JP2021168263A - コネクタユニット,ワイヤハーネスおよびコネクタ嵌合構造 - Google Patents

コネクタユニット,ワイヤハーネスおよびコネクタ嵌合構造 Download PDF

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Abstract

【課題】相手側コネクタとの嵌合部付近における防水性の向上を図ることができる、新規な構造のコネクタユニット,ワイヤハーネスおよびコネクタ嵌合構造を提供する。
【解決手段】電線40の端末部に接続される端子42と端子42を保持するハウジング44を有するコネクタ11と、弾性材からなり、ハウジング44を覆う筒状のコネクタカバー48と、を備え、コネクタカバー48は、環状シール部112を有し、環状シール部112は、相手側コネクタ12との嵌合状態において相手側コネクタ12の側の面113と接触可能な位置に設けられている、コネクタユニット10である。
【選択図】図9

Description

本開示は、コネクタユニット,ワイヤハーネスおよびコネクタ嵌合構造に関するものである。
従来から、車載機器間の電気的接続に用いられるコネクタの一種として、コネクタの周囲を覆う弾性材からなるコネクタカバーが装着されたコネクタユニットが知られている。例えば、特許文献1には、コネクタカバーを構成するゴムブーツが、コネクタのハウジングとハウジングから引き出される電線を覆う構造が開示されている。このようなコネクタカバーは、コネクタのハウジングや電線を覆う構造であることから、コネクタカバーの内部に収容されたハウジングや電線を被水や熱害等から有利に保護することができるという利点を有している。
特開2011−44303号公報
ところが、特許文献1に記載のコネクタユニットでは、コネクタカバーがハウジングを覆っているに過ぎない。それゆえ、例えば、被水の可能性が高い部位にコネクタユニットを適用した場合等であっても、相手側コネクタとの嵌合部分における防水性を向上させることができる、何らかの対策が望まれていた。
本開示は、上述の事情を背景に為されたものであって、その解決課題は、相手側コネクタとの嵌合部付近における防水性の向上を図ることができる、新規な構造のコネクタユニット,ワイヤハーネスおよびコネクタ嵌合構造を開示する。
本開示のコネクタユニットは、電線の端末部に接続される端子と前記端子を保持するハウジングを有するコネクタと、弾性材からなり、前記ハウジングを覆う筒状のコネクタカバーと、を備え、前記コネクタカバーは、環状シール部を有し、前記環状シール部は、相手側コネクタとの嵌合状態において前記相手側コネクタの側の面と接触可能な位置に設けられている、コネクタユニットである。
本開示のワイヤハーネスは、コネクタユニットと、前記コネクタユニットの前記端子に接続された電線と、を備えるワイヤハーネスである。
本開示のコネクタ嵌合構造は、コネクタユニットと前記コネクタユニットと嵌合される相手側コネクタを有し、前記コネクタユニットの前記環状シール部が、前記コネクタユニットの前記相手側コネクタへの嵌合状態で、前記相手側コネクタの側の面に接触しているコネクタ嵌合構造である。
本開示によれば、相手側コネクタとの嵌合部付近における防水性の向上を図ることができるコネクタユニット,ワイヤハーネスおよびコネクタ嵌合構造を提供することができる。
図1は、本開示の実施形態1に係るコネクタユニットに対して相手側コネクタが組み付けられた状態を示す全体斜視図である。 図2は、図1に示すコネクタユニットと相手側コネクタの分解斜視図である。 図3は、図2に示すコネクタユニットの分解斜視図である。 図4は、図3に示すコネクタユニットを後方から見た場合の分解斜視図である。 図5は、図2に示す相手側コネクタを後方から見た場合の斜視図である。 図6は、図2に示すコネクタユニットの開口窓が覆蓋された状態の斜視図である。 図7は、図2に示すコネクタユニットのZ軸方向の上部を横方向に切断して削除した場合の平面図である(コネクタ位置保証部品が、仮係止位置にある場合)。 図8は、図1に示すコネクタユニットのZ軸方向の上部を横方向に切断して削除した場合の平面図である(コネクタ位置保証部品が、本係止位置にある場合)。 図9は、図2に示すコネクタユニットのZ軸方向の中央部分を横方向に切断して上方から見た横断面拡大図である。 図10は、図9における相手側コネクタとコネクタユニットの嵌合部分の拡大図である。 図11は、図6におけるXI−XI断面拡大図である。 図12は、実施形態2に係るコネクタユニットの開口窓が覆蓋された状態の斜視図であって、図6に相当する図である。
<本開示の実施形態の説明>
最初に、本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のコネクタユニットは、
(1)電線の端末部に接続される端子と前記端子を保持するハウジングを有するコネクタと、弾性材からなり、前記ハウジングを覆う筒状のコネクタカバーと、を備え、前記コネクタカバーは、環状シール部を有し、前記環状シール部は、相手側コネクタとの嵌合状態において前記相手側コネクタの側の面と接触可能な位置に設けられている、コネクタユニットである。
本開示のコネクタユニットによれば、相手側コネクタへの嵌合状態においてコネクタカバーの環状シール部が相手側コネクタの側の面と接触可能な位置に設けられている。すなわち、コネクタユニットの最外周に配置されたコネクタカバーに設けられた環状シールが、相手側コネクタの側の面に接触することにより、コネクタカバーと相手側コネクタの側の面との隙間が封止される。その結果、コネクタユニットの相手側コネクタへの嵌合側における防水性を向上させることができる。また、コネクタカバーの環状シール部により、使用時にコネクタカバーの周囲に付着した泥等の異物が、コネクタカバー内へ入り込むことも有利に阻止される。それゆえ、メンテナンス時等にコネクタユニットを相手側コネクタに挿し入れたり相手側コネクタから引き抜く際に、異物がハウジング内まで入り込むことが抑制される。したがって、コネクタユニットと相手側コネクタとの再嵌合に悪影響を及ぼす不具合の発生を抑制または低減することができる。
(2)前記環状シール部は、前記相手側コネクタの側に向かって拡径しつつ先細状に突出する形状を有していることが好ましい。環状シール部が先細状に突出する形状を有していることから、相手側コネクタの側の面に接触した際に、環状シール部の先端部分が環状シール部の中心軸から離れる方向に広がりながら、面に接触することができる。その結果、相手側コネクタの側の面への接触面積を有利に増大することができ、環状シール部によるシール性を向上することができる。
(3)前記コネクタカバーは、前記コネクタカバーの前記ハウジングへの位置決めを行う位置決め部を有し、前記位置決め部は、前記ハウジングとの接触により、前記位置決めを行う、ことが好ましい。ハウジングとコネクタカバーの正規位置での組み付けを、コネクタカバーの位置決め部のハウジングへの接触により容易に実現することができ、相手側コネクタへの嵌合状態において、環状シール部の相手側コネクタの側の面への接触を有利に且つ容易に実現できるからである。
(4)前記コネクタは、前記相手側コネクタへの正規嵌合を保証するコネクタ位置保証部品を有し、前記コネクタカバーは、前記コネクタ位置保証部品を前記コネクタカバーの外部に露出する開口窓と、前記開口窓を開閉自在に覆う蓋部を有していることが好ましい。ハウジングを覆うコネクタカバーが、コネクタ位置保証部品をコネクタカバーの外部に露出する開口窓を有している。これにより、コネクタカバーをコネクタに装着した状態でも、ハウジングに設けられたコネクタ位置保証部品をコネクタカバーの開口窓を通じて目視確認することが可能となる。しかも、コネクタカバーは、開口窓を覆う蓋部を有していることから、コネクタカバーによる防水性等の保護機能も両立して維持することができる。
(5)上記(4)において、前記開口窓は、内周面に設けられた凸部を有し、前記蓋部は、前記内周面に接触する外周面に設けられた凹部を有し、前記凸部は、前記外周面に向かって突出し、前記凹部は、前記凸部を密接状態で収容する、ことが好ましい。凸部と凹部の密着により蓋部と開口窓の接触面間のシール性が向上し、コネクタカバーの防水機能の向上を図ることができる。さらに、蓋部の開口窓からの予期しない離脱を抑制できる。
(6)前記コネクタカバーは、前記環状シール部を有する第1端部と、前記第1端部の反対側に位置する第2端部を有し、前記コネクタカバーの前記第2端部は、前記端子に接続された前記電線が貫通する電線貫通筒部を有し、前記電線貫通筒部の内面は、前記電線の外面に密接していることが好ましい。コネクタカバーの第1端部側の防水性が環状シール部により担保され、コネクタカバーの第2端部側の防水性が電線貫通筒部の内面を電線の外面に密接させることにより担保され、コネクタカバーによるさらなる防水性の向上を図ることができるからである。
(7)上記(6)において、前記ハウジングは、複数の前記端子を保持し、前記電線は、複数であり、複数の前記電線は、複数の前記端子に接続され、前記コネクタカバーの前記電線貫通筒部に貫通し、前記電線貫通筒部は、前記内面に設けられた隔壁であって、複数の前記電線間に位置する前記隔壁を有し、前記隔壁は、前記内面から分離可能な突出端部を有し、各前記電線の前記外面に密接する各前記電線の貫通領域を区画する、ことが好ましい。電線貫通筒部が、内面に設けられた隔壁であって、複数の電線間に位置する隔壁を有し、隔壁は、各電線の外面に密接する各電線の貫通領域を区画していることから、複数の電線同士の干渉が抑制される。ここで「干渉」とは、電線同士が接触することを意味する。また、各電線が電線貫通筒部に安定して保持される。しかも、電線間に位置する隔壁によって電線間の隙間が塞がれるため、(複数の電線を電線貫通筒部に貫通させる際に問題となる)電線間における防水性が向上する。さらに、隔壁の突出端部が電線貫通筒部の内面から分離可能であるため、電線貫通筒部に複数の電線を貫通配置させる作業時には、電線貫通筒部を単一の電線貫通孔を有する電線貫通筒部として扱うことが可能である。したがって、各電線貫通領域への各電線の貫通作業が容易である。
(8)上記(6)または(7)において、さらに、前記電線貫通筒部に固定された締結部材を有し、前記締結部材は、前記電線貫通筒部の前記内面を前記電線の前記外面に接触させる、ことが好ましい。締結部材により電線貫通筒部の内面を電線の外面に密接させることができ、電線貫通筒部の防水性を一層向上させることができる。
本開示のワイヤハーネスは、
(9)電線の端末部に接続される端子と前記端子を保持するハウジングを有するコネクタと、弾性材からなり、前記ハウジングを覆う筒状のコネクタカバーと、を備え、前記コネクタカバーは、環状シール部を有し、前記環状シール部は、相手側コネクタとの嵌合状態において前記相手側コネクタの側の面と接触可能な位置に設けられている、コネクタユニットと、前記コネクタユニットの前記端子に接続された前記電線と、を備えるワイヤハーネスである。
本開示のワイヤハーネスによれば、上記(1)に記載のコネクタユニットを備えたワイヤハーネスを提供することができ、上記(1)に記載のコネクタユニットと同様の作用効果を奏することができるからである。
本開示のコネクタ嵌合構造は、
(10)上記(1)から(8)の少なくとも1つに記載のコネクタユニットと、前記コネクタユニットと嵌合される相手側コネクタを有し、前記コネクタユニットの前記環状シール部が、前記コネクタユニットの前記相手側コネクタへの嵌合状態で、前記相手側コネクタの側の面に接触しているコネクタ嵌合構造である。
本開示のコネクタ嵌合構造によれば、上記(1)〜(8)に記載のコネクタユニットを備えたコネクタユニットと、コネクタユニットと嵌合される相手側コネクタのコネクタ嵌合構造において、コネクタユニットの環状シール部が、コネクタユニットの相手側コネクタへの嵌合状態で、相手側コネクタの側の面に接触している。それゆえ、コネクタユニットと相手側コネクタの嵌合部付近の防水性を向上させることができる。また、コネクタユニットのコネクタカバーの環状シール部により、使用時にコネクタカバーの周囲に付着した泥等の異物が、コネクタカバー内へ入り込むことも有利に阻止される。それゆえ、メンテナンス時等にコネクタユニットを相手側コネクタに挿し入れたり相手側コネクタから引き抜く際に、異物がコネクタユニットのハウジング内まで入り込んでコネクタユニットと相手側コネクタとの再嵌合に悪影響を及ぼす不具合の発生を抑制または低減することができる。
<本開示の実施形態の詳細>
本開示のコネクタユニット,ワイヤハーネスおよびコネクタ嵌合構造の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本開示は、これらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<実施形態1>
以下、本開示の実施形態1について、図1から図11を参照しつつ説明する。図1には、本開示の実施形態1に係るコネクタユニット10に対して相手側コネクタ12が組み付けられた状態を示す全体斜視図が示されている。コネクタユニット10が組み付けられた相手側コネクタ12は、図示しないインバータ等の電気機器の筐体等に固定されるようになっている。なお、図面中のX,Y,Z軸におけるX軸方向はコネクタユニット10の長さ方向を表し、Y軸方向はコネクタユニット10の幅方向を表し、Z軸方向は上下方向を表している。また、複数の同一部材については、図面中の一部の部材にのみ符号を付し、他の部材については符号を省略する場合がある。
<相手側コネクタ12>
図2に示すように、相手側コネクタ12は、相手側コネクタハウジング14を備えている。相手側コネクタハウジング14は合成樹脂製である。相手側コネクタハウジング14は、図2に示すように、角筒形状を有しており、長さ方向の前方(X軸方向の一方)と後方(X軸方向の他方)に開口するように配置されている。ここで、長さ方向(図面中のX軸方向)とは、相手側コネクタ12に対するコネクタユニット10の着脱方向である。より詳細には、長さ方向の前方とは、コネクタユニット10が相手側コネクタ12へ嵌合する際にコネクタユニット10が移動する方向である。相手側コネクタハウジング14の前方側には、固定部18が形成されている。固定部18は、前方開口部16の開口周縁部から相手側コネクタハウジング14の中心軸に直交する方向で外方に向かってフランジ状に突出している。固定部18は、長さ方向の前方側から見た正面視で矩形平板状である。固定部18の四隅には、円形断面形状の貫通孔20が板厚方向に貫設されている。そして、固定部18の貫通孔20にボルトが貫通することによって、相手側コネクタハウジング14が、図示しない電気機器の筐体に固定されている。また、円環状のゴムシール24は、固定部18の前面22に取り付けられており、図示しない電気機器の筐体およびシールド部材に接触している。これにより、図示しない電気機器への水や塵等の浸入が抑制される。
さらに、図2に示すように、相手側コネクタハウジング14の前方開口部16の内側には、相手側電線貫通部26が設けられている。相手側電線貫通部26は、前方開口部16の周縁部に連結されかつ前方に向かって突出している。相手側電線貫通部26は、角筒形状である。相手側電線貫通部26の突出端部の幅方向に離隔した2箇所には、一対の相手側電線貫通孔28が設けられている。一対の相手側電線貫通孔28は、前後方向に開口している。一対の相手側電線貫通孔28は、矩形断面形状である。図1および図2に示すように、一対の相手側電線貫通孔28に対して、端子付電線30の端末部に圧着された図示しない相手側端子が貫通されている。
加えて、図2に示すように、相手側コネクタハウジング14の外周面には、上面の幅方向(図面中のY軸方向)中央部において、一対の突条32が設けられている。一対の突条32は、長さ方向の略全長に亘って延び、幅方向に離隔している。ここで、幅方向(図面中のY軸方向)とは、図面中のZ軸方向が鉛直方向に一致する状態において、長さ方向の前方または後方からコネクタユニット10を見た場合の左右方向である。また、一対の突条32の長さ方向の後方側には、係止突起34が形成されている。係止突起34は、対向する突条32と離隔する側から略台形断面形状で幅方向に延びている。さらに、一対の突条32の長さ方向後方側の間には、係止突部36が形成されている。係止突部36は、略三角断面形状で幅方向に延びている。係止突起34および係止突部36の長さ方向の前方側の面が、上方に向かって垂直に延びる垂直面である。係止突起34および係止突部36の長さ方向後方側の面が、斜め下方に向かって延びるテーパ面である。また、図5に示すように、相手側コネクタハウジング14の外周面には、下面の幅方向の一方側(奥側)において、突条38が設けられている。突条38は、長さ方向の全長に亘って延びかつ斜め下方に向かって突出されている。なお、一対の突条32および突条38は、相手側コネクタ12の種類毎にそれぞれ上下方向で異なる位置や異なる長さ寸法を有するように形成されている。
<コネクタユニット10>
図3に示すように、コネクタユニット10は、電線40の端末部に接続されたメス端子である端子42と、端子42を保持するハウジング44と、相手側コネクタ12への正規嵌合を保証するコネクタ位置保証部品46と、を有するコネクタ11と、コネクタ11のハウジング44を覆う角筒形状のコネクタカバー48を備えている。
<ハウジング44>
ハウジング44は合成樹脂製である。ハウジング44は、図3に示すように、長さ方向に延びて前後方向に開口する角筒形状を有している。ハウジング44の内部には、幅方向に離隔する2箇所において、端子保持部52が形成されている。端子保持部52は、端子付電線30の端末部に接続された図示しない相手側端子が挿入される相手側端子貫通孔50を有している。さらに、端子保持部52は、内部に電線40の端末部に接続された端子42を収容し保持している。ハウジング44の後方側には、端子42が挿入される端子貫通孔54が形成されている。
図3および図4に示すように、ハウジング44は、長さ方向の前方部44aが後方部44bよりも大径である。長さ方向の前方部44aにおいて、コネクタ位置保証部品収容部58が形成されている。コネクタ位置保証部品収容部58は、ハウジング44を形成する周壁56の上部の幅方向の中央部が長さ方向の全長に亘って上方に向かって突出して形成されている。コネクタ位置保証部品収容部58はさらに、長さ方向の後方側が後方に向かって延び出している。コネクタ位置保証部品収容部58の長さ方向の後方側は、後方および上方に開口している。コネクタ位置保証部品収容部58の長さ方向の後方側におけるハウジング44の後方部44bの周壁56の上部には、係止部60が形成されている。係止部60は、上方に向かって突出した後、長さ方向の両側に向かって延出している。図7および図8に示すように、係止部60の前方側は、前方に向かって延びる枠体形状を有している。係止部60の前方側の中央部には、上下方向に貫設された係止孔62が設けられている。係止部60の後方側は、片持梁状で後方に向かって延びる矩形平板形状を有している。係止部60の後方側は、後述するように押圧することにより係止孔62と係止突部36との係止を容易に解除できるようになっている。
また、図3および図4に示すように、ハウジング44の長さ方向の前方部44aにおいて、幅方向に対向する周壁56の後端部には、滑り止め凹所68が形成されている。滑り止め凹所68は、幅方向から見た側面視で3つの矩形状の凹所が連結されて形成されている。滑り止め凹所68の3つの矩形状の凹所は後方側ほど上下方向に長くかつ深く構成されている。滑り止め凹所68により、ハウジング44を手指によって安定的に把持しつつ、コネクタ位置保証部品46をコネクタ位置保証部品収容部58内へ挿入することができる。加えて、ハウジング44の後方部44bの幅方向に対向する周壁56の後方側には、係止突起70が設けられている。係止突起70は、後述するバックリテーナ80をハウジング44の後方部44bに装着するために設けられている。また、図2および図3に示すように、ハウジング44の前方部44aの周壁56の内部には、突条38を収容する収容凹所72が設けられている。収容凹所72は、相手側コネクタハウジング14に設けられた突条38に対応する位置に、前方および内方に開口して設けられている。
<コネクタ位置保証部品46>
コネクタ位置保証部品(CPA(Connector Position Assurance)部品)46は合成樹脂製である。図3に示すように、コネクタ位置保証部品46はU字状の枠体形状を有しており、前方および上下方向に向かって開口している。コネクタ位置保証部品46の上面の長さ方向中央部が、棒状の連結部74によって連結されている。コネクタ位置保証部品46の前端部が下方に向かってL字状に屈曲されることにより、一対の係止部76,76が形成されている。また、コネクタ位置保証部品46の後端部によって操作部78が形成されている。
<電線40,バックリテーナ80およびシール部材82>
さらに、ハウジング44は、端子42に接続されてハウジング44の後端部から延び出す電線40と、ハウジング44の後端部に装着されて電線40を保持するバックリテーナ80およびシール部材82と、を備えている。
<コネクタカバー48>
コネクタカバー48は、弾性材、例えば弾性を有する合成ゴムや熱可塑性エラストマー等のエラストマー材料を用いて形成されている。図3および図4に示すように、コネクタカバー48は、長さ方向に延びて前後方向に開口する角筒形状を有している。コネクタカバー48は、長さ方向の前方側が後方側よりも大径である。コネクタカバー48の前方側は、コネクタユニット10のハウジング44を収容し保持するハウジング保持部84である。コネクタカバー48の後方側は、電線貫通筒部86である。電線貫通筒部86は、端子42に接続されて後方に向かって延び出す電線40を収容し保持している。
図3に示すように、コネクタカバー48の前方側のハウジング保持部84には、凹所収容部88が設けられている。凹所収容部88は、ハウジング44に設けられた収容凹所72に対応する位置に、前方および内方に開口して設けられている。また、ハウジング保持部84の前方側の上面には、内部にハウジング44のコネクタ位置保証部品収容部58を収容する収容部89が設けられている。収容部89は、上方に向かって矩形ブロック状に突出して前方および内方に向かって開口している。さらに、ハウジング保持部84の後方側には、上方に向かって矩形ブロック状に突出する突部90が設けられている。突部90の中央部には、上方およびハウジング保持部84内に開口する開口窓92が貫設されている。開口窓92は、略矩形断面形状を有している。図1および図2に示すように、開口窓92は、コネクタ位置保証部品46をコネクタカバー48の外部に露出するように形成されている。これにより、コネクタ11のハウジング44にコネクタカバー48を装着した状態でも、ハウジング44に設けられたコネクタ位置保証部品46を開口窓92を通じて目視確認することができる。図11に示すように、開口窓92の内周面には、内方に向かって突出しかつ周方向に向かって略三角断面形状で延びる環状の凸部94が設けられている。凸部94は、上下方向(図面中のZ軸方向)に離隔して複数(本実施形態では、3個)設けられている。ここで、開口窓92の内周面とは、開口窓92の開口方向(図面中のZ軸方向)に沿って延び、開口窓92の開口を規定する面のことである。また、上下方向(図面中のZ軸方向)とは、図面中のX軸方向に垂直に交差する方向のうち、コネクタユニット10の開口窓92の開口方向とその反対方向に延びる方向である。
加えて、突部90には、幅方向手前側の側面に連結部96を介して蓋部98が連結されている。蓋部98の底面(図4において上下方向の上側に位置してX方向およびY方向に広がる面)の後方側には、幅方向の全長に亘って矩形平板状の検知リブ100が設けられている。蓋部98の天面(図4において上下方向の下側に位置してX軸方向およびY軸方向に広がる面)の中央部には、円筒状の保持用突部102が設けられている。これにより、蓋部98の着脱が容易となり、蓋部98の開口窓92への着脱操作性を向上できる。また、蓋部98の外周面には、外方に向かって開口しかつ周方向に向かって略三角断面形状で延びる環状の凹部104が設けられている。凹部104は、上下方向(Z方向)に離隔して複数(本実施形態では、3個)設けられている。蓋部98の連結部96は薄い矩形平板状とされ板厚方向等に屈曲可能となっている。これにより、蓋部98の検知リブ100が設けられた側から容易に開口窓92に挿入できる。すなわち、蓋部98によって開口窓92を開閉自在に覆うことができる。図11に示すように、蓋部98によって開口窓92が覆蓋された状態では、開口窓92の内周面に設けられた凸部94は、蓋部98の外周面に向かって突出している。また、凸部94は、蓋部98の外周面に設けられた凹部104に対して密接状態で収容されている。これにより、蓋部98と開口窓92の接触面間のシール性が向上し、コネクタカバー48の防水機能の向上を図ることができる。しかも、蓋部98の開口窓92からの予期しない離脱を抑制できる。
図4に示すように、コネクタカバー48の開口窓92を有する突部90の後方側には、上方に向かって円弧状に突出する形状を有する押圧部106が設けられている。押圧部106は、長さ方向で押圧変形が容易になるように構成されている。例えば図2に示すように、押圧部106は、コネクタ位置保証部品46の後端部によって形成されている操作部78と対向する部位に配置されている。コネクタカバー48の外部から押圧部106を長さ方向の前方に向かって押圧することにより操作部78を押圧することが可能となっている。これにより、コネクタカバー48をした状態で操作部78を視認できない場合であっても、コネクタカバー48の外部から操作部78を押圧することが可能となっている。それゆえ、コネクタユニット10の組立作業性の向上を図ることができる。
図4および図6に示すように、コネクタカバー48のハウジング保持部84において幅方向両側に位置する両側面の後端部には、支持部108がそれぞれ設けられている。すなわち、支持部108は、コネクタカバー48の各側面からコネクタユニット10の相手側コネクタ12への嵌合方向(本実施形態では、長さ方向の前方)に交差する方向(本実施形態では、幅方向)に設けられている。これにより、コネクタユニット10を相手側コネクタ12に嵌合する際に、コネクタユニット10の相手側コネクタ12への嵌合方向への押し込み力を安定してコネクタユニット10に伝えることができる。それゆえ、コネクタユニット10の組立作業性を向上できる。しかも、支持部108は、相手側コネクタ12への嵌合側に向かうにつれて(すなわち、長さ方向の前方に向かって)、コネクタカバー48の外面からの突出高さが階段状に増大するように形成されている。それゆえ、支持部108が、支持部108を押圧する作業者の指先の形状に沿い易く、作業者が安定して支持部108を押圧できる。なお、支持部108の突出高さは、相手側コネクタ12への嵌合側に向かって漸次増大していてもよい。
図7〜図10に示すように、コネクタカバー48のハウジング保持部84の前端部である第1端部109における前方開口部の周縁部には、位置決め部110と環状シール部112が設けられている。より詳細には、コネクタカバー48の前方開口部の周縁部において、内方に向かって突出するフランジ状の位置決め部110が全周に亘って設けられている。図9に示すように、位置決め部110をハウジング44の前方部44aにおける前方開口部の周縁部に対して全周に亘って当接させることより、ハウジング44とコネクタカバー48間の位置決めを容易に行うことができる。それゆえ、コネクタユニット10の組立作業性の向上を図ることができる。また、環状シール部112の相手側コネクタ12の後面113への接触を有利にかつ容易に実現できる。さらに、位置決め部110の外周縁部において、環状シール部112が全周に亘って設けられている。環状シール部112は、相手側コネクタ12の側(長さ方向の前方側)に向かって拡径しつつ先細り状に突出する形状を有している。コネクタユニット10の環状シール部112が、コネクタユニット10の相手側コネクタ12への嵌合状態において相手側コネクタ12の後面113に接触している。これにより、環状シール部112の先端部分が環状シール部112の中心軸から離れる方向に広がりながら、相手側コネクタ12の後面113に接触できる。それゆえ、相手側コネクタ12の後面113への接触面積を有利に増大することができ、環状シール部112によるシール性を向上することができる。
図4および図9に示すように、コネクタカバー48の電線貫通筒部86には、一対の電線貫通孔114が前後方向に開口して設けられている。一対の電線貫通孔114は、円形断面形状で長さ方向に延び出しかつ幅方向に離隔している。すなわち、コネクタカバー48の電線貫通筒部86には、2つの端子42にそれぞれ接続された電線40が貫通している。電線貫通筒部86の一対の電線貫通孔114間には、各電線40の外面に密接する隔壁たる第1隔壁115aと第2隔壁115bが設けられている。第1隔壁115aと第2隔壁115bは、内面に設けられて2本の電線40間に位置して各電線40の貫通領域を区画している。これにより、2本の電線40同士の干渉を抑制しつつ各電線40を安定して電線貫通筒部86に保持できる。また、2本の電線40を電線貫通筒部86に貫通させる際に問題となる電線40間に生じる隙間を、電線40間に位置する第1隔壁115aと第2隔壁115bにより塞ぐことができる。それゆえ、複数の電線40を電線貫通筒部86に貫通させる際に問題となる電線40間の防水性も併せて担保することができる。さらに、電線貫通筒部86の内面は、隣接配置された2つの電線40を間に挟んで上下方向で対向する第1面116aと第2面116bを含んでいる。第1面116aには、第2面116b側に向かって突出して、2つの電線40間に位置して各電線40の外面に密接する第1隔壁115aが設けられている。第2面116bには、第1面116a側に向かって突出して、2つの電線40間に位置して各電線40の外面に密接する第2隔壁115bが設けられている。
図9に示すように、電線40の貫通後に電線貫通筒部86の後方側を結束テープ等の締結部材118によって結束固定する。これより、第1隔壁115aの突出端部と第2隔壁115bの突出端部が当接して連接され、各電線40が貫通される一対の電線貫通孔114が区画される。すなわち、第1隔壁115aの突出端部と第2隔壁115bの突出端部は、電線貫通筒部86の内面に連結されておらず、内面から分離可能である。したがって、電線貫通筒部86に2本の電線40を貫通配置させる作業時には、単一の電線貫通筒部86として扱うことができる。すなわち、第1隔壁115aの突出端部と第2隔壁115bの突出端部を相互に離隔させることにより、一対の電線貫通孔114を相互に連通させることができる。これにより、各電線貫通孔114への各電線40の貫通作業を容易に行うことができる。そして、前述の通り、電線40の貫通後に電線貫通筒部86の後方側を締結部材118によって結束固定する。これにより、電線貫通筒部86の防水性および防塵性が向上されている。すなわち、電線貫通筒部86の外周面には、電線貫通筒部86の内面を電線40の外面に接触する締結部材118が固定されている。また、電線40が貫通する電線貫通筒部86は、コネクタカバー48の前端部(図9中、左端部)である第1端部109の長さ方向の反対側(図9中、左側)に位置する第2端部119を有しており、電線貫通筒部86の内面は、電線40の外面に密接している。ここで、電線貫通筒部86の内面とは、隔壁である第1隔壁115aおよび第2隔壁115bの形成面を含んでいる。これにより、コネクタカバー48の第1端部109側の防水性が環状シール部112により担保されている。コネクタカバー48の第2端部119側の防水性が電線貫通筒部86の内面を電線40の外面に密接させることにより担保されている。これにより、コネクタカバー48によるさらなる防水性の向上を図ることができる。
<本実施形態の組付方法>
本実施形態の組付方法について以下に簡単に説明する。はじめに、コネクタカバー48,バックリテーナ80とシール部材82を記載順に、電線40の後端部に予め貫通させておく。次に、端子42を準備し、この端子42を電線40の端末部に対して導通接続する。このように構成された2本の電線40に接続された端子42を端子貫通孔54側から端子保持部52内に挿入し、奥まで押し込む。これにより、端子保持部52内に設けられた図示しないリテーナが端子42の後端部に係止して、端子保持部52内に端子42が安定的に収容保持される。その後、バックリテーナ80とシール部材82をハウジング44側に移動して、バックリテーナ80をハウジング44の係止突起70に係止する。これによりハウジング44の後方部44bに固定する。続いて、コネクタ位置保証部品46をハウジング44のコネクタ位置保証部品収容部58に挿入した後に、コネクタカバー48をハウジング44側に移動してハウジング44を覆う。この際、コネクタ位置保証部品収容部58が、コネクタカバー48のコネクタカバー内周面に設けられたコネクタ位置保証部品収容部58を収容する収容凹部である収容部89に密接状態で収容されている。収容部89は、コネクタカバー内周面に接触するハウジング外周面に設けられている。コネクタ位置保証部品収容部58は、ハウジング44のハウジング外周面の上部からコネクタカバー48のコネクタカバー内周面に向かって突出する収容凸部である。これにより、コネクタカバー48がハウジング44に対して上下逆向き等に誤組み付けされることが抑制されている。
また、図9に示すように、コネクタカバー48のハウジング保持部84の前端部に設けられた位置決め部110がハウジング44の前方部44aの前端部に係止される。コネクタカバー48のハウジング保持部84の後端部がバックリテーナ80の後面に係止される。これにより、コネクタカバー48がハウジング44に対して位置決めされて固定されている。図9に示すように、ハウジング44の前方部44aの後端部とハウジング44の後方部44bの前方側においてコネクタカバー48の内面が縮径されている。それゆえ、コネクタカバー48の内面とハウジング44の外面と密着している。これにより、図7に示すように、コネクタ位置保証部品46の操作部78に対して押圧部106が当接されている。これにより、コネクタ位置保証部品46が初期位置である仮係止位置に位置決め配置されるようになっている。図7に示すように、この状態では、コネクタ位置保証部品46と係止部60の前方側の間には、相手側コネクタハウジング14の上面に設けられた一対の突条32,32を収容する一対の収容凹所120が前方および上方に開口して設けられている。以上の結果、図2に示すように、コネクタユニット10と、コネクタユニット10を構成するコネクタ11に接続される電線40と、を備える本開示の実施形態1に係るワイヤハーネス122が完成される。
最後に、コネクタユニット10を相手側コネクタ12に対して組み付ける。より詳細には、相手側コネクタハウジング14の外周面に設けられた一対の突条32,32と突条38が、コネクタユニット10のハウジング44の前方部44a内に設けられた一対の収容凹所120と収容凹所72に収容される。これにより、コネクタユニット10が相手側コネクタハウジング14に対して上下逆向き等に誤組み付けされることが抑制されている。図7に示すように、この状態において、一対の収容凹所120内に一対の突条32が挿入されて、係止突起34のテーパ面上にコネクタ位置保証部品46の前端部に設けられた係止部76が載置されている。また、係止部60の係止孔62に相手側コネクタハウジング14に設けられた係止突部36が嵌合されて、相手側コネクタ12に対してコネクタユニット10が固定されている。この固定は、係止部60の後方側を押圧することにより容易に解除することができる。続いて、コネクタカバー48の押圧部106を前方側に向かって押圧することにより、係止部76が係止突起34対して係止されて固定が強固になる。
また、コネクタ位置保証部品46の操作部78が係止部60の後方側の下側に挿入されて固定の解除を阻止するようになっている(図7,8および図1,2参照)。図1および図8に示すように、この状態で、コネクタ位置保証部品46の操作部78と押圧部106との間に検知リブ収容凹所124が形成されている。これにより、検知リブ100が検知リブ収容凹所124に収容され蓋部98によって開口窓92を覆蓋することが可能となっている。すなわち、蓋部98はハウジング44側に向かって突出する検知リブ100を有している。それゆえ、コネクタ位置保証部品46が正規嵌合を保証する本係止位置にある時には、検知リブ100は本係止位置に配置されたコネクタ位置保証部品46には干渉せずに蓋部98の開口窓92への嵌合を許容する。コネクタ位置保証部品46が正規嵌合を保証する本係止位置にない時には、検知リブ100はコネクタ位置保証部品46には干渉して蓋部98の開口窓92への嵌合を阻止する。すなわち、検知リブ100は、予め定めた条件を満たす位置に設けられている。より詳細には、予め定めた条件は、コネクタ位置保証部品46が本係止位置である第2位置とは異なる第1位置にある場合において、検知リブ100はコネクタ位置保証部品46に干渉する。コネクタ位置保証部品46が第2位置にある場合において、検知リブ100はコネクタ位置保証部品46に干渉しない。コネクタ位置保証部品46は、予め定めた第1位置から第2位置に移動可能である。
これにより、コネクタ位置保証部品46の確認の看過、あるいは誤って蓋部98が閉じられるといった、ミスの発生を抑制できる。しかも、開口窓92を蓋部98によって覆蓋できた状態では、コネクタ位置保証部品46が正規嵌合を保証する本係止位置にあることをより容易に確認でき、コネクタユニット10の組立作業性や組立信頼性を向上できる。以上の結果、相手側コネクタ12に対するコネクタユニット10の組み付けが完了する。この相手側コネクタ12への嵌合状態で、コネクタカバー48の環状シール部112は、相手側コネクタハウジング14の後面113に接触している。すなわち、環状シール部112は、相手側コネクタ12との嵌合状態において相手側コネクタ12の側の後面113と接触可能な位置に設けられている。
このような構造とされた本開示のコネクタユニット10によれば、コネクタユニット10の環状シール部112が、コネクタユニット10の相手側コネクタ12への嵌合状態において環状シール部112が相手側コネクタ12の後面113に接触した際に、コネクタカバー48と相手側コネクタ12の後面113との隙間が封止される。これにより、コネクタユニット10の相手側コネクタ12への嵌合側における防水性を向上できる。また、使用時において、コネクタカバー48の周囲に付着した泥等の異物がコネクタカバー48内へ入り込むことも有利に阻止される。さらに、メンテナンス時等にコネクタユニット10を相手側コネクタ12に挿し入れたり相手側コネクタ12から引き抜く際に、異物がハウジング44内まで入り込んでコネクタユニット10と相手側コネクタ12との再嵌合に悪影響を及ぼす不具合の発生を抑制または低減できる。
また、コネクタユニット10とコネクタユニット10のコネクタ11に接続される電線40を備えるワイヤハーネス122を構成することにより、上述したコネクタユニット10と同様の作用効果が発揮される、コネクタユニット10を備えたワイヤハーネス122を提供できる。
さらに、コネクタユニット10と、コネクタユニット10と嵌合される相手側コネクタ12のコネクタ嵌合構造において、コネクタユニット10の環状シール部112が、コネクタユニット10の相手側コネクタ12への嵌合状態で、相手側コネクタ12の後面113に接触している。これにより、上述したコネクタユニット10と同様の作用効果が発揮される、コネクタ嵌合構造を提供できる。
<他の実施形態>
本明細書に記載された技術は上記記述および図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本明細書に記載された技術の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態1では、保持用突部102は作業者の手指により容易に把持可能な大きさで蓋部98の天面に設けられていたが、これに限定されない。図12に示す本開示の実施形態2のコネクタユニット126のように、保持用突部128は作業者の手指によって把持が困難な大きさで設けられていてもよい。例えば、突出高さが小さくされた保持用突部128が、図示しない工具が係止可能なスリット状の凹所130を有していてもよい。これにより、保持用突部128が作業者の手指では保持できない大きさであっても、凹所130に工具を挿し入れることにより、工具を用いて保持用突部128を保持することができる。その結果、保持用突部128の突出高さを抑えることができるので、保持用突部128と他部材との干渉のリスクを低減できる。また、蓋部98の開口窓92からの意図しない離脱を抑制でき、コネクタカバー48の防水性や遮蔽性等の保護機能の信頼性をより向上できる。
(2)上記実施形態1では、各電線40の外面に密接する隔壁は、第1面116aから突出する第1隔壁115aと第2面116bから突出する第2隔壁115bによって形成されていたが、これに限定されない。第1面116aあるいは第2面116bの一方側から突出して隔壁が構成されていてもよいし、突出高さや個数等任意の構成の隔壁が採用可能である。
(3)上記実施形態1では、開口窓92の内周面に凸部94が設けられ、蓋部98の外周面に凹部104が設けられていたが、開口窓92の内周面に凹部が設けられ、蓋部98の外周面に凸部が設けられていてもよい。
(4)上記実施形態1では、コネクタカバー内周面に収容凸部であるコネクタ位置保証部品収容部58が設けられ、ハウジング外周面に収容凹部である収容部89が設けられていたが、コネクタカバー内周面に収容凹部が設けられ、ハウジング外周面に収容凸部が設けられていてもよい。
10 コネクタユニット(実施形態1)
11 コネクタ
12 相手側コネクタ
14 相手側コネクタハウジング
16 前方開口部
18 固定部
20 貫通孔
22 前面
24 ゴムシール
26 相手側電線貫通部
28 相手側電線貫通孔
30 端子付電線
32 突条
34 係止突起
36 係止突部
38 突条
40 電線
42 端子
44 ハウジング
44a 前方部
44b 後方部
46 コネクタ位置保証部品
48 コネクタカバー
50 相手側端子貫通孔
52 端子保持部
54 端子貫通孔
56 周壁
58 コネクタ位置保証部品収容部(収容凸部)
60 係止部
62 係止孔
68 滑り止め凹所
70 係止突起
72 収容凹所
74 連結部
76 係止部
78 操作部
80 バックリテーナ
82 シール部材
84 ハウジング保持部
86 電線貫通筒部
88 凹所収容部
89 収容部(収容凹部)
90 突部
92 開口窓
94 凸部
96 連結部
98 蓋部
100 検知リブ
102 保持用突部
104 凹部
106 押圧部
108 支持部
109 第1端部
110 位置決め部
112 環状シール部
113 後面
114 電線貫通孔
115a 第1隔壁(隔壁)
115b 第2隔壁(隔壁)
116a 第1面
116b 第2面
118 締結部材
119 第2端部
120 収容凹所
122 ワイヤハーネス
124 検知リブ収容凹所
126 コネクタユニット(実施形態2)
128 保持用突部
130 凹所

Claims (10)

  1. 電線の端末部に接続される端子と前記端子を保持するハウジングを有するコネクタと、
    弾性材からなり、前記ハウジングを覆う筒状のコネクタカバーと、を備え、
    前記コネクタカバーは、環状シール部を有し、
    前記環状シール部は、相手側コネクタとの嵌合状態において前記相手側コネクタの側の面と接触可能な位置に設けられている、コネクタユニット。
  2. 前記環状シール部は、前記相手側コネクタの側に向かって拡径しつつ先細状に突出する形状を有している、請求項1に記載のコネクタユニット。
  3. 前記コネクタカバーは、前記コネクタカバーの前記ハウジングへの位置決めを行う位置決め部を有し、
    前記位置決め部は、前記ハウジングとの接触により、前記位置決めを行う、請求項1または請求項2に記載のコネクタユニット。
  4. 前記コネクタは、前記相手側コネクタへの正規嵌合を保証するコネクタ位置保証部品を有し、
    前記コネクタカバーは、前記コネクタ位置保証部品を前記コネクタカバーの外部に露出する開口窓と、前記開口窓を開閉自在に覆う蓋部を有している請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のコネクタユニット。
  5. 前記開口窓は、内周面に設けられた凸部を有し、
    前記蓋部は、前記内周面に接触する外周面に設けられた凹部を有し、
    前記凸部は、前記外周面に向かって突出し、
    前記凹部は、前記凸部を密接状態で収容する、請求項4に記載のコネクタユニット。
  6. 前記コネクタカバーは、前記環状シール部を有する第1端部と、前記第1端部の反対側に位置する第2端部を有し、
    前記コネクタカバーの前記第2端部は、前記端子に接続された前記電線が貫通する電線貫通筒部を有し、
    前記電線貫通筒部の内面は、前記電線の外面に密接している、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のコネクタユニット。
  7. 前記ハウジングは、複数の前記端子を保持し、
    前記電線は、複数であり、
    複数の前記電線は、複数の前記端子に接続され、前記コネクタカバーの前記電線貫通筒部に貫通し、
    前記電線貫通筒部は、前記内面に設けられた隔壁であって、複数の前記電線間に位置する前記隔壁を有し、
    前記隔壁は、前記内面から分離可能な突出端部を有し、各前記電線の前記外面に密接する各前記電線の貫通領域を区画する、請求項6に記載のコネクタユニット。
  8. さらに、前記電線貫通筒部に固定された締結部材を有し、
    前記締結部材は、前記電線貫通筒部の前記内面を前記電線の前記外面に接触させる、請求項6または請求項7に記載のコネクタユニット。
  9. 電線の端末部に接続される端子と前記端子を保持するハウジングを有するコネクタと、
    弾性材からなり、前記ハウジングを覆う筒状のコネクタカバーと、を備え、
    前記コネクタカバーは、環状シール部を有し、
    前記環状シール部は、相手側コネクタとの嵌合状態において前記相手側コネクタの側の面と接触可能な位置に設けられている、コネクタユニットと、
    前記コネクタユニットの前記端子に接続された前記電線と、を備えるワイヤハーネス。
  10. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のコネクタユニットと、
    前記コネクタユニットと嵌合される相手側コネクタを有し、
    前記コネクタユニットの前記環状シール部が、前記コネクタユニットの前記相手側コネクタへの嵌合状態で、前記相手側コネクタの側の面に接触している
    コネクタ嵌合構造。
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