JP2021191252A - 活魚の処理方法 - Google Patents

活魚の処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2021191252A
JP2021191252A JP2020098949A JP2020098949A JP2021191252A JP 2021191252 A JP2021191252 A JP 2021191252A JP 2020098949 A JP2020098949 A JP 2020098949A JP 2020098949 A JP2020098949 A JP 2020098949A JP 2021191252 A JP2021191252 A JP 2021191252A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
live fish
blood
suction
fish
washing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020098949A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6826686B1 (ja
Inventor
計助 桂
Keisuke Katsura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawazu Yoshio Shoten KK
Original Assignee
Kawazu Yoshio Shoten KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawazu Yoshio Shoten KK filed Critical Kawazu Yoshio Shoten KK
Priority to JP2020098949A priority Critical patent/JP6826686B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6826686B1 publication Critical patent/JP6826686B1/ja
Priority to PCT/JP2021/019923 priority patent/WO2021246252A1/ja
Publication of JP2021191252A publication Critical patent/JP2021191252A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22BSLAUGHTERING
    • A22B3/00Slaughtering or stunning
    • A22B3/08Slaughtering or stunning for poultry or fish, e.g. slaughtering pliers, slaughtering shears
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C25/00Processing fish ; Curing of fish; Stunning of fish by electric current; Investigating fish by optical means
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C25/00Processing fish ; Curing of fish; Stunning of fish by electric current; Investigating fish by optical means
    • A22C25/14Beheading, eviscerating, or cleaning fish
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PREPARATION OR TREATMENT THEREOF
    • A23L17/00Food-from-the-sea products; Fish products; Fish meal; Fish-egg substitutes; Preparation or treatment thereof

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Marine Sciences & Fisheries (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Processing Of Meat And Fish (AREA)
  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)

Abstract

【課題】従来技術による活魚の処理方法と比較して刺身等の肉片の色、風味、弾力、旨さ等を向上させ、それを維持し得る期間を延ばすことを可能にする。【解決手段】活魚の処理方法は、下記の工程を含む。(a)活魚の頭骨から脳組織を吸引することによって前記活魚を即死状態にする工程(b)前記活魚の尾を、神経孔が露出するまで切断する工程(c)前記活魚の脳髄から神経までを吸引する工程(d)前記活魚の鰓を切断して、放血させる工程(e)前記活魚の前記鰓部分に泡を発生させ、当該鰓の切断面の血栓化を阻止して、放血を促す工程(f)血抜き処理を行った後の前記活魚を、水道水等の真水で洗浄する工程(g)洗浄した後の前記活魚を、−30℃の温度で急速冷凍する工程【選択図】図3

Description

本発明は、活魚の処理方法に関する。さらに詳細には、本発明は、活魚の保存期間を延ばし、かつ、従来技術による活魚の処理方法と比較して刺身等の肉片の色、風味、弾力、旨さ等を向上させ、それを維持し得る期間を延ばすことを可能にすると共に、活魚に付着している細菌や活魚に寄生する寄生虫による食中毒を防止することを可能にする活魚の処理方法に関する。
なお、活魚とは、一般的に、活きている魚のことを指し、それ以外の魚は鮮魚、凍魚、加工魚等と呼ばれるが、本明細書では、混乱を避けるために、便宜上、「活魚」に統一して説明することとする。
従来から、活魚の加工処理後の鮮度を保ち、生臭みを取り除くために、活魚の血抜き処理が行われている。
活魚の血抜きに関しては、例えば、特許文献1に開示されているように、活魚の脊髄に損傷を与えることにより活きた状態を保持して運動機能を低下させ、この運動機能を低下させた活魚の鰓(エラ)に向けて新鮮な水を供給し、鰓に水を通過させることで、活かしながら血管を切断して血抜きを行うようにした技術が知られている。
特許第4255089号公報
しかし、特許文献1には、活魚の脊髄に損傷を与えることにより活きた状態を保持して運動機能を低下させることしか開示されておらず、活魚の脊髄(神経)を抜き取ることについては何ら開示されていない。
すなわち、特許文献1の場合には、脳死した状態であっても、活魚の脊髄に損傷を与えて、運動機能を低下させているに過ぎない。従って、一定の神経系統は機能を維持した状態にあり、解体作業等の刺激によって魚体が痙攣などを起こしてしまう。そうすると、エネルギーを消費して、体内に乳酸を発生・滞留させ、これが酸化の原因となる。この酸化がすなわち腐敗であり、その進行により食味は大きく低下することとなる。
また、特許文献1に開示された活魚の血抜き方法は、活魚の鰓(エラ)に向けて新鮮な水を供給し、鰓に水を通過させて血抜きを行うというものであるが、この方法では、鰓の洗浄作業中に一定の水圧をかけ続け、魚肉に洗浄水を浸透させることとなるので、刺身等の肉片の自然な色、風味、弾力、旨さ等を損ない、肉質が水っぽいものになってしまう虞がある。
さらに、活魚を刺身等で生食する場合には、活魚に付着している細菌や活魚に寄生する寄生虫による食中毒が懸念される。特に特許文献1に開示された活魚の血抜き方法では、洗浄水が残留することで、活魚に元々付着している細菌が繁殖しやすくなり、食中毒のリスクが高くなる。
本発明は、従来技術における前記課題を解決するためになされたものであり、活魚の保存期間を延ばし、かつ、従来技術による活魚の処理方法と比較して刺身等の肉片の色、風味、弾力、旨さ等を向上させ、それを維持し得る期間を延ばすことを可能にすると共に、活魚に付着している細菌や活魚に寄生する寄生虫による食中毒を防止することを可能にする活魚の処理方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明に係る活魚の処理方法の構成は、
(1)下記の工程を含むことを特徴とする。
(a)活魚の頭骨から脳組織を吸引することによって前記活魚を即死状態にする第1吸引工程
(b)前記活魚の尾を、神経孔が露出するまで切断する第1切断工程
(c)前記活魚の脳髄から神経までを吸引する第2吸引工程
(d)前記活魚の鰓を切断して、放血させる放血工程
(e)前記活魚の前記鰓部分に泡を発生させることで、当該鰓の切断面の血栓化を阻止して、放血を促す血栓化阻止工程
(f)血抜き処理を行った後の前記活魚を、真水及び酸性電解水の少なくとも一方で洗浄する洗浄工程
(g)洗浄した後の前記活魚を、−70℃〜−20℃の範囲の温度で急速冷凍する急速冷凍工程
真水としては、例えば、水道水を用いることができ、酸性電解水としては、例えば、次亜塩素酸水を用いることができる。
本発明の活魚の処理方法の上記(1)の構成によれば、以下の作用効果が得られる。
すなわち、上記(b)の工程を含むことにより、上記(c)の工程を行うための空気孔が確保される。
また、上記(c)の工程を含むことにより、活魚は、半身不随と同じ状態となって、全く動かなくなる。このため、エネルギー消費量が極限まで減少し、乳酸の発生及び蓄積が無くなることから、魚肉の酸化が防止され、活魚の保存期間を延ばすことが可能となる。
また、上記(a),(c)の工程を含み、活魚の神経系統の除去を吸引によって行うようにしたことにより、水圧による洗浄水の魚肉への浸透が発生することはないので、刺身等の肉片の自然な色、風味、弾力、旨さ等を損ない、肉質が水っぽいものになってしまう虞もない。その結果、従来技術による活魚の処理方法と比較して美味しい刺身を提供することが可能となる。
また、上記(d),(e)の工程を含むことにより、心臓のポンプ機能によってほぼ全ての血液が活魚の外に出ることとなり、活魚からほぼ完全に血抜きができるようになる。その結果、水圧をかけた洗浄作業や血抜き処理に伴って発生する魚肉内部への水分残留が無くなることから、活魚の保存期間が1〜2週間長くなる。さらに、刺身等の肉片の自然な色、風味、弾力、旨さ等を損ない、肉質が水っぽいものになってしまう虞もない。その結果、従来技術による活魚の処理方法と比較して美味しい刺身を提供することが可能となる。
また、上記(f)の工程を含み、血抜き処理を行った後の活魚を真水で洗浄することにより、活魚の外表面に付着した異物を除去することができ、特に、活魚に付着している腸炎ビブリオ菌を死滅させて、当該腸炎ビブリオ菌による食中毒を防止することができる。また、上記(f)の工程を含み、血抜き処理を行った後の活魚を酸性電解水で洗浄することにより、活魚の外表面に付着した異物を除去することができ、特に、活魚の殺菌を安全に行うことができる。
また、上記(g)の工程を含むことにより、活魚に寄生するアニサキスを死滅させて、当該アニサキスによる食中毒を防止することができる。
以上のように、本発明の活魚の処理方法の上記(1)の構成によれば、活魚の保存期間を延ばし、かつ、従来技術による活魚の処理方法と比較して刺身等の肉片の色、風味、弾力、旨さ等を向上させ、それを維持し得る期間を延ばすことを可能にすると共に、活魚に付着している細菌や活魚に寄生する寄生虫による食中毒を防止することを可能にする活魚の処理方法を提供することができる。
本発明の活魚の処理方法の上記(1)の構成においては、以下の(2)〜(5)のような構成にすることが好ましい。
(2)前記洗浄工程(f)後で、かつ、前記急速冷凍工程(g)前に、下記の工程をさらに含む。
(h)洗浄した後の前記活魚を真空パックする真空パック工程
上記(2)の好ましい構成によれば、急速冷凍工程において、液体凍結機を用いることができる。活魚を真空パックすれば、前記活魚によって液体冷媒が汚されることも、前記液体冷媒によって前記活魚の風味等が損なわれることもないからである。
(3)前記洗浄工程(f)後で、かつ、前記急速冷凍工程(g)前に、下記の工程をさらに含む。
(i)洗浄した後の前記活魚を、0℃〜10℃の範囲の温度の真水に浸漬する第1予備冷却工程
(j)前記第1予備冷却を行った後の前記活魚の表面に付着した水分を除去する第1加工処理工程
(k)前記第1加工処理を施した後の前記活魚を、氷温冷却する第2予備冷却工程
(l)前記第2予備冷却中に前記活魚の表面に発生する水分を清拭する第2加工処理工程
上記(3)の好ましい構成によれば、冷凍保存期間における活魚の劣化を最小化することができる。
(4)上記(3)の構成において、前記第1予備冷却工程(i)後で、かつ、前記第1加工処理工程(j)前に、下記の工程をさらに含む。
(m)前記第1予備冷却を行った前記活魚を、保存に適した形態に加工する第3加工処理工程
「保存に適した形態に加工する」には、例えば、内臓を取り出して平たくし、真空パック可能な形態に加工すること等が含まれる。従って、例えば天然ヒラメ等のような平たい活魚については、第3加工処理工程は不要である。
(5)前記血栓化阻止工程(e)後で、かつ、前記洗浄工程(f)前に、下記の工程をさらに含む。
(n)前記活魚の尾を、動脈が露出するまで切断する第2切断工程
(o)前記尾の切断面から、残った血液を吸引する第3吸引工程
上記(5)の好ましい構成によれば、活魚から完全に血抜きができるようになり、活魚の保存期間をさらに長くすることが可能となる。
本発明によれば、活魚の保存期間を延ばし、かつ、従来技術による活魚の処理方法と比較して刺身等の肉片の色、風味、弾力、旨さ等を向上させ、それを維持し得る期間を延ばすことを可能にすると共に、活魚に付着している細菌や活魚に寄生する寄生虫による食中毒を防止することを可能にする活魚の処理方法を提供することができる。
本発明の一実施形態における活魚の処理方法のうちの活魚の血抜き処理に用いる血抜き装置の構成を示す概略分解斜視図 活魚の概要を説明するための側面図 本発明の一実施形態における活魚の処理方法を示す工程図 本発明の一実施形態における活魚の処理方法のうち、第1吸引工程(脳組織の吸引工程)から第2吸引工程(神経等の吸引工程)までを示す側面斜視図 本発明の一実施形態における活魚の処理方法のうち、放血工程から第3吸引工程(残存血液の吸引工程)までを示す側面斜視図 本発明の一実施形態における活魚の処理方法のうちの真空パック工程で真空パックされた活魚を示す側面図 本発明の一実施形態における活魚の処理方法のうち、急速冷凍工程を示す概略模式図
以下、好適な実施形態を用いて本発明をさらに具体的に説明する。但し、下記の実施形態は本発明を具現化した例に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。
[血抜き装置の構成]
まず、本発明の一実施形態における活魚の処理方法のうちの活魚の血抜き処理に用いる血抜き装置の構成について、図1,図2を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態における活魚の処理方法のうちの活魚の血抜き処理に用いる血抜き装置の構成を示す概略分解斜視図、図2は、活魚の概要を説明するための側面図である。
図1に示すように、血抜き装置1は、吸引器2と、当該吸引器2の吸引チューブ2aの先端部に着脱可能に取り付けられる(図1の両矢印イを参照)脳殺・吸引アタッチメント5と、吸引器2の排気口2bに着脱可能に取り付けられる(図1の両矢印ロを参照)血栓化阻止アタッチメント7と、を備えている。
吸引器2としては、例えば、異物(医療用器具等)を誤飲した際に当該異物を取り除くために使用される医療用吸引器を用いることができ、吸引力を抵抗に応じて変更できるようにしたものであることが好ましい。
図1,図2に示すように、脳殺・吸引アタッチメント5は、例えば、活魚3の頭骨4に突き刺して脳組織を破壊(脳殺)すると共に、当該脳組織を吸引して活魚3を即死状態にするために用いられるものである。また、脳殺・吸引アタッチメント5は、例えば、活魚3の脳髄から神経(脊髄)9までを吸引するために用いられるものでもある(以上、図4を参照)。
血栓化阻止アタッチメント7は、活魚3の鰓(エラ)6の上に静置され、鰓6部分に泡を発生させて、当該鰓6の切断面の血栓化を阻止するために用いられるものである(図5を参照)。
より詳細には、吸引器2は、吸引チューブ2aの基端部が接続された、活魚3の脳組織から神経9まで及び血液を溜めるための吸引瓶2cと、当該吸引瓶2cにチューブ2dを介して接続され、後述する吸引ポンプ2gに水分等が入らないようにするための補助瓶2eと、当該補助瓶2eにチューブ2fを介して接続された吸引ポンプ2gと、基端部が吸引ポンプ2gに接続された排気チューブ2hとを備えている。排気チューブ2hの先端部は吸引器2の筐体2iから若干突出して固定されており、この部分が排気口2bとなっている。
吸引チューブ2aは、可撓性を有するゴム管からなっている。
脳殺・吸引アタッチメント5は、互いに直交するT字状に連結され、かつ、互いに連通する第1及び第2の中空パイプ5a,5bを備えている。第1の中空パイプ5aの基端部には、吸引チューブ(ゴム管)2aとの接続部5cが設けられており、当該接続部5cを吸引チューブ2aの先端部に嵌入することにより(図1の矢印イを参照)、脳殺・吸引アタッチメント5を吸引チューブ2aの先端部に着脱可能に取り付けることができるようにされている。第2の中空パイプ5bの先端部には、例えば、活魚3の頭骨4に突き刺して脳組織を破壊(脳殺)するための尖端部5dが形成されている。
かかる構成によれば、活魚3の脳殺と脳組織、脳髄、神経9等(神経系統)の吸引を、吸引器2の吸引チューブ2aの先端部に取り付けられる脳殺・吸引アタッチメント5だけで行うことができるので、活魚3の血抜き処理の効率化を図ることができる。そして、活魚3の神経系統の除去を吸引によって行うようにしたことにより、水圧による洗浄水の魚肉への浸透が発生することはないので、刺身等の肉片の自然な色、風味、弾力、旨さ等を損ない、肉質が水っぽいものになってしまう虞もない。その結果、従来技術による活魚の処理方法と比較して美味しい刺身を提供することが可能となる。
第1の中空パイプ5aは、把持部として機能し、その先端部は開口している。そして、第1の中空パイプ5aを把持した状態で、当該第1の中空パイプ5aの先端部を親指で閉じたり開けたりすることにより、吸引のオン/オフができるようにされている。なお、作業上、吸引のオン/オフの必要がない場合には、第1の中空パイプ5aの先端部は閉塞されていてもよい。
脳殺・吸引アタッチメント5は、例えば、活魚3の頭骨4に突き刺すと共に、血抜き処理後食することになる活魚3を取り扱うものであるため、硬度が高く、錆びにくい性質を有するステンレス鋼で形成されている。
血栓化阻止アタッチメント7は、可撓性を有するゴム管からなるチューブ7aと、チューブ7aの先端部に設けられた泡発生部7bと、を備えている。チューブ7aの基端部には嵌着部7cが設けられており、当該嵌着部7cを吸引器2の排気口2bに被せて嵌めることにより(図1の矢印ロを参照)、血栓化阻止アタッチメント7を吸引器2の排気口2bに着脱可能に取り付けることができるようにされている。泡発生部7bは、中空の部材からなり、その先端部分には複数の小孔7dが穿設されている。
かかる構成によれば、泡発生部7bを活魚の鰓6の上に静置し、吸引器2の排気口2bからの排気を利用して、活魚3の鰓6部分に泡を発生させることで、当該鰓6の切断面の血栓化を阻止することができる。そして、これにより、心臓10のポンプ機能によってほぼ全ての血液が活魚3の外に出ることとなり、活魚3から完全に血抜きができるようになる。また、このような血栓化阻止アタッチメント7を備えた血抜き装置1を用いれば、水圧をかけた洗浄作業や血抜き処理に伴って発生する魚肉内部への水分残留が無くなることから、活魚の保存期間が1〜2週間長くなる。さらに、刺身等の肉片の自然な色、風味、弾力、旨さ等を損ない、肉質が水っぽいものになってしまう虞もない。その結果、従来技術による活魚の処理方法と比較して美味しい刺身を提供することが可能となる。
泡発生部7bには、その先端部分に刃7eが形成されている。
かかる構成によれば、泡発生部7bの刃7eで活魚3の鰓6を切断した後、当該泡発生部7bをそのまま活魚3の鰓6の上に静置するだけでよいので、放血工程から血栓化阻止工程までの作業の効率化を図ることができる。
泡発生部7bは、血抜き処理後食することになる活魚3を取り扱うものであるため、錆びにくい性質を有するステンレス鋼か、人体に無害なプラスチックであるポリ塩化ビニル(PVC)、ポリスチレン(PS)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン(PE)などのプラスチックで形成されている。
[活魚の処理方法]
次に、本実施形態における活魚の処理方法について、上記血抜き装置を用いた活魚の血抜き処理と、活魚の急速冷凍処理と、に分けて説明する。
(活魚の血抜き処理)
まず、上記血抜き装置を用いた活魚の血抜き処理について、図3〜図5をも参照しながら説明する。
図3は、本発明の一実施形態における活魚の処理方法を示す工程図、図4は、当該活魚の処理方法のうち、第1吸引工程(脳組織の吸引工程)から第2吸引工程(神経等の吸引工程)までを示す側面斜視図、図5は、当該活魚の処理方法のうち、放血工程から第3吸引工程(残存血液の吸引工程)までを示す側面斜視図である。
まず、図1,図4に示すように、吸引器2の吸引チューブ2aの先端部に取り付けられた脳殺・吸引アタッチメント5の第1の中空パイプ5aを手で把持して、第2の中空パイプ5bの先端部(尖端部5d)を、活魚3の頭骨4に突き刺す(図4の矢印ハを参照)。これにより、脳組織が破壊される(脳殺)。次いで、そのままの状態で、脳殺・吸引アタッチメント5の第1の中空パイプ5aの先端部(吸引のオン/オフ部)を親指で閉じる。これにより、脳殺・吸引アタッチメント5から空気が漏れることなく、活魚3の脳組織が吸引され(図4の破線矢印ニを参照)、活魚3が即死状態となる(図3の第1吸引工程S1)。吸引された脳組織は、吸引器2の吸引瓶2c(図1を参照)に溜められる。
なお、血抜き処理中、吸引器2は、吸引ポンプ2gが作動した状態となっている。
次いで、図4に示すように、活魚3の尾8を、神経孔9aが露出するまで切断する(図3の第1切断工程S2)。これにより、神経9等を吸引するための空気孔が確保される。
そして、脳殺・吸引アタッチメント5の第2の中空パイプ5bを、活魚3の頭骨4に突き刺したまま、脳殺・吸引アタッチメント5の第1の中空パイプ5aの先端部(吸引のオン/オフ部)を再度親指で閉じる。これにより、脳殺・吸引アタッチメント5から空気が漏れることなく、活魚3の脳髄から神経9までが吸引され(図4の破線矢印ニを参照)、吸引器2の吸引瓶2c(図1を参照)に溜められる(図3の第2吸引工程S3)。
このように神経9を抜いてしまうことで、活魚3は、半身不随と同じ状態となって、全く動かなくなる。このため、エネルギー消費量が極限まで減少し、乳酸の発生及び蓄積が無くなることから、魚肉の酸化が防止され、活魚の保存期間を延ばすことが可能となる。また、活魚3の脳組織、脳髄、神経9等(神経系統)の除去を吸引によって行うようにしたことにより、水圧による洗浄水の魚肉への浸透が発生することはないので、刺身等の肉片の自然な色、風味、弾力、旨さ等を損ない、肉質が水っぽいものになってしまう虞もない。その結果、従来技術による活魚の処理方法と比較して美味しい刺身を提供することが可能となる。
次いで、血栓化阻止アタッチメント7の泡発生部7b(図1を参照)の基端部を手で持ち、当該泡発生部7bの先端部分に形成された刃7eで活魚3の鰓6を切断して、放血させる(図3の放血工程S4)。このとき、活魚3の心臓10はまだ動いているので、放血は心臓10のポンプ機能によって行われる。
次いで、図5に示すように、泡発生部7bを活魚3の鰓6の上に静置し、吸引器2の排気口2b(図1を参照)からの排気を利用して(図5の破線矢印ホを参照)、活魚3の鰓6部分に泡を発生させることで、当該鰓6の切断面の血栓化を阻止して、放血を促す(図3の血栓化阻止工程S5)。これにより、心臓10のポンプ機能によってほぼ全ての血液が活魚3の外に出ることとなり、活魚3からほぼ完全に血抜きができるようになる。そして、このような血栓化阻止アタッチメント7を備えた血抜き装置1を用いれば、水圧をかけた洗浄作業や血抜き処理に伴って発生する魚肉内部への水分残留が無くなることから、活魚3の保存期間が1〜2週間長くなる。また、刺身等の肉片の自然な色、風味、弾力、旨さ等を損ない、肉質が水っぽいものになってしまう虞もない。その結果、従来技術による活魚の処理方法と比較して美味しい刺身を提供することが可能となる。
なお、放血工程S4と血栓化阻止工程S5は、一連の作業として行われる。すなわち、泡発生部7bの刃7eで活魚3の鰓6が切断された後、当該泡発生部7bがそのまま活魚3の鰓6の上に静置される。これにより、放血工程S4から血栓化阻止工程S5までの作業の効率化が図られる。
次いで、図5に示すように、活魚3の尾8を、動脈11が露出するまで切断する(図3の第2切断工程S6)。そして、脳殺・吸引アタッチメント5を取り外した吸引チューブ2aを用いて、尾8の切断面から、残った血液を吸引する(図5の破線矢印ヘを参照 図3の第3吸引工程S7)。これらの工程をさらに含むことにより、活魚3から完全に血抜きができるようになり、活魚3の保存期間をさらに長くすることが可能となる。
(活魚の急速冷凍処理)
次に、上記血抜き処理を行った後の活魚の急速冷凍処理について、図6,図7をも参照しながら説明する。
図6は、本発明の一実施形態における活魚の処理方法のうちの真空パック工程で真空パックされた活魚を示す側面図、図7は、当該活魚の処理方法のうち、急速冷凍工程を示す概略模式図である。
まず、血抜き処理を行った後の活魚3を、水道水等の真水で洗浄する(図3の洗浄工程S8)。これにより、活魚3の外表面に付着した異物が除去される。
活魚3の洗浄に真水を用いているのは、活魚3には腸炎ビブリオ菌が付着しており、この菌は真水に弱いからである。従って、血抜き処理を行った後の活魚3を真水で洗浄することにより、特に、活魚3に付着している腸炎ビブリオ菌を死滅させて、当該腸炎ビブリオ菌による食中毒を防止することができる。
次いで、図6に示すように、洗浄後の活魚3を、例えばナイロンポリ袋12等を用いて真空パックする(図3の真空パック工程S9)。
本実施形態では、後述するように、急速冷凍工程において、液体凍結機を用いるため、活魚3によって液体冷媒が汚されないためにも、また、液体冷媒によって活魚3の風味等が損なわれないためにも、洗浄工程後で、かつ、急速冷凍工程前に、活魚3を真空パックする必要がある。
最後に、図7に示すように、液体凍結機13の冷凍槽13aに収容された液体冷媒14の中に、真空パックした活魚3を浸漬することにより、当該活魚3を急速冷凍する(図3の急速冷凍工程S10)。このように急速冷凍を行えば、活魚3に寄生するアニサキスを死滅させて、当該アニサキスによる食中毒を防止することができる。
液体凍結機13としては、市販の液体凍結機を使用した。
液体冷媒14としては、例えば、エタノールやメチルブタン等のアルコールを用いることができる。冷凍槽13a内の液体冷媒14の温度は、温度調整部(図示せず)により、常に所望の温度に変更、維持できるようにされている。ここでは、液体冷媒14として、−30℃に維持された濃度50wt%のエタノール水溶液を用いた。
真空パックされ、かつ、液体凍結機13で急速冷凍された活魚3は、ダンボールに入れた状態で一般の冷凍庫で保管され、例えば、全国に輸送される。
数週間後の、血抜き・急速冷凍処理された活魚3を、氷水や流水中に浸漬することによって解凍した。
[血抜き・急速冷凍処理された活魚の評価]
解凍後の活魚3、例えば天然ヒラメ等を、刺身にして試食し官能試験を行った。
官能試験の結果、一般的な冷凍活魚に比べて、色、風味、弾力、旨さのいずれにおいても、良好な結果が得られた。特に、コリコリ感(歯ごたえ感)が維持され、今まで以上に美味しい刺身となっていた。
これは、活魚3の神経系統の除去を吸引によって行うようにしたことにより、従来のように水圧による洗浄水の魚肉への浸透が発生することはないので、刺身等の肉片の自然な色、風味、弾力、旨さ等を損ない、肉質が水っぽいものになってしまうこともないからであると考えられる。また、血栓化阻止アタッチメント7を備えた血抜き装置1を用いるようにしたことにより、水圧をかけた洗浄作業や血抜き処理に伴って発生する魚肉内部への水分残留が無くなるので、刺身等の肉片の自然な色、風味、弾力、旨さ等を損ない、肉質が水っぽいものになってしまうこともないからであると考えられる。
また、解凍後の活魚3を、刺身にして試食しても、食中毒の症状を発する者はいなかった。
以上のように、本実施形態の活魚の処理方法の構成によれば、活魚3の保存期間を延ばし、かつ、従来技術による活魚の処理方法と比較して刺身等の肉片の色、風味、弾力、旨さ等を向上させ、それを維持し得る期間を延ばすことを可能にすると共に、活魚3に付着している腸炎ビブリオ菌等の細菌や活魚3に寄生するアニサキス等の寄生虫による食中毒を防止することを可能にする活魚の処理方法を提供することができる。
なお、本実施形態においては、神経9等の吸引(第2吸引工程S3)を行った後に、放血(放血工程S4)を行う場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。例えば、第1吸引工程S1の直後に放血工程を行うようにしてもよい。
また、本実施形態においては、活魚3の尾8を、動脈11が露出するまで切断し、尾8の切断面から、残った血液を吸引する場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。放血工程S4と血栓化阻止工程S5を経ることによって活魚3から完全に血抜きができているのであれば、活魚3の尾8を、動脈11が露出するまで切断する工程(第2切断工程S6)と、尾8の切断面から、残った血液を吸引する工程(第3吸引工程S7)は、省略してもよい。
また、本実施形態においては、上記した構成の血抜き装置1(図1を参照)を用いて、活魚の血抜き処理を行う場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。第1吸引工程S1〜第3吸引工程S7を行うことができれば、他の構成の血抜き装置を用いてもよい。
また、本実施形態においては、血抜き処理を行った後の活魚3を、水道水等の真水で洗浄する場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。血抜き処理を行った後の活魚3を、次亜塩素酸水等の酸性電解水で洗浄するようにしてもよい。これによれば、活魚3の外表面に付着した異物を除去することができ、特に、活魚3の殺菌を安全に行うことができる。また、水道水等の真水と次亜塩素酸水等の酸性電解水とで活魚3の洗浄を行うようにしてもよい。
また、本実施形態においては、液体凍結機13を使用して、活魚3を急速冷凍する場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。例えば、冷凍槽の内周壁に保冷剤が配置され、冷凍槽内を所望の温度に維持できるように構成された冷凍機を使用して、活魚3を急速冷凍するようにしてもよい。この場合には、必ずしも活魚を真空パックする必要はない。
また、本実施形態においては、−30℃の温度で活魚3を急速冷凍する場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。−70℃〜−20℃の範囲の温度で活魚3を急速冷凍するものであればよい。特に好ましい温度範囲は、−60℃〜−30℃である。液体冷媒の温度を所望の温度に設定するには、液体冷媒の濃度を変更すればよい。
また、本実施形態においては、液体冷媒14としてアルコールを用いる場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。液体冷媒としては、アルコール以外の冷媒を用いてもよい。但し、アルコールは食品に用いて安全な液体であり、液体冷媒として用いて好適である。
また、本実施形態においては、洗浄工程S8の直後に真空パック工程S9を行い、真空パック工程S9の直後に急速冷凍工程S10を行う場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。洗浄工程S8後で、かつ、真空パック工程S9前に(真空パック工程を必要としない場合には、急速冷凍工程S10前に)、下記の工程をさらに含むようにしてもよい。
(i)洗浄した後の活魚3を、0℃〜10℃の範囲の温度の真水に浸漬する第1予備冷却工程
(j)前記第1予備冷却を行った後の活魚3の表面に付着した水分を除去する第1加工処理工程
(k)前記第1加工処理を施した後の活魚3を、氷温冷却する第2予備冷却工程
(l)前記第2予備冷却中に活魚3の表面に発生する水分を清拭する第2加工処理工程
かかる構成によれば、冷凍保存期間における活魚の劣化を最小化することができる。
第1予備冷却工程(i)は、真水を満たした水槽で行われ、真水の温度は、5℃付近、さらには0℃付近であることが好ましい。より具体的には、約4℃の真水に約20分間浸漬される。
第2予備冷却工程(k)においては、約30分間、氷温冷却される。
また、前記第1予備冷却工程(i)後で、かつ、前記第1加工処理工程(j)前に、下記の工程をさらに含むことが好ましい。
(m)前記第1予備冷却を行った後の活魚3を、保存に適した形態に加工する第3加工処理工程
「保存に適した形態に加工する」には、例えば、内臓を取り出して平たくし、真空パック可能な形態に加工すること等が含まれる。従って、例えば天然ヒラメ等のような平たい活魚については、第3加工処理工程は不要である。
3 活魚
4 頭骨
6 鰓(エラ)
9 神経(脊髄)
10 心臓
11 動脈
12 ナイロンポリ袋
13 液体凍結機
13a 冷凍槽
14 液体冷媒

Claims (5)

  1. 下記の工程を含むことを特徴とする活魚の処理方法。
    (a)活魚の頭骨から脳組織を吸引することによって前記活魚を即死状態にする第1吸引工程
    (b)前記活魚の尾を、神経孔が露出するまで切断する第1切断工程
    (c)前記活魚の脳髄から神経までを吸引する第2吸引工程
    (d)前記活魚の鰓を切断して、放血させる放血工程
    (e)前記活魚の前記鰓部分に泡を発生させることで、当該鰓の切断面の血栓化を阻止して、放血を促す血栓化阻止工程
    (f)血抜き処理を行った後の前記活魚を、真水及び酸性電解水の少なくとも一方で洗浄する洗浄工程
    (g)洗浄した後の前記活魚を、−70℃〜−20℃の範囲の温度で急速冷凍する急速冷凍工程
  2. 前記洗浄工程(f)後で、かつ、前記急速冷凍工程(g)前に、下記の工程をさらに含む、請求項1に記載の活魚の処理方法。
    (h)洗浄した後の前記活魚を真空パックする真空パック工程
  3. 前記洗浄工程(f)後で、かつ、前記急速冷凍工程(g)前に、下記の工程をさらに含む、請求項1に記載の活魚の処理方法。
    (i)洗浄した後の前記活魚を、0℃〜10℃の範囲の温度の真水に浸漬する第1予備冷却工程
    (j)前記第1予備冷却を行った後の前記活魚の表面に付着した水分を除去する第1加工処理工程
    (k)前記第1加工処理を施した後の前記活魚を、氷温冷却する第2予備冷却工程
    (l)前記第2予備冷却中に前記活魚の表面に発生する水分を清拭する第2加工処理工程
  4. 前記第1予備冷却工程(i)後で、かつ、前記第1加工処理工程(j)前に、下記の工程をさらに含む、請求項3に記載の活魚の処理方法。
    (m)前記第1予備冷却を行った前記活魚を、保存に適した形態に加工する第3加工処理工程
  5. 前記血栓化阻止工程(e)後で、かつ、前記洗浄工程(f)前に、下記の工程をさらに含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の活魚の処理方法。
    (n)前記活魚の尾を、動脈が露出するまで切断する第2切断工程
    (o)前記尾の切断面から、残った血液を吸引する第3吸引工程
JP2020098949A 2020-06-05 2020-06-05 活魚の処理方法 Active JP6826686B1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020098949A JP6826686B1 (ja) 2020-06-05 2020-06-05 活魚の処理方法
PCT/JP2021/019923 WO2021246252A1 (ja) 2020-06-05 2021-05-26 活魚の処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020098949A JP6826686B1 (ja) 2020-06-05 2020-06-05 活魚の処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6826686B1 JP6826686B1 (ja) 2021-02-03
JP2021191252A true JP2021191252A (ja) 2021-12-16

Family

ID=74228082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020098949A Active JP6826686B1 (ja) 2020-06-05 2020-06-05 活魚の処理方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6826686B1 (ja)
WO (1) WO2021246252A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7041782B1 (ja) 2021-09-21 2022-03-24 有限会社ハマスイ 魚の血抜き処理方法、血抜き処理後の魚の生産方法、血抜き処理後の魚及び魚の血抜き装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07264968A (ja) * 1994-03-29 1995-10-17 Osaka Uoichiba Kk 即殺魚の神経抜き方法及び神経抜き装置
JP2002034516A (ja) * 2000-07-24 2002-02-05 Uonuma Reizo Kk 魚類の加工方法
JP2013081431A (ja) * 2011-10-12 2013-05-09 Matsushita Kaisan:Kk 魚の剥皮方法
JP2018029508A (ja) * 2016-08-23 2018-03-01 株式会社テックコーポレーション 魚介類の加工処理方法、魚介類製品の製造方法及び魚介類加工装置
JP2019205427A (ja) * 2018-05-28 2019-12-05 王貳瑞 水産加工品の製造方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61271942A (ja) * 1985-05-27 1986-12-02 吉村産業株式会社 大形魚類の即殺方法および即殺装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07264968A (ja) * 1994-03-29 1995-10-17 Osaka Uoichiba Kk 即殺魚の神経抜き方法及び神経抜き装置
JP2002034516A (ja) * 2000-07-24 2002-02-05 Uonuma Reizo Kk 魚類の加工方法
JP2013081431A (ja) * 2011-10-12 2013-05-09 Matsushita Kaisan:Kk 魚の剥皮方法
JP2018029508A (ja) * 2016-08-23 2018-03-01 株式会社テックコーポレーション 魚介類の加工処理方法、魚介類製品の製造方法及び魚介類加工装置
JP2019205427A (ja) * 2018-05-28 2019-12-05 王貳瑞 水産加工品の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2021246252A1 (ja) 2021-12-09
JP6826686B1 (ja) 2021-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5879732A (en) Food processing method
MXPA05000450A (es) Procedimiento y aparato de post-evisceracion.
AU2014263283B2 (en) A method of animal processing
WO2021246252A1 (ja) 活魚の処理方法
EP1862074B1 (en) Method of producing fish meat having fresh color
JP2017085932A (ja) 魚の加工方法
RU2037301C1 (ru) Способ противобактериальной обработки поверхности туш забитых животных, пригодных для питания человека
JPH07264968A (ja) 即殺魚の神経抜き方法及び神経抜き装置
US20080286407A1 (en) Method of producing fish meat having fresh color
JP2021036843A (ja) 活魚の血抜き方法及びそれに用いる血抜き装置
KR100767020B1 (ko) 수산물의 위생 가공방법
JP2021045085A (ja) 殺菌処理された肉塊の製造方法
JP2008109906A (ja) マグロの鮮度保持方法及び鮮度保持装置
JP2002142664A (ja) 食用動物の内臓冷却方法とそのシステム
JPH06209694A (ja) 魚の冷凍方法
US20090269476A1 (en) Preparation of eviscerated raw whole lobster
WO2023182535A1 (ja) 魚介類処理用水、魚介類の加工処理方法、魚介類製品の製造方法
EP4381944A1 (en) Apparatus and method of treating and preserving foods with carbonated water
JP2008199946A (ja) 貝類の除菌浄化方法
CN118077856A (zh) 一种河鲀的加工方法
JP6442571B1 (ja) 野生鳥獣肉製品の製造方法及び屋内製造施設
CN115251137A (zh) 一种白鲑鱼批量加工方法
JP2023151208A (ja) 魚の加工品の製造方法
Fernández‐López et al. Slaughtering equipment and operations
NZ621364B (en) A Method of Animal Processing

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200824

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200824

TRDD Decision of grant or rejection written
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20201113

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201124

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20201222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6826686

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250