JP2021197298A - バスバ接合方法及びバスバ接合構造 - Google Patents

バスバ接合方法及びバスバ接合構造 Download PDF

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Abstract

【課題】組付性がよく、高い通電品質を呈するバスバ接合方法を提供する。【解決手段】バスバ接合方法はバスバ10を複数の端子31〜34に接合する方法であって、一体化工程と端子接合工程とを含む。一体化工程では、複数の金属板11〜15を重ね合わせて複数の金属板11〜15のそれぞれの一部を互いに接合してバスバ接合部20を形成することにより、複数の金属板11〜15を一体化してなるバスバ10を形成する。その後、端子接合工程では、複数の金属板11〜15の重ね方向に沿ってバスバ10を端子31〜34にあてがった状態で、複数の端子31〜34のうちバスバ接合部20に近い位置にあるものから順に、バスバ10を端子31〜34に押し付けながら複数の金属板11〜15と端子31〜34とを溶接又は溶着により互いに接合する。【選択図】図3

Description

本発明は、バスバ接合方法及びバスバ接合構造に関する。
従来、導電性の高い金属からなるバスバを用いて端子間を電気的に接続することが行われている。かかるバスバに大電流を流すためには、バスバの断面積を大きくする必要がある。そして、バスバの断面積を大きくするとバスバの剛性が高まってバスバは変形しにくくなる。これにより、バスバを接続する端子に位置ズレが生じた場合に、端子の位置ズレに合わせてバスバを変形させることが困難となり、使い勝手が悪い。これに対して、特許文献1に開示の構成では、金属製の薄板を複数重ね合わせた状態で、通しボルトにより当該複数の薄板の端部を一括して端子台に締結したバスバの構成が開示されている。当該構成によれば、バスバの中間部は複数の薄板が単に重ね合わされているだけであるため、当該中間部は容易に変更可能となっている。そのため、バスバを接続する端子に位置ズレが生じた場合にも、バスバの中間部を変形させて端子の位置ズレを吸収することにより、バスバの組付性の向上を図っている。
特開2010−016945号公報
しかしながら、特許文献1に開示された構成では、重ね合わされた薄板の端部が端子台に一括でボルト締結されている。そのため、薄板同士の接合部及び薄板とボルトとの接合部は、詳細に見ると点接触した部分の集合となっており、ボルトの締付トルクが緩いと当該接合部における接合面積が十分に確保できずに電流が流れにくくなる。また、薄板の表面に酸化膜が形成されると、薄板同士の接合部及び薄板とボルトとの接合部の両方において電流の流れが阻害される場合がある。これらにより、バスバの通電品質が低下するおそれがある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたもので、組付性がよく、高い通電品質を呈するバスバ接合方法を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、バスバを複数の端子に接合するバスバ接合方法であって、
複数の金属板を重ね合わせて上記複数の金属板のそれぞれの一部を互いに接合してバスバ接合部を形成することにより、上記複数の金属板を一体化してなるバスバを形成する一体化工程と、
上記複数の金属板の重ね方向に沿って上記バスバを上記複数の端子にあてがった状態で、上記複数の端子のうち上記バスバ接合部に近い位置にあるものから順に、上記バスバを上記端子に押し付けながら上記複数の金属板と上記端子とを溶接又は溶着により互いに接合して端子接合部を形成する端子接合工程と、
を含むバスバ接合方法にある。
本発明の他の態様は、複数の金属板を重ね合わせてなるバスバに複数の端子が接合されてなるバスバ接合構造であって、
上記複数の金属板が互いに接合されてなるバスバ接合部と、
上記複数の金属板と上記複数の端子とが溶接又は溶着により互いに接合されてなる端子接合部と、を有し、
上記バスバ接合部は、上記複数の端子の並び方向において、上記端子接合部とは異なる位置に設けられている、バスバ接合構造にある。
上記一態様におけるバスバ接合方法によれば、一体化工程において形成されたバスバは、複数の金属板が互いに接合されたバスバ接合部以外の部分では、金属板は互いに接合されておらず、重ね合わされただけの状態となっている。そして、端子接合工程において、バスバ接合部に近い位置にある端子から順にバスバを端子に押し付けながら接合することにより、端子に高さ位置のずれがあった場合に各金属板は端子の位置ズレに合わせて比較的自由に個別に変形できる。そのため、バスバを端子の位置ズレに合わせて容易に変形させることができ、組付性に優れる。そして、各金属板が端子の位置ズレに合わせて比較的自由に個別に変形することができるため、バスバにおいて端子接合部間の中間部におけるシワやたるみの発生が抑制される。また、端子接合工程では、複数の金属板と端子とが溶接又は溶着により互いに接合されるため、ボルト締結の場合に比べて複数の金属板と端子との接合面積が十分に確保されて電流が流れやすくなる。さらに、端子接合部は溶接又は溶着により形成されるため、金属板の表面に酸化膜が生じても電流の流れが阻害されることが抑制される。これらにより、バスバの通電品質の向上を図ることができる。
上記他の態様におけるバスバ接合構造によれば、複数の金属板が互いに接合されたバスバ接合部は、上記複数の端子の並び方向において、端子が接合された端子接合部とは異なる位置に設けられている。そのため、バスバにおいて、端子接合部が形成されていない部分は、バスバ接合部を除いて、金属板が互いに接合されておらず重ね合わされただけの状態であるため、端子の位置ズレに合わせて各金属板が比較的自由に個別に変形できる。そのため、バスバを端子の位置ズレに合わせて容易に変形させることができ、組付性に優れる。また、各金属板が端子の位置ズレに合わせて比較的自由に個別に変形することができるため、バスバにおいて端子接合部間の中間部におけるシワやたるみの発生が抑制される。そして、複数の金属板と端子とが溶接又は溶着により互いに接合されるため、ボルト締結の場合に比べて複数の金属板と端子との接合面積が十分に確保されて電流が流れやすくなる。さらに、端子接合部は溶接又は溶着により形成されるため、金属板の表面に酸化膜が生じても電流の流れが阻害されることが抑制される。これらにより、バスバの通電品質の向上を図ることができる。
以上のごとく、上記態様によれば、組付性がよく、高い通電品質を呈するバスバ接合方法を提供することができる。
実施形態1における、バスバの端子への接続状態を示す断面図。 (a)〜(d)実施形態1における、バスバ接合方法を説明する概念図。 (a)〜(d)実施形態1における、バスバ接合方法を説明する他の概念図。 (a)〜(d)実施形態2における、バスバ接合方法を説明する概念図。 (a)〜(d)実施形態2における、バスバ接合方法を説明する他の概念図。 (a)変形形態1、(b)変形形態2、(c)変形形態3及び(d)変形形態4におけるバスバの上面図。 (a)〜(d)実施形態3における、バスバ接合方法を説明する概念図。
上記一体化工程では、溶接、溶着又はろう付け接合により上記バスバ接合部を形成することが好ましい。この場合は、バスバ接合部において、ねじ止め等による場合に比べて、金属板同士が強固に接着した状態となるため、金属板間の接触抵抗を低くすることができ、通電品質を向上することができる。
上記一体化工程において、上記バスバ接合部において上記複数の金属板を一体化するとともに上記バスバと上記複数の端子の一つとを接合することができる。この場合は、複数の金属板を一体化するための接合と、バスバと一つの端子とを接合するための接合とを同時に行うことができ、作業工数を削減することができる。
上記端子は、3つ以上設けられていることが好ましい。端子が3つ以上設けられている場合には、互いの端子の位置ズレが生じやすいが、上記バスバ接合方法により、当該端子の位置ズレに合わせてバスバを容易に変形させて、バスバと端子との間に隙間が発生することを抑制することができ、組付性及び通電品質の向上を図ることができる。
(実施形態1)
バスバ接合方法の実施形態について、図1〜図3を用いて説明する。
本実施形態のバスバ接合方法はバスバ10を複数の端子31〜34に接合する方法であって、図2(a)〜図2(d)に示す一体化工程S1と、図3(a)〜図3(d)に示す端子接合工程S2とを含む。
図2に示す一体化工程S1では、図2(a)及び図2(b)に示すように、複数の金属板11〜15を重ね合わせて複数の金属板11〜15のそれぞれの一部を互いに接合してバスバ接合部20を形成することにより、図2(c)及び図2(d)に示すように、複数の金属板11〜15を一体化してなるバスバ10を形成する。
その後、端子接合工程S2では、図3(a)に示すように、複数の金属板11〜15の重ね方向に沿ってバスバ10を端子31〜34にあてがった状態で、複数の端子31〜34のうちバスバ接合部20に近い位置にあるものから順に、バスバ10を端子31〜34に押し付けながら複数の金属板11〜15と端子31〜34とを溶接又は溶着により互いに接合して端子接合部21〜24を形成する。
そして、本実施形態のバスバ接合方法により、図1に示すバスバ接合構造1が形成される。
以下、本実施形態のバスバ接合方法及びバスバ接合構造1について、詳述する。
上述の、図1に示すバスバ接合構造1において、バスバ10は、複数の金属板11〜15からなる。なお、本実施形態では、バスバ10の長手方向を幅方向X、バスバ10の短手方向を奥行方向Y、バスバ10における金属板11〜15の積層方向を厚さ方向Zとする。本実施形態では、図2(a)及び図2(b)に示すように、バスバ10を構成する金属板11〜15の材質は、特に限定されず、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金などバスバとして使用される公知の材質を使用することができる。
図2(c)及び図2(d)に示すように金属板11〜15はいずれも長板状の薄板であって同一の形状をなしている。金属板11〜15の枚数は、金属板11〜15の厚さの合計がバスバ10に流れる電流の大きさに応じて設定できる厚さであるとともに、各金属板11〜15を容易に変形できる程度の厚さとなるように設定することができる。例えば、各金属板11〜15の厚さは0.05〜2.0mmとすることができ、当該金属板を2〜150枚使用することができる。本実施形態では、厚さ1.0mmの金属板を5枚使用する。
図1に示すように、金属板11〜15はバスバ接合部20において、互いに接合されている。バスバ接合部20における接合方法は、溶接、溶着又はろう付け溶接とすることができる。溶接としては、レーザ溶接、TIG溶接、MIG溶接などを例示することができる。また、溶着としては、摩擦撹拌接合、高周波溶着、超音波溶着などを例示できる。ろう付け溶接では、母材となる金属板11〜15の材質に応じた公知のろう材を用いることができる。本実施形態では、レーザ溶接によりバスバ接合部20を形成している。
バスバ接合部20は、バスバ10において、後述の端子接合部21〜24と異なる位置に設けられる。すなわち、バスバ接合部20は、端子31〜34の並び方向におけるバスバ10の端部と該端部から最も近い位置にある端子接合部21(24)までの領域や、隣り合う端子接合部21〜24の間の領域である中間部16〜18に設けることができる。バスバ接合部20は、これらの領域の一つに設けることが好ましい。本実施形態では、図1に示すように、バスバ接合部20は、端子31〜34の並び方向である幅方向Xにおいて、バスバ10の一方の端部10aと端部10aに最も近い位置にある端子接合部21との間の領域に設けられている。
本実施形態では、図2(b)に示すように、金属板11〜15の幅方向Xにおける一方の端部(バスバ10の一方の端部10a)全体をレーザ溶接により溶接してバスバ接合部20を形成している。バスバ接合部20は、単一の溶接を行うことにより形成してもよいし、図1に示す端部10aと端子接合部21との間の領域において複数回の溶接を行って複数の溶接箇所を設けることにより形成してもよい。当該バスバ接合部20によって金属板11〜15が互いにずれないように固定されて一体化されることにより、バスバ10が形成される。バスバ10は、端子31〜34に接続する前の状態では、バスバ接合部20以外の部分では金属板11〜15は接合されていない。これにより、バスバ10は、端子31〜34に接続する前の状態では、バスバ接合部20が形成された側の端部10aは金属板11〜15が互いに固定された固定端となっており、バスバ接合部20と反対側の端部10bは金属板11〜15が互いに固定されていない自由端となっている。なお、本実施形態では、図1に示すように端部10aと端子接合部21との間の領域に設けることとしたが、バスバ10の変形を生じさせないことが明らかである領域(中間部16〜18)があれば、その領域にバスバ接合部20をさらに設けてもよい。
図1に示すように、バスバ10は複数の端子31〜34に接合されている。端子31〜34の数は、2つ以上であって、3つ以上であることが好ましい。本実施形態では、4つの端子31〜34が設けられている。複数の端子31〜34は、電気部品41〜44に備えられている。電気部品41〜44は特に限定されず、電池セル、コンデンサ、リアクトル、コイル、インバータ、コンバータなどを例示することができる。電気部品41〜44は同一種類の電気部品であってもよいし、異なる種類の電気部品であってもよい。本実施形態では、電気部品41〜44はいずれも電池セルである。本実施形態では、電気部品41〜44は、幅方向Xに沿って配列している。
図1に示すように、電気部品41〜44は上部に端子31〜34を有する。そして、電気部品41〜44は図示しないケースの底面に配置されるが、電気部品41〜44の高さの寸法公差やケースの底面の成形誤差等に起因して、端子31〜34の高さ位置のズレが生じる場合がある。本実施形態では、図1に示すように、第1の電気部品41に備えられた第1の端子31に対して、第2の電気部品42に備えられた第2の端子32は、若干低い位置にある。また、第3の電気部品43に備えられた第3の端子33は第2の端子32よりも若干高い位置にある。そして、第4の電気部品44に備えられた第4の端子34は第3の端子33よりも若干低い位置にある。
図1に示すように、端子31〜34とバスバ10とは端子接合部21〜24により互いに接合されている。端子接合部21〜24における接合方法は、溶接又は溶着とする。当該溶接及び溶着は、上述のバスバ接合部20における溶接及び溶着と同様にすることができる。
次に、本実施形態のバスバ接合方法の作業フローについて、図2、図3を用いて説明する。
本実施形態のバスバ接合方法では、まず、図2(a)〜図2(d)に示す一体化工程S1を行う。一体化工程S1では、図2(a)に示すように、金属板11〜15を用意する。そして、図2(b)に示すように、金属板11〜15を互いの形状を揃えて、厚さ方向Zに重ね合わせる。その後、図2(b)の矢印Lで示すように重ね合わせた金属板11〜15の幅方向Xの一方の端部をレーザ溶接する。本実施形態では、レーザを厚さ方向Zに平行に照射する。これにより、金属板11〜15の幅方向Xの一方の端部が互いに接合されたバスバ接合部20を形成する。バスバ接合部20を形成することにより、金属板11〜15が一体化されて、図2(c)及び図2(d)に示すバスバ10が形成される。なお、本実施形態では、金属板11〜15を互いの形状を揃えて重ね合わせたが、必ずしも揃える必要はなく、金属板11〜15の一部又は全部が互いの形状を揃えずに重ね合わせてもよい。
その後、図3(a)〜図3(d)に示す端子接合工程S2を行う。端子接合工程S2では、図3(a)に示すように、金属板11の重ね方向である厚さ方向Zに沿ってバスバ10を端子31〜34にあてがう。これにより、バスバ10の長手方向が端子31〜34の配列方向に平行となるように端子31〜34の上にバスバ10が仮置きされる。そして、端子31〜34のうちバスバ接合部20に近い位置にあるものから順に、バスバ10を端子31〜34に押し付けながらバスバ10と端子31〜34とを接合する。
本実施形態では、まず、図3(a)に示すように、端子31〜34のうちバスバ接合部20に最も近い位置にある第1の端子31に治具50を介してバスバ10を押し付けながら、バスバ10と第1の端子31との重なり部分にバスバ10の上面側から厚さ方向Zにレーザを照射する。これにより、当該重なり部分においてバスバ10と第1の端子31とが互いに溶融して、第1の端子接合部21が形成され、バスバ10と第1の端子31とが互いに接合される。
次いで、図3(b)に示すように、端子31〜34のうち二番目にバスバ接合部20に近い位置にある第2の端子32に治具50を介してバスバ10を押し付ける。これにより、バスバ10は、第1の端子31との接合部分と、第2の端子32との接合部分との間の第1の中間部16において、高さ方向Zの下方に変形してバスバ10が第2の端子32に当接して、互いに面接触した状態となる。なお、本実施形態では、第3の端子33が第2の端子32よりも高い位置にあるため、第1の中間部16の変形とともに、第2の端子32との接合部分と第3の端子33との接合部分との間の第2の中間部17においても高さ方向Zの上方に変形する。そして、治具50による押圧を維持したまま、バスバ10と第2の端子32との重なり部分にバスバ10の上面側から厚さ方向Zにレーザを照射し、当該重なり部分に第1の端子接合部21と同様に第2の端子接合部22が形成され、バスバ10と第2の端子32とが互いに接合される。
その後、図3(c)に示すように、端子31〜34のうち三番目にバスバ接合部20に近い位置にある第3の端子33に治具50を介してバスバ10を押し付ける。これにより、第2の中間部17が変形してバスバ10が第3の端子33に当接し、互いに面接触した状態となる。そして、治具50による押圧を維持したまま、バスバ10と第3の端子33との重なり部分にバスバ10の上面側から厚さ方向Zにレーザを照射し、当該重なり部分に第1の端子接合部21と同様に第3の端子接合部23が形成され、バスバ10と第3の端子33とが互いに接合される。
さらにその後、図3(d)に示すように、端子31〜34のうち最後にバスバ接合部20から最も遠い位置にある第4の端子34に治具50を介してバスバ10を押し付ける。これにより、バスバ10は、第3の端子33との接合部分と、第4の端子34との接合部分との間の第3の中間部18において、高さ方向Zの下方に変形してバスバ10が第4の端子34に当接して、互いに面接触した状態となる。そして、治具50による押圧を維持したまま、バスバ10と第4の端子34との重なり部分にバスバ10の上面側から厚さ方向Zにレーザを照射し、当該重なり部分に第1の端子接合部21と同様に第4の端子接合部24が形成され、バスバ10と第4の端子34とが互いに接合される。そして、治具50による押圧を解除して、当該作業フローを終了する。これにより、図1に示すバスバ接合構造1が形成されることとなる。
図1に示すように、上述の一体化工程S1及び端子接合工程S2により形成されたバスバ接合構造1は、複数の金属板11〜15を重ね合わせてなるバスバ10に複数の端子31〜34が接合されてなる。そして、バスバ10は、複数の端子31〜34の並び方向である幅方向Xにおいて、端子31〜34が接合された端子接合部21〜24とは異なる位置(領域)に、複数の金属板11〜15を互いに接合するバスバ接合部20を有することとなる。そして、当該バスバ接合構造1では、図1に示すように、バスバ10の第1の中間部16、第2の中間部17及び第3の中間部18において、金属板11〜15が比較的自由に個別に変形できるため、金属板11〜15同士の間における隙間の発生が抑制されている。一方、バスバ10のバスバ接合部20と反対側の端部においては、金属板11〜15の端部の位置がばらついた状態となっている。
次に、本実施形態のバスバ接合方法における作用効果について、詳述する。
上記バスバ接合方法によれば、一体化工程S1において形成されたバスバ10は、複数の金属板11〜15が互いに接合された接合部以外の部分では、金属板11〜15は互いに接合されておらず、重ね合わされただけの状態となっている。そして、端子接合工程S2において、接合部に近い位置にある端子から順にバスバ10を端子31〜34に押し付けながら接合することにより、端子31〜34に高さ位置のずれがあった場合に各金属板11〜15は個別に変形して、バスバ10を容易に位置ズレに合わせて変形させることができるため、組付性に優れる。そして、端子31〜34の位置ズレに合わせて各金属板11〜15が個別に変形することにより、バスバ10において端子31〜34間にシワやたるみが発生することを抑制できる。また、端子接合工程S2では、複数の金属板11〜15と端子31〜34とが溶接又は溶着により互いに接合されるため、ボルト締結の場合に比べて複数の金属板11〜15と端子31〜34との接合面積が十分に確保されて電流が流れやすくなる。さらに、端子接合部21〜24は溶接により形成されるため、金属板11〜15の表面に酸化膜が生じても電流の流れが阻害されることが抑制される。これらにより、バスバ10の通電品質の向上を図ることができる。なお、溶接に替えて、溶着により端子接合部21〜24を形成しても溶接の場合と同等の作用効果を奏する。
また、本実施形態では、一体化工程S1において、溶接によりバスバ接合部20を形成している。これにより、バスバ接合部20において、ねじ止め等による場合に比べて、金属板11〜15同士が強固に接着した状態となるため、金属板11〜15間の接触抵抗を低くすることができ、通電品質を向上することができる。なお、溶接に替えて、溶着又はろう付け接合によりバスバ接合部20を形成しても溶接の場合と同等の作用効果を奏する。
また、本実施形態では、端子31〜34は、3つ以上設けられている。これにより、端子31〜34の位置ズレが生じやすい状態となっているが、本実施形態のバスバ接合方法により、端子31〜34の位置ズレに合わせてバスバ10を容易に変形させて、バスバ10と端子31〜34と間に隙間が発生することを抑制することができ、組付性及び通電品質の向上を図ることができる。
本実施形態におけるバスバ接合構造1は、複数の金属板11〜15を重ね合わせてなるバスバ10に複数の端子31〜34が接合されてなるものであって、複数の金属板11〜15が互いに接合されてなるバスバ接合部20と、複数の金属板11〜15と複数の端子31〜34とが溶接又は溶着により互いに接合されてなる端子接合部21〜24と、を有する。そして、バスバ接合部20は、複数の端子31〜34の並び方向において、端子接合部21〜24とは異なる位置に設けられている。これにより、バスバ10において、端子接合部21〜24が形成されていない部分は、バスバ接合部20を除いて、金属板11〜15が互いに接合されておらず重ね合わされただけの状態であって、端子31〜34の位置ズレに合わせて各金属板11〜15が比較的自由に個別に変形できる。そのため、バスバ10を端子31〜34の位置ズレに合わせて容易に変形させることができ、組付性に優れる。また、各金属板11〜15が端子31〜34の位置ズレに合わせて比較的自由に個別に変形することができるため、バスバ10の中間部16〜18におけるシワやたるみの発生が抑制される。そして、複数の金属板11〜15と端子31〜34とが溶接により互いに接合されるため、ボルト締結の場合に比べて複数の金属板11〜15と端子31〜34との接合面積が十分に確保されて電流が流れやすくなる。さらに、端子接合部21〜24は溶接により形成されるため、金属板11〜15の表面に酸化膜が生じても電流の流れが阻害されることが抑制される。これらにより、バスバ10の通電品質の向上を図ることができる。なお、溶接に替えて、溶着により端子接合部21〜24を形成しても溶接の場合と同等の作用効果を奏する。
以上のごとく、上記態様によれば、組付性がよく、高い通電品質を呈するバスバ接合方法を提供することができる。
(実施形態2)
図2(a)〜図2(d)に示す実施形態1ではバスバ接合部20はバスバ10の幅方向Xの一方の端部に設けられているが、これに替えて、本実施形態2のバスバ接合方法は、図4(b)〜図4(d)に示すように、バスバ接合部20はバスバ10の幅方向Xの略中央に設けられている。そして、本実施形態では、図5(a)〜図5(d)に示すように、幅方向Xにおいて、第4の電気部品44、第2の電気部品42、第1の電気部品41、第3の電気部品43の順に配列している。そのため、幅方向Xにおいて、第4の端子34、第2の端子32、第1の端子31、第3の端子33の順に配列している。その他の構成要素は実施形態1の場合と同様であり、本実施形態においても実施形態1の場合と同一の符号を用いてその説明を省略する。
本実施形態2のバスバ接合方法では、図4(a)〜図4(d)に示すように、一体化工程S1において、重ね合わせた金属板11〜15の幅方向Xの略中央をレーザ溶接して、バスバ接合部20を形成する。そして、図5(a)に示すように、バスバ接合部20に近い位置にある第1の端子31から順に、第2の端子32、第3の端子33、第4の端子34の順に実施形態1の場合と同様に接合する。なお、幅方向Xにおいて、バスバ接合部20を基準として一方側にある第1の端子31を接合して、第3の端子33を接合した後に、バスバ接合部20を基準として他方側にある第2の端子32を接合して、第4の端子34を接合してもよい。また、逆にバスバ接合部20を基準として他方側にある第2の端子32を接合して、第4の端子34を接合した後に、バスバ接合部20を基準として一方側にある第1の端子31を接合して、第3の端子33を接合してもよい。なお、本実施形態においても実施形態1の場合と同様の作用効果を奏する。
なお、上記実施形態1では形状を揃えて重ね合わせた金属板11〜15の幅方向Xの一端を接合してバスバ接合部20を形成し、上記実施形態2では幅方向Xの中央を奥行方向Yに沿って接合してバスバ接合部20を形成したが、これらに替えて、図6(a)〜図6(d)に示す変形形態のようにしてもよい。図6(a)に示す変形形態1では、形状を揃えて重ね合わせた金属板11〜15の幅方向Xの一端のうち、奥行方向Yの中央部分のみにレーザを照射して接合してバスバ接合部20を形成している。また、図6(b)に示す変形形態2では、形状を揃えて重ね合わせた金属板11〜15の幅方向Xの一端のうち、2つの角部のみにレーザを照射して接合してバスバ接合部20を形成している。また、図6(c)に示す変形形態3では、形状を揃えて重ね合わせた金属板11〜15の幅方向Xの中央部分のうち、奥行方向Yの中央部分のみにレーザを照射して接合してバスバ接合部20を形成している。また、図6(d)に示す変形形態4では、形状を揃えて重ね合わせた金属板11〜15の幅方向Xの中央部分のうち、奥行方向Yを前側端部と奥川端部の二か所にレーザを照射して接合してバスバ接合部20を形成している。いずれの変形形態1〜4においても、実施形態1又は実施形態2の場合と同様の作用効果を奏する。
(実施形態3)
実施形態1では、図4(b)に示すように一体化工程S1においてバスバ接合部20を形成して金属板11〜15を互いに接合した。これに替えて、実施形態3におけるバスバ接合方法では、一体化工程S1において、図7(a)に示すように金属板11〜15を用意した後、図7(b)に示すように、金属板11〜15を図示しない治具を用いて互いの形状を揃えて、厚さ方向Zに重ね合わせて、治具50によって第1の端子31にあてがう。そして、金属板11〜15と第1の端子31との重なり部分に金属板11〜15の上面側から厚さ方向Zにレーザを照射する。これにより、当該重なり部分において金属板11〜15と第1の端子とが互いに溶融して、金属板11〜15を互いに接合するバスバ接合部20が形成されて金属板11〜15が一体化されてバスバ10が形成される。さらに、バスバ接合部20においてバスバ10と第1の端子31とが互いに接合される。その後、実施形態1の場合における第2の端子32〜第4の端子34と同様に、図7(b)〜図7(d)に示すように、実施形態3における第2の端子32〜第4の端子34の接合を行う。
本実施形態3では、上述の通り、一体化工程S1において、バスバ接合部20において複数の金属板11〜15を一体化するとともにバスバ10と複数の端子31〜34の一つとを接合する。これにより、複数の金属板11〜15を一体化するための接合と、バスバ10と一つの端子31とを接合するための接合を同時に行うことができ、作業工数を削減することができる。なお、本実施形態においても実施形態1の場合と同様の作用効果を奏する。
なお、本実施形態3では複数の端子31〜34のうち、第1の端子31と金属板11〜15との重なり部分においてバスバ接合部20を形成することとしたが、これに替えて、他の端子32〜34のいずれかと金属板11〜15との重なり部分においてバスバ接合部20を形成することとしてもよい。
本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の実施形態に適用することが可能である。
1 バスバ接合構造
10 バスバ
11〜15 金属板
16〜18 中間部
20 バスバ接合部
21〜24 端子接合部
31〜34 端子

Claims (5)

  1. バスバを複数の端子に接合するバスバ接合方法であって、
    複数の金属板を重ね合わせて上記複数の金属板のそれぞれの一部を互いに接合してバスバ接合部を形成することにより、上記複数の金属板を一体化してなるバスバを形成する一体化工程と、
    上記複数の金属板の重ね方向に沿って上記バスバを上記複数の端子にあてがった状態で、上記複数の端子のうち上記バスバ接合部に近い位置にあるものから順に、上記バスバを上記端子に押し付けながら上記複数の金属板と上記端子とを溶接又は溶着により互いに接合して端子接合部を形成する端子接合工程と、
    を含むバスバ接合方法。
  2. 上記一体化工程では、溶接、溶着又はろう付け接合により上記バスバ接合部を形成する、請求項1に記載のバスバ接合方法。
  3. 上記一体化工程において、上記バスバ接合部において上記複数の金属板を一体化するとともに上記バスバと上記複数の端子の一つとを接合する、請求項1又は2に記載のバスバ接合方法。
  4. 上記端子は、3つ以上設けられている、請求項1〜3のいずれか一項に記載のバスバ接合方法。
  5. 複数の金属板を重ね合わせてなるバスバに複数の端子が接合されてなるバスバ接合構造であって、
    上記複数の金属板が互いに接合されてなるバスバ接合部と、
    上記複数の金属板と上記複数の端子とが溶接又は溶着により互いに接合されてなる端子接合部と、を有し、
    上記バスバ接合部は、上記複数の端子の並び方向において、上記端子接合部とは異なる位置に設けられている、バスバ接合構造。
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