JP2004000347A - トイレ用補助装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】多種類の便器に適合して製造や取り付けをしやすくし、身体障害の状態により望まれる左右別々の手摺高さ調整や、症状に応じてオプション品の追加取付等が可能なトイレ用補助装置を提供する。
【解決手段】便器8周囲に設置するフレーム3に肘掛手摺2を取り付けるトイレ用補助装置1において、左右一対の肘掛手摺2はそれぞれ高さ調整手段29,34を介し、フレーム3との間に空間部19を形成して、左右個別に高さ調整自在にこのフレーム3へ固着するトイレ用補助装置1である。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高齢者等がトイレを使用する際の移動、起立又は着座等の用便動作や姿勢保持の労力を緩和又は軽減するために用いるトイレ用補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
トイレ用補助装置は、高齢者や身体障害者(以下高齢者等で代表する)がトイレを使用する際、移動、起立又は着座等の用便動作に要する労力を緩和又は軽減するために用いられる。従来のトイレ用補助装置は、前後にパイプ材からなる脚部材を備え、手摺の前後に脚部材と上下方向摺動自在に嵌合する小径のパイプ材からなる締着基礎部材を垂下、設置し、締着基礎部材が高さ方向に複数の係合部を備え、脚部材外周から係止部材を締着基礎部材外周の係合部の一つに係合させて、手摺の高さを調節、固定し得るように構成したもの(特開平09−028623号)、洋式便器の両側上方に左右一対で床に対して略水平の手摺部を有するU字状フレーム体を備えたもの(特開2000−333885)、手摺の後端を本体縦フレームに跳ね上げ回転可能に取り付けた構成のもの(特開2001−95729)を例示できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年、便器の側方には洗浄器の操作盤が設置されていることが多いため、上記特開平09−028623号及び特開2001−95729のトイレ用補助装置では、後の脚部材又は前後の脚部材の下端部間を繋ぐ水平な基部が邪魔になって、洋式便器の上方又は前方から差し込んで設置できない問題がある。特に、特開2001−95729のトイレ用補助装置は手摺の高さ調整ができず、跳ね上げ回転軸構造が大きくなり,またコストも高くついていた。したがって、例えば後の左右脚部材の連結部材を左右分割可能なフレーム構造にする等、構造上の工夫が必要となり、トイレ用補助装置としての製造コストが高価になっていた。
【0004】
他方、特開2000−333885のトイレ用補助装置は、一体型のフレーム構造でありながら前後の脚部材がないため、洋式便器の前方から差し込んで設置でき、上記のような構造上の工夫が不要であるので、製造コストを抑えることができる。しかし、手摺部の高さ調整ができない問題がある。仮に、前方の脚部材に対してU字状フレーム体を高さ調整可能に取り付け、手摺部を高さ調整可能にした場合では、左右別々に手摺部を高さ調整できない不便さがある。そこで、多種類の便器に適合して製造や取り付けをしやすくし、身体障害の状態により望まれる左右別々の手摺高さ調整や、症状に応じてオプション品の追加取付等が可能なトイレ用補助装置を開発するため、検討した。
【0005】
【課題を解決するための手段】
検討の結果開発したものが、便器周囲に設置するフレームに肘掛手摺を取り付けるトイレ用補助装置において、左右一対の肘掛手摺はそれぞれ高さ調整手段を介し、フレームとの間に空間部を形成して、左右個別に高さ調整自在にこのフレームへ固着するトイレ用補助装置である。具体的には、肘掛手摺はフレームに設けたポール挿入部及び手摺取付部により前後で支持してなり、この肘掛手摺の前部は前側高さ調整手段を介装したポール状取付部をポール挿入部に挿入固定し、同肘掛手摺の後部は後側高さ調整手段により手摺取付部に連結固定する構成が、フレームは便器両側の床面に対する接地部と、この接地部から上方向に延設する支柱部と、この支柱部の上部から後方向に延設する手摺取付部と、この手摺取付部の後部に便器上方で架設する連結部とからなり、このフレームの前記手摺取付部に肘掛手摺を取り付ける構成がよい。
【0006】
肘掛手摺は、左右個別に高さ調整可能で、フレームに対して空間部を形成している。これにより、高齢者や身体障害者の症状に合わせて肘掛手摺の高さを左右別々に設定できるし、空間部に対する肘掛手摺の部分を手で握る場合、フレームの手摺取付部が邪魔にならないから、高齢者や身体障害者がトイレを使用する際の起立及び着座、着座姿勢保持の労力を緩和又は軽減できる。肘掛手摺の前側及び後側高さ調整手段は、それぞれ協働して高さ調整可能にするほか、例えば前側高さ調整手段及び後側高さ調整手段を個別に高さ調整自在にし、肘掛手摺を傾倒姿勢でフレームに対して固着できるようにすると、肘掛手摺の前後の高さを異なるものにでき、例えば高齢者や身体障害者の症状に合わせてより細かな設定が可能となる利点がある。また、肘掛手摺は、ポール挿入部から上方に突出するポール状取付部に補助手摺を装着すると、トイレ用補助装置に至る高齢者等の移動に対する案内として補助手摺を提供できるようになる。
【0007】
フレームは、肘掛手摺よりも上方に配置した連結部に背もたれを装着すると、高齢者や身体障害者がトイレを使用する際の着座姿勢保持の労力を緩和又は軽減できる。また、全体構造として、フレームの支柱部の下方部位を後方へ屈曲させたり、支柱部の下方部位を側方へ屈曲させると、足元スペースが広く邪魔にならず、高齢者等がトイレを使用する際の用便動作の労力を緩和又は軽減できることに加え、介助者が起立や着座を介助する際の労力を緩和又は軽減できる。更に、フレームの接地部を後方へ伸縮自在とし、この接地部後端に便器後方のトイレ壁面に対する固定部を設けると、トイレ床面への固定が困難な場合でも設置できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図を参照しながら説明する。図1は本発明のトイレ用補助装置1を設置した状態を表す側面図、図2は同状態を表す平面図、図3は同状態を表す正面図である。
【0009】
本例のトイレ用補助装置1におけるフレーム3は、図1〜図3に見られるように、金属製パイプを折り曲げて形成した左右の下フレーム4と、両下フレーム4,4を連結する上フレーム5とからなる2種3部材を、溶接結合により一体化した一体構造である。下フレーム4は、接地部6及び支柱部7を1本の金属製パイプを折り曲げて一体に形成している。接地部6は、便器(洋式便器)8両側のトイレ床面9に接地して装置全体を支持する部位で、トイレ床面9にビス留め等により固着する固定板10,10を前後に設けてある。支柱部7は、上下方向に便器8や操作盤11を避けて立設する部分である。支柱部7は、上端を開放し、鉛直方向へ真直に延びるポール挿入部12を形成している。ポール挿入部12は、後述する肘掛手摺2の前側から垂下させたポール状取付部13に楔スペーサ14(図4参照)を外嵌してから上方より挿入する。前記楔スペーサ14の取付は左右の肘掛手摺2毎に独立であるから、左右各肘掛手摺2の前部は、ポール挿入部12に対して左右個別に高さ調整及び固着できる。
【0010】
上フレーム5は、1本の金属製パイプを平面視で同一方向に45度づつ4回折り曲げ、左右一対の手摺取付部15,15と、前記手摺取付部15,15に架設した外形の連結部16を一体に形成している。手摺取付部15は、垂直方向に折り曲げており、連結部16より一段下がった位置から前方へ延びる上段17と、この上段17から前方下向きに操作盤11を避けて屈曲し、支柱部7の上端に向けて降ろした下段18とを形成している。これにより、肘掛手摺2と手摺取付部15との間に空間部19が確保できる。この空間部19は、肘掛手摺2を手で握る場合に握りやすくする「逃がし」の働きを有している。また、後述するオプション用の補助手摺20をポール状取付部13に取り付けする際の「逃がし」の役割も有している。
【0011】
連結部16は、手摺取付部15の上段17に向けて延びる斜行角部21,21を両端に設け、中央にタンク22との緩衝材となる緩衝パッド23を装着している。緩衝パッド23を介して連結部16をタンク22に当接させることで、トイレ用補助装置1に対する寄り掛り負荷の一部をタンク22で支持する。斜行角部21は、図2に見られるように、トイレ角部に設けられるタンク24との干渉を回避し、本発明のトイレ用補助装置1がどのようなトイレにも適用できるようにする。トイレ角部にタンク24がある場合、緩衝パッド23を移動させタンク24に当接させる。また、斜行角部21は肘を載せたり、手で持つ等して上方から負荷のかかる手摺取付部15の回転軸を斜めにすることで、前記手摺取付部15の回転運動を抑制する働きも有する。この他、連結部16には背もたれ25が取り付けてあり、このため連結部16は高い位置に設定している。背もたれ25は、図7に示すように連結部16の前側に宛がった背もたれ25の後側から、連結部16を抱持する形状の取付ブラケット26を宛がいネジ止めして取り付ける。
【0012】
左右一対の下フレーム4及び1部材の上フレーム5は、手摺取付部15の先端に当たる下段18を支柱部7の後面に突き当てて溶接することにより、一体型のフレーム3を構成する。支柱部7のポール挿入部12に対して、接地部6及び手摺取付部15を同じ後方へ延ばしているため、手摺に肘を載せたり、手で上方から押さえたりしても、安定性を欠くことはない。本例のフレーム3は、それぞれ1本の金属パイプから両フレーム5,6を形成するものであるが、両フレーム5,6の各部の一部又は全部を別体に形成し、それぞれを個別に接続してもよい。
【0013】
肘掛手摺2は、フレーム3に対して高さ調整及び固着可能に取り付ける板状体であるが、図2に示すように、後側部分は肘を掛けるのに十分な幅の肘当て部27に、前側部分は起立や着座動作の際に手で握りやすい幅狭の握り部28に形成し、更に握り部28の先端部分は内方へ屈曲させて、特に起立動作の際に引き寄せしやすい形状にしている。
【0014】
図4は肘掛手摺2の前側の高さ調整及び固定手段の様子を表す拡大側面図である。肘掛手摺2の前側は、肘掛手摺2に設けたポール状取付部13と支柱部7のポール挿入部12との間に前側高さ調整手段29を介装して取り付ける。図4に示すように、肘掛手摺2から支柱部7のポール挿入部12に向けて垂下させたポール状取付部13に、楔スペーサ14を上下方向の位置決めをして外嵌し、楔スペーサ14をポール挿入部12へ上方から挿入する。楔スペーサ14は、下向きに漸次小径となる樹脂製の円錐筒体を左右に2分割した形状の楔片30,30で構成し、楔片30,30の内周面全周に連続して設けた内周突条31を、ポール状取付部13の外周面全周に連続して設けた外周溝32に嵌め込んだ状態で外嵌し、楔スペーサ14をポール挿入部12の上端に設けた上向きに漸次大径となるテーパ部33に押し込み、楔作用で強固に固定する。本例では、ポール状取付部13に上下7本の外周溝32が設けてあり、内周突条31を嵌め込む外周溝32を選択して楔スペーサ14をポール状取付部13に取り付けることで、肘掛手摺2の前側の高さを変更できる。外周溝32のピッチは20mm程度に設定するのがよく、本例では4段階に高さ調整できるようにしている。
【0015】
図5は肘掛手摺2の後側の高さ調整及び固定手段の様子を表す拡大側面図である。肘掛手摺2の後側は、手摺取付部15との間に後側高さ調整手段34を介装して取り付ける。具体的には、一端が肘掛手摺2の後部に設けた枢着部35により回動可能に枢着され、他端が手摺取付部15の上段17の前後方向に複数個設けた固定孔51の一つにボルトとナットの締結によって固定されるリンク部材36を用いる。リンク部材36は、手摺取付部15に上方から被せて両側から挟み込む形状に鋼板を折り曲げ形成した構造であり、より薄い板厚で必要強度を確保できるようにしている。
【0016】
リンク部材36は、最も前方寄りの固定孔51に固定すると、枢着部35によって回動して肘掛手摺2に対して傾倒するから、肘掛手摺2を最も低い位置で支持する。逆に、リンク部材36は、最も後方寄りの固定孔51に固定すると、枢着部35で回動して起立するから、肘掛手摺2を最も高い位置に支持する。固定孔51は、上記楔スペーサ14による肘掛手摺2の前側の高さ調整に適応させ、20mmピッチで4段階に調節可能にしておく。本例の後側高さ調整手段34によれば、手摺取付部15から下方に突出する部分が一切存在しないから、操作盤11を操作しやすい利点がある。更に本例では、図4に示すように、肘掛手摺2に対してポール状取付部13を枢着部37によって回動可能に取り付けているので、例えば図1中二点鎖線で示すように、肘掛手摺2の前側を低く、後側を高くすることが可能である。こうした肘掛手摺2の傾倒は、リンク部材36が手摺取付部15と肘掛手摺2の両方に対して自由に取付角度を設定できることで実現している。
【0017】
図8は、本発明のトイレ用補助装置1に対する補助手摺20の取付手段の様子を表す要部断面図である。本発明のトイレ用補助装置1は、高齢化に伴う身体機能の低下や身体障害の内容によって異なる個々の要求に応えるため、オプションの補助手摺20を簡単に取り付けることができるようにしている。本例の補助手摺20は、立小便時の支えとなる。補助手摺20は、前側に高さ調整可能にトイレ床面9に接地する支持部38が、後側に右側のポール状取付部13に回動自在に取り付けられる連結部39が設けられた構造で、自由に旋回できるので、便器8側に引き寄せると着座姿勢からの立ち上がり補助として使用できる。
【0018】
ポール状取付部13は、後方に存在する空間部19を利用し、前側高さ調整手段29に用いた楔スペーサ14をポール状取付部13に外嵌し、連結部39の先端に設けたテーパ部33に圧入して得られる楔作用を利用して取り付ける。具体的には、予めポール挿入部12に連結部39のテーパ部33を通し、下方位置に先端に楔スペーサ14を取り付け、この楔スペーサ14の上方からテーパ部33を降ろして圧入させる。よって、前側高さ調整手段29に用いた楔スペーサ14やテーパ部33とは上下逆転させた関係、すなわち漸次下向きに大径となる向きに用いる。前側高さ調整手段29と同様で、取付や調整作業が容易である。補助手摺20は、トイレの入口との関係で使い勝手の良い方に取り付ければよい。
【0019】
図9、図10及び図11は、別例の肘掛手摺2の後側における高さ調整及び固定手段の様子を表す拡大側面図である。基本的には、図5の後側高さ調整手段34の例と同様、リンク部材36の固定部50の手摺取付部15の上段17に対する固定位置の選択及び締結によって高さ調整及び固定する。図9の例は、リンク部材36の固定部50に設ける孔取付位置変更用孔52を2箇所に増やし、手摺取付部15の上段17に設ける固定孔51を1ヶ所減らしたものである。図10の例は、更にリンク部材36の固定部50に設ける孔を2箇所増やして4ヶ所とし、固定孔51を1ヶ所に減らしたもので、いずれも20mm程度の間隔で高さ調整できるように固定孔51の位置を配慮している。このように、リンク部材36側と手摺取付部15側のいずれか一方又は両方に、リンク部材36の固定部50の取付位置変更用孔52を設けておいて、高さ調整時に適宜選択する。一方、図11の例は、リンク部材36の固定部50に長孔53を設けて無段階に高さ調整できるから、同様に無段階に高さ調整できる図6及び図7に表した肘掛手摺2の前側の取付手段と合わせて用いると好ましい。締結にはボルトとナットを使用するが、他の締結方法を用いてもよい。
【0020】
図12及び図13は、別例の肘掛手摺2の前側の高さ調整及び固定手段の例を表す断面図である。何れも前側高さ調整手段29として楔スペーサ14は用いず、ポール挿入部12とポール状取付部13とに雌ネジ部40及び雄ネジ部41を対に設け、両者の螺合によって無段階に高さ調整可能としている。図12の例は、ポール状取付部13の外周に雄ネジ部41を設け、ポール挿入部12の上端に雌ネジ部40を形成し、調整ナット42を回転させる構造である。図13の例は、ポール状取付部13の下端に雌ネジ部40を形成し、ポール挿入部12の内部に雄ネジ部(ボルト)41を内挿固定し、肘掛手摺2に対して回動可能に垂下させたポール状取付部13を回転させる構造で、雌ネジ部40と雄ネジ部41を設ける側を上下反対の関係にしている。いずれの例も、肘掛手摺2が左右別々に高さ調整でき、しかも安全確実に取り付けできる。
【0021】
上記の前側高さ調整手段29の場合にも、ポール状取付部13に補助手摺20を取り付けることができる。図12の例は、補助手摺20の連結部39を筒状に形成してポール状取付部13に外挿させ、上方に緩み止めのための押しネジを備えた押えナット43を螺合して止めつけ、補助手摺20を回動可能に取り付けした例である。また、図13の例は、ポール状取付部13に外周溝32を設けて楔スペーサ14を外嵌し、これに上方から補助手摺20の連結部39に設けたテーパ部33を圧入することで、同じく補助手摺20を回動可能に取り付けている。
【0022】
本例(図1以下参照)の下フレーム4の支柱部7は、ポール挿入部12から下の部分を後方へ屈曲させ、便器側面後ろ寄りに配置している。これにより、足元スペースが広くなるから、使用者は自由な姿勢をとることができ、介助者にも介助しやすくなる利点がある。このとき、図6に示すように、接地部6の後端を伸縮自在に構成すれば、トイレ床面9への固定が困難な場合でも接地部6の後端をトイレ後壁面44に固定できる。具体的には、接地部6後端から挿入した壁取付具45を後方へ引き出すことで長さ調節し、壁取付具45の後端に取り付けた接面板46をネジ止めする。壁取付具45は、前後複数個の調整孔47を穿設しておいて、接地部6に穿設した孔にネジ止めして長さ固定する。
【0023】
本発明のトイレ用補助装置1は、高齢化に伴う身体機能の低下や身体障害の内容によって異なる個々の要求に応えようとするもので、主として肘掛手摺2の形状、種類、左右の取付高さの調整や、様々な症状に対応するオプションとしての補助手摺20の取付手段の改良を提供する。よって、上記したフレーム3や補助手摺20の構成は利用態様に合わせて適宜変更可能である。
【0024】
図14はフレーム3の他の実施例を表す右側面図、図15は同正面図、図16は同左側面図、図17は同平面図である。本例のフレーム3も、それぞれ1本の金属製パイプを曲げ加工した左右の下フレーム4と上フレーム5とを溶接固定した一体型フレーム構造である。本例の特徴的部分は、図15に示すように、支柱部7のポール挿入部12から下の部分を正面視で側方へ下向きに暫時広がるよう形成し、左右の接地部6の設置間隔を広げることで足元スペースを広く開放的にした点にある。また、本例にも補助手摺20を右側のポール状取付部13に連結部39を回動自在に取り付けることができる。本例の補助手摺20は、連結部39の上方から左側へ向けて立小便時の腹部の寄り掛かり部48が延設されており、左端にはトイレ床面9まで下方に延びる支持部38を設けている。支持部38の上下中間位置には、ポール状取付部13に当接させるストッパ部49が設け、下端にはキャスタを取り付けて旋回しやすくしている。これにより、図17中二点鎖線で示すように、立小便をした後に側方へ回転させておくことができ、補助手摺20は便器8に腰掛ける時の邪魔にならない。
【0025】
図18も他のトイレ用補助装置1の構造を表す側面図、図19は同平面図、図20は同正面図である。本例のフレーム3は、支柱部7のポール挿入部12から下の部分を後方へ屈曲させ、斜め下向きに便器8の後方のトイレ床面9にまで延ばし、更に前方へ屈曲させて接地部6を前向きに延設している。トイレ用補助装置1の前側に作用する負荷に対して設置状態が安定する利点があるほか、足元スペースも広く取ることができる。本例の肘掛手摺2の後側高さ調整手段34による取り付けは、前側高さ調整手段29として用いた楔スペーサ14とテーパ部33の楔作用による(図4参照)。具体的には、手摺取付部15の前後中間位置にテーパ部33を溶接等により取り付け、これに向けて肘掛手摺2の後部から垂下させたポール状取付部13に楔スペーサ14を外嵌してテーパ部33に圧入する。このようにすると、前側及び後側高さ調整手段29,34の共通化が図れ、更に補助手摺20の取付も共通化できる利点がある。ポール状取付部13が操作盤11(図1参照)の操作の邪魔になる場合は、ポール状取付部13を短めに設定すればよい。
【0026】
また、図21に示すように、ポール状取付部13を手摺取付部15に単にネジ止めする後側高さ調整手段34とすることも可能である。更に、本例では手摺取付部15の段差を設けておらず、空間部19を肘掛手摺2の下方全域にわたって設けている。これにより、図19に示すように肘掛手摺2の握り部28の範囲が後方へ延ばすことができる。本例の補助手摺20は、起立時に引き寄せて使用する小型のものである。
【0027】
図22は、右側のポール状取付部13に歩行用の補助手摺20を取り付けた例を示す側面図である。補助手摺20は回転させる必要がなく、トイレ床面9に直接固定して取り付けている。補助手摺20は、トイレの入口の位置によって左右の取付位置は変更可能である。
【0028】
図23は肘掛手摺2の肘当て部27と握り部28とを別体に設けた例を示す側面図、図24は同平面図である。左右のポール状取付部13の上端に、立ち上がる時に力が入れやすい握り部28をそれぞれ取り付け、肘当て部27は後部をリンク部材36によって高さ調整可能に、前部はテーパ部33を設けてポール状取付部13に楔スペーサ14を介装して高さ調整可能に取り付ける。また、上フレーム5の下フレーム4への溶接結合形状は、他の実施例の突き当てとは異なり、手摺取付部15の先端を下方へ屈曲させ支柱部7に添着している。
【0029】
【発明の効果】
本発明は、高齢者等がトイレを使用する際、用便動作の起立及び着座では手で持ちやすく、また起立又は着座姿勢保持の補助ための肘掛手摺やオプション部材の取付に配慮した左右の肘掛部材を、各々独立して高さ調整できるトイレ用補助装置を提供する。これにより、用便動作及び用便動作に付随する動作又は挙動の負担を大きく低減できる効果が得られる。そして、本発明のトイレ用補助装置は構成が簡易で、取付も容易で、しかも製造コストを低廉に抑えることができる利点がある。このため、症状の変化に応じて順次選択導入することも可能で、前記高齢者等の負担軽減を広く提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトイレ用補助装置を設置した状態を表す側面図である。
【図2】同状態を表す平面図である。
【図3】同状態を表す正面図である。
【図4】肘掛手摺の前側の高さ調整及び固定手段の様子を表す拡大側面図である。
【図5】肘掛手摺の後側の高さ調整及び固定手段の様子を表す拡大側面図である。
【図6】別例の肘掛手摺の前側の取付手段である。
【図7】別例の肘掛手摺の前側の取付手段である。
【図8】本発明のトイレ用補助装置に対する補助手摺の取付手段の様子を表す要部断面図である。
【図9】別例の肘掛手摺の後側における高さ調整及び固定手段の様子を表す拡大側面図である。
【図10】別例の肘掛手摺の後側における高さ調整及び固定手段の様子を表す拡大側面図である。
【図11】別例の肘掛手摺の後側における高さ調整及び固定手段の様子を表す拡大側面図である。
【図12】別例の肘掛手摺の前側の高さ調整及び固定手段の例を表す断面図である。
【図13】別例の肘掛手摺の前側の高さ調整及び固定手段の例を表す断面図である。
【図14】フレームの他の実施例を表す右側面図である。
【図15】フレームの他の実施例を表す正面図である。
【図16】フレームの他の実施例を表す左側面図である。
【図17】フレームの他の実施例を表す平面図である。
【図18】トイレ用補助装置の構造を表す側面図である。
【図19】トイレ用補助装置の構造を表す平面図である。
【図20】トイレ用補助装置の構造を表す正面図である。
【図21】ポール状取付部を手摺取付部に単にネジ止めする後側高さ調整手段を表す側面図である。
【図22】ポール状取付部に歩行用の補助手摺を取り付けた例を示す側面図である。
【図23】肘掛手摺の肘当て部と握り部とを別体に設けた例を示す側面図である。
【図24】肘掛手摺の肘当て部と握り部とを別体に設けた例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 トイレ用補助装置
2 肘掛手摺
3 フレーム
4 下フレーム
5 上フレーム
6 接地部
7 支柱部
8 洋式便器
9 トイレ床面
10 固定板
11 操作盤
12 ポール挿入部
13 ポール状取付部
14 楔スペーサ
15 手摺取付部
16 連結部
17 上段
18 下段
19 空間部
20 補助手摺
21 斜行角部
22 タンク
23 緩衝パッド
24 タンク
25 背もたれ
26 取付ブラケット
27 肘当て部
28 握り部
29 前側高さ調整手段
30 楔片
31 内周突条
32 外周溝
33 テーパ部
34 後側高さ調整手段
35 枢着部
36 リンク部材
37 枢着部
38 支持部
39 連結部
40 雌ネジ部
41 雄ネジ部
42 調整ナット
43 押えナット
44 トイレ後壁面
45 壁取付具
46 接面板
47 調整孔
48 寄り掛かり部
49 ストッパ部
50 固定部
51 固定孔
52 取付位置変更用孔
53 長孔

Claims (9)

  1. 便器周囲に設置するフレームに肘掛手摺を取り付けるトイレ用補助装置において、左右一対の肘掛手摺はそれぞれ高さ調整手段を介し、フレームとの間に空間部を形成して、左右個別に高さ調整自在に該フレームへ固着することを特徴とするトイレ用補助装置。
  2. 肘掛手摺は、フレームに設けたポール挿入部及び手摺取付部により前後で支持してなり、該肘掛手摺の前部は前側高さ調整手段を介装したポール状取付部をポール挿入部に挿入固定し、同肘掛手摺の後部は後側高さ調整手段により手摺取付部に連結固定する請求項1記載のトイレ用補助装置。
  3. フレームは、便器両側の床面に対する接地部と、該接地部から上方向に延設する支柱部と、該支柱部の上部から後方向に延設する手摺取付部と、該手摺取付部の後部に便器上方で架設する連結部とからなり、該フレームの前記手摺取付部に肘掛手摺を取り付ける請求項1記載のトイレ用補助装置。
  4. 肘掛手摺は、ポール挿入部から上方に突出するポール状取付部に補助手摺を装着する請求項2のトイレ用補助装置。
  5. 肘掛手摺は、前側高さ調整手段及び後側高さ調整手段を個別に高さ調整自在にした請求項2のトイレ用補助装置。
  6. フレームは、肘掛手摺よりも上方に配置した連結部に背もたれを装着する請求項3のトイレ用補助装置。
  7. フレームは、支柱部の下方部位を後方へ屈曲させる請求項3のトイレ用補助装置。
  8. フレームは、支柱部の下方部位を側方へ屈曲させる請求項3のトイレ用補助装置。
  9. フレームは、接地部を後方へ伸縮自在とし、該接地部後端に便器後方のトイレ壁面に対する固定部を設ける請求項3のトイレ用補助装置。
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