JP2021165598A - 冷蔵庫 - Google Patents

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伸喜 加藤
Nobuyoshi Kato
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Abstract

【課題】容器に貯留されている水が容器からこぼれることを抑制しつつ、容器に貯留されている水を水蒸気として容器から排出させることができる技術を開示する。【解決手段】冷蔵庫は、冷却器に付着した霜を除霜することにより生じる水を貯留する容器を備えていてもよい。容器には、容器の上方及び側方の少なくとも一方に向けて開口する開口部が設けられていてもよい。開口部は、容器に貯留された水が通過することを抑制する一方で容器に貯留された水が蒸発することにより生じる水蒸気が通過することを許容する防水透湿膜により覆われていてもよい。【選択図】図2

Description

本明細書は、冷蔵庫に関する。
特許文献1に開示される冷蔵庫は、冷却器に付着した霜を除霜することにより生じる水を貯留する容器を備えている。容器は、上方に向けて開口する開口部を有している。冷却器に付着した霜を除霜することにより生じる水は、開口部から容器の内部に流入して貯留される。容器の内部に貯留された水は、例えば圧縮器の熱や自然蒸発により蒸発する。
特開2019−168126号公報
上記の冷蔵庫では、容器が上方に向けて開口する開口部を有している。このため、例えば、上記の冷蔵庫を、容器に水が貯留されている状態で移動させると、容器に貯留された水の液面が変動し、水が容器からこぼれることがある。
本明細書では、容器に貯留されている水が容器からこぼれることを抑制しつつ、容器に貯留されている水を水蒸気として容器から排出させることができる技術を開示する。
本明細書に開示される冷蔵庫は、冷却器に付着した霜を除霜することにより生じる水を貯留する容器を備えている。容器には、容器の上方及び側方の少なくとも一方に向けて開口する開口部が設けられている。開口部は、容器に貯留された水が通過することを抑制する一方で容器に貯留された水が蒸発することにより生じる水蒸気が通過することを許容する防水透湿膜により覆われている。
第1実施例の冷蔵庫の縦断面図である。 第1実施例の容器の縦断面図である。 第1実施例の容器を上側から見た図である。 第2実施例の容器を上側から見た図である。 第3実施例の容器の縦断面図である。 第4実施例の容器と防水透湿膜の縦断面図である。 第5実施例の容器の縦断面図である。 第6実施例の容器と送風器の縦断面図である。
(第1実施例)
図1から図3を参照して、第1実施例の冷蔵庫10を説明する。図1に示すように、冷蔵庫10は、冷蔵庫本体12と、複数の扉14、16、18、20と、圧縮器40と、第1冷却器32及び第2冷却器34と、第1送風器36及び第2送風器38と、第1ヒータ42及び第2ヒータ44と、案内管46と、容器50と、を備えている。冷蔵庫本体12は、断熱性を有する。冷蔵庫本体12は、その内部に、冷蔵室24と、野菜室26と、第1冷凍室28と、第2冷凍室30と、を有する。下方向に向かって、冷蔵室24、野菜室26、第1冷凍室28と、第2冷凍室30とが順番に配置されている。冷蔵室24と野菜室26と第1冷凍室28と第2冷凍室30の前面開口部のそれぞれは、扉14、16、18、20のそれぞれによって閉じられる。本実施例では、冷蔵庫10の高さ方向を上下方向と呼び、冷蔵庫10の奥行き方向を前後方向と呼び、上下方向及び前後方向に直交する方向を左右方向と呼ぶ。
圧縮器40は、冷蔵庫本体12の後側下部に設けられている機械室31に配置されている。圧縮器40は、オン状態とオフ状態とに切り替わる。圧縮器40がオン状態にある場合、圧縮器40は、冷媒を圧縮する。圧縮器40は、圧縮した冷媒を、凝縮器(図示省略)とキャピラリチューブ(図示省略)を経て、第1冷却器32及び第2冷却器34に送る。これにより、第1冷却器32及び第2冷却器34が冷却される。この結果、第1冷却器32及び第2冷却器34の周囲の空気が冷却される。第1冷却器32及び第2冷却器34を通過した冷媒は、逆止弁(図示省略)を経て、圧縮器40に戻る。一方、圧縮器40がオフ状態にある場合、圧縮器40は、冷媒を圧縮せず、また、冷媒を第1冷却器32及び第2冷却器34に送らない。このため、第1冷却器32及び第2冷却器34の周囲の空気が冷却されない。
第1送風器36は、第1冷却器32により冷却された空気を、冷蔵室24と野菜室26に送る。これにより、冷蔵室24と野菜室26が冷蔵温度帯に冷却される。また、第2送風器38は、第2冷却器34により冷却された空気を、第1冷凍室28と第2冷凍室30に送る。これにより、第1冷凍室28と第2冷凍室30が冷却される。
上述したように、冷媒が第1冷却器32及び第2冷却器34に送られることにより、第1冷却器32及び第2冷却器34が冷却される。これにより、第1冷却器32及び第2冷却器34の周囲の空気に含まれる水分が凝固して、第1冷却器32及び第2冷却器34の表面に霜が付着する。第1冷却器32の周囲には、第1ヒータ42が配置されており、第1ヒータ42が発熱することにより、第1冷却器32の表面に付着した霜が除霜され、水が生じる。また、第2冷却器34の周囲には、第2ヒータ44が配置されており、第2ヒータ44が発熱することにより、第2冷却器34の表面に付着した霜が除霜され、水が生じる。
案内管46は、第1冷却器32及び第2冷却器34の表面に付着した霜が除霜されることにより生じる水を、後述する容器50に案内する。案内管46は、分岐した第1案内管46aと第2案内管46bとが冷蔵庫本体12の内部を通過する間に合流して冷蔵庫本体12の機械室31まで延びる形状に構成されている。第1案内管46aは、第1冷却器32の下側に配置されている。第1案内管46aは、第1冷却器32の表面に付着した霜が除霜されることにより生じる水を受ける。また、第2案内管46bは、第2冷却器34の下側に配置されている。第2案内管46bは、第2冷却器34の表面に付着した霜が除霜されることにより生じる水を受ける。
容器50は、冷蔵庫本体12の機械室31に配置されている。容器50は、冷蔵庫本体12に対して着脱可能に取り付けられている。容器50は、機械室31に配置されている圧縮器40の直上に配置されている。容器50は、オン状態となることにより発熱した圧縮器40から熱を受ける。容器50は、第1冷却器32及び第2冷却器34に付着した霜を除霜することにより生じる水を貯留し蒸発させるための容器である。
図2に示すように、容器50は、貯留部52と、第1防水透湿膜70と、を備えている。貯留部52は、水を貯留する。貯留部52は、例えば、樹脂材料から成る。なお、変形例では、貯留部52は、金属材料から成っていてもよい。貯留部52は、底部54と、側部56と、一対の第1仕切部58a、58bと、一対の第2仕切部60a、60bと、を備えている。底部54は、上側に凸になる湾曲状に構成されており、圧縮器40の上面に沿って配置されている。底部54は、圧縮器40と離れて配置されている。
側部56は、底部54の周縁部に沿って一巡している。側部56は、第1部分56aと、第2部分56bと、を備えている。第1部分56aは、図2に示す側部56の左側部分に対応する。第2部分56bは、図2に示す側部56の右側部分に対応する。側部56は、底部54の周縁部から上側に延びている。側部56の上端部には開口部62が設けられている。開口部62は、容器50の上方に向けて開口している。
一対の第1仕切部58a、58bは、底部54の中央部近傍から上側に延びている。図2に破線で示す仮想平面Pは、左右方向に直交する平面で、底部54の中央部を通過する平面である。左側の第1仕切部58aは、仮想平面Pに関して、右側の第1仕切部58bと対称に配置されている。一対の第1仕切部58a、58bの間には、内側貯留空間61aが形成されている。内側貯留空間61aは、案内管46の先端部近傍に配置されている。このため、第1冷却器32及び第2冷却器34の表面に付着した霜が除霜されることにより生じる水は、案内管46により案内されて、内側貯留空間61aに流入し貯留される。
一対の第2仕切部60a、60bは、底部54から上側に延びている。一対の第2仕切部60a、60bの上端部の高さ位置は、一対の第1仕切部58a、58bの上端部の高さ位置よりも下側に位置している。左側の第2仕切部60aは、仮想平面Pに関して、右側の第2仕切部60bと対称に配置されている。左側の第2仕切部60aは、左側の第1仕切部58aよりも左側に配置されている。左側の第2仕切部60aと左側の第1仕切部58aとの間には、左側の中間貯留空間61bが形成されている。左側の中間貯留空間61bには、内側貯留空間61aから溢れた水が流入し貯留される。また、左側の第2仕切部60aと側部56の第1部分56aとの間には、左側の外側貯留空間61cが形成されている。左側の外側貯留空間61cには、左側の中間貯留空間61bから溢れた水が流入し貯留される。
右側の第2仕切部60bは、右側の第1仕切部58bよりも右側に配置されている。右側の第2仕切部60bと右側の第1仕切部58bとの間には、右側の中間貯留空間61bが形成されている。右側の中間貯留空間61bには、内側貯留空間61aから溢れた水が流入し貯留される。また、右側の第2仕切部60bと側部56の第2部分56bとの間には、右側の外側貯留空間61cが形成されている。右側の外側貯留空間61cには、右側の中間貯留空間61bから溢れた水が流入し貯留される。
第1防水透湿膜70は、側部56の上端部に固定されている。第1防水透湿膜70は、側部56の上端部に、例えば接着剤により貼り付けられている。第1防水透湿膜70は、容器50の開口部62を覆っている。第1防水透湿膜70は、容器50の底部54と対向している。第1防水透湿膜70は、第1仕切部58a、58bと第2仕切部60a、60bとから離間している。これにより、容器50の内側貯留空間61aと中間貯留空間61bと外側貯留空間61cは、連通している。
第1防水透湿膜70は、多数の微細開口を有しており、その微細開口が連結された構造となっている。このため、第1防水透湿膜70は、その内部を水が通過することを抑制し、水蒸気が通過することを許容する。第1防水透湿膜70は、例えば、防水性能と透湿性能を有する材料を中間層として、中間層を上層と下層との間に挟んだ3層構造から構成されている。これにより、中間層の構造を保護することができ、この結果、第1防水透湿膜70の防水性能と透湿性能を長期間維持することができる。
図3に示すように、第1防水透湿膜70は、流入口72を有する。流入口72は、容器50の開口部62の周縁部に対応する位置に配置されている。流入口72には、案内管46が差し込まれている。流入口72は、案内管46により案内された水を貯留部52の内部に流入させるための開口である。案内管46により案内された水は、流入口72から貯留部52に流入する。流入した水は、側部56を伝って貯留部52に貯留される。貯留部52に貯留された水は、第1防水透湿膜70を通過して貯留部52からこぼれない。また、貯留部52に貯留された水には、オン状態となることにより発熱した圧縮器40の熱が、容器50の底部54を介して伝わる。これにより、貯留部52に貯留された水の温度が上昇する。この結果、水の蒸発が促進され、水蒸気が生じる。貯留部52に生じた水蒸気は、第1防水透湿膜70を通過して、貯留部52の外部に流出する。これにより、貯留部52に貯留されている水の量が減少する。
(効果)
以上、第1実施例の冷蔵庫10について説明した。上記の第1実施例では、冷蔵庫10は、第1冷却器32及び第2冷却器34に付着した霜を除霜することにより生じる水を貯留する容器50を備えている。容器50には、容器50の上方に向けて開口する開口部62が設けられている。開口部62は、容器50に貯留された水が通過することを抑制する一方で容器50に貯留された水が蒸発することにより生じる水蒸気が通過することを許容する第1防水透湿膜70により覆われている。この構成によれば、第1防水透湿膜70は、容器50に貯留された水が第1防水透湿膜70を通過して容器50からこぼれることを抑制することができる。また、第1防水透湿膜70は、容器50に貯留された水が蒸発することにより生じる水蒸気が通過することを許容することができる。容器50の内部で発生した水蒸気は、第1防水透湿膜70を通過して容器50の外部に流出する。これにより、容器50の内部に貯留されている水の量を減少させることができる。以上より、上記の構成によれば、容器50に貯留されている水が容器50からこぼれることを抑制しつつ、容器50に貯留されている水を水蒸気として容器50から排出させることができる。
また、冷蔵庫10は、第1冷却器32及び第2冷却器34に付着した霜を除霜することにより生じる水を容器50に案内する案内管46をさらに備えている。第1防水透湿膜70は、案内管46により案内された水を容器50に流入させるための流入口72を有する。この構成によれば、案内管46により案内された水は、第1防水透湿膜70の流入口72から容器50の内部に流入する。簡易な構成により、容器50の内部に確実に水を貯留することができる。
また、流入口72は、開口部62の周縁部に対応する位置に配置されている。この構成によれば、流入口72から容器50の内部に流入する水を容器50の内周面を沿わせて容器50の内部に流入させることができる。
また、冷蔵庫10は、第1冷却器32及び第2冷却器34に送る冷媒を圧縮する圧縮器40をさらに備えている。容器50は、圧縮器40の直上に配置されている。この構成によれば、圧縮器40が作動することにより発生する熱を、容器50に効率良く伝えることができる。これにより、容器50に貯留されている水を圧縮器40で発生する熱により効率良く蒸発させることができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。以下の説明では、第1実施例と異なる点のみを説明し、第1実施例と同様の点については、同様の符号を付して説明を省略する。
(第2実施例)
図4を参照して、第2実施例を説明する。第2実施例では、容器50は、支持部80をさらに備えている。支持部80は、側部56の上端部に固定されている。支持部80は、開口部62の中心部に向かって延びている。支持部80のうちの側部56に固定されていない自由端部80aは、開口部62の中央部近傍に位置している。支持部80は、自由端部80aに差し込み口82を有する。差し込み口82は、支持部80を上下方向に貫通している。差し込み口82は、上面視において略円形状に構成されている。差し込み口82の直径は、案内管46の直径よりも僅かに大きい。差し込み口82には、案内管46の先端部が差し込まれている。支持部80は、案内管46の先端部が差し込み口82に差し込まれている状態で案内管46を支持している。
第1防水透湿膜70の流入口72は、開口部62の周縁部に対応する位置からから開口部62の中心部に対応する位置に向かって延びている。流入口72は、支持部80の形状に対応する形状を有する。第1防水透湿膜70は、側部56の上端部と、支持部80の周縁部に貼り付けられている。
(効果)
上記の第2実施例では、容器50は、案内管46を支持する支持部80をさらに備えている。この構成によれば、支持部80により案内管46を安定させることができる。これにより、案内管46の先端部が容器50の外部に移動することを抑制することができる。案内管46により案内された水が流入口72に案内されずに、容器50の外部にこぼれることを抑制することができる。
(第3実施例)
図5を参照して、第3実施例を説明する。第3実施例では、容器50は、第2防水透湿膜90をさらに備えている。第2防水透湿膜90は、容器50の底部54の一部に設けられている第2開口部92を覆っている。第2防水透湿膜90は、内側貯留空間61aの下側に配置されている。このため、内側貯留空間61aに貯留されている水が容器50の外部に漏れ出ない。第2防水透湿膜90は、圧縮器40の直上に配置されている。第2防水透湿膜90は、圧縮器40と対向している。圧縮器40の熱が第2防水透湿膜90を介して、内側貯留空間61aに貯留されている水に伝わる。
(効果)
第2防水透湿膜90は、内側貯留空間61aを画定する部分の底部54に設けられている第2開口部92を覆っている。圧縮器40の熱が底部54を介さずに第2防水透湿膜90を介して内側貯留空間61aに貯留されている水に伝わる。これにより、圧縮器40の熱を、内側貯留空間61aに貯留されている水に効率良く伝えることができる。このため、案内管46により案内された水が初めに貯留される内側貯留空間61aにおいて、水の蒸発が促進され、水蒸気が生じる。この結果、貯留部52の内部に貯留されている水の量を効率良く減少させることができる。
(第4実施例)
図6を参照して、第4実施例を説明する。第4実施例では、容器50の底部54は、圧縮器40の外面に沿って延びておらず、水平に延びている。容器50の底部54は、湾曲状に構成されておらず、平板状に構成されている。また、冷蔵庫10は、第3防水透湿膜100をさらに備えている。第3防水透湿膜100は、容器50の底部54と圧縮器40との間に配置されている。第3防水透湿膜100は、容器50の底部54と、圧縮器40とから離れて配置されている。第3防水透湿膜100の幅は、容器50の幅と圧縮器40の幅よりも広い。
(効果)
上記の第4実施例では、第3防水透湿膜100は、底部54と圧縮器40との間に配置されている。このため、容器50から水がこぼれる場合でも、第3防水透湿膜100により、圧縮器40に水がかかることを抑制することができる。
(第5実施例)
図7を参照して、第5実施例を説明する。第5実施例では、容器50は、圧縮器40の横に並んで配置されている。また、容器50は、第1仕切部58a、58bと、第2仕切部60a、60bと、を備えていない。容器50の底部54は、水平に延びている。
また、冷蔵庫10は、冷媒管110をさらに備えている。冷媒管110は、金属材料から作製されている。冷媒管110は、圧縮器40に接続されている。冷媒管110には、圧縮器40により圧縮された冷媒が通過する。冷媒管110は、圧縮器40から凝縮器(図示省略)まで延びている。冷媒管110は、圧縮器40から延びた後、貯留部52の内部を通過する。図示省略されているが、第1防水透湿膜70は、冷媒管110が通過する開口を有している。
(効果)
上記の第5実施例では、冷蔵庫10は、第1冷却器32及び第2冷却器34に送る冷媒を圧縮する圧縮器40と、圧縮器40により圧縮された冷媒が通過する冷媒管110と、をさらに備えている。冷媒管110の少なくとも一部は、容器50の内部に配置されている。圧縮器40が冷媒を圧縮すると、冷媒が高温になる。高温となった冷媒が冷媒管110を通過することにより、冷媒管110が高温になる。上記の構成によれば、冷媒管110の熱は、容器50に貯留されている水に伝わる。これにより、容器50に貯留されている水が蒸発することを促進することができる。
(第6実施例)
図8を参照して、第6実施例を説明する。第6実施例では、冷蔵庫10は、第3送風器120をさらに備えている。図示省略されているが、第3送風器120は、冷蔵庫本体12の後部の機械室31に配置されている。第3送風器120は、第1防水透湿膜70に面している。第3送風器120は、第1防水透湿膜70に向けて空気を送る。これにより、第3送風器120から送られた空気は、図8の矢印F1に示すように、第1防水透湿膜70を通過して、貯留部52の内部に流れる。また、貯留部52を流れる空気は、図8の矢印F2に示すように、第1防水透湿膜70を通過して、貯留部52の外部に流れる。
上記の第6実施例では、冷蔵庫10は、第1防水透湿膜70に向けて空気を送る第3送風器120をさらに備えている。この構成によれば、第3送風器120から送られた空気は、第1防水透湿膜70を通過する。この結果、容器50に貯留されている水が蒸発することを促進することができる。
(変形例)
(1)上記の各実施例において、開口部62は、容器50の側部56に設けられていてもよい。即ち、開口部62が側方に向けて開口していてもよい。容器50の側部56に設けられている開口部62が防水透湿膜により覆われている。また、容器50には、上方に向けて開口する開口部62と、側方に向けて開口する開口部62とが設けられていてもよい。
(2)第2実施例において、差し込み口82は、支持部80のうちの容器50の側部56に固定されている固定端部に設けられていてもよい。この構成によれば、支持部80により案内管46を支持するとともに、案内管46により案内された水を貯留部52の側部56に沿わせて貯留部52の内部に貯留することができる。
(3)上記の各実施例では、第1防水透湿膜70に設けられている流入口72は、開口部62の中心部に対応する位置に配置されていてもよい。
(4)上記の第1実施例では、流入口72に案内管46が差し込まれていたが、この構成に限定されない。第1実施例の変形例では、流入口72に案内管46が差し込まれていなくてもよい。案内管46の先端が流入口72よりも上側に位置していてもよい。
本明細書又は図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書又は図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10 :冷蔵庫
12 :冷蔵庫本体
31 :機械室
32、34:冷却器
36、38、120:送風器
40 :圧縮器
46 :案内管
50 :容器
52 :貯留部
54 :底部
56 :側部
58a、58b:第1仕切部
60a、60b:第2仕切部
61a :内側貯留空間
61b :中間貯留空間
61c :外側貯留空間
62 :開口部
70、90、100:防水透湿膜
72 :流入口
80 :支持部
82 :差し込み口
110 :冷媒管

Claims (7)

  1. 冷却器に付着した霜を除霜することにより生じる水を貯留する容器を備えている冷蔵庫であって、
    前記容器には、上方及び側方の少なくとも一方に向けて開口する開口部が設けられており、
    前記開口部は、前記容器に貯留された水が通過することを抑制する一方で前記容器に貯留された水が蒸発することにより生じる水蒸気が通過することを許容する防水透湿膜により覆われている、冷蔵庫。
  2. 前記冷却器に付着した霜を除霜することにより生じる水を前記容器に案内する案内管をさらに備えており、
    前記防水透湿膜は、前記案内管により案内された水を前記容器に流入させるための流入口を有する、請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記流入口は、前記開口部の周縁部に対応する位置に配置されている、請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記容器は、前記案内管を支持する支持部をさらに備えている、請求項2又は3に記載の冷蔵庫。
  5. 前記冷却器に送る冷媒を圧縮する圧縮器をさらに備えており、
    前記容器は、前記圧縮器の直上に配置されている、請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記冷却器に送る冷媒を圧縮する圧縮器と、
    前記圧縮器により圧縮された前記冷媒が通過する冷媒管と、をさらに備えており、
    前記冷媒管の少なくとも一部は、前記容器の内部に配置されている、請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記防水透湿膜に向けて空気を送る送風器をさらに備えている、請求項1から6のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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