JP2021189208A - 電子写真機器用帯電ロール - Google Patents

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Abstract

【課題】未転写トナーの電荷による感光ドラムの過帯電現象が抑えられた電子写真機器用帯電ロールを提供する。【解決手段】軸体12と、前記軸体の外周に形成された弾性体層14と、前記弾性体層の外周に形成された表層16と、を備え、表層16が、バインダー樹脂および粗さ形成用粒子を含有し、表層16の表面における前記粗さ形成用粒子が存在していない部分の10点平均粗さ(Rz)が、0.6μm以上2.4μm以下の範囲内、かつ、前記10点平均粗さ(Rz)のバラツキ(Rzの最大値−Rzの最小値)が1.5μm以下の範囲内であることを特徴とする電子写真機器用帯電ロール。【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真方式を採用する複写機、プリンター、ファクシミリなどの電子写真機器において好適に用いられる電子写真機器用帯電ロールに関するものである。
電子写真機器による複写や印字は、帯電ロールにより帯電させた感光ドラムに原稿像を静電潜像として形成し、現像ロールにより帯電させたトナーを静電潜像に付着させてトナー像を形成し、トナー像を複写紙に転写することにより行われている。複写紙に転写されなかったトナーは、クリーニングブレードによって感光ドラムから掻き取られている。その後、再び帯電ロールにより感光ドラムが帯電される。帯電ロールは、クリーニングブレードによる未転写トナーの掻き取りを前提とした設計となっている。
特開2009−151160号公報
電子写真機器の小型化の一環で、クリーニングブレードを用いない構成が検討されている。クリーニングブレードを用いないと、未転写トナーが感光ドラムの表面に残った状態で帯電ロールが感光ドラムに接触する。従来の帯電ロールは、クリーニングブレードによる未転写トナーの掻き取りを前提とした設計であり、未転写トナーの付着を考慮した設計になっていない。このため、感光ドラムの帯電時に、感光ドラムから帯電ロールに未転写トナーが付着する。帯電ロールに付着した未転写トナーは電荷を帯びているトナーであり、未転写トナーが付着した帯電ロールによって感光ドラムを帯電させると、未転写トナーの電荷によって感光ドラムの過帯電現象が発生し、画像不具合が生じる。
特許文献1には、支持体、該支持体上の形成された導電性弾性層、該導電性弾性層上に形成された表面層を有する帯電ロールにおいて、該表面層が、少なくとも(I)オキシアルキレン基を有するポリシロキサンおよび(II)ヘテロ原子含有導電性ポリマーを含有すること、前記ポリシロキサンがフッ化アルキル基を有すること、前記導電性ポリマーがポリアニリン化合物またはポリチオフェン化合物であること、ポリチオフェンとの関係においてポリスチレンスルホン酸を含有することが記載されている。しかし、特許文献1は、電気抵抗の環境変動を抑えるために表面層に導電性ポリマーを添加するに際して、塗工ムラや通電劣化を抑えるものであり、掻き取られなかった未転写トナーの電荷によって感光ドラムの過帯電現象を抑えるものではない。
本発明が解決しようとする課題は、未転写トナーの電荷による感光ドラムの過帯電現象が抑えられた電子写真機器用帯電ロールを提供することにある。
前記課題を解決するため本発明に係る電子写真機器用帯電ロールは、軸体と、前記軸体の外周に形成された弾性体層と、前記弾性体層の外周に形成された表層と、を備え、前記表層が、バインダー樹脂および粗さ形成用粒子を含有し、前記表層の表面における前記粗さ形成用粒子が存在していない部分の10点平均粗さ(Rz)が、0.6μm以上2.4μm以下の範囲内、かつ、前記10点平均粗さ(Rz)のバラツキ(Rzの最大値−Rzの最小値)が1.5μm以下の範囲内であるであることを要旨とするものである。
前記表層の表面における前記粗さ形成用粒子が存在していない部分の10点平均粗さ(Rz)が、0.7μm以上1.4μm以下の範囲内、かつ、前記10点平均粗さ(Rz)のバラツキ(Rzの最大値−Rzの最小値)が0.5μm以下の範囲内であることが好ましい。
前記表層の表面における前記粗さ形成用粒子が存在していない部分の厚みが2μm以上10μm以下であることが好ましい。
前記表層の表面における前記粗さ形成用粒子が存在していない部分の表面硬度が、0.1N/mm2以上1N/mm2以下の範囲内であることが好ましい。
前記表層のバインダー樹脂が、メトキシメチル基を有するポリアミドであることが好ましい。
前記粗さ形成用粒子が、多孔質ポリアミド粒子であることが好ましい。
本発明に係る電子写真機器用帯電ロールによれば、軸体と、前記軸体の外周に形成された弾性体層と、前記弾性体層の外周に形成された表層と、を備え、前記表層が、バインダー樹脂および粗さ形成用粒子を含有し、前記表層の表面における前記粗さ形成用粒子が存在していない部分の10点平均粗さ(Rz)が、0.6μm以上2.4μm以下の範囲内、かつ、前記10点平均粗さ(Rz)のバラツキ(Rzの最大値−Rzの最小値)が1.5μm以下の範囲内であることで、未転写トナーが付着する帯電ロールによる感光ドラムの帯電時に帯電量を調整し、未転写トナーの電荷による感光ドラムの過帯電現象が抑えられる。これは、帯電ロールの表層に付着する未転写トナーと帯電ロール表層の接触面積を大きくすることで、未転写トナーの電荷の影響が抑えられるためと推察される。
前記表層の表面における前記粗さ形成用粒子が存在していない部分の10点平均粗さ(Rz)が、0.7μm以上1.4μm以下の範囲内、かつ、前記10点平均粗さ(Rz)のバラツキ(Rzの最大値−Rzの最小値)が0.5μm以下の範囲内であると、更に未転写トナーの電荷による感光ドラムの過帯電現象が抑えられる。
前記表層の表面における前記粗さ形成用粒子が存在していない部分の厚みが2μm以上10μm以下であると、未転写トナーの脱落を抑えつつ、優れた帯電量の調整機能を有する。
前記表層の表面における前記粗さ形成用粒子が存在していない部分の表面硬度が、0.1N/mm2以上1N/mm2以下の範囲内であると、トナーへのストレスを低減しつつ、過帯電現象の抑制機能により優れる。
前記表層のバインダー樹脂が、メトキシメチル基を有するポリアミドであると、優れた帯電量の調整機能を有する。
前記粗さ形成用粒子が、多孔質ポリアミド粒子であると、優れた帯電量の調整機能を有する。
本発明の一実施形態に係る電子写真機器用帯電ロールの外観模式図(a)と、そのA−A線断面図(b)である。 A−A線断面図(b)を拡大した一の形態図(c)と、他の形態図(d)である。 感光ドラムの帯電量の測定方法を表す図である。
以下、本発明について詳細に説明する。本発明に係る電子写真機器用帯電ロールは、感光ドラムなどの被帯電体を帯電させるものであれば、特に形状が限定されるものではない。
本発明に係る電子写真機器用帯電ロール(以下、単に帯電ロールということがある。)について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る電子写真機器用帯電ロールの外観模式図(a)と、そのA−A線断面図(b)である。
帯電ロール10は、軸体12と、軸体12の外周に形成された弾性体層14と、弾性体層14の外周に形成された表層16と、を備える。表層16は、帯電ロール10の表面に現れる層である。弾性体層14は、帯電ロール10のベースとなる層である。表層16は、バインダーおよび粗さ形成用粒子18を含有する。表層16は、粗さ形成用粒子18が存在する部分16aと、粗さ形成用粒子18が存在しない部分16bとを有する。
表層16は、バインダー樹脂および粗さ形成用粒子18を含有する。また、表層16の表面における前記粗さ形成用粒子18が存在していない部分16bの10点平均粗さ(Rz)が、0.6μm以上2.4μm以下の範囲内、かつ、前記10点平均粗さ(Rz)のバラツキ(Rzの最大値−Rzの最小値)が1.5μm以下の範囲内である。
前記バインダー樹脂は、表層16の主材料であり、ポリアミド(ナイロン)系、アクリル系、ウレタン系、シリコーン系、フッ素系のポリマーを挙げることができる。これらのポリマーは、変性されたものであっても良い。変性基としては、例えば、N−メトキシメチル基、シリコーン基、フッ素基などを挙げることができる。
バインダー樹脂は、特に限定されるものではなく、要求特性などに応じて好適な材料を選択すればよい。バインダー樹脂としては、アクリル系樹脂、メタクリル系樹脂、フッ素系樹脂、シリコーン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリアミド系樹脂などが挙げられる。これらは、表層16のバインダーポリマーとして1種単独で用いてもよいし、2種以上組み合わせて用いてもよい。バインダー樹脂としては、成形加工性の観点から、ポリアミド系樹脂が特に好ましい。
前記バインダー樹脂が、メトキシメチル基を有するポリアミドであると、未転写トナーの電荷による感光ドラムの過帯電現象が特に抑えられる。これは、メトキシメチル基を有するポリアミド樹脂が、未転写トナーの電荷の影響を特に抑えられるためと推察される。
粗さ形成用粒子18は、表層16の表面に粗さを付与するための粒子である。つまり、表層16の表面に凹凸を付与するための粒子である。表層16の粗さ形成用粒子18が存在している部分が16aとなり、表層16の粗さ形成用粒子18が存在していない部分が16bとなる。表層16の16aは、表層16の16bよりも径方向外側に突出する。表面凹凸は、感光体と帯電ロール10との間における放電空間を増加させ、放電を促す。これにより、帯電性を向上させ、横スジやムラなどの画像不具合を抑えることができる。
粗さ形成用粒子18の平均粒子径は、5〜50μmの範囲内である。粗さ形成用粒子18の平均粒子径が5μm未満であると、表層16の表面粗さを十分に確保することができず、電源電圧が低いと、感光体と帯電ロール10の間での放電量が不足し、不要なトナーが印字されて横スジやムラなどの画像不具合が発生する。しかし、粗さ形成用粒子18の平均粒子径が50μmより大きいと、耐久時に表層16から粗さ形成用粒子18が脱落しやすい。表層16から粗さ形成用粒子18が脱落すると、放電空間の縮小や抵抗のばらつきが発生し、均一な帯電ができなくなる。
前記粗さ形成用粒子18は、多孔質ポリアミド粒子であると、未転写トナーの電荷による感光ドラムの過帯電現象が特に抑えられる。これは、多孔質ポリアミド粒子が、未転写トナーの電荷の影響を特に抑えられるためと推察される。
前記粗さ形成用粒子の配合量は、前記バインダー樹脂100質量部に対し、5質量部以上であることが好ましい。より好ましくは10質量部以上、さらに好ましくは20質量部以上である。また、表面の凹部にトナーやトナー外添剤が堆積することによる局所的な帯電ムラを抑えやすいなどの観点から、バインダー100質量部に対し、90質量部以下であることが好ましい。より好ましくは80質量部以下、さらに好ましくは70質量部以下である。
表層16は、前記バインダー樹脂を含有していればよく、他のポリマーからなるバインダーを含有してもよいし、含有していなくてもよい。他のポリマーからなるバインダーを含有する場合、前記が表層16のバインダーの主成分となるものであればよく、前記バインダー樹脂が表層16のバインダー全体の50質量%以上であればよい。
表層16は、前記バインダー樹脂に加え、本発明を阻害しない範囲において、必要に応じて、添加剤を含有していてもよい。添加剤としては、滑剤、加硫促進剤、老化防止剤、光安定剤、粘度調整剤、加工助剤、難燃剤、可塑剤、発泡剤、充填剤、分散剤、消泡剤、顔料、離型剤などが挙げられる。
表層16は、表層形成用組成物を弾性体層14の外周面に塗布・乾燥することにより形成することができる。表層形成用組成物は、前記バインダー樹脂、粗さ形成用粒子を含む。また、必要に応じ、表層に添加される各種添加剤を1種または2種以上含む。また、必要に応じ、溶媒を含む。
表層16の粗さ形成用粒子18が存在していない部分16bの表面粗さは、前記範囲内に設定されており、トナーとの接触面積が増加する。これにより、表層16に付着する未転写トナーとの接触面積が大きくなり、未転写トナーの電荷による感光ドラムの過帯電現象が抑えられる。表層16の粗さ形成用粒子18が存在していない部分16bの表面粗さRzが2.4μm超であると、未転写トナーの電荷の影響が十分に抑えられず、画像不具合が抑えられない。また、表層16に付着する未転写トナーとの接触面積をより大きくするなどの観点から、表層16の粗さ形成用粒子18が存在していない部分16bの表面粗さRzは、より好ましくは0.7μm以上2.0μm以下の範囲内、さらに好ましくは0.7μm以上1.4μm以下の範囲内である。
表層16の粗さ形成用粒子18が存在していない部分16bの表面粗さRzは、10点平均粗さであり、JIS B0601(1994)に準拠して、帯電ロール表層16の粗さ形成用粒子18が存在していない任意の5カ所で測定された値の平均値である。また、10点平均粗さ(Rz)のバラツキ(Rzの最大値−Rzの最小値)とは、前記任意の5カ所におけるRzの最大値からRzの最小値を引いた値である。
表層16の表面における前記粗さ形成用粒子が存在していない部分16bの表面粗さは、公知の種々の方法により形成することができる。例えば、型転写等の方法によって弾性体層14の表面に表面凹凸を形成する製造方法、表層16の表面における前記粗さ形成用粒子が存在していない部分を物理的に研磨する製造方法、表層形成用の液状組成物に乾燥速度の異なる2種類以上の溶媒を用いる製造方法などが挙げられる。
A−A線断面図(b)を拡大した図2の一の形態図(c)は、前記型転写等の製造方法によって形成されたものであり、他の形態図(d)は前記研磨による製造方法・乾燥速度の異なる2種以上の溶媒による製造方法等によって形成されたものである。
尚、粒子径が小さい粗さ形成用粒子を使用して16b部の表面凹凸を形成することも考えられるが、粗さ形成用粒子の凝集などが抑制できず、その結果、16b部の表面粗さの制御が不可能となるため、バインダー樹脂で16b部の表面凹凸を形成することが望ましい。
表層16の表面における前記粗さ形成用粒子が存在していない部分16bの表面硬度は、0.1N/mm2以上1N/mm2以下の範囲内であることが好ましい。より好ましくは0.2N/mm2以上0.8N/mm2以下の範囲内、さらに好ましくは0.3N/mm2以上0.7N/mm2以下の範囲内である。表層16の表面における前記粗さ形成用粒子が存在していない部分の表面硬度が0.1N/mm2以上であると、過帯電現象の抑制機能により優れる。表層16の表面における前記粗さ形成用粒子が存在していない部分の表面硬度が10N/mm2以下であると、トナーへのストレスを低減しやすい。表層16の表面における前記粗さ形成用粒子が存在していない部分の表面硬度は、マルテンス硬さで表すことができる。
表層16の前記粗さ形成用粒子が存在していない部分の厚みは、好ましくは3μm以上9μm以下の範囲内、より好ましくは4μm以上8μm以下の範囲内である。表層16の体積抵抗率は、特に限定されるものではないが、好ましくは104〜109Ω・cm、より好ましくは105〜108Ω・cm、さらに好ましくは106〜107Ω・cmの範囲内である。
弾性体層14は、ベースゴム(ポリマー成分)を含む。これにより、ゴム弾性を有する層となる。弾性体層14は、ベースゴムを含有する導電性ゴム組成物により形成される。ベースゴム(架橋ゴム)は、未架橋ゴムを架橋することにより得られる。未架橋ゴムは、極性ゴムであってもよいし、非極性ゴムであってもよい。
極性ゴムは、極性基を有するゴムであり、極性基としては、クロロ基、ニトリル基、カルボキシル基、エポキシ基などを挙げることができる。極性ゴムとしては、具体的には、ヒドリンゴム、ニトリルゴム(NBR)、ウレタンゴム(U)、アクリルゴム(アクリル酸エステルと2−クロロエチルビニルエーテルとの共重合体、ACM)、クロロプレンゴム(CR)、エポキシ化天然ゴム(ENR)などを挙げることができる。極性ゴムのうちでは、体積抵抗率が特に低くなりやすいなどの観点から、ヒドリンゴム、ニトリルゴム(NBR)がより好ましい。
ヒドリンゴムとしては、エピクロルヒドリンの単独重合体(CO)、エピクロルヒドリン−エチレンオキサイド二元共重合体(ECO)、エピクロルヒドリン−アリルグリシジルエーテル二元共重合体(GCO)、エピクロルヒドリン−エチレンオキサイド−アリルグリシジルエーテル三元共重合体(GECO)などを挙げることができる。
ウレタンゴムとしては、分子内にエーテル結合を有するポリエーテル型のウレタンゴムを挙げることができる。ポリエーテル型のウレタンゴムは、両末端にヒドロキシル基を有するポリエーテルとジイソシアネートとの反応により製造できる。ポリエーテルとしては、特に限定されるものではないが、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールなどを挙げることができる。ジイソシアネートとしては、特に限定されるものではないが、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネートなどを挙げることができる。
非極性ゴムとしては、イソプレンゴム(IR)、天然ゴム(NR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)などが挙げられる。
架橋剤としては、硫黄架橋剤、過酸化物架橋剤、脱塩素架橋剤を挙げることができる。これらの架橋剤は、単独で用いても良いし、2種以上組み合わせて用いても良い。
硫黄架橋剤としては、粉末硫黄、沈降硫黄、コロイド硫黄、表面処理硫黄、不溶性硫黄、塩化硫黄、チウラム系加硫促進剤、高分子多硫化物などの従来より公知の硫黄架橋剤を挙げることができる。
過酸化物架橋剤としては、パーオキシケタール、ジアルキルパーオキサイド、パーオキシエステル、ケトンパーオキサイド、パーオキシジカーボネート、ジアシルパーオキサイド、ハイドロパーオキサイドなどの従来より公知の過酸化物架橋剤を挙げることができる。
脱塩素架橋剤としては、ジチオカーボネート化合物を挙げることができる。より具体的には、キノキサリン−2,3−ジチオカーボネート、6−メチルキノキサリン−2,3−ジチオカーボネート、6−イソプロピルキノキサリン−2,3−ジチオカーボネート、5,8−ジメチルキノキサリン−2,3−ジチオカーボネートなどを挙げることができる。
架橋剤の配合量としては、ブリードしにくいなどの観点から、未架橋ゴム100質量部に対して、好ましくは0.1〜2質量部の範囲内、より好ましくは0.3〜1.8質量部の範囲内、さらに好ましくは0.5〜1.5質量部の範囲内である。
架橋剤として脱塩素架橋剤を用いる場合には、脱塩素架橋促進剤を併用しても良い。脱塩素架橋促進剤としては、1,8−ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデセン−7(以下、DBUと略称する。)もしくはその弱酸塩を挙げることができる。脱塩素架橋促進剤は、DBUの形態として用いても良いが、その取り扱い面から、その弱酸塩の形態として用いることが好ましい。DBUの弱酸塩としては、炭酸塩、ステアリン酸塩、2−エチルヘキシル酸塩、安息香酸塩、サリチル酸塩、3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸塩、フェノール樹脂塩、2−メルカプトベンゾチアゾール塩、2−メルカプトベンズイミダゾール塩などを挙げることができる。
脱塩素架橋促進剤の含有量としては、ブリードしにくいなどの観点から、未架橋ゴム100質量部に対して、0.1〜2質量部の範囲内であることが好ましい。より好ましくは0.3〜1.8質量部の範囲内、さらに好ましくは0.5〜1.5質量部の範囲内である。
弾性体層14は、イオン導電剤、電子導電剤などの導電剤を含有してもよい。イオン導電剤、電子導電剤としては、表層16において挙げられているものを好適に用いることができる。
弾性体層14には、必要に応じて、各種添加剤を適宜添加しても良い。添加剤としては、滑剤、加硫促進剤、老化防止剤、光安定剤、粘度調整剤、加工助剤、難燃剤、可塑剤、発泡剤、充填剤、分散剤、消泡剤、顔料、離型剤などを挙げることができる。
弾性体層14は、架橋ゴムの種類、イオン導電剤の配合量、電子導電剤の配合などにより、所定の体積抵抗率に調整することができる。弾性体層14の体積抵抗率は、用途などに応じて102〜1010Ω・cm、103〜109Ω・cm、104〜108Ω・cmの範囲などに適宜設定すればよい。
弾性体層14の厚みは、特に限定されるものではなく、用途などに応じて0.1〜10mmの範囲内などで適宜設定すればよい。弾性体層14は、発泡体であってもよいし、非発泡体であってもよい。
弾性体層14は、例えば、次のようにして製造することができる。まず、軸体12をロール成形金型の中空部に同軸的に設置し、未架橋の導電性ゴム組成物を注入して、加熱・硬化(架橋)させた後、脱型するか、あるいは、軸体12の表面に未架橋の導電性ゴム組成物を押出成形するなどにより、軸体12の外周に弾性体層14を形成する。
軸体12は、導電性を有するものであれば特に限定されない。具体的には、鉄、ステンレス、アルミニウムなどの金属製の中実体、中空体からなる芯金などを例示することができる。軸体12の表面には、必要に応じて、接着剤、プライマーなどを塗布しても良い。つまり、弾性体層14は、接着剤層(プライマー層)を介して軸体12に接着されていてもよい。接着剤、プライマーなどには、必要に応じて導電化を行なっても良い。
以上の構成の帯電ロール10によれば、表層16が前記バインダー樹脂および粗さ形成用粒子18を含有し、表層16の表面における前記粗さ形成用粒子18が存在していない部分16bの10点平均粗さ(Rz)が、0.6μm以上2.4μm以下の範囲内、かつ、前記10点平均粗さ(Rz)のバラツキ(Rzの最大値−Rzの最小値)が1.5μm以下の範囲内であることで、未転写トナーが付着する帯電ロール10による感光ドラムの帯電時に帯電量を調整し、未転写トナーの電荷による感光ドラムの過帯電現象が抑えられる。そして、これによる画像不具合が抑えられる。表層16の表面における前記粗さ形成用粒子18が存在していない部分の10点平均粗さ(Rz)が、0.6μm以上2.4μm以下の範囲内、かつ、前記10点平均粗さ(Rz)のバラツキ(Rzの最大値−Rzの最小値)が1.5μm以下の範囲内でないものであると、前記効果は得られない。
本発明に係る帯電ロールの構成としては、図1に示す構成に限定されるものではない。例えば、図1に示す帯電ロール10において、軸体12と弾性体層14との間に他の弾性体層を備えた構成であってもよい。この場合、他の弾性体層は、帯電ロールのベースとなる層であり、弾性体層14が帯電ロールの抵抗調整を行う抵抗調整層などとして機能する。他の弾性体層は、例えば、弾性体層14を構成する材料として挙げられた材料のいずれかにより構成することができる。また、例えば、図1に示す帯電ロール10において、弾性体層14と表層16との間に他の弾性体層を備えた構成であってもよい。この場合、弾性体層14が帯電ロールのベースとなる層であり、他の弾性体層は、帯電ロールの抵抗調整を行う抵抗調整層などとして機能する。
以下、実施例および比較例を用いて本発明を詳細に説明する。
(実施例1〜14)
<弾性体層用組成物の調製>
イソプレンゴム100質量部に対し、カーボンブラック30質量部、酸化亜鉛6質量部、ステアリン酸2質量部、硫黄1質量部、チアゾール系加硫促進剤0.5質量部、チラウム系加硫促進剤0.5質量部、重質炭酸カルシウム50質量部を配合し、50℃に温度調節した密閉型ミキサーを用いて10分間混練し、弾性体層用組成物を調製した。
弾性体層用組成物の材料として、以下の材料を準備した。
・ゴム成分
イソプレンゴム(IR)[JSR(株)製、「JSR IR2200」]
・導電剤
カーボンブラック(電子導電剤)[キャボットジャパン(株)製、「ショウブラックN762」]
・酸化亜鉛[堺化学工業(株)製、「酸化亜鉛2種」]
・ステアリン酸[日本油脂(株)製、「ステアリン酸さくら」]
・硫黄[鶴見化学工業(株)製、「粉末硫黄」]
・加硫促進剤
チアゾール系加硫促進剤[大内新興化学工業(株)製、「ノクセラーDM」]
チラウム系加硫促進剤[大内新興化学工業(株)製、「ノクセラーTRA」]
・無機フィラー粒子
重質炭酸カルシウム[白石カルシウム(株)製、「ホワイトンB」、平均粒径3.6μm]
<弾性体層の作製>
芯金として直径6 m m 、長さ2 6 0 m m のステンレス製( S U S 3 0 4 ) 芯金を準備し、円筒状の弾性体成形用金型内にセットし、円筒状の金型と芯金との空隙部に、前記弾性体層用組成物を注型した後、金型に蓋をし、1 8 0 ℃ で3 0 分間加熱して、架橋させて、芯金の外周に弾性体層を形成した。前記弾性体層形成用金型は、弾性体層用組成物と接するキャビティ面側にショットブラスト処理を行い、所定の凹凸形状を形成したものを用いた。実施例1〜14 では、この金型に凹凸形状を形成する際に、ショットブラスト処理の条件を変えて、成形後の弾性層の表面の表面粗さのパラメータが変化するようにして、各弾性層形成用金型を作成した。
<表層の作製>
表1に記載の配合量(質量部)となるように、バインダー樹脂、粗さ形成用粒子を配合し、メチルエチルケトン(MEK)200質量部を加え、所定時間、超音波をかけて混合攪拌することにより、表層形成用の液状組成物を調製した。次いで、前記弾性体層用組成物と接するキャビティ面側にショットブラスト処理された弾性体層形成用金型を用いて成形した弾性体層の外周面に、この液状組成物をロールコートし、熱処理を施すことにより、弾性体層の外周に表層を形成した。これにより、帯電ロールを作製した。表面粗さRz(μm)、表面粗さRz(μm)のバラツキ(Rzの最大値−Rzの最小値)(μm)は、前記弾性体形成用金型のキャビティ面側のショットブラスト条件を変えることにより調整した。
(実施例1)
前記弾性体層の外周面に、表1に記載の配合に従って調整した表層形成用の液状組成物をロールコートして帯電ロールを作製した。
(実施例2〜6)
弾性体層の作製において、前記弾性体層形成用金型は、弾性体層用組成物と接するキャビティ面側にショットブラストの条件を実施例1と変えて処理を行い、所定の凹凸形状を形成したものを用いた以外は実施例1と同様にして帯電ロールを作製した。
(実施例7)
表層の作製において、バインダー樹脂の厚みを変えて20μmとした以外は実施例1と同様に帯電ロールを作製した。
(実施例8)
表層の作製において、バインダー樹脂の厚みを変えて2μmとした以外は実施例1と同様に帯電ロールを作製した。
(実施例9)
表層の作製において、導電剤<1>の添加量を10質量部 に変更して表面硬度を1.0N/mm2とした以外は実施例1と同様にして帯電ロールを作製した。
(実施例10)
表層の作製において、導電剤<1>の添加量を1質量部 に変更して表面硬度を0.1N/mm2とした以外は実施例1と同様にして帯電ロールを作製した。
(実施例11)
表層の作製において、バインダー樹脂をバインダー樹脂<2>に変更した以外は実施例1と同様にして帯電ロールを作製した。
(実施例12)
表層の作製において、バインダー樹脂をバインダー樹脂<3>に変更した以外は実施例1と同様にして帯電ロールを作製した。
(実施例13)
表層の作製において、粗さ形成用粒子を粗さ形成用粒子<2>に変更した以外は実施例1と同様にして帯電ロールを作製した。
(実施例14)
表層の作製において、粗さ形成用粒子を粗さ形成用粒子<3>に変更した以外は実施例1と同様にして帯電ロールを作製した。
(比較例1)
弾性体層の作製において、前記弾性体層形成用金型は、弾性体層用組成物と接するキャビティ面側にショットブラスト処理を行わず、凹凸形状を形成していないものを用いた以外は実施例1と同様にして帯電ロールを作製した。
(比較例2〜4)
弾性体層の作製において、前記弾性体層形成用金型は、弾性体層用組成物と接するキャビティ面側にショットブラストの条件を実施例1と変えて処理を行い、所定の凹凸形状を形成したものを用いた以外は実施例1と同様にして帯電ロールを作製した。
表層材料として用いた材料は以下の通りである。
・バインダー樹脂<1>:N − メトキシメチル化6 − ナイロン、ナガセケムテックス社製、「トレジンF − 3 0 K 」
・バインダー樹脂<2>:ポリアミド樹脂、東レ社製、「アミランCM8000」
・バインダー樹脂<3>:ウレタン樹脂、東ソー製「ニッポラン5 1 9 6 」
・粗さ形成用粒子<1>:多孔質ポリアミド粒子、平均粒径多孔質、ポリアミド系樹脂粒子)(東レ社製、「TR−1」)13μm、東レ製「TR−1」
・粗さ形成用粒子<2>:アクリル粒子、平均粒径5.0μm、綜研化学製「MX−500」
・粗さ形成用粒子<3>:ウレタン粒子、平均粒径22.0μm、根上工業製「アートパールC300」
・導電剤<1>:カーボンブラック、ライオン製「ケッチェンEC300J」
作製した各帯電ロールについて、表面硬度、帯電量を測定した。また、画像評価を行った。評価結果および表層形成用組成物の配合組成を以下の表に示す。
(表面硬度の測定)
ユニバーサル硬度計(フィッシャー製「フィッシャースコープH100」)を用い、帯電ロールの表層の表面から5mN/30秒の定荷重にて触針を押し込み、表層のマルテンス硬さを測定した。
(帯電量の測定)
図3に示すように、回転治具6にHP社製「CLJ4525dn」カートリッジの感光ドラム1を組み付け、その上に各帯電ロール2を接触させ、帯電ロール2の両端に合わせて1kgの荷重を負荷した。この際、全体をボックスで囲んで遮光した。帯電ロール2に接続した高圧電源3から−1.0KVの直流電圧のみを印加し、感光ドラム1を1周回転させた後のドラム電位を、高圧プローブ4を備えた表面電位計5により測定した。
(帯電量差)
電極を遮断し、白地を印刷することで意図的に帯電ロール表面にトナーカブリを引き起こした。その後、前記帯電量の測定と同様に帯電量の測定を行った。トナーカブリがないときの帯電量の値を基準とし、トナーカブリ時の帯電量の値との差を算出した。
(画像評価)
作製した導電性ロールを実機(HP製「CLJ4525dn」)のカートリッジ(ブラック)に取り付け、15℃×10%RH環境下にて25%濃度ハーフトーンにて画出しを行った。画像にムラがなかったものを特に良好「◎」、画像にムラがほとんどなかったものを良好「○」、画像にムラが多少確認されたものを普通「△」、画像にムラが多かったものを不良「×」、画像にムラが著しく多かったものを特に不良「××」とした。
Figure 2021189208
Figure 2021189208
実施例から、前記表層が、バインダー樹脂および粗さ形成用粒子を含有し、
前記表層の表面における前記粗さ形成用粒子が存在していない部分の10点平均粗さ(Rz)が、0.6μm以上2.4μm以下の範囲内、かつ、前記10点平均粗さ(Rz)のバラツキ(Rzの最大値−Rzの最小値)が1.5μm以下の範囲内であると、トナーカブリがないときの帯電量とトナーカブリ時の帯電量との差が小さいことがわかる。これは、前記(c)によって未転写トナーが付着する帯電ロールによる感光ドラムの帯電時に帯電量が調整されているためと推察される。これにより、未転写トナーの電荷による感光ドラムの過帯電現象が抑えられるため、画像不具合が抑えられている。
比較例1〜3のように、表面における前記粗さ形成用粒子が存在していない部分の10点平均粗さ(Rz)が所定範囲外であると、トナーカブリがないときの帯電量とトナーカブリ時の帯電量との差が大きく、未転写トナーの電荷による感光ドラムの過帯電現象が抑えられていない。このため、画像不具合が発生している。比較例4のように、表面における前記粗さ形成用粒子が存在していない部分の10点平均粗さ(Rz)のバラツキが所定範囲外であると、トナーカブリがないときの帯電量とトナーカブリ時の帯電量との差が均一ではなく、未転写トナーの電荷による感光ドラムの過帯電現象が帯電ロール表層で不均一となる。このため、画像不具合が発生している。
そして、実施例から、表層の表面における前記粗さ形成用粒子が存在していない部分の10点平均粗さ(Rz)が、0.6μm以上2.4μm以下の範囲内、かつ、前記10点平均粗さ(Rz)のバラツキ(Rzの最大値−Rzの最小値)が1.5μm以下の範囲内であると、トナーカブリがないときの帯電量とトナーカブリ時の帯電量との差が特に小さく、画像評価が特に良好である。また、表層の表面における前記粗さ形成用粒子が存在していない部分の10点平均粗さ(Rz)が、0.7μm以上1.4μm以下の範囲内、かつ、前記10点平均粗さ(Rz)のバラツキ(Rzの最大値−Rzの最小値)が0.5μm以下の範囲内であると、トナーカブリがないときの帯電量とトナーカブリ時の帯電量との差が特に小さく、画像評価が特に良好である。
以上、本発明の実施形態・実施例について説明したが、本発明は前記実施形態・実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改変が可能である。
10 帯電ロール
12 軸体
14 弾性体層
16 表層
16a 粗さ形成用粒子が存在している部分
16b 粗さ形成用粒子が存在していない部分
18 粒子





























Claims (6)

  1. 軸体と、前記軸体の外周に形成された弾性体層と、前記弾性体層の外周に形成された表層と、を備え、
    前記表層が、バインダー樹脂および粗さ形成用粒子を含有し、
    前記表層の表面における前記粗さ形成用粒子が存在していない部分の10点平均粗さ(Rz)が、0.6μm以上2.4μm以下の範囲内、かつ、前記10点平均粗さ(Rz)のバラツキ(Rzの最大値−Rzの最小値)が1.5μm以下の範囲内であることを特徴とする電子写真機器用帯電ロール。
  2. 前記表層の表面における前記粗さ形成用粒子が存在していない部分の10点平均粗さ(Rz)が、0.7μm以上1.4μm以下の範囲内、かつ、前記10点平均粗さ(Rz)のバラツキ(Rzの最大値−Rzの最小値)が0.5μm以下の範囲内であることを特徴とする請求項1に記載の電子写真機器用帯電ロール。
  3. 前記表層の表面における前記粗さ形成用粒子が存在していない部分の厚みが2μm以上20μm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の電子写真機器用帯電ロール。
  4. 前記表層の表面における前記粗さ形成用粒子が存在していない部分の表面硬度が、0.1N/mm2以上1N/mm2以下の範囲内であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電子写真機器用帯電ロール。
  5. 前記表層のバインダー樹脂が、メトキシメチル基を有するポリアミドであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電子写真機器用帯電ロール。
  6. 前記粗さ形成用粒子が、多孔質ポリアミド粒子であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の電子写真機器用帯電ロール。








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