んでもよい。
図2に示された音響レンズ110、前面整合層120、および後面層140は、従来の位相配列型トランスデューサにも含まれる構成であり、それぞれの構成について簡略に説明した後、本発明の第1実施形態の特徴である振動子部130について詳細に説明する。
音響レンズ110は、音響レンズ110を透過する超音波の損失が最小になるようにするためのものであり、種々の材質で形成されてもよい。音響レンズ110は、被検体と接触または隣接する部分であって、軟性の材質で形成され、被検体の表面の屈曲に沿って変形されて被検体の多様な形状に対応することができる。
前面整合層120は、音響レンズ110と振動子部130との間に位置し、振動子部130と被検体との間の音響インピーダンスを整合することで、振動子部130で発生した超音波を被検体に伝達するか、被検体により反射されて戻る反射信号の損失を低減させる。すなわち、前面整合層120は、振動子部130と被検体との間の音響インピーダンスの急激な変化による映像歪みなどを解決する、一種の緩衝の役割をする。前面整合層120は、振動子部130に含まれる圧電素子のそれぞれに形成されてもよい。
後面層140は、振動子部130の外側に形成されており、振動子部130との音響インピーダンスの整合を容易にし、吸音特性を有するようにすることができる。
振動子部130は、実質的に超音波の送受信が行われる部分であって、様々な方式により超音波を送受信する振動子からなるが、本発明の一実施形態では、振動子部130に含まれる振動子が、図2に示されたように、第1圧電素子131と第2圧電素子132からなることができる。すなわち、本発明の第1実施形態では振動子と圧電素子が同一の意味で用いられるが、振動子の種類が圧電素子に限定されるわけではない。
第1圧電素子131と第2圧電素子132は、それぞれの共振周波数が互いに異なる。より具体的には、第1圧電素子131の共振周波数f1が第2圧電素子132の共振周波数f2より大きく、共振周波数f1は、共振周波数f2の正の整数倍であることができる。
図2に示されたように、第1圧電素子131と第2圧電素子132は、それぞれが互いに交差配列されているが、本発明はこれに限定されず、所定のパターンが繰り返されて第1圧電素子131と第2圧電素子132が配置されることができる。第1圧電素子131と第2圧電素子132が形成されるパターンの他の例として、2つの第1圧電素子131が連続して配置され、2つの第2圧電素子132が連続して配置されるパターンが繰り返されてもよい。
第1圧電素子131と第2圧電素子132との間には保護膜133が形成されており、繰り返し変形による剥離またはクラックを防止することができる。保護膜133は、ポリマー材質で形成されてもよく、前記後面層と一体型に形成されてもよい。
図2に示されたように、第1圧電素子131と第2圧電素子132には、それぞれワイヤ134が形成される。ワイヤ134は、制御部と動作信号および超音波信号を送受信するためのものであり、制御部と物理的に連結されることができる。
図2に示されたように、第1圧電素子131と第2圧電素子132は、それぞれの共振周波数が異なり、それぞれのサイズ(図面を基準として高さ)が異なってもよい。これに対応するために、後面層140は、圧電素子側に所定の突起が突出しており、それぞれの突起の間に第1圧電素子131が挿入され、突起の突出面と第2圧電素子132の一面が当接することができる。
制御部は、トランスデューサ100に動作信号を印加し、第1圧電素子131と第2圧電素子132の動作を制御する。制御部がトランスデューサ100に印加する動作信号は、第1圧電素子131または第2圧電素子132が超音波を被検体に送信するようにするものと、第1圧電素子131または第2圧電素子132が被検体から反射された超音波を受信するようにするものであってもよい。
制御部は、後述のポータブル映像化部200の内部に設けられた埋め込みプリント回路基板(PCB、Printed Circuit Board)またはソフトウェアの形態で実現されてもよい。
ポータブル映像化部200はトランスデューサ100と連結され、制御部からトランスデューサ100に印加された動作信号と、トランスデューサ100が受信した超音波信号を受信し、位相配列映像のための遅延−和(Delay−Sum)により計算して位相配列映像として出力する。そのために、ポータブル映像化部200は、内部に位相配列映像の演算のための演算装置およびプログラムを含み、映像出力のために、ディスプレイが外面に形成されていてもよい。
以下、図面を参照して、制御部が印加する動作信号と、それによる第1圧電素子および第2圧電素子の動作によって変わる第1〜第4動作モードについて詳細に説明する。
図3から図6は、トランスデューサに含まれる第1圧電素子131および第2圧電素子132と、それぞれの圧電素子に連結される制御部を概略的に示した図である。図2では、第1圧電素子131と第2圧電素子132が互いに異なるサイズで示されているが、便宜上、図3から図6では、第1圧電素子131および第2圧電素子132が互いに同一のサイズで示されている
[第1動作モードおよび第2動作モード]
図3に示された第1動作モードは、第1圧電素子131のみを用いて超音波を送信および受信し、線形超音波位相配列映像を生成することである。
上記の第1動作モードの動作のために、制御部300は、第1圧電素子131に動作信号を印加して加振させ、第1圧電素子131は、超音波信号を被検体10に送信する。この際、第1圧電素子131に印加される超音波信号は一定の位相差を有することができる。
第1圧電素子131から送信された超音波信号は、被検体10の内部を透過した後、被検体の境界面(被検体の端部)から反射され、反射された超音波信号は、第1圧電素子131に受信される。制御部300は、受信された超音波信号をポータブル映像化部200に送信し、ポータブル映像化部200は、受信した超音波信号と、制御部300から第1圧電素子131に印加された動作信号を参照して、位相配列映像を生成および出力する。ポータブル映像化部200で生成および出力される位相配列映像は、線形位相配列映像である。
図4に示された第2動作モードは、第1動作モードと同様に、第2圧電素子132のみを用いて超音波を送信および受信し、線形超音波位相配列映像を出力する方式である。
第1動作モードと第2動作モードでは、それぞれ異なる共振周波数を有する第1圧電素子131または第2圧電素子132のみを用いて線形超音波位相配列映像を生成することができる。第1圧電素子131の共振周波数が第2圧電素子132の共振周波数よりも高いため、第1圧電素子131を用いて生成された線形超音波位相配列映像は、第2圧電素子132を用いて生成された線形超音波位相配列映像に比べて軸方向の分解能(図3および図4を基準として垂直方向の分解能)が向上するが、伝播距離が減少するため、伝播される距離自体は短いという特性がある。
[第3動作モード]
図5に示された本発明の第3動作モードは、第1圧電素子131と第2圧電素子132の両方を用いて非線形超音波位相配列映像を生成する。
上記の第3動作モードの動作のために、制御部300は、図5の(A)に示されたように、第1圧電素子131に動作信号を印加して加振させ、第1圧電素子131は超音波信号を被検体10に送信する。この際、第1圧電素子131に印加される超音波信号は、上記の第1および第2動作モードと同様に、一定の位相差を有することができるが、これに限定されない。
第1圧電素子131から送信された超音波信号は、被検体10の内部を透過した後、被検体10の境界面(被検体の端部)から反射される。制御部300は、第2圧電素子132が、被検体10の境界面から反射された超音波信号を受信するように動作信号を印加した後、ポータブル映像化部200に送信する。第1圧電素子131の共振周波数f1は、第2圧電素子132の共振周波数f2のn倍であるため(nは正の整数)、第2圧電素子132が受信する超音波信号はn次調波信号になる。
第2圧電素子132に受信された調波信号はポータブル映像化部200に送信され、ポータブル映像化部200は、受信された超音波信号と、制御部300から第1圧電素子131に印加された動作信号を参照して、非線形調波位相配列映像を出力する。調波位相配列映像は、一般の線形位相配列映像からは検出が不可能なクラックを探知することができる効果があり、具体的には、被検体の内部に欠陥が生じた際に、被検体材料の弾性により閉じられる閉じ欠陥の場合、線形映像では、閉じ欠陥を超音波が透過する場合が多いが、非線形低調波位相配列映像では、閉じ欠陥から超音波信号が反射され、閉じ欠陥を探知することができる。
[第4動作モード]
図6に示された本発明の第4動作モードは、第1圧電素子131と第2圧電素子132の両方を用いて非線形超音波位相配列映像を生成する。
本発明の第4動作モードは、第3動作モードと反対に、非線形調波位相配列映像を生成する動作モードである。そのために、第3動作モードと同様に、第1圧電素子131と第2圧電素子132の両方を用いるが、この際、第3動作モードと圧電素子を反対に用いる。
具体的に、図6に示されたように、制御部300は、第2圧電素子132に動作信号を印加して超音波信号を被検体10に送信し、第1圧電素子131に動作信号を印加し、反射されて再入射される超音波信号を受信する。第1圧電素子131の共振周波数f1が、第2圧電素子132の共振周波数f2のn倍であるため、第1圧電素子131が受信する超音波信号は、共振周波数f1のn次調波信号になる。ポータブル映像化部200は、受信したn次調波信号に基づいて非線形調波位相配列映像を生成および出力することができる。調波位相配列映像も低調波位相配列映像と同様に、一般的な線形位相配列映像からは検出が不可能なクラックを探知することができる効果がある。
具体的には、非線形高調波位相配列映像は、構造物の内部材料が外部の力または応力によって変形された場合、このような材料の微細な変化を検知することができる。
上述の第1動作モードおよび第2動作モードでは、線形低調波位相配列映像を得ることができるため、それぞれの圧電素子から印加される超音波信号の強度は関係ない。したがって、第1動作モードおよび第2動作モードでは、超音波信号を送信する圧電素子は、順に加振されて超音波信号を送信するか、同時に加振される並列加振により超音波信号を送信することができる。圧電素子が同時に加振される場合、より強い超音波信号を発生させることができる。
第1動作モードおよび第2動作モードと異なって、第3動作モードおよび第4動作モードでは、非線形低調波位相配列映像を得るためと非線形高調波の位相配列画像を得るために、より強い超音波信号を発生させる必要がある。したがって、第3動作モードおよび第4動作モードでは、交差配列された第1および第2圧電素子のうち一種類の圧電素子を同時に加振する並列加振のみを用いて信号を得た後、所望の周波数を中心周波数とするバンドパスフィルタを通過させ、時間遅延および和方式により非線形低調波位相配列映像と非線形高調波の位相配列画像を得ることができる。第3動作モードと第4動作モードを用いる場合、本発明は、図面には示されていないがポータブル映像化部と、第1および第2圧電素子のうち被検体の境界面から反射される超音波信号を受信する圧電素子との間に設けられるバンドパスフィルタをさらに含んでもよい。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態に係る複合多重周波数超音波位相配列映像化装置について詳細に説明する。
本発明の第2実施形態に係る複合多重周波数超音波位相配列映像化装置は、振動子部に含まれる振動子、すなわち、圧電素子の構成のみが異なって、それ以外の構成は第1実施形態と同様である。したがって、本発明の第2実施形態では、振動子部に含まれる圧電素子を中心に説明し、以下で説明しない構成は、第1実施形態及び第2実施形態が同様であるとみなす。
本発明の第2実施形態において、振動子部は、それぞれの共振周波数が異なる第1〜第3圧電素子を含む。第1圧電素子の共振周波数をf1、第2圧電素子の共振周波数をf2、第3圧電素子の共振周波数をf3としたときに、f1はf2の正の整数倍であり、f3はf2の正の整数倍であってもよく、以下、f1=2f2=4fに設定する。
本発明の第2実施形態では、第1圧電素子、第2圧電素子、および第3圧電素子が順に繰り返して配置されるが、これは、第1圧電素子、第2圧電素子、および第3圧電素子のうち1つのみを用いて超音波信号を送信し、残りの圧電素子が、被検体から反射される超音波信号を受信することで、高調波信号と低調波信号をともに得るためである。
例えば、制御部が第2圧電素子に動作信号を入力して加振させる場合、第1圧電素子では低調波信号を、第3圧電素子では高調波信号を得て、それぞれ2次低調波映像および2次高調波映像を得ることができる。一方、第3圧電素子が超音波信号を送信し、第1および第2圧電素子が超音波信号を受信する場合、2次高調波信号と4次高調波信号を得ることができる効果がある。
本発明は、上記の実施形態に限定されず、適用範囲が多様であることはいうまでもなく、特許請求の範囲で請求する本発明の要旨を逸脱することなく様々な変形実施が可能であることはいうまでもない。
100 トランスデューサ
110 音響レンズ
120 前面整合層
130 振動子部
131 第1圧電素子
132 第2圧電素子
133 保護膜
134 ワイヤ
140 後面層
200 ポータブル映像化部
300 制御部

Claims (8)

  1. 被検体に位相配列超音波信号を送信し、被検体から反射される超音波信号を受信し、共振周波数が高い第1圧電素子、および前記第1圧電素子よりも共振周波数が低い第2圧電素子をそれぞれ少なくとも1つ以上ずつ含むトランスデューサと、
    前記トランスデューサに動作信号を印加し、前記第1圧電素子および第2圧電素子の動作を制御する制御部と、
    前記制御部から印加された動作信号と、前記トランスデューサが受信した超音波信号を、位相配列映像のための遅延−和(Delay−Sum)により計算し、位相配列映像として出力するポータブル映像化部と、を含む、複合多重周波数超音波位相配列映像化装置。
  2. 前記第1圧電素子および前記第2圧電素子は、複数個が所定のパターンで配列されることを特徴とする、請求項1に記載の複合多重周波数超音波位相配列映像化装置。
  3. 前記第1圧電素子および前記第2圧電素子は、互いに交差配列されることを特徴とする、請求項2に記載の複合多重周波数超音波位相配列映像化装置。
  4. 前記第1圧電素子の共振周波数が、前記第2圧電素子の共振周波数の正の整数倍であることを特徴とする、請求項1に記載の複合多重周波数超音波位相配列映像化装置。
  5. 前記制御部は、前記トランスデューサに動作信号を印加し、前記第1圧電素子または前記第2圧電素子のうち1つのみを用いて超音波信号を送信および受信するように制御することを特徴とする、請求項1に記載の複合多重周波数超音波位相配列映像化装置。
  6. 前記制御部は、前記トランスデューサに動作信号を印加し、前記第1圧電素子または第2圧電素子のうち1つが超音波信号を送信し、超音波信号を送信していない他の圧電素子が、反射される超音波信号を受信するように制御することを特徴とする、請求項1に記載の複合多重周波数超音波位相配列映像化装置。
  7. 前記ポータブル映像化部は、前記第1圧電素子が超音波信号を送信し、前記第2圧電素子が超音波信号を受信した場合、高調波位相配列映像を出力することを特徴とする、請求項6に記載の複合多重周波数超音波位相配列映像化装置。
  8. 前記ポータブル映像化部は、前記第2圧電素子が超音波信号を送信し、前記第1圧電素子が超音波信号を受信した場合、低調波位相配列映像を出力することを特徴とする、請求項6に記載の複合多重周波数超音波位相配列映像化装置。
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