JP2021195195A - フォークリフト、フォークリフトの制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】人手による作業と、フォークリフトの自動運転による作業とを安全に協調させることができるフォークリフトを提供する。【解決手段】フォークリフトは、荷役に係る作業を予め規定したシーケンスに従って、前記フォークリフトの自動運転動作を制御する自動運転制御部と、前記シーケンスに規定された作業が所定の状態まで進行した場合に、前記自動運転制御部による自動運転動作を一時的に停止させて、外部電子端末を用いた操作者の指示を受け付ける指示受付部と、を備える。前記自動運転制御部は、前記操作者の指示を受け付けた場合、前記シーケンスを構成する複数のサブシーケンスのうち、当該指示に応じたサブシーケンスに従って、前記フォークリフトの動作を制御する。【選択図】図2

Description

本開示は、フォークリフト、フォークリフトの制御方法、及びプログラムに関する。
近年では、無人運転可能な無人フォークリフトが利用されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2013−125518号公報
トラックによる荷物の運搬時には、隣接する荷物の間に緩衝材を挟むことにより荷物へのダメージを抑制する場合がある。このとき、トラックドライバは、トラックへの荷積み、及びトラックからの荷降ろしを行う際に、緩衝材の配置及び撤去を行う必要がある。
しかしながら、従来の技術では、トラックドライバによる緩衝材の配置及び撤去作業と、無人フォークリフトによる荷物の移動等の作業とを協調させる仕組みがなかった。このため、緩衝材の配置及び撤去を行う際には、有人フォークリフトを利用して、トラックドライバと有人フォークリフトの運転者とが相互に声を掛け合いながら作業する必要があった。
本開示は、このような課題に鑑みてなされたものであって、人手による作業と、フォークリフトの自動運転による作業とを安全に協調させることができるフォークリフト、フォークリフトの制御方法、及びプログラムを提供する。
本開示の一態様によれば、フォークリフトは、荷役に係る作業を予め規定したシーケンスに従って、前記フォークリフトの自動運転動作を制御する自動運転制御部と、前記シーケンスに規定された作業が所定の状態まで進行した場合に、前記自動運転制御部による自動運転動作を一時的に停止させて、外部電子端末を用いた操作者の指示を受け付ける指示受付部と、を備える。前記自動運転制御部は、前記指示受付部が前記操作者の指示を受け付けた場合、前記シーケンスを構成する複数のサブシーケンスのうち、当該指示に応じたサブシーケンスに従って、前記フォークリフトの動作を制御する。
本開示の一態様によれば、フォークリフトの制御方法は、荷役に係る作業を予め規定したシーケンスに従って、フォークリフトの自動運転動作を制御する自動運転ステップと、前記シーケンスに規定された作業が所定の状態まで進行した場合に、前記自動運転ステップの自動運転動作を一時的に停止させて、外部電子端末を用いた操作者の指示を受け付ける指示受付ステップと、を有する。前記自動運転ステップは、前記操作者の指示を受け付けた場合、前記シーケンスを構成する複数のサブシーケンスのうち、当該指示に応じたサブシーケンスに従って、前記フォークリフトの動作を制御する。
本開示の一態様によれば、プログラムは、フォークリフトのコンピュータに、荷役に係る作業を予め規定したシーケンスに従って、フォークリフトの自動運転動作を制御する自動運転ステップと、前記シーケンスに規定された作業が所定の状態まで進行した場合に、前記自動運転ステップの自動運転動作を一時的に停止させて、外部電子端末を用いた操作者の指示を受け付ける指示受付ステップと、を実行させる。前記自動運転ステップは、前記操作者の指示を受け付けた場合、前記シーケンスを構成する複数のサブシーケンスのうち、当該指示に応じたサブシーケンスに従って、前記フォークリフトの動作を制御する。
本開示に係るフォークリフト、フォークリフトの制御方法、及びプログラムによれば、人手による作業と、フォークリフトの自動運転による作業とを安全に協調させることができる。
本開示の一実施形態に係る荷役システムの全体構成を示す図である。 本開示の一実施形態に係る荷役システムの機能構成を示す図である。 本開示の一実施形態に係る荷積み作業の処理の一例を示すフローチャートである。 本開示の一実施形態に係るフォークリフトの機能を説明するための図である。 本開示の一実施形態に係る荷降ろし作業の処理の一例を示すフローチャートである。 本開示の一実施形態に係るフォークリフト及びコントローラのハードウェア構成の一例を示す図である。 本開示の一実施形態の変形例に係る荷役システムの機能構成を示す図である。
以下、本開示の一実施形態に係る荷役システム1について、図面を参照しながら説明する。
(荷役システムの全体構成)
図1は、本開示の一実施形態に係る荷役システムの全体構成を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係る荷役システム1は、フォークリフト10と、外部電子端末としてのコントローラ20とを備えている。
本実施形態に係るフォークリフト10は、自動運転が可能な無人フォークリフト(AGF:Automated guided Forklift)である。フォークリフト10は、フォーク11をパレット30の穴に挿入し、積荷31が積載されたパレット30を取得することができる。パレット30は、積荷31を載せるための荷役台である。パレット30は、例えば木製パレット、合成樹脂製パレット、金属製パレット、紙製パレットである。なお、図1にはパレット30が2つの穴を有している例が示されているが、穴の数は2つに限定されない。
フォークリフト10は、パレット30の取得位置から載置位置まで、予め規定された走行経路に沿って運搬する。例えば出荷時には、パレット30の取得位置は倉庫の積荷置き場R1であり、載置位置はトラックの荷台R2である。また、入荷時には、パレットの取得位置はトラックの荷台R2であり、載置位置は倉庫の積荷置き場R1である。また、フォークリフト10のフォーク11は、バックレスト12に支持されて上下方向に移動可能に設けられている。また、他の実施形態では、フォーク11は、更に左右方向及び/又は前後方向に移動可能であってもよい。フォークリフト10は、フォーク11を移動させることにより、パレット30の取得及び載置を行う。
また、本実施形態では、トラックで積荷31を運搬する際には、隣接する積荷31の間に緩衝材32を挟み込むことにより、積荷31へのダメージを抑制する。荷積みの際の緩衝材32の配置、及び荷降ろしの際の緩衝材の撤去は、操作者Aの手作業により行われる。
コントローラ20は、操作者Aによる操作を受け付けて、フォークリフト10に操作に応じた指示を与えるための外部電子端末である。コントローラ20は、専用のリモートコントローラであってもよいし、スマートフォン、タブレットデバイス、パーソナルコンピュータ等であってもよい。また、操作者Aは、例えば積荷31が積載されるトラックのドライバである。
(フォークリフトの機能構成)
図2は、本開示の一実施形態に係る荷役システムの機能構成を示す図である。
図2に示すように、フォークリフト10は、CPU100と、センサ101と、記憶媒体102と、インタフェース103と、フォーク用モータ104と、走行用モータ105と、を備えている。
CPU100は、予め用意されたプログラムに従って動作することで種々の機能を発揮し、フォークリフト10全体の動作を司るプロセッサである。CPU100は、自動運転制御部1001、指示受付部1002、状態通知部1003として機能する。
自動運転制御部1001は、荷役に係る作業、対象物(パレット30、トラック)へ自動的に接近する動作、現在位置からパレット30の取得位置又は載置位置まで自動的に移動する動作等を予め規定したシーケンスに従ってフォークリフト10の自動運転動作を制御する。例えば、自動運転制御部1001は、出荷用のシーケンスに従って、荷積みに係る一連の作業を実行するようにフォークリフト10の動作を制御する。また、自動運転制御部1001は、入荷用のシーケンスに従って、荷降ろしに係る一連の作業を実行するようにフォークリフト10の動作を制御する。また、各シーケンスには、操作者Aの指示に応じてフォークリフト10が異なる作業を実行するためのサブシーケンスが含まれている。
指示受付部1002は、シーケンスに規定された作業が所定の状態まで進行した場合に、自動運転制御部1001による自動運転動作を一時的に停止させて、コントローラ20を通じて操作者Aの指示を受け付ける。
状態通知部1003は、シーケンスに規定された作業が所定の状態まで進行したことを、コントローラ20を通じて操作者Aに通知する。
センサ101は、バックレスト12に設けられ、対象物の位置を検出する。対象物は、トラックの荷台R2、パレット30等である。例えば、トラックの荷台R2の位置は、荷台R2からセンサ101までの水平方向における距離、及び垂直方向における距離(荷台R2の高さ)等で表される。センサ101は、対象物の位置が検出可能であればどのような機器であってもよく、例えばカメラ、レーザセンサ等で構成される。また、センサ101は、対象物の位置が検出可能であればフォーク11、フォークリフト10の車体等、バックレスト12以外の場所に設けられてもよい。
記憶媒体102には、自動運転制御部1001が参照する複数のシーケンス、フォークリフト10の走行経路等が予め記憶されている。
インタフェース103は、コントローラ20との間で通信を行う。例えば、インタフェース103は、コントローラ20から操作者Aの指示を受信する。また、インタフェース103は、コントローラ20にフォークリフト10の作業が完了したことを通知する。なお、他の実施形態では、インタフェース103は、コントローラ20と直接通信を行わず、フォークリフト10を動かすための地上システム(例えば、ルート管理、オーダ処理順等を管理するためのシステム)を介して通信するようにしてもよい。地上システムは、サーバ等のコンピュータ上に構築されてもよいし、クラウド上に構築されてもよい。
フォーク用モータ104は、自動運転制御部1001の制御信号に基づいて、フォーク11を上下に駆動させるように動作する。なお、フォーク11が左右方向及び前後方向に移動可能である場合は、フォーク用モータ104は、フォーク11を左右及び前後に駆動させるように動作してもよい。
走行用モータ105は、自動運転制御部1001の制御信号に基づいて、予め規定された走行経路に沿ってフォークリフト10を走行させるように動作する。また、フォークリフト10が前後方向だけではなく左右方向へも移動可能である場合、走行用モータ105は、フォークリフト10を左右へ移動するように動作してもよい。この場合、走行用モータ105は、フォークリフト10自体を左右へ移動させることにより、フォーク11の左右方向の位置を調整してもよい。
(コントローラの機能構成)
図2に示すように、コントローラ20は、操作受付部200と、CPU201とを備えている。
操作受付部200は、操作者Aによる操作を受け付ける。例えば、本実施形態に係る操作受付部200は、緩衝材作業完了ボタン2001、荷役再開ボタン2002、左シフトボタン2003、右シフトボタン2004、積み降ろしボタン2005、荷役完了ボタン2006、アクセル制限解除ボタン2007を有している。操作者Aが何れかのボタンを押下する操作を行うと、操作受付部200は、フォークリフト10に操作に応じた指示を出力する。
緩衝材作業完了ボタン2001は、操作者Aが緩衝材32の配置又は撤去を完了したときに押下される。なお、この緩衝材作業完了ボタン2001は必須の構成ではなく、省略してもよい。例えば、フォークリフト10が2本のフォーク11を有している場合は、この緩衝材作業完了ボタン2001を省略してもよい。
荷役再開ボタン2002は、緩衝材32の配置又は撤去後に、フォークリフト10でパレット30を移動する作業を再開するときに押下される。
左シフトボタン2003及び右シフトボタン2004は、パレット30の左右方向への位置調整を行うときに押下される。左シフトボタン2003が押下されると、操作受付部200は、フォークリフト10に対し、フォーク11を所定位置まで左側に移動させるように指示する。右シフトボタン2004が押下されると、操作受付部200は、フォークリフト10に対し、フォーク11を所定位置まで右側に移動させるように指示する。所定位置とは、例えば、現在のフォーク11の位置から左側又は右側に一定距離(例えば、1cm)離れた位置である。また、緩衝材32を設置する場合、所定位置は、緩衝材32がフォーク11に積載されたパレット30(積荷31)を押し付ける力が閾値以上となる位置であってもよい。この場合、フォークリフト10は、例えばフォーク11とバックレスト12との接続箇所にセンサ(不図示)を有し、このセンサが緩衝材32による閾値以上の押し付け力(反発力)が計測された場合、所定位置に到達したと判断する。
積み降ろしボタン2005は、トラックの荷台R2へパレット30を積み込むとき、又は、トラックの荷台R2からパレット30を下ろすときに押下される。出荷用のシーケンスを実行中にこのボタンが押下されると、操作受付部200は、フォークリフト10に対し、取得したパレット30をトラックの荷台R2上の載置位置に移動して載置するように指示する。また、入荷用のシーケンスを実行中にこのボタンが押下されると、操作受付部200は、フォークリフト10に対し、トラックの荷台R2からパレット30を取得するように指示する。
荷役完了ボタン2006は、トラックの荷台R2の載置位置にパレットの20を載置完了したとき、又は、トラックの荷台R2からパレット30を取得完了したときに押下される。出荷用のシーケンスを実行中にこのボタンが押下されると、操作受付部200は、フォークリフト10に対し、新たなパレット30を取得するように指示する。また、入荷用のシーケンスを実行中にこのボタンが押下されると、操作受付部200は、フォークリフト10に対し、取得したパレット30を所定の載置位置(倉庫の積荷置き場R1)に運搬するように指示する。
CPU201は、予め用意されたプログラムに従って動作することで種々の機能を発揮し、コントローラ20全体の動作を司るプロセッサである。CPU201は、状態取得部2011として機能する。
状態取得部2011は、フォークリフト10から、シーケンスに規定された作業の完了通知を取得する。状態取得部2011は、フォークリフト10から作業の完了通知を取得すると、操作者Aに対し次の指示操作を行うように促す。例えば、状態取得部2011は、操作受付部200のボタンを光らせることにより、受け付け可能な指示操作を操作者Aに通知する。
(荷積み作業の処理フロー)
図3は、本開示の一実施形態に係る荷積み作業の処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図3を参照しながら、本実施形態に係る荷役システム1における荷積み作業の処理(出荷用シーケンス)の一例について説明する。
まず、フォークリフト10の自動運転制御部1001は、出荷用シーケンスに規定された作業として、パレット取得位置(倉庫の積荷置き場R1)からパレット30を取得して、予め規定された走行経路に沿ってトラックまで運搬する自動運転を行う。そして、自動運転制御部1001は、パレット30をトラックの荷台R2の第1位置P1(図4)に到達させるところまで作業が進行した場合、出荷用シーケンスにおける自動運転動作を一時停止する(ステップS100)。
図4は、本開示の一実施形態に係るフォークリフトの機能を説明するための図である。
第1位置P1は、例えば、パレット30の後面30b側(フォーク11の先端側)の一部(例えば、パレット30の前面30aから後面30bまでの長さの半分)が、トラックの荷台R2の内部に差し込まれる位置に設定される。自動運転制御部1001は、センサ101が検出した荷台R2及びパレット30の位置に基づいて、フォーク用モータ104及び走行用モータ105を駆動させ、パレット30が第1位置P1に位置するようにフォークリフト10の位置、及びフォーク11の位置を調整する。
操作者Aは、フォークリフト10が第1位置P1で停止したことを確認すると、緩衝材32を配置する作業を行う。また、フォークリフト10は、コントローラ20に対し、第1位置P1に到達して停止したことを通知してもよい(ステップS100A)。この場合、コントローラ20は、音声、ボタンの点灯等により、フォークリフト10が第1位置P1で停止したことを操作者Aに通知してもよい。
例えば、フォークリフト10が4本のフォーク11を有するタイプである場合、左側2本のフォーク11で一つの積荷31を、右側2本のフォーク11でもう一つの積荷31を運搬している場合がある。この場合、操作者Aは、フォークリフト10が運搬する二つの積荷31の間に緩衝材32を配置して、コントローラ20の緩衝材作業完了ボタン2001を押下する。コントローラ20(操作受付部200)は、緩衝材作業完了ボタンが押下されると(ステップS200:YES)、フォークリフト10に対し、運搬している積荷31間の緩衝材32を固定するように指示を行う(ステップS201)。
フォークリフト10の自動運転制御部1001は、緩衝材32を固定する指示を受け付けると、緩衝材固定用のサブシーケンスを実行する。具体的には、自動運転制御部1001は、フォーク用モータ104を制御して、左側2本のフォーク11と、右側2本のフォーク11とをそれぞれ中央側の所定位置まで移動させる。そうすると、左側のフォーク11で運搬する積荷31と、右側のフォーク11で運搬する積荷31とにより緩衝材32が挟まれて固定される(ステップS101)。なお、所定位置とは、現在のフォーク11の位置から中央側に一定距離(例えば、1cm)移動した位置、緩衝材32による閾値以上の押し付け力(反発力)が計測される位置である。また、フォークリフト10は、コントローラ20に対し、緩衝材32の固定が完了したことを通知してもよい(ステップS101A)。この場合、コントローラ20は、音声、ボタンの点灯等により、緩衝材32の固定が完了したことを操作者Aに通知してもよい。
また、例えば、フォークリフト10が2本のフォーク11を有し、一つの積荷31のみを運搬するタイプである場合、緩衝材作業完了ボタン2001の操作は不要である。この場合、操作者Aは、荷台R2に既に積み込まれている積荷31と、フォークリフト10が運搬してきた積荷31との間に緩衝材32を配置する作業を行った後、操作者Aは緩衝材作業完了ボタン2001を押下せず(ステップS200:NO)、次のステップに進む。
次に、操作者Aは、緩衝材32の配置後、安全な場所に退避してから、コントローラ20の荷役再開ボタン2002を押下する。コントローラ20は、荷役再開ボタンが押下されると(ステップS202)、フォークリフト10に対し、パレット30の移動を再開する指示を行う(ステップS203)。なお、上述のステップS100、S100A、S200、S101、S101A、S202、S203は必須の工程ではない。例えば、例えば2本のフォーク11を有するフォークリフト10のみを運用する場合、これらのステップを省略してもよい。
フォークリフト10の自動運転制御部1001は、パレット30の移動を再開する指示を受け付けると、出荷用シーケンスにおける自動運転動作に復帰する。ここでは、自動運転制御部1001は、出荷用シーケンスに予め規定されたパレット移動用のサブシーケンスを実行する。具体的には、自動運転制御部1001は、フォーク用モータ104を制御して、パレット30を第2位置P2(図4)に移動後、荷台R2から所定の高さ(例えば、10cm)まで下げる動作を自動的に行う(ステップS102)。
第2位置P2は、例えば、パレット30の前面30a(フォーク11の基端側)が、トラックの荷台R2の内部に差し込まれる位置に設定される。自動運転制御部1001は、センサ101が検出した荷台R2及びパレット30の位置に基づいて、フォーク用モータ104及び走行用モータ105を駆動させ、パレット30が第2位置P2に位置するようにフォークリフト10の位置、及びフォーク11の位置を調整する。
次に、フォークリフト10の状態通知部1003は、パレット30が第2位置P2に到達させるところまで作業が進行したことをコントローラ20に通知して(ステップS103)、出荷用シーケンスにおける自動運転動作を一時停止する。そうすると、コントローラ20は、左シフトボタン2003及び右シフトボタン2004を点灯させて、操作者Aに対しパレット30の移動が完了したことを通知するとともに、次の指示操作を行うように促す。また、コントローラ20は、音声によりパレット30の移動が完了したことを操作者Aに通知してもよい。
操作者Aは、パレット30(積荷31)及び緩衝材32の配置を確認しつつ、コントローラ20の左シフトボタン2003又は右シフトボタン2004を押下して、パレット30の位置調整を行う。コントローラ20は、操作者Aにより左シフトボタン2003又は右シフトボタン2004が押下されると(ステップS204)、フォークリフト10に対しフォーク11を左側又は右側にシフトするように指示する(ステップS205)。
フォークリフト10の自動運転制御部1001は、シフト指示を受け付けると、フォーク11の位置調整用のサブシーケンスを実行する。具体的には、自動運転制御部1001は、フォーク用モータ104を制御して、フォーク11を所定位置まで左側又は右側に移動させる。所定位置とは、例えば、現在のフォーク11の位置から左側又は右側に一定距離(例えば、1cm)離れた位置である。自動運転制御部1001は、左シフトボタン2003が1回押下された場合、フォーク11を左側に1cm移動させる。
なお、コントローラ20は、左シフトボタン2003又は右シフトボタン2004の押下を検出している間(ステップS204:YES)、フォークリフト10にシフト指示を継続して出力するようにしてもよい。コントローラ20は、左シフトボタン2003又は右シフトボタン2004の押下が検出されなくなったとき(ステップS204:NO)、フォークリフト10へのシフト指示を停止する。この場合、フォークリフト10の自動運転制御部1001は、例えば左側へのシフト指示が出力されている間、フォーク11を左側に1cmずつ移動させる。
次に、操作者Aは、積荷31と緩衝材32とが接触している、又は積荷31と緩衝材32との間の距離が基準値未満となっていることを確認すると、コントローラ20の積み降ろしボタン2005を押下する。コントローラ20は、操作者Aにより積み降ろしボタン2005が押下されると(ステップS206)、フォークリフト10に対しパレットを載置するように指示する(ステップS207)。
フォークリフト10の自動運転制御部1001は、載置指示を受け付けると、出荷用シーケンスにおける自動運転動作に復帰する。ここでは、自動運転制御部1001は、出荷用シーケンスに予め規定されたパレット30の載置用のサブシーケンスを実行する。具体的には、自動運転制御部1001は、フォーク用モータ104を制御して、パレット30を荷台R2に降ろして、フォーク11をパレット30の穴から引き抜く動作を行う(ステップS105)。
なお、コントローラ20は、積み降ろしボタン2005の押下が検出されている間、フォークリフト10に載置指示を継続して出力する。コントローラ20は、積み降ろしボタン2005の押下が検出されなくなると、フォークリフト10への載置指示を停止する。フォークリフト10は、載置指示を受信している間のみ、パレット30の載置用のサブシーケンスを実行する。なお、本実施形態では、パレット30の載置及びフォーク11の引き抜き動作を行う際、操作者Aが積み降ろしボタン2005を押下し続ける態様を例として説明したが、これに限られることはない。他の実施形態では、操作者Aが積み降ろしボタン2005を一回押下すると、操作者Aがボタンから手を離した後も、フォークリフト10がパレット30を荷台R2に載置してフォーク11を引き抜く一連の動作を自動的に継続して実行するようにしてもよい。この場合、操作者Aは、ボタンを押下し続けることなく、一回ボタンを押下する簡易な操作のみで、フォークリフト10にパレット30の積み降ろし完了までの一連の動作を実行させることができる。
また、フォークリフト10の状態通知部1003は、パレット30の穴からフォーク11を引き抜くと、コントローラ20に対し、載置が完了した状態まで進行したことを通知して(ステップS106)、出荷用シーケンスにおける自動運転動作を一時停止する。
載置完了の通知を受け付けると、コントローラ20は、荷役完了ボタン2006を点灯して、操作者Aに対しパレット30の載置が完了したことを通知するとともに、次の指示操作を促す。また、コントローラ20は、音声によりパレット30の載置が完了したことを操作者Aに通知してもよい。
操作者Aは、フォークリフト10が正常に荷役作業を完了した(パレット30がトラックの荷台R2の載置場所に正しく置かれた)ことを確認すると、コントローラ20の荷役完了ボタン2006を押下する。コントローラ20は、操作者Aにより荷役完了ボタン2006が押下されると(ステップS208)、フォークリフト10に対し次の荷役作業を実行するように指示する(ステップS209)。
フォークリフト10の自動運転制御部1001は、次の荷役実行指示を受け付けると、出荷用シーケンスにおける自動運転動作に復帰する。ここでは、自動運転制御部1001は、出荷用シーケンスに予め規定された新たなパレット取得用のサブシーケンスを実行する。具体的には、自動運転制御部1001は、フォーク用モータ104及び走行用モータ105を制御して、倉庫の積荷置き場R1に移動し、新たなパレット30を取得してトラックまで運搬する動作を自動的に実行する(ステップS107)。フォークリフト10は、新たなパレット30を取得後、再びステップS100に戻り、一連の荷役作業を再度行う。
なお、無人で動作するフォークリフト10は、走行中に他の物体(人、他のフォークリフト、障害物等)へ衝突することを抑制するため、制限速度(第1の速度)が設定されている。このため、フォークリフト10が積荷置き場R1とトラックとの間を往復する時間が長時間化する場合がある。このため、本実施形態に係るフォークリフト10は、操作者Aの指示により、制限速度を解除する機能を有している。
具体的には、まず、操作者Aは、フォークリフト10の走行経路上に他の物体が存在せず、安全な環境であるかを確認する。安全な環境であるか確認できたら、操作者Aは、コントローラ20のアクセル制限解除ボタン2007を押下する。コントローラ20は、操作者Aにより荷役完了ボタン2006が押下されると(ステップS210:YES)、このボタンが押下されている間だけ、フォークリフト10に対し制限速度を解除するように指示する(ステップS211)。また、コントローラ20は、アクセル制限解除ボタン2007の押下が検出されなくなったとき(ステップS210:NO)、フォークリフト10への制限速度を解除する指示を停止する。
フォークリフト10の自動運転制御部1001は、制限速度の解除指示を受信している間、高速移動用のサブシーケンスを実行する。具体的には、自動運転制御部1001は、走行用モータ105を制御して、制限速度よりも速い速度(第2の速度)で走行する(ステップS108)。また、自動運転制御部1001は、コントローラ20から制限速度を解除する指示を受信しなくなると、フォークリフト10の走行速度を制限速度まで落として走行する。
(荷降ろし作業の処理フロー)
図5は、本開示の一実施形態に係る荷降ろし作業の処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図5を参照しながら、本実施形態に係る荷役システム1における荷降ろし作業の処理(入荷用シーケンス)の一例について説明する。
まず、フォークリフト10の自動運転制御部1001は、入荷用シーケンスに規定された作業として、パレット取得位置(トラックの荷台R2)のパレット30を検出して取得する自動運転を行う(ステップS1000)。例えば、自動運転制御部1001は、センサ101でパレット30の位置(パレット30の穴の位置)を特定し、フォーク11をパレット30の穴に挿入してパレット30を取得するように、フォーク用モータ104を制御する。また、自動運転制御部1001は、フォーク11がパレット30の穴に挿入されると、パレット30を荷台から所定の高さ(例えば、荷台R2から10cm)に持ち上げて、フォーク11を停止させる。
次に、フォークリフト10の状態通知部1003は、トラックの荷台R2からパレット30を取得したところまで作業が進行したことをコントローラ20に通知して(ステップS1001)入荷用シーケンスにおける自動運転動作を一時停止する。
そうすると、コントローラ20は、左シフトボタン2003及び右シフトボタン2004を点灯させて、操作者Aに対しフォークリフト10がパレット30を取得したことを通知するとともに、次の指示操作を行うように促す。また、コントローラ20は、音声によりパレット30の取得が完了したことを操作者Aに通知してもよい。
操作者Aは、パレット30(積荷31)及び緩衝材32の配置を確認しつつ、コントローラ20の左シフトボタン2003又は右シフトボタン2004を押下して、パレット30の位置調整を行う。コントローラ20は、操作者Aにより左シフトボタン2003又は右シフトボタン2004が押下されると(ステップS2000:YES)、フォークリフト10に対しフォーク11を左側又は右側にシフトするように指示する(ステップS2001)。
フォークリフト10の自動運転制御部1001は、シフト指示を受け付けると、フォーク11の位置調整用のサブシーケンスを実行する。具体的には、自動運転制御部1001は、フォーク用モータ104を制御して、フォーク11を所定位置まで左側又は右側に移動させる。当該処理は、図3のステップS104と同様である。
なお、コントローラ20は、左シフトボタン2003又は右シフトボタン2004の押下を検出している間(ステップS2000:YES)、フォークリフト10にシフト指示を継続して出力するようにしてもよい。コントローラ20は、左シフトボタン2003又は右シフトボタン2004の押下が検出されなくなったとき(ステップS2000:NO)、フォークリフト10へのシフト指示を停止する。
また、パレット30の位置調整が不要であれば、操作者Aはコントローラ20の左シフトボタン2003又は右シフトボタン2004の操作を行わなくてもよい。即ち、ステップS2000、S2001、S1002は省略してもよい。
次に、操作者Aは、緩衝材32を撤去する。また、操作者Aは、隣接する積荷31同士が接触していないこと、緩衝材32が取り除かれていることを確認すると、コントローラ20の積み降ろしボタン2005を押下する。コントローラ20は、操作者Aにより積み降ろしボタン2005が押下されると(ステップS2002)、フォークリフト10に対しパレット30を荷台R2から降ろすように指示する(ステップS2003)。
フォークリフト10の自動運転制御部1001は、荷降ろし指示を受け付けると、入荷用シーケンスにおける自動運転動作に復帰する。ここでは、自動運転制御部1001は、入荷用シーケンスに予め規定された荷降ろし用のサブシーケンスを実行する。具体的には、自動運転制御部1001は、フォーク11を上方に移動させてパレット30をトラックの荷台R2から持ち上げた後、フォーク11を引いて、パレット30をバックレスト12まで引き寄せる動作を自動的に行う(ステップS1003)。
なお、コントローラ20は、積み降ろしボタン2005の押下が検出されている間、フォークリフト10に荷降ろし指示を継続して出力する。コントローラ20は、積み降ろしボタン2005の押下が検出されなくなると、フォークリフト10への荷降ろし指示を停止する。フォークリフト10は、載置指示を受信している間のみ、パレット30の荷降ろし用のサブシーケンスを実行する。なお、本実施形態では、パレット30の載置及びフォーク11の引き抜き動作を行う際、操作者Aが積み降ろしボタン2005を押下し続ける態様を例として説明したが、これに限られることはない。他の実施形態では、操作者Aが積み降ろしボタン2005を一回押下すると、操作者Aがボタンから手を離した後も、フォークリフト10がパレット30を荷台R2に載置してフォーク11を引き抜く一連の動作を自動的に継続して実行するようにしてもよい。この場合、操作者Aは、ボタンを押下し続けることなく、一回ボタンを押下する簡易な操作のみで、フォークリフト10にパレット30の積み降ろし完了までの一連の動作を実行させることができる。
また、フォークリフト10の状態通知部1003は、パレット30がバックレスト12に接触したことを検出すると、コントローラ20にパレット30の積載完了するまで作業が進行したことを通知して(ステップS1004)、入荷用シーケンスにおける自動運転動作を一時停止する。
積載完了の通知を受け付けると、コントローラ20は、荷役完了ボタン2006を点灯して、操作者Aに対し、フォークリフト10にパレット30が積載されたことを通知するとともに、次の指示操作を促す。また、コントローラ20は、音声によりパレット30の積載が完了したことを操作者Aに通知してもよい。
操作者Aは、フォークリフト10が正常に荷役作業を完了した(パレット30がフォークリフト10に積載された)ことを確認すると、コントローラ20の荷役完了ボタン2006を押下する。コントローラ20は、操作者Aにより荷役完了ボタン2006が押下されると(ステップS2004)、フォークリフト10に対し積載されたパレット30を載置位置(倉庫の積荷置き場R1)まで運搬するように指示する(ステップS2005)。
フォークリフト10の自動運転制御部1001は、運搬指示を受け付けると、入荷用シーケンスにおける自動運転動作に復帰する。ここでは、自動運転制御部1001は、入荷用シーケンスに予め規定されたパレット運搬用のサブシーケンスを実行する。具体的には、自動運転制御部1001は、フォーク用モータ104及び走行用モータ105を制御して、倉庫の積荷置き場R1に移動し、積載したパレット30を積荷置き場R1に載置する自動運転動作を行う(ステップS1005)。フォークリフト10は、パレット30の載置を完了すると、再びステップS1000に戻り、一連の荷役作業を再度行う。
なお、入荷時の荷役作業においても、操作者Aの操作により、フォークリフト10の速度制限を解除することが可能である。なお、図5のステップS2006、ステップS2007、ステップS1006は、それぞれ、図3のステップS210、ステップS211、ステップS108の処理と同様である。
(ハードウェア構成)
図6は、本開示の一実施形態に係るフォークリフト及びコントローラのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図6を参照しながら、本実施形態に係るフォークリフト10及びコントローラ20のハードウェア構成について説明する。
コンピュータ900は、プロセッサ901、主記憶装置902、補助記憶装置903、インタフェース904を備える。
上述のフォークリフト10、及びコントローラ20は、それぞれ一つ又は複数のコンピュータ900に実装される。そして、上述した各機能部の動作は、プログラムの形式で補助記憶装置903に記憶されている。プロセッサ901は、プログラムを補助記憶装置903から読み出して主記憶装置902に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、プロセッサ901は、プログラムに従って、上述した各記憶部に対応する記憶領域を主記憶装置902に確保する。プロセッサ901の例としては、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphic Processing Unit)、マイクロプロセッサなどが挙げられる。
プログラムは、コンピュータ900に発揮させる機能の一部を実現するためのものであってもよい。例えば、プログラムは、補助記憶装置903に既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせ、または他の装置に実装された他のプログラムとの組み合わせによって機能を発揮させるものであってもよい。なお、他の実施形態においては、コンピュータ900は、上記構成に加えて、または上記構成に代えてPLD(Programmable Logic Device)などのカスタムLSI(Large Scale Integrated Circuit)を備えてもよい。PLDの例としては、PAL(Programmable Array Logic)、GAL(Generic Array Logic)、CPLD(Complex Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)が挙げられる。この場合、プロセッサ901によって実現される機能の一部または全部が当該集積回路によって実現されてよい。このような集積回路も、プロセッサの一例に含まれる。
補助記憶装置903の例としては、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、半導体メモリ等が挙げられる。補助記憶装置903は、コンピュータ900のバスに直接接続された内部メディアであってもよいし、インタフェース904または通信回線を介してコンピュータ900に接続される外部記憶装置910であってもよい。また、このプログラムが通信回線によってコンピュータ900に配信される場合、配信を受けたコンピュータ900が当該プログラムを主記憶装置902に展開し、上記処理を実行してもよい。少なくとも1つの実施形態において、補助記憶装置903は、一時的でない有形の記憶媒体である。
また、当該プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。
さらに、当該プログラムは、前述した機能を補助記憶装置903に既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせで実現するもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
(作用効果)
以上のように、本実施形態に係るフォークリフト10は、シーケンスに従ってフォークリフト10の自動運転動作を制御する自動運転制御部1001と、シーケンスに規定された作業が所定の状態まで進行した場合に、自動運転動作を一時的に停止させて、コントローラ20を用いた操作者Aの指示を受け付ける指示受付部1002と、を備える。自動運転制御部1001は、操作者Aの指示を受け付けた場合、指示に応じたサブシーケンスに従って作業を実行する。
このようにすることで、フォークリフト10は、所定の作業を完了後に自動運転を停止して操作者Aによる指示を待ち受けるので、荷役作業が正常に行われているか、フォークリフト10近傍の作業者の安全が確保されているかを操作者Aが確認した後に、操作者Aの指示に応じた作業を実行することができる。これにより、人手による作業と、フォークリフト10の自動運転による作業とを安全に協調させることができる。
また、フォークリフト10は、シーケンスに規定された作業が所定の状態まで進行したことを、コントローラ20を通じて操作者Aに通知する状態通知部1003を備える。
このようにすることで、フォークリフト10は、操作者Aに対し、次の指示を促すことができる。これにより、フォークリフト10が所定の状態まで作業を進行させて一時停止した後、操作者Aの指示を受け付けるまでの時間を短縮化することができる。
また、コントローラ20は、フォークリフトから所定の状態まで作業を進行させたことを示す通知を受け付けると、次の作業に対応するボタンを点灯してもよい。
このようにすることで、コントローラ20は、操作者Aに対し、次の指示操作が何であるかを認識させることができる。これにより、操作者Aは、コントローラ20のボタンを確認しながら容易に作業を進めることができる。
また、自動運転制御部1001は、フォーク11を移動する指示を受け付けた場合、フォーク11を指定された方向に向かって、予め設定された位置に移動する作業を実行する。
このようにすることで、異なる操作者Aが指示を行っても、フォークリフト10に同一の動作をさせることが容易となる。これにより、操作者Aの熟練度によらず、フォークリフト10の作業精度を均一化させることができる。
また、自動運転制御部1001は、パレット30を取得又は載置する指示を受け付けた場合、予め規定されたパレット取得位置とパレット載置位置との間の走行経路を第1の速度(制限速度)で走行する。
このようにすることで、フォークリフト10は、操作者Aが簡易な指示を行うのみで、自動的にパレット取得位置又はパレット載置位置まで移動して、パレットを取得する作業、又は、載置する作業を実行することができる。また、このとき、フォークリフト10は制限速度で走行するため、フォークリフト10と他の物体(人、他のフォークリフト、障害物等)との衝突、接触を抑制することができる。
また、自動運転制御部1001は、制限速度を解除する指示を更に受け付けた場合、制限速度よりも速い第2の速度で走行経路を走行する。
このようにすることで、フォークリフト10は、操作者Aによる指示を受け付けた場合のみ、走行経路を走行する速度を上げて、移動時間を短縮することができる。また、操作者Aは、フォークリフト10周囲の安全が確認できたときのみ指示を行うようにすることで、フォークリフト10の走行速度を上げた際に他の物体と衝突、接触するリスクを抑制することができる。
以上、本開示の実施形態について詳細に説明したが、本発明の技術的思想を逸脱しない限り、これらに限定されることはなく、多少の設計変更等も可能である。
例えば、実施形態において、操作者Aがトラックのドライバである例について説明したが、これに限られることはない。
図7は、本開示の一実施形態の変形例に係る荷役システムの機能構成を示す図である。
例えば、図7に示すように、コントローラ20は、トラック及び積荷置き場R1が配置された作業場所とは異なる、遠隔制御室に設置されてもよい。この場合、遠隔制御室に駐在する操作者Aがコントローラ20を操作することにより、作業場所のフォークリフト10を遠隔操作する。
本変形例では、図7に示すように、作業場所には監視センサ40が設置されていてもよい。例えば、監視センサ40は、積荷置き場R1周辺、トラックの荷台R2周辺、フォークリフト10の走行経路等を監視するためのカメラである。監視センサ40が撮影した画像は、遠隔制御室に設置された監視モニタ41に表示される。操作者Aは、監視モニタ41を通じてフォークリフト10の作業状態、トラックのドライバによる緩衝材等の作業状態、フォークリフト10周辺の状態(他の物体の有無)等を確認し、コントローラ20を通じて荷積み作業(図3の一連の作業)、及び荷降ろし作業(図5の一連の作業)の指示を行うようにしてもよい。
<付記>
上述の実施形態に記載のフォークリフト、フォークリフトの制御方法、及びプログラムは、例えば以下のように把握される。
本開示の第1の態様によれば、フォークリフトは、自動運転可能なフォークリフトであって、荷役に係る作業を予め規定したシーケンスに従って、前記フォークリフトの自動運転動作を制御する自動運転制御部と、前記シーケンスに規定された作業が所定の状態まで進行した場合に、前記自動運転制御部による前記フォークリフトの自動運転動作を一時的に停止させて、外部電子端末を用いた操作者の指示を受け付ける指示受付部と、を備える。前記自動運転制御部は、前記支持受付部が前記操作者の指示を受け付けた場合、前記シーケンスを構成する複数のサブシーケンスのうち、当該指示に応じたサブシーケンスに従って、前記フォークリフトの動作を制御する。
このようにすることで、フォークリフトは、作業が所定の状態まで進行した後に自動運転を停止して操作者による指示を待ち受けるので、荷役作業が正常に行われているか、フォークリフト近傍の作業者の安全が確保されているかを操作者が確認した後に、操作者の指示に応じた作業を実行することができる。これにより、人手による作業と、フォークリフトの自動運転による作業とを安全に協調させることができる。
本開示の第2の態様によれば、第1の態様に係るフォークリフトは、前記シーケンスに規定された作業が所定の状態まで進行したことを前記操作者に通知する状態通知部を更に備える。
このようにすることで、フォークリフトは、操作者に対し、次の指示を促すことができる。これにより、フォークリフトが作業を終えてから、操作者の指示を受け付けるまでの時間を短縮化することができる。
本開示の第3の態様によれば、第1又は第2の態様に係るフォークリフトにおいて、前記自動運転制御部は、前記指示受付部がフォークを移動する指示を受け付けた場合、前記フォークを指定された方向に向かって、予め設定された位置に移動するサブシーケンスを実行する。
このようにすることで、異なる操作者が指示を行っても、フォークリフトに同一の動作をさせることが容易となる。これにより、操作者の熟練度によらず、フォークリフトの作業精度を均一化させることができる。
本開示の第4の態様によれば、第1から第3の何れか一の態様に係るフォークリフトにおいて、前記自動運転制御部は、前記指示受付部が前記操作者からパレットを取得又は載置する指示を受け付けた場合、予め規定されたパレット取得位置とパレット載置位置との間の走行経路を第1の速度で走行するサブシーケンスを実行する。
このようにすることで、フォークリフトは、操作者が簡易な指示を行うのみで、自動的にパレット取得位置又はパレット載置位置まで移動して、パレットを取得する作業、又は、載置する作業を実行することができる。
本開示の第5の態様によれば、第4の態様に係るフォークリフトにおいて、前記自動運転制御部は、前記指示受付部が前記操作者から制限速度を解除する指示を更に受け付けた場合、前記第1の速度よりも速い第2の速度で前記走行経路を走行するサブシーケンスを実行する。
このようにすることで、フォークリフトは、操作者による指示を受け付けた場合のみ、走行経路を走行する速度を上げて、移動時間を短縮することができる。また、操作者は、フォークリフト周囲の安全が確認できたときのみ指示を行うようにすることで、フォークリフトの走行速度を上げた際の衝突等のリスクを抑制することができる。
本開示の第6の態様によれば、前記自動運転制御部は、前記サブシーケンスに規定された作業を完了した場合に、前記シーケンスに復帰し、前記フォークリフトの自動運転動作を再開させる。
このようにすることで、フォークリフトは、操作者の指示によるサブシーケンスが完了して自動運転動作を再開した後は、操作者の指示がなくとも自動的に作業を自動的に実行することができる。これにより、操作者による指示操作を削減して、操作者の負荷を低減させることができる。
本開示の第7の態様によれば、前記シーケンスは、倉庫の積荷置き場からパレットを取得し、トラックの荷台に載置する出荷用シーケンスである。
本開示の第8の態様によれば、前記シーケンスは、トラックの荷台からパレットを取得し、倉庫の積荷置き場に載置する入荷用シーケンスである。
本開示の第9の態様によれば、前記指示受付部は、前記シーケンスに規定された作業が、前記パレットの後面が前記トラックの荷台内部の第1位置に到達するまでフォークが差し込まれた状態に進行した場合、前記フォークリフトの自動運転動作を一時的に停止させる。
本開示の第10の態様によれば、前記自動運転制御部は、前記指示受付部が前記操作者から荷役再開の指示を受け付けた場合、前記フォークリフトの自動運転動作を再開させ、前記パレットの前面が前記トラックの荷台内部の第2位置に到達するまでフォークを差し込む。
本開示の第11の態様によれば、前記自動運転制御部は、前記フォークリフトの自動運転動作が一時的に停止した後であって、前記指示受付部が前記操作者から荷役再開の指示を受け付ける前に、複数の前記パレット間に配置された緩衝材を固定するサブシーケンスを実行する。
本開示の第12の態様によれば、フォークリフトの制御方法は、荷役に係る作業を予め規定したシーケンスに従って、フォークリフトの自動運転動作を制御する自動運転ステップと、前記シーケンスに規定された作業が所定の状態まで進行した場合に、前記自動運転ステップによる前記フォークリフトの自動運転動作を一時的に停止させて、外部電子端末を用いた操作者の指示を受け付ける指示受付ステップと、を有する。前記自動運転ステップは、前記操作者の指示を受け付けた場合、前記シーケンスを構成する複数のサブシーケンスのうち、当該指示に応じたサブシーケンスに従って、前記フォークリフトの動作を制御する。
本開示の第13の態様によれば、プログラムは、荷役に係る作業を予め規定したシーケンスに従って、フォークリフトの自動運転動作を制御する自動運転ステップと、前記シーケンスに規定された作業が所定の状態まで進行した場合に、前記自動運転ステップによる前記フォークリフトの自動運転動作を一時的に停止させて、外部電子端末を用いた操作者の指示を受け付ける指示受付ステップと、をフォークリフトのコンピュータに実行させる。前記自動運転ステップは、前記操作者の指示を受け付けた場合、前記シーケンスを構成する複数のサブシーケンスのうち、当該指示に応じたサブシーケンスに従って、前記フォークリフトの動作を制御する。
1 荷役システム
10 フォークリフト
100 CPU
1001 自動運転制御部
1002 指示受付部
1003 状態通知部
101 センサ
102 記憶媒体
103 インタフェース
104 フォーク用モータ
105 走行用モータ
11 フォーク
12 バックレスト
20 コントローラ
200 操作受付部
2001 緩衝材作業完了ボタン
2002 荷役再開ボタン
2003 左シフトボタン
2004 右シフトボタン
2005 ボタン
2006 荷役完了ボタン
2007 アクセル制限解除ボタン
201 CPU
2011 状態取得部
30 パレット
31 積荷
32 緩衝材
40 監視センサ
41 監視モニタ
900 コンピュータ

Claims (13)

  1. 自動運転可能なフォークリフトであって、
    荷役に係る作業を予め規定したシーケンスに従って、前記フォークリフトの自動運転動作を制御する自動運転制御部と、
    前記シーケンスに規定された作業が所定の状態まで進行した場合に、前記自動運転制御部による前記フォークリフトの自動運転動作を一時的に停止させて、外部電子端末を用いた操作者の指示を受け付ける指示受付部と、
    を備え、
    前記自動運転制御部は、前記指示受付部が前記操作者の指示を受け付けた場合、前記シーケンスを構成する複数のサブシーケンスのうち、当該指示に応じたサブシーケンスに従って、前記フォークリフトの動作を制御する、
    フォークリフト。
  2. 前記シーケンスに規定された作業が所定の状態まで進行したことを前記操作者に通知する状態通知部を更に備える、
    請求項1に記載のフォークリフト。
  3. 前記自動運転制御部は、前記指示受付部が前記操作者からフォークを移動する指示を受け付けた場合、前記フォークを指定された方向に向かって、予め設定された位置に移動するサブシーケンスを実行する、
    請求項1又は2に記載のフォークリフト。
  4. 前記自動運転制御部は、前記指示受付部が前記操作者からパレットを取得又は載置する指示を受け付けた場合、予め規定されたパレット取得位置とパレット載置位置との間の走行経路を第1の速度で走行するサブシーケンスを実行する、
    請求項1から3の何れか一項に記載のフォークリフト。
  5. 前記自動運転制御部は、前記指示受付部が前記操作者から制限速度を解除する指示を更に受け付けた場合、前記第1の速度よりも速い第2の速度で前記走行経路を走行するサブシーケンスを実行する、
    請求項4に記載のフォークリフト。
  6. 前記自動運転制御部は、前記サブシーケンスに規定された作業を完了した場合に、前記シーケンスに復帰し、前記フォークリフトの自動運転動作を再開させる、
    請求項1に記載のフォークリフト。
  7. 前記シーケンスは、倉庫の積荷置き場からパレットを取得し、トラックの荷台に載置する出荷用シーケンスである、
    請求項1に記載のフォークリフト。
  8. 前記シーケンスは、トラックの荷台からパレットを取得し、倉庫の積荷置き場に載置する入荷用シーケンスである、
    請求項1に記載のフォークリフト。
  9. 前記指示受付部は、前記シーケンスに規定された作業が、前記パレットの後面が前記トラックの荷台内部の第1位置に到達するまでフォークが差し込まれた状態に進行した場合、前記フォークリフトの自動運転動作を一時的に停止させる、
    請求項7に記載のフォークリフト。
  10. 前記自動運転制御部は、前記指示受付部が前記操作者から荷役再開の指示を受け付けた場合、前記フォークリフトの自動運転動作を再開させ、前記パレットの前面が前記トラックの荷台内部の第2位置に到達するまでフォークを差し込む、
    請求項9に記載のフォークリフト。
  11. 前記自動運転制御部は、前記フォークリフトの自動運転動作が一時的に停止した後であって、前記指示受付部が前記操作者から荷役再開の指示を受け付ける前に、複数の前記パレット間に配置された緩衝材を固定するサブシーケンスを実行する、
    請求項10に記載のフォークリフト。
  12. 荷役に係る作業を予め規定したシーケンスに従って、フォークリフトの自動運転動作を制御する自動運転ステップと、
    前記シーケンスに規定された作業が所定の状態まで進行した場合に、前記自動運転ステップによる前記フォークリフトの自動運転動作を一時的に停止させて、外部電子端末を用いた操作者の指示を受け付ける指示受付ステップと、
    を有し、
    前記自動運転ステップは、前記操作者の指示を受け付けた場合、前記シーケンスを構成する複数のサブシーケンスのうち、当該指示に応じたサブシーケンスに従って、前記フォークリフトの動作を制御する、
    フォークリフトの制御方法。
  13. 荷役に係る作業を予め規定したシーケンスに従って、フォークリフトの自動運転動作を制御する自動運転ステップと、
    前記シーケンスに規定された作業が所定の状態まで進行した場合に、前記自動運転ステップによる前記フォークリフトの自動運転動作を一時的に停止させて、外部電子端末を用いた操作者の指示を受け付ける指示受付ステップと、
    をフォークリフトのコンピュータに実行させ、
    前記自動運転ステップは、前記操作者の指示を受け付けた場合、前記シーケンスを構成する複数のサブシーケンスのうち、当該指示に応じたサブシーケンスに従って、前記フォークリフトの動作を制御する、
    プログラム。
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