JP2021194392A - トイレ用肘掛け装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】便座に対する立ち座りを容易にするだけでなく、フレイル予防運動や便秘の人の快便支援に有効なトイレ用肘掛け装置を提供する。【解決手段】便座蓋51を備えた洋式の便器50に組み合わせて使用されるトイレ用肘掛け装置10を、支柱取り付け部11cを有する左右一対のベース部材11aを便器50の前方を通る連結部材11bで連結した一体フレーム11と、一体フレーム11におけるそれぞれの支柱取り付け部11cに取り付けられ、便器50の左右で立設される左右一対の支柱部材12と、支柱部材12の上部に対して回動可能な状態で取り付けられた肘掛け13と、肘掛け13に一体化された背もたれ14とを備えたものとし、肘掛け13を回動させ、背もたれ14を肘掛け13と一体に回動させることで、背もたれ14を便座蓋51の前面の所望の場所に配置できるようにした。【選択図】 図1

Description

本発明は、洋式の便器に取り付けて使用されるトイレ用肘掛け装置に関する。
洋式の便器に取り付けて使用されるトイレ用肘掛け装置としては、例えば特許文献1の図1及び図2に示されるように、便器の左側方及び右側方に立設される左右一対の支柱部材と、支柱部材の上部に対して回動可能な状態で取り付けられたアームレスト4(肘掛け)と、便座の後部上方に配された背もたれ部3d(背もたれ)とを備えたものが知られている。同文献のトイレ用肘掛け装置において、アームレスト4(肘掛け)は、支柱部材に対して上下回動可能な状態で取り付けられており、その高さを調節することができるようになっている。また、背もたれ部3d(背もたれ)は、左右の支柱部材を連結して一体化させる連結部3d(連結フレーム)の中央部分に設けられている。
この種のトイレ用肘掛け装置を設置すると、
[1]立ち座り(便座に座る動作と、便座から立ち上がる動作のこと。以下同じ。)の際に、肘掛けを掴んだり、肘掛けに寄り掛かったりすることが可能になり、楽に立ち座りできるようになる。
[2]排便時の姿勢を安定させることができる。
というメリットが得られる。
このため、この種のトイレ用肘掛け装置は、身体の不自由な人がいる家庭や、そのような人が利用する施設に設置されることが多い。
特開2006−109893号公報
ところで、日本では、高齢化が急速に進んでおり、介護や医療費等の社会保障費がさらに増大することが予想されている。このため、近年では、フレイル(加齢によって筋力や活動が低下した状態)を予防することの重要性が指摘されるようになっている。しかし、従来のトイレ用肘掛け装置は、高齢者や身体障碍者等、身体機能が既に低下した人を対象としたものとなっており、フレイルの予防を目的としたものとはなっていなかった。
また、近年は、便秘に悩む人が増えつつある。便秘にならないようにするためには、適度な運動を心掛けるとともに、決まった時間にトイレに行って排便を習慣づけることが有効であると言われている。しかし、トイレに行っても、便意が生じずなかなか排便できないのであれば、規則正しい排便を習慣づけることは難しい。この点、従来のトイレ用肘掛け装置は、身体の補助を目的としたものとなっており、排便を支援することにまで着目したトイレ用肘掛け装置は、存在しなかった。
さらに、従来のトイレ用肘掛け装置は、嵩張るものが多く、狭いトイレ個室に設置しにくい場合もあった。加えて、上記の特許文献1のトイレ用肘掛け装置のように、背もたれを備えたものは、家庭用の洋式の便器には使用しにくかった。というのも、家庭用の洋式の便器には、通常、便座蓋が備え付けられているところ、便座蓋を開閉する際に背もたれが邪魔になるからである。
本発明は、上記課題を解決するために為されたものであり、便座に対する立ち座りを容易にするだけでなく、フレイル予防運動や便秘の人の快便支援に有効なトイレ用肘掛け装置を提供するものである。また、トイレ個室が狭い場合や、便座蓋を備えた便器にも好適に使用することができるトイレ用肘掛け装置を提供することも本発明の目的である。
上記課題は、
便座蓋を備えた洋式の便器に組み合わせて使用されるトイレ用肘掛け装置であって、
支柱取り付け部を有する左右一対のベース部材を、便器の前方を通る連結部材で連結した一体フレームと、
一体フレームにおけるそれぞれの支柱取り付け部に取り付けられ、便器の左右で立設される左右一対の支柱部材と、
支柱部材の上部に対して回動可能な状態で取り付けられた肘掛けと、
肘掛けに一体化された背もたれと
を備え、
肘掛けを回動させ、背もたれを肘掛けと一体に回動させることで、背もたれを便座蓋前面の所望の場所に配置できるようにした
ことを特徴とするトイレ用肘掛け装置
を提供することによって解決される。
これにより、便座に対して立ち座りをする際には、肘掛けを掴んだり、肘掛けに寄り掛かったりすることができるようになる。このため、便座に対する立ち座りを容易に行うことが可能になる。また、便座に座った後には、肘掛けに腕を載せたり、背もたれの腰当て部に腰を当てたりすることで、排便しやすい姿勢で安定させることができる。このとき、肘掛けや腰当て部(背もたれ)を適切な位置を調節すれば、より排便しやすい姿勢に保ちやすくなる。さらに、本発明のトイレ用肘掛け装置を設置すると、肘掛けを掴みながらスクワットをしたり、腰を捻ったり、腰当て部(背もたれ)に腰を当てて上体を後側に反らせたり等、内臓を刺激する運動を行うことが可能になる。この運動を排便前に行うことで、快便を支援することができる。加えて、上記の運動を毎日継続することによって、フレイルの予防も期待できる。このとき、肘掛けや腰当て部(背もたれ)を適切な位置に調節すれば、便意を促す排便姿勢やフレイルを予防する運動をより効果的に行うことが可能である。
また、肘掛け及び背もたれを一体に回動できる構造を採用したことによって、トイレ用肘掛け装置を家庭の洋式の便器にも好適に使用できるようになる。すなわち、家庭のトイレは、面積が小さく、出入り口が小さいことが多いところ、トイレ用肘掛け装置をトイレの出入り口から搬入する際に、肘掛け及び背もたれを邪魔にならない位置に移動させることができる。また、家庭用の洋式の便器は、便座蓋を備えていることが多いところ、便座蓋を開閉する際には、背もたれを便座蓋の開閉の邪魔にならない位置に移動させることができる。
一般家庭のトイレにおいては、個室が狭いことや、便器に便座蓋が備えられている場合が多いことを考慮して、本発明のトイレ用肘掛け装置における肘掛けと背もたれの回動態様や設け方として、いくつかの好ましいパターンを提案する。
まず、肘掛けを、支柱部材の上部から前方に迫り出した部分として、支柱部材の上部に対して水平回動可能な状態で取り付け、背もたれを、支柱部材の上部から後方に迫り出した状態で肘掛けの後部に固定された部分とする態様を提案する。以下においては、この態様のトイレ用肘掛け装置を、「第一実施態様のトイレ用肘掛け装置」と呼ぶことがある。第一実施態様のトイレ用肘掛け装置では、左右一対の肘掛けの先端(前端)を、支柱部材を回転中心として外側に回転移動させる(左右に開く)と、左右一対の背もたれの先端(後端)が内側に移動した状態(左右に閉じた状態)となる。なお、肘掛けの先端(前端)が内側にあるときには、背もたれは、便座の上方から外側に外れた位置(外側位置)にあり、便座蓋の開閉が可能になる。
また、肘掛けを、支柱部材の上部から前方に迫り出した部分として、支柱部材の上部に対して水平回動可能な状態で取り付け、肘掛けを支柱部材の上部から後方に迫り出した状態となるまで水平回動させることによって、その肘掛けを背もたれに切り替えることができるようにする態様を提案する。以下においては、この態様のトイレ用肘掛け装置を、「第二実施態様のトイレ用肘掛け装置」と呼ぶことがある。第二実施態様のトイレ用肘掛け装置では、肘掛けの向きによって、その肘掛けが「肘掛け」になるか「背もたれ」になるかが決まる。このため、肘掛けと背もたれは、択一的に用いられるようになる。
さらに、背もたれを、肘掛けの後部から後方に迫り出した状態で設けられた部分とし、背もたれの不使用時には、肘掛けの回動で背もたれが上方に回動し、次いで外方に回動して便座の外側に逃げる構造とした態様を提案する。以下においては、この態様のトイレ用肘掛け装置を、「第三実施態様のトイレ用肘掛け装置」と呼ぶことがある。第三実施態様のトイレ用肘掛け装置では、背もたれは、便座の外側から便座蓋前面の中央近傍の位置(使用位置)に寄り合う構造となっている。背もたれを使用しないときには、背もたれと一体の肘掛けを操作することによって、背もたれを便座の上方を通って外側に逃す。この状態においては、便座蓋を開閉することが可能になる。なお、第三実施態様のトイレ用肘掛け装置では、肘掛けを回動させると、肘掛けが左右に傾く構造となっている。その傾きの程度は、回動中心の位置と肘掛けまでの距離で決まる。このため、回動中心の位置を低くする(床上200mm程度までに抑える)と、回動中心から肘掛けまでの距離を長く確保することができる。したがって、肘掛けの左右の傾きを30度以下に抑えることも可能である。
本発明のトイレ用肘掛け装置においては、肘掛け及び背もたれの使用位置を無段階又は多段階で調節する使用位置調節機構を設けることが好ましい。これにより、利用者の体格や好みに応じて、肘掛けや背もたれの使用位置を調節することができるようになる。このため、上述した立ち座りのアシスト効果や、排便のアシスト効果や、フレイルの予防効果をさらに優れたものとすることが可能になる。
ここで、使用位置調節機構は、その種類を特に限定されず、ラッチ機構等により実現してもよいが、ロックばね機構により実現することが好ましい。
すなわち、
使用位置調節機構を、
支柱部材に対して動かない状態で取り付けられた取り付け部材と、
取り付け部材に一体的に固定されたロックドラムと、
肘掛けの本体部分に、ロックドラムと同一軸上に配されるように形成された筒状壁部と、
ロックドラム及びアーム部材の筒状壁部に外嵌されたコイルばねからなるロックばねと、
ロックばねの自由端を操作するカム機構と
で構成することが好ましい。
これにより、肘掛けや背もたれの使用位置を無段階で調節するだけでなく、使用位置における肘掛けや背もたれをその位置でしっかりと保持させることも可能になる。
本発明のトイレ用肘掛け装置においては、肘掛けよりも高い位置で使用位置を調節可能な手摺り部材を設けることも好ましい。これにより、立ち座りの動作にバリエーションを持たせ、便座に対する立ち座りをさらに行いやすくすることができる。また、上記の排便前の運動やフレイルの予防運動にもバリエーションを持たせることも可能になる。
以上のように、本発明によって、便座に対する立ち座りを容易にするだけでなく、フレイル予防運動や便秘の人の快便支援に有効なトイレ用肘掛け装置を提供することが可能になる。また、トイレ個室が狭い場合や、便座蓋を備えた便器にも好適に使用することができるトイレ用肘掛け装置を提供することも可能になる。
第一実施態様のトイレ用肘掛け装置を、(a)上方から見た状態(平面図)と、(b)側方から見た状態(側面図)とをそれぞれ示した図である。 本発明のトイレ用肘掛け装置で好適に採用しうる使用位置調節機構の一例を示した図であって、肘掛けを、(a)外方から見た状態と、(b)内方から見た状態と、(c)長手方向に切断した状態と、をそれぞれ示した図である。 図2(c)に示した肘掛けのロックばね周辺を拡大して示した図であって、(a)ロックばねの中心線に沿って肘掛けを長手方向に切断した状態と、(b)ロックばねの中心線に沿って肘掛けを巾方向に切断した状態と、をそれぞれ示した断面図である。 第二実施態様のトイレ用肘掛け装置を、(a)上方から見た状態(平面図)と、(b)側方から見た状態(側面図)とをそれぞれ示した図である。 第三実施態様のトイレ用肘掛け装置を、(a)上方から見た状態(平面図)と、(b)前方から見た状態(正面図)とをそれぞれ示した図である。
本発明のトイレ用肘掛け装置の好適な実施態様について、図面を用いてより具体的に説明する。以下においては、3つの実施態様(第一実施態様、第二実施態様及び第三実施態様)を例に挙げて説明する。しかし、本発明の技術的範囲は、これらの実施態様に限定されない。本発明のトイレ用肘掛け装置には、発明の趣旨を損なわない範囲で適宜変更を施すことができる。
1.第一実施態様のトイレ用肘掛け装置
まず、第一実施態様のトイレ用肘掛け装置について説明する。図1は、第一実施態様のトイレ用肘掛け装置10を、(a)上方から見た状態(平面図)と、(b)側方から見た状態(側面図)とをそれぞれ示した図である。図1(a)の紙面に向かって左側(左右中心面Sよりも左側の部分)は、肘掛け13を使用しているときの状態を示しており、同図の紙面に向かって右側(左右中心面Sよりも右側の部分)は、背もたれ14を使用しているときの状態を示している。第一実施態様のトイレ用肘掛け装置10は、図1に示すように、便座蓋51を備えた洋式の便器50に組み合わせて使用される。このトイレ用肘掛け装置10は、一体フレーム11と、左右一対の支柱部材12と、左右一対の肘掛け13と、左右一対の背もたれ14とを備えた組立構造である。
一体フレーム11は、図1(a)に示すように、便器50の両脇の床面に設置される左右一対のベース部材11aと、これらのベース部材11aを連結する連結部材11bとを備えている。それぞれのベース部材11aの前後方向中間部には、支柱部材12を取り付けるための支柱取り付け部11cが設けられている。
連結部材11bは、便器50の前方下部を横切るように配される棒状の部材となっており、便器50に干渉しないように、その中央区間が前方に突出するように平面視V字状に折り曲げられた形態を有している。連結部材11bの左右方向両端部は、左右のベース部材11aに溶接結合された支柱取り付け部11cに溶接等で一体化されている。このように、トイレ用肘掛け装置10の下部構造として、左右で一体の一体フレーム11を採用したことで、トイレ用肘掛け装置10の剛性が高められている。また、組立前の一体フレーム11の背丈は低い。
支柱部材12は、便器50の左右で上下方向に立設される柱状の部材となっている。支柱部材12は、左右のベース部材11aにおける支柱取り付け部11cにそれぞれ挿通され、支柱取り付け部11cから抜けないようにボルトや抜け止めピン等で固定される。支柱部材12の上端部には、肘掛け13が回動可能な状態で取り付けられている。第一実施態様のトイレ用肘掛け装置10において、肘掛け13は、図1(a)に示すように、便座中心より前寄りの回動中心線Lを中心として水平回動できるだけでなく、図1(b)に示すように、回動中心線Lを中心として上下回動させることができるようになっている。図1(a)における範囲α及び図1(b)における範囲αは、それぞれ、肘掛け13を調節可能な水平回動の範囲α及び上下回動の範囲αを示している。
支柱部材12に対して肘掛け13を水平回動させる機構は、特に限定されない。第一実施態様のトイレ用肘掛け装置10においては、肘掛け13の基端部(後端部)に水平回動ブラケット15を設け、この水平回動ブラケット15を支柱部材12の上端部に対して水平回動可能な状態で挿通することによって、肘掛け13が水平回動できるようにしている。肘掛け13を水平回動させる際の角度(肘掛け13の左右位置(内外位置))は、水平回動ブラケット15及び支柱部材12に設けた図示省略の凹凸を噛み合わせること等によって、固定することができる。この場合、肘掛け13を僅かに持ち上げると、肘掛け13を水平回動させることが可能な状態となる。肘掛け13の水平回動の角度を固定する機構は、これに限定されず、ラッチ機構や、プッシュボタン機構(ボタンを押すと支柱部材12に対する水平回動ブラケット15のロックが解除される機構)や、後述するロックばね機構等を採用することもできる。
また、支柱部材12に対して肘掛け13を上下回動させる機構も、特に限定されないところ、使用位置(高さ)を調節可能な機構を採用することが好ましい。第一実施態様のトイレ用肘掛け装置10では、同機構として、図2及び図3に示すように、ロックばね機構16を用いた使用位置調節機構16を採用している。図2は、肘掛け13の使用位置調節機構の一例を示した図である。図2(a)は、肘掛け13を外方から見た状態を、図2(b)は、肘掛け13を内方から見た状態を、図3(c)は、肘掛け13を長手方向に切断した状態を、それぞれ示している。図3は、図2(c)の肘掛け13のロックばね16cの周辺を拡大して示した図である。図3(a)は、ロックばね16cの中心線に沿って肘掛け13を長手方向に切断した状態を、図3(b)は、ロックばね16cの中心線に沿って肘掛け13を巾方向に切断した状態を、それぞれ示している。
第一実施態様のトイレ用肘掛け装置10における肘掛け13で採用した使用位置調節機構16は、特許第6685527号公報に記載の「高さ調節式のアームレスト」で採用されたものと同様のものとなっている。具体的には、肘掛け13を、図2に示すように、取り付け部材16a及びロックドラム16b等からなる固定側部材と、肘掛け本体(肘掛け13のフレーム)等からなる回動側部材と、ロックばね16c及びカム機構16c,16c等からなるロックばね機構16とで構成している。図3に示すように、肘掛け本体(肘掛け13のフレーム)には、筒状壁部13aが設けられている。この筒状壁部13aは、ロックドラム16bと同一軸上に配されており、肘掛け本体13(回動側部材)は、ロックドラム16bを軸として上下方向に回動(上下回動)するようになっている。
ロックばね16cは、ロックドラム16b及び筒状壁部13aに外嵌されており、その自由端βがカム機構16c,16cによって操作されるようになっている。カム機構16cは、ロックばね16cによるロックを解除するロック解除カムとなっており、カム機構16cは、ロックばね16cによるロックを復帰するロック復帰カムとなっている。これにより、肘掛け本体13が使用時最下方位置と使用時最上方位置との間の高さ調節範囲にあるときには、肘掛け本体13の上方回動を許容しながらも下方回動を規制するロック状態を発現させ、肘掛け本体13が使用時最上方位置を越えると、肘掛け本体13の下方回動が許容されるようになっている。
図2(b)に示すように、固定側部材における、回動側部材の上下回動の回転中心Lを挟んで対向する一対2箇所以上には、下側ストッパー用当接部γを設けている。また、回動側部材には、肘掛け本体(肘掛け13)が使用時最下方位置となったときに一対2箇所以上の下側ストッパー用当接部γにそれぞれ当接する一対2箇所以上の下側ストッパー用被当接部γを設けている。それぞれの下側ストッパー用被当接部γは、回動側部材に形成された窪み部の段差部壁面とされるとともに、断面補強された段付成形部となっている。肘掛け本体(肘掛け13)が使用時最上方位置となったときに互いに当接する上側ストッパー用当接部δと上側ストッパー用被当接部δも、同様に形成している。
肘掛け13の使用位置調節機構16を上記の構成とすることによって、肘掛けの高さを無段階で調節できるだけでなく、肘掛け13の構成部材の板厚を小さくすることができ、肘掛け13の軽量化を図ることが可能になる。また、肘掛け13の構成部材を所望の形状に加工しやすくなるため、その構成部材の順送化(プログレ化)を促進して、肘掛け13の製造コストを抑えることも可能になる。詳しい内容は、特許第6685527号公報を参照されたい。
背もたれ14は、図1(a)に示すように、左右に分割して形成されている。第一実施態様のトイレ用肘掛け装置10においては、左右の肘掛け13を、それぞれ左右の支柱部材12の上部から前方に迫り出すように設けたところ、左側の背もたれ14は、左側の肘掛け13の後部に固定されて一体化され、右側の背もたれ14は、右側の肘掛け13の後部に固定されて一体化されている。このため、左右一対の肘掛け13の先端(前端)を、支柱部材12を回転中心として外側に回転移動させる(左右に開く)と、左右一対の背もたれ14の先端(後端)が内側に移動した状態(左右に閉じた状態)となるようになっている。
左右の背もたれ14は、それを使用位置(内側位置)に移動させたときに背もたれとして機能できるのであれば、その形態を特に限定されない。第一実施態様のトイレ用肘掛け装置10では、それぞれの背もたれ14を、肘掛け13の後部から後ろ向きに延びる背もたれ基部と、背もたれ基部の後端部から内方に延びる背もたれ先部とを有する平面視L字状に形成している。背もたれ先部は、便器50の利用者の腰に後側から宛がう腰当て部として機能するようになっている。
既に述べたように、便座蓋51を備えた便器50に組み合わせて使用するトイレ用肘掛け装置10において、背もたれ14を設けると、便座蓋51を開閉する際に、背もたれ14が邪魔になるところ、第一実施態様のトイレ用肘掛け装置10では、肘掛け13の先端(前端)を内側に移動させることで、背もたれ14を、便座の上方から外側に外れた位置(外側位置)に逃すことができる。このため、背もたれ14に干渉させることなく、便座蓋51を開閉することが可能となっている。
また、家庭用のトイレは、面積が小さく、出入り口も小さめであることが多いため、肘掛け13や背もたれ14を備えたトイレ用肘掛け装置10は、家庭用のトイレに設置しにくいこともある。この点、第一実施態様のトイレ用肘掛け装置10では、肘掛け13及び背もたれ14を一体に回動できる構造を採用したことによって、肘掛け13の先端(前端)を真っすぐ前方に向けると、肘掛け13及び背もたれ14を左右のベース部材11aから外方に突出しない位置に収めることが可能となっている。したがって、出入り口が小さいトイレにもトイレ用肘掛け装置を搬入及び設置することが可能となっている。なお、トイレ用肘掛け装置を組立構造としたことで、組立前の搬入も可能である。
このように、第一実施態様のトイレ用肘掛け装置10は、肘掛け13及び背もたれ14を備えているところ、図1(a)に示すように、さらに、左右一対の手摺り17も備えている。この手摺り17は、便器50に対して立ち座りする際に手で掴みやすいように、手摺り17よりも高い位置に設けている。また、トイレの個室の左側や右側の壁面には、トイレットペーパーを保持するトイレットペーパーホルダが設けられていることが多いところ、手摺り17は、このトイレットペーパーホルダよりも高くなっており、トイレットペーパーを使用する際に、手摺り17が邪魔になりにくくしている。
ただし、手摺り17が、トイレ用肘掛け装置10に対して固定されていると、トイレ用肘掛け装置10をトイレに搬入したり設置したりする際に、手摺り17が邪魔になるおそれがある。また、便器50に立ち座りする際には、手摺り17を立ち座りの邪魔にならない外側位置に設置したい一方、便器50に座って排便する際には、手摺り17が身体の前側になるように内側位置に設置したいこともある等、状況によって手摺り17の位置を変えたい場合がある。このため、第一実施態様のトイレ用肘掛け装置10においては、肘掛け13や背もたれ14だけでなく、手摺り17も、水平回動させることができるようにしている。
具体的には、図1(b)に示すように、手摺り用連結部材11bを介して、手摺り17を支柱部材12に取り付けている。手摺り用連結部材11bは、横軸部及び縦軸部を有する側面視逆L字状の部材となっている。手摺り17は、手摺り用連結部材11bの横軸部の前端に固定されている。また、手摺り用連結部材11bの縦軸部は、支柱部材12の外周部に設けられた軸支ブラケット18に挿通されて軸支された状態となっている。これにより、手摺り17は、支柱部材12(より厳密には、手摺り用連結部材11bの縦軸部)を中心として水平回動させることができるようになっている。
以上のように、第一実施態様のトイレ用肘掛け装置10は、肘掛け13、背もたれ14及び手摺り17を備えており、便器50に立ち座りする際や、便器50に座って排便する際に、身体を安定させやすいものとなっている。また、便器50の利用者に便意を促す排便姿勢(快便姿勢)をとらせることもできる。さらに、便器50の利用者が、便意を促す運動や、フレイルを予防する運動を行う際に、その運動を補助することも可能となっている。加えて、肘掛け13、背もたれ14及び手摺り17は、その位置を水平方向(左右方向)で調節可能であることに加えて、肘掛け13は、上下位置(高さ)も変化させることができる。したがって、便器50の利用者の体格や好みや状況等に応じて、肘掛け13、背もたれ14及び手摺り17をより適切な位置に移動させることも可能となっている。
2.第二実施態様のトイレ用肘掛け装置
続いて、第二実施態様のトイレ用肘掛け装置について説明する。図4は、第二実施態様のトイレ用肘掛け装置10を、(a)上方から見た状態(平面図)と、(b)側方から見た状態(側面図)とをそれぞれ示した図である。図4(a)の紙面に向かって左側(左右中心面Sよりも左側の部分)は、肘掛け13を使用しているときの状態を示しており、同図の紙面に向かって右側(左右中心面Sよりも右側の部分)は、背もたれ14を使用しているときの状態を示している。第二実施態様のトイレ用肘掛け装置10については、既に述べた第一実施態様のトイレ用肘掛け装置10(図1)と異なる構成を中心に説明する。第二実施態様のトイレ用肘掛け装置10について特に言及しない構成については、第一実施態様のトイレ用肘掛け装置10で採用したものと同様の構成を採用することができる。
第一実施態様のトイレ用肘掛け装置10(図1)と同様、第二実施態様のトイレ用肘掛け装置10(図4)においても、肘掛け13は、図4(a)に示すように、水平回動できるだけでなく、図4(b)に示すように、上下回動させることができる構造となっている。ただし、第一実施態様のトイレ用肘掛け装置10(図1)では、背もたれ14が、肘掛け13の後部に固定されており、支柱部材12の上部から後方に迫り出した状態となっていた。これに対し、第二実施態様のトイレ用肘掛け装置10では、図4に示すように、肘掛け13と背もたれ14とが共通部材19に設けられており、その共通部材19の向きを変えることによって、肘掛け13と背もたれ14とが切り替わるようになっている。具体的には、図4(a)の左側に示すように、共通部材19の先端を前向きとすれば、その共通部材19が肘掛け13となり、図4(b)の右側に示すように、共通部材19の先端を内向きとすれば、その共通部材19が背もたれ14となるようになっている。
第二実施態様のトイレ用肘掛け装置10は、肘掛け13と背もたれ14とを共通部材19に設けて、肘掛け13と背もたれ14とを択一的に用いるようにすることで、トイレ用肘掛け装置10の部品点数を少なくすることができるものとなっている。この場合の回転中心Lは、便座中心よりも後寄りにするとよい。

3.第三実施態様のトイレ用肘掛け装置
最後に、第三実施態様のトイレ用肘掛け装置について説明する。図5は、第三実施態様のトイレ用肘掛け装置を、(a)上方から見た状態(平面図)と、(b)前方から見た状態(正面図)とをそれぞれ示した図である。図5(a)の紙面に向かって左側(左右中心面Sよりも左側の部分)は、背もたれ14を使用しないときの状態を示しており、同図の紙面に向かって右側(左右中心面Sよりも右側の部分)は、背もたれ14を使用しているときの状態を示している。第三実施態様のトイレ用肘掛け装置10については、既に述べた第一実施態様のトイレ用肘掛け装置10(図1)や第二実施態様のトイレ用肘掛け装置10(図4)と異なる構成を中心に説明する。第三実施態様のトイレ用肘掛け装置10について特に言及しない構成については、第一実施態様のトイレ用肘掛け装置10や第二実施態様のトイレ用肘掛け装置10で採用したものと同様の構成を採用することができる。
第一実施態様のトイレ用肘掛け装置10(図1)では、肘掛け13及び背もたれ14が水平回動及び上下回動する構造となっていた。これに対し、第三実施態様のトイレ用肘掛け装置10では、図5(b)に示すように、支柱部材12の上方で、背もたれ14が肘掛け13とともに前後方向の回動中心線Lを中心として回動する構造となっている。具体的には、背もたれ14を使用しないときには、図5(a)及び図5(b)の左側に示すように、背もたれ14を便座の上方から外側に逃げた位置(退避位置)としながらも、背もたれ14を使用するときには、図5(a)及び図5(b)の右側に示すように、背もたれ14を退避位置から内方乃至は下方に回動させて便座の上方(便座蓋51の前面側)の位置(使用位置)まで移動させることができるようになっている。背もたれ14が退避位置にあるときには、便座蓋51を開閉することが可能である。
ところで、第三実施態様のトイレ用肘掛け装置10は、図5(b)に示すように、背もたれ14が退避位置にあるときと使用位置にあるときとで、肘掛け13が左右に傾く構造となっている。この傾きが大きいと、背もたれ14が退避位置にあるときと使用位置にあるときとのいずれか一方で、肘掛け13に肘を載せにくくなるおそれがある。この点、第三実施態様のトイレ用肘掛け装置10では、床から回動中心線Lまでの高さHを200mm程度に抑えることで、回動中心線Lから肘掛け13までの距離を長く確保し、肘掛け13の左右の傾きを30度以下に抑えている。これにより、背もたれ14が退避位置にあるときと使用位置にあるときとの双方で、肘掛け13を利用することが可能となっている。
10 トイレ用肘掛け装置
11 一体フレーム
11a ベース部材
11b 連結部材
11c 支柱取り付け部
12 支柱部材
13 肘掛け(肘掛け本体)
13a 筒状壁部
14 背もたれ
15 水平回動ブラケット
16 使用位置調節機構
16a 取り付け部材
16b ロックドラム
16c ロックばね機構
16c ロックばね
16c カム機構
17 手摺り
18 軸支ブラケット
19 共通部材
50 便器
51 便座蓋
α 肘掛けの水平回動範囲
α 肘掛けの上下回動範囲
β ロックばねの一端部(自由端)
β ロックばねの他端部(固定端)
γ 下側ストッパー用当接部
γ 下側ストッパー用被当接部
δ 上側ストッパー用当接部
δ 上側ストッパー用被当接部
ここで、使用位置調節機構は、その種類を特に限定されず、ラッチ機構等により実現してもよいが、ロックばね機構により実現することが好ましい。
すなわち、
使用位置調節機構を、
支柱部材に対して動かない状態で取り付けられた取り付け部材と、
取り付け部材に一体的に固定されたロックドラムと、
肘掛けの本体部分に、ロックドラムと同一軸上に配されるように形成された筒状壁部と、
ロックドラム及び前記筒状壁部に外嵌されたコイルばねからなるロックばねと、
ロックばねの自由端を操作するカム機構と
で構成することが好ましい。
これにより、肘掛けや背もたれの使用位置を無段階で調節するだけでなく、使用位置における肘掛けや背もたれをその位置でしっかりと保持させることも可能になる。

Claims (7)

  1. 便座蓋を備えた洋式の便器に組み合わせて使用されるトイレ用肘掛け装置であって、
    支柱取り付け部を有する左右一対のベース部材を、便器の前方を通る連結部材で連結した一体フレームと、
    一体フレームにおけるそれぞれの支柱取り付け部に取り付けられ、便器の左右で立設される左右一対の支柱部材と、
    支柱部材の上部に対して回動可能な状態で取り付けられた肘掛けと、
    肘掛けに一体化された背もたれと
    を備え、
    肘掛けを回動させ、背もたれを肘掛けと一体に回動させることで、背もたれを便座蓋前面の所望の場所に配置できるようにした
    ことを特徴とするトイレ用肘掛け装置。
  2. 肘掛けが、支柱部材の上部から前方に迫り出した部分とされて、支柱部材の上部に対して水平回動可能な状態で取り付けられ、
    背もたれが、支柱部材の上部から後方に迫り出した状態で肘掛けの後部に固定された部分とされた
    請求項1記載のトイレ用肘掛け装置。
  3. 肘掛けが、支柱部材の上部から前方に迫り出した部分とされて、支柱部材の上部に対して水平回動可能な状態で取り付けられ、
    肘掛けを支柱部材の上部から後方に迫り出した状態となるまで水平回動させることによって、その肘掛けを背もたれに切り替えることができるようにした
    請求項1記載のトイレ用肘掛け装置。
  4. 背もたれが、肘掛けの後部から後方に迫り出した状態で設けられた部分とされ、
    背もたれの不使用時には、肘掛けの回動で背もたれが上方に回動し、次いで外方に回動して便座の外側に逃げる構造とされた
    請求項1記載のトイレ用肘掛け装置。
  5. 肘掛け及び背もたれの使用位置を無段階又は多段階で調節する使用位置調節機構が設けられた請求項1〜4いずれか記載のトイレ用肘掛け装置。
  6. 使用位置調節機構が、
    支柱部材に対して動かない状態で取り付けられた取り付け部材と、
    取り付け部材に一体的に固定されたロックドラムと、
    肘掛けの本体部分に、ロックドラムと同一軸上に配されるように形成された筒状壁部と、
    ロックドラム及びアーム部材の筒状壁部に外嵌されたコイルばねからなるロックばねと、
    ロックばねの自由端を操作するカム機構と
    で構成された請求項5記載のトイレ用肘掛け装置。
  7. 肘掛けよりも高い位置で使用位置を調節可能な手摺り部材を備えた請求項1〜6いずれか記載のトイレ用肘掛け装置。
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