JP2021174324A - 管理システム、管理プログラム及び管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】駅と一体あるいは隣接して設けられた集配拠点を用いて輸送を実施する際の新規な管理技術を提供する。【解決手段】飛行制御データに基づいて自律飛行する飛行体を用いて、荷物の輸送を行う為の管理システムにおいて、、飛行管理装置は、運行情報受信部と、輸送計画作成部と、飛行制御データ作成部と、拠点情報記憶部と、を備える。拠点情報記憶部は、線路沿線に位置する複数の集配拠点について、拠点情報を記憶する。運行情報受信部は、電車の運行情報を受信する。輸送計画作成部は、運行情報を用いて、少なくとも飛行経路中に線路上の移動を含み、集配拠点をゴールとする輸送計画を作成する。飛行制御データ作成部は、前記輸送計画に基づいて飛行体が自律飛行するための飛行制御データを作成する。【選択図】図5

Description

本発明は、鉄道駅等の施設を利用して飛行体により荷物の輸送を行う為の管理システム、管理プログラム及び管理方法に関するものである。
近年、宅配便取扱個数は増加し、物流量の増加に伴う交通渋滞が問題となっている。また、ドライバーの減少や高齢化による人手不足も加速的に増加し、輸送物を早く確実に届ける方法の構築は、経済回復や住民の生活向上のための重要な課題の一つとして認識されている。そこで、車両とは輸送経路の異なるドローン等の無人航空機(飛行体)を用いた輸送が検討されている。
例えば、特許文献1には、飛行体の離着陸に適合するように設計された、無人航空機用複数階層輸送センターの技術が記載されている。特許文献1に記載の無人航空機用複数階層輸送センターは、都心部及び/または他の人口が密集した都市部に設けることが可能な多数階層に形成された輸送センターである。また、輸送センターからの物品の少なくとも一部を顧客に関連する場所に輸送してもよいUAVに適合するための、1つまたは複数の着陸位置及び1つまたは複数の機動位置を有しており、UAVを用いた輸送へ活用することが記載されている。
また、特許文献2には、鉄道事業者が土地を所有する鉄道線路が敷設された範囲を利用して飛行経路を作成することで、容易かつ安全に無人飛行体を飛行させることができる管理装置であって、第1入力手段、記憶手段、第2入力手段、作成手段を有し、第1入力手段は、鉄道を走行する車両の運行予定を含む鉄道運行情報を入力し、記憶手段は、鉄道線路が敷設された鉄道施設の範囲を示す鉄道線路情報を記憶し、第2入力手段は、鉄道線路において無人飛行体を航行させる際の出発地点と目的地点とを示す飛行区間情報を入力し、生成手段は、前記飛行区間情報に対応する、前記鉄道線路情報及び前記鉄道運行情報をもとに、前記飛行区間情報が示す区間内で、前記車両が走行しない時間に前記無人飛行体を自律的に航行させるための航行計画を作成する管理装置が記載されている。
特許第6518014号公報 特開2020−006916号公報
しかしながら、特許文献1に記載の無人航空機用複数階層輸送センターに輸送物を集約させ、そこからUAVによる輸送を行う場合には、輸送物が回収されてから輸送先に届くまでの全体的な輸送時間が多くかかる問題があった。
すなわち、特許文献1に記載の無人航空機用複数階層輸送センターを利用する場合も通常の輸送の流れと同様に、輸送機器を用いて輸送先の最寄りの輸送センターに輸送物が集められるため、特に飛行機や船、鉄道等を用いて輸送センターまで輸送物を輸送する際には、空港や駅等の停留場で荷下ろしされ、大型トラック等に積み替えて輸送センターに輸送されることとなり、輸送物の移動回数が多いことにより時間がかかる問題があった。
また、輸送センターとして輸送物を一時保管しておく空間が必要であるため、比較的大きな規模の設備を要する問題があった。
また、引用文献2は、特に、駅に一体あるいは隣接させて、集配拠点を設けた場合における好ましい輸送計画の作成方法について開示していない。
本発明は、上記のような実情に鑑みてなされたものであり、駅と一体あるいは隣接して設けられた集配拠点を用いて輸送を実施する際の新規な管理技術を提供することを解決すべき課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、飛行制御データに基づいて自律飛行する飛行体を用いて、荷物の輸送を行う為の管理システムであって、
前記管理システムは、運行情報受信部と、輸送計画作成部と、飛行制御データ作成部と、拠点情報記憶部と、を備え、
前記拠点情報記憶部は、線路沿線に位置する複数の集配拠点について、拠点情報を記憶し、
前記運行情報受信部は、電車の運行情報を受信可能に構成されており、
前記輸送計画作成部は、前記運行情報を用いて、少なくとも飛行経路中に線路上の移動を含み、前記集配拠点をゴールとする輸送計画を作成可能に構成され、
前記飛行制御データ作成部は、前記輸送計画に基づいて前記飛行体が自律飛行するための前記飛行制御データを作成する。
また、本発明は、飛行制御データに基づいて自律飛行する飛行体を用いて、荷物の輸送を行う為の管理プログラムであって、
コンピュータを、運行情報受信部と、輸送計画作成部と、飛行制御データ作成部と、拠点情報記憶部と、として機能させ、
前記拠点情報記憶部は、線路沿線に位置する複数の集配拠点について、拠点情報を記憶し、
前記運行情報受信部は、電車の運行情報を受信可能に構成されており、
前記輸送計画作成部は、前記運行情報を用いて、少なくとも飛行経路中に線路上の移動を含み、前記集配拠点をゴールとする輸送計画を作成可能に構成され、
前記飛行制御データ作成部は、前記輸送計画に基づいて前記飛行体が自律飛行するための前記飛行制御データを作成する。
また、本発明は、飛行制御データに基づいて自律飛行する飛行体を用いて、荷物の輸送を行う為の管理方法であって、
管理システムが、運行情報受信ステップと、輸送計画作成ステップと、飛行制御データ作成ステップと、を実行し、
線路沿線には、複数の集配拠点が配置され、
前記運行情報受信ステップは、電車の運行情報を受信可能に構成されており、
前記輸送計画作成ステップは、前記運行情報を用いて、少なくとも飛行経路中に線路上の移動を含み、前記集配拠点をゴールとする輸送計画を作成可能に構成され、
前記飛行制御データ作成ステップは、前記輸送計画に基づいて前記飛行体が自律飛行するための前記飛行制御データを作成する。
このような構成とすることで、駅と一体あるいは隣接して設けられた集配拠点をゴールとした輸送計画を作成し、飛行体に自律飛行させることが可能となる。
本発明の好ましい形態では、前記拠点情報記憶部は、前記拠点情報として、線路沿線に存在し、線路方向で隣接関係にある集配拠点を把握可能な情報を記憶し、
前記輸送計画作成部は、作成済の前記輸送計画においてゴールとして設定された前記集配拠点が集荷受付を中止した状態の場合、前記集配拠点と隣接した別の集配拠点である隣接拠点をゴールとした輸送計画を作成する。
このような構成とすることで、更新された輸送計画に基づいて、荷物を退避させる集配拠点である隣接拠点への輸送を飛行体に行わせることができる。
本発明の好ましい形態では、前記輸送計画作成部は、集荷受付を中止した状態の前記集配拠点をゴールとして作成済の前記輸送計画が複数存在しており、更に、集荷受付を中止した状態の前記集配拠点に複数の前記隣接拠点を有する場合、各々の前記隣接拠点をゴールとした前記輸送計画を、所定の数量となる配分で作成する。
本発明の好ましい形態では、前記輸送計画作成部は、複数の前記荷物を一定の前記隣接拠点に集約する為に、ある前記隣接拠点をゴールとした前記輸送計画を優先的に作成する。
本発明の好ましい形態では、前記輸送計画作成部は、複数の前記荷物による前記隣接拠点での負荷を分散する為に、複数の前記隣接拠点をゴールとした前記輸送計画を、前記荷物の数量に準じて均等配分で作成し、あるいは、前記拠点情報に基づいて、前記隣接拠点のリソースに準じた配分で作成する。
このような構成とすることで、荷物を退避させる集配拠点である各隣接拠点のリソースや、状態に応じて輸送を実施したり、荷物を分散して各隣接拠点の負荷を分散することができる。
本発明の好ましい形態では、前記輸送計画作成部は、鉄道設備領内に飛行体が飛行可能な領域を含んだエリアに基づいて、前記鉄道設備領内を自律飛行する為の前記輸送計画を作成し、
前記エリアは、前記飛行体が運行する電車と近接あるいは、接所する可能性がある運行領域を含み、
前記輸送計画作成部は、前記運行情報及び前記運行領域に基づいて、運行領域を通過可能な飛行タイミングを決定する。
このような構成とすることで、運行情報を利用して鉄道設備領内を飛行体に飛行させる際に、適切な輸送計画を作成することができる。
本発明の好ましい形態では、前記輸送計画作成部は、スタート及びゴールとなる集配拠点が、登録済の輸送計画に共通する輸送計画を登録する場合、前記登録済の輸送計画において決定された前記運行領域を通過可能な飛行タイミングに基づいて、前記共通する輸送計画の前記飛行タイミングを決定し、前記運行情報に基づいて、前記飛行タイミングが適切か否か判断する。
このような構成とすることで、スタート及びゴールが共通する輸送計画を、算出済の飛行計画に基づいて、効率的に作成することができる。
本発明によれば、駅と一体あるいは隣接して設けられた集配拠点を用いて輸送を実施する際の新規な管理技術を提供することができる。
他の課題、特徴及び利点は、図面及び特許請求の範囲とともに取り上げられる際に、以下に記載される発明を実施するための形態を読むことにより明らかになるであろう。
本発明に係る輸送方法を説明するための模式図である。 本発明の一実施形態に係る駅と一体に構成された集配拠点の一例を示す図である 本発明の一実施形態に係る飛行体への荷物の積み入時の動きを示す概略図である。 本発明の一実施形態に係る管理システムのシステム構成図である。 本発明の一実施形態に係る飛行管理装置のハードウェア構成図である。 本発明の一実施形態に係る輸送計画作成の処理フローチャートである。 本発明の一実施形態に係る関連する輸送計画作成の処理フローチャートである。 本発明の一実施形態に係る所定の集配拠点において、集荷受付が中止状態となった場合の処理フローチャートである。
以下、図1〜図8を用いて、一実施形態に係る輸送の管理システムについて説明する。なお、以下に示す実施形態は本発明の一例であり、本発明を以下の実施形態に限定するものではなく、様々な構成を採用することもできる。
例えば、本実施形態では管理システムの構成、動作等について説明するが、同様の構成の装置、これらが実行する方法、コンピュータにインストールされるコンピュータプログラム等も、同様の作用効果を奏することができる。プログラムは、例えばCD−ROM等の非一過性の記録媒体に記憶させてもよい。
まず、本発明に係る輸送方法について図1を参照して詳細に説明する。
図1は、輸送方法を説明するための模式図である。図1において、符号104は線路であり、線路104沿線には、複数の駅STが存在する。図示例では、線路104の沿線に、駅ST11、ST21、ST31が存在する。更に、線路104は、駅ST21において分岐し、その沿線上には、駅ST22、駅ST23が存在する。
符号DSは、荷物の輸送を行う為の集配拠点を示す。ここで、一部又は全部の集配拠点DSは、駅STと一体、あるいは駅STに併設され得る。換言すれば、一部又は全部の集配拠点DSは、線路104あるいはその他の鉄道設備の領内のみを経由して、相互にアクセス可能に構成され得る。また、集配拠点DSは、線路104沿線以外に存在してもよい。
図1において、集配拠点DS11は駅ST11に存在し、集配拠点DS21は駅ST21に存在し、集配拠点DS31は駅ST31に存在する。同様に、集配拠点DS22は駅ST22に存在し、集配拠点DS23は駅ST23に存在し、集配拠点DS2Xは駅ST2Xに存在する。これら集配拠点DS群は、沿線以外の場所に存在する集配拠点(図示例における集配拠点DS01)を含んでよい。
本実施形態において、飛行体UVは、線路104を含む鉄道設備領内を飛行し、特に、駅STと一体あるいは併設された集配拠点DSを目的として、荷物の輸送を行う。これによって、集配拠点DSには、飛行体UV又は運送など他の手段によって荷物が集められる。更に、飛行体UV又は運送など他の手段によって、集配拠点DSから他の集配拠点DSへ荷物が輸送され、あるいは荷物の届け先に配送される。
符号UVは、飛行体を示す。飛行体UVは、荷物を輸送する為に自律飛行する移動体であり、少なくとも荷物を輸送する目的地が設定され得る。図1において、実線矢印は鉄道設備領内における飛行体UVの移動を示し、破線部分は鉄道設備領外における飛行体UVの移動を意味する。また、矢印の基端が接続された集配拠点DSは出発する集配拠点DSを、矢印の先端(終端)が接続された集配拠点DSは、輸送先としての集配拠点DSを意味する。
図示例における飛行体UV1は、集配拠点DS11(駅ST11)を出発し、線路104に沿って鉄道設備領内を自律飛行して、集配拠点DS31(駅ST31)まで荷物を輸送する。同様に、飛行体UV2は、集配拠点DS2X(駅ST2X)を出発し、線路104に沿って鉄道設備領内を自律飛行して、集配拠点DS21(駅ST21)まで荷物を輸送する。飛行体UV3は、鉄道設備領外に存在する集配拠点DS01を出発し、集配拠点DS21及び集配拠点DS31間で、鉄道設備領内(線路104)に侵入し、その後、線路104に沿って鉄道設備領内を自律飛行して、集配拠点DS21(駅ST21)まで荷物を輸送する。
飛行体UVは、荷物を下方から積み入れ可能であり、輸送先まで自立飛行して荷物を可能な仕様のものを選択することが好ましい。飛行体UVは、適宜カメラやGPSモジュール等、位置制御を行う為のハードウェア構成並びに、機能構成を有していることが好ましい。また、管理システム中において、輸送先までの距離や輸送物の重さ等を考慮し、仕様が異なる複数の飛行体UVを用いることも当然に可能である。
次に、本発明に係る集配拠点について図2を参照して詳細に説明する。
図2は、駅STと一体に構成された集配拠点DSの一例を示す図である。集配拠点DS(駅ST)は、駅STとして機能を提供するために、輸送機器(図示例では、線路104上で運行する電車112)が停留する停留所111及び乗降客が移動するコンコース部121並びに、集配拠点DSとしての機能を提供するために、停留所の上方に設けられる配送場(仕分け場131及びポート141)を備える。なお、輸送機器は、荷物を輸送することで、集配拠点DSとしての機能を提供するために用いられ得る。
集配拠点DSは更に、荷物Bを輸送機器から配送場に移動させる移動手段113及びエレベータ115を備える。移動手段113は、電車112から積み下ろされた荷物Bを、ホーム114等を自律走行して、エレベータ115を経由して配送場に運ぶ。移動手段113は、ホーム114を自律走行する際、乗降客Pや物等に当たらないようにプログラムされていることが好ましい。すなわち、移動手段113は、障害物回避手段を有していることが好ましい。
エレベータ115は、荷物Bの移動専用のエレベータである。ホーム114の少なくとも一部が乗降客によって利用されるホームを兼ねる場合、ホーム114に、乗降客Pがホーム114及びコンコース部121間を移動する為に利用するエレベータ116も設けられていることが好ましい。エレベータ116は、荷物Bの移動には利用することはできず、ホーム114の上階または下階に設けられるコンコース部121との行き来のみを可能とするものであってよい。
エレベータ115は、荷物Bまたは移動手段113が近づいたことを感知して扉を開ける開閉手段、乗降客Pが誤って乗った場合には警報を鳴らす警報手段、乗降客Pが誤って乗った場合にはその階から動かない停止手段の1又は複数を有することが好ましい。また、エレベータ115はコンコース部121には止まらず、配送場(詳細には、後述する仕分け場131)に直通する構成が好ましい。すなわち、エレベータ115は、停留所111(ホーム114)と配送場を連通していることが好ましい。
配送場は、停留所111の上方に設けられ、荷物Bを仕分ける仕分け場131と、飛行体UVが駐機するポート141と、を備えている。なお、配送場は停留所111のすぐ上の階であっても、コンコース部121等を間に挟んでも良く、図示例のような停留所111やコンコース部121と配送場との間に、更に別の階が設けられても良い。
仕分け場131は、荷物Bを配送先や大きさ、配送予定日等の諸条件により仕分ける場所である。仕分け場131は、仕分けた荷物Bを配置する配置部133と、荷物Bを配置部133に移動させる配送場移動手段132と、を有している。配置部133は、荷物Bを飛行体UVに積み入れるリフターを備える。
配置部133は、飛行体UVが駐機する場所の真下に位置するように設けられ、複数の配置部133の少なくとも一部は、荷物Bを個別に配置するために複数のマス目を有する盤面状に配置されている。マス目の数や大きさなどは、対象となる荷物Bの数や大きさ、使用する飛行体UVの仕様に合わせて決めることができ、ある仕分け場131に、異なる大きさや形状のマス目が配置されても構わない。
配送場移動手段132は、移動手段113がエレベータ115により仕分け場131に荷物Bを備えて移動してきた際に、移動手段113から荷物Bを受け取り、諸条件に基づいて決定された配置部133に荷物Bを配置する手段である。本発明の好ましい形態としては、配送場移動手段132は、ロボットアームやマテリアルハンド、負圧パッドを例示することができ、それらを天井部から吊り下げて移動自在に固定することが好ましい。なお、移動方法としては、縦横に移動可能とすることにより、移動を単純化させて故障の可能性を低減することができる。
配置部133は、リフターによって昇降する。配置部133に荷物Bが配置され、上方に飛行体UVがスタンバイしている状態で、リフターは上方に荷物Bを持ち上げる。なお、リフターは、荷物Bが配置された時に荷物Bを持ち上げ、飛行体UVがスタンバイ状態となるまで、その場で待機していても良いが、消費電力等を考慮すると、前述のように荷物Bと飛行体UVとの両方の準備ができた段階で荷物Bを持ち上げ、と飛行体UVに下方から積み入れることが好ましい。
ポート141は、飛行体UVが駐機する場所であり、集配拠点DS(駅ST)の屋上部分または、飛行体UVが通過可能な程度の開放部を有する最上階であることが好ましい。ポート141は、飛行体UVに荷物Bを積み入れる荷積み部144と、飛行体UVが配送場の周辺を飛行している時に誘導することができる誘導手段142と、飛行体UVを雨や風等から保護するために屋根部143を備える。更に好ましくは、ポート141は、飛行体UVを充電可能な充電手段146を有する。
荷積み部144は、飛行体UVが駐機し、荷物Bがリフターにより積み入れられるまで待機する場所である。荷積み部144は、配置部133と同様に複数のマス目により盤面状に形成されている。荷積み部144は、配置部133のマス目と上下方向に各マス目が一致するように設けられている。すなわち、配置部133に配置された荷物Bをリフターにより持ち上げた位置に、飛行体UVが駐機する状態となる。
図3は、飛行体UVへの荷物の積み入時の動きを示す概略図である。図では、仕分け場131の天井部を断面として示す。図示例では、荷積み部144(仕分け場131の天井部、配置部133の上方)は開口しており、リフターにより荷物Bが持ち上げられ、飛行体UVに荷物Bの積み入れが可能に構成される。荷積み部144は、摺動あるいは軸動等して開閉可能な扉部145を備える構成が好ましい。扉部145は、荷物Bが飛行体UVに積み入される際に開口することが好ましい。なお、図示例の通り、飛行体UVが駐機するため飛行体UVを配置可能なスペースは確保し、荷物Bが通る部分のみ開口させる構成が好ましい。
充電手段146は、荷積み部144に駐機する飛行体UVを適宜充電するための手段であり、荷積み部144に充電ポート等を常設しても良いし、ケーブル等を用いた充電でも良い。また、充電手段146は、飛行体UVを充電することができれば何れの方法でも良く、接触式や非接触式等、配送場の設備、電気系統の環境や飛行体UVの仕様等により適宜選択することが好ましい。
誘導手段142は、飛行体UVが配送を始めた離陸時と、配送を完了した飛行体UVの着陸時に、飛行体UVを配送ルートの出発位置(出発領域)や荷積み部144に誘導することが可能な手段である。配送中の飛行体UVはGPS(登録商標)等により位置を制御することが想定されるが、配送場周辺では、様々な信号の干渉や閉空間を原因とするGPS(登録商標)の切断等により飛行体UVの制御が困難となることが想定される。
したがって、飛行中(配送中)の飛行体UVの制御方法とは異なる飛行体UVの制御方法が好ましい。例えば、レーザーを用いた誘導方法や、ARマーカーやQRコード(登録商標)を用いた誘導方法等を例示することができる。例示したレーザーを用いた誘導方法は飛行体UVの離陸時および着陸時の両方の誘導に効果的であり、ARマーカーやQRコード(登録商標)を用いた誘導方法は特に着陸時に効果的な方法である。このように、複数の誘導方法を適宜組み合わせて飛行体UVを所望の位置に誘導してよい。
なお、例示した誘導方法に限らず、飛行体UVの誘導に適当な方法を選択して良い。また、本明細書に記載のように集配拠点DSとして駅STを利用する場合には、電車112が利用する電気を利用して、飛行体UVに供給することもできる。すなわち、輸送機器(電車112等)やその他鉄道設備等から、充電のため電力供給を受けてよい。
屋根部143は、ポート141を設置する場所や周辺の環境により必要であれば形成することが好ましい。飛行体UVは機械であるため、雨や風、砂、埃下等の環境に曝露することは好ましくないため、屋根部143により少なくとも荷積み部144を覆っておくことが好ましい。
続いて、本発明に係る管理システムにおけるコンピュータ処理の詳細について図4を参照して説明する。
図4は、管理システムのシステム構成図である。図4に示すように、管理システム100は、飛行管理装置1、拠点管理装置102、通信ネットワークNW及び飛行体UVを備える。通信回線を相互に接続して構築される通信ネットワークNWを介して、飛行管理装置1、運行管理システム101、拠点管理装置102、荷物管理システム103及び飛行体UVが接続されている。
飛行管理装置1は、荷物の輸送管理を行う為のサーバ装置である。飛行管理装置1は、1のサーバ装置又は複数のサーバ装置群により構成される。飛行管理装置1を構成する1又は複数のサーバ装置の機能は、各種情報処理を実行するサーバコンピュータ、及びコンピュータプログラムによって実現される。また、運行管理システム101から提供される鉄道を走行する車両の運行予定を含む運行情報(列車ダイヤ、列車のリアルタイムの走行状況)をもとに、線路104を走行する電車112がない時間に飛行体UVを飛行させることで、飛行体UVを、線路104の敷設された土地を含む鉄道設備領内において、航行させることができる。
運行管理システム101は、線路104上で運行する電車の運行情報を保有しており、飛行管理装置1に対して、運行情報を送信する。運行管理システム101は、1のサーバ装置又は複数のサーバ装置群により構成される。運行管理システム101を構成する1又は複数のサーバ装置の機能は、各種情報処理を実行するサーバコンピュータ、及びコンピュータプログラムによって実現される。
拠点管理装置102は、集配拠点DSの管理を行う為の装置である。本実施形態では、拠点管理装置102は、各集配拠点DSでのマテハン管理及び拠点別の荷物の管理を行う為のコンピュータ装置であり、本実施形態では、集荷受付のステータスを、通信ネットワークNWを介して、飛行管理装置1に対して送信可能に構成される。集荷受付のステータスとは、飛行体UVが当該集配拠点に対して荷物を持ち込み可能か否かの状態を表すものであり、例えば、集荷受付を受付中、集荷受付が中止状態、等が挙げられる。ここで、中止状態とは、例えば、マテハン等の配送場移動手段132や、その他設備(例えば、移動手段113や、エレベータ115、リフター等)が故障した場合、点検する場合である。
拠点管理装置102は、1のサーバ装置又は複数のサーバ装置群により構成されてもよく、必要に応じてサーバ装置への情報入力を行う為のクライアント端末装置を含んでもよい。拠点管理装置102を構成する1又は複数のコンピュータ装置の機能は、各種情報処理を実行するコンピュータ、及びコンピュータプログラムによって実現される。拠点管理装置102は、PCやタブレット端末、スマートフォンといった汎用のコンピュータ装置であってもよい。
荷物管理システム103は、輸送される荷物の荷物情報を保有しており、飛行管理装置1に対して、荷物情報を送信する。荷物管理システム103は、1のサーバ装置又は複数のサーバ装置群により構成される。荷物管理システム103を構成する1又は複数のサーバ装置の機能は、各種情報処理を実行するサーバコンピュータ、及びコンピュータプログラムによって実現される。
通信ネットワークNWは、無線あるいは有線によるWAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、インターネット、移動体無線通信網、公衆電話網、鉄道用通信ネットワークなどを含む。移動体無線通信網には、多数の基地局が収容されている。また、鉄道用通信ネットワークは、例えば鉄道線路に沿って配置された基地局、あるいは鉄道線路に沿って配線されたケーブルを通じて、移動体と通信するシステムが存在する。従って、鉄道設備領内を飛行する飛行体UVは、移動体無線通信網及び/又は鉄道用通信ネットワークを通じて、飛行中であっても飛行管理装置1もしくは、飛行管理装置1及び拠点管理装置102と通信することができる。
本実施形態では、主に、移動体無線通信網及び/又は鉄道用通信ネットワークによって、飛行体UVに対して飛行経路を設定する場合について例示するが、例えば、集配拠点DSにおける無線LAN(通信ネットワークNW)等によって、飛行体UVに対して飛行経路を設定してもよい。ここで、集配拠点DSにおいて飛行体UVと無線通信を行う方法は、例えば、Wi−fi(登録商標)や、Bluetooth(登録商標)などが挙げられる。
飛行体UVは、飛行管理装置1により生成される航行計画に対応する飛行制御データをもとに、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)を利用して生成される位置データ、例えばGPS(Global Positioning System)信号から生成する位置/時刻データ、線路の軌道(レール)、軌道上方に架設された電線(例えば、トロリー線等)、その他鉄道設備、鉄道設備(例えば架線柱や架空地線)や鉄道設備領内に設置されたARマーカー等の目印、の1又は複数に基づいて、指定された飛行区間における自律飛行を実現する。そのため、飛行体UVは、自律飛行のためにGPS信号から生成する位置データを用いるだけで無く、撮影された画像をもとに周囲に存在する物体までの距離を検出して、飛行制御に用いることもできる。
図5は飛行管理装置1のハードウェア構成図である。図5に示すように、飛行管理装置1は、制御部10、記憶部20及び通信部30を備える。
制御部10は、CPU等の1又は2以上のプロセッサを含み、本発明に係る管理プログラム、OS、その他のアプリケーションを実行することで、制御部10(プロセッサ)が飛行管理装置1の動作処理全体を制御する。
記憶部20は、HDD、ROM、RAM等であって、本発明に係る管理プログラム及び、制御部10がプログラムに基づき処理を実行する際に利用するデータ等を記憶する。制御部10が、記憶部20に記憶されている管理プログラムに基づき、処理を実行することによって、後述する機能構成が実現される。
通信部30は、通信ネットワークNWとの通信制御を実行して、飛行管理装置1を動作させるために必要な入力や、動作結果に係る出力を行う。
また、拠点管理装置102も同様に、ハードウェア構成として、制御部と、記憶部と、入力部と、出力部と、通信部と、を備える。入力部を介して、集荷受付のステータス(特に、集荷受付が中止状態を示すステータス)が指定されると、制御部は、通信ネットワークNWを介して、飛行管理装置1に対して、集配拠点DSの識別情報及び、指定されたステータスデータを送信する。
拠点管理装置102の制御部は、CPU等の1以上のプロセッサを含み、拠点管理装置102の動作処理全体を制御する。拠点管理装置102の記憶部は、HDD、ROM、RAM等であって、プログラム及び、制御部がプログラムに基づき処理を実行する際に利用するデータ等を記憶する。拠点管理装置102の入力部は、タッチパネル、マウス及びキーボード等であって、利用者による操作要求を制御部に入力する。拠点管理装置102の出力部は、ディスプレイ等であって、制御部の処理の結果等を表示する。拠点管理装置102の通信部は、通信ネットワークとの通信を制御する。
図5に示すように、飛行管理装置1は、機能構成として、運行情報受信部11、荷物情報受信部12、輸送計画作成部13及び飛行制御データ作成部14を備える。これは、ソフトウェア(記憶部20に記憶されている)による情報処理が、ハードウェア(制御部10等)によって具体的に実現されたものである。
また、記憶部20は、拠点情報記憶部21、飛行体記憶部22、電車情報記憶部23、荷物情報記憶部24及び輸送計画記憶部25を有する。なお、これらの一部あるいは全部は、飛行管理装置1の記憶部20以外の装置(例えば飛行管理装置1が実行する、あるいは飛行管理装置1と通信可能なDBサーバ等)に格納され、飛行管理装置1から必要に応じて取得され、記憶部20に一過的あるいは非一過的に保存されることで利用されても構わない。なお、例えば、これらの一部又は全部は、内包する情報を別個のテーブル等に格納してもよく、内包する情報を別体の記憶媒体に格納してもよい。これらの情報のうち、静的な情報についてはマスタとして、動的な情報はトランザクションとして、格納されてよい。
拠点情報記憶部21は、線路沿線に位置する複数の集配拠点について、拠点情報を記憶している。拠点情報は、集配拠点DSの所在に関する所在情報及び、集配拠点DSのリソース情報を含む。所在情報は、集配拠点DSの座標(地点、あるいは2又は3次元の閉領域)並びに、少なくとも、線路104沿線に存在し、線路104方向で隣接関係にある集配拠点DS(集配拠点DSと一体あるいは、集配拠点DSが隣接した駅STの隣接駅)を把握可能な情報を有する。
リソース情報は、集配拠点DSが受け入れ可能な荷物の量(数量及び/又は重量等)に関する情報である。本実施形態では、集配拠点DSにおける荷物を集約する設備(配置部133等)の面積に応じて、集配拠点DS毎に、静的なリソース値を与える。例えば、静的な値として、収容可能な荷物量の最大値に基づいてリソース値を与えてもよいし、あるいは、集配拠点DS毎に受け入れ済みの荷物量等を加味した動的なリソース値を与えてもよい。
集配拠点DSの座標は、飛行体UVが駐機する座標(駐機場所が複数ある場合は、複数の座標)であってもよいし、例えば、飛行体UVが集配拠点DSに駐機動作を開始する為の開始地点の座標であってもよい。
飛行体記憶部22は、飛行体UVに関する飛行体情報を有する。飛行体情報は、飛行体UVの例えば、飛行体の性能に関する性能情報(飛行可能距離(飛行可能時間)、積載量)及び、飛行体UVの状態に関する状態情報(位置情報や収容された集配拠点DS等の所在、輸送中/待機中等のステータス、バッテリ残量)を有する。
運行情報受信部11は、電車の運行情報を受信可能に構成される。本実施形態では、運行情報受信部11は、運行管理システム101より運行情報を受け取り、電車情報記憶部23に格納する。
電車情報記憶部23は、電車に関する情報を格納する。本実施形態では、電車に関する情報として、電車の運行情報と、飛行体UVが飛行可能な領域を示すエリア情報を格納する。運行情報は、路線において、何れの時間に電車が走行しているかを示す情報(ダイヤ、リアルタイムでの電車の走行状況)が含まれる。
エリア情報は、鉄道設備領内で飛行体UVが飛行可能なエリアを示す。エリアは、線路104沿線に存在し、線路104方向で隣接関係にある集配拠点DS間のうち、少なくとも1組以上の集配拠点間を航行可能に連続することが好ましい。
エリアは、曲線、曲面あるいは線分(連続する連分)の1又は組合せによって構成された3次元の立体空間閉領域データである。例えば、曲線あるいは線分によって形成された2次元の閉領域であってもよく、その場合は、飛行体UVに、障害物を回避して自律飛行する為の回避手段が搭載されることが好ましい。
エリアの閉空間領域内には、飛行体UVが運行する電車等と近接あるいは、接所する可能性がある領域(以降、運行領域と呼称する)が、1又は複数含まれてよい。運行領域も、エリアと同じ次元数で定義される領域であることが好ましい。
なお、エリアの閉空間領域内には、飛行体UVが中継すべき中継地点(通過地点、ウェイポイント)が任意に設定されていてよい。例えば、閉空間領域がトンネルを通過する場合や、鉄道が平面交差する地点を通過する場合等には、トンネルの手前や交差点の手前などに任意の中継地点を設定しておき、中継地点として設定された座標(あるいは領域)に、飛行体UVが移動するように設定するのが好ましい。また、拠点情報に代えて、又は加えて、エリアの閉空間領域内に、集配拠点DSのスタート地点やゴール地点の座標、領域が設定され、後述する配送計画の作成に利用されてもよい。
荷物情報受信部12は、配送対象となる荷物情報を受信可能に構成される。本実施形態では、荷物情報受信部12は、荷物管理システム103より荷物情報を受け取り、荷物情報記憶部24に格納する。
荷物情報記憶部24は、荷物情報を格納する。本実施形態では、荷物情報は、輸送情報及び性質情報を含む。輸送情報は、当該荷物に対応付けられた輸送に関する情報(現在荷物が収容されている集配拠点DS、配送先の住所あるいは中継地点としての輸送先である集配拠点DS、配送先や輸送先(集配拠点DS)への到着日時)である。性質情報は、荷物の性質に関する情報(荷物の大きさ、重さ等)を含む。なお、輸送情報は、荷物のステータス(飛行体輸送中/トラック輸送中/収容中/配送完了、等)を含んでもよい。
輸送計画作成部13は、運行情報及び拠点情報を用いて、少なくとも飛行経路中に線路上の移動を含み、集配拠点DSをゴールとする輸送計画を作成可能に構成される。輸送計画作成部13は、鉄道設備領内に飛行体が飛行可能な領域を含んだエリアに基づいて、鉄道設備領内を自律飛行する為の輸送計画を作成する。
図6は、輸送計画作成の処理フローチャートである。本実施形態では、まず、
ステップS601に示すように、輸送計画作成部13は、輸送情報(荷物情報)に基づいて、輸送計画のスタート・ゴールとなる集配拠点DSを決定する。スタート地点・ゴール地点となる集配拠点DSの座標(座標点又は領域)については、拠点情報に含まれた所在情報に基づいて与えられる。スタートする集配拠点DSは、荷物が存在する集配拠点DSが該当する。ゴールとなる集配拠点DSは、輸送情報(荷物情報)に基づいて与えられる。
続いて、ステップS602に示すように、スタート・ゴールとなる集配拠点DSに基づいて、ルート設定に利用するエリア情報を決定する。エリア情報は、拠点情報に基づいて把握される、線路沿線に存在し、線路方向で隣接関係にある集配拠点に基づいて、設定されてよい。また、エリア情報自体に、エリア間の隣接関係が対応付けられていてもよい。
続いて、ステップS603に示すように、輸送計画作成部13は、運行情報に含まれる電車の運行時間と、エリア情報に含まれた運行領域に基づいて、運行領域を飛行体UVが通過可能な飛行タイミングを決定する。ここで飛行タイミングは、例えば、時間帯である。そして、輸送計画作成部13は、拠点情報に含まれたゴール地点(座標点又は領域)に、運行領域を通過しながら荷物を輸送する為の輸送計画を作成する。なお、各エリア情報に含まれた運行領域を飛行可能な飛行タイミングの算出は、輸送計画の作成に先駆けて行われ、事前に記憶部20に格納されていてもよい。
続いて、ステップS604に示すように、輸送計画作成部13は、経路中に含まれる中継地点を設定する。設定される中継地点の全ては、エリア情報に対応付けられていてもよい。あるいは、エリア情報に対応付けられた地点に加えて、所定数中継地点が設定されてよい。
続いて、輸送計画作成部13は、運行情報及び運行領域に基づいて、運行領域を通過可能な飛行タイミングを決定し、鉄道設備領内を自律飛行する為の輸送計画を作成する。ステップS605に示すように、輸送計画作成部13は、設定した中継地点と、運行領域を飛行可能な時間に基づいて、運行領域を飛行可能な時間中において、運行領域内の各中継地点を通過するように、運行領域に侵入する直前の中継地点からの出発時間を、少なくとも設定する。
そして、ステップS606に示すように、輸送計画作成部13は、ステップS605で求めた該当するスタート地点からの出発日時を決定する。なお、その他の中継地点に対しても出発時間を設定して、それに従って輸送するように構成しても構わない。
続いて、ステップS607に示すように、輸送計画作成部13は、状態情報(飛行体情報)に基づいて、輸送を行う飛行体UVを決定する。本実施形態では、スタート地点としての集配拠点DSに収容され、更にバッテリ残量が閾値以上の飛行体UVを、輸送する飛行体UVとして決定する。なお、飛行体UVが性能別に存在し、荷物の性質情報(荷物情報)に応じて輸送を任命する飛行体UVを設定する場合には、性能情報(飛行体情報)を更に用いて、輸送を行う飛行体UVを決定してよい。飛行体UVは、任意の時点で決定され得る。拠点管理装置102から、輸送をアサインすべき飛行体UVを指定し、飛行管理装置1はそれに従って、飛行体UVを輸送計画に割り付ける構成でもよい。
また、輸送を行う飛行体UVは、輸送計画作成部13が輸送計画を作成する時点で、必ずしもスタート地点としての集配拠点DSに収容されているものでなくてもよく、別の集配拠点DSに収容された飛行体UVや輸送中の飛行体UVであってもよい。例えば、輸送中、あるいは今後輸送予定の複数の荷物を、輸送情報(荷物情報)に含まれた到着日時に間に合うように配送する目的下で、輸送を実施する飛行体UVと、輸送をスタートする日時を最適化する場合、他の集配拠点DSに存在する飛行体UVを、輸送を実施する飛行体UVの候補として利用することが好ましい。また、飛行体UVが故障などしている場合に、隣接する集配拠点DS等から飛行体UVを派遣等してもよい。
そして、ステップS608に示すように、輸送計画作成部13は、輸送計画を生成し、輸送計画記憶部25に登録する。本実施形態における例示的な輸送計画には、スタート地点、ゴール地点、中継地点、少なくとも特定(運行領域に侵入する直前)の中継地点の出発日時、輸送する荷物を識別する情報、飛行体UVを識別する情報、飛行体UVするエリア情報、等が対応付けられる。
飛行制御データ作成部14は、輸送計画に基づいて飛行体UVが自律飛行するための飛行制御データを作成する。そして、通信ネットワークNWに出力する。本実施形態では、飛行制御データは、移動体無線通信網及び/又は鉄道用通信ネットワーク(通信ネットワークNW)を介して、飛行体UVに受け渡される。
図7は、関連する輸送計画作成の処理フローチャートである。例えば、同じスタート地点、ゴール地点を対象とした輸送計画が同日に複数発生しうる。そのため、登録済の輸送計画に基づいて、輸送計画を生成する場合について例示する。
輸送計画作成部13は、スタート及びゴールとなる集配拠点DSが、輸送計画記憶部25に登録済の輸送計画に共通した新たな輸送計画を登録する場合において、登録済の輸送計画において決定された運行領域を通過可能な飛行タイミングに基づいて、新たな輸送計画の前記飛行タイミングを決定し、更に、運行情報に基づいて、決定したこの新たな輸送計画の飛行タイミングが適切か否か判断する。
まず、図6のステップS601において、輸送計画作成部13は、輸送情報(荷物情報)に基づいて、輸送計画のスタート・ゴールとなる集配拠点DSを決定する。この時、ステップS701に示すように、スタート・ゴールとなる集配拠点DSが共通する輸送計画を、輸送計画記憶部25から検索する。共通する輸送計画が登録済の場合(ステップS701でYes)、ステップS702に進む。なお、検索の際、その他、配送予定日等の情報を適宜利用してもよい。共通する輸送計画がない場合(ステップS701でNo)、図6のステップS602以降の処理を実行し、輸送計画を作成する。
次に、ステップS702に示すように、ステップS603で求めた運行領域が通過可能か否か判断する。例えば、登録済の輸送計画において、特定(運行領域に侵入する直前)の中継地点の出発日時を所定時間早めた・遅らせた場合に、運行領域が通過可能か否か判断する。通過可能であれば(ステップS702でYes)、ステップS703に進む。例えば、この出発日時を30秒遅らせた場合に、時間内に運行領域を通過できるか検証し、通過できる場合には、各地点の出発時間を同じく一定時間遅らせることで、作成済みの輸送計画が利用できる。通過できない場合(ステップS702でNo)、図6のステップS602以降の処理を実行し、輸送計画を作成する。
そして、ステップS703に示すように、輸送を行う飛行体UVが存在するか(空きが有るか)について判断する。輸送を行う飛行体UVが存在すれば(ステップS703でYes)、ステップS704に示すように、登録済の輸送計画に基づいて、輸送計画を登録する。飛行体UVが存在しない場合(ステップS703でNo)、図6のステップS602以降の処理を実行し、輸送計画を作成する。
図8は、所定の集配拠点において、集荷受付が中止状態となった場合の処理フローチャートである。飛行管理装置1の制御部10は、拠点管理装置102より、集荷受付お中止状態としたステータ情報を受信可能に構成される。輸送計画作成部13は、作成済の輸送計画においてゴールとして設定された集配拠点DSが集荷受付を中止した状態の場合、集配拠点DSと隣接した別の集配拠点である隣接拠点をゴールとした輸送計画を作成する。
まず、ステップS801に示すように、ある集配拠点DSから、集荷受付が中止状態となった旨の通知を受け取った場合、ステップS802に示すように、ステータスが中止状態となった集配拠点をゴールとした輸送計画を、輸送計画記憶部25から検索する。
また、輸送計画作成部13は、拠点情報に基づいて把握される退避先となる集配拠点DSを決定する。本実施形態では、退避先となる集配拠点を、中止状態となった集配拠点に隣接した集配拠点の意味で、隣接拠点と呼称する。ステップS803に示すように、線路104沿線に存在し、線路104方向で隣接関係にある集配拠点DS(集配拠点DSと一体あるいは、集配拠点DSが隣接した駅STの隣接駅)を少なくとも把握可能な情報を含んだ所在情報(拠点情報)に基づいて、隣接拠点を決定する。図1の例では、例えば、集配拠点DS21(駅ST21)の隣接拠点は、集配拠点DS11、DS31、DS22、である。
そして、ステップS804に示すように、ステップS802で検索された輸送計画を、隣接拠点をゴールとした輸送計画に更新する。ここで、更新の対象となる輸送計画は、飛行体UVが輸送中の輸送計画であるが、例えば、輸送前の輸送計画についても、一部又は全部について、更新を行ってもよい。
輸送計画作成部13は、集荷受付を中止した状態の集配拠点DSをゴールとして作成済の輸送計画が複数存在しており、更に、集荷受付を中止した状態の集配拠点DSが複数の隣接拠点を有する場合、各々の隣接拠点をゴールとした輸送計画を、所定の数量となる配分で作成することができる。このように、複数の隣接拠点が存在する場合、更新後の輸送計画におけるゴールとなる集配拠点DS(隣接拠点)は、例えば、以下の何れかの方法により決定してよい。
輸送計画作成部13は、輸送中の飛行体UVの現在位置を受け取り、現在位置から最も近い隣接拠点をゴールの候補とすることができる。ここで、運行領域を通過可能な時間に基づいて、候補とした隣接拠点まで飛行が可能か検証することが好ましい。検証の結果、通過できないと判断されれば、第2候補(つまり2番目に近い隣接拠点)についても同様の検証を行ってよい。
また、輸送計画作成部13は、複数の荷物を一定の隣接拠点に集約する為に、ある隣接拠点をゴールとした輸送計画を優先的に作成しても構わない。ここで、すべての荷物がある隣接拠点に集約されてもよい。この場合は、集約すべき隣接拠点があらかじめ、あるいは更新に際して指定されてもよいし、例えば、リソース情報に基づいて決定してもよい。
また、輸送計画作成部13は、複数の荷物による隣接拠点での負荷を分散する為に、複数の隣接拠点をゴールとした輸送計画を、荷物の数量に準じて均等配分で作成し、あるいは、拠点情報に基づいて、隣接拠点のリソースに準じた配分で作成してもよい。
そして、ステップS805に示すように、更新された輸送計画に基づいて、飛行制御データ作成部14は、飛行体UVが自律飛行するための飛行制御データを作成する。そして、通信ネットワークNWに出力する。本実施形態では、飛行制御データは、移動体無線通信網及び/又は鉄道用通信ネットワーク(通信ネットワークNW)を介して、飛行体UVに受け渡され、飛行体UVは、更新された集配拠点をゴールとした輸送計画に基づいて、輸送を開始する。
1 :飛行管理装置
10 :制御部
11 :運行情報受信部
12 :荷物情報受信部
13 :輸送計画作成部
14 :飛行制御データ作成部
20 :記憶部
21 :拠点情報記憶部
22 :飛行体記憶部
23 :電車情報記憶部
24 :荷物情報記憶部
25 :輸送計画記憶部
30 :通信部
100 :管理システム
101 :運行管理システム
102 :拠点管理装置
103 :荷物管理システム
104 :線路
111 :停留所
112 :電車
113 :移動手段
114 :ホーム
115 :エレベータ
116 :エレベータ
121 :コンコース部
131 :仕分け場
132 :配送場移動手段
133 :配置部
141 :ポート
142 :誘導手段
143 :屋根部
144 :荷積み部
145 :扉部
146 :充電手段
DS :集配拠点
NW :通信ネットワーク
ST :駅
UV :飛行体

Claims (9)

  1. 飛行制御データに基づいて自律飛行する飛行体を用いて、荷物の輸送を行う為の管理システムであって、
    前記管理システムは、運行情報受信部と、輸送計画作成部と、飛行制御データ作成部と、拠点情報記憶部と、を備え、
    前記拠点情報記憶部は、線路沿線に位置する複数の集配拠点について、拠点情報を記憶し、
    前記運行情報受信部は、電車の運行情報を受信可能に構成されており、
    前記輸送計画作成部は、前記運行情報を用いて、少なくとも飛行経路中に線路上の移動を含み、前記集配拠点をゴールとする輸送計画を作成可能に構成され、
    前記飛行制御データ作成部は、前記輸送計画に基づいて前記飛行体が自律飛行するための前記飛行制御データを作成する、
    管理システム。
  2. 前記拠点情報記憶部は、前記拠点情報として、線路沿線に存在し、線路方向で隣接関係にある集配拠点を把握可能な情報を記憶し、
    前記輸送計画作成部は、作成済の前記輸送計画においてゴールとして設定された前記集配拠点が集荷受付を中止した状態の場合、前記集配拠点と隣接した別の集配拠点である隣接拠点をゴールとした輸送計画を作成する、
    請求項1に記載の管理システム。
  3. 前記輸送計画作成部は、集荷受付を中止した状態の前記集配拠点をゴールとして作成済の前記輸送計画が複数存在しており、更に、集荷受付を中止した状態の前記集配拠点に複数の前記隣接拠点を有する場合、各々の前記隣接拠点をゴールとした前記輸送計画を、所定の数量となる配分で作成する、
    請求項2に記載の管理システム。
  4. 前記輸送計画作成部は、複数の前記荷物を一定の前記隣接拠点に集約する為に、ある前記隣接拠点をゴールとした前記輸送計画を優先的に作成する、
    請求項3に記載の管理システム。
  5. 前記輸送計画作成部は、複数の前記荷物による前記隣接拠点での負荷を分散する為に、複数の前記隣接拠点をゴールとした前記輸送計画を、前記荷物の数量に準じて均等配分で作成し、あるいは、前記拠点情報に基づいて、前記隣接拠点のリソースに準じた配分で作成する、
    請求項3に記載の管理システム。
  6. 前記輸送計画作成部は、鉄道設備領内に飛行体が飛行可能な領域を含んだエリアに基づいて、前記鉄道設備領内を自律飛行する為の前記輸送計画を作成し、
    前記エリアは、前記飛行体が運行する電車と近接あるいは、接所する可能性がある運行領域を含み、
    前記輸送計画作成部は、前記運行情報及び前記運行領域に基づいて、運行領域を通過可能な飛行タイミングを決定する
    請求項1〜5の何れかに記載の管理システム。
  7. 前記輸送計画作成部は、スタート及びゴールとなる集配拠点が、登録済の輸送計画に共通する輸送計画を登録する場合、前記登録済の輸送計画において決定された前記運行領域を通過可能な飛行タイミングに基づいて、前記共通する輸送計画の前記飛行タイミングを決定し、前記運行情報に基づいて、前記飛行タイミングが適切か否か判断する、
    請求項6に記載の管理システム。
  8. 飛行制御データに基づいて自律飛行する飛行体を用いて、荷物の輸送を行う為の管理プログラムであって、
    コンピュータを、運行情報受信部と、輸送計画作成部と、飛行制御データ作成部と、拠点情報記憶部と、として機能させ、
    前記拠点情報記憶部は、線路沿線に位置する複数の集配拠点について、拠点情報を記憶し、
    前記運行情報受信部は、電車の運行情報を受信可能に構成されており、
    前記輸送計画作成部は、前記運行情報を用いて、少なくとも飛行経路中に線路上の移動を含み、前記集配拠点をゴールとする輸送計画を作成可能に構成され、
    前記飛行制御データ作成部は、前記輸送計画に基づいて前記飛行体が自律飛行するための前記飛行制御データを作成する、
    管理プログラム。
  9. 飛行制御データに基づいて自律飛行する飛行体を用いて、荷物の輸送を行う為の管理方法であって、
    管理システムが、運行情報受信ステップと、輸送計画作成ステップと、飛行制御データ作成ステップと、を実行し、
    線路沿線には、複数の集配拠点が配置され、
    前記運行情報受信ステップは、電車の運行情報を受信可能に構成されており、
    前記輸送計画作成ステップは、前記運行情報を用いて、少なくとも飛行経路中に線路上の移動を含み、前記集配拠点をゴールとする輸送計画を作成可能に構成され、
    前記飛行制御データ作成ステップは、前記輸送計画に基づいて前記飛行体が自律飛行するための前記飛行制御データを作成する、
    管理方法。

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