JP2021164228A - プロテクタ、プロテクタの電線こぼれ検知構造、及び、プロテクタモジュール - Google Patents

プロテクタ、プロテクタの電線こぼれ検知構造、及び、プロテクタモジュール Download PDF

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Abstract

【課題】電線のこぼれを検知することが可能なプロテクタ、プロテクタの電線こぼれ検知構造、及びプロテクタモジュールを提供する。
【解決手段】プロテクタ22は、一方の本体側壁36・他方の本体側壁37を有するプロテクタ本体28と、プロテクタ本体28の開口部29を覆うプロテクタカバー30と、これらを連結するヒンジ31と、他方の本体側壁37の側に配置されるロック機構と、このロック機構の反対側に位置する第二のロック機構とを備えて構成される。一方の本体側壁36における基端には、ヒンジ31の一端が連続する本体側ヒンジ連続部39が形成される。プロテクタカバー30は、カバー本体である天井壁42と、ヒンジ31の他端が連続するカバー側ヒンジ連結部46と、このカバー側ヒンジ連結部46及び天井壁42の間に配置され且つ一方の本体側壁36に対向する一方のカバー側壁43とを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、電線を収容保護するプロテクタに関する。また、本発明は、プロテクタの電線こぼれ検知構造や、プロテクタ及び電線を備えるプロテクタモジュールに関する。
複数本の電線を収容保護するプロテクタとしては、自動車に配索されるワイヤハーネスに使用されるものや、電気自動車等に搭載の電池パックに使用されるものなどがあり、例えば後者であれば下記特許文献1に開示されたプロテクタが知られる。
図9において、下記特許文献1に開示されたプロテクタ1は、プロテクタ本体2と、複数のプロテクタカバー3と、複数のロック機構4とを備えて構成される。プロテクタ本体2は、図示しない電線を収容するために溝状に形成される。複数のプロテクタカバー3は、プロテクタ本体2の開口部を横切るような蓋形状に形成される。複数のプロテクタカバー3は、プロテクタ本体2に対し別体の部材に形成される。複数のロック機構4は、プロテクタ本体2に形成される複数の係止突起5、及び、複数のプロテクタカバー3にそれぞれ形成される係止穴部6により構成される。係止突起5は、プロテクタ軸方向に沿って互い違いに配置される。係止穴部6は、係止突起5の位置に合わせて配置される。複数のロック機構4は、プロテクタ本体2の開口部を複数のプロテクタカバー3で横切るように覆った状態に保持するために設けられる。図示しない電線は、以上のようなプロテクタ1により保護される。また、電線は所定の経路で配索されるようになる。尚、特に符号を付さないが、プロテクタ本体2には電線が外側にこぼれ落ちないようにするための保持部が溝中央に配置形成されるものとする。
特開2019−212531号公報
上記従来技術にあっては、プロテクタ本体2に対し複数のプロテクタカバー3が別体であることから、部品管理が煩雑になるのは勿論のこと、作業中にプロテクタカバー3を例えば落としたりするなど作業性に影響してしまうこともあり、そのためヒンジを採用してプロテクタ本体2と複数のプロテクタカバー3とを連結することが考えられる。尚、ヒンジの配置によっては以下のような問題点を有する。
問題点に対する説明図としての図10において、プロテクタ7は、プロテクタ本体8と、プロテクタカバー9と、ロック機構10と、ヒンジ11とを備えて構成される。図のプロテクタ7は、端末部分の例を示したものである。プロテクタ本体8は、本体底壁12及び相対向する一方の本体側壁13・他方の本体側壁14を有する。ロック機構10は、他方の本体側壁14に形成される係止突起15及びプロテクタカバー9に形成される係止穴部16により構成される。プロテクタ本体8の開口部17を横切るように覆うプロテクタカバー9は、ヒンジ11を介してプロテクタ本体8に一体形成される。ヒンジ11は、一方の本体側壁13の中間外面に連成される。ヒンジ11の配置により、一方の本体側壁13には切り欠き部18が形成される。
以上のようなプロテクタ7において、ヒンジ11が一方の本体側壁13の外面中間に配置され、そして、この配置のために切り欠き部18が形成されると、プロテクタ本体8に収容された図示しない電線が仮に一方の本体側壁13の外側にこぼれてしまった場合に、電線を噛み込んだまま開口部17をプロテクタカバー9で覆うこととができてしまうという問題点を有する。
本願発明者は、一方の本体側壁13の外側に電線がこぼれてしまった場合に、これを検知することができれば、プロテクタカバー9で覆ってしまうまで気付かずに作業が進むことはないと考えている。
本発明は、ヒンジ11の配置に起因した上記事情に鑑みてなされたもので、電線のこぼれを検知することが可能なプロテクタを提供することを課題とする。また、プロテクタの電線こぼれ検知構造及びプロテクタモジュールを提供することも課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の本発明のプロテクタは、本体底壁及び該本体底壁の両側部からそれぞれ立ち上がる一方の本体側壁・他方の本体側壁を有するプロテクタ本体と、前記一方の本体側壁及び前記他方の本体側壁における立ち上がり方向の一方の本体端部・他方の本体端部間に生じる開口部を覆うためのプロテクタカバーと、前記一方の本体側壁及び前記プロテクタカバーを連結するヒンジと、前記開口部を前記プロテクタカバーで覆った状態に保持するために前記他方の本体側壁の側に配置されるロック機構とを備え、前記一方の本体側壁における中間又は基端には、前記ヒンジの一端が連続する本体側ヒンジ連続部が形成され、前記プロテクタカバーは、前記開口部を覆うカバー本体と、前記ヒンジの他端が連続するカバー側ヒンジ連結部と、該カバー側ヒンジ連結部及び前記カバー本体の間に配置され且つ前記一方の本体側壁に対向する一方のカバー側壁とを有することを特徴とする。
このような請求項1の特徴を有する本発明によれば、ヒンジがプロテクタ本体における一方の本体側壁の中間又は基端に連続する構造であり、また、ヒンジの配置が一方の本体側壁の中間又は基端であっても、一方の本体側壁に図10のような切り欠き部を形成しない構造であり、さらには、プロテクタカバーが、一方の本体側壁に対向する一方のカバー側壁を有する構造であることから、仮に電線が一方の本体側壁の外側にこぼれたとしても、このこぼれた電線は一方の本体側壁及び一方のカバー側壁の間に挟み込まれ、プロテクタカバーで覆う作業をしようとしても、この作業を規制することができる。従って、本発明によれば、上記構造にて電線のこぼれを検知することができる。また、本発明によれば、仮に電線がこぼれた状態のまま気付かずにプロテクタカバーで覆う作業を行ったとしても、電線の挟み込みにより位置ズレが生じ、ロック機構によるロックを規制することができる。従って、この規制の時にも電線のこぼれを検知することができる。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載のプロテクタにおいて、前記プロテクタカバーは、前記カバー本体及び前記一方のカバー側壁がL字状となる配置にて形成されることを特徴とする。
このような請求項2の特徴を有する本発明によれば、開口部を覆うカバー本体、及び、一方の本体側壁に対向する一方のカバー側壁によるこれらの配置がL字状となることから、仮に電線がこぼれ、そして、こぼれた電線が一方の本体側壁及び一方のカバー側壁の間に挟み込まれた状態になると、上記L字状の配置であれば開口部に対しカバー本体を浮き上がった状態にすることができる。従って、本発明によれば、カバー本体の浮き上がりによっても電線のこぼれを検知することができる。
請求項3に記載の本発明は、請求項2に記載のプロテクタにおいて、前記プロテクタカバーは、前記カバー本体が前記開口部を横切るように覆う形状に形成されることを特徴とする。
このような請求項3の特徴を有する本発明によれば、プロテクタカバーのより良い一形態を提供することができる。尚、本発明は、プロテクタカバーのカバー本体がプロテクタ本体の開口部全体を覆う形態を排除するものではないものとする。
請求項4に記載の本発明は、請求項2又は3に記載のプロテクタにおいて、前記一方の本体側壁における前記一方の本体端部には、本体側係止面を有し且つ該本体側係止面が前記一方の本体側壁の外面側に位置する突起形状の係止突起が形成され、前記プロテクタカバーには、前記カバー本体及び前記一方のカバー側壁の連続部分に位置して開口する穴形状の係止穴部が形成され、該係止穴部には、前記本体側係止面に引っ掛かり係止されるカバー側係止面が形成されることを特徴とする。
このような請求項4の特徴を有する本発明によれば、ヒンジがある側に係止突起及び係止穴部が形成されることから、ロック機構の反対側に更に第二のロック機構が存在するような構造にすることができる。これにより、仮に電線がこぼれた状態においては、こぼれた電線が一方の本体側壁及び一方のカバー側壁の間に挟み込まれて、この時に第二のロック機構(係止突起及び係止穴部)によるロックを規制することができる。従って、本発明によれば、第二のロック機構(係止突起及び係止穴部)によるロックの規制によっても電線のこぼれを検知することができる。尚、第二のロック機構(係止突起及び係止穴部)は、何らかの要因でヒンジが破損した場合であっても、プロテクタカバーの機能を確保するために有用である。
請求項5に記載の本発明は、請求項4に記載のプロテクタにおいて、前記係止突起及び前記係止穴部は、プロテクタ軸に直交する方向で見ると、前記ロック機構の位置に合わせて配置されることを特徴とする。
このような請求項5の特徴を有する本発明によれば、プロテクタ軸に直交する方向に二つのロック機構が配置される構造であることから、ロックが安定してプロテクタカバーの保持状態を高めることができる。
請求項6に記載の本発明は、請求項1、2、3、4又は5に記載のプロテクタにおいて、前記ロック機構は、前記他方の本体側壁に配置される雌形ロック部と、該雌形ロック部の位置に合わせて前記プロテクタカバーの他方のカバー側壁に配置される雄形ロック部とを備えて構成されるとともに、前記雌形ロック部が前記他方の本体端部の位置に合わせて配置されることを特徴とする。
このような請求項6の特徴を有する本発明によれば、ロック機構を構成する雌形ロック部がプロテクタ本体の他方の本体側壁における他方の本体端部の位置に合わせて配置されることから(すなわち高い位置に配置されることから)、他方の本体側壁の側に電線がこぼれようとしても雌形ロック部に乗り上がった状態になり、結果、この乗り上がった状態によって電線のこぼれを検知することができる。
また、上記課題を解決するためになされた請求項7に記載の本発明のプロテクタの電線こぼれ検知構造は、本体底壁及び該本体底壁の両側部からそれぞれ立ち上がる一方の本体側壁・他方の本体側壁を有するプロテクタ本体と、前記一方の本体側壁及び前記他方の本体側壁における立ち上がり方向の一方の本体端部・他方の本体端部間に生じる開口部を覆うためのプロテクタカバーと、前記一方の本体側壁及び前記プロテクタカバーを連結するヒンジと、前記開口部を前記プロテクタカバーで覆った状態に保持するために前記他方の本体側壁の側に配置されるロック機構とを備え、前記一方の本体側壁における中間又は基端には、前記ヒンジの一端が連続する本体側ヒンジ連続部が形成され、前記プロテクタカバーは、前記開口部を覆うカバー本体と、前記ヒンジの他端が連続するカバー側ヒンジ連結部と、該カバー側ヒンジ連結部及び前記カバー本体の間に配置され且つ前記一方の本体側壁に対向する一方のカバー側壁とを有し、前記開口部を前記プロテクタカバーで覆う前の状態で前記プロテクタ本体から収容物としての電線がこぼれていると、前記一方の本体側壁及び前記一方のカバー側壁に前記電線が挟み込まれて前記ロック機構によるロックが規制されることを特徴とする。
このような請求項7の特徴を有する本発明によれば、請求項1のプロテクタにおける、電線のこぼれ検知構造になることから、請求項1と同様に、電線のこぼれを検知することができる。
また、上記課題を解決するためになされた請求項8に記載の本発明のプロテクタモジュールは、請求項1、2、3、4、5又は6に記載のプロテクタと、該プロテクタに収容される電線とを備えて構成されることを特徴とする。
このような請求項8の特徴を有する本発明によれば、請求項1のプロテクタを備えることから、プロテクタモジュールとしてより良いものを提供することができる。尚、「プロテクタモジュール」を「ワイヤハーネス」と読み替えて、ワイヤハーネスの発明にすることも有用であるのは勿論である。
本発明のプロテクタによれば、ヒンジがプロテクタ本体における一方の本体側壁の中間又は基端に連続する構造において、電線のこぼれを検知することができるという効果を奏する。これにより、プロテクタカバーで覆ってしまうまで気付かずに作業が進行してしまうのを防止することができるという効果も奏する。また、本発明の、プロテクタの電線こぼれ検知構造、及び、プロテクタモジュールによれば、上記プロテクタを含むことから、より良いものを提供することができるという効果を奏する。
本発明のプロテクタ、プロテクタの電線こぼれ検知構造、及び、プロテクタモジュールの一実施形態を示す全体構成図である。 図1の矢印A部分の拡大図である。 図2に係るプロテクタの拡大図である。 図3に対しプロテクタカバーを開いた状態の図である。 図3の矢印B方向から見た図である。 図4の矢印B方向から見た図である。 プロテクタの他の一実施形態を示す拡大図である。 プロテクタの更に他の一実施形態を示す拡大図である。 従来例のプロテクタの全体構成図である。 図9の問題点に対する説明図であり、プロテクタ本体及びプロテクタカバーをヒンジにて連結した図である。
プロテクタは、一方の本体側壁・他方の本体側壁を有するプロテクタ本体と、プロテクタ本体の開口部を覆うプロテクタカバーと、これらを連結するヒンジと、他方の本体側壁の側に配置されるロック機構と、このロック機構の反対側に位置する第二のロック機構とを備えて構成される。一方の本体側壁における中間又は基端には、ヒンジの一端が連続する本体側ヒンジ連続部が形成される。プロテクタカバーは、カバー本体と、ヒンジの他端が連続するカバー側ヒンジ連結部と、このカバー側ヒンジ連結部及びカバー本体の間に配置され且つ一方の本体側壁に対向する一方のカバー側壁とを有する。
以下、図面を参照しながら実施例1を説明する。図1は本発明のプロテクタ、プロテクタの電線こぼれ検知構造、及び、プロテクタモジュールの一実施形態を示す全体構成図である。また、図2は図1の矢印A部分の拡大図、図3は図2に係るプロテクタの拡大図、図4は図3に対しプロテクタカバーを開いた状態の図、図5は図3の矢印B方向から見た図、図6は図4の矢印B方向から見た図である。
<プロテクタモジュール21について>
図1において、プロテクタモジュール21は、電気自動車等に搭載される電池パック(図示省略)に対し設けられる。尚、プロテクタモジュール21は、これを「ワイヤハーネス」と読み替えて、自動車の所定位置に配索されるようにしてもよいものとする。また、プロテクタモジュール21は、図示の状態で用いられたり、他のモジュールの一構成部材として用いられたりしてもよいものとする。図示のプロテクタモジュール21は、樹脂製のプロテクタ22と、このプロテクタ22に収容保護されるハーネス本体23と、ハーネス本体23の端末に設けられるコネクタ24と、プロテクタ22及びコネクタ24の間に配置されるコルゲートチューブ25及びクリップ26とを備えて構成される(この構成は一例であるものとする)。プロテクタモジュール21は、図から分かるように、長尺なものに形成される。先ずハーネス本体23について説明をし、次いで本発明の一実施形態となるプロテクタ22について説明をするものとする。
<ハーネス本体23について>
図1及び図2において、ハーネス本体23は、複数本の電線束27を有する。電線束27は、導体と、この導体を被覆する絶縁体とを備える電線を複数束ねるようにして形成される。上記の導体は、銅や銅合金、アルミニウムやアルミニウム合金等の導電性を有する金属部分であって、例えば素線を撚り合わせた状態にして形成される。導体は、断面円形状に形成される。絶縁体は、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等の絶縁性を有する樹脂部分であって、導体の周囲に断面円筒形状に押出成形される。絶縁体は、導体に対する被覆部材であって、所定の厚みに形成される。以上のようなハーネス本体23は、この一部がプロテクタ22に収容されて外部から保護される。
<プロテクタ22について>
図1において、プロテクタ22は、絶縁性の樹脂材料を用いた樹脂成形品であって、プロテクタ本体28と、このプロテクタ本体28の開口部29(図4参照)を覆うプロテクタカバー30と、これらを連結する一対のヒンジ31と、第一のロック機構32(ロック機構)及び第二のロック機構33とを備えて構成される。プロテクタ22は、この全体が一部品となるように成形された上で用いられる。尚、図示した形状よりも長尺にする必要がある場合には、以下で説明するプロテクタ22の特徴を有するプロテクタを複数採用し、これらを例えば繋いだりするようにしてもよいものとする。ここからは、図1の矢印Aで示すプロテクタ端部34を代表例として、この部分の構造を詳細に説明するものとする(矢印Aで示すプロテクタ端部34以外も基本的に同様な構造を有するものとする)。
<プロテクタ本体28について>
図2ないし図6において、プロテクタ端部34におけるプロテクタ本体28は、溝状となる形状に形成される。すなわち、本体底壁35と、一方の本体側壁36と、他方の本体側壁37とを有して、内側が溝状となる図示の形状にプロテクタ本体28は形成される。尚、プロテクタ本体28における引用符号38はハーネス引き出し口を示すものとする。また、矢印Pは上下方向、矢印Qは左右方向、矢印Rはプロテクタ22の軸方向(プロテクタ軸方向)をそれぞれ示すものとする(上記の方向は一例であるものとし、ここでは単に図の上下を矢印Pに合わせているものとする)。ハーネス引き出し口38には、特に符号を付さないが、ハーネス本体23の電線束27に対する傷付き防止部分(テーパや曲面)が形成される。
本体底壁35は、溝の底に位置する壁であって、内外面ともに平面に形成される。本体底壁35は、この幅がハーネス本体23(電線束27)の直径以上となるように形成される。一方の本体側壁36及び他方の本体側壁37は、本体底壁35の左右の両側部からそれぞれ立ち上がる壁として形成される。一方の本体側壁36及び他方の本体側壁37は、本体底壁35に対し直角に立ち上がるように連成される。一方の本体側壁36及び他方の本体側壁37は、一方の本体側壁36の方が高くなるように形成される(第一のロック機構32の構造上、高さが異なる)。一方の本体側壁36及び他方の本体側壁37の高さは、ハーネス本体23(電線束27)の直径以上となるように設定される(別な言い方をすれば、一方の本体側壁36及び他方の本体側壁37は、この高さがハーネス本体23(電線束27)の直径以上となるように形成される)。一方の本体側壁36及び他方の本体側壁37は、内外面ともに平面に形成される。
一方の本体側壁36の外面には、一対の本体側ヒンジ連続部39が形成される。具体的には、一方の本体側壁36の基端に一対の本体側ヒンジ連続部39が形成される。一対の本体側ヒンジ連続部39は、一方の本体側壁36の基端から短く突出する凸片部分に形成される。一対の本体側ヒンジ連続部39は、後述する一方のカバー側壁43の厚み分だけ突出するように形成される。一対の本体側ヒンジ連続部39は、一対のヒンジ31の各一端が連続する部分として形成される。尚、本実施例では一方の本体側壁36の基端に一対の本体側ヒンジ連続部39が形成されるが、この限りでないものとする。すなわち、後述する実施例2のように、一方の本体側壁36の中間に形成(図8参照)されてもよいものとする。
一方の本体側壁36及び他方の本体側壁37は、立ち上がり方向(上向きの矢印P方向)にある一方の本体端部40及び他方の本体端部41が、本体底壁35の左右の両側部に対して平行に配置される。また、一方の本体端部40及び他方の本体端部41同士も平行に配置される。一方の本体端部40及び他方の本体端部41の間には、開口部29が形成される。一方の本体端部40及び他方の本体端部41は、平面の端部に形成される。
<プロテクタカバー30について>
図2ないし図6において、プロテクタカバー30は、プロテクタ本体28の開口部29を横切るように覆う蓋状の部分に形成される(開口部29全体を覆うような部分であってもよいものとする)。プロテクタカバー30は、天井壁42(カバー本体)と、一方のカバー側壁43と、他方のカバー側壁44とを有して図示の形状に形成される。天井壁42は、プロテクタ本体28の開口部29の幅に合わせた壁形状に形成される。天井壁42は、開口部29を覆った状態において、プロテクタ本体28の本体底壁35に対向するように配置される(本体底壁35に平行に配置される)。天井壁42は、内外面ともに平面に形成される。尚、天井壁42の外面には、ロック目印45が形成される。このロック目印45は、第一のロック機構32の位置を示すための部分に形成される。
図2ないし図6において、一方のカバー側壁43及び他方のカバー側壁44は、天井壁42の左右の両側部からそれぞれ真っ直ぐ垂れ下がるような壁部分として形成される。一方のカバー側壁43は、長く垂れ下がるように形成される。これに対し他方のカバー側壁44は、短く垂れ下がるように形成される。一方のカバー側壁43は、天井壁42とL字状になるように配置形成される。一方のカバー側壁43は、この内面がプロテクタ本体28における一方の本体側壁36の外面に対向するように形成される。一方のカバー側壁43は、電線のこぼれを検知する部分としても形成される(これについては後述するものとする)。以上のような一方のカバー側壁43の端部外面には、一対のカバー側ヒンジ連結部46が形成される。この一対のカバー側ヒンジ連結部46は、一対のヒンジ31の各他端が連続する部分として形成される。一対のカバー側ヒンジ連結部46及び天井壁42の間には、一方のカバー側壁43が配置形成される。
<一対のヒンジ31について>
図2ないし図6において、一対のヒンジ31は、プロテクタ本体28及びプロテクタカバー30を連結するための部分であって、繰り返しのU字状の折り曲げが可能な薄肉に形成される。一対のヒンジ31は、プロテクタ本体28及びプロテクタカバー30を連結する部分であることから、作業中におけるプロテクタカバー30の落下防止を図れる点で有用である。一対のヒンジ31は、一方の本体側壁36の基端に突出する一対の本体側ヒンジ連続部39に一端が連成される。このような位置に一対のヒンジ31が連成されることから、第二のロック機構33の形成が可能になるのは勿論である。尚、第二のロック機構33は、これが形成されることで、仮に一対のヒンジ31が破断したとしてもプロテクタカバー30の脱落を防止することができるという利点を有する。
<第一のロック機構32(ロック機構)について>
図2ないし図6において、第一のロック機構32は、特許請求の範囲に記載された「ロック機構」のことであって、プロテクタ本体28の開口部29をプロテクタカバー30で横切るように覆った状態に保持するために備えられる。第一のロック機構32は、プロテクタ本体28の他方の本体側壁37に形成される雌形ロック部47と、プロテクタカバー30の他方のカバー側壁44に形成される雄形ロック部48とを備えて構成される。第一のロック機構32は、雌形ロック部47と雄形ロック部48とが嵌合し合う機構の部分に形成される。雌形ロック部47は、枠形状の部分に形成される。雌形ロック部47は、他方の本体側壁37における他方の本体端部41の位置に合わせて配置される。雌形ロック部47は、上記の配置であることから(すなわち高い位置に配置されることから)、他方の本体側壁37の側に電線がこぼれようとしても、この電線を雌形ロック部47に乗り上がった状態にしておくことができる。作業者は、この乗り上がった状態を見ることにより、電線のこぼれを検知することができる。一方、雄形ロック部48は、雄形のロック部分であって、雄形ロック部本体49と、この雄形ロック部本体49に形成される係止突起50とを有して図示形状に形成される。雄形ロック部48は、雄形ロック部本体49が雌形ロック部47に差し込まれると、係止突起50が引っ掛かるような部分に形成される。
<第二のロック機構33について>
図2ないし図6において、第二のロック機構33は、第一のロック機構32の反対側となる位置に配置されるロック機構であって、プロテクタ本体28の一方の本体側壁36に形成される係止突起51と、プロテクタカバー30に形成される係止穴部52とを備えて構成される。第二のロック機構33は、仮に一対のヒンジ31が破断したとしてもプロテクタ本体28の開口部29をプロテクタカバー30で横切るように覆った状態に保持するために備えられる。係止突起51は、本体側係止面53を有し、且つ、この本体側係止面53が一方の本体側壁36の外面側で下向きに位置するような突起形状の部分に形成される。また、係止突起51は、一方の本体端部40から突出するようにも形成される。係止突起51は、このような突出形状により、一方の本体側壁36の側に電線がこぼれようとしても、この電線のこぼれを起こり難くするような機能の部分に形成される。係止穴部52は、カバー本体である天井壁42と、一方のカバー側壁43との連続部分に位置して開口する穴形状の部分に形成される。係止穴部52は、係止突起51に係止される部分に形成される。係止穴部52には、本体側係止面53に引っ掛かり係止されるカバー側係止面54が形成される。以上のような第二のロック機構33は、プロテクタ軸に直交する方向で見ると、第一のロック機構32の位置に合わせて配置される。プロテクタ軸に直交する方向に二つのロック機構が配置される構造であることから、ロックが安定してプロテクタカバー30の保持状態を高めることができるのは勿論である。尚、第二のロック機構33を第一のロック機構32の位置に合わせて配置するのではなく、プロテクタ軸方向にずらして交互の位置になるように配置してもよいものとする。
<プロテクタ22の作用効果について>
図2ないし図6において、プロテクタ22は、ヒンジ31がプロテクタ本体28における一方の本体側壁36の基端に連続する構造であり、また、ヒンジ31の配置が一方の本体側壁36の基端であっても、一方の本体側壁36に図10のような切り欠き部18を形成しない構造であり、さらには、プロテクタカバー30が、一方の本体側壁36に対向する一方のカバー側壁43を有する構造であることから、仮に電線が一方の本体側壁36の外側にこぼれたとしても、このこぼれた電線は一方の本体側壁36及び一方のカバー側壁43の間に挟み込まれ、プロテクタカバー30で覆う作業をしようとしても、この作業を規制することができる。従って、プロテクタ22によれば、上記構造にて電線のこぼれを検知することができる。また、プロテクタ22によれば、仮に電線がこぼれた状態のまま気付かずにプロテクタカバー30で覆う作業を行ったとしても、電線の挟み込みにより位置ズレが生じ、第一のロック機構32(ロック機構)によるロックを規制することができる。従って、この規制の時にも電線のこぼれを検知することができる。
また、プロテクタ22によれば、開口部29を覆う天井壁42(カバー本体)、及び、一方の本体側壁36に対向する一方のカバー側壁43によるこれらの配置がL字状となることから、仮に電線がこぼれ、そして、こぼれた電線が一方の本体側壁36及び一方のカバー側壁43の間に挟み込まれた状態になると、上記L字状の配置であれば開口部29に対し天井壁42を浮き上がった状態にすることができる。従って、プロテクタ22によれば、天井壁42の浮き上がりによっても電線のこぼれを検知することができる。
また、プロテクタ22によれば、ヒンジ31がある側に係止突起51及び係止穴部52が形成されることから、第一のロック機構32(ロック機構)の反対側に更に第二のロック機構33が存在するような構造にすることができる。これにより、仮に電線がこぼれた状態においては、こぼれた電線が一方の本体側壁36及び一方のカバー側壁43の間に挟み込まれ、この時に第二のロック機構33(係止突起51及び係止穴部52)によるロックを規制することができる。従って、プロテクタ22によれば、第二のロック機構33(係止突起51及び係止穴部52)によるロックの規制によっても電線のこぼれを検知することができる。
以上、図1ないし図6を参照しながら説明してきたように、本発明の一実施形態であるプロテクタ22によれば、電線のこぼれを検知することができるという効果を奏する。これにより、プロテクタカバー30で覆ってしまうまで気付かずに作業が進行してしまうのを防止することができるという効果も奏する。また、本発明の一実施形態である、電線こぼれ検知構造、及び、プロテクタモジュール21によれば、上記プロテクタ22を含むことから、より良いものを提供することができるという効果を奏する。
以下、図面を参照しながら実施例2を説明する。図7はプロテクタの他の一実施形態を示す拡大図である。また、図8はプロテクタの更に他の一実施形態を示す拡大図である。尚、上記実施例1と基本的に同じ構成部材には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
<プロテクタ22′について>
図7において、他の一実施形態であるプロテクタ22′は、実施例1の第二のロック機構33(係止突起51及び係止穴部52)が存在しないものに形成される。このようなプロテクタ22′であっても、電線のこぼれを検知することができるのは勿論である。
<プロテクタ22″について>
図8において、更に他の一実施形態であるプロテクタ22″は、実施例1と比べてヒンジ31の配置が異なるものに形成される。すなわち、ヒンジ31がプロテクタ本体28における一方の本体側壁36の中間に連続するものに形成される。このようなプロテクタ22″であっても、電線のこぼれを検知することができるのは勿論である。
この他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
21…プロテクタモジュール、 22…プロテクタ、 23…ハーネス本体、 24…コネクタ、 25…コルゲートチューブ、 26…クリップ、 27…電線束、 28…プロテクタ本体、 29…開口部、 30…プロテクタカバー、 31…ヒンジ、 32…第一のロック機構(ロック機構)、 33…第二のロック機構、 34…プロテクタ端部、 35…本体底壁、 36…一方の本体側壁、 37…他方の本体側壁、 38…ハーネス引き出し口、 39…本体側ヒンジ連続部、 40…一方の本体端部、 41…他方の本体端部、 42…天井壁(カバー本体)、 43…一方のカバー側壁、 44…他方のカバー側壁、 45…ロック目印、 46…カバー側ヒンジ連結部、 47…雌形ロック部、 48…雄形ロック部、 49…雄形ロック部本体、 50…係止突起、 51…係止突起、 52…係止穴部、 53…本体側係止面、 54…カバー側係止面

Claims (8)

  1. 本体底壁及び該本体底壁の両側部からそれぞれ立ち上がる一方の本体側壁・他方の本体側壁を有するプロテクタ本体と、
    前記一方の本体側壁及び前記他方の本体側壁における立ち上がり方向の一方の本体端部・他方の本体端部間に生じる開口部を覆うためのプロテクタカバーと、
    前記一方の本体側壁及び前記プロテクタカバーを連結するヒンジと、
    前記開口部を前記プロテクタカバーで覆った状態に保持するために前記他方の本体側壁の側に配置されるロック機構とを備え、
    前記一方の本体側壁における中間又は基端には、前記ヒンジの一端が連続する本体側ヒンジ連続部が形成され、
    前記プロテクタカバーは、前記開口部を覆うカバー本体と、前記ヒンジの他端が連続するカバー側ヒンジ連結部と、該カバー側ヒンジ連結部及び前記カバー本体の間に配置され且つ前記一方の本体側壁に対向する一方のカバー側壁とを有する
    ことを特徴とするプロテクタ。
  2. 請求項1に記載のプロテクタにおいて、
    前記プロテクタカバーは、前記カバー本体及び前記一方のカバー側壁がL字状となる配置にて形成される
    ことを特徴とするプロテクタ。
  3. 請求項2に記載のプロテクタにおいて、
    前記プロテクタカバーは、前記カバー本体が前記開口部を横切るように覆う形状に形成される
    ことを特徴とするプロテクタ。
  4. 請求項2又は3に記載のプロテクタにおいて、
    前記一方の本体側壁における前記一方の本体端部には、本体側係止面を有し且つ該本体側係止面が前記一方の本体側壁の外面側に位置する突起形状の係止突起が形成され、
    前記プロテクタカバーには、前記カバー本体及び前記一方のカバー側壁の連続部分に位置して開口する穴形状の係止穴部が形成され、
    該係止穴部には、前記本体側係止面に引っ掛かり係止されるカバー側係止面が形成される
    ことを特徴とするプロテクタ。
  5. 請求項4に記載のプロテクタにおいて、
    前記係止突起及び前記係止穴部は、プロテクタ軸に直交する方向で見ると、前記ロック機構の位置に合わせて配置される
    ことを特徴とするプロテクタ。
  6. 請求項1、2、3、4又は5に記載のプロテクタにおいて、
    前記ロック機構は、前記他方の本体側壁に配置される雌形ロック部と、該雌形ロック部の位置に合わせて前記プロテクタカバーの他方のカバー側壁に配置される雄形ロック部とを備えて構成されるとともに、前記雌形ロック部が前記他方の本体端部の位置に合わせて配置される
    ことを特徴とするプロテクタ。
  7. 本体底壁及び該本体底壁の両側部からそれぞれ立ち上がる一方の本体側壁・他方の本体側壁を有するプロテクタ本体と、
    前記一方の本体側壁及び前記他方の本体側壁における立ち上がり方向の一方の本体端部・他方の本体端部間に生じる開口部を覆うためのプロテクタカバーと、
    前記一方の本体側壁及び前記プロテクタカバーを連結するヒンジと、
    前記開口部を前記プロテクタカバーで覆った状態に保持するために前記他方の本体側壁の側に配置されるロック機構とを備え、
    前記一方の本体側壁における中間又は基端には、前記ヒンジの一端が連続する本体側ヒンジ連続部が形成され、
    前記プロテクタカバーは、前記開口部を覆うカバー本体と、前記ヒンジの他端が連続するカバー側ヒンジ連結部と、該カバー側ヒンジ連結部及び前記カバー本体の間に配置され且つ前記一方の本体側壁に対向する一方のカバー側壁とを有し、
    前記開口部を前記プロテクタカバーで覆う前の状態で前記プロテクタ本体から収容物としての電線がこぼれていると、前記一方の本体側壁及び前記一方のカバー側壁に前記電線が挟み込まれて前記ロック機構によるロックが規制される
    ことを特徴とするプロテクタの電線こぼれ検知構造。
  8. 請求項1、2、3、4、5又は6に記載のプロテクタと、該プロテクタに収容される電線とを備えて構成される
    ことを特徴とするプロテクタモジュール。
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