JP2021171827A - 工具ホルダ、工具ホルダを有する加工機及び工具ホルダを用いてスクロール圧縮機部品を加工する方法 - Google Patents

工具ホルダ、工具ホルダを有する加工機及び工具ホルダを用いてスクロール圧縮機部品を加工する方法 Download PDF

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佑介 梅鉢
Yusuke Umebachi
友寿 松井
Tomohisa Matsui
祐司 ▲高▼村
Yuji Takamura
優作 宮本
Yusaku Miyamoto
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Abstract

【課題】ワークの加工において使用される工具ホルダの変形を抑制し、寸法精度及び面粗さを向上させ、更に工具寿命を延ばすことによりコストを低減する。【解決手段】加工機に取付けるための保持部6と、中空の円筒が軸方向において一部切り取られるとともにインサート取付部が径方向の端面に設けられた円弧状支持部2と、インサート取付部に固定された切削インサート1001と、円弧状支持部2と保持部6を繋いでいる結合部3を備える。【選択図】図1

Description

本願は、工具ホルダ、工具ホルダを有する加工機及び工具ホルダを用いてスクロール圧縮機部品を加工する方法に関するものである。
円筒形状のワークの外周を切削するものとして、円筒形もしくは矩形の工具ホルダの先端に刃の役割を果たす切削インサートをネジ止め等で固定し、回転したワークに切削インサートを当てることにより切削するものがある。そして高精度に加工するため、工具ホルダを十分太くし、振動による刃先の変位量を小さくすることが一般的に行われている(特許文献1参照)。
又中空円筒形状のワークの内周を切削する際、特許文献1に示されるような太い工具ホルダの場合、ワークに干渉するため使用できない場合が多い。そこで、細い工具ホルダを使用することが考えられ、このような工具ホルダにおいては、剛性を高めるため、超硬合金等のヤング率の大きい金属を用い、インサートを固定する部位は加工が困難であることから鋼で構成され、超硬合金の部位と鋼部をロウ付けなどにより固定するものがある。更に工具ホルダの剛性を高めるため、インサートを固定する部位に炭化していないタングステン、または炭化していないタングステン合金を用いているものがある(特許文献2参照)。
特開2008−296326号公報 特開2014−030891号公報
上記のような工具ホルダにおいては、2重中空円筒のワークを加工する場合、2重中空円筒内の溝に工具が入るよう工具ホルダの径を小さくする必要がある。従って切削抵抗による工具ホルダの変形が大きくなり、寸法精度の悪化、面粗さの悪化が生じ、更に工具寿命が低下することによりコストが増加してしまうという問題点があった。
本願は、上記のような課題を解決するための技術を開示するものであり、ワークの加工において工具ホルダの変形を抑制し、寸法精度及び面粗さを向上させ、更に工具寿命を延ばすことによりコストを低減することができる工具ホルダを提供することを目的とする。
本願に開示される工具ホルダは、加工機に取付けるための保持部と、
中空の円筒が軸方向において一部切り取られるとともに、インサート取付部が径方向の端面に設けられた円弧状支持部と、
インサート取付部に固定された切削インサートと、
円弧状支持部と保持部を繋いでいる結合部を備えたものである。
又本願に開示される加工機は、
ワークが取り付けられている主軸と、
軸方向駆動装置によって前記主軸の軸に対して平行な方向へ移動するとともに、前記工具ホルダを前記主軸と同軸となるよう設置するための工具保持部と、
前記主軸及び前記軸方向駆動装置を制御するNC装置を備えたものである。
又本願に開示される加工方法は、スクロール圧縮機における一体に構成された第1のバランサとシャフトにおいて、前記シャフトの外周であって、前記第1のバランサの周囲を加工するものである。
本願に開示される工具ホルダ、加工機及び加工方法によれば、ワークの加工において工具ホルダの変形を抑制し、寸法精度及び面粗さを向上させ、更に工具寿命を延ばすことによりコストを低減することができる。
実施の形態1による工具ホルダを示す斜視図である。 実施の形態1による工具ホルダを示す斜視図である。 実施の形態1による工具ホルダを示す側面図である。 実施の形態1による工具ホルダを示す上面図である。 実施の形態1による工具ホルダにおけるインサート取付部を示す拡大斜視図である。 実施の形態1による工具ホルダにおけるインサート取付部を示す拡大斜視図である。 図3のC方向から見た平面図である。 実施の形態1による工具ホルダによりワークを加工している場合を示す断面図である。 加工方法の手順を示すフローチャートである。 実施の形態2による工具ホルダを示す斜視図である。 実施の形態2による工具ホルダを示す上面図である。 実施の形態2による工具ホルダを示す側面図である。 図11のH方向から見た平面図である。 実施の形態3による工具ホルダを示す外観図である。 実施の形態4による加工機を示す模式図である。 実施の形態5による加工機を示す模式図である。 実施の形態6によるスクロール圧縮機を示す断面図である。 第1のバランサとシャフト部分を示す平面図である。 図18におけるP−P線断面図である。 実施の形態6による加工機を示す模式図である。
実施の形態1.
本実施の形態は、被加工物を切削する切削インサートを着脱自在に保持することが出来、更に被加工物を切削する切削加工機に対して着脱自在に保持される工具ホルダに関するものである。
図1、図2は実施の形態1による工具ホルダを示す斜視図であり、図1は切削インサートを取り付けている状態を示すとともに、図2は切削インサートを外している状態を示している。工具ホルダ1000は、加工機(後述)に取付けるための円柱もしくは矩形の保持部6と、刃の役割を果たす切削インサート1001をねじ止め等により固定するインサート取付部1と、中空の円筒が軸方向において一部切り取られるとともにインサート取付部1が径方向の端面に設けられた円弧状支持部2と、円弧状支持部2と保持部6を繋ぐための結合部3が設けられている。尚円弧状支持部2の径方向の端面は図1、図2における円弧状支持部端面9を構成している。
インサート取付部1は円弧状支持部2の内、保持部6とは反対側の軸方向の先端(軸方向端面2A)に位置する。またインサート取付部1に切削インサート1001を取り付けた場合、円弧状支持部2の内径側および保持部6とは反対側の軸方向の先端側を切削できるよう配置されている。結合部3の一部に平面状に形成された取付用測定部5を備える。工具ホルダ1000を後述する加工機の工具保持部に取り付ける際、保持部6が円柱状の場合インサート取付部1の取り付け位置を調整するのが難しくなるので、結合部3の一部に平面状に形成された取付用測定部5を設けることにより、円周方向の位置を間違えないようにするものである。
保持部6が円柱形状の場合、その円柱の中心軸と円弧状支持部2の中心軸が同じであることが好ましい。また結合部3の形状は円柱形もしくは円筒形が好ましく、その中心軸が保持部6の中心軸、すなわち工具の中心軸及び円弧状支持部2の中心軸と同じであることが更に好ましい。取付用測定部5は結合部3の外周に設けられている。また取付用測定部5は、結合部3の表面であって、円弧状支持部2よりも保持部6に近い位置に設けられている。また取付用測定部5は円弧状支持部2の径方向の端面である円弧状支持部端面9、もしくは後述するインサート取付面12に対し平行な関係となっている。
図3は工具ホルダ1000を示す側面図、図4は工具ホルダ1000を示す上面図である。結合部3の軸方向においてインサート取付部1がある側の端面Xと円弧状支持部2の径方向端面Yを円弧で繋ぐ形であることが好ましい。また円弧状支持部2の軸方向における端面のエッジ部Zを、ワークとの干渉を防止し、更に工具を取り扱う際の怪我を防止するため、C面取り(角を二等辺三角形状に切り取る)もしくはR面取り(円弧状に切り取る)することが好ましい。
工具ホルダ1000の材料は工具鋼又は超硬合金などが用いられる。ただし単一材料に限定されるものではない。例えば保持部6の中に超硬合金などのヤング率の大きい材料を焼き嵌めなどにより設け、他部を工具鋼など超硬合金よりも安価で加工し易いもので構成してもよい。また円弧状支持部2を超硬合金などのヤング率の大きい材料で形成し、結合部3とろう付け、拡散接合法又は摩擦圧接法等の接合法により接合し、他部を工具鋼などの超硬合金よりも安価で加工し易いもので構成してもよい。
図5、図6はインサート取付部を示す拡大斜視図であり、図5は切削インサートを取り付けている状態を示すとともに、図6は切削インサートを外している状態を示している。尚図5、図6においては、図1、図2と異なり、内刃1001Aのみならず外刃1001Bを取り付けることができる状態を示している。そして内刃1001Aにより後述する2重中空円筒2000の内側円筒部の外周部を切削し、外刃1001Bにより2重中空円筒2000の中空部の外周側を切削する。インサート取付部1には、切削インサート1001をねじ等で固定するためのインサート取付穴11が設けられている。更にインサート取付部1には、切削インサート1001を押し当てて位置決めするためのインサート取付面として、インサート取付穴11を有する第1のインサート取付面12と第2のインサート取付面13を備える。図6においては、第2のインサート取付面13は1面で形成されているが、点線13Aに示すように2面で形成されても良い。即ちインサート取付面は全体として3面以上あることが好ましい。
図7は工具ホルダ1000に切削インサート1001を取り付けた状態であり、工具ホルダ1000の軸方向から見た図であり、円弧状支持部2がある方向から見た平面図である。即ち図3のC方向から見た平面図である。円弧状支持部2のインサート取付部1を含む径方向に沿う端面Dと、円弧状支持部2のインサート取付部を含まない径方向に沿う端面Eが成す角(図7の角度θ)が、90度以上360度未満、好ましくは180度以上360度未満となるよう設定する。
又インサート取付穴11は円弧状支持部2を貫通するように設けてもよく、あるいはこれに限定するものではなく、止まり穴になっていてもよい。
図8は工具ホルダ1000に切削インサート1001を取り付け、2重中空円筒(ワーク)2000を加工している場合を示す断面図である。円弧状支持部2の内径は2重中空円筒2000の内側円筒部の外径より大きく、円弧状支持部2の外径は2重中空円筒2000の内径より小さい。図9は加工方法の手順を示すフローチャートである。工具ホルダ1000および工具ホルダ1000のインサート取付部1に取付けた切削インサート1001が被加工物である2重中空円筒2000と接触しない位置において、2重中空円筒2000を回転させる(ステップS1)。そして工具ホルダ1000又は2重中空円筒2000を水平方向、すなわち回転軸Q方向に動かし、切削インサート1001を2重中空円筒2000の内側円筒部の外周部に接触させ、2重中空円筒2000の回転による運動エネルギーと、2重中空円筒2000と切削インサート1001との硬度差により、2重中空円筒2000の内側円筒部の外周側を切削する(ステップS2)。
所望の範囲を加工後、円弧状支持部2と2重中空円筒2000の内側円筒部の外周とのクリアランスを利用して、切削インサート1001を2重中空円筒2000の径方向外側へ動かし、切削インサート1001が2重中空円筒2000に接触しない状態にする(ステップS3)。その後工具ホルダ1000を2重中空円筒2000の回転軸Q方向であって、2重中空円筒2000から遠ざかる方向へ移動させ加工を終了する(ステップS4)。なお、切削中は切屑の排出、及びワークの冷却のため、液体によるクーラント、又は圧縮空気などを加工部へ当てることが望ましい。また切屑の排出性を考慮すると、2重中空円筒2000の回転軸Qは水平であることが望ましいがこれに限定するものではない。
このような構成によれば、工具ホルダ1000におけるインサート取付部1に取付けた切削インサート1001は、2重中空円筒2000の内側円筒部の外周に接触し、切削抵抗と呼ばれる径方向外側に向かう反力を受ける。本実施の形態の場合、切削インサート1001の切削抵抗による変形を減らすことができる。即ち本実施の形態においては、内径が2重中空円筒2000の内側円筒部の外径より大きく、外径が2重中空円筒2000の内径より小さくなるよう構成された中空の円弧形状を有する円弧状支持部2を備え、その円弧状支持部2の内、保持部6とは反対側の軸方向の先端側に切削インサート1001を取り付けるためのインサート取付部1を設け、更に円弧状支持部2と保持部6を繋ぐ円筒もしくは中空円筒の結合部3を設ける。これにより、2重中空円筒2000に工具ホルダ1000が干渉することなく、特許文献2に示した工具ホルダの形状と比べると、断面2次モーメント(曲げ強さ)を飛躍的に大きくできる。従って切削インサート1001の切削抵抗による変形を飛躍的に少なくすることができる。
従って従来に比べると寸法精度を向上させるとともに、面粗さを飛躍的に向上させ、更に振動による変位量も小さくなるので、チッピングを抑制でき工具寿命を伸ばすことができる。またクーラント又は圧縮空気により切屑が飛ばされるため、切屑の巻き込みが無くなり、面粗さを向上させることができる。更に工具の欠けがなくなり、高精度に加工ができるという効果がある。また円弧状支持部端面9、もしくはインサート取付面12と平行な関係にある取付用測定部5を設けることにより、保持部6が円筒状であり、工具ホルダ1000を取り付ける際に回転してしまった場合においても、取付用測定部5により角度を調整することができるので、ワークもしくは加工機に対して切削インサート1001を常に同じ姿勢に維持できる。従って段取り替えにより工具ホルダ1000を外した場合においても、再現を容易にでき、安定した加工が実現できる。
また図7に示すように、円弧状支持部2のインサート取付部1を含む径方向に沿う端面Dと円弧状支持部2のインサート取付部を含まない径方向に沿う端面Eが成す角度θが、90度、180度、270度の時、それぞれ直角の倍数であるので、工具ホルダ1000を容易に加工することができ、工具ホルダ1000の価格を下げることができる。また、角度θを360度未満とすることにより、切削インサート1001を取り外し易くすることができ、同時に切屑およびクーラントを排出できる。従って切屑が噛みこまず、加工面および加工精度を高精度に保つことができる。
上記のような工具ホルダによれば、2重中空円筒を加工する際、インサート取付部1を円弧状支持部2、保持部6で支えるため、従来より飛躍的に剛性を高めることができ、かつ円弧状支持部2が中空であり円弧形状であることからワークに干渉せず加工できる。従って従来に比べ寸法精度、面粗さが飛躍的に向上し、かつ工具寿命を延ばすことができる。
実施の形態2.
図10は実施の形態2による工具ホルダを示す斜視図、図11は工具ホルダを示す上面図、図12は工具ホルダを示す側面図である。更に図13は図11のH方向から見た平面図である。インサート取付部1がある円弧状支持部2の径方向端面Fと結合部3の軸方向端面3aの間に補強部4を設け、補強部4の軸方向端面4bと径方向端面Fとが結合されるように構成される。なお補強部4の中心軸は円弧状支持部2、結合部3、保持部6と同じであることが好ましい。
そしてインサート取付部1がある円弧状支持部2の径方向端面Fにおける中心軸方向の距離Aが、インサート取付部1がない円弧状支持部2の径方向端面Gにおける中心軸方向の距離Bよりも小さく構成され、インサート取付部1がある側に設けられた軸方向端面4bから結合部3の軸方向端面3aに亘って円弧状支持部2の周方向に肉厚が大きくなるような補強部4を設けた点が実施の形態1の場合と異なる。
また、補強部4の中心軸方向であってインサート取付部1側の軸方向端面4bには液体のクーラントもしくは圧縮空気のような気体が出る刃先クーラント穴4aが設けられている。
このような構成によれば、切削インサート1001の取付部であるインサート取付部1の近傍まで円弧状支持部2と結合部3を繋ぐ補強部4があり、より剛性を高めることができる。即ち加工時切削インサート1001に大きな力が加わっても補強部4により支えることが出来る。
また、切削インサート1001が取り付けられたインサート取付部1がない側における円弧状支持部2の径方向端面Gにおける中心軸方向の距離Bが工具の中心軸方向の距離Aよりも大きいので、径方向端面Gにおいて切屑又はクーラントを排出し易くすることが出来、切屑の巻き込みによる面精度の悪化又は工具寿命の低下を防ぐことが出来、更にはクーラントが詰まることによる冷却性能の悪化を防ぎ、加工精度が悪化することなどを防ぐことができる。なお、クーラント又は圧縮空気の入口は、出口である刃先クーラント穴4aから可能な限り離れた位置、例えば保持部6の軸方向端面、更には結合部3の外周面であって、保持部6の近傍に設けられることが好ましい。
実施の形態3.
図14は実施の形態3による工具ホルダを示す外観図である。実施の形態1、2に示された工具ホルダ1000において、図14に示すように、円弧状支持部2又は結合部3、更にはその両方において、内周側から外周側へ貫通する孔30を設けることが出来る。これにより内周側から外周側へ切屑又はクーラントを孔30を介して排出することができる。従って切屑の巻き込みによる面精度の悪化、工具寿命の低下を防ぐことが出来、更にはクーラントが詰まることにより冷却性能が悪化し、加工精度が悪化することを防ぐことができる。
更に図14に示すように、インサート取付部については、円弧状支持部2の径方向の両端面にそれぞれインサート取付部1a及びインサート取付部1bのように合計2つ設けても良い。即ちインサート取付部を複数個設けることができる。インサート取付部を2つ設けた場合、例えば片側のインサート取付部1aに取付けた切削インサート1001aを荒加工用とし、もう片側のインサート取付部1bに取付けた切削インサート1001bを仕上げ加工用とすることができる。この時の具体的な動作について説明する。工具ホルダ1000、および工具ホルダ1000のインサート取付部1a、インサート取付部1bに取付けた切削インサート1001a、切削インサート1001bが、被加工物である2重中空円筒2000と接触しない位置において、2重中空円筒2000を回転させる。
そして工具ホルダ1000もしくは2重中空円筒2000を回転軸Q方向に動かし、切削インサート1001aを2重中空円筒2000の内側円筒部の外径に接触させ、2重中空円筒2000の回転による運動エネルギーと、2重中空円筒2000と切削インサート1001aとの硬度差により、2重中空円筒2000の内側円筒部の外周を切削する。この時、切削インサート1001bは接触しない構成となっている。所望の範囲を加工後、円弧状支持部2と2重中空円筒2000の内側円筒部の外周との間のクリアランスを利用して、切削インサート1001aを2重中空円筒2000の径方向外側へ動かし、切削インサート1001a、切削インサート1001bが2重中空円筒2000に接触しない状態になった後、工具ホルダ1000を2重中空円筒2000の回転軸Q方向であって、2重中空円筒2000から遠ざかる方向へ移動させる。
その後、2重中空円筒2000の回転方向を反転させる。これは切削インサート1001aと切削インサート1001bにおける刃の向きを考慮したものである。そして工具ホルダ1000もしくは2重中空円筒2000を回転軸Q方向に動かし、切削インサート1001bを2重中空円筒2000の内側円筒部の外周に接触させ、2重中空円筒2000の回転による運動エネルギーと、2重中空円筒2000と切削インサート1001bとの硬度差により、2重中空円筒2000の内側円筒部の外周を切削する。
所望の範囲を加工後、円弧状支持部2と2重中空円筒2000の内側円筒部の外周の間のクリアランスを利用して、切削インサート1001bを2重中空円筒2000の径方向外側へ動かし、切削インサート1001aおよび切削インサート1001bが2重中空円筒2000に接触しない状態になった後、工具ホルダ1000を2重中空円筒2000の回転軸Q方向であって、2重中空円筒2000から遠ざかる方向へ移動させ加工を終了する。この時、切削インサート1001aを荒加工用とし、切削インサート1001bを仕上げ加工用としているので、切削インサート1001bで加工する加工代が切削インサート1001aで加工する加工代より小さいことが好ましい。
このような構成によれば、事前に切削インサート1001aで加工するため、切削インサート1001bの加工代を安定させ、かつ切削インサートの工具の摩耗を小さくすることができる。従って加工精度を高めることができるとともに、工具寿命を長くすることができる。更には工具費用および工具交換による生産効率の低下、人件費増を抑制することができる。
また、切削インサート1001aで2重中空円筒2000の内側円筒部の外周を切削した後、切削インサート1001bで2重中空円筒2000の内側円筒部の外周を切削した時のバリ、例えば2重中空円筒2000の内側円筒部の外周上端部などに発生したバリを取り除くようにしてもよい。
また上記においては、切削インサート1001が2重中空円筒の中空部の内周を加工する例を示したが、これに限定するものでなく、2重中空円筒の中空部の外周を加工するものであってもよい。また、切削インサート1001a、切削インサート1001bは同じ部位でなく、例えば内周切削用及び外周切削用として使用してもよい。
実施の形態4.
図15は実施の形態4による加工機を示す模式図であり、実施の形態1〜3に示した工具ホルダを使用した加工機を示すものである。加工機10000は主軸10002と、主軸10002の軸に対して平行に駆動させることができる軸方向駆動装置10004と、軸方向駆動装置10004によって主軸10002の軸に対して平行な方向へ移動する工具保持部10003を備える。主軸10002にはスクロールチャック等の保持具を介してワークとなる2重中空円筒2000が取り付けられている。工具保持部10003には主軸10002と同軸となるよう設置された工具ホルダ1000を備える。加工機10000は主軸10002、軸方向駆動装置10004を制御するNC(NUMERICAL CONTROL)装置10001を備えている。
尚図15においては、工具ホルダ1000と2重中空円筒2000の寸法関係が一致していないが、実際は工具ホルダ1000により2重中空円筒2000の所定箇所を切削できるような寸法関係となっている。このことは図16、図20についても同様である。
このような構成によれば、NC装置10001により、主軸10002を回転させ、主軸10002と同軸関係にある工具ホルダ1000を軸方向駆動装置10004により主軸10002に近づく方向に動かし、切削インサート1001により主軸10002と一体で回転する2重中空円筒2000を切削することができる。NC装置10001を備えたので、自動で切削でき、繰り返し精度が高い加工を行うことができる。また人を介しないので、人件費を抑制することができる。
実施の形態5.
図16は実施の形態5による加工機を示す模式図である。本実施の形態においては、加工機が軸方向駆動装置10004に対して垂直に設けられるとともに、主軸に取り付けられた2重中空円筒2000に対して径方向に駆動することができる径方向駆動装置10014を備えている。径方向駆動装置10014には、複数の工具を設置することができる工具保持部10003が備えられており、工具保持部10003には、主軸もしくは2重中空円筒2000の回転軸Qと同軸になるよう設置された実施の形態1〜3に記載された工具ホルダ1000と、回転可能な副軸10025が備えられている。
そして回転可能な副軸10025の先端には、ホルダ10026、ばね10024、軸把持部10023を介して軸付き砥石10021が備えられている。ばね10024、軸把持部10023はキャップ10022とホルダ10026により上下動可能に半固定される。このような構成によれば、工具ホルダ1000と切削インサート1001により2重中空円筒2000の中空部の内周もしくは外周を加工後、軸付き砥石10021により2重中空円筒2000を研削もしくは研磨できる。従って表面粗さをより細かく、かつ高精度な加工ができる。
副軸10025は主軸および2重中空円筒2000に対し、傾斜していることが好ましい。傾斜することにより、2重中空円筒2000の中空部のより深いところまで研磨することができる。軸付き砥石10021はゴム砥石であることが好ましい。即ちゴムの弾性により研削及び研磨時の押し当て力を均一にすることができる。また、従来砥石を使用する際には10000rpm回転以上の高い回転数が必要であったが、ゴム砥石の特性上数千回転以下(10000rpm以下)で済むため、加工機が安価になる。又ばね10024を備えることにより、工具が摩耗した場合においても押し当て力を均一にすることができる。尚ばね10024は弾性を備える部材から成る。
上記説明では切削インサートと砥石を1つずつ設けた例を示したが、切削インサート及び砥石をそれぞれ複数設けてもよい。このような構成の場合、1つの工具が使えなくなった場合においても、人の手で交換せずに加工を続けることができる。従って人件費を抑制することができ、更に連続稼働することにより精度の安定化を図ることが出来る。
実施の形態6.
図17は、上記実施の形態による加工装置によって製造された部品を用いて組み立てたスクロール圧縮機を示す断面図である。
スクロール圧縮機61は、冷媒を圧縮して高温且つ高圧にする。スクロール圧縮機61は、スクロール圧縮機61の外郭を構成し、下部に油溜まり63aが形成されているシェル62と、シェル62に収容され、油溜まり63aから油を吸い上げる油ポンプ63と、回転自在に設けられているロータ64a及びシェル62に固定されているステータ64bを含むモータ64とを備えている。また、スクロール圧縮機61は、固定スクロール65及び揺動スクロール66を含む圧縮部と、揺動スクロール66を収容しているメインフレーム81と、ロータ64aに固定されているシャフト67とを備えている。また、スクロール圧縮機61は、シェル62内に冷媒を導く吸入管68と、圧縮部で圧縮した冷媒をシェル62内からシェル62外へ導く吐出管69とを備えている。
スクロール圧縮機61は、固定スクロール65上に設けられている吐出チャンバ70と、吐出チャンバ70上に設けられている弁70Aとを備えている。また、スクロール圧縮機61は、揺動スクロール66が自転運転することを規制するオルダムリング71と、シャフト67の上端部に設けられている筒状のスライダ72と、メインフレーム81に設けられている主軸受73とを備えている。更に、スクロール圧縮機61は、シャフト67に設けられている第1のバランサ74と、シェル62の下部に固定されているサブフレーム75と、サブフレーム75に設けられている副軸受76と、メインフレーム81上の余剰な油を排出する排油パイプ77とを備えている。
シェル62は円筒形状の胴部62Aと、胴部62Aの上端部に設けられているドーム状の上部シェル62aと、胴部62Aの下端部に設けられているドーム状の下部シェル62bとを備えている。油ポンプ63は油溜まり63aから吸い上げた油をシャフト67内に形成されている油通路67aに供給する。モータ64はシャフト67を回転させる。モータ64は圧縮部よりも下側であってサブフレーム75よりも上側に設けられている。モータ64のステータ64bには図示省略のインバータから電力が供給される。ステータ64bに電力が供給されることでロータ64aは回転する。圧縮部は冷媒を圧縮する。固定スクロール65はシェル62の胴部62Aに固定されている。
固定スクロール65上には吐出チャンバ70が設けられている。揺動スクロール66はシャフト67の上端部が挿入されている中空円筒状のボス部66Aを備えている。ボス部66Aの内周部は揺動軸受が設けられている。揺動スクロール66はシャフト67が回転することで揺動運転をする。固定スクロール65は渦巻状のラップ部65aを備え、揺動スクロール66はラップ部65aとともに冷媒を圧縮する渦巻状のラップ部66aを備えている。ラップ部65aとラップ部66aとの間の空間には冷媒が圧縮される圧縮室80が形成されている。固定スクロール65には圧縮室80で圧縮された冷媒が通過する吐出口65bが形成されている。
シャフト67はロータ64aの回転力を揺動スクロール66に伝達する。シャフト67は主軸受73及び副軸受76によって回転自在に支持されている。吸入管68はシェル62の胴部62Aに設けられ、吐出管69はシェル62の上部シェル62aに設けられている。吐出チャンバ70には、固定スクロール65の吐出口65bを通過した冷媒が流れ込む空間70aと、空間70aに連通し、弁70Aによって塞がれている吐出口70bと、が形成されている。空間70aの圧力が予め定められた圧力より高くなると弁70Aは吐出口70bから離間する。
スライダ72は揺動スクロール66とシャフト67の上端部との間に設けられている。スライダ72は揺動軸受の内側に設けられている。第1のバランサ74はメインフレーム81とロータ64aとの間に設けられている。第1のバランサ74はカバー74aに収容されている。サブフレーム75は副軸受76を介してシャフト67を支持する。
次にスクロール圧縮機61の動作について説明する。ステータ64bが図示省略のインバータから電力の供給を受けると、ロータ64aが回転する。ロータ64aが回転することで、シャフト67が回転する。シャフト67が回転することで、油溜まり63aの油は、油ポンプ63によって引き上げられ、シャフト67の油通路67aに流入する。油通路67aに流入した油は、揺動軸受を潤滑した後に、メインフレーム81に形成されている空間に供給される。空間の油は、オルダム空間に供給される。オルダム空間に供給された油はオルダムリング71を潤滑する。また、オルダム空間に供給された油は排油パイプ77を通って油溜まり63aに戻る。
冷媒は吸入管68からシェル62内に流入する。シェル62内に流入した冷媒は、メインフレーム81の吸入ポートを通って圧縮室80に流入する。ここで、ロータ64aが回転することで、揺動スクロール66が揺動運動する。揺動スクロール66が揺動運動をすることで、冷媒は圧縮室80において圧縮される。圧縮室80で圧縮された冷媒は、固定スクロール65の吐出口65b、吐出チャンバ70の吐出口70bを介して吐出管69へ流れる。
第1のバランサ74はロータ64a、シャフト67と共に回転し、偏心して揺動運転する揺動スクロール66の遠心力を相殺し、主軸の変形を抑制し、変形による主軸と軸受けの焼き付き及び偏摩耗を防ぐことができる。
図18は上記で説明した第1のバランサ74とシャフト67部分を示す平面図、図19は図18におけるP−P線断面図である。第1のバランサ74はシャフト67と同じ材料であり、両者は一体化して構成されている。
上記のように一体化された第1のバランサ74とシャフト67を実施の形態4で示した加工機で加工している状態を図20に示す。シャフト67はチャック555を介して主軸10002と一緒に回転する構成となっている。他の構成は図15に示したものと同じである。本構成により第1のバランサ74とシャフト67が一体となった状態であっても、シャフト67の外周であって、第1のバランサ74の周囲を、高精度に加工できるため、第1のバランサ74とシャフト67を分離した状態で別に加工し、加工後に焼嵌め等で両者を一体化する必要がない。従って、焼嵌めする分の加工費が減り、安価な圧縮機を提供することができる。
本願は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
1 インサート取付部、2 円弧状支持部、3 結合部、4 補強部、4a 穴、
5 取付用測定部、6 保持部、11 インサート取付穴、12 インサート取付面、
30 孔、61 スクロール圧縮機、67 シャフト、74 第1のバランサ、
1000 工具ホルダ、1001 切削インサート、2000 2重中空円筒、
10000 加工機、10001 NC装置、10002 主軸、
10003 工具保持部、10004 軸方向駆動装置、10014 径方向駆動装置、10021 軸付き砥石、10022 キャップ、10023 軸把持部、
10024 ばね、10025 副軸、10026 ホルダ。

Claims (11)

  1. 加工機に取付けるための保持部と、
    中空の円筒が軸方向において一部切り取られるとともに、インサート取付部が径方向の端面に設けられた円弧状支持部と、
    前記インサート取付部に固定された切削インサートと、
    前記円弧状支持部と前記保持部を繋いでいる結合部を備えた工具ホルダ。
  2. 前記インサート取付部がある前記円弧状支持部の径方向端面と前記結合部の軸方向端面の間に前記円弧状支持部の周方向に肉厚が大きくなるような補強部を設けた請求項1記載の工具ホルダ。
  3. 前記インサート取付部がある側に設けられた前記補強部の軸方向端面に液体又は気体を放出するための穴を設けた請求項2記載の工具ホルダ。
  4. 前記インサート取付部を複数設けた請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の工具ホルダ。
  5. 2重中空円筒の中空部の内周及び外周を加工する請求項4記載の工具ホルダ。
  6. 前記円弧状支持部の前記インサート取付部を含む径方向に沿う端面と、前記円弧状支持部の前記インサート取付部を含まない径方向に沿う端面が成す角が、90度以上360度未満である請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の工具ホルダ。
  7. 前記円弧状支持部又は前記結合部のうちの少なくともいずれか一方に内周側から外周側へ貫通する孔を設けた請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の工具ホルダ。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の工具ホルダを使用した加工機であって、
    ワークが取り付けられている主軸と、
    軸方向駆動装置によって前記主軸の軸に対して平行な方向へ移動するとともに、前記工具ホルダを前記主軸と同軸となるよう設置するための工具保持部と、
    前記主軸及び前記軸方向駆動装置を制御するNC装置を備えた加工機。
  9. 前記軸方向駆動装置に対して垂直に設けられるとともに、前記主軸に取り付けられた前記ワークに対して径方向に移動することができ、更に前記工具保持部が備えられた径方向駆動装置と、
    工具保持部に備えられた回転可能な副軸と、
    前記副軸の先端に備えられた軸付き砥石を設け、
    前記軸付き砥石を10000rpm以下で回転させることにより、前記ワークを研磨する請求項8記載の加工機。
  10. 前記工具ホルダは回転させず前記ワークを回転させ、更に前記工具ホルダ及び前記ワークを相対的に軸方向に移動させることにより前記ワークを加工する請求項8又は請求項9記載の加工機。
  11. 請求項8から請求項10のいずれか1項に記載の加工機による加工方法であって、スクロール圧縮機における一体に構成された第1のバランサとシャフトにおいて、前記シャフトの外周であって、前記第1のバランサの周囲を加工する加工方法。
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