JP2021193070A - 杜仲葉由来のエクソソームを含むウイルス感染症改善剤 - Google Patents

杜仲葉由来のエクソソームを含むウイルス感染症改善剤 Download PDF

Info

Publication number
JP2021193070A
JP2021193070A JP2020099284A JP2020099284A JP2021193070A JP 2021193070 A JP2021193070 A JP 2021193070A JP 2020099284 A JP2020099284 A JP 2020099284A JP 2020099284 A JP2020099284 A JP 2020099284A JP 2021193070 A JP2021193070 A JP 2021193070A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
improving agent
eucommia
food
leaf
exosomes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020099284A
Other languages
English (en)
Inventor
智恵子 安間
Chieko Yasuma
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HEKIZANEN KK
Original Assignee
HEKIZANEN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HEKIZANEN KK filed Critical HEKIZANEN KK
Priority to JP2020099284A priority Critical patent/JP2021193070A/ja
Publication of JP2021193070A publication Critical patent/JP2021193070A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

【課題】植物由来のエクソソームは、植物に含有される割合が極めて少なく世界中でいろいろな植物が、試験されている。本発明は、医薬または食品に利用可能な植物由来のエクソソーを見出すことを課題とする。【解決手段】杜仲葉由来のエクソソームであって、small RNA(miRNA、siRNA、piRNA)を含むウイルス感染症改善剤。【選択図】図1

Description

本発明は、杜仲葉を加工した生成物に関する。さらに詳細には、杜仲葉加工物を含む、ウイルス感染症改善剤、杜仲葉エクソソームに内包されるRNAの内、small RNA(miRNA、siRNA、piRNA)に基する改善剤に関する。さらに本発明は、当該ウイルス感染症改善剤、杜仲葉エクソソームに内包されるRNAの内、small RNA(miRNA、siRNA、piRNA)に基する改善剤を含む経口摂取用組成物、医薬組成物、食品組成物等に関する。
近年の研究により細胞間のコミュニケーションに細胞外小胞(Extracellular vesicles、EV)が使用されているということが知られ、そのサイズや生物学的機能からExosomes(エクソソーム)、Microvesicles(MV; 微小小胞体)などに分類され、中でも直径30−150nmの小胞はエクソソームと呼ばれ、近年生体内での機能の解明が急速に進んでいる。エクソソームの膜表面上にはテトラスパニン(Tetraspanin)と呼ばれる4回膜貫通タンパク質が多く発現しており、CD9やCD63といった分子が一般的なエクソソームのマーカーとして知られている。内部にはタンパク質、脂質、核酸などが含まれている。「エクソソーム」自体の発見は今から30年ほど前にさかのぼるが、発見当初は細胞の不要物的な存在としか認知されず、その機能や存在意義などは長い間、不明であった。ところが、2008年にエクソソーム内にメッセンジャーRNA(mRNA)や機能的に重要な役割を担っているsmall ncRNA(miRNA、siRNA、piRNA)miRNAを含む核酸物質が内包されて他の細胞へと受け渡されている可能性が示されるや否や、ここ数年の間に関連研究が一気に加速し、今日に至っている。
エクソソームの中には、RNAが内包されており、RNAは、翻訳されるかどうかで大きく2種類に分けられる。翻訳を受けるRNAからは、タンパク質が合成される。DNAからタンパク質をコードする配列をコピーして、タンパク質合成を担うリボソームまでDNAの遺伝情報を運ぶ役目を持つメッセンジャーRNA(mRNA)がこれに相当する。他方のsmall RNA(miRNA、siRNA、piRNA)は、ゲノム上にコードされ、多段階的な生成過程を経て最終的に20から25塩基長の微小RNAとなる機能性核酸である。この鎖長の短いsmall RNA(miRNA、siRNA、piRNA)は、機能性のncRNA (タンパク質へ翻訳されないRNAの総称)に分類されており、ほかの遺伝子の発現を調節する、生命現象において重要な役割を担っている事が、明らかになっている。small RNA(miRNA、siRNA、piRNA)は、その標的mRNAに対して不完全な相同性をもって結合し、一般に標的遺伝子の3’UTRを認識して、標的mRNAを不安定化するとともに翻訳抑制を行うことでタンパク質産生を抑制する。small RNA(miRNA、siRNA、piRNA)が介する転写抑制は、発生、細胞増殖および細胞分化、アポトーシスまたは代謝といった広範な生物学的プロセスに重要な役割を担うことが明らかになった。
エクソソーム、small RNA(miRNA、siRNA、piRNA)が、上皮間葉転換制御(上皮細胞がその細胞極性や周囲の細胞との接着機能を喪失し,未分化な間葉様細胞へと脱分化することで遊走能や浸潤能を獲得するプロセスを制御)やがん幹細胞の制御にも関与し、乳癌、肺癌、大腸癌、糖尿病の改善効果などが期待されていたが、令和元年6月には、東京医科大学などにより上皮間葉転換(EMT)に関わる2種類のmiR(miR−509−5pとmiR−1243)が同定された。これにより乳癌、肺癌、大腸癌、糖尿病の改善効果への改善作用が明らかになった。
杜仲(Eucommia ulmoides)は、中国中央部起源のトチュウ科トチュウ属の一科一属一種に分類される落葉性木本類で、樹高が20mに達する立木である。杜仲は、一般にお茶と称するツバキ科の植物と比較し、カフェインを全く含んでいないほか、含有物も異なる。杜仲葉は、1980年代から飲料としての用途が普及している。杜仲の樹皮は医薬品として取り扱われており、中国では「高血圧症、腰痛、関節痛、腎臓病、肝臓病、ストレス、精力減退、利尿困難、物忘れ」に有効な漢方薬として利用されている。発明者らは、この杜仲の葉を、収穫後直ちに発酵を阻止しさらに粉末状にすることで、機能性分や栄養成分の高い食品を開発してきたが、その機能性の高さは、肺癌、大腸癌、乳癌、血糖値、アレルギー、ウイルス、B16細胞メラニン産生抑制効果、アトピーなどの改善効果が顕著に得られている。その為発明者らは、茨城大学や横浜市立大学らと癌の研究を行い、癌幹細胞を消滅させる新規化合物、ユーコミシンAを発見し特許申請をしている(特許文献1参照)。
特開2017−002031号公報
エクソソーム(30−150nm)は「細胞外小胞」の中の氷山の一角であり、まだ未解明の部分が多く残されている。今後、バイオロジーから臨床研究まで、様々なアプローチで研究が展開されるであろうが、植物由来のエクソソームは、植物に含有される割合が極めて少なく世界中でいろいろな植物が、試験されている。バイオロジーの分野において「エクソソーム」を多く含有している生成物は、研究を進める上からも必要であり求められているが、発明者らは、2019年6月に東京医科大学と杜仲葉の緑粉末の中に、1mgあたりエクソソームの粒子数を、5.72×10個(溶媒PBS)、2.37×10個(溶媒 MilliQ Water)が含有されていることを、見出している。
さらにエクソソームを抽出するのに溶解液として、塩基性のアルカリ性溶解液を使用するとエクソソームが、2倍得られることを見出した。また杜仲葉の先端部分にエクソソームが多く含有されていることを見出し、杜仲葉由来のエクソソームの含有率の高い抽出物を、得ることに成功した。また、こうして得られた杜仲由来のエクソソームは、B16細胞メラニン産生抑制効果が極めて高く、有効な化粧品の素材になることを見出した。
本発明は、天然の素材を原料とし、副作用が少なく長期にわたって摂取した場合でも安全であり、ウイルス感染症、杜仲葉エクソソームに内包されるRNAの内、small RNA(miRNA、siRNA、piRNA)の上皮間葉転換制御がもたらす乳癌、肺癌、大腸癌、糖尿病、アレルギー、痴ほう症、高血糖の改善剤、動脈硬化予防剤、それを含む医薬または食品を提供することを目的とする。
本発明者は、上記の課題解決のために鋭意研究を進めたところ、杜仲葉加工物のsmall RNA(miRNA、siRNA、piRNA)を含むエクソソーム組成物の上皮間葉転換制御による、ウイルス感染症、杜仲葉エクソソームに内包されるRNAの内、small RNA(miRNA、siRNA、piRNA)を含む健康改善剤による乳癌、肺癌、大腸癌、糖尿病アレルギー、痴ほう症、高血糖、動脈硬化に関する。さらに本発明は、当該ウイルス感染症、杜仲葉エクソソームに内包されるRNAの内、small RNA(miRNA、siRNA、piRNA)を含む上皮間葉転換制御の健康改善剤を見いだし、本発明を完成させた。すなわち本発明の一つの側面によれば、杜仲葉加工物を含む、ウイルス感染症、杜仲葉エクソソームに内包されるRNAの内、small RNA(miRNA、siRNA、piRNA)を含む上皮間葉転換制御による健康改善剤として、乳癌、肺癌、大腸癌、糖尿病アレルギー、痴ほう症、高血糖、動脈硬化の改善剤が提供される。すなわち、本発明は以下の実施形態を含む。
(1)杜仲葉由来のエクソソームを含むウイルス感染症改善剤。
(2)前記杜仲葉由来のエクソソームが、small RNA(miRNA、siRNA、piRNA)を含む(1)に記載のウイルス感染症改善剤。
(3)錠剤、カプセル、又はドリンク剤の形態である、(1)又は(2)に記載のウイルス感染症改善剤。
(4)(1)〜(3)のいずれか1項に記載の改善剤を含む医薬品。
(5)(1)〜(3)のいずれか1項に記載の改善剤を含む飲食品。
(6)(1)〜(3)のいずれか1項に記載の改善剤を含む、機能性食品、健康食品、健康補助食品、栄養補助食品、保険機能食品、特定保険用食品または栄養機能食品である、請求項5に記載の飲食品。
(7)杜仲葉を収穫後、直ちに−10〜0℃に1〜3時間、生葉を冷蔵庫内に置いて荒熱をとる工程と、その後、冷蔵庫から前記生葉をとりだし、除湿又は送風により乾燥環境下の湿度を1%以上50%以下に保ち、室温度を0℃以上100℃以下で、24時間乾燥させる工程と、を含む杜仲葉加工物の製造方法。
(8)前記乾燥工程が、乾燥途中に杜仲葉の裁断や荒粉砕などの工程、更に工程の杜仲に50℃から400℃の遠赤外線等による熱を5分間杜仲葉に掛ける工程、さらに、そうして得られた杜仲葉を100℃以下で粉砕し、5〜25μに粉砕し杜仲エクソソームを抽出する工程を含む(7)に記載の杜仲葉加工物の製造方法。
本発明に係る改善剤は、杜仲エクソソームのRNAのsmall RNA(miRNA、siRNA、piRNA)による上皮間葉転換制御の発現作用による機能性の改善効果によるものである。ウイルス感染症の改善効果だけでなく、small RNA(miRNA、siRNA、piRNA)の上皮間葉転換制御により乳癌、肺癌、大腸癌、糖尿病、アレルギー、痴ほう症、高血糖、動脈硬化の改善効果も得られる。またこれらのsmall RNA(miRNA、siRNA、piRNA)は単一的に作用するだけでなく複合的に機能成の効果が得られ健康回復にも極めて総合的に相乗的に健康改善を図る。また元々食品として2千年の昔から使用され、副作用が無く、長い間使用しても害が無い為三大漢方薬の一つに、数えられており、食経験から極めて安心な薬品、サプリメント、食品と成る。
図1は、粉末茶中エクソソームとRNAの回収方法を示す。 図2は、杜仲茶(碧山)と杜仲茶+桑茶(瑞茶)のエクソソーム回収と粒子数の測定結果を示す。 図3は、杜仲茶(碧山)と杜仲茶+桑茶(瑞茶)のエクソソーム粒子のサイズ測定グラフを示す。 図4は、杜仲茶(碧山)と杜仲茶+桑茶(瑞茶)のエクソソーム1粒子当たりのRNAの量を示す。 図5(A)は、杜仲茶(碧山)エクソソームからのRNA抽出グラフを示し、図5(B)は、杜仲茶+桑茶(瑞茶)エクソソームからのRNA抽出グラフを示す。 図6は、non−coding RNAカテゴリーSmall(miRNA)を示す。 図7は、呼吸器ウイルスPIV3(パラインフルエンザ3型)を用いた感染実験の概要を示す。 図8は、PIV3感染抑制能(SEAP)の検討結果を示す。 図9は、PIV3感染抑制能(RT−PCR)の検討結果を示す。
前記の課題を解決するため、本発明者らは、鋭意検討を行った結果、杜仲生葉を収穫後直ちにマイナス下の特定環境下で3時間乾燥させ、望ましくは、2時間ほど乾燥し、マイナス下から室温に戻し、環境温度を0℃から100℃、更に望ましくは、0〜50℃以下、更に望ましくは、0℃〜10℃、更に望ましくは、0℃〜5℃の室温で、24時間除湿を行ない、湿度を60%以下、望ましくは、50%以下、望ましくは30%以下に保ち、乾燥温度を100度以下、望ましくは、60℃以下、望ましくは、30℃以下、更に望ましくは、5℃以下に保ち、更に工程の杜仲に24時間置き、水分率3%の乾燥葉を得た。こうした乾燥の中で50℃から400℃の遠赤外線等による熱を5分間、さらに望ましくは、1分間遠赤外線等による乾燥工程をおり込んだ乾燥で乾燥し、乾燥後荒粉砕をし、更に10〜25ミクロン、望ましくは、さらに5〜15ミクロンに微粉砕し杜仲粉末をえる。
こうして得た、杜仲葉粉末緑粉末を用いて、エクソソームの検体を得る為に、PBSに杜仲茶を加えVortexし、室温で20分間、2,000×gにて撹拌溶解し、上清をとりさらに20分間、12,000×gにて撹拌溶解し、上清を超遠心し、更に上清を、0.22μmFilterで上清した。上清した1mLを超遠心機で、200,000×g、70分撹拌し、pelletに取りPBSで懸濁し検体を得た(図1参照)。
この「杜仲粉末」を、PBSに杜仲茶を加え室温で20分、2,000×gにて撹拌溶解した後、上清をとりさらに20分間、12,000×gにて撹拌溶解し、更に上清をとり超遠心し、PBSで懸濁しエクソソームの1.60×10のエクソソームを検出した。さらにエクソソームに内包されるRNAの数量を検査した。さらにRNAの1粒のエクソソーム内に6TotalRNA(×10pg/particle)のRNAが含有されているのを検査した。これらの検査を、杜仲粉末のみを使用したものと、杜仲茶+桑茶粉末を使用した二つを比較実施した。
次に、杜仲100%(碧山)と杜仲茶+桑茶(瑞茶)の二つの検体についてさらにエクソソームの粒子のサイズと量をについてqNanoを用いて計測した。図3及び表1に示したように、杜仲100%(碧山)は、粒子数は、1.60×10であった。杜仲茶+桑茶(瑞茶)は、1.11×10であった。杜仲茶は、粒子サイズの平均は、最高値で158nmであった。杜仲茶+桑茶は、145nmであった。
Figure 2021193070
次に、杜仲100%(碧山)と杜仲茶+桑茶(瑞茶)の二つの検体について1粒当たりのRNAの量を調べた。杜仲は、6.5Total RNA(×10pg/particle)であった。杜仲茶+桑茶(瑞茶)は、1.5Total RNA(×10pg/particle)であった(図4参照)。この数字から見るとほとんど桑にはRNAは、含有されていないことに成る。
次に、A、杜仲100%(碧山)とB,杜仲茶+桑茶(瑞茶)の二つの検体について、RNAの粒子のサイズ測定をおこなった。A,Bの二つのグラフからmiRNAが、含有されていることが、明らかである(図5)。また参考にnon−coding RNAカテゴリーSmall(miRNA)の図6を、みると20〜30ntがsmall RNA(miRNA)であることが、それらの働きについても既知機能として書かれている通り働きは、翻訳制御、mRNAの安定性制御、ゲノムの安定制御である。
このsmall RNA(miRNA、siRNA、piRNA)の働きにより、ウイルス感染症、乳癌、肺癌、大腸癌、糖尿病、アレルギー、痴ほう症、高血糖、動脈硬化の予防について改善効果をもたらす改善剤、予防剤、それを含む医薬または食品を提供する。予防剤、それを含む医薬または食品を提供する為の大量精製加工方法として、杜仲粉末から抽出したリッターサイズのエクソソーム溶液から、製剤化しやすい形態での1g/バッチのエクソソーム大量精製の為の、限外濾過方とフィルトレーションを組み合わせたタンジェンシャルフロー系による生産方式による製造方法を行った。
また、発明者らは、杜仲粉末による抗ウイルス作用の効果を、検証する為に呼吸器ウイルス(パラインフルエンザウイルス3型)感染症に対する効果の試験を行なった。PBS1mlに杜仲粉末1mgの濃度の検体にPIV3をMOI(感染効率)=1で投入する。ウイルス感染すると上清中に胎盤由来分泌型アルカリホスファターゼ(SEAP)を分泌する。PIV3を投入後、48時間培養し、RT−PCR法にてアッセイを行なった。
(図7を参照)
PIV3感染症抑制能の検討を行なう為に、培養後のSEAPの検討を行なった。その結果を図8及び9に示す。培養後のSEAP値は、杜仲粉末を用いた時は、658110.5であるのに対し杜仲粉末を用いない時は、1045350.667であった。このことから杜仲粉末は、指摘濃度においてパラインフルエンザウイルス3型の感染を抑制した。

Claims (8)

  1. 杜仲葉由来のエクソソームを含むウイルス感染症改善剤。
  2. 前記杜仲葉由来のエクソソームが、small RNA(miRNA、siRNA、piRNA)を含む請求項1に記載のウイルス感染症改善剤。
  3. 錠剤、カプセル、又はドリンク剤の形態である、請求項1又は2に記載のウイルス感染症改善剤。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の改善剤を含む医薬品。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の改善剤を含む飲食品。
  6. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の改善剤を含む、機能性食品、健康食品、健康補助食品、栄養補助食品、保険機能食品、特定保険用食品または栄養機能食品である、請求項5に記載の飲食品。
  7. 杜仲葉を収穫後、直ちに−10〜0℃に1〜3時間、生葉を冷蔵庫内に置いて荒熱をとる工程と、その後、冷蔵庫から前記生葉をとりだし、除湿又は送風により乾燥環境下の湿度を1%以上50%以下に保ち、室温度を0℃以上100℃以下で、24時間乾燥させる工程と、を含む杜仲葉加工物の製造方法。
  8. 前記乾燥工程が、乾燥途中に杜仲葉の裁断や荒粉砕などの工程、更に工程の杜仲に50℃から400℃の遠赤外線等による熱を5分間杜仲葉に掛ける工程、さらに、そうして得られた杜仲葉を100℃以下で粉砕し、5〜25μに粉砕し杜仲エクソソームを抽出する工程を含む請求項7に記載の杜仲葉加工物の製造方法。

JP2020099284A 2020-06-08 2020-06-08 杜仲葉由来のエクソソームを含むウイルス感染症改善剤 Pending JP2021193070A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020099284A JP2021193070A (ja) 2020-06-08 2020-06-08 杜仲葉由来のエクソソームを含むウイルス感染症改善剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020099284A JP2021193070A (ja) 2020-06-08 2020-06-08 杜仲葉由来のエクソソームを含むウイルス感染症改善剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021193070A true JP2021193070A (ja) 2021-12-23

Family

ID=79168680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020099284A Pending JP2021193070A (ja) 2020-06-08 2020-06-08 杜仲葉由来のエクソソームを含むウイルス感染症改善剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021193070A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN118236415A (zh) * 2024-02-20 2024-06-25 广东医科大学附属医院 杜仲来源的外泌体纳米囊泡在制备抗骨肿瘤药物中的应用

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN118236415A (zh) * 2024-02-20 2024-06-25 广东医科大学附属医院 杜仲来源的外泌体纳米囊泡在制备抗骨肿瘤药物中的应用

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104640987A (zh) 植物微小核糖核酸的提取、制备及其应用
CN109837306A (zh) 包载miRNA-204-5p的外泌体及其制备方法和应用
JP7228201B2 (ja) 生体機能を制御する新規成分
TW202207949A (zh) 富含菸醯胺單核苷酸的酵母粉的製備方法、酵母粉及其改善肌膚狀況、頭髮護理、抗發炎、心血管保健、抗氧化、抗老化及/或改善身體疲憊程度之用途
KR100833996B1 (ko) 미크론 이하 크기의 홍삼 나노분말의 제조방법과 상기방법으로 제조된 홍삼 나노분말
JP2021193070A (ja) 杜仲葉由来のエクソソームを含むウイルス感染症改善剤
CN111607571B (zh) 一种特异性激活免疫共刺激通路的复制型溶瘤腺病毒及其制备方法和应用
CN114588184B (zh) 瓶尔小草提取物及其制备方法和应用
CN112245342B (zh) 一种人参系列护肤提取物及其制备方法和应用
CN116904389A (zh) 一种用于治疗心血管的三七干粉外泌体提取方法及应用
CN107857826A (zh) 一种降血糖香蕉花多糖的分离纯化方法
JPWO2011070970A1 (ja) 胸腺間質性リンパ球新生因子過剰発現抑制剤
CN115025139B (zh) 藜麦多酚在调节肝细胞糖脂代谢及抑制氧化应激中的应用
CN110777083A (zh) 一种从酵母细胞中提取外泌体的方法
CN101906423A (zh) 基于昆虫杆状病毒表达系统的重组人神经生长因子的制备方法
CN110279758B (zh) 一种牡丹叶干粉及其制备方法与作为黄嘌呤氧化酶抑制剂的应用
JP7198275B2 (ja) 梅の花抽出物を含む微塵による皮膚細胞損傷ケア用組成物
CN104587274B (zh) 一种竹叶异荭草素提取物
JP6116539B2 (ja) ポリペプチドを含有する生体内で多くの効果を有する医薬組成物及びその用途
CN103458907A (zh) 阴香提取物、提取方法及该提取物作为质子泵下调剂、酶抑制剂和粘膜保护剂的应用
CN117448445B (zh) Pten、tsc1和tsc2基因在马兜铃酸敏感性检测中的应用
CN113373144B (zh) 用于皮肤再生和修复的组合物及其制备方法和用途
JP6960628B2 (ja) 熱ショックタンパク質発現促進剤
JP7423780B2 (ja) 精製サラシア属植物抽出物の製造方法
JPH06256207A (ja) 抗変異原物質,抗ウイルス物質及び細胞増殖促進物質

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230602

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240507

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20240625

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240905