JP2021171223A - 調理窯及び調理窯を用いた調理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構造で容易に持ち運ぶことができる調理窯及び調理窯を用いた調理方法を提供する。【解決手段】調理対象物を加熱して調理する調理窯10において、単一の燃焼源100で加熱可能であって調理対象物Pが載置される、リュックサックに収容可能な鍋部20と、鍋部20の上方から鍋部20を被覆して隠蔽して鍋部20と間隙Sを介して近接して配置される、リュックサックに収容可能な蓋部40と、蓋部40の内側に設けられる蓄熱部62と、を備え、鍋部20が燃焼源100で加熱されることによって間隙Sを介して蓄熱部62が加熱されて蓄熱部62からの輻射熱で調理対象物が加熱される。【選択図】図1

Description

本発明は、調理対象物を加熱して調理する調理窯及び調理窯を用いた調理方法に関する。
調理に用いられる調理窯は、一般的にはドーム状の天井面を備え、この天井面からの高温の輻射熱を利用して、例えばピザやパン、グラタン等といった焼き物の調理を行うことに用いられる。
特許文献1には、家庭やイベント会場に持ち込んで使用することを目的としたピザ焼き窯が開示されている。
この特許文献1のピザ焼き窯は、火源、火源を収容する筒状体、筒状体の内側に収容されるピザ載せ用石材、ピザ載せ用石材と対向する蓋用石材が設けられた蓋、ピザ載せ用石材に設けられる枠体及び枠体の周囲に螺旋状に設けられる板状突起を備える。
これによれば、火源の熱が螺旋状の板状突起を介してピザ載せ用石材に伝熱されることから、加熱されたピザ載せ用石材からの輻射熱を含んだ空気がピザを覆うことによって、加熱ムラのないピザを焼き上げることができる。
特許第6238218号公報
ところで、近年のアウトドアブームの影響によって、大人数、少人数あるいは単独でのキャンプや登山が広く普及してきており、この種のキャンプや登山の際に山小屋等に宿泊するような場合においても調理窯を用いた調理を楽しみたいという要望が高まっている。
この点、特許文献1のピザ焼き窯は、部材点数が多く構造が複雑であって、寸法の大型化及び重量の増大が想定されることから、持ち運びは車両による運搬にならざるを得ないことが想定される。
したがって、特許文献1のピザ焼き窯では、少人数あるいは単独でキャンプや登山を楽しむユーザが、例えばリュックサック等にピザ焼き窯を入れて持ち運ぶといった、運搬の容易性を担保することができないことから、このようなユーザが、キャンプや登山の際の山小屋泊において調理窯を用いた調理を楽しみたいという要望に応えられないことが懸念される。
さらには、家庭において本格的な焼き物の調理を手軽に楽しみたいという要望があることも想定されるところ、特許文献1のピザ焼き窯は、上記のように大型で重量の増大が想定されることから、家庭では手軽に扱えないことが懸念される。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、加熱ムラがなく調理をすることが可能であって、簡易な構造で容易に持ち運ぶことができる調理窯及び調理窯を用いた調理方法を提供することを課題とするものである。
上記目的を達成するための調理窯は、調理対象物を加熱して調理する調理窯において、単一の燃焼源で加熱可能であって調理対象物が載置される、リュックサックに収容可能な鍋部と、鍋部の上方から鍋部を被覆して隠蔽して鍋部と間隙を介して近接して配置される、リュックサックに収容可能な蓋部と、蓋部の内側に設けられる蓄熱部と、を備え、鍋部が燃焼源で加熱されることによって間隙を介して蓄熱部が加熱されて蓄熱部からの輻射熱で調理対象物が加熱されることを特徴としている。
これによれば、単一の燃焼源による加熱によって蓄熱台が加熱されて、蓄熱台に載置された調理対象物がその下側から加熱される一方で、鍋部と蓋部との間隙を介して蓄熱部が加熱されて、蓄熱部からの輻射熱によって、調理対象物がその上側から加熱されることから、加熱ムラのない調理対象物が調理される。
しかも、鍋部が単一の燃焼源で加熱可能な寸法であってリュックサックに収容可能であり、蓋部も同じリュックサックに収容可能であることから、簡易な構造で容易に持ち運ぶことが可能である。
この調理窯は、調理対象物が載置される蓄熱台が鍋部の内側に配置されることを特徴としている。
さらに、この調理窯の蓋部は、蓋部の鉛直方向の中心線に沿って開口して蒸気を大気に開放する蒸気導出口を有する蒸気導出部を備えることを特徴としている。
しかも、この調理窯の蓄熱部は、蓋部の内側に対して接離可能に形成されることを特徴としている。
この調理窯の蓋部は、蓋部の内側に向かって折曲して形成されて蓋部が鍋部に配置された状態で鍋部の端縁に当接する当接部を備え、当接部が鍋部の端縁に当接することによって鍋部と蓋部との間隙が形成されることを特徴としている。
上記目的を達成するための調理窯を用いた調理方法は、単一の燃焼源で加熱可能であって調理対象物が載置される蓄熱台が配置される、リュックサックに収容可能な鍋部と、鍋部の上方から鍋部を被覆して隠蔽して鍋部と間隙を介して近接して配置される、リュックサックに収容可能な蓋部と、蓋部の内側に設けられる蓄熱部と、を備える調理窯を用いた調理方法であって、燃焼源で蓄熱台を予熱する蓄熱台予熱工程、蓄熱台予熱工程で予熱した蓄熱台を鍋部の内側に配置する蓄熱台配置工程、蓄熱台配置工程で配置した蓄熱台に調理対象物を載置する調理対象物載置工程、蓋部の内側に設けられる蓄熱部を予熱する蓄熱部予熱工程、蓄熱部予熱工程で蓄熱部を予熱した後に蓋部を鍋部に配置して燃焼源で鍋部を加熱する加熱工程、加熱工程を任意の時間に亘って継続した後に加熱を停止して更に任意の時間が経過するまで蓋部を鍋部に配置した状態を継続する最終工程、を備えることを特徴としている。
この発明によれば、加熱ムラがなく調理をすることが可能であって、簡易な構造で容易に持ち運ぶことができる。
本発明の実施の形態に係る調理窯の構成の概略を説明する模式的な断面図である。 同じく、本実施の形態に係る調理窯の蓋部を下方から見た場合の平面図である。 同じく、本実施の形態に係る調理窯の構成の概略を説明する模式的な断面図である。 同じく、本実施の形態に係る調理窯を用いた調理方法の概略を説明するフローチャートである。 同じく、本実施の形態に係る調理窯で調理対象物が調理される場合の概略を説明する図である。
次に、図1〜図5に基づいて、本発明の実施の形態に係る調理窯について説明する。
なお、本実施の形態において、調理対象物がピザ生地であって、このピザ生地を調理窯でピザに調理する場合を例として説明する。
図1は、本実施の形態に係る調理窯の構成の概略を説明する模式的な断面図である。図示のように、調理窯10は、鍋部20、鍋部20に配置される蓄熱台30、鍋部20に重ね合わせられて配置される蓋部40及び蓋部40に設けられる蓄熱ユニット60を主要構成として備える。
鍋部20は、本実施の形態では、金属製であって、上部が開口して平面視が円状となる開口端縁21を有する深皿型に形成される。
この鍋部20は、本実施の形態では、例えばキャンプ等の野外活動で多用される、可搬性を有する単一の燃焼源であるシングルガスバーナ100から発せられる燃焼炎で加熱可能な寸法であって、一般的な寸法のリュックサックに収容可能に形成される。
蓄熱台30は、本実施の形態では、多孔質の素材、例えばボーキサイト、酸化マグネシウムあるいは粘土等が焼成されて円盤状に形成され、比熱が大きく「熱しにくく冷めにくい」といった特質を有する。
この蓄熱台30は、本実施の形態では、鍋部20の内側に配置されて、その表面にピザ生地Pが載置される。
なお、ピザ生地Pは、本実施の形態では、直径19cm程度の1〜2人用の大きさであることが好ましい。
図2は、蓋部40を下方から見た場合の平面図である。蓋部40は、本実施の形態では金属製であって、図2及び図1で示すように、下部が開口して平面視が円状となる開口端縁41を有する深皿型に形成される。
この蓋部40は、鍋部20の上方から鍋部20を被覆して隠蔽する程度の直径、すなわち鍋部20の直径よりも大きな直径であって、一般的な寸法のリュックサックに収容可能に形成される。
さらに、蓋部40には、本実施の形態では、開口端縁41側から切り込まれて形成された切り込みに沿って開口端縁41から蓋部40の内側に向かって折曲せしめられて蓋部40の内側に突出する当接部42が形成される。
この当接部42は、蓋部40の開口端縁41に沿って複数箇所、例えば任意の3箇所に形成され、蓋部40が鍋部20の上方から鍋部20に配置されると、各当接部42が鍋部20の開口端縁21に当接する。
このように、当接部42が鍋部20の開口端縁21に当接することによって、鍋部20とこの鍋部20の直径よりも大きな直径の蓋部40との間に間隙Sが形成され、間隙Sを介して鍋部20と蓋部40とが近接して配置される。
一方、蓋部40には、平面視で円状となるほぼ中央部分に、蒸気導出部50が設けられる。この蒸気導出部50は、本実施の形態では、蓋部40の鉛直方向の中心線Cに沿って開口する蒸気導出口51を有し、外周面に雄ねじが螺刻された中空筒状のボルトによって形成される。
蓄熱ユニット60は、本実施の形態では、蒸気導出部50に装着されることによって蓋部40の内側に設けられる。この蓄熱ユニット60は、取付部61及び蓄熱部62を備える。
取付部61は、本実施の形態では、ボス部61A、下降規制部61B、上昇規制部61C及び支持部61Dによって形成される。
ボス部61Aは、本実施の形態では、雌ねじが螺刻された内周面を有する貫通孔61Aaを備えて筒状に形成され、下降規制部61B、上昇規制部61B及び支持部61Dは、ボス部61Aから外側に突出するフランジ状であって、ボス部61Aの軸方向の上方から下方に亘って任意の間隔を有して下降規制部61B、上昇規制部61C及び支持部61Dの順に形成される。
蓄熱部62は、本実施の形態では、多孔質の素材、例えばボーキサイト、酸化マグネシウムあるいは粘土等が焼成されて円盤状に形成され、比熱が大きく「熱しにくく冷めにくい」といった特質を有する。
この蓄熱部62は、ボス部61Aの貫通孔61Aaと同軸となる貫通孔62aを備え、取付部61の上昇規制部61Bと支持部61Dとの間に介装される。これにより、蓄熱ユニット60が形成される。
蓄熱ユニット60は、取付部61のボス部61Aの貫通孔61Aaの内周面に螺刻された雌ねじが、蒸気導出部50の外周面の雄ネジに螺着することによって、蒸気導出部50に装着される。
この蓄熱ユニット60は、蒸気導出部50を回転軸として蓋部40に対して接離することから、蓋部40が鍋部20に配置された状態において、鍋部20と蓋部40との間で昇降可能となる。
例えば、図1で示すように、蒸気導出部50を回転軸として蓄熱ユニット60を回転せしめて蓄熱ユニット60を下降させると、蓄熱ユニット60は、取付部61のボス部61Aに形成された下降規制部61Bが蓋部40の外表面に当接する下降規制位置まで下降する。
一方、図3で示すように、例えばピザ生地Pが比較的厚みのある生地であるような場合には、蒸気導出部50を回転軸として蓄熱ユニット60を回転せしめて、取付部61のボス部61Aに形成された上昇規制部61Bが蓋部40の内表面に当接する上昇規制位置まで、蓄熱ユニット60を上昇させることが可能である。
このように、ピザ生地Pの厚みや焼き上がり具合の好みに応じて、蓄熱ユニット60を鍋部20と蓋部40との間で昇降させることによって、加熱の加減を調整することができる。
次に、調理窯10を用いた調理方法を、図4のフローチャートに基づいて説明する。
図示のように、まず、ステップS1において、蓄熱台30をシングルガスバーナ100で2分程度をかけて予熱し(蓄熱台予熱工程)、ステップS2において、予熱した蓄熱台30を鍋部20の内側に配置する(蓄熱台配置工程)。
続いて、ステップS3において、蓄熱台配置工程で鍋部20の内側に配置した蓄熱台30の上にピザ生地Pを載置し(調理対象物載置工程)、要望に応じて、チーズやサラミ等の任意の具材をピザ生地Pの上側に乗せる。
一方、ステップS4において、蓋部40の内側に配置された蓄熱ユニット60の蓄熱部62を、シングルガスバーナ100で3分程度をかけて予熱する(蓄熱部予熱工程)。
その後、ステップS5において、蓄熱部予熱工程で蓄熱部62を予熱した蓋部40を、鍋部20の上側から鍋部20に配置し、調理窯10の鍋部20を下方からシングルガスバーナ100で強火で3分間に亘って加熱する(加熱工程)。
図5は、調理窯10でピザ生地Pが調理される場合の概略を説明する図である。
なお、図5において、図面の視認性の向上の観点から、蓋部40に形成される当接部42の図示を省略する。
図示のように、シングルガスバーナ100で鍋部20を下方から加熱すると、鍋部20及び鍋部20を介して蓄熱台30が加熱されて、蓄熱台30に載置されたピザ生地Pがその下側から加熱される。
一方、シングルガスバーナ100で鍋部20を下方から加熱することによって発生する熱気Tが、鍋部20と蓋部40との間隙Sから調理窯10内に流入して、蓋部40の内側に設けられた蓄熱ユニット60の蓄熱部62が熱気Tによって加熱される。
蓄熱ユニット60の蓄熱部62が熱気Tによって加熱されると、蓄熱部62からの輻射熱によって、ピザ生地Pがその上側から加熱される。
一方、調理窯10内に流入した余剰の熱気Tや、ピザ生地Pが加熱されることによって生じる水蒸気Vが、蒸気導出部50の蒸気導出口51から排出されて大気に開放される。
図4で示すステップS5の加熱工程において、調理窯10を3分間に亘って強火で加熱した後、シングルガスバーナ100による加熱を弱火にする。
蒸気導出部50の蒸気導出口51から排出される水蒸気Vが減少してきた際に、ステップS6おいて、シングルガスバーナ100による加熱を停止し、そのままの状態(鍋部20に蓋部40が配置された状態)を更に3分間に亘って継続する(最終工程)。
これにより、ピザ生地Pの下側は、適度な焦げ目が付与される程度(いわゆる「クリスピー」な食感が得られる程度)に、ピザ生地Pの上側は、乗せられた具材(チーズ等)の一部に焦げ目が付与されつつ溶解する程度に加熱され、作業時間も含めておよそ12分程度の短時間で、加熱ムラのないピザが調理される。
このように、本実施の形態の調理窯10によれば、シングルガスバーナ100による加熱によって蓄熱台30が加熱されて、蓄熱台30に載置されたピザ生地Pがその下側から加熱される一方で、鍋部20と蓋部40との間隙Sを介して蓄熱部62が加熱されて、蓄熱部62からの輻射熱によって、ピザ生地Pがその上側から加熱されることから、加熱ムラのないピザが調理される。
しかも、本実施の形態の調理窯10は、鍋部20がシングルガスバーナ100で加熱可能な寸法であって一般的なリュックサックに収容可能であり、蓋部40も同じリュックサックに収容可能であることから、簡易な構造で容易に持ち運ぶことが可能である。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることはなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記実施の形態では、単一の燃焼源が可搬性を有するシングルガスバーナ100である場合を説明したが、例えば家庭用の一口のガスコンロや焚き火等、燃焼炎の発生する燃焼源であればよい。
上記実施の形態では、鍋部20と蓋部40との間隙Sが蓋部40に設けられた当接部42によって形成される場合を説明したが、例えば、蓋部40に向かって突出して蓋部40の内側に当接する突出部材を鍋部20に設ける等、種々の手法によって間隙Sが形成されるようにしてもよい。
上記実施の形態では、蓋部40の開口端縁41に沿った任意の3箇所に当接部42が形成される場合を説明したが、蓋部40の開口端縁41に沿って例えば4箇所に形成される等、適宜の複数箇所に形成されるようにしてもよい。
上記実施の形態では、調理対象物がピザ生地Pである場合を説明したが、ピザ生地Pの他にも、例えばパン、グラタン、ドリア等の焼き物を調理対象物とするものであってもよい。
10 調理窯
20 鍋部
21 開口端縁(端縁)
30 蓄熱台
40 蓋部
41 開口端縁
42 当接部
50 蒸気導出部
51 蒸気導出口
60 蓄熱ユニット
62 蓄熱部
100 シングルガスバーナ(燃焼源)
P ピザ生地
S 間隙

Claims (6)

  1. 調理対象物を加熱して調理する調理窯において、
    単一の燃焼源で加熱可能であって前記調理対象物が載置される、リュックサックに収容可能な鍋部と、
    該鍋部の上方から該鍋部を被覆して隠蔽して該鍋部と間隙を介して近接して配置される、前記リュックサックに収容可能な蓋部と、
    該蓋部の内側に設けられる蓄熱部と、を備え、
    前記鍋部が前記燃焼源で加熱されることによって間隙を介して前記蓄熱部が加熱されて該蓄熱部からの輻射熱で前記調理対象物が加熱されることを特徴とする調理窯。
  2. 前記調理対象物が載置される蓄熱台が前記鍋部の内側に配置されることを特徴とする請求項1に記載の調理窯。
  3. 前記蓋部は、
    該蓋部の鉛直方向の中心線に沿って開口して蒸気を大気に開放する蒸気導出口を有する蒸気導出部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の調理窯。
  4. 前記蓄熱部は、
    前記蓋部の内側に対して接離可能に形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の調理窯。
  5. 前記蓋部は、
    該蓋部の内側に向かって折曲して形成されて前記蓋部が前記鍋部に配置された状態で前記鍋部の端縁に当接する当接部を備え、
    前記当接部が前記鍋部の前記端縁に当接することによって前記鍋部と前記蓋部との前記間隙が形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の調理窯。
  6. 単一の燃焼源で加熱可能であって調理対象物が載置される蓄熱台が配置される、リュックサックに収容可能な鍋部と、
    該鍋部の上方から該鍋部を被覆して隠蔽して該鍋部と間隙を介して近接して配置される、前記リュックサックに収容可能な蓋部と、
    該蓋部の内側に設けられる蓄熱部と、
    を備える調理窯を用いた調理方法であって、
    前記燃焼源で前記蓄熱台を予熱する蓄熱台予熱工程、
    該蓄熱台予熱工程で予熱した前記蓄熱台を前記鍋部の内側に配置する蓄熱台配置工程、
    該蓄熱台配置工程で配置した前記蓄熱台に前記調理対象物を載置する調理対象物載置工程、
    前記蓋部の内側に設けられる前記蓄熱部を予熱する蓄熱部予熱工程、
    該蓄熱部予熱工程で前記蓄熱部を予熱した後に前記蓋部を前記鍋部に配置して前記燃焼源で前記鍋部を加熱する加熱工程、
    該加熱工程を任意の時間に亘って継続した後に加熱を停止して更に任意の時間が経過するまで前記蓋部を前記鍋部に配置した状態を継続する最終工程、
    を備える、調理窯を用いた調理方法。
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