JP2021179026A - フェイスマスク - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の課題は、眼鏡やゴーグルのツル部に特別な構造を必要としないフェイスマスクを提供する。【解決手段】上記課題を解決するために、人の顔を覆う保護部と、保護部に設けられた固定片と、を有し、固定片は、人に装着された眼鏡部材のツル部と人の顔の間に挿入されることを特徴とする。【選択図】図1
Description
本発明は、フェイスマスクに関するものである。
特許文献1には、手術中に飛散する血液や体液等の飛沫物が付着しないように人の顔を保護するフェイスマスクが考案されている。
特許文献1のフェイスマスクは、ガードフレームとプラスチックシートから構成され、ガードフレームのツル部に挟込片が設けられた構造となっている。この挟込片に前方からプラスチックシートが取り付けられて、顔を保護するフェイスマスクとなることが記載されている。この特許文献1のフェイスマスクでは、特別な構造が設けられたツル部を有するガードフレームが必要となる問題点がある。
そこで、本発明の課題は、眼鏡やゴーグルのツル部に特別な構造を必要としないフェイスマスクを提供することにある。
そこで、本発明の課題は、眼鏡やゴーグルのツル部に特別な構造を必要としないフェイスマスクを提供することにある。
本発明者は、上記課題について鋭意検討した結果、眼鏡やゴーグルのツル部と顔との間に挿入される固定片をフェイスマスクに設けることにより、フェイスマスクを装着できるという知見に至り、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、以下のフェイスマスクである。
すなわち、本発明は、以下のフェイスマスクである。
上記課題を解決するための本発明のフェイスマスクは、人の顔を覆う保護部と、保護部に設けられた固定片と、を有し、固定片は、人に装着された眼鏡部材のツル部と人の顔の間に挿入されることを特徴とするものである。
このフェイスマスクによれば、固定片が、人に装着された眼鏡部材のツル部と人の顔の間に挿入されることによりツル部に固定されるため、眼鏡部材のツル部の形状を問わず固定することが可能である。そのため、ツル部に特別な構造を有しない汎用の眼鏡部材に対して、フェイスマスクを装着することができる。
このフェイスマスクによれば、固定片が、人に装着された眼鏡部材のツル部と人の顔の間に挿入されることによりツル部に固定されるため、眼鏡部材のツル部の形状を問わず固定することが可能である。そのため、ツル部に特別な構造を有しない汎用の眼鏡部材に対して、フェイスマスクを装着することができる。
さらに、本発明のフェイスマスクの一実施態様としては、保護部は、人の顔の前面に配置される前面保護部と、前面保護部から人の顔の側面方向に延びる側面部と、を有し、固定片と側面部とが、ツル部を挟み込むように向かい合って設けられたことを特徴とするものである。
このフェイスマスクによれば、固定片の構造が簡素化するため、製造が容易になる効果がある。
このフェイスマスクによれば、固定片の構造が簡素化するため、製造が容易になる効果がある。
さらに、本発明のフェイスマスクの一実施態様としては、固定片と側面部とが一つに連なった状態の部分が、折り曲げられて折り曲げ固定部を構成することを特徴とするものである。
このフェイスマスクによれば、保護部の端部に固定片が取り付けられるため、固定片の取り付けが容易になるできる効果がある。
このフェイスマスクによれば、保護部の端部に固定片が取り付けられるため、固定片の取り付けが容易になるできる効果がある。
さらに、本発明のフェイスマスクの一実施態様としては、固定片に、フェイスマスクがツル部から脱落しないように固定する脱落防止手段が設けられたことを特徴とするものである。
このフェイスマスクによれば、脱落防止手段がツル部とフェイスマスクとを固定し、より強固な固定とすることができる。
このフェイスマスクによれば、脱落防止手段がツル部とフェイスマスクとを固定し、より強固な固定とすることができる。
さらに、本発明のフェイスマスクの一実施態様としては、人に装着された眼鏡部材のツル部と人の顔の間に挿入された固定片の先端部を固定する第2固定部が保護部に、設けられたことを特徴とするものである。
このフェイスマスクによれば、固定片の先端部が保護部に固定されることから、ツル部を保護部と固定片とで挟み込む状態となり、より強固な固定とすることができる。
このフェイスマスクによれば、固定片の先端部が保護部に固定されることから、ツル部を保護部と固定片とで挟み込む状態となり、より強固な固定とすることができる。
本発明によれば、眼鏡やゴーグルのツル部と顔との間に挿入される固定片をフェイスマスクに設けることにより、フェイスマスクを装着できるフェイスマスクを提供することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明に係るフェイスマスクの実施態様を詳細に説明する。なお、実施態様に記載するフェイスマスクについては、本発明に係るフェイスマスクを説明するために例示したに過ぎず、これに限定されるものではない。
[第1の実施態様]
図1は、本発明の第1の実施態様におけるフェイスマスク1の構造を示す概略説明図である。本発明の第1の実施態様におけるフェイスマスク1は、保護部2と保護部2の両側にそれぞれ個別に固定部8;28に固定された固定片3;23を有する。フェイスマスク1は、人がくしゃみや咳をした際に出される飛沫物等からフェイスマスク1をした人の顔を保護するものである。尚、フェイスマスク1を装着した人が、くしゃみや咳をした際に出す飛沫物等を周囲へ拡散しないように抑制する効果もある。
図1は、本発明の第1の実施態様におけるフェイスマスク1の構造を示す概略説明図である。本発明の第1の実施態様におけるフェイスマスク1は、保護部2と保護部2の両側にそれぞれ個別に固定部8;28に固定された固定片3;23を有する。フェイスマスク1は、人がくしゃみや咳をした際に出される飛沫物等からフェイスマスク1をした人の顔を保護するものである。尚、フェイスマスク1を装着した人が、くしゃみや咳をした際に出す飛沫物等を周囲へ拡散しないように抑制する効果もある。
図2に示すように、本発明のフェイスマスク1は、人が眼鏡部材4を装着した状態において、フェイスマスク1の固定片3;23が、眼鏡部材4のツル部5と人の顔の間に上部から挿入され、保護部2がツル部5;25の外側に配置された状態となることで、人の顔の前方と側面とを覆いかつ眼鏡部材4の前方を覆うようにフェイスマスク1が、人に取り付けられる。
眼鏡部材4は、レンズを含むフロント部9とフロント部9の両側から延びるツル部5;25を有する。眼鏡部材4は、目を保護するものが含まれ、眼鏡又はゴーグル等が含まれる。眼鏡部材4のツル部5;25は、人の耳にかけられるものであって、金属または樹脂製のような一定の形に定まったものや、人の頭部を環状に締め付けて密着固定するものであって、弾力のない紐や弾力のあるゴムベルトのような部材であってもよい。なお、弾力のない紐や弾力のあるゴムベルトのような部材は、一定の形に定まっていないものに該当する。ツル部5;25が、金属または樹脂製のような一定の形に定まったツル部5;25であれば、人とツル部5;25との間に隙間が確保されていることから、フェイスマスク1の着脱が行いやすいため、好ましい。
図1に戻り、フェイスマスク1は、人が手で力を加えた場合、湾曲させることができる弾力を有するシート状の部材からなり、フェイスマスク1が湾曲させられた状態で、人に装着される。なお、フェイスマスク1は、あらかじめ湾曲した造形としてもよいが、シート状に平面状態であれば、収納や輸送時に体積を小さくできることから好ましい。
また、一枚のシート状の部材から切り抜いて作成することで容易にフェイスマスク1を製造できる。この際、光透過性を有する一枚の樹脂製シートを用いると好適である
また、樹脂製シートは、折り曲げられて折り目をつけられた場合であっても、その折り目から切れたり、割れたりして2つに分離することのない厚みや材質であって、折り曲げられた状態を維持できるものが好ましく使用できる。
また、一枚のシート状の部材から切り抜いて作成することで容易にフェイスマスク1を製造できる。この際、光透過性を有する一枚の樹脂製シートを用いると好適である
また、樹脂製シートは、折り曲げられて折り目をつけられた場合であっても、その折り目から切れたり、割れたりして2つに分離することのない厚みや材質であって、折り曲げられた状態を維持できるものが好ましく使用できる。
(保護部)
保護部2は、前面保護部6と側面部7;27を備える。前面保護部6は、人の顔の前部に配置され、人がくしゃみや咳をした際に出される飛沫物等を受け止める部材である。前面保護部6は、人の目の周辺部分が光透過性を有する部材で設けられ、人の視界を確保し、前方を確認できるようになっており、例えば、光透過性のある樹脂製のシート部材で設けられる。尚、前面保護部6の目の周辺部分以外の部分を光透過性のない部材で構成してもよく、例えば、光透過性のない樹脂製のシートであってもよい。
前面保護部6の大きさは、人の顔の前側を覆う大きさであれば、特に限定されることはないが、人の顔の前方を全体的に覆う大きさであることが好ましい。前面保護部6は後述する固定部8;28よりも上方に突出し、人の頭全体を保護できるように構成され、固定部8;28よりも下方に突出し、人の顎よりも下部を保護できる大きさが望ましい。
保護部2は、前面保護部6と側面部7;27を備える。前面保護部6は、人の顔の前部に配置され、人がくしゃみや咳をした際に出される飛沫物等を受け止める部材である。前面保護部6は、人の目の周辺部分が光透過性を有する部材で設けられ、人の視界を確保し、前方を確認できるようになっており、例えば、光透過性のある樹脂製のシート部材で設けられる。尚、前面保護部6の目の周辺部分以外の部分を光透過性のない部材で構成してもよく、例えば、光透過性のない樹脂製のシートであってもよい。
前面保護部6の大きさは、人の顔の前側を覆う大きさであれば、特に限定されることはないが、人の顔の前方を全体的に覆う大きさであることが好ましい。前面保護部6は後述する固定部8;28よりも上方に突出し、人の頭全体を保護できるように構成され、固定部8;28よりも下方に突出し、人の顎よりも下部を保護できる大きさが望ましい。
側面部7;27は、前面保護部6を人の顔の前部に配置されるように支える部材であって、一定の形に定まった部材であり、前面保護部6の左右両側から個別に設けられ、人の顔の側面方向に延びる部材である。
側面部7;27の大きさは、前面保護部6を人の顔の前部に配置されるように支える部材ことができる材質や大きさであれば、特に限定されることはないが、人の顔の側面を全体的に覆う大きさであることが好ましい。側面部7;27は固定部8;28よりも上方に突出し、人の頭全体を保護できるように構成され、固定部8;28よりも下方に突出し、人の顎よりも下部を保護できる大きさが望ましい。さらに、耳を全体的に覆うような大きさであることが望ましい。側面部7;27は、人がくしゃみや咳をした際に出される飛沫物等を受け止める部材であって、例えば、樹脂製のシート部材で設けられてもよい。このように構成されれば、人の側面を保護できる。
(固定片)
固定片3;23は、人が眼鏡部材4を装着した状態において、ツル部5;25と人の顔との間に上方から挿入される部材であって、保護部2の側面部7;27と固定片3;23とがツル部5;25を挟み込み、フェイスマスク1が人の前部に保持されるように固定する部材である。固定片3;23が、人の蟀谷部分周辺と接触した状態となり、フェイスマスク1が人に装着された状態となる。
固定片3;23は、人が眼鏡部材4を装着した状態において、ツル部5;25と人の顔との間に上方から挿入される部材であって、保護部2の側面部7;27と固定片3;23とがツル部5;25を挟み込み、フェイスマスク1が人の前部に保持されるように固定する部材である。固定片3;23が、人の蟀谷部分周辺と接触した状態となり、フェイスマスク1が人に装着された状態となる。
固定片3;23は、保護部2の側面部7;27にそれぞれ個別に設けられる。固定片3;23は、破線で示すように、固定片3;23と保護部2とが一つの連なった部分で人の頭側に折り曲げられて、保護部2と固定片3;23とがツル部5;25を挟みこむように重ね合わされ、向かい合うように構成される。固定片3;23は、一部側である上部側が保護部2の上部に固定され、固定片3;23の他部側である下部側が前後及び下方に開放された状態である。固定片3;23は、左右(前後)方向に幅のある帯状に構成され、上下方向に延びる片である。また、固定片3;23は、フェイスマスク1が人に装着された際に、人の顔の側になるように設けられかつツル部5;25よりも下側まで伸びる長さを有する。
なお、図示はしないが、固定片3;23と人とが接触する部分にゴムやシリコン等からなる滑り止め部を設け、フェイスマスク1がずれないようにしてよい。また、固定片3;23の厚み方向に貫通する貫通孔を複数設け、固定片3;23と人とが接触する部分の通気性を確保しつつ、滑り止め効果を有するようにしてもよい。
なお、図示はしないが、固定片3;23と人とが接触する部分にゴムやシリコン等からなる滑り止め部を設け、フェイスマスク1がずれないようにしてよい。また、固定片3;23の厚み方向に貫通する貫通孔を複数設け、固定片3;23と人とが接触する部分の通気性を確保しつつ、滑り止め効果を有するようにしてもよい。
(固定部)
固定部8;28は、固定片3;23と保護部2を固定するものである。固定部8;28は、折り曲げ固定部10;30及び第1固定部11;31を有する。固定部8;28は、フェイスカード1を人が装着した際にツル部5;25よりも上部側に位置する。
固定部8;28は、固定片3;23と保護部2を固定するものである。固定部8;28は、折り曲げ固定部10;30及び第1固定部11;31を有する。固定部8;28は、フェイスカード1を人が装着した際にツル部5;25よりも上部側に位置する。
折り曲げ固定部10;30は、固定片3;23が人の頭側になるように、固定片3;23と保護部2とが一つの連なった部分で折り曲げられた部分である。また、折り曲げ固定部10;30がツル部5;25の上面と平行又は略平行となるように左右(前後)方向に幅を持って一直線状に設けられることが好ましい。一定の形に定まったツル部5;25の上部からフェイスマスク1が取り付けられた際に、ツル部5;25の上にフェイスマスク1が乗るような状態となり取り付け状態が安定する効果がある。
第1固定部11;31は、固定片3;23の上部と保護部2の上部とを固定するものである。
第1固定部11;31は、外部から飛沫物が人の顔の側に侵入しないように隙間のない図示しない固定部材により固定されている。固定部材は、ステープラ、両面テープや接着剤等が使用できる。また、第1固定部11;31は左右方向に切り込みを設けて固定片3;23を挿入し、固定片3;23が動かないように固定するようにしてもよく、また、溶着によって固定しても良い。なお、切り込みから外部の飛沫物が顔の側への侵入を抑制するため、切り込みが穴状の間隔を有する切り込みよりも、切断した面が互いに接触した状態の切り込みであることが好ましい。
第1固定部11;31は、外部から飛沫物が人の顔の側に侵入しないように隙間のない図示しない固定部材により固定されている。固定部材は、ステープラ、両面テープや接着剤等が使用できる。また、第1固定部11;31は左右方向に切り込みを設けて固定片3;23を挿入し、固定片3;23が動かないように固定するようにしてもよく、また、溶着によって固定しても良い。なお、切り込みから外部の飛沫物が顔の側への侵入を抑制するため、切り込みが穴状の間隔を有する切り込みよりも、切断した面が互いに接触した状態の切り込みであることが好ましい。
第1固定部の下側である固定下部12;32が、ツル部5;25の上面と平行又は略平行となるように左右(前後)方向に幅を持って一直線状に固定されることが好ましい。
一定の形に定まったツル部5;25の上部からフェイスマスク1が取り付けられた際に、ツル部5;25の上にフェイスマスク1が乗るような状態となり取り付け状態が安定する効果がある。
一定の形に定まったツル部5;25の上部からフェイスマスク1が取り付けられた際に、ツル部5;25の上にフェイスマスク1が乗るような状態となり取り付け状態が安定する効果がある。
(脱落防止手段)
脱落防止手段13;33は、フェイスマスク1が、眼鏡部材4から外れたり、ずれたりしないようにツル部5;25と固定する部材である。脱落防止手段13;33は、固定片3;23に切り込みとして設けられ、下側が固定片3;23と連結した状態となった脱落防止片として設けられる。ツル部5;25の下側から支えるように脱落防止片と固定片3;23とがツル部5;25を挟み込むことで、眼鏡部材4とフェイスマスク1とが固定される。脱落防止手段13;33は、1つ、2つまたは3つ以上設けられてもよい。
脱落防止手段13;33は、フェイスマスク1が、眼鏡部材4から外れたり、ずれたりしないようにツル部5;25と固定する部材である。脱落防止手段13;33は、固定片3;23に切り込みとして設けられ、下側が固定片3;23と連結した状態となった脱落防止片として設けられる。ツル部5;25の下側から支えるように脱落防止片と固定片3;23とがツル部5;25を挟み込むことで、眼鏡部材4とフェイスマスク1とが固定される。脱落防止手段13;33は、1つ、2つまたは3つ以上設けられてもよい。
(第2固定部)
第2固定部14;34は、固定片3;23の開放された側を、保護部2に固定する。固定片3;23がツル部5;25と人の顔との間に上方から挿入された後、固定片3;23の開放された側の先端部である下部が第2固定部14;34で固定される。固定片3;23の上部が固定部8;28で固定され、固定片3;23の下部が第2固定部14;34で固定されることにより、固定片3;23と保護部2とがツル部5;25を挟み込むように保持し、より強固にフェイスマスク1が眼鏡部材4に固定できる。第2固定部14;34は、1つ、2つまたは3つ以上設けられてもよい。
第2固定部14;34は、固定片3;23の開放された側を、保護部2に固定する。固定片3;23がツル部5;25と人の顔との間に上方から挿入された後、固定片3;23の開放された側の先端部である下部が第2固定部14;34で固定される。固定片3;23の上部が固定部8;28で固定され、固定片3;23の下部が第2固定部14;34で固定されることにより、固定片3;23と保護部2とがツル部5;25を挟み込むように保持し、より強固にフェイスマスク1が眼鏡部材4に固定できる。第2固定部14;34は、1つ、2つまたは3つ以上設けられてもよい。
第2固定部14;34は、保護部2の側面部7;27の両側にそれぞれ個別に設けられ、フェイスマスク1が人に装着された場合に、ツル部5;25よりも下側に設けられる。
第2固定部14;34は、切り込み、両面テープ等の取り外し可能な固定方法を用いることが好ましい。なお、切り込みから外部の飛沫物が顔の側への侵入を抑制するため、切り込みが穴状の間隔を有する切り込みよりも、切断した面が互いに接触した状態の切り込みであることが好ましい。第2固定部14;34が切り込みの場合、上方から固定片3;23の下部を挿入することで、フェイスマスク1が眼鏡部材4に固定される。
第2固定部14;34が切り込みの場合、樹脂製シートからフェイスマスク1を切り取って製造する際に、切り込みを入れればよく、容易に作製できるため好ましい。
第2固定部14;34が切り込みの場合、樹脂製シートからフェイスマスク1を切り取って製造する際に、切り込みを入れればよく、容易に作製できるため好ましい。
第1の実施の形態では、固定部8;28は、折り曲げ固定部10;30と第1固定部11;31の両方が設けられた場合を例示したが、折り曲げ固定部10;30又は第1固定部11;31のどちらか一方が設けられればよい。折り曲げ固定部10;30が設けられ、第1固定部11;31が設けられなかった場合、一定の形に定まったツル部5;25の上部からフェイスマスク1が取り付けられた際に、ツル部5;25の上にフェイスマスク1が乗るような状態となり取り付け状態が安定する。
また、保護部2と固定片3;23とが一つの連なった状態において、固定片3;23が保護部2に対し左右方向に延びる場合を例示したが、固定片3;23が上方に延びるように設けられる場合もある。
また、保護部2と固定片3;23とが一つの連なった状態において、固定片3;23が保護部2に対し左右方向に延びる場合を例示したが、固定片3;23が上方に延びるように設けられる場合もある。
また、第1の実施の形態では、前面保護部6が人の顔の前面全体を覆う場合を説明したが、眼鏡部材4の前方を覆うことなく、人の口と鼻の周辺を覆うようにしてもよい。光透過性を有しない材質で構成されれば、人の人相を隠す目的でも使用できる。光透過性を有しない材質としては、例えば、光透過性を有しない樹脂製のシート、不織布や織布等が使用できる。
また、固定片3;23に脱落防止手段13;33を設けた場合を例示したが、脱落防止手段13;33が設けられなくてもよい。また、保護部2に第2固定部14;34を設けた場合を例示したが、第2固定部14;34が設けられなくてもよい。
[第2の実施態様]
図3に示す、本発明の第2の実施態様のフェイスマスク102は、第1の実施の態様と同じ符号のものは同様であるため、説明を省略する。本発明の第2の実施態様は、折り曲げ固定部41;42が、ツル部5;25の上面と平行又は略平行となるように設けられていない点が、第1の実施態様と異なり、折り曲げ固定部41;42が上下方向に延びる状態となる。
図3に示す、本発明の第2の実施態様のフェイスマスク102は、第1の実施の態様と同じ符号のものは同様であるため、説明を省略する。本発明の第2の実施態様は、折り曲げ固定部41;42が、ツル部5;25の上面と平行又は略平行となるように設けられていない点が、第1の実施態様と異なり、折り曲げ固定部41;42が上下方向に延びる状態となる。
本発明の第2の実施態様は、固定片3;23と保護部2とが一つの連なった状態で構成されており、固定片3;23が側面部7;27に沿うように上下方向に延びるように設けられている。本発明の第2の実施態様であれば、樹脂製シートを切り抜いてフェイスマスク102を製造する際に、左右方向の幅を小さく製造できる点で好適である。なお、図示はしないが、脱落防止手段13;33が設けられたり、第2固定部14;34が設けられたりしてもよい。
[第3の実施態様]
図4に示す、本発明の第3の実施態様のフェイスマスク103は、第1の実施の態様と同じ符号のものは同様であるため、説明を省略する。本発明の第3の実施態様は、保護部2と固定片43;44とが切り離された別部材として設けられており、固定片3;23が第1固定部11;31で固定されるフェイスマスク103である。言い換えると、第1の実施の態様の折り曲げ固定部10;30を有しない構成である。
また、固定片43;44は、保護部2とツル部5;25を挟み込むように向かい合って構成される。また、固定片43;44は、保護部2と異なる材質で設けられても良い。固定片43;44は、一定の形に定まったものであって、ツル部5;25と人の顔との間に挿入されて前面保護部6を人の顔の前方に保持できるものであればよい。
尚、図示はしないが、脱落防止手段13;33が設けられたり、第2固定部14;34が設けられたりしてもよい。
図4に示す、本発明の第3の実施態様のフェイスマスク103は、第1の実施の態様と同じ符号のものは同様であるため、説明を省略する。本発明の第3の実施態様は、保護部2と固定片43;44とが切り離された別部材として設けられており、固定片3;23が第1固定部11;31で固定されるフェイスマスク103である。言い換えると、第1の実施の態様の折り曲げ固定部10;30を有しない構成である。
また、固定片43;44は、保護部2とツル部5;25を挟み込むように向かい合って構成される。また、固定片43;44は、保護部2と異なる材質で設けられても良い。固定片43;44は、一定の形に定まったものであって、ツル部5;25と人の顔との間に挿入されて前面保護部6を人の顔の前方に保持できるものであればよい。
尚、図示はしないが、脱落防止手段13;33が設けられたり、第2固定部14;34が設けられたりしてもよい。
[第4の実施態様]
図5に示す、本発明の第4の実施態様のフェイスマスク104は、第1の実施の態様と同じ符号のものは同様であるため、説明を省略する。本発明の第4の実施態様は、保護部2の前面保護部6と側面部57とが別部材として設けられる。
本発明の第4の実施態様は、側面部57として、前面保護部6を人の顔の前部に配置されるように支えることができる一定の形に定まった弾力のある材質であって、弦巻ばねのような螺旋状部材を適用してもよい。なお、螺旋状部材は、前面保護部6と隙間ができないように固定されることで、前方からの飛沫物を防ぐことができる。
螺旋状部材の後方部分が、ツル部5に絡みつけられる。螺旋状部材の後方部分が、ツル部5と人の顔との間に挿入されることで、挿入された部分が固定片53を構成し、フェイスマスク104が人に装着される。
図5に示す、本発明の第4の実施態様のフェイスマスク104は、第1の実施の態様と同じ符号のものは同様であるため、説明を省略する。本発明の第4の実施態様は、保護部2の前面保護部6と側面部57とが別部材として設けられる。
本発明の第4の実施態様は、側面部57として、前面保護部6を人の顔の前部に配置されるように支えることができる一定の形に定まった弾力のある材質であって、弦巻ばねのような螺旋状部材を適用してもよい。なお、螺旋状部材は、前面保護部6と隙間ができないように固定されることで、前方からの飛沫物を防ぐことができる。
螺旋状部材の後方部分が、ツル部5に絡みつけられる。螺旋状部材の後方部分が、ツル部5と人の顔との間に挿入されることで、挿入された部分が固定片53を構成し、フェイスマスク104が人に装着される。
[第5の実施態様]
図6に示す、本発明の第5の実施態様のフェイスマスク105は、第1の実施の態様と同じ符号のものは同様であるため、説明を省略する。本発明の第5の実施態様は、保護部2の前面保護部6と側面部67とが別部材として設けられる。
本発明の第5の実施態様は、側面部67として、前面保護部6を人の顔の前部に配置されるように支えることができる一定の形に定まった弾力のある材質であって、チューブのような筒状部材を適用してもよい。なお、筒状部材は、隙間ができないように前面保護部6に固定されることで、前方からの飛沫物を防ぐことができる。
筒状部材は、チューブに前後方向に延びる切り込み61が設けられており、この切り込み61からツル部5;25が嵌め込まれる。筒状部材の片がツル部5と人の顔との間に挿入されることで、挿入された部分が固定片63を構成し、フェイスマスク105が人に装着される。
図6に示す、本発明の第5の実施態様のフェイスマスク105は、第1の実施の態様と同じ符号のものは同様であるため、説明を省略する。本発明の第5の実施態様は、保護部2の前面保護部6と側面部67とが別部材として設けられる。
本発明の第5の実施態様は、側面部67として、前面保護部6を人の顔の前部に配置されるように支えることができる一定の形に定まった弾力のある材質であって、チューブのような筒状部材を適用してもよい。なお、筒状部材は、隙間ができないように前面保護部6に固定されることで、前方からの飛沫物を防ぐことができる。
筒状部材は、チューブに前後方向に延びる切り込み61が設けられており、この切り込み61からツル部5;25が嵌め込まれる。筒状部材の片がツル部5と人の顔との間に挿入されることで、挿入された部分が固定片63を構成し、フェイスマスク105が人に装着される。
[第6の実施態様]
図7に示す、本発明の第6の実施態様のフェイスマスク106は、第1の実施の態様と同じ符号のものは同様であるため、説明を省略する。本発明の第6の実施態様は、側面部7;27にツル部5;25の延びる前後の方向(図7上では左右方向)に分かれて複数の固定片71;72が個別に切り込みとして設けられる。
図7に示す、本発明の第6の実施態様のフェイスマスク106は、第1の実施の態様と同じ符号のものは同様であるため、説明を省略する。本発明の第6の実施態様は、側面部7;27にツル部5;25の延びる前後の方向(図7上では左右方向)に分かれて複数の固定片71;72が個別に切り込みとして設けられる。
複数の固定片71;72は、人の蟀谷部分周辺と接触するように人とツル部5;25の間に挿入され、眼鏡部材4とフェイスマスク106を固定する部分である。固定片71;72は、複数の上側固定片73;75と複数の下側固定片74;76を有する。
上側固定片73;75は、上側が側面部7;27と連結した状態となった連結部77;78を有する切り込み片である。上側固定片73;75は、眼鏡部材4のツル部5;25の上方から挿入される。下側固定片74;76は、下側が側面部7;27と連結した状態となった連結部79;80を有する切り込み片である。下側固定片74;76は、眼鏡部材4のツル部5;25の下方から挿入される。
上側固定片73;75は、上側が側面部7;27と連結した状態となった連結部77;78を有する切り込み片である。上側固定片73;75は、眼鏡部材4のツル部5;25の上方から挿入される。下側固定片74;76は、下側が側面部7;27と連結した状態となった連結部79;80を有する切り込み片である。下側固定片74;76は、眼鏡部材4のツル部5;25の下方から挿入される。
複数の下側固定片74;76と複数の上側固定片73;75とは側面部7;27に前後方向に並べられかつ互い違いに設けられており、複数の連結部79;80は、複数の連結部77;78よりも下側に設けられる。
ツル部2;25が、連結部77;78と連結部79;80との間に配置されるように、上側固定片73;75及び下側固定片74;76が人とツル部5;25の間に挿入されることで、眼鏡部材4とフェイスマスク106とが固定される。なお、ツル部5;25の上部に連結部77;78が乗るような状態となり、また、ツル部2;25の下部を連結部79;80が支える状態となることから、眼鏡部材4とフェイスマスク106の固定状態が安定する。
ツル部2;25が、連結部77;78と連結部79;80との間に配置されるように、上側固定片73;75及び下側固定片74;76が人とツル部5;25の間に挿入されることで、眼鏡部材4とフェイスマスク106とが固定される。なお、ツル部5;25の上部に連結部77;78が乗るような状態となり、また、ツル部2;25の下部を連結部79;80が支える状態となることから、眼鏡部材4とフェイスマスク106の固定状態が安定する。
なお、上側固定片73;75及び下側固定片74;76の先端部分を眼鏡部材側(人の外側)に湾曲させ、ツル部5;25の上部または下部に湾曲させた先端部分が引っかかるようにすることで、より強固な固定とすることができる。
本発明のフェイスマスクは、手術等を行う医療現場で使用されるほか、衛生用品に使用できる。
本発明のフェイスマスクは、保護部全体が光透過性を有しかつ紫外線を吸収する材質で作成されることにより、顔全体に紫外線が当たることを抑制できる。
本発明のフェイスマスクは、工事現場や薬品製造工場などで使用でき、顔に飛んできた物体や薬品などの飛散物から顔を保護する目的で使用することができる。
本発明のフェイスマスクは、人の顔に飛んでくる物体からの保護の他、人相を隠す目的で使用することができる。例えば、ブルカやニカブと呼ばれる衣装に用いることができる。
本発明のフェイスマスクは、前面保護部6に動物の絵等が描かれた玩具としてお面に使用することができる。
本発明のフェイスマスクは、保護部全体が光透過性を有しかつ紫外線を吸収する材質で作成されることにより、顔全体に紫外線が当たることを抑制できる。
本発明のフェイスマスクは、工事現場や薬品製造工場などで使用でき、顔に飛んできた物体や薬品などの飛散物から顔を保護する目的で使用することができる。
本発明のフェイスマスクは、人の顔に飛んでくる物体からの保護の他、人相を隠す目的で使用することができる。例えば、ブルカやニカブと呼ばれる衣装に用いることができる。
本発明のフェイスマスクは、前面保護部6に動物の絵等が描かれた玩具としてお面に使用することができる。
1はフェイスマスク、2は保護部、3は固定片、4は眼鏡部材、5はツル部、6は前面保護部、7は側面部、8は固定部、9はフロント部、10は折り曲げ固定部、11は第1固定部、12は固定下部、13は脱落防止手段、14は第2固定部、23は固定片、25はツル部、27は側面部、28は固定部、30は折り曲げ固定部、31は第1固定部、32は固定下部、33は脱落防止手段、34は第2固定部、41は折り曲げ固定部、42は折り曲げ固定部、43は固定片、44は固定片、53は固定片、57は側面部、61は切り込み、63は固定片、67は側面部、71は固定片、72は固定片、73は上側固定片、74は下側固定片、75は上側固定片、76は下側固定片、77は連結部、78は連結部、79は連結部、80は連結部、102はフェイスマスク、103はフェイスマスク、104はフェイスマスク、105はフェイスマスク、106はフェイスマスク。
Claims (5)
- 人の顔を覆う保護部と、
前記保護部に設けられた固定片と、を有し、
前記固定片は、人に装着された眼鏡部材のツル部と人の顔の間に挿入されることを特徴とするフェイスマスク。 - 前記保護部は、人の顔の前面に配置される前面保護部と、前記前面保護部から人の顔の側面方向に延びる側面部と、を有し、
前記固定片と前記側面部とが、前記ツル部を挟み込むように向かい合って設けられたことを特徴とする、請求項1記載のフェイスマスク。 - 前記固定片と前記側面部とが一つに連なった状態の部分が、折り曲げられて折り曲げ固定部を構成することを特徴とする、請求項1又は2に記載のフェイスマスク。
- 前記固定片に、フェイスマスクがツル部から脱落しないように固定する脱落防止手段が設けられたことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のフェイスマスク。
- 人に装着された眼鏡部材のツル部と人の顔の間に挿入された前記固定片の先端部を固定する第2固定部が前記保護部に設けられたことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のフェイスマスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020083522A JP2021179026A (ja) | 2020-05-11 | 2020-05-11 | フェイスマスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020083522A JP2021179026A (ja) | 2020-05-11 | 2020-05-11 | フェイスマスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021179026A true JP2021179026A (ja) | 2021-11-18 |
Family
ID=78511037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020083522A Pending JP2021179026A (ja) | 2020-05-11 | 2020-05-11 | フェイスマスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021179026A (ja) |
-
2020
- 2020-05-11 JP JP2020083522A patent/JP2021179026A/ja active Pending
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