JP2021185002A - 成形装置、及び成形方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】金属パイプの軸方向の端部側にフランジ部を形成することができる成形装置及び成形方法を提供する。【解決手段】成形金型13は、金属パイプ140のパイプ本体部150を形成するためのキャビティ部120と、金属パイプ140の軸方向において、当該金属パイプ140内の空洞Vを閉塞するフランジ部151を形成するためのフランジキャビティ部121と、を備える。このようにフランジキャビティ部121で成形されるフランジ部151は、金属パイプ140の軸方向において、金属パイプ140内の空洞Vを閉塞している。このような形状を有するフランジ部151は、金属パイプ140の軸方向の端部側のフランジ部151として機能することができる。従って、成形金型13で金属パイプ140の成形を行うことで、パイプ本体部150を形成すると共に、軸方向の端部側のフランジ部151を形成することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、成形装置、及び成形方法に関する。
従来、金属パイプを成形金型により型閉してブロー成形する成形装置が知られている。例えば、特許文献1に開示された成形装置は、成形金型と、金属パイプ材料内に気体を供給する気体供給部と、を備えている。この成形装置では、金属パイプ材料を成形金型内に配置し、成形金型を型閉した状態で金属パイプ材料に気体供給部から気体を供給して膨張させることによって、金属パイプ材料を成形金型の形状に対応する形状に成形する。
特開2015−112608号公報
上述した成形装置では、金属パイプの側面に軸方向に沿って延びるフランジを形成することが可能である。一方、成形装置で成形した金属パイプの利用形態の多様化が進むことにより、金属パイプの軸方向の端部側にて溶接を行うためのフランジ部を形成することが要請されている。
そこで、本発明は、金属パイプの軸方向の端部側にフランジ部を形成することができる成形装置、及び成形方法を提供することを目的とする。
本発明に係る成形装置は、金属パイプ材料を膨張させて金属パイプを成形する成形装置であって、金属パイプを成形する成形金型と、金属パイプ材料内に流体を供給して膨張させる流体供給部と、を備え、成形金型は、金属パイプのパイプ本体部を形成するためのキャビティ部と、金属パイプの軸方向において、当該金属パイプ内の空洞を閉塞するフランジ部を形成するためのフランジキャビティ部と、を備える。
この成形装置によれば、成形金型は、金属パイプのパイプ本体部を形成するためのキャビティ部と、フランジ部を形成するためのフランジキャビティ部と、を備える。フランジキャビティ部で成形されるフランジ部は、金属パイプの軸方向において、金属パイプ内の空洞を閉塞している。このような形状を有するフランジ部は、金属パイプの軸方向の端部側のフランジ部として機能することができる。従って、成形金型で金属パイプの成形を行うことで、パイプ本体部を形成すると共に、軸方向の端部側のフランジ部を形成することができる。以上により、金属パイプの軸方向の端部側にフランジ部を形成することができる。
成形装置において、フランジキャビティ部は、キャビティ部に比して、成形金型に金属パイプ材料が配置された場合の軸方向における端部側に配置されてよい。これにより、フランジ部を金属パイプ材料における端部側に配置することができる。従って、金属パイプ材料のうちのパイプ本体部が占める軸方向における長さを長くすることができる。
成形装置において、フランジキャビティ部は、成形金型に配置された金属パイプ材料のうち、流体供給部から流体が供給される部分と、パイプ本体部との間に、フランジ部を形成してよい。これにより、金属パイプを成形した後、フランジ部の位置で切断を行うことで、パイプ本体部側に残された部分は、金属パイプの端部に形成されたフランジ部として利用できる。一方、流体供給部から流体が供給される部分は、不要な部分としてパイプ本体部から除去することができる。
成形装置において、キャビティ部は、金属パイプの第1のパイプ本体部を形成する第1のキャビティ部と、軸方向において第1のパイプ本体部と異なる位置に第2のパイプ本体部を形成する第2のキャビティ部と、を備え、フランジキャビティ部は、第1のキャビティ部と第2のキャビティ部との間に配置されてよい。これにより、金属パイプを成形した後、フランジ部の位置で切断を行うことで、第1のパイプ本体部側に残された部分は、第1のパイプ本体部側のフランジ部として利用できる。一方、第2のパイプ本体部側に残された部分は、第2のパイプ本体部側のフランジ部として利用できる。
本発明に係る成形方法は、金属パイプ材料を膨張させて金属パイプを成形する成形方法であって、金属パイプを成形する成形金型に金属パイプ材料を配置する配置工程と、成形金型を閉じた状態で、金属パイプ材料内に流体を供給して膨張させて、成形金型に沿った形状の金属パイプを成形する成形工程と、を備え、成形工程では、金属パイプのパイプ本体部を形成し、且つ、金属パイプの軸方向において、当該金属パイプ内の空洞を閉塞するフランジ部を形成する。
この成形方法によれば、上述の成形装置と同様の作用・効果を得ることができる。
本発明によれば、金属パイプの軸方向の端部側にフランジ部を形成することができる。
本発明の実施形態に係る成形装置を示す概略構成図である。 電極周辺の拡大図であって、(a)は電極が金属パイプ材料を保持した状態を示す図、(b)は電極にシール部材を押し付けた状態を示す図、(c)は電極の正面図である。 フランジキャビティ部を閉塞する直前における成形金型の様子を示す概略断面図である。 フランジキャビティ部を閉塞した状態の成形金型の様子を示す概略断面図である。 (a)は図3のVa−Va線に沿った成形金型の断面図であり、(b)は図4のVb−Vb線に沿った成形金型の断面図である。 変形例に係る成形装置の成形金型の概略断面図である。 成形後の金属パイプを示す模式図である。
以下、本発明による成形装置の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、各図において同一部分又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
〈成形装置の構成〉
図1は、本実施形態に係る成形装置の概略構成図である。図1に示されるように、金属パイプを成形する成形装置10は、上型12及び下型11からなる成形金型13と、上型12及び下型11の少なくとも一方を移動させる駆動機構80と、上型12と下型11との間に配置される金属パイプ材料14を保持するパイプ保持機構30と、パイプ保持機構30で保持されている金属パイプ材料14に通電して加熱する加熱機構50と、上型12及び下型11の間に保持され加熱された金属パイプ材料14内に高圧ガス(気体)を供給するための気体供給部60と、パイプ保持機構30で保持された金属パイプ材料14内に気体供給部60からの気体を供給するための一対の気体供給機構(流体供給部)40,40と、成形金型13を強制的に水冷する水循環機構72とを備えると共に、上記駆動機構80の駆動、上記パイプ保持機構30の駆動、上記加熱機構50の駆動、及び上記気体供給部60の気体供給をそれぞれ制御する制御部70と、を備えて構成されている。
成形金型13の一方である下型11は、基台15に固定されている。下型11は、大きな鋼鉄製ブロックで構成され、その上面に例えば矩形状のキャビティ(凹部)16を備える。下型11には冷却水通路19が形成され、略中央に下から差し込まれた熱電対21を備えている。この熱電対21はスプリング22により上下移動自在に支持されている。
更に、下型11の左右端(図1における左右端)近傍にはスペース11aが設けられており、当該スペース11a内には、パイプ保持機構30の可動部である後述する電極17,18(下側電極)等が、上下に進退動可能に配置されている。そして、下側電極17,18上に金属パイプ材料14が載置されることで、下側電極17,18は、上型12と下型11との間に配置される金属パイプ材料14に接触する。これにより、下側電極17,18は金属パイプ材料14に電気的に接続される。
下型11と下側電極17との間及び下側電極17の下部、並びに下型11と下側電極18との間及び下側電極18の下部には、通電を防ぐための絶縁材91がそれぞれ設けられている。それぞれの絶縁材91は、パイプ保持機構30を構成するアクチュエータ(不図示)の可動部である進退ロッド95に固定されている。このアクチュエータは、下側電極17,18等を上下動させるためのものであり、アクチュエータの固定部は、下型11と共に基台15側に保持されている。
成形金型13の他方である上型12は、駆動機構80を構成する後述のスライド81に固定されている。上型12は、大きな鋼鉄製ブロックで構成され、内部に冷却水通路25が形成されると共に、その下面に例えば矩形状のキャビティ(凹部)24を備える。このキャビティ24は、下型11のキャビティ16に対向する位置に設けられる。
上型12の左右端(図1における左右端)近傍には、下型11と同様に、スペース12aが設けられており、当該スペース12a内には、パイプ保持機構30の可動部である後述する電極17,18(上側電極)等が、上下に進退動可能に配置されている。そして、下側電極17,18上に金属パイプ材料14が載置された状態において、上側電極17,18は、下方に移動することで、上型12と下型11との間に配置された金属パイプ材料14に接触する。これにより、上側電極17,18は金属パイプ材料14に電気的に接続される。
上型12と上側電極17との間及び上側電極17の上部、並びに上型12と上側電極18との間及び上側電極18の上部には、通電を防ぐための絶縁材101がそれぞれ設けられている。それぞれの絶縁材101は、パイプ保持機構30を構成するアクチュエータの可動部である進退ロッド96に固定されている。このアクチュエータは、上側電極17,18等を上下動させるためのものであり、アクチュエータの固定部は、上型12と共に駆動機構80のスライド81側に保持されている。
パイプ保持機構30の右側部分において、電極18,18が互いに対向する面のそれぞれには、金属パイプ材料14の外周面に対応した半円弧状の凹溝18aが形成されていて(図2参照)、当該凹溝18aの部分に丁度金属パイプ材料14が嵌り込むように載置可能とされている。パイプ保持機構30の右側部分において、絶縁材91,101が互いに対向する露出面には、上記凹溝18aと同様に、金属パイプ材料14の外周面に対応した半円弧状の凹溝が形成されている。また、電極18の正面(金型の外側方向の面)には、凹溝18aに向って周囲がテーパー状に傾斜して窪んだテーパー凹面18bが形成されている。よって、パイプ保持機構30の右側部分で金属パイプ材料14を上下方向から挟持すると、丁度金属パイプ材料14の右側端部の外周を全周に渡って密着するように取り囲むことができるように構成されている。
パイプ保持機構30の左側部分において、電極17,17が互いに対向する面のそれぞれには、金属パイプ材料14の外周面に対応した半円弧状の凹溝17aが形成されていて(図2参照)、当該凹溝17aの部分に丁度金属パイプ材料14が嵌り込むように載置可能とされている。パイプ保持機構30の左側部分において、絶縁材91,101が互いに対向する露出面には、上記凹溝18aと同様に、金属パイプ材料14の外周面に対応した半円弧状の凹溝が形成されている。また、電極17の正面(金型の外側方向の面)には、凹溝17aに向って周囲がテーパー状に傾斜して窪んだテーパー凹面17bが形成されている。よって、パイプ保持機構30の左側部分で金属パイプ材料14を上下方向から挟持すると、丁度金属パイプ材料14の左側端部の外周を全周に渡って密着するように取り囲むことができるように構成されている。
図1に示されるように、駆動機構80は、上型12及び下型11同士が合わさるように上型12を移動させるスライド81と、上記スライド81を移動させるための駆動力を発生するシャフト82と、該シャフト82で発生した駆動力をスライド81に伝達するためのコネクティングロッド83とを備えている。シャフト82は、スライド81上方にて左右方向に延在していると共に回転自在に支持されており、その軸心から離間した位置にて左右端から突出して左右方向に延在する偏心クランク82aを有している。この偏心クランク82aと、スライド81の上部に設けられると共に左右方向に延在している回転軸81aとは、コネクティングロッド83によって連結されている。駆動機構80では、制御部70によってシャフト82の回転を制御することにより偏心クランク82aの上下方向の高さを変化させ、この偏心クランク82aの位置変化をコネクティングロッド83を介してスライド81に伝達することにより、スライド81の上下動を制御できる。ここで、偏心クランク82aの位置変化をスライド81に伝達する際に発生するコネクティングロッド83の揺動(回転運動)は、回転軸81aによって吸収される。なお、シャフト82は、例えば制御部70によって制御されるモータ等の駆動に応じて回転又は停止する。
加熱機構50は、電力供給部55と、電力供給部55と電極17,18とを電気的に接続するブスバー52と、を備える。電力供給部55は、直流電源及びスイッチを含み、電極17,18が金属パイプ材料14に電気的に接続された状態において、ブスバー52、電極17,18を介して金属パイプ材料14に通電可能とされている。なお、ブスバー52は、ここでは、下側電極17,18に接続されている。
この加熱機構50では、電力供給部55から出力された直流電流は、ブスバー52によって伝送され、電極17に入力される。そして、直流電流は、金属パイプ材料14を通過して、電極18に入力される。そして、直流電流Cは、ブスバー52によって伝送されて電力供給部55に入力される。
図1に戻り、一対の気体供給機構40の各々は、シリンダユニット42と、シリンダユニット42の作動に合わせて進退動するシリンダロッド43と、シリンダロッド43におけるパイプ保持機構30側の先端に連結されたシール部材44とを有する。シリンダユニット42はブロック41上に載置固定されている。シール部材44の先端には先細となるようにテーパー面45が形成されており、電極17,18のテーパー凹面17b,18bに合わさる形状に構成されている(図2参照)。シール部材44には、シリンダユニット42側から先端に向かって延在し、詳しくは図2(a),(b)に示されるように、気体供給部60から供給された高圧ガスが流れるガス通路46が設けられている。
気体供給部60は、ガス源61と、このガス源61によって供給されたガスを溜めるアキュムレータ62と、このアキュムレータ62から気体供給機構40のシリンダユニット42まで延びている第1チューブ63と、この第1チューブ63に介設されている圧力制御弁64及び切替弁65と、アキュムレータ62からシール部材44内に形成されたガス通路46まで延びている第2チューブ67と、この第2チューブ67に介設されている圧力制御弁68及び逆止弁69とからなる。圧力制御弁64は、シール部材44の金属パイプ材料14に対する押力に適応した作動圧力のガスをシリンダユニット42に供給する役割を果たす。逆止弁69は、第2チューブ67内で高圧ガスが逆流することを防止する役割を果たす。第2チューブ67に介設されている圧力制御弁68は、制御部70の制御により、金属パイプ材料14を膨張させるための作動圧力を有するガスを、シール部材44のガス通路46に供給する役割を果たす。
制御部70は、気体供給部60の圧力制御弁68を制御することにより、金属パイプ材料14内に所望の作動圧力のガスを供給することができる。また、制御部70は、図1に示す(A)から情報が伝達されることによって、熱電対21から温度情報を取得し、駆動機構80及び電力供給部55等を制御する。
水循環機構72は、水を溜める水槽73と、この水槽73に溜まっている水を汲み上げ、加圧して下型11の冷却水通路19及び上型12の冷却水通路25へ送る水ポンプ74と、配管75とからなる。省略したが、水温を下げるクーリングタワーや水を浄化する濾過器を配管75に介在させることは差し支えない。
〈成形装置を用いた金属パイプの成形方法〉
次に、成形装置10を用いた金属パイプの成形方法について説明する。最初に、焼入れ可能な鋼種の円筒状の金属パイプ材料14を準備する。この金属パイプ材料14を、例えばロボットアーム等を用いて、下型11側に備わる電極17,18上に載置(投入)する。電極17,18には凹溝17a,18aが形成されているので、当該凹溝17a,18aによって金属パイプ材料14が位置決めされる。
次に、制御部70は、駆動機構80及びパイプ保持機構30を制御することによって、当該パイプ保持機構30に金属パイプ材料14を保持させる。具体的には、駆動機構80の駆動によりスライド81側に保持されている上型12及び上側電極17,18等が下型11側に移動すると共に、パイプ保持機構30に含まれる上側電極17,18等及び下側電極17,18等を進退動可能としているアクチュエータを作動させることによって、金属パイプ材料14の両方の端部付近を上下からパイプ保持機構30により挟持する。この挟持は電極17,18に形成される凹溝17a,18a、及び絶縁材91,101に形成される凹溝の存在によって、金属パイプ材料14の両端部付近の全周に渡って密着するような態様で挟持されることとなる。
なお、このとき、図2(a)に示されるように、金属パイプ材料14の電極18側の端部は、金属パイプ材料14の延在方向において、電極18の凹溝18aとテーパー凹面18bとの境界よりもシール部材44側に突出している。同様に、金属パイプ材料14の電極17側の端部は、金属パイプ材料14の延在方向において、電極17の凹溝17aとテーパー凹面17bとの境界よりもシール部材44側に突出している。また、上側電極17,18の下面と下側電極17,18の上面とは、それぞれ互いに接触している。ただし、金属パイプ材料14の両端部全周に渡って密着する構成に限られず、金属パイプ材料14の周方向における一部に電極17,18が当接するような構成であってもよい。
続いて、制御部70は、加熱機構50を制御することによって、金属パイプ材料14を加熱する。具体的には、制御部70は、加熱機構50の電力供給部55を制御し電力を供給する。すると、ブスバー52を介して下側電極17,18に伝達される電力が、金属パイプ材料14を挟持している上側電極17,18及び金属パイプ材料14に供給され、金属パイプ材料14に存在する抵抗により、金属パイプ材料14自体がジュール熱によって発熱する。すなわち、金属パイプ材料14は通電加熱状態となる。
続いて、制御部70による駆動機構80の制御によって、加熱後の金属パイプ材料14に対して成形金型13を閉じる。これにより、下型11のキャビティ16と上型12のキャビティ24とが組み合わされ、下型11と上型12との間のキャビティ部内に金属パイプ材料14が配置密閉される。
その後、気体供給機構40のシリンダユニット42を作動させることによってシール部材44を前進させて金属パイプ材料14の両端をシールする。このとき、図2(b)に示されるように、金属パイプ材料14の電極18側の端部にシール部材44が押し付けられることによって、電極18の凹溝18aとテーパー凹面18bとの境界よりもシール部材44側に突出している部分が、テーパー凹面18bに沿うように漏斗状に変形する。同様に、金属パイプ材料14の電極17側の端部にシール部材44が押し付けられることによって、電極17の凹溝17aとテーパー凹面17bとの境界よりもシール部材44側に突出している部分が、テーパー凹面17bに沿うように漏斗状に変形する。シール完了後、高圧ガスを金属パイプ材料14内へ吹き込んで、加熱により軟化した金属パイプ材料14をキャビティ部の形状に沿うように成形する。
金属パイプ材料14は高温(950℃前後)に加熱されて軟化しているので、金属パイプ材料14内に供給されたガスは、熱膨張する。このため、例えば供給するガスを圧縮空気とし、950℃の金属パイプ材料14を熱膨張した圧縮空気によって容易に膨張させることができる。
ブロー成形されて膨らんだ金属パイプ材料14の外周面が下型11のキャビティ16に接触して急冷されると同時に、上型12のキャビティ24に接触して急冷(上型12と下型11は熱容量が大きく且つ低温に管理されているため、金属パイプ材料14が接触すればパイプ表面の熱が一気に金型側へと奪われる。)されて焼き入れが行われる。このような冷却法は、金型接触冷却又は金型冷却と呼ばれる。急冷された直後はオーステナイトがマルテンサイトに変態する(以下、オーステナイトがマルテンサイトに変態することをマルテンサイト変態とする)。冷却の後半は冷却速度が小さくなったので、復熱によりマルテンサイトが別の組織(トルースタイト、ソルバイト等)に変態する。従って、別途焼戻し処理を行う必要がない。また、本実施形態においては、金型冷却に代えて、あるいは金型冷却に加えて、冷却媒体を例えばキャビティ24内に供給することによって冷却が行われてもよい。例えば、マルテンサイト変態が始まる温度までは金型(上型12及び下型11)に金属パイプ材料14を接触させて冷却を行い、その後型開きすると共に冷却媒体(冷却用気体)を金属パイプ材料14へ吹き付けることにより、マルテンサイト変態を発生させてもよい。
上述のように金属パイプ材料14に対してブロー成形を行った後に冷却を行い、型開きを行うことにより、例えば略矩形筒状の本体部を有する金属パイプを得る。
次に、図3〜図5を参照して、本実施形態に係る成形装置10の特徴的部分について説明する。本実施形態に係る成形装置10によって成形される金属パイプ140は、当該金属パイプ140の軸方向において、所望の形状に形成されたパイプ本体部150と、軸方向において金属パイプ140内の空洞Vを閉塞するフランジ部151と、金属パイプ140の側部において軸方向に沿って形成される側部フランジ部152と、を備えている(図7参照)。このような形状の金属パイプ140を成形するために、図3、図4及び図5に示すように、成形金型13は、キャビティ部120と、フランジキャビティ部121と、側部フランジキャビティ部123と(図5参照)、を備える。
キャビティ部120は、金属パイプ140のパイプ本体部150を形成するためのキャビティである。パイプ本体部150において、金属パイプ140のパイプ本体部150は、所望の断面形状を軸方向に亘って有しており(図5参照)、内部に空洞Vを有している。従って、キャビティ部120は、金属パイプ140の所望の断面形状に応じた断面形状を軸方向に亘って有している。
側部フランジキャビティ部123は、金属パイプ140の側部フランジ部152を形成するためのキャビティである。側部フランジ部152は、下型11の側部フランジキャビティ部123の面と、上型12の側部フランジキャビティ部123の面とで隙間なく挟まれることによって形成される(図5(b)参照)。
キャビティ部120及び側部フランジキャビティ部123の構成の一例について、図5を参照して説明する。キャビティ部120は、下型11に形成された凹部120Aと、上型12に形成された凹部120Bとを組み合わせることによって構成される。下型11の凹部120Aは、下型11の上面から下方へ向かって矩形状に窪んでおり、底面120Aaと、底面120Aaの幅方向の両側に形成された側面120Ab,120Acと、を備えている。上型12の凹部120Bは、下型11の下面から上方へ向かって矩形状に窪んでおり、上面120Baと、上面120Baの幅方向の両側に形成された側面120Bb,120Bcと、を備えている。凹部120Aと凹部120Bとは上下で対称な形状を有している。下型11と上型12が閉じた状態では、凹部120Aの底面120Aa、及び側面120Ab,120Acと、凹部120Bの上面120Ba、及び側面120Bb,120Bcと、が組み合わせられることで矩形状の断面形状を形成するため、金属パイプ140のパイプ本体部150は、断面矩形状に形成される(図5(b)参照)。ただし、パイプ本体部150の形状は特に限定されるものではなく、あらゆる形状を採用可能である。また、パイプ本体部150の形状に合わせ、キャビティ部120の形状も適宜変更される。
側部フランジキャビティ部123は、下型11に形成された一対の挟持面123Aと、上型12に形成された一対の挟持面123Bとを組み合わせることによって構成される。一方の挟持面123Aは、下型11の側面120Abの上端から幅方向における外側へ広がっている。他方の挟持面123Aは、下型11の側面120Acの上端から幅方向における外側へ広がっている。一方の挟持面123Bは、上型12の側面120Bbの下端から幅方向における外側へ広がっている。他方の挟持面123Bは、上型12の側面120Bcの上端から幅方向における外側へ広がっている。一対の挟持面123Aと一対の挟持面123Bとは上下方向で互いに対向している。下型11と上型12が閉じた状態では、一対の挟持面123Aと一対の挟持面123Bが組み合わせられることで金属パイプ140の両側の側部を挟み込んで潰すことによって、平板状の側部フランジ部152が形成される(図5(b)参照)。
図3及び図4に示すように、フランジキャビティ部121は、フランジ部151を形成するためのキャビティである。フランジキャビティ部121は、下型11に形成された突出部121Aと、上型12に形成された突出部121Bとを組み合わせることによって構成される。突出部121Aは、下型11の凹部120Aの底面120Aaから上方へ突出する。なお、フランジ部151はパイプ本体部150内の空洞Vを幅方向における全域に亘って閉塞するものである。よって、突出部121Aは、凹部120Aの幅方向における全域に亘って形成されている(図5参照)。図3及び図4に示す突出部121Aは、円錐台の断面形状を有しているが、特に形状は限定されず、例えば矩形であってもよく、湾曲形状であってもよい。なお、突出部121Aの下面は、側部フランジキャビティ部123の挟持面123Bと上下方向において同位置に形成されている。突出部121B、上型12の凹部120Bの上面120Baから下方へ突出する。突出部121Bは、突出部121Aと上下に対称な構成を有している。すなわち、突出部121Aと突出部121Bとは上下方向で互いに対向している。
下型11と上型12が閉じた状態では、突出部121Aと突出部121Bとが組み合わせられることで、金属パイプ140のパイプ本体部150に対応する部分を挟み込んで潰す。これにより、平板状のフランジ部151が形成される(図4参照)。なお、フランジ部151と側部フランジ部152は、互いに連続した平板をなすように設けられる。
フランジキャビティ部121は、成形金型13に配置された金属パイプ材料14のうち、気体供給機構40のシール部材44から気体が供給される部分14a,14bと、パイプ本体部150との間に、それぞれフランジ部151を形成する。すなわち、一方のフランジキャビティ部121は、配置される金属パイプ材料14の延在方向における一方の端部13a側の位置であって、当該端部13aから離間した位置に設けられる。他方のフランジキャビティ部121は、配置される金属パイプ材料14の延在方向における他方の端部13b側の位置であって、当該端部13bから離間した位置に設けられる。
次に、成形金型13によってパイプ本体部150、フランジ部151、及び側部フランジ部152を成形する際の手順について詳細に説明する。まず、図3及び図5(a)に示すように、下型11及び上型12を完全に閉じない状態にて維持する。当該状態で、気体供給機構40が一次ブローを行う。このとき、フランジ部151は、金属パイプ材料14を軸方向に完全に閉塞していないので、空洞V内を気体が通過することができる。次に、下型11及び上型12を閉じながら、気体供給機構40が二次ブローを行う。最終的に、図4及び図5(b)に示すように、下型11及び上型12は完全に閉じて、パイプ本体部150、フランジ部151及び側部フランジ部152が形成される。図7(a)の上段に示すように、成形金型13から取り出された直後の金属パイプ140は、長手方向における両端側に、気体が供給される部分14a,14bが残存した状態にある。従って、両端側のフランジ部151の位置でカットラインCLに沿って切断を行うことで、図7(a)の下段に示すように、長手方向における両端側にフランジ部151を有する金属パイプ140を得ることができる。
次に、本実施形態に係る成形装置10及び成形方法の作用・効果について説明する。
本実施形態に係る成形装置10によれば、成形金型13は、金属パイプ140のパイプ本体部150を形成するためのキャビティ部120と、フランジ部151を形成するためのフランジキャビティ部121と、を備える。フランジキャビティ部121で成形されるフランジ部151は、金属パイプ140の軸方向において、金属パイプ140内の空洞Vを閉塞している。このような形状を有するフランジ部151は、金属パイプ140の軸方向の端部側のフランジ部151として機能することができる。従って、成形金型13で金属パイプ140の成形を行うことで、パイプ本体部150を形成すると共に、軸方向の端部側のフランジ部151を形成することができる。以上により、金属パイプ140の軸方向の端部側にフランジ部151を形成することができる。
成形装置10において、フランジキャビティ部121は、キャビティ部120に比して、成形金型13に金属パイプ材料14が配置された場合の軸方向における端部側に配置されてよい。これにより、フランジ部151を金属パイプ材料14における端部側に配置することができる。従って、金属パイプ材料14のうちのパイプ本体部150が占める軸方向における長さを長くすることができる。
成形装置10において、フランジキャビティ部121は、成形金型13に配置された金属パイプ材料14のうち、気体供給機構40から気体が供給される部分14a,14bと、パイプ本体部150との間に、フランジ部151を形成する。これにより、金属パイプ140を成形した後、フランジ部151の位置で切断を行うことで、パイプ本体部150側に残された部分は、金属パイプ140の端部に形成されたフランジ部151として利用できる。一方、気体供給機構40から気体が供給される部分14a,14bは、不要な部分としてパイプ本体部150から除去することができる。
本実施形態に係る成形方法は、金属パイプ材料14を膨張させて金属パイプ140を成形する成形方法であって、金属パイプ140を成形する成形金型13に金属パイプ材料14を配置する配置工程と、成形金型13を閉じた状態で、金属パイプ材料14内に気体を供給して膨張させて、成形金型13に沿った形状の金属パイプ140を成形する成形工程と、を備え、成形工程では、金属パイプ140のパイプ本体部150を形成し、且つ、金属パイプ140の軸方向において、当該金属パイプ140内の空洞Vを閉塞するフランジ部151を形成する。
この成形方法によれば、上述の成形装置10と同様の作用・効果を得ることができる。
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではない。
例えば、図3に示すものに代えて、図6に示す成形金型13を採用してもよい。図6に示す成形金型13において、キャビティ部は、金属パイプ140の第1のパイプ本体部150Aを形成する第1のキャビティ部160と、軸方向において第1のパイプ本体部150Aと異なる位置に第2のパイプ本体部150Bを形成する第2のキャビティ部170と、を備える。下型11は、第1のキャビティ部160の凹部160A、及び第2のキャビティ部170の凹部170Aを備える。上型12は、第1のキャビティ部160の凹部160B、及び第2のキャビティ部170の凹部170Bを備える。また、フランジキャビティ部121は、第1のキャビティ部160と第2のキャビティ部170との間に配置される。フランジキャビティ部121は、成形金型13の中央位置に設けられる。このような成形金型13を用いて成形することで、図7(b)の上段に示すような金属パイプ140が得られる。中央位置のフランジ部151の位置でカットラインCLに沿って切断を行うことで、図7(b)の下段に示すように、長手方向における一方の端部にフランジ部151を有する二つの金属パイプ140A,140Bを得ることができる。なお、フランジキャビティ部121の軸方向における位置は特に限定されず、適宜変更してよい。
図6に示す成形金型のキャビティ部は、金属パイプ140の第1のパイプ本体部150Aを形成する第1のキャビティ部160と、軸方向において第1のパイプ本体部150Aと異なる位置に第2のパイプ本体部150Bを形成する第2のキャビティ部170と、を備え、フランジキャビティ部121は、第1のキャビティ部160と第2のキャビティ部170との間に配置されている。これにより、金属パイプ140を成形した後、フランジ部151の位置で切断を行うことで、第1のパイプ本体部150A側に残された部分は、第1のパイプ本体部150A側のフランジ部151として利用できる。一方、第2のパイプ本体部150B側に残された部分は、第2のパイプ本体部150B側のフランジ部151として利用できる。
なお、上述の実施形態では、電極17,18を用いて通電加熱を行っていたが、予め加熱した金属パイプ材料を成形金型にセットしてもよい。
なお、上述の実施形態では、流体供給部として気体供給機構が採用されていたが、流体は気体に限定されず、液体を供給してもよい。
なお、フランジ部の位置や数量も特に限定されない。例えば、図3及び図4に示すようなフランジ部を金属パイプの両端に設けるのではなく、軸方向における片側のみに設けても良い。また、図6に示すように金属パイプの軸方向中央付近をフランジ部とする形態に代えて、中央から離れた位置をフランジ部とする形態であってもよい。また、図6に示すように、成形完了後に金属パイプを2つに分割する形態に代えて、3つ以上に分割する形態であってもよい。ただし、この場合、少なくとも、「分割数−1」の数だけのフランジ部を形成する必要がある。
10…成形装置、13…成形金型、14…金属パイプ材料、40…気体供給機構(流体供給部)、120…キャビティ部、121…フランジキャビティ部、140…金属パイプ、150…パイプ本体部、150A…第1のパイプ本体部、150B…第2のパイプ本体部、151…フランジ部、160…第1のキャビティ部、170…第2のキャビティ部。

Claims (5)

  1. 金属パイプ材料を膨張させて金属パイプを成形する成形装置であって、
    前記金属パイプを成形する成形金型と、
    前記金属パイプ材料内に流体を供給して膨張させる流体供給部と、を備え、
    前記成形金型は、
    前記金属パイプのパイプ本体部を形成するためのキャビティ部と、
    前記金属パイプの軸方向において、当該金属パイプ内の空洞を閉塞するフランジ部を形成するためのフランジキャビティ部と、を備える成形装置。
  2. 前記フランジキャビティ部は、前記キャビティ部に比して、前記成形金型に前記金属パイプ材料が配置された場合の前記軸方向における端部側に配置される、請求項1に記載の成形装置。
  3. 前記フランジキャビティ部は、前記成形金型に配置された前記金属パイプ材料のうち、前記流体供給部から流体が供給される部分と、前記パイプ本体部との間に、前記フランジ部を形成する、請求項2に記載の成形装置。
  4. 前記キャビティ部は、
    前記金属パイプの第1のパイプ本体部を形成する第1のキャビティ部と、
    前記軸方向において前記第1のパイプ本体部と異なる位置に第2のパイプ本体部を形成する第2のキャビティ部と、を備え、
    前記フランジキャビティ部は、前記第1のキャビティ部と前記第2のキャビティ部との間に配置される、請求項1に記載の成形装置。
  5. 金属パイプ材料を膨張させて金属パイプを成形する成形方法であって、
    前記金属パイプを成形する成形金型に前記金属パイプ材料を配置する配置工程と、
    前記成形金型を閉じた状態で、前記金属パイプ材料内に流体を供給して膨張させて、前記成形金型に沿った形状の前記金属パイプを成形する成形工程と、を備え、
    前記成形工程では、
    前記金属パイプのパイプ本体部を形成し、且つ、前記金属パイプの軸方向において、当該金属パイプ内の空洞を閉塞するフランジ部を形成する、成形方法。
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