JP6685591B2 - 便器用手摺装置 - Google Patents

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Description

この発明は、既設の洋式便器に据え付けて、高齢者や身障者等の用便を安全に行えるようにした便器用手摺装置に関するものである。
従来、家庭のトイレ内に手摺(肘掛け)を設置して、高齢者や身障者等の用便時の姿勢保持や立ち座り時の補助とすることが行われている。
このような手摺は居住者により据付けが行われることも多いため、据付け作業が容易で確実な固定ができるようにする必要がある。
従来、この種の便器用手摺装置として、ベースから立設された支柱の上部に手摺部が設けられた左右一対の側部部材と、上記側部部材の支柱間に連結されて、便器の前部に対応する連結部材と、上記連結部材から便器の後部方向に離れた位置において設けられる左右一対のアーム支持部材と、上記アーム支持部材から突出され、かつ、便器の前後方向を回転軸の方向として、回転操作ねじの螺進により上下方向に回転駆動可能に設けられた一対の固定用アームとから構成される便器用手摺装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の便器用手摺装置は、固定用アームをアーム支持部材に上下方向に支持した支点よりも下方の位置において、固定用アームを便器方向に押動するように、回転操作ねじをアーム支持部材の外側から進退可能に設けた構造となっている。
また、特許文献1に記載の便器用手摺装置においては、多種多様な便器に対応させるために、固定用アームに位置調節手段として、固定用アームに、回転操作ねじの先端部を当接させる帯板状の当接部材を設け、この当接部材に固定用アームの回転範囲を調節する凸部を偏倚させて設けている。
特許第5767071号公報(請求項1,2、図9〜12,27,28)
しかしながら、特許文献1に記載の便器用手摺装置においては、回転操作ねじの回動操作により固定用アームは支点を中心として便器方向に押動されるため、回転操作ねじの締付け力が分散されて固定用アームに伝達されるので、便器への押付力が弱くなり,便器用手摺装置の固定を強固に行うことができない懸念がある。
また、多種多様な便器に対応させるために、固定用アームに、回転操作ねじの先端部を当接させる帯板状の当接部材を設け、この当接部材に固定用アームの回転範囲を調節する凸部を偏倚させて設けると、構造が複雑となり、しかも、固定用アームの固定を確実にするために構成部材が大型化してしまう懸念がある。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、操作が容易で、便器への固定を容易かつ確実に行えるようにした便器用手摺装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明の便器用手摺装置は、ベースから立設された支柱の上部に、手摺部が設けられた左右一対の側部構成体と、上記側部構成体に連結されて、便器の後部方向に離れた位置において設けられる左右一対のアーム支持部と、上記アーム支持部に設けられる固定用アームと、を具備する便器用手摺装置であって、 上記アーム支持部は、便器の前後方向に延び、上記側部構成体に対して回転不能に固定される固定部材と、該固定部材の後部側端面と接触する前部側端面を有すると共に、側部に上記固定用アームを突設する回転部材と、該回転部材を貫通し、上記固定部材に螺合する回転操作ねじと、を具備し、 上記固定部材と回転部材との接触面には、上記回転操作ねじの締付け操作により回転部材の回動及び前部側への移動を促すカム状傾斜面が形成され、 上記回転操作ねじの締付けによる上記回転部材の回動により、上記固定用アームが便器の後部側面に押圧されるように形成してなる、ことを特徴とする(請求項1)。ここで、カム状傾斜面とは、上記回転部材の回動に伴って上記固定部材と回転部材が相対的に回動及び直動するカム機構を構成する傾斜面をいう。
このように構成することにより、回転操作ねじの締付け方向の回動操作によって、回転操作ねじに固定された回転部材と固定用アームが便器の後部側面側に回動すると同時に、便器の後部側から前部側に向かって回動して、固定用アームが便器の後部側面に押圧される。したがって、固定用アームが下方から上方に向かって便器を押圧する力と固定用アームを便器の前方側に引き込む力の双方が働いて、便器を押さえることができる。
この発明において、上記固定用アームの形状は任意の形状であっても差し支えないが、好ましくは、上記固定用アームは、断面円形状に形成されると共に、上記固定用アームの当接部が、便器側面側が外周となる円弧状に形成されているのがよい(請求項2)。
このように構成することにより、多種多様な形状、例えば幅や凹凸形状の便器に対しても固定用アームを確実に当接させることができる。
また、この発明において、上記固定部材と回転部材との接触面であるカム状傾斜面が、上記固定部材及び回転部材の周方向において複数に分割されているのが好ましい(請求項3)。更に好ましくは、上記固定部材と回転部材との接触面であるカム状傾斜面が、上記固定部材及び回転部材の周方向において3分割されている方がよい(請求項4)。
このように構成することにより、固定部材と回転部材との接触を確実にさせることができ、接触面を、固定部材及び回転部材の周方向において3分割にすることにより、固定部材と回転部材との接触を安定させることができる。
また、この発明において、上記側部構成体に連結されて、便器の前部に設けられる連結部材を更に具備し、上記連結部材は、便器の前部に当接可能な当接片と、該当接片の両端から屈曲され、それぞれ上記支柱に固定される一対の取付片とを有し、上記取付片の後部側端部に上記アーム支持部の固定部材が固定されているのが好ましい(請求項5)。
このように構成することにより、連結部材と一対のアーム支持部及び固定用アームを一体化することができ、連結部材の当接片と一対の固定用アームを便器に当接(圧接)して便器に固定することができる。
また、この発明において、上記連結部材は、便器の前部に当接可能な部位が下方に位置すべく傾斜状態で上記支柱間に連結され、上記固定部材及び回転部材は、これら固定部材及び回転部材の長手方向の軸心が便器の前部側が下方に位置すべく傾斜状に形成されているのが好ましい(請求項6)。
このように構成することにより、便器の前部の下方側から上方側面に連結部材を当接し、便器の後部における連結部材の当接部より上方に位置する便器の左右後部側面に固定用アームを当接して、連結部材と一対の固定用アームとによって便器に確実に固定することができる。
加えて、この発明において、上記回転部材の前部側端部に、上記固定部材の後部側端部の外周を遊嵌する円筒状カバーが設けられているのが好ましい(請求項7)。
このように構成することにより、回転部材と固定部材の接触部をカバーによって外部から被覆することができ、回転部材と固定部材の接触部に、便器から飛散される小便等が付着するのを防止することができる。
この発明によれば、上記のように構成されているので、以下のような効果がえられる。
(1)請求項1〜6記載の発明によれば、回転操作ねじの締付け方向の回動操作によって、固定用アームが下方から上方に向かって回動して、便器を押圧する力と固定用アームを便器の前方側に引き込む力の双方が働いて、便器を押さえることができるので、操作が容易で、便器への固定を容易かつ確実に行うことができる。
(2)請求項7記載の発明によれば、上記(1)に加えて、更に回転部材と固定部材の接触部をカバーによって外部から被覆することができ、回転部材と固定部材の接触部に、便器から飛散される小便等が付着するのを防止することができる。
この発明に係る便器用手摺装置の第1実施形態の使用状態を示す斜視図である。 この発明の第1実施形態の便器用手摺装置の使用状態の側面図である。 上記便器用手摺装置の据付け前の状態を示す背面図である。 図3Aの側面図である。 上記便器用手摺装置の据付け状態を示す背面図である。 図4Aの側面図である。 この発明における別の固定用アームを用いた据付け状態を示す背面図である。 図5Aの側面図である。 この発明における更に別の固定用アームを用いた据付け状態を示す背面図である。 図6Aの側面図である。 この発明におけるアーム支持部の断面図である。 図7AのI−I線に沿う断面図である。 この発明における固定用アームを便器に押圧する状態を示す要部背面図(a)及び(a)の側面図(b)である。 この発明に係る便器用手摺装置の第2実施形態の据付け状態を示す側面図である。 第2実施形態における固定部材と回転部材を示す斜視図である。 第2実施形態における固定部材と回転部材の接触状態を示す断面図である。
以下に、この発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
<第1実施形態>
この発明に係る便器用手摺装置は、図1及び図2に示すように、ベース11から立設された支柱12の上部に、便器1の前後方向に対応した長手方向に配置された肘掛け部を兼用する手摺部13が設けられた左右一対の側部構成体10と、側部構成体10の支柱12間に連結されて、便器1の前部に当接可能な連結部材20と、連結部材20から便器1の後部方向に離れた位置において設けられる左右一対のアーム支持部30と、アーム支持部30に設けられる固定用アーム40と、を具備する。
上記側部構成体10において、ベース11は、該ベース11の両端下面にゴム脚11aが設けられており、ベース11の上部中央部に支柱12が立設されている。
支柱12は、ベース11に立設される鋼製の扁平楕円パイプにて形成される下部支柱12aと、下部支柱12a内に下端部が摺動可能に挿入されて上方に突出する鋼製の扁平楕円パイプにて形成される上部支柱12bとで構成されている。この場合、上部支柱12bの下部の一側部に長手方向に沿って適宜間隔を置いて複数の位置決め孔(図示せず)が設けられており、下部支柱12aの一側に設けられたねじ孔12cに螺挿される高さ調節ねじ12dが任意の位置決め孔内に挿入されることで、支柱12の高さが調節可能になっている。
支柱12の上部に設けられる手摺部13は、手摺部13の一端側の下部に設けられた二叉状のアームブラケット14が、上部支柱の頂部側面に突設されたアームストッパ15に隙間をおいて被着された状態で枢支ピン16によって水平姿勢と垂直姿勢に変位可能に取り付けられている。また、アームブラケット14に設けられた水平位置孔14aと垂直位置孔14bにロックピン17を挿通すると、支柱上端にロックピン17が干渉して手摺部13の回転が阻止されることで、手摺部13が水平姿勢と垂直姿勢に固定されるようになっている。
なお、本実施形態においては、手摺部13は、上面が便器前部側端部から便器後部側に向かって緩やかに隆起する凸状円弧部13aと、凸状円弧部13aから連続して後部側端部に向かって緩やかに下降する凹状円弧部13bを有している。また、手摺部13の便器前部側端部の下面には、前部側先端が円弧状に隆起する隆起部13cを有する手摺下部材13dが設けられており、手摺部13の前部側端部と隆起部13cとで前部側端部が円弧状の手掛け部13eが形成されている。
連結部材20は、便器1の前部に当接可能な前部側に向かって凸円弧状の当接部21aを有する当接片21と、当接片21の両端から屈曲される一対の取付片22とからなる鋼製の扁平楕円パイプにて形成されており、当接部21aには例えばポリオレフィン製の熱収縮チューブ等からなる被着材50が被着され、便器1の傷つきを防止している。
連結部材20は、支柱12の下部支柱12aの対向する側面側に設けられた取付ブラケット18を介して支柱12間に連結されている。この場合、取付ブラケット18は、対向側面が狭隘開口状のチャンネル部材にて形成されており、便器1の前部側が下方に位置し、便器1の後部側が上方に位置するように支柱12の下部支柱12aに固着されている。
連結部材20を支柱12間に連結するには、連結部材20の取付片22を取付ブラケット18内に挿入して先端を便器後部側へ突出した状態で、取付ブラケット18を貫通する固定ねじ19を取付片22に螺合して、支柱12間に連結部材20を連結する。したがって、連結部材20は、便器1の前部に当接可能な部位である当接部21aが下方に位置すべく傾斜状態で支柱12間に連結される。つまり、連結部材20は支柱12間に連結された状態では、便器1の前部に当接可能な当接部21aが下方に位置し連結片22の後端部が上方に位置するように傾斜している。
上記アーム支持部30は、便器1の前後方向に延びる筒状に形成され、側部構成体10に対して回転不能に固定される固定部材31と、固定部材31の後部側端面31aと接触する前部側端面32aを有すると共に、側部に固定用アーム40を突設する回転部材32と、回転部材32を貫通し、固定部材31に設けられたねじ受け部31bに螺合する回転操作ねじ33と、を具備している。この場合、固定部材31には、回転操作ねじ33が貫通する軸孔31cが設けられると共に、軸孔31cの前部側端部には軸孔31cの直径より大径の端部孔31dが設けられており、端部孔31d内にねじ受け部31bを形成するナットが嵌入されている。また、回転部材32には、回転操作ねじ33のねじ軸33aが貫通する軸孔32bが設けられている。なお、固定部材31と回転部材32は、ポリアセタール等の合成樹脂製部材やアルミニウム等の金属など、適宜必要に応じた材質で形成されている。
この場合、固定部材31は、前部端面側が連結部材20の取付片22の便器1の後方側端部を嵌挿した状態で、外部から固定部材31を貫通する固定ねじ36を螺合して一体化すると共に、外部から取付ブラケット18を貫通する固定ねじ19を取付片22に螺合することによって支柱12に固定されている(図7A及び図7B参照)。したがって、固定部材31は側部構成体10に対して回転不能に固定される。
また、固定部材31と回転部材32との接触面、すなわち固定部材31の後部側端面31aと回転部材32の前部側端面32aには、回転操作ねじ33の摘み部33bを回動する締付け操作により回転部材32の上方への回動及び前部側への移動を促す傾斜面34が形成されている。この場合、傾斜面34は、固定部材31及び回転部材32の周方向において120°間隔の3分割に形成されている。
なお、傾斜面34を固定部材31及び回転部材32の周方向において120°間隔の3分割に形成する以外に180°間隔の2分割や90°間隔の4分割に形成してもよいが、固定部材31と回転部材32の回動の安定性を考慮した場合、傾斜面34を固定部材31及び回転部材32の周方向において120°間隔の3分割にする方が好ましい。
上記固定用アーム40は、図1,図3A,図3B等に示すように、略「へ」字状に屈曲された鋼製円形パイプにて形成されており、便器1に当接可能な当接部41側には、例えばポリオレフィン製の熱収縮チューブ等からなる被着材50が被着され、便器1の傷つきを防止している。
また、固定用アーム40の当接部41と反対側の取付部42側には長手方向と直交する方向に貫通孔43が設けられている。固定用アーム40の取付部42は、回転部材32に設けられた軸孔32bと直交する貫挿孔32c内に挿入され、固定用アーム40の貫通孔43が軸孔32bに連通した状態で、回転操作ねじ33のねじ軸33aが軸孔32bと貫挿孔43を貫通すると共に、固定部材31の軸孔31cを貫通してねじ受け部31bに螺合している。この状態で、固定用アーム40が回転部材32に突設される(図7A及び図7B参照)。
このように構成することにより、図8に示すように、回転操作ねじ33の締付けによる回転部材32の回動により、固定用アーム40が下方から上方に向かって便器1を押圧する力F1と固定用アーム40を便器1の前方側に引き込む力F2の双方が働いて、便器1を押さえることができる。
上記実施形態では、固定用アーム40が略「ヘ」字状に形成される場合について説明したが、図5A,図5Bに示すように、固定用アーム40に代えて直状の固定用アーム40Aを用いてもよい。なお、図5A,図5Bにおいて、その他の部分は上記実施形態と同様であるので、同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
また、上記固定用アーム40,40Aに代えて、図6A,図6Bに示すように、便器側面側が外周となる円弧状に形成される固定用アーム40Bを用いてもよい。この場合、固定用アーム40Bの円弧状当接部44に、上記実施形態と同様に、例えばポリオレフィン製の熱収縮チューブ等からなる被着材50が被着されている。なお、図6A,図6Bにおいて、その他の部分は上記実施形態と同様であるので、同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
上記のように形成される固定用アーム40Bによれば当接部44が便器側面側が外周となる円弧状に形成されているので、多種多様な形状、例えば幅や凹凸形状の便器1に対しても固定用アーム40Bを確実に当接させることができる。
<第2実施形態>
第2実施形態の便器用手摺装置は、図9ないし図11に示すように、回転部材32の前部側端部に、固定部材31の後部側端部の外周を遊嵌する円筒状カバー35を設けた場合である。なお、第2実施形態において、その他の部分は第1実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
このように、回転部材32の前部側端部に、固定部材31の後部側端部の外周を遊嵌する円筒状カバー35を設けることにより、回転部材32と固定部材31の接触部をカバー35によって外部から被覆することができ、回転部材32と固定部材31の接触部に、便器1から飛散される小便等が付着するのを防止することができる。
1 便器
10 側部構成体
11 ベース
12 支柱
13 手摺部
20 連結部材
21 当接片
21a 当接部
22 取付片
30 アーム支持部
31 固定部材
31a 後部側端面
31b ねじ受け部
32 回転部材
32a 前部側端面
33 回転操作ねじ
34 カム状傾斜面
35 円筒状カバー
40,40A,40B 固定用アーム
41 当接部
44 円弧状当接部

Claims (7)

  1. ベースから立設された支柱の上部に、手摺部が設けられた左右一対の側部構成体と、上記側部構成体に連結されて、便器の後部方向に離れた位置において設けられる左右一対のアーム支持部と、上記アーム支持部に設けられる固定用アームと、を具備する便器用手摺装置であって、
    上記アーム支持部は、便器の前後方向に延び、上記側部構成体に対して回転不能に固定される固定部材と、該固定部材の後部側端面と接触する前部側端面を有すると共に、側部に上記固定用アームを突設する回転部材と、該回転部材を貫通し、上記固定部材に螺合する回転操作ねじと、を具備し、
    上記固定部材と回転部材との接触面には、上記回転操作ねじの締付け操作により回転部材の回動及び前部側への移動を促すカム状傾斜面が形成され、
    上記回転操作ねじの締付けによる上記回転部材の回動により、上記固定用アームが便器の後部側面に押圧されるように形成してなる、
    ことを特徴とする便器用手摺装置。
  2. 請求項1記載の便器用手摺装置において、
    上記固定用アームは、断面円形状に形成されると共に、上記固定用アームの当接部が、便器側外周面が外周となる円弧状に形成されている、ことを特徴とする便器用手摺装置。
  3. 請求項1又は2に記載の便器用手摺装置において、
    上記固定部材と回転部材との接触面であるカム状傾斜面が、上記固定部材及び回転部材の周方向において複数に分割されている、ことを特徴とする便器用手摺装置。
  4. 請求項1又は2に記載の便器用手摺装置において、
    上記固定部材と回転部材との接触面であるカム状傾斜面が、上記固定部材及び回転部材の周方向において3分割されている、ことを特徴とする便器用手摺装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の便器用手摺装置において、
    上記側部構成体に連結されて、便器の前部に設けられる連結部材を更に具備し、上記連結部材は、便器の前部に当接可能な当接片と、該当接片の両端から屈曲され、それぞれ上記支柱に固定される一対の取付片とを有し、上記取付片の後部側端部に上記アーム支持部の固定部材が固定されている、ことを特徴とする便器用手摺装置。
  6. 請求項に記載の便器用手摺装置において、
    上記連結部材は、便器の前部に当接可能な部位が下方に位置すべく傾斜状態で上記支柱間に連結され、
    上記固定部材及び回転部材は、これら固定部材及び回転部材の長手方向の軸心が便器の前部側が下方に位置すべく傾斜状に形成されている、ことを特徴とする便器用手摺装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の便器用手摺装置において、
    上記回転部材の前部側端部に、上記固定部材の後部側端部の外周を遊嵌する円筒状カバーが設けられている、ことを特徴とする便器用手摺装置。
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