JP2021193958A - 乗用苗移植機 - Google Patents

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和彦 石井
Kazuhiko Ishii
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Abstract

【課題】走行車体の後部に苗植付装置を備え、走行車体の前部に洗車ポンプを装備した乗用苗移植機がある。エンジンの駆動力を走行車体前方に伝達する専用の駆動軸を設けて、該駆動軸にて走行車体の前部に装備した洗車ポンプを駆動する構成で、走行車体前部に専用の駆動軸が必要であり高価な構成となる。また、走行車体の前部に洗車ポンプがある為に、泥土等でひどく汚れる苗植付装置まで遠くて、使い勝手が悪いものであった。そこで、安価な構成で、苗植付装置の泥土を容易に洗い流せる乗用苗移植機を提供する。【解決手段】走行車体2の後部に苗植付装置30を設けた乗用苗移植機において、該苗植付装置30の左右一側に洗車ポンプ60を装着する。【選択図】図1

Description

本発明は、圃場に苗を植付ける苗植付装置を車体の後部に連結した乗用苗移植機に関するものである。
従来、走行車体の後部に苗植付装置を備え、走行車体の前部に洗車ポンプを装備した乗用苗移植機がある(例えば、特許文献1参照)。
特開昭54−054822号公報
エンジンの駆動力を走行車体前方に伝達する専用の駆動軸を設けて、該駆動軸にて走行車体の前部に装備した洗車ポンプを駆動する構成で、走行車体前部に専用の駆動軸が必要であり高価な構成となる。また、走行車体の前部に洗車ポンプがある為に、泥土等でひどく汚れる苗植付装置まで遠くて、使い勝手が悪いものであった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、安価な構成で、苗植付装置の泥土を容易に洗い流せる乗用苗移植機を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、走行車体2の後部に苗植付装置30を設けた乗用苗移植機において、該苗植付装置30の左右一側に洗車ポンプ60を装着した乗用苗移植機である。
請求項1記載の発明によれば、苗植付装置30の左右一側に洗車ポンプ60を装着したので、圃場での植付作業終了後に苗植付装置30の洗車が容易に行なえる。
請求項2記載の発明は、苗植付装置30の植付部駆動軸35を左右一側方に延出して外軸部35aを構成し、該外軸部35aにて洗車ポンプ60の入力軸61に動力を伝達する請求項1に記載の乗用苗移植機である。
請求項2記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用効果に加えて、苗植付装置30の植付部駆動軸35を左右一側方に延出して外軸部35aを構成し、該外軸部35aにて洗車ポンプ60の入力軸61に動力を伝達するので、植付部駆動軸35の外軸部35aに機体外側方から洗車ポンプ60の入力軸61を係合させるだけで、泥で汚れた苗植付装置30にあまり触れることなく装着できて、容易に且つ作業性良く装着できる。
請求項3記載の発明は、洗車ポンプ60を保持用部材69にて線引きマーカMを格納する格納フック34に係止した請求項1又は請求項2に記載の乗用苗移植機である。
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の作用効果に加えて、洗車ポンプ60を保持用部材69にて線引きマーカMを格納する格納フック34に係止したので、洗車ポンプ60は、保持用部材69を線引きマーカMを格納する格納フック34に係止するだけで機体に保持され、特別に保持用の装着部材を苗植付装置30に設けることなく既存の格納フック34を用いて保持でき、廉価な構成で且つ装着も容易である。
請求項4記載の発明は、前板ガード71を前板70の端部を保護する左右外方に向けて水平状に位置する保護作用位置(イ)と苗植付装置30のスタンドとなる機体内下方に向けて90度回動させたスタンド位置(ロ)に回動枢支部71aで回動させて切り換え固定自在に設け、該保護作用位置(イ)にした前板ガード71の機体内方位置に洗車ポンプ60を配置した請求項1〜3のいずれか1項に記載の乗用苗移植機である。
請求項5記載の発明は、洗車ポンプ60の入力軸61は、スタンド位置(ロ)にした前板ガード71の上方位置にあって機体平面視で重なる請求項4に記載の乗用苗移植機である。
請求項6記載の発明は、洗車ポンプ60は、機体側面視で前板ガード71の回動枢支部71aと植付装置33のロータリ駆動軸331aの間に位置する請求項4又は請求項5に記載の乗用苗移植機である。
本発明における実施の形態の乗用苗移植機の左側面図である。 本発明における実施の形態の要部の作用説明用平面図である。
以下、添付図面を参照して本願の開示する乗用苗移植機の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
<全体構成>
乗用苗移植機1は、圃場を走行可能な走行車体2を備える。走行車体2は、左右一対の前輪3と、左右一対の後輪4とを備える。なお、走行車体2は、たとえば、前輪3および後輪4が駆動する四輪駆動となる。走行車体2の後部には、昇降装置20によって昇降駆動される苗植付装置30が設けられる。
そして、乗用苗移植機1は、施肥装置40を備える。施肥装置40は、圃場に肥料を散布する装置である。乗用苗移植機1においては、苗植付装置30によって圃場に苗を植え付けながら、施肥装置40によって圃場に肥料を散布する。施肥装置40は、たとえば、走行車体2の後部上方であり操縦席9の後方に設けられる。施肥装置40は、肥料を貯留する貯留ホッパ41を備える。
一方、リヤステップ7Rの左右側方及び後方を囲うように平面視でコ字状の枠体42を設け、該枠体42の基部を機体フレーム5に固定している。そして、枠体42で前記施肥装置40の貯留ホッパ41を支持している。なお、枠体42は、作業者が貯留ホッパ41に肥料を供給する時や苗植付装置30の苗載置台31に苗供給する時や乗用苗移植機1への乗り降りの時に、手摺として用いる。
<走行車体2>
走行車体2は、機体フレーム5と、機体フレーム5上に設けられたエンジンEと、エンジンEで発生した動力を駆動輪および苗植付装置30に伝達する動力伝達装置6とを備える。すなわち、動力源であるエンジンEで発生した動力は、走行車体2を前進または後進させるために使用されるだけでなく、苗植付装置30を駆動するためにも使用される。
エンジンEは、左右方向における走行車体2の中央部で、走行車体2に搭乗した作業者が足を載せるフロアステップ7よりも上方に突出した位置に配置される。なお、エンジンEとしては、ディーゼル機関やガソリン機関などの熱機関が用いられる。フロアステップ7は、前後方向において、走行車体2の前部に設けられる。フロアステップ7は、走行車体2の前部からエンジンEの後部にかけて設けられる。
フロアステップ7は、機体フレーム5上に取り付けられる。フロアステップ7のうち、たとえば、後述する操縦席9付近の一部などは作業者の靴などに付着した泥などを圃場に落とせるように、平面視において格子状に形成される。また、フロアステップ7の前部には、フロントステップ7Fが設けられ、フロアステップ7の左右外側には左右拡張サイドステップ7Sが設けられている。なお、フロアステップ7の後部には、後輪4のフェンダを兼ねるリヤステップ7Rが設けられ、左右拡張サイドステップ7Sの外側部には、作業者が車体に乗降する乗降ステップ7Jが設けられている。
エンジンEは、エンジンカバー8に覆われている。エンジンカバー8の上方には操縦席9が設けられる。動力伝達装置6は、エンジンEから動力が伝達されるベルト式動力伝達部と、エンジンEからベルト式動力伝達部を介して伝達される動力を変速する変速装置である油圧式無段変速機と、ミッションケースとを備える。
油圧式無段変速機は、たとえば、HST(Hydro Static Transmission)といわれる静油圧式無段変速機である。油圧式無段変速機は、主変速レバーが操作されることで、出力(回転速度)と出力方向(回転方向)とを変更可能である。すなわち、油圧式無段変速機は、回転速度や回転方向を変更することで、走行車体2の前後進や走行速度を変更可能である。
ミッションケースには、油圧式無段変速機によって変速されたエンジンEからの動力を各部に伝達する伝動装置が設けられる。ミッションケースは、走行時や作業時における走行速度を切り替える副変速機構を備える。ミッションケースは、副変速レバーが操作されると、走行車体2の走行速度を、たとえば、植付作業時の走行速度よりも高速な走行速度、植付作業時における苗植付速度などに切り替え可能である。
操縦席9は、作業者が操縦時に着席する座席である。走行車体2は、操縦席9の前方に、ステアリングハンドル10や植付レバー11などを備える。ステアリングハンドル10は、走行車体2のボンネット12に設けられ、作業者に操作されることで、走行車体2を操舵するものである。植付レバー11は、クラッチレバーであり、ボンネット12に設けられ、苗植付装置30を昇降させたり、苗植付装置30による苗の植え付けを開始および停止させるために操作するレバーである。
また、走行車体2は、主変速レバーと、副変速レバーとを備える。主変速レバー(HSTレバーともいう)は、前記HSTを操作して走行車体2の前後進および走行速度を変更する場合に操作されるレバーである。副変速レバーは、ミッションケース内の副変速装置を変速操作して走行車体2の走行速度を走行する場所(圃場や路上)に応じた速度に切り替える場合に操作されるレバーである。
また、ボンネット12は、フロアステップ7から上方に突出して設けられている。ボンネット12には、たとえば、表示部(メータパネル)が設けられる。表示部は、操縦席9に着席して前方を向いた作業者と対面するように、後下がりに傾斜した表示面を有する。
表示部は、たとえば、圃場面に直進の目安となる進行基準線を形成する後述する左右線引きマーカM,Mが走行車体の左右側部に出ていることを検知するマーカセンサ、植付レバー11の操作位置を検知する植付レバー11ポジションセンサ、施肥装置40の貯留ホッパ41に貯留された肥料が所定量を下回ったことを検知する肥料切れセンサ、貯留ホッパ41から送られた肥料が供給経路に詰まったことを検知する肥料詰まりセンサなどの各種センサ類からの情報を表示する。
昇降装置20は、昇降リンクを備える。昇降リンクは、走行車体2の後部と苗植付装置30とを連結する上下リンクにて構成され、走行車体2の後部のリンクフレームと苗植付装置30とのそれぞれに対して上下方向に回動自在に連結されることで、走行車体2に対して苗植付装置30を昇降可能に連結する。なお、昇降リンクは、走行車体2に対して苗植付装置30を上昇させる程、苗植付装置30が走行車体2に近づくリンク構成となっており、苗植付装置30を最上昇させて走行車体2から作業者が苗植付装置30の苗載置台31に苗供給する作業が容易に行なえる。
また、昇降装置20は、油圧式の昇降シリンダを備える。昇降シリンダは、植付レバー11が操作されて油圧バルブが切り替えられることで、伸縮動作する。昇降シリンダは、伸縮動作することで昇降リンクを駆動して、苗植付装置30を昇降させる。すなわち、昇降シリンダは、植付レバー11が操作されることで、苗植付装置30を上昇させた非作業位置、苗植付装置30を下降させた対地作業位置(植付位置)に切り替える。
走行車体2の前側には、左右両方の側部に予備苗載部50を備える。予備苗載部50は、機体の左右側方位置で機体フレーム5に基部を固定した予備苗フレーム51に複数の積載台52を3段備える。積載台52は、パレット状で一対の側壁と底面とを備え、育苗箱にて育苗された予備苗を載置する。
<苗植付装置30>
苗植付装置30は、上記したように、昇降リンクを介して走行車体2の後部に取り付けられる。苗植付装置30は、複数の列(条)で苗を植え付けることが可能である。苗植付装置30は、植付フレームFと、該植付フレームFに基部が固着されて機体後方に延びる6つの植付伝動ケース30Fと、該植付フレームFに支持されて左右往復移動する苗載置台31と、フロート32と、該植付フレームFの各後端部に設けられた植付装置33とを備える。
苗載置台31は、機体の左右方向において、植付条数分の苗載せ面を有する。各苗載せ面は、上下方向に複数枚のマット苗(土付きマット苗)を載置可能な後下がりの傾斜面である。
フロート32は、走行車体2の移動に伴い圃場(水田)の圃場面上を滑走しながら整地する。フロート32は、機体の左右方向において、機体中央部に配置されるセンターフロートと、センターフロートを挟んで左右方向の外側に配置されるサイドフロートとを備える。
フロート32の各フロート(センターフロートおよびサイドフロート)は、圃場面の凹凸に応じて前部が上下動するように、植付伝動ケース30Fに回動自在に取り付けられる。苗植付装置30では、植付作業時にはセンターフロートの前部の上下動が回動センサによって検知され、回動センサの検知結果に応じて制御部によって昇降シリンダの伸縮動作を制御する油圧バルブを切り替えて苗植付装置30を昇降させ、苗の植え付け深さを調節することができる。
植付装置33は、植付伝動ケース30Fによって支持されることで、苗載置台31の下方に配置される。植付装置33は、苗載置台31に載置された苗を圃場に植え付ける。植付装置33は、植付伝動ケース30F後端部に枢支されて植付伝動ケース30F内の動力伝達機構36にて駆動されるロータリ駆動軸331aにて駆動回転されるロータリーケース331と、該ロータリーケース331の両端部に各々設けられた植付ケース332とを備える。植付ケース332は、苗載置台31に載置されたマット苗から苗をとって圃場面に植え付ける。
ロータリーケース331は、植付ケース332を回転可能に支持する。ロータリーケース331には、植付ケース332の回転速度を変化させながら植付ケース332を回転させることが可能な不等速伝動機構が設けられる。植付ケース332は、ロータリーケース331に対する回転角度によって回転速度を変えながら回転する。
苗植付装置30の植付伝動ケース30F左右側部には、左右線引きマーカM,Mが装備されている。即ち、左右線引きマーカM,Mは、各々植付伝動ケース30F左右側部に基部が枢支され、左右外側方に張り出して圃場に次工程のセンターラインを引く作用状態と起立して収容された非作用状態に切り換え自在に装備されている。そして、植付伝動ケース30F左右側部に各々左右格納フック34,34を設けて、乗用苗移植機1が路上走行する時、乗用苗移植機1をトラックに積載する時または乗用苗移植機1を納屋に格納する時等に、左右線引きマーカM,Mを苗植付装置30の内側方に格納して該左右格納フック34,34に係止しておく。
そして、苗植付装置30は、植付フレームFに基部が固着された3つの植付伝動ケース30Fの各後端部両側に植付装置33を設け、3つの植付伝動ケース30Fの基部に走行車体2の動力伝達装置6からエンジンEの動力が伝達される植付部駆動軸35にて駆動力が伝達され、更に、植付伝動ケース30F内の動力伝達機構36にて植付装置33に駆動力が伝達される。
また、苗載置台31は、植付部駆動軸35から伝達される駆動力にて回転するリード螺旋軸37と該リード螺旋軸37の螺旋溝37aに係合する係合駒38よりなる横送り機構39にて左右往復移動する。なお、リード螺旋軸37が回転すると、リード螺旋軸37の螺旋溝37aに係合している係合駒38は左右往復移動し、苗載置台31が該係合駒38に連結していることにより、苗載置台31は左右往復移動する。
苗載置台31は、植付フレームFに支持された機体左右方向に設けられた前板70に沿って左右往復移動する。そして、苗載置台31の各苗載せ面に載置されたマット苗は、前板70に設けられた苗取り口から1株分ずつ各植付装置33にて取られて各フロート32にて整地された圃場に植付けられる。
植付フレームFの左右端部には、機体より外側方に突出している前板70の左右端部を保護する前板ガード71が設けられている。即ち、該前板ガード71は、植付フレームFの左右端部に機体より外側方に突出している前板70の左右端部を保護すべく左右外方に向けて水平に位置する保護作用位置(イ)と苗植付装置30のスタンドとなる機体内下方に向けて90度回動させたスタンド位置(ロ)に回動枢支部71aで回動させて切り換え固定自在に設けている。
植付部駆動軸35は、苗植付装置30左端の植付伝動ケース30Fを貫通して、左外方に突出して設けられている。なお、Oはオイルシール、Bはボールベアリングである。
植付部駆動軸35の該左外方に突出した外軸部35aには、貫通孔35bが設けられている。
洗車ポンプ60を装着する際には、植付部駆動軸35の外軸部35aにカップリングC一端部に設けた入力孔C1を外嵌し、外軸部35aの貫通孔35bとカップリングC一端部に設けた貫通孔C2に連結ピンP1を挿入して、連結ピンP1の外端をヘアピンP2で抜け止めする。そして、カップリングC他端に設けたスプラインC3に洗車ポンプ60の入力軸61一端部に設けたスプライン穴62を嵌合し、スプラインC3に設けた貫通孔C4と入力軸61一端部に設けた貫通孔63に連結ピンP3を挿入して、連結ピンP3の外端をヘアピンP4で抜け止めする。
洗車ポンプ60は、市販のごく普通のタイプで、入力軸61からの駆動力で作動するギヤポンプ64を内蔵し、該ギヤポンプ64に連通する一側に給水パイプ65を設け、他側に送水パイプ66を設けている。給水パイプ65の先端には網目状のフィルターケース67を設けて、用水路や川等の水中に入れて、水を吸い上げる口となる。送水パイプ66の先端にはノズル68を設けて、乗用苗移植機1を洗車する。
洗車ポンプ60を装着して苗植付装置30左端に保持する為に、保持用部材としてチェーン69が設けられている。よって、洗車ポンプ60は、該チェーン69を左線引きマーカM用の左格納フック34に引っ掛けて機体に保持される。
また、洗車ポンプ60は、機体平面視で保護作用位置(イ)にした前板ガード71の機体内方位置にあり、洗車ポンプ60の入力軸61は、スタンド位置(ロ)にした前板ガード71の上方位置にあって機体平面視で重なっている。そして、洗車ポンプ60は、機体側面視で前板ガード71の回動枢支部71aとロータリ駆動軸331aの間に位置する。
従って、洗車ポンプ60を苗植付装置30の左外側方位置に配置でき、且つ、その駆動を苗植付装置30の駆動軸である植付部駆動軸35から取り出すことができて、圃場での植付作業終了後に機体の洗車、特に、苗植付装置30の洗車が容易に行なえる。
また、植付部駆動軸35の外軸部35aに機体左外側方から洗車ポンプ60の入力軸61を係合させるだけなので、泥で汚れた苗植付装置30にあまり触れることなく装着できて、容易に且つ作業性良く装着できる。
また、洗車ポンプ60は、保持用部材であるチェーン69を左線引きマーカM用の左格納フック34に引っ掛けるだけで機体に保持されるので、特別に保持用の装着部材を苗植付装置30に設けることなく既存の格納フック34を用いて保持でき、廉価な構成で且つ装着も容易である。
2 走行車体
30 苗植付装置
33 植付装置
34 格納フック
35 植付部駆動軸
35a 外軸部
60 洗車ポンプ
61 入力軸
69 保持用部材(チェーン)
70 前板
71a 回動枢支部
331a ロータリ駆動軸
M 線引きマーカ
(イ) 保護作用位置
(ロ) スタンド位置

Claims (6)

  1. 走行車体(2)の後部に苗植付装置(30)を設けた乗用苗移植機において、該苗植付装置(30)の左右一側に洗車ポンプ(60)を装着したことを特徴とする乗用苗移植機。
  2. 苗植付装置(30)の植付部駆動軸(35)を左右一側方に延出して外軸部(35a)を構成し、該外軸部(35a)にて洗車ポンプ(60)の入力軸(61)に動力を伝達することを特徴とする請求項1に記載の乗用苗移植機。
  3. 洗車ポンプ(60)を保持用部材(69)にて線引きマーカ(M)を格納する格納フック(34)に係止したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の乗用苗移植機。
  4. 前板ガード(71)を前板(70)の端部を保護する左右外方に向けて水平状に位置する保護作用位置(イ)と苗植付装置(30)のスタンドとなる機体内下方に向けて90度回動させたスタンド位置(ロ)に回動枢支部(71a)で回動させて切り換え固定自在に設け、該保護作用位置(イ)にした前板ガード(71)の機体内方位置に洗車ポンプ(60)を配置したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の乗用苗移植機。
  5. 洗車ポンプ(60)の入力軸(61)は、スタンド位置(ロ)にした前板ガード(71)の上方位置にあって機体平面視で重なることを特徴とする請求項4に記載の乗用苗移植機。
  6. 洗車ポンプ(60)は、機体側面視で前板ガード(71)の回動枢支部(71a)と植付装置(33)のロータリ駆動軸(331a)の間に位置することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の乗用苗移植機。
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