JP2021178485A - 印刷版の洗浄システム、及び印刷版の洗浄方法 - Google Patents

印刷版の洗浄システム、及び印刷版の洗浄方法 Download PDF

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Abstract

【課題】処理時間の増大及び印刷版の劣化を抑制しつつ、乾きムラを抑制する。【解決手段】印刷版の洗浄システム100は、突出領域16と、前記複数の突出領域16を隔離する非突出領域17と、を有する印刷版15を平面状にした状態で洗浄処理する洗浄装置10Bと、洗浄装置10Bの駆動を制御する制御部80と、を備え、洗浄装置10Bは、搬送方向に印刷版15を搬送する搬送機20Bと、搬送される印刷版15に対して洗浄液WLを供給する洗浄液供給機30Bと、洗浄液WLが付着した印刷版15に対して気体を噴射するエアナイフ40Bと、を有し、制御部80は、搬送機20Bの運転状態が異なる第1運転と、第2運転と、をそれぞれ実行するものとされ、さらに制御部80は、突出領域16に対して第1運転を実行し、搬送方向と交わるように延在する非突出領域17Aに対して第2運転を実行する。【選択図】図3

Description

本発明は、印刷版の洗浄システム、及び印刷版の洗浄方法に関する。
従来、印刷工程で使用した印刷版を洗浄するための洗浄装置が知られており、特許文献1にその一例が記載されている。特許文献1に記載の印刷版の洗浄装置は、有機EL(electro-luminescence)素子の発光層形成用のフレキソ印刷装置に用いられる印刷版を洗浄する。当該洗浄装置は、印刷装置内に設置され、回転する版胴に巻き付けられた印刷版に洗浄液を噴射し、その後いわゆるエアナイフによって洗浄液を除去して乾燥させる。
特開2008−87174号公報
ところで、印刷版の洗浄装置として、印刷版を版胴から取り外し平面状に展開した状態で洗浄するものがある。この種の洗浄装置によれば、使用後の印刷版を洗浄しながら、別の印刷版を版胴に取り付けて印刷を実行できるため、印刷効率を向上できる利点等がある。
しかしながら、平面状の印刷版を洗浄する場合、印刷液が付着する突出領域と、突出領域を隔離する非突出領域との段差部分に洗浄液が残留しやすく、板面内において乾きムラが生じやすい課題がある。印刷版に乾きムラが発生すると、印刷品位を低下させてしまう恐れがある。そこで、乾きムラを解消するために最も乾きにくい部分に合わせて乾燥時間を長くすると、処理効率が低下してしまうのが実情である。また、突出領域には、その表面に多数の微細な凹凸が形成されており、これにより印刷工程において印刷液が被印刷体に対して均一性良く転写可能となっている。この微細な凹凸は、熱及び物理的変形に対する耐性が弱いため、乾きムラを解消するために加熱等を行うと劣化してしまう恐れがある。
本願明細書に記載の技術は上記のような実情に基づいて完成されたものであって、処理時間の増大及び印刷版の劣化を抑制しつつ、乾きムラを抑制することを目的とする。
本願明細書に記載の技術に関わる印刷版の洗浄システムは、印刷液が付着可能に突出する複数の突出領域と、前記複数の突出領域を隔離する非突出領域と、を有する印刷版を平面状にした状態で洗浄処理する洗浄装置と、前記洗浄装置の駆動を制御する制御部と、を備え、前記洗浄装置は、所定の搬送方向に前記印刷版を搬送する搬送機と、搬送される前記印刷版に対して洗浄液を供給する洗浄液供給機と、前記洗浄液が付着した前記印刷版に対して気体を噴射するエアナイフと、を有し、前記制御部は、前記搬送機の運転状態が異なる第1運転と、第2運転と、をそれぞれ実行するものとされ、さらに前記制御部は、前記突出領域に対して前記第1運転を実行し、前記搬送方向と交わるように延在する前記非突出領域に対して前記第2運転を実行する。
このようにすれば、洗浄液が残留しやすい当該非突出領域に対しては、乾燥効果を高めるために第2運転を実行し、乾き易く劣化しやすい突出領域に対しては、処理時間の増大及び印刷版の劣化を防ぐために第1運転を実行可能となる。その結果、印刷版の劣化及び処理時間の増大を抑制しつつ、乾きムラを抑制可能となる。
本願明細書に記載の技術によれば、処理時間の増大及び印刷版の劣化を抑制しつつ、乾きムラを抑制することができる。
第1実施形態に係る印刷版の洗浄システムの側面図 印刷版及びバイスの平面図 印刷版の洗浄装置を示す斜視図 印刷版の洗浄装置を搬送方向に沿う切断線で切断した断面図 印刷版がエアナイフを通過する様子を示す拡大断面図 印刷版の洗浄システムの制御系統を示すブロック図 第1運転及び第2運転における洗浄装置の運転状態を示す表 比較実験結果の表 第2実施形態に係る印刷版の洗浄システムの制御系統を示すブロック図
<第1実施形態>
第1実施形態に係る印刷版の洗浄装置10、及び2つの洗浄装置10(第1洗浄装置10A,第2洗浄装置10B)を搭載した印刷版の洗浄システム100について、図1から図8を参照して説明する。なお、図6から図8を除く各図の一部にはX軸、Y軸及びZ軸を示しており、各軸方向が各図面で共通する方向となるように描かれている。
洗浄システム100は、図1に示すように、上下方向(Z軸方向)に2階建ての構造をなしている。洗浄システム100は、1階部分の第1洗浄槽100Aに設けられた第1洗浄装置10Aと、2階部分の第2洗浄槽100Bに設けられた第2洗浄装置10Bと、リフター70と、を備える。リフター70は、第1洗浄槽100Aと第2洗浄槽100Bとの間で印刷版15を上下方向に移動させる。また、リフター70は、搬送ローラー71を有しており、各洗浄装置10A,10B(具体的には、後述するコンベア20A,20B)に対して、印刷版15を円滑に搬入可能に構成されている。洗浄システム100はさらに、図6に示すように、制御部80を備え、制御部80は、第1洗浄装置10A、第2洗浄装置10B、及びリフター70の駆動を制御する。
第1洗浄装置10A及び第2洗浄装置10Bはそれぞれ、液晶パネル用の基板の製造において、基板(被印刷体の一例)に対して配向膜形成用の印刷液(配向膜形成樹脂)を印刷する際に用いられる印刷版15を洗浄する。第1洗浄装置10Aと第2洗浄装置10Bの構成は同様であり、用いる洗浄液の種類が異なるものとされる。第1洗浄装置10Aでは、洗浄液WLとして印刷液と相溶性の高い有機溶剤(例えばNMP(N-Methylpyrrolidone)溶剤)を用い、第2洗浄装置10Bでは、水系洗浄剤(具体的には純水)を用いる。洗浄システム100は、第1洗浄装置10Aによって印刷版15に付着した印刷液を溶剤洗浄して乾燥させた後、印刷版15をリフター70で移動させて、第2洗浄装置10Bによって印刷版15を純水ですすぎ洗浄して乾燥させる。これにより、印刷版15に残留(付着)している印刷液やその他の汚れを除去する。
印刷版15は、図2に示すように、全体として平面視で方形状をなし、弾性を有する樹脂からなる。印刷版15の平面サイズは、例えば短辺が600mmから2300mmの範囲、長辺が800mmから2780mmの範囲とされる。印刷版15は、印刷液が付着するように一方の板面(表面15A)から突出した複数の突出領域16と、突出領域16間の溝であって複数の突出領域16を隔離する非突出領域17と、を有する。図2においては、島状の突出領域16は、平面視で方形状をなし、3つがX軸方向(印刷版15の短辺方向)に沿って並んで形成されている。また、各島状の突出領域16の周囲を取り囲むように非突出領域17が形成されている。非突出領域17は、X軸方向に沿う部分17Aと、Y軸方向(印刷版15の長辺方向)に沿う部分17Bと、を含んでいる。3つの島状の突出領域16、及びその周囲を取り囲む非突出領域17の組は、Y軸方向に4つが並んで形成されている。
突出領域16の突出高(突出領域16と非突出領域17との板厚方向の高さの差、段差)は、例えば0.3mmから0.5mm程度とされる。突出領域16には、その表面に多数の微細な凹凸が形成されており、凹部に印刷液が所定量ずつ保持可能となっている。印刷工程においては、印刷液を保持した突出領域16が基板の配向膜形成領域に圧着されて、印刷液が基板に対して均一性良く転写(印刷、塗布)される。よく詳しくは、島状に突出する突出領域16が、印刷工程において、基板の配向膜形成領域に圧着される部分となる。印刷版15は、印刷工程において印刷装置の版胴にバイス19(支持具の一例)によって固定されて巻き付けられる。バイス19は、図2に示すように、印刷版15の端部(一対の短辺部)に取り付けられる。洗浄装置10及び洗浄システム100は、版胴から取り外された印刷版15をバイス19が取り付けられたまま平面状にした状態で洗浄することができる。
次に、第1洗浄装置10A、第2洗浄装置10Bの構成について、第2洗浄装置10Bを例に詳しく説明する。第1洗浄装置10A、第2洗浄装置10Bの構成は同様であり、第2洗浄装置10Bの各構成部を示す符号において「B」を「A」に変えると、その符号は第1洗浄装置10Aの対応する構成部を示すものとする。第2洗浄装置10Bは、図3及び図4に示すように、コンベア20B(搬送機の一例)と、複数のシャワーノズル30B(洗浄液供給機の一例)と、エアナイフ40Bと、ヒーター50Bと、センサ55Bと、を備える。
コンベア20Bは、図3及び図4に示すように、リフター70から搬入される印刷版15を載置して、所定の搬送方向(Y軸方向)に沿って搬送する。印刷版15は、その長辺方向が搬送方向に沿うようにコンベア20Bに載置される。コンベア20Bは、駆動源と、複数の搬送ローラー21Bと、を有する。搬送ローラー21Bは、図3に示すように、搬送方向と直交するX軸方向に延在するローラーシャフトである。搬送ローラー21Bは、駆動源により回転し、その回転方向は正回転(例えば図4の紙面における時計回り)又は逆回転(例えば図4の紙面における反時計回り)を選択可能とされる。印刷版15は、表面15A(突出領域16及び非突出領域17を有する板面)が上側に向けられた平面状の状態で、表面15Aとは反対側の板面(裏面)が搬送ローラー21Bによって断続的に支持されながら、搬送方向に沿って搬送される。
シャワーノズル30Bは、図3及び図4に示すように、搬送ローラー21Bの上方に設けられており、印刷版15に対して洗浄液WLを高圧で吐出供給する。シャワーノズル30Bは、搬送方向と直交するX軸方向に延在する細長状をなしている。シャワーノズル30Bは、複数(図3及び図4では4つ)が搬送方向に沿って間隔をおいて並んで設けられている。シャワーノズル30Bの下側には、X軸方向に沿って複数の吐出孔31Bが並んで設けられており、吐出孔31Bから印刷版15に対して洗浄液WLが吐出供給される。吐出孔31Bの位置は、Z軸方向(印刷版15の板厚方向)について可変に構成されている。また、シャワーノズル30Bは、洗浄液WLの貯留部から延びる配管と連結されており、貯留部から洗浄液WLの供給を受けている。当該配管には異物混入を防ぐためのフィルターが設けられている。
エアナイフ40Bは、図3及び図4に示すように、洗浄液WLが付着した印刷版15に対して所定の圧力で気体GS(例えばCDA(クリーンドライエア))を噴射し、洗浄液WLを液切りして乾燥させる。エアナイフ40Bは、搬送方向と直交するX軸方向に延在する細長状をなしている。エアナイフ40Bには、印刷版15と対向する下面に噴射孔41Bが設けられており、そこから気体GSが噴射される。気体GSの風圧により、洗浄液WLが移動したり気化したりして、印刷版15が乾燥される。噴射孔41Bから気体GSが噴射される際の噴射圧力は、例えば0.6kPaから30kPa、好ましくは0.6kPaから15kPaの範囲とされる。また、気体GSの噴射容量は、例えば0.1m3/minから10m3/minの範囲とされる。噴射圧力及び噴射容量は、印刷版15の平面サイズや噴射孔41Bの大きさに合わせて適宜調整可能とされる。また、エアナイフ40Bは、圧縮気体を供給するブロアーから延びる配管と接続されており、当該配管には異物混入を防ぐためのフィルターが設けられている。
ヒーター50Bは、図4に示すように、エアナイフ40Bと接続されている。ヒーター50Bは電熱線からなり、電熱線の周囲を通過した気体を加熱して熱気にする。エアナイフ40Bが、ヒーター50Bにより加熱された気体GSを噴射することで、熱気が印刷版15に対して噴射される。これにより、印刷版15が加熱されて乾燥が促進される。ヒーター50B駆動時にエアナイフ40Bから噴射される気体GSの温度は、例えば25℃から90℃の範囲とされる。
センサ55Bは、図3から図5に示すように、エアナイフ40Bの下部に沿って設けられている。センサ55Bは、印刷版15の表面15Aに対して、光LTを照射し、表面15Aで反射された反射光の光量を測定する。
制御部80は、コントローラIC(CPUを含む)を主体に構成されている。制御部80は、ROMやRAM等の記憶部に記録された制御プログラムを実行することで、使用者による操作、及び各センサ(センサ55A,55B)の検出結果等に基づいて、第1洗浄装置10A及び第2洗浄装置10Bの駆動を制御する。制御部80は、図6に示すように、リフター70、及び洗浄装置10A,10Bの各構成部材(コンベア20A,20B、シャワーノズル30A,30B、エアナイフ40A,40B、ヒーター50A,50B、センサ55A,55B)と電気的に接続されている。
続いて、制御部80による第1洗浄装置10A及び第2洗浄装置10Bの駆動制御について、第2洗浄装置10Bを例に詳しく説明する。制御部80は、コンベア20Bを制御し、リフター70から搬入された印刷版15を搬送方向に沿って往路方向(+Y軸方向、図1における左から右方向)に搬送し、また復路方向(−Y軸方向、図1における右から左方向)に折り返し搬送してリフター70に搬出する。制御部80は、コンベア20Bの搬送ローラー21Bの回転方向、回転速度、及び駆動停止等を制御することで、印刷版15の往路方向又は復路方向への搬送、搬送速度、及び一時的な停止時間等を調整可能となっている。また、制御部80は、シャワーノズル30Bを駆動して、洗浄液WLが印刷版15に供給されるようにし、エアナイフ40Bを駆動して、印刷版15に付着した洗浄液WLが液切りされるようにする。制御部80は、エアナイフ40Bの駆動時に、さらにヒーター50Bを駆動することで、エアナイフ40Bから噴射された気体GSを熱気にすることができる。さらに制御部80は、センサ55Bの測定結果を受信して、その値を所定の閾値と比較することで、エアナイフ40Bの下部を通過する印刷版15が、突出領域16であるか、非突出領域17であるかを判別する。本実施形態においてエアナイフ40Bから非突出領域17までの距離は、5mmから100mm、好ましくは30mmから100mmの範囲を想定しており、制御部80は、少なくともこの範囲における非突出領域17を判別可能となっている。センサ55BはX軸方向に延在しており、制御部80は、センサ55Bの測定結果に基づき、突出領域16と非突出領域17との境界のうちX軸方向に沿う境界Bの通過を検出可能となっている。
制御部80は、コンベア20B又はヒーター50Bの運転状態の少なくとも一方(印刷版15の搬送条件又は加熱条件の少なくとも一方)が異なる第1運転、第2運転を選択的に切り替えて実行する。また、制御部80は、センサ55Bの測定結果に基づき、突出領域16に対して第1運転を実行し、非突出領域17のうちX軸方向に延在する部分17Aに対して第2運転を実行する。当該非突出領域17Aは、気体GSによる洗浄液WLの移動効果が小さく、洗浄液WLが気化されにくいため、洗浄液WLが特に残留しやすい。このため、制御部80は、X軸方向に延在する非突出領域17Aに対しては、乾燥効果を高めるために第2運転を実行する一方、乾き易く劣化しやすい突出領域16に対しては、処理時間の増大及び印刷版の劣化を防ぐために第1運転を実行する。このようにすれば、印刷版の劣化及び処理時間の増大を抑制しつつ、乾きムラを抑制可能となる。なお、印刷版15が図2に示す形状の場合、非突出領域17AのX軸方向の延長上には、突出領域16A(図2において1点鎖線で囲まれた部分)が含まれる。突出領域16Aは、印刷工程において基板の配向膜形成領域には圧着されないことから、第2運転により突出領域16Aに劣化が生じても印刷品質への支障はないものとされる。
第1運転及び第2運転は、例えば図7に示される運転状態にて実行される。図7において、エアナイフ40B通過時の印刷版15の搬送速度は、第1運転が0.4m/minであるのに対し、第2運転では0.05m/minと低速になっている。洗浄液WLが残留しやすいX軸方向に延在する非突出領域17Aで実行される第2運転では、印刷版15の搬送速度を低速にすることで、エアナイフ40Bから噴射された気体GSが非突出領域17Aに吹き付けられる時間を増大することができる。これにより、洗浄液WLを除去し、乾燥する効果を高めることができる。一方で、乾き易い突出領域16で実行される第1運転では、印刷版15の搬送速度は減速されないため、処理時間が長くなり過ぎる事態を抑制できる。また、気体GSが突出領域16に吹き付けられる時間が長くなってしまい、突出領域16の微細な凹凸が物理的に変形し劣化してしまう恐れもなくなる。
また、エアナイフ40Bの通過時に印刷版15の搬送が一時的に停止される時間は、図7において、第2運転では60秒である一方、第1運転では0秒である。非突出領域17Aで実行される第2運転では、エアナイフ40Bを通過時に、印刷版15の搬送が60秒間停止されるため、エアナイフ40Bから噴射された気体GSが非突出領域17Aに吹き付けられる時間を増大することができ、洗浄液WLの除去効果を高めることができる。一方で、乾き易い突出領域16で実行される第1運転では、印刷版15の搬送は停止されないため、処理時間が長くなり過ぎる事態を抑制できる。また、気体GSが突出領域16に吹き付けられる時間が長くなってしまい、突出領域16の微細な凹凸が物理的に変形し劣化してしまう恐れもなくなる。
また、エアナイフ40Bの通過時における印刷版15の搬送方向は、図7において、第2運転では往路方向と復路方向とを交互に繰り返すように(復路方向、往路方向、復路方向の計3回)往復搬送される一方、第1運転においては復路方向のみに搬送される。非突出領域17Aで実行される第2運転では、エアナイフ40Bを通過時に、印刷版15が往復搬送されるため、エアナイフ40Bから噴射された気体GSが非突出領域17Aに吹き付けられる時間を増大することができ、洗浄液WLの除去効果を高めることができる。一方で、乾き易い突出領域16で実行される第1運転では、印刷版15は往復搬送されないため、処理時間が長くなり過ぎる事態を抑制できる。また、気体GSが突出領域16に吹き付けられる時間が長くなってしまい、突出領域16の微細な凹凸が物理的に変形し劣化してしまう恐れもなくなる。
また、ヒーター50Bは、図7において、第2運転においては駆動される一方、第1運転においては駆動されない。非突出領域17Aで実行される第2運転では、ヒーター50Bを駆動することで、エアナイフ40Bから熱気を噴射できるようになるため、乾燥効果を高めることができる。一方で、乾き易く劣化しやすい突出領域16で実行される第1運転では、ヒーター50Bは駆動されないため、加熱により突出領域16の微細な凹凸が劣化してしまう事態を抑制できる。
<比較実験1>
上記のような作用及び効果を実証するため、比較実験1を行った。比較実験1では、図8に示すように、第1運転と第2運転との運転状態(印刷版15の乾燥条件(搬送条件、加熱条件))が異なる例を実施例1及び実施例2とし、第1運転と第2運転との運転状態が同じ例を比較例1から比較例3とし、これらの実施例及び比較例について処理性能を評価した。実験結果を図8の下段に示す。
<条件>
・印刷版15の平面サイズ:720mm×1010mm
・エアナイフ40Bの噴射圧力:15kPa
・エアナイフ40Bから噴射される気体GSの容量:0.6m3/min.
・エアナイフ40Bから非突出領域17までの距離:30mm
・ヒーター50B駆動時にエアナイフ40Bから噴射される気体GSの温度:70℃
<処理性能の評価方法>
洗浄処理終了時に、純水(洗浄液WL)が印刷版15に残留しているかどうかを目視確認し、水滴残りが突出領域16及び非突出領域17の両方に生じているものをC(とても悪い)とし、非突出領域17のみに生じているものをB(悪い)とし、突出領域16及び非突出領域17の両方に水滴残りが生じていないものをA(良い)と評価した。また、突出領域16の微細な凹凸が劣化しているかどうかを確認するために、洗浄処理した印刷版15を再び印刷装置に取り付けて印刷を行った。均一な印刷が実現できたものは版ダメージがないものとしてA(良い)とし、均一な印刷が実現できなかったものは版ダメージがあるものとしてB(悪い)と評価した。さらに、エアナイフ40Bにより、印刷版15に取り付けられた一方のバイス19の先端19Aから他方のバイス19の後端19B(図4)までが処理されるのに要する時間を処理時間として測定した。
比較実験1の実験結果について説明する。比較例1では、突出領域16及び非突出領域17の両方において水滴が残ったため、水滴残りの評価はCとなった。比較例2では、比較例1より搬送速度を低速化したところ、突出領域16では水滴は残らなかったが、非突出領域17では水滴が残ったため、水滴残りの評価はBとなった。比較例3では、比較例2と同じ搬送速度で搬送しつつヒーター50Bを駆動したところ、水滴残りはAとなったものの、突出領域16の微小な凹凸が加熱により崩れてしまい、再度均一な印刷をすることは出来なかったため、版ダメージの評価がBとなった。
実施例1では、水滴残りの評価がAで、印刷版15はムラなく乾燥された。また、再印刷時にも均一な印刷を実施することができたため、版ダメージの評価がAとなった。さらに、処理時間は34分と、比較例2及び比較例3に比べて短時間で処理できた。実施例2では、実施例1に比べて第1運転の搬送速度を高速化したところ、水滴残り及び版ダメージをAに維持したまま、処理時間を29分にさらに短縮できた。
<第2実施形態>
第2実施形態に係る印刷版の洗浄装置110、及び2つの洗浄装置110(第1洗浄装置110A,第2洗浄装置110B)を搭載した印刷版の洗浄システム200について、図9を参照して説明する。本実施形態では、洗浄システム200がタイマ90(計時部の一例)を備え、第1洗浄装置110A,第2洗浄装置110Bにセンサ55A,55Bが設けられていない点で第1実施形態と異なる。なお、上記した第1実施形態と同様の構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。
洗浄システム200は、図9に示すように、タイマ90をさらに備え、タイマ90は制御部80と電気的に接続されている。コンベア20Bの搬送速度の設定値、及び印刷版15における突出領域16及び非突出領域17の位置情報をあらかじめ取得しておくと、突出領域16及び非突出領域17Aがそれぞれエアナイフ40Bを通過するまでに要する時間(搬送時間)の予測値を算出できる。制御部80は、タイマ90による測定結果がこの搬送時間の予測値に達すると、エアナイフ40Bを通過する印刷版15が、突出領域16であるか、非突出領域17Aであるかを判別可能となる。これにより、制御部80は、突出領域16に対して第1運転を実行し、X軸方向に延在する非突出領域17Aに対して第2運転を実行できるようになる。
<他の実施形態>
本願明細書に記載の技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)印刷版15はバイス19が取り外された状態で洗浄処理されても構わない。また、印刷版15は、その短辺方向が搬送方向に沿うように搬送されても構わない。
(2)突出領域16、非突出領域17の形状及び大きさは一例であって、他の仕様であっても構わない。また、印刷版15の材質は、弾性及び洗浄液WLに耐性を有する他の材料であっても構わない。
(3)シャワーノズル30A,30Bは、印刷版15の表面15A側だけでなく、印刷版15の裏面側にも設けられ、裏面に対しても下方から洗浄液WLを供給しても構わない。シャワーノズル30A,30Bの設置数、吐出孔の間隔、孔径は一例であって、他の仕様であっても構わない。また、洗浄液供給機として超音波シャワー等、シャワーノズル以外の種類のものを使用しても構わない。
(4)エアナイフ40Bは、印刷版15の表面15A側だけでなく、裏面側にも設けられていても構わない。
(5)センサ55Bは、エアナイフ40Bの下部以外に設けられていても構わない。また、センサ55Bは、表面15Aの反射光でなく、透過光によって、突出領域16、又は非突出領域17を判別可能に構成されていても構わない。例えば、センサ50Bの受信部を印刷版15の裏面側に設け、光透過率を測定するものであっても構わない。
(6)洗浄液WLの成分は一例であって、他の種類の液体であっても構わない。
(7)第1洗浄槽100A、第2洗浄槽100Bには、洗浄液WLを再利用するために回収する配管が接続されていても構わない。また、洗浄液WLを循環供給するための送液ポンプが設けられていても構わない。
(8)印刷版の洗浄システム100,200は、2階建て構造でなく、印刷版15は上下に搬送されなくても構わない。また、洗浄システム100,200は、1つ又は3つ以上の洗浄装置10,110を備えていても構わない。洗浄装置10,110が複数からなる場合、いずれか1つの洗浄装置10,100において、運転状態の異なる第1運転及び第2運転が実行されていればよく、全ての洗浄装置10,100において実行されていなくても構わない。
(9)第1実施形態におけるセンサ55A,55Bと、第2実施形態におけるタイマ90を併用し、突出領域16と非突出領域17とが判別されるようにしても構わない。
(10)洗浄装置10,110は、液晶パネル用基板の製造以外に用いられる印刷版15を洗浄するために用いられても構わない。
10,110…洗浄装置、10A,110A…第1洗浄装置、10B,110B…第2洗浄装置、15…印刷版、16…突出領域、17,17A…非突出領域、20A,20B…コンベア、30A,30B…ノズルシャワー(洗浄液供給機の一例)、40A,40B…エアナイフ、50A,50B…ヒーター、55A,55B…センサ、80…制御部、90…タイマ(計時部の一例)、100,200…印刷版の洗浄システム、WL…洗浄液

Claims (13)

  1. 印刷液が付着可能に突出する複数の突出領域と、前記複数の突出領域を隔離する非突出領域と、を有する印刷版を平面状にした状態で洗浄処理する洗浄装置と、
    前記洗浄装置の駆動を制御する制御部と、を備え、
    前記洗浄装置は、
    所定の搬送方向に前記印刷版を搬送する搬送機と、
    搬送される前記印刷版に対して洗浄液を供給する洗浄液供給機と、
    前記洗浄液が付着した前記印刷版に対して気体を噴射するエアナイフと、を有し、
    前記制御部は、前記搬送機の運転状態が異なる第1運転と、第2運転と、をそれぞれ実行するものとされ、
    さらに前記制御部は、前記突出領域に対して前記第1運転を実行し、前記搬送方向と交わる方向に延在する前記非突出領域に対して前記第2運転を実行する印刷版の洗浄システム。
  2. 前記第2運転において前記エアナイフを通過時の前記印刷版の搬送速度は、前記第1運転に比して低速である請求項1に記載の印刷版の洗浄システム。
  3. 前記印刷版は、前記第2運転においては前記エアナイフを通過時に搬送が所定の時間停止される一方、前記第1運転においては前記エアナイフを通過時に搬送が停止されない請求項1または請求項2に記載の印刷版の洗浄システム。
  4. 前記印刷版は、前記第2運転においては前記搬送方向に沿って往路方向と復路方向とを交互に繰り返すように往復搬送される一方、前記第1運転においては前記往路方向または前記復路方向のみに搬送される請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の印刷版の洗浄システム。
  5. 前記洗浄液が付着した前記印刷版を加熱するためのヒーターを備え、
    前記ヒーターは、前記第2運転においては駆動される一方、前記第1運転においては駆動されない請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の印刷版の洗浄システム。
  6. 前記ヒーターは、前記エアナイフと接続されており、
    前記エアナイフは、前記ヒーターにより加熱された気体を噴射する請求項5に記載の印刷版の洗浄システム。
  7. 前記洗浄装置は、前記エアナイフを通過する前記突出領域又は前記非突出領域を検出可能なセンサを備え、
    前記制御部は、前記センサの測定結果に基づき、前記第1運転又は前記第2運転を選択的に実行する請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の印刷版の洗浄システム。
  8. 計時部を備え、
    前記制御部は、前記計時部の測定結果に基づき、前記第1運転又は前記第2運転を選択的に実行する請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の印刷版の洗浄システム。
  9. 前記印刷版は、弾性を有する樹脂製であり、
    前記印刷液は、液晶パネルの配向膜を形成するための配向膜形成樹脂である請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の印刷版の洗浄システム。
  10. 前記洗浄装置は、
    前記洗浄液として有機溶剤が供給される第1洗浄装置と、
    前記洗浄液として純水が供給される第2洗浄装置と、を備える請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の印刷版の洗浄システム。
  11. 前記第1洗浄装置と前記第2洗浄装置との間で前記印刷版を移動するためのリフターを備える請求項10に記載の印刷版の洗浄システム。
  12. 印刷液が付着可能に突出する複数の突出領域と、前記複数の突出領域を隔離する非突出領域と、を有する印刷版を平面状にした状態で洗浄処理する印刷版の洗浄方法であって、
    所定の搬送方向に前記印刷版を搬送し、
    搬送される前記印刷版に対して洗浄液を供給し、
    前記洗浄液が付着した前記印刷版に対して気体を噴射し、
    前記突出領域と、前記搬送方向に交わるように延在する前記非突出領域とで、前記印刷版の搬送条件を異なるものとする印刷版の洗浄方法。
  13. 前記搬送方向に交わるように延在する前記非突出領域に対して、加熱された前記気体を噴射する請求項12に記載の印刷版の洗浄方法。
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