JP2021168323A - 電流検出用抵抗器及び電流検出装置 - Google Patents

電流検出用抵抗器及び電流検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電子部品と電流検出用の抵抗器との実装面積を小さくする。【解決手段】電流を検出する電流検出用抵抗器(縦型シャント抵抗器11)であって、板状の抵抗体13と、抵抗体の厚み方向に積層され、抵抗体13を挟むように配置された第1の電極15aと反対側の第2の電極15bとを有する。第1の電極15aは、溝部43を有する。溝部43は、深さt2が、第1の電極15aの厚みt1の1/2以下である。第1の電極15aには、Ni材を含む表面加工膜41bが形成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、電流検出用抵抗器及び電流検出装置に関する。
近年、電子機器で使用される電流が大電流化されている。そこで、パワーモジュールと呼ばれるパワー半導体のスイッチングにより電力の変換や制御を行うモジュールの開発が盛んである。パワー半導体には電流を検出する電流検出用のシャント抵抗器などの電流検出素子が必要である。
また、パワーモジュールであるために大きくなりがちなモジュールの体積をできるだけ小さくしつつ、高電力化に対応できるようにするべく、高電力・高密度化のための研究開発が盛んに行われている。このように、部品の実装面積はできるだけ小さくしたい要望が年々増している。
これらの背景より、パワーモジュール向けのシャント抵抗器では実装面積を小さくすることが求められる。
例えば、特許文献1には、抵抗器をトランジスタの上面に直接実装する例が提案されている。
パワーモジュールに採用されるIGBT絶縁ゲート型バイポーラトランジスタのような半導体は、上面に配置された電極が絶縁膜(絶縁保護膜)で区切られている等の理由により複雑な構造を有している。従って、このような縦型シャント抵抗器の構造をパワー半導体の上面に設けた実装構造とすることが難しい(例えば、特許文献1の図8参照)。
特開2018−170478号公報
図6は、従来型の抵抗器とパワーモジュールとの基板実装構造Xの一例を示す斜視図である。
図6に示すように、パワーモジュールに使用される半導体(例えば、IGBT素子など)121において、基板101に実装される第2面(下面)と反対の第1面(上面)には、分割された部分127aを形成することにより導電体が櫛歯状の形状となっているエミッタ電極127が形成されている。エミッタ電極127は少なくとも一部が分離されている構成でも良い。
IGBT素子は入力部がMOSFET構造、出力部がバイポーラ構造の素子であり、電子と正孔の2種類のキャリアを使うバイポーラ型の素子でありながら、低い飽和電圧(パワーMOSFETの低オン抵抗に相当)と、比較的速いスイッチング特性を両立させたトランジスタである。半導体層131は、例えば、n+−p−n−pの直列構造となっている。
図6に示すIGBT素子121は、その第1面に例えば4つに分割された電極(第1の導電型の半導体(n+)に接触するエミッタ電極)127を備えている。分割された各電極127は、絶縁膜133からなる絶縁領域から露出している。前記第1面において、エミッタ電極127とは異なる領域に絶縁膜133から露出するゲート電極131aが形成されている。
第2面には、コレクタ電極(図示しない)が形成されている。
IGBT素子121において、電流は、ゲート電極131aへの電圧信号によって制御され、IGBT素子の第2面に配置されたコレクタ電極から第1面に配置されたエミッタ電極127に向かって流れる。
実装基板101の基板上においてIGBT素子121とそれに隣接する位置に設けられたシャント抵抗器111とが、接続されている。シャント抵抗器111は、抵抗体113の両側に第1の電極115aと第2の電極115bとが、例えば、抵抗体113の両端面が、第1の電極115aと第2の電極115bとの一端面と突き合わせされた構造により形成されている。電圧計117により第1の電極115aと第2の電極115bとの間の電圧をボンディングワイヤー118を介して測定することで、IGBT素子121のエミッタ電流を検出することができる。
尚、符号116,119,125は、基板101上に設けられた金属製のパッドである。
例えば、図6に示す従来の実装構造Xでは、エミッタ電極127とシャント抵抗器111が実装されたパッドをボンディングワイヤー141で接続し電流経路を構築している。このとき、ボンディングワイヤー141をエミッタ電極127の数だけ複数設けることでボンディングワイヤー141の電気抵抗を下げ、大きな電流の印加に対応できるようになっている。
しかしながら、図6に示すような従来型のシャント抵抗器111は、IGBT素子121などの半導体素子の周囲に実装することになり、その分だけモジュール(実装構造)の占有面積が大きくなるという問題がある。
本発明は、半導体素子等の電子部品と電流検出用の抵抗器との実装面積を小さくすることを目的とする。
本発明の一観点によれば、電流を検出する電流検出用抵抗器であって、板状の抵抗体と、前記抵抗体の厚み方向に積層され、前記抵抗体を挟むように配置された第1の電極と反対側の第2の電極とを有し、前記第1の電極に溝部を有する電流検出用抵抗器が提供される。
これにより、電流検出用の抵抗器を厚み(縦)方向に半導体素子等の電子部品と集積する際に、集積回路の実装面積を小さくすることができる。
また、半導体素子等の電子部品と電流検出用の抵抗器とを接着する接着剤の溜りの容積を確保することができる。
前記溝部は、その深さが、前記第1の電極の厚みの1/2以下であることが好ましい。そして、前記溝部の深さは、電流検出用の抵抗器と接続される電子部品との間に塗布される接続材の厚さよりも大きいことが好ましい。
前記第1の電極には、Ni材を含む表面加工膜が形成されていることが好ましい。前記第2の電極には、Ni材、Al材又はAu材による表面加工膜が形成されていることが好ましい。
前記電流検出用抵抗器の前記第1の電極及び前記抵抗体が切除されて前記第2の電極が露出する露出領域がワイヤーワイヤーボンディングのために形成されているようにすると良い。
本発明の他の観点によれば、実装基板上に配置される積層構造の電子部品と、前記電子部品の電流を検出する電流検出用抵抗器であって、前記電流検出用抵抗器が配置される前記電子部品の第1面の電極領域よりも小さい面積の抵抗体と、前記抵抗体の厚み方向に積層され、前記抵抗体を挟むように配置された第2面側の第1の電極と前記第2面側と反対側の第1面側の第2の電極とを有し、前記第1の電極に溝部を有する電流検出用抵抗器とを有する電流検出装置が提供される。
前記電流検出用抵抗器の第1面の溝部は、前記積層構造の電子部品の第1面の電極領域を複数に分離する絶縁膜を避ける位置に設けられていることが好ましい。
本発明によれば、半導体素子等の電子部品と電流検出用の抵抗器との実装面積を小さくすることができる。
また、半導体素子等の電子部品と電流検出用の抵抗器とを接着する接着剤の溜りの容積を確保することができる。
本発明の第1の実施の形態による抵抗器及びその実装構造の一例を示す斜視図である。 縦型シャント抵抗器をIGBT素子の第1面に実装する前の図である。 縦型シャント抵抗器をIGBT素子の第1面に実装した後の図である。 本発明の第2の実施の形態による抵抗器及びその実装構造の一例を示す斜視図である。 本実施の形態による第2の電極の溝部の変形例を示す図である。 従来型の抵抗器とパワーモジュールとの基板実装構造の一例を示す斜視図である。
以下、本発明の一実施の形態による抵抗器及びその実装構造について図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態による抵抗器及びその実装構造の一例を示す斜視図である。パワー半導体素子としては、図6と同様の構造を有するIGBTを用いた例について説明する。
すなわち、IGBT素子21は、コレクタ電極(図示しない)、ゲート電極31a、エミッタ電極27、半導体層31、絶縁膜33を有する。
また、縦型シャント抵抗器11は、第1の電極15a/抵抗体13/第2の電極15bを有する。尚、符号19,25は、基板上に設けられた金属製のパッドである。
尚、以下においては、電流検出素子によって測定する対象がIGBT素子に流れる電流である例について説明するが、電流検出素子によって測定する対象は、縦型の電子部品であれば、トランジスタ、キャパシタ、インダクタなどに流れる電流でも良く、これらの電子部品の電流検出を行う構造についても、本発明の範囲内に入るものである。
また、実装基板1の実装面を第1面と称し、その反対側の面を第2面と称する。
1)縦型シャント抵抗器について
IGBT素子21の第1面には、複数のエミッタ電極27が配置されたエリア内に収まる大きさの、縦型シャント抵抗器11が配置されている。縦型シャント抵抗器11は、板状の第1の電極15a/板状の抵抗体13/板状の第2の電極15bからなる積層構造を有している。抵抗体13の第1面と第2面に抵抗体13よりも電気抵抗の小さい材料を用いて第1の電極15a、第2の電極15bが形成されている。
電極材料は、例えば、Cuなどの導電性の金属材である。抵抗体材料は、例えば、Cu−Ni系、Cu−Mn系、Ni−Cr系などの金属材料、又は、これらとセラミックスの複合材料などである。
図2、図3は、図1のIa−Ib線に沿う断面図である。図2は、縦型シャント抵抗器11をIGBT素子21の第1面にはんだ付け等で接続する前の図である。図3は、縦型シャント抵抗器11をIGBT素子21の第1面にはんだ付け等で接続した後の図である。尚、接続材としては、はんだ以外にナノ銀やナノ銅のようなペースト、樹脂銀ペースト等を用いても良い。すなわち、接続材は、はんだに限定されるものではない。
上記1)の構成により、縦型シャント抵抗器11がIGBT素子21の第1面に実装できる。従って、実装基板縦型シャント抵抗器11の実装に必要なモジュール上の専有面積を省略できる。また、パワー半導体素子とシャント抵抗器を接続するために必要なボンディングワイヤー等も不要となる。
2)実装構造について
図2及び図3に示すように、IGBT素子21の第1面に、平面に電極を複数に分離する隙間領域27aを有するエミッタ電極27が、櫛歯状の導電体により形成されている。エミッタ電極27は少なくとも一部が分離されている構成でも良い。隙間領域27aから、絶縁膜33が露出する。
実装構造においては、縦型シャント抵抗器11の第1の電極15aに、隙間領域27aに対応する溝部43を形成する。これにより、絶縁膜33の面と、それと対向する溝部の第1面側の面(底面)との距離を遠ざけることができる。
ここで、隙間領域27aの幅をW1とし、溝部43の幅をW2とすると、W2>W1、例えばW2>2W1となるようにする。これにより、隙間領域27aを溝部43の幅内に納めることができる。
溝部43の深さt2は、第1の電極15aの厚さをt1とすると、残り厚さよりも小さくなるようにすると良い(t2<(t1−t2))。例えば、t1/2>t2とすると良い。
加えて、溝部43の深さt2が、縦型シャント抵抗器11とIGBT素子21との接合材料、例えばはんだペースト61の塗布厚みt3よりも大きくなるようにすると良い。
これにより、溝部43内にはんだペースト61を収容することができる。従って、はんだペースト61が素子領域からはみ出ることを抑制する。
尚、溝部43は、隙間領域27aの間隔と等しい間隔を有していれば良く、隙間領域27aの幅や深さは、所定にプロセスに依存して変更可能なパラメータである。
また、縦型シャント抵抗器11の第2面は、接合材料61との密着が良くなるような、接合前に表面処理を行って密着性を向上させる表面加工層41bを形成してことが望ましい。
上記2)より、第1の電極15aに設けた溝部43により、例えばIGBT素子21と縦型シャント抵抗器11とをはんだにより接合する際に、溝部43がはんだ溜りとなってIGBT素子の第1面や縦型シャント抵抗器11の側面に余分なはんだが付着することを抑制することができる(図3参照)。
また、IGBT素子21の絶縁膜33と縦型シャント抵抗器11の第1の電極15aが接触しないことにより、絶縁膜33の破壊を防止するという効果もある。
シャント抵抗器の抵抗値は1mΩや50μΩといった超低抵抗である場合が多いため、第1の電極15aなどの電極の電位分布を均一化させることが重要となる。このため、第1の電極15aの溝部形成後の電極残部の厚み(t1―t2)を溝部43の深さt2よりも大きくすることで、電極内部の電位分布を均一化させることができる。
接合材料であるはんだペースト61の厚みt3は、一般的には50μm程度となることが多く、この時、溝の深さは50μm以上とし、第1の電極15aの厚みはその2倍の厚さである100μm以上となることが望ましい。
パワー半導体の金属端子の間隔は、0.1mm〜0.2mm程度であるため、シャント下面の溝の幅はこの間隔よりも大きくする必要があり、この場合、0.2mm〜0.4mm程度であることが望ましい。
3)縦型シャント抵抗器における電極表面処理について
さらに、縦型シャント抵抗器11の第2の電極15bは、ボンディングワイヤー51やリードフレームなどによる接続を行うため、これらの接続がしやすいような表面処理がなされて、接続性向上させるために、例えば表面を立てばNiやSnでメッキ加工した表面加工層41aを形成しておくことが好ましい。
上記3)において、電流経路の確保と、電圧信号検出用にボンディングワイヤー41を接続する必要があるため、NiめっきやAuめっき、あるいはAlパッド等の電極表面加工を行うことが好ましい。また、図1に示すように電圧信号検出のためには、縦型シャント抵抗器11の第2の電極15b側の他に、IGBT素子21のエミッタ電極27にもワイヤーボンディングを行う必要がある。
以上に説明したように、本実施の形態によれば、パワーモジュールと抵抗器とを実装した電流検出用抵抗器における実装面積を小さくすることが可能である。
尚、この縦型抵抗器は、半導体素子としてIGBT素子に限らずMOSFET素子等の他の半導体素子に実装することも可能である。半導体素子の形状に応じて、縦型抵抗器の寸法や、第1の電極の溝部の形状等については、設計変更が必要となる場合があることは言うまでも無い。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図4は、本発明の第2の実施の形態による抵抗器及びその実装構造の一例を示す斜視図である。
図2に示す実装構造では、縦型シャント抵抗器11がIGBT素子21の第1の面の領域よりも小さければ、IGBT素子21の第1の面の絶縁膜33に、ボンディングワイヤー53を接続するためのゲート電極31aが露出した領域を設けることが可能となる。
ところが、IGBT素子21のエミッタ電極27に、ボンディングワイヤー53を接続するための十分な領域が確保できない場合がある。
このような場合には、図4に示すように、縦型シャント抵抗器11の角の一部をカットしたカット形状11aとすることで、IGBT素子21のエミッタ電極27の一部領域27bを露出させることで、ボンディングワイヤー53のエミッタ電極27への接続箇所を確保することが可能である。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。縦型シャント抵抗器11の第2の電極15bの溝の形状については、半導体の絶縁膜33に接触しない形状であれば良い。
図5は、本実施の形態による第1の電極15aの溝部の変形例を示す図である。適宜図1も参照して説明する。図5は図1と表裏を逆にして示した図であり、抵抗体13の第1面と第2面に抵抗体13よりも電気抵抗の小さい材料を用いて第1の電極15a、第2の電極15bが形成されている。
図5に示すように、IGBT素子21のエミッタ電極27間の絶縁膜33が露出する領域に対応する第1の電極15aに形成される溝部45aと交差する方向、例えば直交する方向に延在する溝部45bを設けても良い。溝部45bは、絶縁膜33が露出する領域とは対応する位置に設けられているわけではないが、このようにすることで、溝部45aの容積に溝部45bの容積を加えてはんだ溜りの容積とすることができるため、はんだ溜りとしての容積を大きくして必要な容積を確保することも可能である。
上記の実施の形態において、図示されている構成等については、これらに限定されるものではなく、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。また、本発明の各構成要素は、任意に取捨選択することができ、取捨選択した構成を具備する発明も本発明に含まれるものである。
本発明は、電流検出用抵抗器及び電流検出用抵抗器の実装構造に利用できる。
1 実装基板
11 縦型シャント抵抗器
13 抵抗体
15a 第1の電極
15b 第2の電極
21 IGBT素子
27 エミッタ電極
27a 隙間領域
31 半導体層
31a ゲート電極
33 絶縁膜
41a,41b 表面加工層
43,45a,45b 溝部
51,53 ボンディングワイヤー
61 接合材料(はんだペースト)

Claims (6)

  1. 電流を検出する電流検出用抵抗器であって、
    板状の抵抗体と、前記抵抗体の厚み方向に積層され、前記抵抗体を挟むように配置された第1の電極と反対側の第2の電極とを有し、
    前記第1の電極に溝部を有する電流検出用抵抗器。
  2. 前記溝部は、その深さが、前記第1の電極の厚みの1/2以下である請求項1に記載の電流検出用抵抗器。
  3. 前記第1の電極には、Ni材を含む表面加工膜が形成されている請求項1又は2に記載の電流検出用抵抗器。
  4. 前記第2の電極には、Ni材、Al材又はAu材による表面加工膜が形成されている請求項1から3までのいずれか1項に記載の電流検出用抵抗器。
  5. 実装基板上に配置される積層構造の電子部品と、
    前記電子部品の電流を検出する電流検出用抵抗器であって、前記電流検出用抵抗器が配置される前記電子部品の第1面の電極領域よりも小さい面積の抵抗体と、前記抵抗体の厚み方向に積層され、前記抵抗体を挟むように配置された第2面側の第1の電極と前記第2面側と反対側の前記第1面側の第2の電極とを有し、前記第1の電極に溝部を有する電流検出用抵抗器と
    を有する電流検出装置。
  6. 前記電流検出用抵抗器の前記第1面の溝部は、
    前記積層構造の電子部品の前記第1面の電極領域を複数に分離する絶縁膜を避ける位置に設けられている請求項5に記載の電流検出装置。


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