JP7009264B2 - 成形装置 - Google Patents

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Description

本開示は、成形装置に関する。
加熱した金属パイプ材料の内部に流体を供給して当該金属パイプ材料を膨張させることにより金属パイプを成形する成形装置が知られている。このような成形装置として、例えば特許文献1には、金属パイプ材料の両端部のそれぞれに接触させた電極を介して当該金属パイプ材料に通電することにより、ジュール熱を生じさせて金属パイプ材料を加熱する成形装置が記載されている。
特開2015-112608号公報
上述したような成形装置においては、金属パイプ材料が均一に加熱されず、局所的に高温の部分及び低温の部分が生じた場合、金属パイプを成形する成形性の悪化及び成形された金属パイプの強度の低下等が発生するおそれがある。このため、金属パイプ材料が均一に加熱されることが望まれる。
そこで、本開示は、金属パイプ材料を均一に加熱することができる成形装置を提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る成形装置は、金属パイプ材料に電力を供給して目標温度となるように当該金属パイプ材料を通電加熱する電力供給部と、電力供給部を制御する制御部と、を備え、制御部は、第1電流値にて金属パイプ材料に電力を供給する第1処理を実行するように電力供給部を制御し、第1処理の後において予め設定された時間、金属パイプ材料に電力を供給しない、又は、第1電流値よりも小さい第2電流値にて金属パイプ材料に電力を供給する第2処理を実行するように電力供給部を制御し、第2処理の後、第2電流値よりも大きい第3電流値にて金属パイプ材料に電力を供給する第3処理を実行するように電力供給部を制御する。
この成形装置によれば、まず、第1電流値にて金属パイプ材料に電力を供給する第1処理が実行されることで、金属パイプ材料が目標温度よりも低い温度まで加熱される。次に、金属パイプ材料に電力を供給しない、又は、第1電流値よりも小さい第2電流値にて金属パイプ材料に電力を供給する第2処理が実行されることで、第1処理により生じた高温の部分から低温の部分に伝熱し、金属パイプ材料の温度が均一化される。次に、第2電流値よりも大きい第3電流値にて金属パイプ材料に電力を供給する第3処理が実行されることで、金属パイプ材料が目標温度まで加熱される。このとき、第2処理により金属パイプ材料の温度が均一化されているため、第2処理を実行しない場合と比較して、金属パイプ材料が目標温度まで加熱されたときの金属パイプ材料の高温の部分と低温の部分との温度差が小さくなる。よって、この成形装置は、金属パイプ材料を均一に加熱することができる。
本開示の一態様に係る成形装置では、制御部は、金属パイプ材料の温度を取得し、取得した金属パイプ材料の温度に基づいて、第1処理を終了して第2処理を開始するように電力供給部を制御してもよい。これによれば、金属パイプ材料の温度を均一化するために好適なタイミングで、第1処理から第2処理に切り替えることができる。よって、この成形装置は、金属パイプ材料を均一に加熱することができる。
本開示の一態様に係る成形装置では、制御部は、取得した金属パイプ材料の温度が目標温度の半分以上となった場合に、第1処理を終了して第2処理を開始するように電力供給部を制御してもよい。これによれば、金属パイプ材料の温度が高すぎず且つ低すぎない好適なタイミングで、第1処理から第2処理に切り替えることができる。よって、この成形装置は、金属パイプ材料を均一に加熱することができる。
本開示の一態様に係る成形装置では、金属パイプ材料は湾曲部を有し、金属パイプ材料の湾曲部の外周側の温度を計測する温度計測部を更に備え、制御部は、温度計測部により計測された温度を金属パイプ材料の温度として取得してもよい。金属パイプ材料を通電加熱するために、金属パイプ材料の両端部のそれぞれに接触させた電極を介して当該金属パイプ材料に通電すると、電流は電極間を最短距離で流れようとする。このため、金属パイプ材料が湾曲部を有している場合には、金属パイプ材料の湾曲部の内周側を経由した電極間距離が短い部分では、電流密度が高くなりやすく金属パイプ材料が十分に加熱されやすい。一方、金属パイプ材料の湾曲部の外周側を経由した電極間距離が長い部分では、電流密度が低くなりやすく金属パイプ材料が十分に加熱されにくい。そこで、この成形装置によれば、十分に加熱されにくい金属パイプ材料の湾曲部の外周側の温度を取得し、当該温度が目標温度の半分以上となった場合に第1処理から第2処理に切り替えることができる。よって、この成形装置は、加熱が不十分な部分が存在した状態で第2処理が開始されることを抑制することができる。
本開示の種々の態様によれば、金属パイプ材料を均一に加熱することが可能となる。
図1は、本実施形態に係る成形装置を示す正面図である。 図2は、電極により金属パイプ材料を保持した状態を示す平面図である。 図3は、図1の成形装置により実行される通電加熱処理を説明するための模式的なグラフである。 図4は、従来例に係る成形装置により実行される通電加熱処理を説明するための模式的なグラフである。
以下、図面を参照して、例示的な実施形態について説明する。なお、各図において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
〈成形装置の構成〉
図1は、本実施形態に係る成形装置10を示す正面図である。図2は、電極17,18により金属パイプ材料14を保持した状態を示す平面図である。図1及び図2に示されるように、成形装置10は、例えば湾曲部14cを有する金属パイプ材料14から湾曲した金属パイプを成形する。成形装置10は、上型12及び下型11からなるブロー成形金型(金型)13と、上型12及び下型11の少なくとも一方を移動させる駆動機構80と、上型12と下型11との間に配置される金属パイプ材料14を保持するパイプ保持機構30と、パイプ保持機構30で保持されている金属パイプ材料14に通電加熱のための電力を供給する加熱機構50と、上型12及び下型11の間に保持され加熱された金属パイプ材料14内に高圧ガス(気体)を供給するための気体供給部60と、パイプ保持機構30で保持された金属パイプ材料14内に気体供給部60からの気体を供給するための一対の気体供給機構40,40と、ブロー成形金型13を強制的に水冷する水循環機構72とを備えると共に、上記駆動機構80の駆動、上記パイプ保持機構30の駆動、上記加熱機構50の駆動、及び上記気体供給部60の気体供給をそれぞれ制御する制御部70と、を備えて構成されている。
ブロー成形金型13の一方である下型11は、基台15に固定されている。下型11は、大きな鋼鉄製ブロックで構成され、その上面に例えば矩形状のキャビティ(凹部)16を備える。下型11には、冷却水通路19が形成され、略中央に下から差し込まれた接触温度計(温度計測部)21が配置されている。接触温度計21は、例えば熱電対により構成され、金属パイプ材料14の温度を計測する。より詳細には、接触温度計21は、金属パイプ材料14の湾曲部14cの外周側14dに当接し、当該湾曲部14cの外周側14dの温度を計測する。接触温度計21はスプリング22により上下移動自在に支持されている。
更に、下型11の左右端(図1における左右端)近傍にはスペース11aが設けられており、当該スペース11a内には、パイプ保持機構30の可動部である後述する電極17,18(下側電極)等が、上下に進退動可能に配置されている。そして、下側電極17,18上に金属パイプ材料14が載置されることで、下側電極17,18は、上型12と下型11との間に配置される金属パイプ材料14に接触する。これにより、下側電極17,18は金属パイプ材料14に電気的に接続される。
下型11と下側電極17との間及び下側電極17の下部、並びに下型11と下側電極18との間及び下側電極18の下部には、通電を防ぐための絶縁材91がそれぞれ設けられている。それぞれの絶縁材91は、パイプ保持機構30を構成するアクチュエータ(不図示)の可動部である進退ロッド95に固定されている。このアクチュエータは、下側電極17,18等を上下動させるためのものであり、アクチュエータの固定部は、下型11と共に基台15側に保持されている。
ブロー成形金型13の他方である上型12は、駆動機構80を構成する後述のスライド81に固定されている。上型12は、大きな鋼鉄製ブロックで構成され、内部に冷却水通路25が形成されると共に、その下面に例えば矩形状のキャビティ(凹部)24を備える。このキャビティ24は、下型11のキャビティ16に対向する位置に設けられる。
上型12の左右端(図1における左右端)近傍には、下型11と同様に、スペース12aが設けられており、当該スペース12a内には、パイプ保持機構30の可動部である後述する電極17,18(上側電極)等が、上下に進退動可能に配置されている。そして、下側電極17,18上に金属パイプ材料14が載置された状態において、上側電極17,18は、下方に移動することで、上型12と下型11との間に配置された金属パイプ材料14に接触する。これにより、上側電極17,18は金属パイプ材料14に電気的に接続される。
上型12と上側電極17との間及び上側電極17の上部、並びに上型12と上側電極18との間及び上側電極18の上部には、通電を防ぐための絶縁材101がそれぞれ設けられている。それぞれの絶縁材101は、パイプ保持機構30を構成するアクチュエータの可動部である進退ロッド96に固定されている。このアクチュエータは、上側電極17,18等を上下動させるためのものであり、アクチュエータの固定部は、上型12と共に駆動機構80のスライド81側に保持されている。
パイプ保持機構30の右側部分において、電極18,18が互いに対向する面のそれぞれには、金属パイプ材料14の外周面に対応した半円弧状の凹溝が形成されていて、当該凹溝の部分に丁度金属パイプ材料14が嵌り込むように載置可能とされている。パイプ保持機構30の右側部分において、絶縁材91,101が互いに対向する露出面には、上記凹溝と同様に、金属パイプ材料14の外周面に対応した半円弧状の凹溝が形成されている(不図示)。よって、パイプ保持機構30の右側部分で金属パイプ材料14を上下方向から挟持すると、丁度金属パイプ材料14の右側端部の外周を全周に渡って密着するように取り囲むことができるように構成されている。
パイプ保持機構30の左側部分において、電極17,17が互いに対向する面のそれぞれには、金属パイプ材料14の外周面に対応した半円弧状の凹溝が形成されていて、当該凹溝の部分に丁度金属パイプ材料14が嵌り込むように載置可能とされている。パイプ保持機構30の左側部分において、絶縁材91,101が互いに対向する露出面には、上記凹溝と同様に、金属パイプ材料14の外周面に対応した半円弧状の凹溝が形成されている(不図示)。よって、パイプ保持機構30の左側部分で金属パイプ材料14を上下方向から挟持すると、丁度金属パイプ材料14の左側端部の外周を全周に渡って密着するように取り囲むことができるように構成されている。
電極18は、電極17に対して第1方向D1に離間して配置されている。ここで、電極17,17は湾曲した金属パイプ材料14の一端部14aを挟持し、電極18,18は湾曲した金属パイプ材料14の他端部14bを挟持する。このため、電極17及び電極18は、第1方向D1と直交する方向において互いに平行に延在していない。金属パイプ材料14の湾曲部14cの外周側14dを経由した経路は、点S1から点S2に至る経路R1となる。一方、金属パイプ材料14の湾曲部14cの内周側14eを経由した経路は、点S3から点S4に至る経路R2となる。経路R1における電極間距離は経路R2における電極間距離よりも長い。このため、経路R1における電流密度は経路R2における電流密度よりも小さくなりやすく、金属パイプ材料14の湾曲部14cの外周側14dは内周側14eと比較して十分に加熱されにくいため、金属パイプ材料14は均一に加熱されない場合がある。
駆動機構80は、上型12及び下型11同士が合わさるように上型12を移動させるスライド81と、上記スライド81を移動させるための駆動力を発生するシャフト82と、該シャフト82で発生した駆動力をスライド81に伝達するためのコネクティングロッド83とを備えている。シャフト82は、スライド81上方にて左右方向に延在していると共に回転自在に支持されており、その中心から離間した位置にて左右端から突出して延在する偏心クランク82aを有している。この偏心クランク82aと、スライド81の上部に設けられると共に左右方向に延在している回転軸81aとは、コネクティングロッド83によって連結されている。駆動機構80では、制御部70によってシャフト82の回転を制御することにより偏心クランク82aの上下方向の高さを変化させ、この偏心クランク82aの位置変化をコネクティングロッド83を介してスライド81に伝達することにより、スライド81の上下動を制御できる。ここで、偏心クランク82aの位置変化をスライド81に伝達する際に発生するコネクティングロッド83の揺動(回転運動)は、回転軸81aによって吸収される。なお、シャフト82は、例えば制御部70によって制御されるモータ等の駆動に応じて回転又は停止する。
加熱機構50は、電源51と、この電源51からそれぞれ延びて電極17及び電極18に接続している導線52と、この導線52に介設されたスイッチ53とを有してなる。制御部70は、上記加熱機構50を制御することによって、金属パイプ材料14を目標温度Ttまで加熱することができる。目標温度Ttは、焼入れ温度(AC3変態点温度以上)であってもよい。電極17,18及び加熱機構50は、金属パイプ材料14に電力を供給して目標温度Ttとなるように当該金属パイプ材料14を通電加熱する電力供給部55を構成する。
一対の気体供給機構40の各々は、シリンダユニット42と、シリンダユニット42の作動に合わせて進退動するシリンダロッド43と、シリンダロッド43におけるパイプ保持機構30側の先端に連結されたシール部材44とを有する。シリンダユニット42はブロック41上に載置固定されている。シール部材44の先端には先細となるようにテーパー面45が形成されている。シール部材44は、シリンダロッド43により、電極17,18により保持された金属パイプ材料14の両端部の延在方向にそれぞれ沿った方向に進退動される。金属パイプ材料14が湾曲している場合、各シール部材44の進退動される方向は互いに交差している。シール部材44には、シリンダユニット42側から先端に向かって延在し、気体供給部60から供給された高圧ガスが流れるガス通路46が設けられている。
気体供給部60は、ガス源61と、このガス源61によって供給されたガスを溜めるアキュムレータ62と、このアキュムレータ62から気体供給機構40のシリンダユニット42まで延びている第1チューブ63と、この第1チューブ63に介設されている圧力制御弁64及び切替弁65と、アキュムレータ62からシール部材44内に形成されたガス通路46まで延びている第2チューブ67と、この第2チューブ67に介設されている圧力制御弁68及び逆止弁69とからなる。圧力制御弁64は、シール部材44の金属パイプ材料14に対する押力に適応した作動圧力のガスをシリンダユニット42に供給する役割を果たす。逆止弁69は、第2チューブ67内で高圧ガスが逆流することを防止する役割を果たす。第2チューブ67に介設されている圧力制御弁68は、制御部70の制御により、金属パイプ材料14を膨張させるための作動圧力を有するガスを、シール部材44のガス通路46に供給する役割を果たす。
制御部70は、金属パイプ材料14の温度を取得する。より具体的には、制御部70は、図1に示す(A)から情報が伝達されることによって、接触温度計21から温度情報を取得し、接触温度計21により計測された金属パイプ材料14の湾曲部14cの外周側14dの温度を金属パイプ材料14の温度として取得する。制御部70は、取得した金属パイプ材料14の温度に基づいて、パイプ保持機構30、駆動機構80、及び加熱機構50のスイッチ53等を制御する。また、制御部70は、気体供給部60の圧力制御弁68を制御することにより、金属パイプ材料14内に所望の作動圧力のガスを供給することができる。
水循環機構72は、水を溜める水槽73と、この水槽73に溜まっている水を汲み上げ、加圧して下型11の冷却水通路19及び上型12の冷却水通路25へ送る水ポンプ74と、配管75とからなる。省略したが、水温を下げるクーリングタワーや水を浄化する濾過器を配管75に介在させることは差し支えない。
〈成形装置を用いた金属パイプの成形方法〉
次に、図1及び図2を参照して、成形装置10を用いた金属パイプの成形方法について説明する。最初に、焼入れ可能な鋼種の金属パイプ材料14を準備する。この金属パイプ材料14を、例えばロボットアーム等を用いて、下型11側に備わる電極17,18上に載置(投入)する。電極17,18には凹溝が形成されているので、当該凹溝によって金属パイプ材料14が位置決めされる。
次に、制御部70は、駆動機構80及びパイプ保持機構30を制御することによって、当該パイプ保持機構30に金属パイプ材料14を保持させる。具体的には、駆動機構80の駆動によりスライド81側に保持されている上型12及び上側電極17,18等が下型11側に移動すると共に、パイプ保持機構30に含まれる上側電極17,18等及び下側電極17,18等を進退動可能としているアクチュエータを作動させることによって、金属パイプ材料14の両方の端部付近を上下からパイプ保持機構30により挟持する。この挟持は電極17,18に形成される凹溝及び絶縁材91,101に形成される凹溝の存在によって、金属パイプ材料14の両端部付近の全周に渡って密着するような態様で実行される。
なお、このとき、金属パイプ材料14の電極18側の端部は、金属パイプ材料14の延在方向において、電極18の凹溝の電極17とは反対側の縁部よりもシール部材44側に突出している。同様に、金属パイプ材料14の電極17側の端部は、金属パイプ材料14の延在方向において、電極17の凹溝の電極18とは反対側の縁部よりもシール部材44側に突出している。また、上側電極17,18の下面と下側電極17,18の上面とは、それぞれ互いに接触している。ただし、金属パイプ材料14の両端部全周に渡って密着する構成に限られず、金属パイプ材料14の周方向における一部に電極17,18が当接するような構成であってもよい。
続いて、制御部70は、電力供給部55を制御することによって、金属パイプ材料14を加熱する通電加熱処理を実行する。具体的には、制御部70は、加熱機構50のスイッチ53をONにする。そうすると、電源51から下側電極17,18に伝達される電力が、金属パイプ材料14を挟持している上側電極17,18及び金属パイプ材料14に供給され、金属パイプ材料14に存在する抵抗により、金属パイプ材料14自体がジュール熱によって発熱する。また、これと共に、電極17,18に存在する抵抗により、電極17,18自体がジュール熱によって発熱する。更に、電極17,18は、加熱された金属パイプ材料14からの熱伝導によっても加熱される。
制御部70により実行される通電加熱処理について、図3を参照してより詳細に説明する。図3は、金属パイプ材料14に供給される電流値(グラフCa)、並びに、金属パイプ材料14の湾曲部14cの内周側14eの温度(グラフG1)及び外周側14dの温度(グラフG2)の時間変化を示している。図3に示されるように、まず、制御部70は、第1電流値C1にて金属パイプ材料14に電力を供給する第1処理を実行するように電力供給部55を制御する。第1電流値C1は、例えば従来の成形装置において通電加熱が行われる場合と同等の電流値であってもよく、一例として10000A程度であってもよい。これにより、金属パイプ材料14は、目標温度Ttよりも低い温度まで加熱される。なお、ここでは、金属パイプ材料14が湾曲部14cを有しており、金属パイプ材料14の湾曲部14cの内周側14eを経由した電極間距離が短い部分では、電流密度が高くなりやすく金属パイプ材料14が局所的に高温になっている(図3のグラフG1参照)。一方、金属パイプ材料14の湾曲部14cの外周側14dを経由した電極間距離が長い部分では、電流密度が低くなりやすく金属パイプ材料14が局所的に低温になっている(図3のグラフG2参照)。
制御部70は、第1処理の後において予め設定された時間、第1電流値よりも小さい第2電流値C2にて金属パイプ材料14に電力を供給する第2処理を実行するように電力供給部55を制御する。これにより、金属パイプ材料14は、第1処理により生じた高温の部分から低温の部分に伝熱して温度が均一化される。ここでは、金属パイプ材料14の湾曲部14cの高温になっている内周側14eから、金属パイプ材料14の湾曲部14cの低温になっている外周側14dに伝熱する。これにより、金属パイプ材料14の湾曲部14cの内周側14eと外周側14dとの温度差が小さくなる。なお、金属パイプ材料14は、第2電流値C2が通常の通電加熱に用いられる電流値よりも小さいため、加熱されるよりも外部に放熱する影響の方が大きく、全体として温度が低下している(図3のグラフG1,G2参照)。
ここで、制御部70は、接触温度計21により計測された金属パイプ材料14の温度を金属パイプ材料14の温度として取得し、当該温度に基づいて、第1処理を終了して第2処理を開始するように電力供給部55を制御する。具体的には、制御部70は、接触温度計21により計測された金属パイプ材料14の温度を金属パイプ材料14の温度として取得し、当該温度が予め設定された温度以上となったタイミングで、第1処理を終了して第2処理を開始するように電力供給部55を制御する。より具体的には、制御部70は、接触温度計21により取得された金属パイプ材料14の湾曲部14cの外周側14dの温度を金属パイプ材料14の温度として取得し、当該温度が目標温度Ttの半分以上となった場合に、第1処理を終了して第2処理を開始するように電力供給部55を制御する。なお、上述した「温度」とは、摂氏温度である。
制御部70は、第2処理の後、第2電流値C2よりも大きい第3電流値C3にて金属パイプ材料14に電力を供給する第3処理を実行するように電力供給部55を制御する。第3電流値C3は、金属パイプ材料14が外部に放熱するよりも加熱される影響の方が大きくなる電流値であればよく、第1電流値C1と等しい電流値であってもよく、第1電流値C1よりも大きい電流値であってもよく、第1電流値C1よりも小さい電流値であってもよい。制御部70は、接触温度計21により計測された金属パイプ材料14の湾曲部14cの外周側14dの温度を金属パイプ材料14の温度として取得し、当該温度が目標温度Tt以上となった場合に、第3処理を終了する。
続いて、制御部70による駆動機構80の制御によって、加熱後の金属パイプ材料14に対してブロー成形金型13を閉じる。これにより、下型11のキャビティ16と上型12のキャビティ24とが組み合わされ、下型11と上型12との間のキャビティ部内に金属パイプ材料14が配置密閉される。
その後、気体供給機構40のシリンダユニット42を作動させることでシール部材44を前進させて金属パイプ材料14の電極17側の端部にシール部材44が押し付けられる。同様に、シール部材44を前進させて金属パイプ材料14の電極18側の端部にシール部材44が押し付けられる。これにより、金属パイプ材料14の両端がシールされる。シール完了後、ブロー成形金型13を閉じると共に、高圧ガスを金属パイプ材料14内へ吹き込んで、加熱により軟化した金属パイプ材料14をキャビティ部の形状に沿うように成形する。
金属パイプ材料14は高温(950℃前後)に加熱されて軟化しているので、金属パイプ材料14内に供給されたガスは、熱膨張する。このため、例えば供給するガスを圧縮空気とし、950℃の金属パイプ材料14を熱膨張した圧縮空気によって容易に膨張させることができる。
ブロー成形されて膨らんだ金属パイプ材料14の外周面が下型11のキャビティ16に接触して急冷されると同時に、上型12のキャビティ24に接触して急冷(上型12と下型11は熱容量が大きく且つ低温に管理されているため、金属パイプ材料14が接触すればパイプ表面の熱が一気に金型側へと奪われる。)されて焼き入れが行われる。このような冷却法は、金型接触冷却又は金型冷却と呼ばれる。急冷された直後はオーステナイトがマルテンサイトに変態する(以下、オーステナイトがマルテンサイトに変態することをマルテンサイト変態とする)。冷却の後半は冷却速度が小さくなったので、復熱によりマルテンサイトが別の組織(トルースタイト、ソルバイト等)に変態する。従って、別途焼戻し処理を行う必要がない。また、本実施形態においては、金型冷却に代えて、あるいは金型冷却に加えて、冷却媒体を例えばキャビティ24内に供給することによって冷却が行われてもよい。例えば、マルテンサイト変態が始まる温度までは金型(上型12及び下型11)に金属パイプ材料14を接触させて冷却を行い、その後型開きすると共に冷却媒体(冷却用気体)を金属パイプ材料14へ吹き付けることにより、マルテンサイト変態を発生させてもよい。
上述のように金属パイプ材料14に対してブロー成形を行った後に冷却を行い、型開きを行うことにより、例えば略矩形筒状の本体部を有する金属パイプを得る。
〈成形装置の作用効果〉
ここで、従来例に係る成形装置における通電加熱処理について、図4を参照して説明する。図4は、従来例に係る成形装置により実行される通電加熱処理を説明するための模式的なグラフである。図4は、金属パイプ材料14に供給される電流値(グラフCb)、並びに、金属パイプ材料14の湾曲部14cの内周側14eの温度(グラフG3)及び外周側14dの温度(グラフG4)の時間変化を示している。図4に示されるように、従来例に係る成形装置では、金属パイプ材料14が目標温度Ttまで加熱されるまで、第1電流値C1にて金属パイプ材料14に電力が供給される。なお、ここでは、金属パイプ材料14が湾曲部14cを有しており、金属パイプ材料14の湾曲部14cの内周側14eを経由した電極間距離が短い部分では、電流密度が高くなりやすく金属パイプ材料14が局所的に高温になっている(図4のグラフG3参照)。一方、金属パイプ材料14の湾曲部14cの外周側14dを経由した電極間距離が長い部分では、電流密度が低くなりやすく金属パイプ材料14が局所的に低温になっている(図4のグラフG4参照)。通電加熱処理の開始時から終了時まで第1電流値C1で加熱し続けているため、金属パイプ材料14の湾曲部14cの外周側14dを経由した電極間距離が長い部分が目標温度Tt以上となったときには、金属パイプ材料14の湾曲部14cの内周側14eを経由した電極間距離が短い部分は目標温度Ttよりも遥かに高い温度まで加熱されている。つまり、金属パイプ材料14の湾曲部14cの内周側14eと外周側14dとの温度差が大きくなっている。
なお、従来例に係る成形装置における通電加熱処理において、金属パイプ材料14の湾曲部14cの内周側14eと外周側14dとの温度差を小さくするために、金属パイプ材料14の湾曲部14cの外周側14dを経由した電極間距離が長い部分が目標温度Tt以上となった後に、第1電流値C1よりも小さい第2電流値C2にて金属パイプ材料14に電力を供給しようとすると、以下の問題が発生するおそれがある。すなわち、金属パイプ材料14の湾曲部14cの外周側14dを経由した電極間距離が長い部分が目標温度Tt以上となったときには、金属パイプ材料14の湾曲部14cの内周側14eを経由した電極間距離が長い部分は目標温度Ttよりも遥かに高い温度まで加熱されているため、金属パイプ材料14の変形等が生じて、金属パイプを成形する成形性の悪化及び成形された金属パイプの品質の低下等が発生し得る状態となっている。
これに対して、成形装置10によれば、まず、第1電流値C1にて金属パイプ材料14に電力を供給する第1処理が実行されることで、金属パイプ材料14が目標温度Ttよりも低い温度まで加熱される。次に、第1電流値C1よりも小さい第2電流値C2にて金属パイプ材料14に電力を供給する第2処理が実行されることで、第1処理により生じた高温の部分から低温の部分に伝熱し、金属パイプ材料14の温度が均一化される。次に、第2電流値C2よりも大きい第3電流値C3にて金属パイプ材料14に電力を供給する第3処理が実行されることで、金属パイプ材料14が目標温度Ttまで加熱される。このとき、第2処理により金属パイプ材料14の温度が均一化されているため、第2処理を実行しない場合と比較して、金属パイプ材料14が目標温度Ttまで加熱されたときの金属パイプ材料14の高温の部分と低温の部分との温度差が小さくなる。よって、成形装置10は、金属パイプ材料14を均一に加熱することができる。
また、成形装置10では、制御部70は、金属パイプ材料14の温度を取得し、取得した金属パイプ材料14の温度に基づいて、第1処理を終了して第2処理を開始するように電力供給部55を制御する。これにより、金属パイプ材料14の温度を均一化するために好適なタイミングで、第1処理から第2処理に切り替えることができる。よって、成形装置10は、金属パイプ材料14を均一に加熱することができる。
また、成形装置10では、制御部70は、取得した金属パイプ材料14の温度が目標温度Ttの半分以上となった場合に、第1処理を終了して第2処理を開始するように電力供給部55を制御する。これにより、金属パイプ材料14の温度が高すぎず且つ低すぎない好適なタイミングで、第1処理から第2処理に切り替えることができる。よって、成形装置10は、金属パイプ材料14を均一に加熱することができる。
また、成形装置10では、金属パイプ材料14は湾曲部14cを有し、金属パイプ材料14の湾曲部14cの外周側14dの温度を計測する接触温度計21を更に備え、制御部70は、接触温度計21により計測された温度を金属パイプ材料14の温度として取得する。金属パイプ材料14を通電加熱するために、金属パイプ材料14の両端部のそれぞれに接触させた電極17,18を介して当該金属パイプ材料14に通電すると、電流は電極間を最短距離で流れようとする。このため、金属パイプ材料14が湾曲部14cを有している場合には、金属パイプ材料14の湾曲部14cの内周側14eを経由した電極間距離が短い部分では、電流密度が高くなりやすく金属パイプ材料14が十分に加熱されやすい。一方、金属パイプ材料14の湾曲部14cの外周側14dを経由した電極間距離が長い部分では、電流密度が低くなりやすく金属パイプ材料14が十分に加熱されにくい。そこで、成形装置10によれば、十分に加熱されにくい金属パイプ材料14の湾曲部14cの外周側14dの温度を取得し、当該温度が目標温度Ttの半分以上となった場合に第1処理から第2処理に切り替えることができる。よって、成形装置10は、加熱が不十分な部分が存在した状態で第2処理が開始されることを抑制することができる。
上述した実施形態は、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した様々な形態で実施することができる。
例えば、金属パイプ材料14は、湾曲部14cを有していなくてもよい。金属パイプ材料14は、湾曲部14cを有していなくても均一に加熱されず局所的に高温の部分及び低温の部分が生じる場合があり、この場合においても成形装置10は上述した作用及び効果を奏することができる。
また、制御部70は、第2処理において、第1電流値C1よりも小さい第2電流値C2にて金属パイプ材料14に電力を供給するのではなく、金属パイプ材料14に電力を供給しないこととしてもよい。換言すると、第2電流値C2は0Aであってもよい。
また、接触温度計21は、金属パイプ材料14の湾曲部14cの外周側14d以外の部分の温度を計測してもよい。この場合、制御部70は、接触温度計21により計測された金属パイプ材料14の湾曲部14cの外周側14d以外の部分の温度を金属パイプ材料14の温度として取得し、当該温度に基づいて、第1処理を終了して第2処理を開始するように電力供給部55を制御してもよい。
また、成形装置10は、複数の接触温度計21を備え、金属パイプ材料14の複数の部分の温度を計測してもよい。この場合、制御部70は、複数の接触温度計21により計測された金属パイプ材料14の複数の部分の温度の平均温度を金属パイプ材料14の温度として取得し、当該温度基づいて、第1処理を終了して第2処理を開始するように電力供給部55を制御してもよい。
また、制御部70は、接触温度計21を用いずに金属パイプ材料14の温度を取得してもよい。例えば、制御部70は、通電加熱時における電極間電圧を取得し、取得した電極間電圧に基づいて金属パイプ材料14の現在の温度を取得(推定)してもよい。或いは、制御部70は、通電加熱条件(電流値、通電時間等)と金属パイプ材料14の温度との関係を示すマップを予め記憶しておき、当該マップを用い、通電加熱条件に基づいて金属パイプ材料14の現在の温度を取得(推定)してもよい。
10…成形装置、14…金属パイプ材料、14c…湾曲部、21…接触温度計(温度計測部)、70…制御部、55…電力供給部、C1…第1電流値、C2…第2電流値、C3…第3電流値、Tt…目標温度。

Claims (4)

  1. 湾曲した金属パイプ材料に電力を供給して目標温度となるように当該金属パイプ材料を通電加熱する電力供給部と、
    前記電力供給部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    第1電流値にて前記金属パイプ材料に電力を供給する第1処理を実行するように前記電力供給部を制御し、
    前記第1処理の後において予め設定された時間、前記金属パイプ材料に電力を供給しない、又は、前記第1電流値よりも小さい第2電流値にて前記金属パイプ材料に電力を供給する第2処理を実行するように前記電力供給部を制御し、
    前記第2処理の後、前記第2電流値よりも大きい第3電流値にて前記金属パイプ材料に電力を供給する第3処理を実行するように前記電力供給部を制御し、前記金属パイプ材料の湾曲部の外周側の温度が目標温度以上となった場合に、前記湾曲部の内周側の温度が外周側の温度よりも高い状態で前記第3処理を終了する、成形装置。
  2. 前記制御部は、
    前記金属パイプ材料の温度を取得し、
    取得した前記金属パイプ材料の温度に基づいて、前記第1処理を終了して前記第2処理を開始するように前記電力供給部を制御する、請求項1に記載の成形装置。
  3. 前記制御部は、取得した前記金属パイプ材料の温度が前記目標温度の半分以上となった場合に、前記第1処理を終了して前記第2処理を開始するように前記電力供給部を制御する、請求項2に記載の成形装置。
  4. 前記金属パイプ材料は湾曲部を有し、
    前記金属パイプ材料の前記湾曲部の外周側の温度を計測する温度計測部を更に備え、
    前記制御部は、前記温度計測部により計測された温度を前記金属パイプ材料の温度として取得する、請求項3に記載の成形装置。
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