JP2017168296A - 端子アッシーおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
前記積層導体は、延び方向を軸線として周方向に捻れた状態の複数の金属箔が積層されている構成としてもよい。
本明細書に開示された技術における実施形態1について図1から図5を参照して説明する。
本実施形態は、図4に示すように、一端が固定ボルトBおよび固定ナットNによってボルト締結部Tに接続され、他端が相手方端子である雄端子Mに接続される端子アッシー10を例示している。なお、以下の説明において、前後方向とは、図3における左右方向を基準とし、図示左側を前側、図示右側を後側として説明する。
導体接続部22は、略矩形平板状に形成されており、導体接続部22上に積層導体40が溶接などの公知の接続手段によって接続されている。
ボルト接続部62は、平板状をなしており、図1および図2に示すように、導体接続部61の後端縁から接続面61Aとは反対側の斜め下方向に向かって延びた形態をなしている。また、ボルト接続部62の下端部には、図1、図2および図4に示すように、板厚方向に貫通するボルト挿通孔63が設けられている。したがって、ボルト接続部62のボルト挿通孔63は、ボルト締結端子60の導体接続部61における接続面61Aの位置から導体接続部61の板厚方向にオフセットされた状態となっている。
端子アッシー10の製造では、製造にあたり、まず、積層導体40を構成する。
そして、次に積層工程を行う。積層工程では、周方向に捻れた螺旋状の金属箔45を板厚方向に複数枚重ね合わせることで複数の金属箔45を積層した状態に配置する。
一体化工程では、金属箔45の前後両端部を溶接などにより、それぞれ一体化させ、積層導体40の前後両端部に端子接続部41をそれぞれ形成する。これにより、図8に示すように、前後両端部に端子接続部41が設けられると共に、両端子接続部41の間に螺旋状に捻れた繋ぎ部42が設けられた積層導体40が構成される。
そして、雌端子20、ボルト締結端子60および積層導体40が準備できたところで、接続工程によって、雌端子20およびボルト締結端子60と積層導体40とを接続する。この接続工程では、積層導体40の前端部の端子接続部41に雌端子20の導体接続部22を溶接などにより接続し、積層導体40の後端部の端子接続部41にボルト締結端子60の導体接続部61を溶接などにより接続する。これにより、端子アッシー10が完成する。
次に、実施形態2について図9から図10を参照して説明する。
実施形態2の端子アッシー110における積層導体140は、実施形態1の積層導体40における繋ぎ部42の捻れの角度を変更したものであって、実施形態1と共通する構成、作用、および効果については重複するため、その説明を省略する。また、実施形態1と同じ構成については同一の符号を用いるものとする。また、図9において、筒状接続部21の内側構造は図示省略している。
次に、実施形態3について図11から図12を参照して説明する。
実施形態3の端子アッシー210における積層導体240は、実施形態1の積層導体40における繋ぎ部42の捻れの角度を変更したものであって、実施形態1と共通する構成、作用、および効果については重複するため、その説明を省略する。また、実施形態1と同じ構成については同一の符号を用いるものとする。また、図11において、筒状接続部21の内側構造は図示省略している。
本明細書で開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(2)上記実施形態では、繋ぎ部42,142,242が90度、45度、135度に捻れた構成にした。しかしながら、これに限らず、繋ぎ部が周方向捻れていればよく、繋ぎ部の捻れの角度が45度以下や135度以上に構成されていてもよい。
(4)上記実施形態では、積層導体40,140,240の金属箔45同士が板厚方向に積層した状態に重ねられ、互いに摺動可な構成とした。しかしながら、これに限らず、積層導体の金属箔同士の滑りをよくするために、繋ぎ部の金属箔の間に滑りをよくする絶縁フィルムなどを挟んでもよく、繋ぎ部の金属箔の間に潤滑油などを含ませてもよい。
20:雌端子(「端子」の一例)
45:金属箔
40:積層導体
60:ボルト締結端子(「端子」の一例)
Claims (3)
- 一対の端子と、
前記一対の端子を繋ぐ方向に延びる複数の金属箔を積層して設けられ、両端部が前記一対の端子にそれぞれ接続された積層導体とを備え、
前記積層導体は、前記一対の端子間において、延び方向を軸線として周方向に捻れている端子アッシー。 - 前記積層導体は、延び方向を軸線として周方向に捻れた状態の複数の金属箔が積層されている請求項1に記載の端子アッシー。
- 一対の端子と、前記一対の端子を繋ぐ方向に延びて、かつ延び方向を軸線として周方向に捻れた複数の金属箔が積層されて設けられた積層導体とが接続された端子アッシーの製造方法であって、
延び方向を軸方向として周方向に捻れた状態の前記複数の金属箔を積層する積層工程と、
積層された前記複数の金属箔の両端部をそれぞれ一体に固定して接続部を形成する一体化工程と、
前記積層導体の両端部において一体化された一対の接続部を前記一対の端子にそれぞれ接続する接続工程とを備えた端子アッシーの製造方法。
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