JP2021173861A - 位相差フィルム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フマル酸エステル系樹脂を含有し、フィルム面内の進相軸方向の屈折率をnx、それと直交するフィルム面内方向の屈折率をny、フィルム面外の垂直方向の屈折率をnzが、nx<ny≦nzの関係を満たし、かつnyとnzの差分の絶対値が0.0015以下である位相差フィルム。
【選択図】なし
Description
液晶ディスプレイには表示特性向上のため多くの光学フィルムが用いられており、特に位相差フィルムは正面や斜めから見た場合のコントラストの向上、色調の補償等大きな役割を果たしている。従来の位相差フィルムとしては、ポリカーボネートや環状ポリオレフィンが使用されており、これらの高分子はいずれも正の複屈折を有する高分子である。ここで、複屈折の正負は以下に示すように定義される。
つまり、負の複屈折を有する高分子の一軸延伸では延伸軸方向の屈折率が小さく(進相軸:延伸方向)、正の複屈折を有する高分子の一軸延伸では延伸軸方向と直交する軸方向の屈折率が小さい(進相軸:延伸方向と直交方向)。
また、面内位相差(Re)は、進相軸方向と直交方向の屈折率(ny)−進相軸方向の屈折率(nx)にフィルムの厚みを掛けた値として表される。
ここで位相差の波長依存性とは、位相差が測定波長に依存して変化することを意味し、波長450nmで測定した位相差(R450)と波長550nmで測定した位相差(R550)の比R450/R550として表すことができる。一般に芳香族構造の高分子ではこのR450/R550が大きくなる傾向が強く、低波長領域でのコントラストや視野角特性が低下する。
また、負の光学異方性を有する微粒子と透明性高分子からなる位相差フィルムが提案されている(例えば特許文献5参照)。
また、特許文献5で得られる光学補償フィルムは、負の光学異方性を有する微粒子を添加することにより負の複屈折を有する位相差フィルムであり、微粒子の均一分散性、均一配向制御、フィルム透明性等に課題を有する。
それと直交するフィルム面内方向の屈折率をny、
フィルム面外の垂直方向の屈折率をnzとした場合に、
nx<ny≦nzの関係を満たし、かつ
nyとnzの差分の絶対値が0.0015以下である位相差フィルムに関するものである。
Re=(ny−nx)×d (a)
Rth=〔(nx+ny)/2−nz〕×d (b)
(式(a)、(b)中、dはフィルムの厚みを示す。)
具体的なR1、R2はとして、例えば、エチル基、イソプロピル基、s−ブチル基、t−ブチル基、s−ペンチル基、t−ペンチル基、s−ヘキシル基、t−ヘキシル基、シクロプロピル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等が挙げられ、その中でも耐熱性、機械特性に優れた位相差フィルムとなることからエチル基、イソプロピル基、s−ブチル基、t−ブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基からなる群の一種であることが好ましく、特に耐熱性、機械特性のバランスに優れた位相差フィルムとなることからイソプロピル基が好ましい。
特に、工業的にはダイからドープをベルト状又はドラム状の支持基板に連続的に押し出す方法が最も一般的である。用いられる支持基板としては、例えばガラス基板;ステンレスやフェロタイプ等の金属基板;ポリエチレンテレフタレート等のプラスチック基板などがある。溶液キャスト法において、高い透明性を有し、且つ厚み精度、表面平滑性に優れたフィルムを製膜する際には、ドープの溶液粘度は極めて重要な因子であり、700〜30000cpsが好ましく、特に1000〜10000cpsであることが好ましい。また、溶融キャスト法は、フマル酸エステル系樹脂を押出機内で溶融し、Tダイのスリットからフィルム状に押出した後、ロールやエアーなどで冷却しつつ引き取る成形法である。
<数平均分子量の測定>
ゲル・パーミエイション・クロマトグラフィー(GPC)装置(東ソー製、商品名:C0−8011(カラムGMHHR―Hを装着))を用い、テトラヒドロフランを溶媒として、40℃で測定し、標準ポリスチレン換算値として求めた。
<重合体の解析>
重合体の構造解析は核磁気共鳴測定装置(日本電子製、商品名:JNM−GX270)を用い、プロトン核磁気共鳴分光(1H−NMR)スペクトル分析より求めた。
作成したフィルムの光線透過率およびヘーズの測定は、ヘーズメーター(日本電色工業製、商品名:NDH2000)を使用し、光線透過率の測定はJIS K 7361−1(1997版)に、ヘーズの測定はJIS−K 7136(2000年版)に、それぞれ準拠して測定した。
<位相差特性の測定>
試料傾斜型自動複屈折計(王子計測機器製、商品名:KOBRA−WR)を用いて波長589nmの光を用いて光学補償フィルムの位相差特性を測定した。
<波長分散特性の測定>
試料傾斜型自動複屈折計(王子計測機器製、商品名:KOBRA−WR)を用い、波長450nmの光による位相差Re(450)と波長550nmの光による位相差Re(550)の比として光学フィルムの波長分散特性を測定した。
攪拌機、冷却管、窒素導入管及び温度計を備えた1リットル反応器に、蒸留水600g、分散剤であるヒドロキシプロピルメチルセルロース(信越化学製、商品名メトローズ60SH−50)3.4g、フマル酸ジイソプロピル400.0g及び油溶性ラジカル開始剤であるt−ブチルパーオキシピバレート8.3gを入れ、窒素バブリングを1時間行なった後、400rpmで攪拌しながら50℃で24時間保持することによりラジカル懸濁重合を行なった。重合反応の終了後、反応器より内容物を回収し、重合物をろ別し、蒸留水で2回洗浄およびメタノールで2回洗浄後、80℃で減圧乾燥した(収率:77%)。 得られたフマル酸ジイソプロピル重合体の数平均分子量は129,000であった。
攪拌機、冷却管、窒素導入管及び温度計を備えた1リットル反応器に、蒸留水600g、分散剤であるヒドロキシプロピルメチルセルロース(信越化学製、商品名メトローズ60SH−50)3.4g、フマル酸ジイソプロピル350.9g、フマル酸ジエチル49.1g(フマル酸ジイソプロピル100重量部に対し、14.0重量部)及び油溶性ラジカル開始剤であるt−ブチルパーオキシピバレート8.3gを入れ、窒素バブリングを1時間行なった後、400rpmで攪拌しながら50℃で28時間保持することによりラジカル懸濁重合を行なった。重合反応の終了後、反応器より内容物を回収し、重合物をろ別し、蒸留水で2回洗浄およびメタノールで2回洗浄後、80℃で減圧乾燥した(収率:75%)。
得られたフマル酸エステル系重合体の数平均分子量は138,000であった。
1H−NMR測定により、ポリマー粒子はフマル酸ジイソプロピル残基単位/フマル酸ジエチル残基単位=86.7/13.3(モル%)であるフマル酸ジイソプロピル・フマル酸ジエチル共重合体であることを確認した。
攪拌機、冷却管、窒素導入管及び温度計を備えた1リットル反応器に、蒸留水600g、分散剤であるヒドロキシプロピルメチルセルロース(信越化学製、商品名メトローズ60SH−50)3.4g、フマル酸ジイソプロピル387.5g、3−エチル−3−オキセタニルメチルアクリレート12.5g(フマル酸ジイソプロピル100重量部に対し、3.2重量部)及び油溶性ラジカル開始剤であるt−ブチルパーオキシピバレート8.3gを入れ、窒素バブリングを1時間行なった後、400rpmで攪拌しながら50℃で24時間保持することによりラジカル懸濁重合を行なった。重合反応の終了後、反応器より内容物を回収し、重合物をろ別し、蒸留水で2回洗浄およびメタノールで2回洗浄後、80℃で減圧乾燥した(収率:73%)。
得られたフマル酸エステル系重合体の数平均分子量は147,000であった。1H−NMR測定により、ポリマー粒子はフマル酸ジイソプロピル残基単位/3−エチル−3−オキセタニルメチルアクリレート残基単位=96.1/3.9(モル%)であるフマル酸ジイソプロピル・3−エチル−3−オキセタニルメチルアクリレート共重合体であることを確認した。
合成例1で得られたフマル酸ジイソプロピル重合体をトルエン・メチルエチルケトン混合溶液(トルエン/メチルエチルケトン=50重量%/50重量%)に溶解して20%溶液とし、Tダイ法により溶液流延装置の支持基板に流延し、80℃および130℃で各々4分乾燥し、幅250mm、厚み25μmのフィルムを得た。
得られたフィルムは、光線透過率92%、ヘーズ0.3%であった。
合成例2で得られたフマル酸ジイソプロピル/フマル酸ジエチル共重合体をトルエン・メチルエチルケトン混合溶液(トルエン/メチルエチルケトン=50重量%/50重量%)に溶解して20%溶液とし、Tダイ法により溶液流延装置の支持基板に流延し、80℃および130℃で各々4分乾燥し、幅250mm、厚み25μmのフィルムを得た。
得られたフィルムは、光線透過率93%、ヘーズ0.3%であった。
合成例3で得られたフマル酸ジイソプロピル・3−エチル−3−オキセタニルメチルアクリレート共重合体100重量部に対し2,2’−メチレンビス[6−(ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−t−オクチルフェノール]を2重量部配合し、トルエン・メチルエチルケトン混合溶液(トルエン/メチルエチルケトン=50重量%/50重量%)に溶解して20%溶液とし、Tダイ法により溶液流延装置の支持基板に流延し、80℃および130℃で各々4分乾燥し、幅250mm、厚み25μmのフィルムを得た。
得られたフィルムは、光線透過率92%、ヘーズ0.4%であった。
合成例3で得られたフマル酸ジイソプロピル・3−エチル−3−オキセタニルメチルアクリレート共重合体100重量部に対し2,2’−メチレンビス[6−(ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−t−オクチルフェノール]を2重量部配合し、トルエン・メチルエチルケトン混合溶液(トルエン/メチルエチルケトン=50重量%/50重量%)に溶解して20%溶液とし、Tダイ法により溶液流延装置の支持基板に流延し、80℃および130℃で各々4分乾燥し、幅250mm、厚み50μmのフィルムを得た。
得られたフィルムは、光線透過率92%、ヘーズ0.5%であった。
合成例3で得られたフマル酸ジイソプロピル・3−エチル−3−オキセタニルメチルアクリレート共重合体100重量部に対しN,N’−ジフェニル−N,N’−ジ(m−トリル)ベンジジンを2重量部配合し、トルエン・メチルエチルケトン混合溶液(トルエン/メチルエチルケトン=50重量%/50重量%)に溶解して20%溶液とし、Tダイ法により溶液流延装置の支持基板に流延し、80℃および130℃で各々4分乾燥し、幅250mm、厚み25μmのフィルムを得た。
得られたフィルムは、光線透過率92%、ヘーズ0.3%であった。
ポリカーボネート樹脂(アルドリッチ製)を塩化メチレン溶液に溶解し25%溶液とし、さらにポリカーボネート樹脂100重量部に対し、酸化防止剤としてトリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファイト0.35重量部およびペンタエリスリトール−テトラキス(3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート)0.15重量部を添加した後、Tダイ法により溶液流延装置の支持基板に流延し、40℃、80℃および120℃で各々15分乾燥した後、幅250mm、厚み100μmのフィルムを得た。
フィルム作成例1で得られたフマル酸ジイソプロピル重合体からなるフィルムを一片50mmの正方形に裁断し、二軸延伸装置(井元製作所製)により温度140℃、延伸速度10mm/min.の条件にて自由一軸延伸を施し1.55倍延伸した。得られたフィルムの膜厚は20μm、フィルムの3次元屈折率測定の結果(nx=1.4661、ny=1.4731、nz=1.4731)から、得られたフィルムはnx<ny=nz、nyとnzの差分の絶対値が0.0001の関係にあった。面内位相差Re=(ny−nx)×dは140nm、面外位相差Rth=〔(nx+ny)/2−nz〕×dは−72nm、位相差の比(R450/R550)(波長依存性)は1.02であり、位相差特性に優れるものであった。
フィルム作成例2で得られたフマル酸ジイソプロピル/フマル酸ジエチル共重合体からなるフィルムを一片50mmの正方形に裁断し、二軸延伸装置(井元製作所製)により温度140℃、延伸速度10mm/min.の条件にて自由一軸延伸を施し1.55倍延伸した。得られたフィルムの膜厚は20μm、フィルムの3次元屈折率測定の結果(nx=1.4667、ny=1.4735、nz=1.4735)から、得られたフィルムはnx<ny=nz、nz−ny=0の関係にあった。面内位相差Re=(ny−nx)×dは136nm、面外位相差Rth=〔(nx+ny)/2−nz〕×dは−70nm、位相差の比(R450/R550)(波長依存性)は1.02であり、位相差特性に優れるものであった。
フィルム作成例3で得られたフマル酸ジイソプロピル・3−エチル−3−オキセタニルメチルアクリレート共重合体および2,2’−メチレンビス[6−(ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−t−オクチルフェノール]からなるフィルムを一片50mmの正方形に裁断し、二軸延伸装置(井元製作所製)により温度140℃、延伸速度10mm/min.の条件にて自由一軸延伸を施し1.55倍延伸した。得られたフィルムの膜厚は20μm、フィルムの3次元屈折率測定の結果(nx=1.4662、ny=1.4731、nz=1.4732)から、得られたフィルムはnx<ny=nz、nyとnzの差分の絶対値が0.0001の関係にあった。面内位相差Re=(ny−nx)×dは138nm、面外位相差Rth=〔(nx+ny)/2−nz〕×dは−71nm、位相差の比(R450/R550)(波長依存性)は1.01であり、位相差特性に優れるものであった。
フィルム作成例4で得られたフマル酸ジイソプロピル・3−エチル−3−オキセタニルメチルアクリレート共重合体および2,2’−メチレンビス[6−(ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−t−オクチルフェノール]からなるフィルムを一片50mmの正方形に裁断し、二軸延伸装置(井元製作所製)により温度140℃、延伸速度10mm/min.の条件にて自由一軸延伸を施し1.55倍延伸した。得られたフィルムの膜厚は43μm、フィルムの3次元屈折率測定の結果(nx=1.4668、ny=1.4735、nz=1.4736)から、得られたフィルムはnx<ny=nz、nyとnzの差分の絶対値が0.0001の関係にあった。面内位相差Re=(ny−nx)×dは287nm、面外位相差Rth=〔(nx+ny)/2−nz〕×dは−148nm、位相差の比(R450/R550)(波長依存性)は1.01であり、位相差特性に優れるものであった。
フィルム作成例5で得られたフマル酸ジイソプロピル・3−エチル−3−オキセタニルメチルアクリレート共重合体およびN,N’−ジフェニル−N,N’−ジ(m−トリル)ベンジジンからなるフィルムを一片50mmの正方形に裁断し、二軸延伸装置(井元製作所製)により温度140℃、延伸速度10mm/min.の条件にて自由一軸延伸を施し1.55倍延伸した。得られたフィルムの膜厚は20μm、フィルムの3次元屈折率測定の結果(nx=1.4665、ny=1.4735、nz=1.4736)から、得られたフィルムはnx<ny=nz、nyとnzの差分の絶対値が0.0001の関係にあった。面内位相差Re=(ny−nx)×dは136nm、面外位相差Rth=〔(nx+ny)/2−nz〕×dは−68nm、位相差の比(R450/R550)(波長依存性)は0.99であり、位相差特性に優れるものであった。
フィルム作成例6で得られたポリカーボネート樹脂からなるフィルムを一片50mmの正方形に裁断し、二軸延伸装置(井元製作所製)により温度180℃、延伸速度10mm/min.の条件にて自由一軸延伸を施し1.3倍延伸した。得られたフィルムの膜厚は60μmとフィルムの3次元屈折率はnx=1.5822、ny=1.5845、nz=1.5823とny>nx>nz、ny−nz=0.0022で正の複屈折を有するものであった。
Claims (5)
- フマル酸エステル系樹脂を含有し、フィルム面内の進相軸方向の屈折率をnx、それと直交するフィルム面内方向の屈折率をny、フィルム面外の垂直方向の屈折率をnzとした場合に、nx<ny≦nzの関係を満たし、かつnyとnzの差分の絶対値が0.0015以下である位相差フィルム。
- 下記式(a)にて示される波長550nmで測定した面内位相差(Re)が50〜500nmであり、下記式(b)にて示される波長550nmで測定した面外位相差(Rth)が−20〜−300nmである請求項1に記載の位相差フィルム。
Re=(ny−nx)×d (a)
Rth=〔(nx+ny)/2−nz〕×d (b)
(ここで、dはフィルムの厚みを示す。) - フマル酸エステル系樹脂と、さらに加工性改良剤を含有する請求項1乃至3いずれか一項に記載の位相差フィルム。
- 波長450nmで測定した位相差(R450)と波長550nmで測定した位相差(R550)の比(R450/R550)が1.1以下である請求項1乃至4いずれか一項に記載の位相差フィルム。
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