JP2012083057A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却のための消費電力を抑えることが可能となる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】蒸発皿14は貫通部13と排水ホース15から成る導水部の開放端が挿入される第1貯水部14bと、第1貯水部14bの外側に配される第2貯水部14dとを有し、導水部から流出する除霜水を導水部の開放端よりも上方の排水孔14cから溢水させて第2貯水部14d内に貯水する。
【選択図】図3

Description

本発明は冷却器の除霜による除霜水を蒸発させる蒸発皿を有する冷蔵庫に関する。
従来の冷蔵庫では冷却器を除霜したことによる除霜水を蒸発皿に排出させ、蒸発皿で除霜水を熱により蒸発させることが行われる。
このような従来の冷蔵庫は例えば特許文献1に開示されている。この冷蔵庫は貯蔵室を形成する断熱箱体の下方に圧縮機や蒸発皿等を配した機械室が設けられる。貯蔵室の背後には貯蔵室の空気と熱交換して冷気を生成する冷却器が配される。冷却器の下方にはドレンパンが配され、ドレンパンから導出される排水パイプが機械室の上壁を形成する底板に固定される。
冷却器は着霜した際に除霜運転により除霜される。冷却器の除霜水はドレンパンに回収され、排水パイプを介して先端の排出口から蒸発皿に滴下して貯水される。機械室内は圧縮機等の発熱によって昇温され、蒸発皿に貯水された除霜水を大気中に蒸発させることができる。
特開2000−105062号公報(第2頁−第4頁、第2図等)
しかしながら、上記特許文献1の冷蔵庫によると、機械室内を臨む排出口と冷却器とが排水パイプを介して連通する。このため、機械室内の熱が排水パイプを介して冷気の通路に流入し、冷却のための省電力が大きくなる問題があった。
上記問題点を鑑み、本発明は、冷却のための消費電力を抑えることが可能となる冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、貯蔵室を冷却する冷気を生成する冷却器と、前記冷却器の除霜水を導水する管状の導水部と、前記導水部により導水された除霜水を貯水して蒸発させる蒸発皿とを備えた冷蔵庫において、前記蒸発皿は前記導水部の開放端が挿入される第1貯水部を有し、第1貯水部は前記導水部から流出する除霜水を前記導水部の開放端よりも上方の水位まで貯水することを特徴としている。この構成によると、導水部から排出された除霜水は第1貯水部において導水部の開放端より上方まで貯水される。
また、本発明は上記構成の冷蔵庫において、第1貯水部より外側に配される第2貯水部を有し、前記導水部から流出する除霜水を前記導水部の開放端よりも上方で溢水させて第2貯水部内に貯水することを特徴としている。
また、本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記貯蔵室を形成する断熱箱体と、前記断熱箱体の下方に設けられるとともに前記蒸発皿が配される機械室とを備えるとともに、前記導水部は前記断熱箱体を貫通して前記機械室を臨む排出口が形成される貫通部と、前記排出口に接続される排水ホースとを有し、第1貯水部を前記排出口の直下に配したことを特徴としている。この構成によると、排水ホースは排水口から第1貯水部まで真っ直ぐに延在する。
また、本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記導水部が開放端に対して拡径した当接部を有して弾性により伸縮自在に形成されるとともに、第1貯水部の周壁に排水孔を開口し、前記当接部が第1貯水部の上端に当接して該上端を押圧することを特徴としている。
この構成によると、弾性により導水部の当接部が第1貯水部の上端を押圧し、導水部の下端部が第1貯水部に保持される。また、導水部が排出した除霜水は第1貯水部の排水孔から溢水される。
また、本発明は上記構成の冷蔵庫において、第1貯水部は底面から上方に突出して前記導水部の開放端を係止する保持用リブを備え、前記導水部と第1貯水部の周壁との間に所定の隙間を形成して第1貯水部の上面から溢水させることを特徴としている。
この構成によると、保持用リブに係止された導水部の開放端から排出された除霜水は第1貯水部の上面から溢水される。
また、本発明は上記構成の冷蔵庫において、第2貯水部内に放熱パイプを浸漬するとともに、第1貯水部の底面を第2貯水部の底面よりも上方に配したことを特徴としている。この構成によると、第1貯水部から溢水して下方の第2貯水部に貯水された除霜水の蒸発が放熱パイプの放熱により促進される。
また、本発明は上記構成の冷蔵庫において、第1貯水部の溢水時の水面と導水部の開放端との距離が、除霜時に第2貯水部に貯水される水位よりも大きくなるようにしたことを特徴としている。
また、本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記貯蔵室を形成する断熱箱体と、前記断熱箱体の下方に設けられるとともに前記蒸発皿が配される機械室とを備えるとともに、前記導水部は前記断熱箱体を貫通して前記機械室を臨む排出口が形成される貫通部と、前記排出口に接続される排水ホースと、前記排水ホースが挿入され前記蒸発皿に設けられる挿入部とを有し、
前記蒸発皿は第1底面と、第1底面より下方に配される第2底面と、第1底面と第2底面とをつなぐ斜面とを有し、
切り欠いた形状を有する前記挿入部は第1底面および前記斜面から上方に起立し、
前記挿入部が第1底面の位置に有する前記開放端より上方に前記第1貯水部の貯水用リブの上端が位置することを特徴としている。
本発明によると、導水部から排出された除霜水は第1貯水部において導水部の開放端より上方まで貯水される。従って、第1貯水部の貯水により導水部の開放端をふさいで外気と庫内が遮断され、冷却のための消費電力を抑えることが可能となる。
第1実施形態の冷蔵庫を示す側面断面図である。 第1実施形態に係る冷蔵庫に設けられる機械室の背面図である。 第1実施形態に係る蒸発皿への排水ホースの取付け構造を示す断面図である。 第2実施形態に係る蒸発皿への排水ホースの取付け構造を示す断面図である。 図4での第1貯水部を示す斜視図である。 第3実施形態に係る蒸発皿への排水ホースの取付け構造を示す断面図である。 図6での第1貯水部を示す斜視図である。 第4実施形態に係る機械室の背面図である。 第4実施形態に係る機械室の上面断面図である。 第4実施形態に係る機械室の側面断面図である。 第4実施形態に係る蒸発皿の斜視図である。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は第1実施形態の冷蔵庫を示す側面断面図である。冷蔵庫1は断熱材を充填した断熱箱体を有する本体部2を有している。断熱箱体は内箱3と外箱4とを有し、内箱3と外箱4の間に断熱材(不図示)が充填される。本体部2の上部には冷蔵室5が設けられ、冷蔵室5の下方に冷凍室6が設けられる。冷蔵室5及び冷凍室6の前面は断熱扉5a、6aによりそれぞれ開閉される。本体部2の後方下部には断熱箱体の下方に配される機械室9が設けられる。機械室9には冷凍サイクルを運転する圧縮機31が設置される。
冷凍室6の背後には冷気が流通する冷気通路7が設けられる。冷気通路7は冷凍室6内に臨む吐出口7a及び戻り口7bが開口する。冷気通路7には冷凍サイクルの低温部となる冷却器33が配され、冷却器33の上方に送風機10が配される。
冷蔵室5の背後にはダンパ(不図示)を介して冷気通路7に連通する冷気通路11が設けられる。冷気通路11には冷蔵室5内に臨む吐出口11aが開口する。また、冷蔵室5と冷気通路7の冷却器33の上流側とを連結する連通路(不図示)が設けられる。
冷凍サイクルは圧縮機31、放熱パイプ32(図2参照)、キャピラリーチューブ(不図示)並びに冷却器33から構成される。圧縮機31により圧縮された冷媒は放熱パイプ32で熱を放出して凝縮する。凝縮して液化された冷媒はキャピラリーチューブにより減圧された後、冷却器33で熱交換により気化して圧縮機31に戻る。
圧縮機31及び送風機10の駆動によって冷気通路7を流通する空気と冷却器33とが熱交換して生成された冷気が吐出口7aから冷凍室6に吐出される。吐出口7aから吐出された冷気は冷凍室6内を流通し、戻り口7bを介して冷却器33に戻る。これにより、冷凍室6内の冷却が行われる。ダンパ(不図示)が開かれると冷気通路7から冷気通路11に冷気が流入し、吐出口11aから冷蔵室5に吐出される。吐出口11aから吐出された冷気は冷蔵室5内を流通し、連通路(不図示)を介して冷却器33に戻る。これにより、冷蔵室5内の冷却が行われる。
冷気通路7において冷却器33の下方にはドレンパン12が設けられる。ドレンパン12には断熱箱体を貫通する管状の貫通部13が接続される。貫通部13の下端部には機械室9に臨む排出口13aが形成される。また、冷却器33の除霜は除霜ヒータ(不図示)により行われる。
図2は機械室9の背面図を示す。機械室9には圧縮機31、放熱パイプ32、蒸発皿14並びに排水ホース15が配される。機械室9に臨む排出口13aには排水ホース15の一端が挿入され、排水ホース15の他端が蒸発皿14に挿入される。貫通部13と排水ホース15とから冷却器33の除霜水を導水する導水部が形成される。冷却器33の除霜による除霜水はドレンパン12、貫通部13及び排水ホース15を介して蒸発皿14に排出され、蒸発皿14に貯水される。蒸発皿14に貯水された除霜水は機械室9の熱により蒸発する。蒸発をより促進させるため、圧縮機31に接続された放熱パイプ32が蒸発皿14に浸漬される。
図3は蒸発皿14への排水ホース15の取付け構造を示す断面図である。排出口13aは外箱4から機械室9内に延び、長手方向途中に外周側へ膨らんだ形状のホース固定部13bを有する。
蒸発皿14は排出口13aの下方に配され、上面視矩形状に配される外壁部14aを有する。外壁部14aで囲まれた領域の中央部には第1貯水部14bが設けられる。第1貯水部14bは排出口13aの直下に配される。第1貯水部14bは上方が開口した円筒状に形成され、周面に複数の排水孔14cを有する。第1貯水部14bは蒸発皿14の底面から上方に突出する突出部14e上に形成され、第1貯水部14bの下方を囲むように第2貯水部14dが配される。そして、放熱パイプ32が第2貯水部14dに浸漬される。
排水ホース15は上端部に外周側へ膨らんだ形状の固定部15aを有する。また、排水ホース15は下端部から上方に向けて順に挿入部15d、当接部15c、蛇腹部15bを有する。挿入部15dは円筒形状であり、当接部15cは挿入部15dに対して拡径されている。当接部15cの下端面15eはテーパ状に形成される。また、蛇腹部15bにより排水ホース15は弾性を有して伸縮可能となっている。
排水ホース15の上端部開口から排出口13aを排水ホース15内部に挿入し、固定部15aにホース固定部13bを嵌めることで排水ホース15の上端部が排出口13aに固定される。また、排水ホース15の当接部15cが有するテーパ部15eが第1貯水部14bの上端に当接するまで挿入部15dを第1貯水部14b内部に挿入する。この状態で挿入部15dの開放端は第1貯水部14bの底面から離れ、挿入部15dの開放端より上方に排水孔14cは配される。また、排水ホース15の下端部を自由端とした状態から縮めた状態でテーパ部15eは第1貯水部14bの上端に当接し、該上端を押圧する。
排出口13aから排出される冷却器33の除霜水は排水ホース15内部を通過し、挿入部15dの開放端から第1貯水部14b内部に排出される。排出ホース15から排出された除霜水は第1貯水部14bに貯まる。除霜水の水位が挿入部15dの開放端を超えて排水孔14cに達すると、除霜水が排水孔14cから溢水して外部に流れ出る。外部に流れた除霜水は第2貯水部14dにて貯められる。そして、第2貯水部14dに貯められた除霜水は機械室9内の熱により蒸発する。
上記のように挿入部15dの開放端よりも上方に排水孔14cが配されるので、挿入部15dの開放端より上方の水位まで除霜水が貯まる。これにより、機械室9の外気と庫内とが遮断され、機械室9の熱が導水部を介して冷気通路7に流れ込むことを防げる。従って、冷却のための消費電力を抑えることが可能となる。
また、排水口13aの直下に挿入部15dが挿入される第1貯水部14bを配したので、排水ホース15を引き回して余分な固定をする必要がなくなる。
また、排水ホース15の下端部を自由端とした状態から縮めた状態で当接部15cは第1貯水部14bの上端に当接して該上端を押圧するので、排水ホース15を外れにくくすることができる。
本実施形態によれば、蒸発皿14は貫通部13及び排水ホース15から成る導水部の開放端が挿入される第1貯水部14bと、第1貯水部14bの外側に配される第2貯水部14dとを有し、導水部から流出する除霜水を導水部の開放端よりも上方で溢水させて第2貯水部14d内に貯水する。これにより、第1貯水部14bに貯水された水により排水ホース15の開放端がふさがれる。従って、機械室9の外気と庫内とを遮断でき、冷却のための消費電力を抑えることができる。
また、第1貯水部14bを排出口13aの直下に配したので、排水ホース15は排水口13aから第1貯水部14bまで真っ直ぐに延在する。従って、排水ホース15を引き回して余分な固定をする必要がなくなり、作業性を向上させることができる。
また、当接部15cが第1貯水部14bの上端に当接して該上端を弾性により押圧するので、排水ホース15を外れにくくすることができる。また、第1貯水部14bの上面がふさがれるので、第1貯水部14b内の水の蒸発を抑制できる。従って、外気と庫内との遮断がなくなることを抑えることができる。
また、第2貯水部14d内に放熱パイプ32を浸漬するとともに、第1貯水部14bの底面を第2貯水部14dの底面よりも上方に配している。従って、放熱パイプ32を第1貯水部14bから離して配することができ、第1貯水部14bに貯水された水の蒸発を抑えることができる。これにより、機械室9の外気と庫内との遮断がなくなることを防ぐことができる。
なお、第2貯水部14dの貯水が蒸発すると同時に第1貯水部14の貯水も蒸発して水が低下する。このため、第1貯水部14bの溢水時の水面となる排水孔14cの下端と排水ホース15の開放端との距離が除霜時の第2貯水部14dの水位よりも大きくなるようにするとより好ましい。これにより、第1貯水部14bが貯水の蒸発によって排水ホース15の開放端よりも下方の水位になることを抑制できる。従って、排水ホース15の開放端の閉塞状態をより確実に維持できる。
図4は本発明の第2実施形態に係る蒸発皿16への排水ホース17の取付け構造を示す断面図である。また、図5は図4での第1貯水部16aを示す斜視図である。なお、本実施形態では蒸発皿16への排水ホース17の取付け構造以外は上記第1実施形態と同様の構成である。
蒸発皿16は上面視矩形状に配される外壁部(不図示)を有し、外壁部で囲まれた領域の中央部に第1貯水部16aが設けられる。第1貯水部16aは外周に円筒状の貯水用リブ16bを有する。貯水用リブ16bの内部には同一円上に等間隔で配した四つの保持用リブ16cが形成される。保持用リブ16cは上方にフック状の係止部16dを有している。また、第1貯水部16aの下方を囲むように第2貯水部16gが配される。第2貯水部16gには放熱パイプ32(図3参照)が浸漬される。
排水ホース17の上端部(不図示)は排出口13a(図3参照)に固定され、排出口13aの直下に保持用リブ16cが配される。また、排水ホース17の下端部には外周側へ突出した係止部17aが形成される。排水ホース17の開放端を保持用リブ16cで囲まれる領域に上方から挿入し、係止部17aを係止部16dに対して滑らせる。そして、係止部17aが係止部16dに係止されると、排水ホース17の開放端が保持用リブ16cの有する当接面16eに当接される。これにより、排水ホース17の下端部は保持用リブ16cに保持される。この状態で排水ホース17の開放端は第1貯水部16aの底面16fから離れ、排水ホース17の開放端よりも上方に貯水用リブ16bの上端が位置する。
排出口13aから排出される冷却器33の除霜水は排水ホース17内部を通過し、開放端から第1貯水部16a内部に排出され、排出された除霜水は第1貯水部16aに貯まる。除霜水の水位が排水ホース17の開放端を超えて貯水用リブ16bの上端に達すると、除霜水が第1貯水部16aの上面から溢水して外部に流れ出る。外部に流れた除霜水は第2貯水部16gにて貯められる。そして、第2貯水部16gに貯められた除霜水は機械室9内の熱により蒸発する。
このように、排水ホース17の開放端よりも上方に貯水用リブ16bの上端が位置するので、排水ホース17の開放端より上方の水位まで除霜水が貯まる。これにより、機械室9の外気と庫内とが遮断され、冷却のための消費電力を抑えることが可能となる。
また、貯水用リブ16bの上端を越えて外部へ除霜水を排出するので、水垢による排水孔14c(図3参照)の詰まりが生じるような問題もない。
また、上記第1実施形態と同様に、第1貯水部16aの溢水時の水面となる上面と排水パイプ17の開放端との距離が除霜時の第2貯水部16gの水位よりも大きくなるようにするとより好ましい。これにより、第1貯水部16aが貯水の蒸発によって排水ホース17の開放端よりも下方の水位になることが抑制できる。従って、排水ホース17の開放端の閉塞状態をより確実に維持できる。特に本実施形態では第1貯水部16aの上面が開放されて第1実施形態に比して貯水が蒸発し易いため、より効果的となる。
図6は本発明の第3実施形態に係る蒸発皿18への排水ホース19の取付け構造を示す断面図である。また、図7は図6での第1貯水部18aを示す斜視図である。なお、本実施形態では蒸発皿18への排水ホース19の取付け構造以外は上記第1実施形態と同様の構成である。
蒸発皿9は上面視矩形状に配される外壁部(不図示)を有し、外壁部で囲まれた領域の中央部に第1貯水部18aが設けられる。第1貯水部18aは外周に円筒状の貯水用リブ18bを有する。貯水用リブ18bの内部中央には互いに対向して起立する保持用リブ18cが形成される。保持用リブ18cは上方にフック状の係止部18dを有している。また、第1貯水部18aの下方を囲むように第2貯水部18gが配される。第2貯水部18gには放熱パイプ32(図3参照)が浸漬される。
排水ホース19の上端部(不図示)は排出口13a(図3参照)に固定され、排出口13aの直下に保持用リブ18cが配される。また、排水ホース19の開放端から所定の長さだけ上方の部分にはテーパ状の面を有する係止部19aが形成される。排水ホース19の開放端を上方から保持用リブ18cの係止部18dに接し、排水ホース19を下方に押込む。すると、排水ホース19の先端部の内面が係止部18dの外面を滑り、係止部19aが係止部18dに係止される。この状態で排水ホース19の開放端は保持用リブ18cの有する当接面18eに当接され、排水ホース19の開放端は第1貯水部18aの底面18fから離れている。これにより、排水ホース19の下端部は保持用リブ18cに嵌め込まれて保持される。また、この状態で排水ホース19の開放端よりも上方に貯水用リブ18bの上端が位置する。
排出口13aから排出される冷却器33の除霜水は排水ホース19内部を通過し、開放端から第1貯水部18a内部に排出され、排出された除霜水は第1貯水部18aに貯まる。除霜水の水位が排水ホース19の開放端を超えて貯水用リブ18bの上端に達すると、除霜水が第1貯水部18aの上面から溢水して外部に流れ出る。外部に流れた除霜水は第2貯水部18gにて貯められる。そして、第2貯水部18gに貯められた除霜水は機械室9内の熱により蒸発する。
このように、排水ホース19の開放端よりも上方に貯水用リブ18bの上端が位置するので、排水ホース19の開放端より上方の水位まで除霜水が貯まる。これにより、機械室9の外気と庫内とが遮断され、冷却のための消費電力を抑えることが可能となる。
また、貯水用リブ18bの上端を越えて外部へ除霜水を排出するので、水垢による排水孔14c(図3参照)の詰まりが生じるような問題もない。
また、上記第1実施形態と同様に、第1貯水部18aの溢水時の水面となる上面と排水パイプ19の開放端との距離が除霜時の第2貯水部18gの水位よりも大きくなるようにするとより好ましい。これにより、第1貯水部18aが貯水の蒸発によって排水ホース19の開放端よりも下方の水位になることが抑制できる。従って、排水ホース19の開放端の閉塞状態をより確実に維持できる。特に本実施形態では第1貯水部18aの上面が開放されて第1実施形態に比して貯水が蒸発し易いため、より効果的となる。
図8は本発明の第4実施形態に係る機械室9’の背面図を示す(ただし、排水ホース22(図10)は不図示)。また、図9は機械室9’の上面断面図を示し、図10は機械室9’の側面断面図を示す。機械室9’には、圧縮機31’と蒸発皿20が配される。蒸発皿20の斜視図を図11に示す。
蒸発皿20は上面が開口し、四方を貯水用リブ20fで囲まれた箱型形状であり、四隅のうち一つの隅に挿入部20aが設けられる。挿入部20aは蒸発皿20の上面視中央に向かって切り欠いた管形状をしている。蒸発皿20の底面は貯水用リブ20fに沿って延在した第1底面20bと、第1底面20bより下方に位置する第2底面20cとを有する。そして、挿入部20aは第1底面20bと、第1底面20bと第2底面20cとをつなぐ斜面20dとから上方に起立して形成される。第1底面20bの位置に挿入部20aは開放端20eを有し、開放端20eの位置より上方に貯水用リブ20fの上端が位置する。
蒸発皿20は挿入部20aが圧縮機31’に隣接して冷蔵庫本体前方側に位置するよう圧縮機31’の背面視右側に配される。一端をドレンパン(不図示)に接続され断熱箱体を貫通する貫通部21(図10)の他端に機械室9’に臨む排出口21aが形成される。排出口21aは圧縮機31’側の貯水用リブ20fの上面視略中央の上方に配される。即ち、挿入部20aは排出口21aの直下には位置していない。そして、排水ホース22(図10)の一端が排出口21aに接続され、他端が挿入部20aに挿入される(図10の排水ホース22は長手途中部分を省略)。除霜水を導水する導水部は貫通部21、排水ホース22並びに挿入部20aから成る。
排出口21aから排水ホース22を介して排水された除霜水は第2底面20cから貯水され、除霜水の水位が開放端20eを超えて貯水される。そして、蒸発皿20に貯められた除霜水は機械室9’内の熱により蒸発する。
このように、挿入部20aの開放端20eよりも上方に貯水用リブ20fの上端が位置するので、開放端20eより上方の水位まで除霜水が貯まる。これにより、機械室9’の外気と庫内とが遮断され、冷却のための消費電力を抑えることが可能となる。
本発明は、蒸発皿を備えた冷蔵庫全般に利用することができる。
1 冷蔵庫
2 本体部
5 冷蔵室
6 冷凍室
9、9’ 機械室
12 ドレンパン
13 貫通部
13a 排出口
13b ホース固定部
14 蒸発皿
14a 外壁部
14b 第1貯水部
14c 排水孔
14d 第2貯水部
14e 突出部
15 排水ホース
15a 固定部
15b 蛇腹部
15c 当接部
15d 挿入部
15e 下端面
16 蒸発皿
16a 第1貯水部
16b 貯水用リブ
16c 保持用リブ
16d 係止部
16e 当接面
16f 底面
16g 第2貯水部
17 排水ホース
17a 係止部
18 蒸発皿
18a 第1貯水部
18b 貯水用リブ
18c 保持用リブ
18d 係止部
18e 当接面
18f 底面
18g 第2貯水部
19 排水ホース
19a 係止部
20 蒸発皿
20a 挿入部
20b 第1底面
20c 第2底面
20d 斜面
20e 開放端
20f 貯水用リブ
21 貫通部
21a 排出口
22 排水ホース
31、31’ 圧縮機
32 放熱パイプ
33 冷却器

Claims (8)

  1. 貯蔵室を冷却する冷気を生成する冷却器と、前記冷却器の除霜水を導水する管状の導水部と、前記導水部により導水された除霜水を貯水して蒸発させる蒸発皿とを備えた冷蔵庫において、前記蒸発皿は前記導水部の開放端が挿入される第1貯水部を有し、第1貯水部は前記導水部から流出する除霜水を前記導水部の開放端よりも上方の水位まで貯水することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 第1貯水部より外側に配される第2貯水部を有し、前記導水部から流出する除霜水を前記導水部の開放端よりも上方で溢水させて第2貯水部内に貯水することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記貯蔵室を形成する断熱箱体と、前記断熱箱体の下方に設けられるとともに前記蒸発皿が配される機械室とを備えるとともに、前記導水部は前記断熱箱体を貫通して前記機械室を臨む排出口が形成される貫通部と、前記排出口に接続される排水ホースとを有し、第1貯水部を前記排出口の直下に配したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記導水部が開放端に対して拡径した当接部を有して弾性により伸縮自在に形成されるとともに、第1貯水部の周壁に排水孔を開口し、前記当接部が第1貯水部の上端に当接して該上端を押圧することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の冷蔵庫。
  5. 第1貯水部は底面から上方に突出して前記導水部の開放端を係止する保持用リブを備え、前記導水部と第1貯水部の周壁との間に所定の隙間を形成して第1貯水部の上面から溢水させることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の冷蔵庫。
  6. 第2貯水部内に放熱パイプを浸漬するとともに、第1貯水部の底面を第2貯水部の底面よりも上方に配したことを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  7. 第1貯水部の溢水時の水面と前記導水部の開放端との距離が、除霜時に第2貯水部に貯水される水位よりも大きくなるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  8. 前記貯蔵室を形成する断熱箱体と、前記断熱箱体の下方に設けられるとともに前記蒸発皿が配される機械室とを備えるとともに、前記導水部は前記断熱箱体を貫通して前記機械室を臨む排出口が形成される貫通部と、前記排出口に接続される排水ホースと、前記排水ホースが挿入され前記蒸発皿に設けられる挿入部とを有し、
    前記蒸発皿は第1底面と、第1底面より下方に配される第2底面と、第1底面と第2底面とをつなぐ斜面とを有し、
    切り欠いた形状を有する前記挿入部は第1底面および前記斜面から上方に起立し、
    前記挿入部が第1底面の位置に有する前記開放端より上方に前記第1貯水部の貯水用リブの上端が位置することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113899147A (zh) * 2021-11-10 2022-01-07 青岛海尔电冰箱有限公司 一种冰箱及其化霜水处理装置
CN114459195A (zh) * 2022-01-10 2022-05-10 青岛海尔电冰箱有限公司 蒸发皿及具有其的制冷设备

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